JPH059857U - 管内面ブラスト装置 - Google Patents

管内面ブラスト装置

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JPH059857U
JPH059857U JP6340691U JP6340691U JPH059857U JP H059857 U JPH059857 U JP H059857U JP 6340691 U JP6340691 U JP 6340691U JP 6340691 U JP6340691 U JP 6340691U JP H059857 U JPH059857 U JP H059857U
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pipe
processed
pipes
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cleaning
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隆義 吉川
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Nippon Steel Corp
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Sumitomo Metal Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 長さが不揃いの被処理管Pの各内面を同時に
ブラスト処理する。全長の短い被処理管Pから排出され
る研掃材が、全長の長い被処理管Pの端部外面に衝突す
るのを防ぐ。処理作業を簡略化する。 【構成】 複数本の被処理管Pを研掃テーブル10上に
並列載置する。研掃テーブル10上の被処理管Pは、一
端が揃い、他端が不揃いの状態とされる。研掃テーブル
10の一端側には、ノズル41を支持するノズル台車4
0を設ける。研掃テーブル10の他端と回収室50との
間には、センタリング機構70を介してダミーパイプ支
持機構60を設ける。ダミーパイプ支持機60は、複数
本のダミーパイプ61を軸長方向に移動自在に支持して
いる。研掃テーブル10上に被処理管Pが載置される
と、その他端部にダミーパイプ61の一端部が外挿され
るように、ダミーパイプ61を移動させる。研掃材はノ
ズル41から被処理管Pの中へ噴射され、ダミーパイプ
61を通じて回収室50内へ導かれる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、管内面の研摩や管内面に付着した異物の除去等に使用される管内面 ブラスト装置に関し、更に詳しくは、複数本の管を同時に処理する管内面ブラス ト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、管内面の研摩や、管内面に付着した異物(例えば、熱間押出し時に 潤滑剤として用いるガラス、熱処理後のスケール等)の除去のために、内面ブラ スト処理が採用されている。この内面ブラスト処理は、サンド、ショット、グリ ッド等の粒状研掃材を圧空と共にノズルから管内へ噴射するもので、管が長尺の 場合も、管内面の研摩や、管内面に付着した異物の除去を短時間で効率よく行う ことができる。
【0003】 図12および図13に示した管内面ブラスト装置は、短尺管から長尺管まで種 々の長さの管を処理できる従来装置である。この装置は、複数本の被処理管Pを 並列載置する研掃テーブル81を有する。研掃テーブル81は、被処理管Pの軸 長方向に移動可能な複数の移動スキッド82により構成されている。研掃テーブ ル81の一端側には、ノズル台車83が被処理Pの軸長方向に移動可能に設けら れている。ノズル台車83は、研掃テーブル81上の被処理管Pの各一端部に連 結されて研掃材を噴射する複数本のノズル84を保持している。研掃テーブル8 1の他端側には、研掃テーブル81上の被処理管Pから排出される研掃材を回収 する回収室85が設けられている。回収室85に回収された研掃材は、循環使用 するべく、排気管86により粉塵を除去された後、下方の噴射機87に送られ、 更に、圧空と共にブラストホース88を通じてノズル84へ送られる。
