JPH0598538A - 異る断面形状を有する三次元織物の製織方法 - Google Patents
異る断面形状を有する三次元織物の製織方法Info
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- JPH0598538A JPH0598538A JP3218772A JP21877291A JPH0598538A JP H0598538 A JPH0598538 A JP H0598538A JP 3218772 A JP3218772 A JP 3218772A JP 21877291 A JP21877291 A JP 21877291A JP H0598538 A JPH0598538 A JP H0598538A
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D03—WEAVING
- D03D—WOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
- D03D41/00—Looms not otherwise provided for, e.g. for weaving chenille yarn; Details peculiar to these looms
- D03D41/004—Looms for three-dimensional fabrics
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D03—WEAVING
- D03D—WOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
- D03D25/00—Woven fabrics not otherwise provided for
- D03D25/005—Three-dimensional woven fabrics
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S139/00—Textiles: weaving
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Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Looms (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 任意の断面形状を有する三次元織物をその断
面形状を任意に変更して製織することができる製織方法
を提供することを目的とする。 【構成】 複数層の経糸(X)の層を希望する断面形状
に合せて配置し、これに対して緯糸(Y1 ,Y2 )を断
面形状に合せて所定の長さだけ緯入れし、最後に垂直糸
(Z)を挿入する。緯糸(Y1 ,Y2 )の端部にはルー
プを形成させ、そのループに耳用糸Sを挿入する。
面形状を任意に変更して製織することができる製織方法
を提供することを目的とする。 【構成】 複数層の経糸(X)の層を希望する断面形状
に合せて配置し、これに対して緯糸(Y1 ,Y2 )を断
面形状に合せて所定の長さだけ緯入れし、最後に垂直糸
(Z)を挿入する。緯糸(Y1 ,Y2 )の端部にはルー
プを形成させ、そのループに耳用糸Sを