【0004】 研掃テーブル81上に並列載置された複数本の被処理管Pは、処理に際し、各 一端部にノズル84が連結され、各他端部が回収室85内に挿入される。このと き、移動スキッド82の移動により、研掃テーブル81の長さが被処理管Pの長 さに応じて調節される。また、研掃テーブル81の長さ調節に伴ってノズル台車 83が移動される。従って、研掃テーブル81上の被処理管Pの長さを揃えてお けば、短尺管から長尺管まで種々の長さの被処理管Pが所定本数ずつ同時処理さ れる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、このような管内面ブラスト装置では、蒸気発生器や給水ヒータに用 いられる鋼管も処理される。この種の鋼管は、直管をU字状に曲げて用いられる が、そのU字部はRが小さいものから大きいものまで各種あり、一方、直管部の 長さは等しい。そのため、U字状に曲げ加工する前の直管の長さは、一定範囲内 で不揃いになっている。このような長さの異なる被処理管Pを研掃テーブル81 上で同時処理すると、ノズル84側の管端を揃える関係から、回収室85内への 管端部の挿入長さが不揃いになる。そうなると、図14に示すように、回収室8 5への挿入長さの短い被処理管P1 の管端から排出される研掃材が周囲に広がり 、その結果、挿入長さの長い被処理管P2 の外面に吹き付けられ、その外面粗さ が粗くなる。蒸発発生器や給水ヒータに用いれる鋼管では、外面粗さが厳しく規 定されているため、この現象は大きな問題になる。
【0006】 また、前述の管内面ブラスト装置では、被処理管Pの管端部を回収室85に挿 入するために、研掃テーブル81上で被処理管Pを軸長方向に移動させる必要が ある。これは、長尺管の場合、手間のかかる作業となる。
【0007】 なお、同時処理される複数本の被処理管の長さの不揃いを吸収できる管内面ブ ラスト装置は、特公昭55−51707号公報に開示されているが、この装置は 、基本的には長尺管を連続処理するもので、寸法誤差程度の長さの不揃いは吸収 できるが、蒸気発生管や給水ヒータに用いられる鋼管のように、意図的に長さを 変えた被処理管には適用できない。
【0008】 本考案の目的は、意図的に長さを変えた複数本の被処理管を同時処理する際に も、管端部外面を損傷させるおそれがなく、また、その被処理管を研掃テーブル 上で移動させる必要のない管内面ブラスト装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案の管内面ブラスト装置は、複数の被処理管を並列載置し、並列載置され た被処理管の軸長方向に移動可能な移動スキッドを被処理管の軸長方向に複数設 けてなる研掃テーブルと、該研掃テーブル上に並列載置された複数の被処理管の 各一端部に連結されて研掃材を噴射する複数のノズルを保持し、被処理管の軸長 方向に移動可能なノズル台車と、該ノズル台車の各ノズルから研掃テーブル上の 被処理管内に噴射された研掃材を回収するべく、研掃テーブルに間隔をあけて連 設された回収室と、該回収室と研掃テーブルとの間に配設されており、研掃テー ブル上の複数の被処理管から排出される研掃材を回収室内に導くべく、被処理管 の他端部が一端部内に挿入され、他端部が回収室内に挿入された複数のダミーパ イプを、被処理管の軸長方向に移動可能に支持するダミーパイプ支持機構と、該 ダミーパイプ支持機構と研掃テーブルとの間に配設されており、研掃テーブル上 の複数の被処理管の各他端部を複数のダミーパイプに対して芯合わせするセンタ ーリング機構とを備えている。
【0010】
【作用】
本考案の管内面ブラスト装置においては、まず、研掃テーブル上に複数の被処 理管を並列載置する。このとき、被処理管はノズル側の管端が揃えられる。また 、被処理管がダミーパイプにあたらないように、ダミーパイプは回収室内に深く 挿入されている。研掃テーブル上に複数の被処理管が並列載置されると、被処理 管の一端部にノズルを連結すると共に、ダミーパイプを回収室から引き出してそ の一端部を各被処理管の他端部に外挿する。被処理管の他端が不揃いの場合は、 長さの最も短い被処理管の他端部にダミーパイプが外挿されるまで、ダミーパイ プを移動する。ノズルおよびダミーパイプの装着が終わると、ノズルから被処理 管内へ研掃材を噴射する。被処理管内へ噴射された研掃材は、ダミーパイプを通 じて回収室内へ回収されるので、被処理管の他端が不揃いの場合もその他端部外 面に研掃材があたるおそれはない。被処理管の各他端部は、センタリング機構に よりダミーパイプに対して芯合わせされ、ダミーパイプがその移動により確実に 外挿される。
【0011】
【実施例】
以下に本考案の実施例を説明する。図1は本考案の一実施例を示す管内面ブラ スト装置の平面図、図2は図1のA−A線矢視図、図3はノズルおよびその台車 の主要部を示す縦断側面図、図4はダミーパイプ支持機構の正面図、図5はダミ ーパイプ支持機構の平面図、図6はダミーパイプ支持機構の側面図、図7はセン タリング機構の正面図、図8はセンタリング機構の平面図、図9はセンタリング 機構の側面図、図10は管内面ブラスト装置の動作を説明するための平面図であ る。
【0012】 本ブラスト装置は、図1に示すように、複数本の被処理管Pを並列載置する研 掃テーブル10と、研掃テーブル10の一端側に設けられたノズル台車40と、 研掃テーブル10の他端側に設けられた回収室50とを備えている。回収室50 と研掃テーブル10との間には、ダミーパイプ支持機構60およびセンタリング 機構70が、回収室50から研掃テーブル10の方向へ順に配設されている。
【0013】 研掃テーブル10は、被処理管Pの軸長方向に間隔をあけて配列された複数の 移動スキッド11により構成されている。各移動スキッド11は、図2に示すよ うに、下部に車輪12が取付けられた台車13を有する。台車13は、レール1 4,14に沿って被処理管Pの軸長方向に移動自在とされている。台車13の上 部には、被処理管Pの並列方向に張設されたフラットコンベア15が取付けられ ている。フラットコンベア15は、複数本の被処理管Pを支持すると共に、その 被処理管Pを側方へ排出するべく、台車13内に据え付けられたモータ16によ りチェーン17を介して周回される。
【0014】 研掃テーブル10の一方の側方には、装入テーブル20が設けられており、他 方の側方には落込ラック30が設けられている。装入テーブル30は、研掃テー ブル10へ向けて下降傾斜したテーブル面を有し、その傾斜方向中間部に第1ス トッパー21、下流側端部に第2ストッパー22がそれぞれ設けられている。第 1ストッパー21および第2ストッバー22は、シリンダー23および24によ りそれぞれ駆動されて、テーブル面上から研掃テーブル10上へ被処理管Pを所 定数ずつ搬入する。落込ラック30は、研掃テーブル10上から排出される被処 理管Pを一時貯留するためのものである。
【0015】 ノズル台車40は、移動スキッド11が走行するレール14,14上を被処理 管Pの軸長方向に自在に移動し、上方に複数のノズル41を支持している。各ノ ズル41には、図3に示すように、円筒状の弾性材からなるシール44が、同じ く円筒状の接続金物45により接続されている。接続金物45は、ノズル台車4 0上の架台49に載設されている。接続金物45の一端面には、フランジ付継手 42がパッキン42aを介してボルト止めされており、該継手42によりノズル 41の一端にブラストホース43が接続されている。接続金物45の他端部には 、ノズル41の他端面にシール44を圧着させるべく、環状のシール押え46が 螺着されている。
【0016】 シール44には、2つの小外径部44a,44aが設けられている。小外径部 44a,44aは、接続金物45の他端部内面に設けた環状溝47,47に対向 している。そして、各環状溝47に連通する孔47aから接続金物45内に供給 される圧空により、シール44の各小外径部44aが縮径される。これにより、 シール44の内部に挿入された被処理管Pの一端部外面に各小外径部44aが圧 接されて、被処理管Pの一端がノズル41の他端に連結される。48はシール押 さえ45を接続金物45にねじ込むためのハンドルである。
【0017】 回収室50は、従来装置に使用された回収室と同じ構成であり、回収された研 掃材から粉塵を分離した後、その研掃材を圧空と共にブラストホース43を通じ て複数のノズル41に送る。
【0018】 ダミーパイプ支持機構60は、図4〜図6に示すように、研掃テーブル10上 の複数本の被処理管Pに対応して並列された複数本のダミーパイプ61を支持し ている。ダミーパイプ61は、その軸長方向に間隔をあけて設けられた上下一対 のローラ62,62により支持されている。そして、回収室50の側の下段のロ ーラ62がモータ63によりチェーン64を介して一斉に回転されることにより 、複数本のダミーパイプ61が軸長方向に同期して往復移動される。各ダミーパ イプ61は、その一端部内に被処理管Pの管端部が挿入されるように、被処理管 Pより大径とされ、その長さは、研掃テーブル10上で同時処理される被処理管 Pの長さのばらつきよりも充分に大きい。各ダミーパイプ61の他端部は、回収 室50内に挿入されており、その挿入長がダミーパイプ61の軸長方向の移動に より変化する。
【0019】 センタリング機構70は、図7〜図9に示すように、研掃テーブル10上の複 数本の被処理管Pの各他端部を支承するガイド71を有する。ガイド71は、例 えばMCナイロン等からなり、昇降機構72を介して固定台73上に支持されて いる。ガイド71の上面には、被処理管Pの各他端部が嵌合するV状の凹部74 が、ダミーパイプ61の並列方向に同じピッチで設けられている。昇降機構72 は、例えば空気注入により厚みが増大するエアバッグ等であり、凹み74により 位置決めされたガイド71上の被処理管Pの各他端部を、ダミーパイプ61と同 じレベルまで押し上げてダミーパイプ61に対して芯合わせする。
【0020】 本ブラスト装置においては、長さの異なる複数本の被処理管Pが次のようにし て同時処理される。
【0021】 まず、装入テーブル20上へ多数本の被処理管Pを装入する。この時、被処理 管Pは、ノズル台車40の側の管端が揃えられ、最小長の被処理管Pの他端部が センタリング機構70に載る位置に置かれる。研掃テーブル10は、被処理管P の長さに応じてセンタリング機構70の側を基準に各移動スキッド11を動かし て、テーブル長が調節される。全ての移動スキッド11を隙間なく縦列させても テーブル長が長すぎる場合は、移動スキッド11を適当に取り除く。ノズル台車 40は、研掃テーブル10から離れた位置へ退避されており、ダミーパイプ61 は、センタリング機構70から離されて、回収室50内へ他端部が深く挿入され ている。
【0022】 装入テーブル20上へ被処理管Pが装入されると、第1ストッパー21を倒し て、同時処理する所定本数の被処理管Pを第2ストッパー22まで転送し、更に 、その被処理管Pを研掃テーブル10上へ転送するべく、第2ストッパー22を 倒す。
【0023】 研掃テーブル10上へ同時処理すべき所定本数の被処理管Pが転送されると、 移動スキッド11のフラットコンベア15をモータ16の駆動により作動させて 、その中央部まで被処理管Pを横送りする。次いで、被処理管Pを並列方向に展 開させて、その各一端部をノズル41に位置合わせし、各他端部をセンタリング 機構70の各凹部74に嵌合させる。これにより、研掃テーブル10上の被処理 管Pは、図10(A)に示すように、一端が揃い、他端が管長に応じてセンタリ ング機構70からダミーパイプ61へ向けて突出した状態になる。
【0024】 以上のようにして、研掃テーブル10上に被処理管Pが整列載置されると、図 10(B)に示すように、研掃テーブル10へノズル台車40を近づけ、各ノス ル41を研掃テーブル10上の被処理管Pの各一端に接続する。この接続は、シ ール44の縮径により行われる。次いで、センタリング機構70の昇降機構72 を駆動してガイド71を昇降調整することにより、被処理管Pの各他端部センタ ーがダミーパイプ61のセンターに合致せしめられる。
【0025】 被処理管Pの各他端部がダミーパイプ61に対して芯合わせされると、図10 (C)に示すように、管長の最も短い被処理管Pの他端部が、対応するダミーパ イプ61の一端部内に挿入されるまで、モータ63の駆動により各ダミーパイプ 61をセンタリング機構70に向けて一斉に移動させる。これにより、被処理管 Pを研掃テーブル10上で軸長方向に移動させることなく、その各他端部にダミ ーパイプ61の一端部が外挿される。各ダミーパイプの他端部は回収室50から 引き出されるが、その長さが被処理管Pの長さのばらつきよりも充分に大きくさ れているので、回収室50の外へ抜け出ることはない。
【0026】 研掃テーブル10上の被処理管Pの各一端にノズル41が接続され、各他端に ダミーパイプ61が外嵌接続されると、各ノズル41から研掃材が圧空と共に噴 射される。これにより、被処理管Pの各内面ブラスト処理される。被処理管Pか ら排出される研掃材は、ダミーパイプ61内を経て回収室50内へ噴出される。 そのため、被処理管Pの各他端が不揃いであるにもかかわらず、各他端部外面が 、他の被処理管Pから排出される研掃材によって損傷されるおそれがない。
【0027】 被処理管Pの内面ブラスト処理が終了すると、シール44の縮径解除後にノズ ル台車40を移動させて被処理管Pの各一端からノズル41を外すと共に、モー タ63を逆転駆動して各他端部からダミーパイプ61を引き抜く。次いで、フラ ットコンベア15を作動させて処理済の被処理管Pを落込みラック30の方へ横 送り、落込みラック30内に収容する。この間に、次の所定本数の被処理管Pを 第1ストッパー21および第2ストッパー22を順次作動させて装入テーブル2 0から研掃テーブル10上へ搬入する。
【0028】 以上を繰り返すことにより、被処理管Pが所定本数ずつ研掃テーブル10上で 同時に内面ブラスト処理される。
【0029】 なお、上記実施例は、研掃テーブル10上で同時処理される被処理管Pの本数 を4本としているが、被処理管Pが小径の場合等は、ノズル41、ダミーパイプ 61およびセンタリング機構70のガイド71を図11(A)(B)および(C )にそれぞれ示す並列式のものに交換することにより、2倍の8本を同時処理す ることができる。並列式のノズル41は、水平方向に並列する2本のノズル孔4 1a,41aを有し、並列式のダミーパイプ61は、内部の細管61a,61a が水平方向に対して傾斜しないように、上段のローラ62に係合する突起61b がパイプ最上部に全長にわたって取付けられている。
【0030】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案の管内面ブラスト装置は、研掃テーブ ル上に並列載置された複数本の被処理管から排出される研掃材を、軸長方向に移 動されるダミーパイプにより回収室内へ導くので、各被処理管の長さが不揃いの 場合もその端部外面が他の管から排出される研掃材によって損傷されるおそれが ない。また、研掃テーブル上で被処理管を軸長方向に移動させる必要がなく、長 尺管の場合も研掃作業を楽に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す管内面ブラスト装置の
平面図である。
【図2】図1のA−A線矢視図である。
【図3】ノズルおよびその台車の主要部を示す縦断側面
図である。
【図4】ダミーパイプ支持機構の正面図である。
【図5】ダミーパイプ支持機構の平面図である。
【図6】ダミーパイプ支持機構の側面図である。
【図7】センタリング機構の正面図である。
【図8】センタリング機構の平面図である。
【図9】センタリング機構の側面図である。
【図10】管内面ブラスト装置の動作を説明するための
平面図である。
【図11】本考案の他の実施例に使用する各部材の正面
図である。
【図12】従来の管内面ブラスト装置の側面図である。
【図13】従来の管内面ブラスト装置の平面図である。
【図14】従来装置の問題点を説明するための模式図で
ある。
【符号の説明】
10 研掃テーブル 11 移動スキッド 20 挿入テーブル 30 落込みラック 40 ノズル台車 41 ノズル 50 回収室 60 ダミーパイプ支持機構 61 ダミーパイプ 70 センタリング機構

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の被処理管を並列載置し、並列載置
    された被処理管の軸長方向に移動可能な移動スキッドを
    被処理管の軸長方向に複数設けてなる研掃テーブルと、 該研掃テーブル上に並列載置された複数の被処理管の各
    一端部に連結されて研掃材を噴射する複数のノズルを保
    持し、被処理管の軸長方向に移動可能なノズル台車と、 該ノズル台車の各ノズルから研掃テーブル上の被処理管
    内に噴射された研掃材を回収するべく、研掃テーブルに
    間隔をあけて連設された回収室と、 該回収室と研掃テーブルとの間に配設されており、研掃
    テーブル上の複数の被処理管から排出される研掃材を回
    収室内に導くべく、被処理管の他端部が一端部内に挿入
    され、他端部が回収室内に挿入された複数のダミーパイ
    プを、被処理管の軸長方向に移動可能に支持するダミー
    パイプ支持機構と、 該ダミーパイプ支持機構と研掃テーブルとの間に配設さ
    れており、研掃テーブル上の複数の被処理管の各他端部
    を複数のダミーパイプに対して芯合わせするセンターリ
    ング機構と、 を備えたことを特徴とする管内面ブラスト装置。
  2. 【請求項2】 前記研掃テーブルを構成する複数の移動
    スキッドが、被処理管を横送りするフラットコンベアを
    各列に備えている請求項1の管内面ブラスト装置。
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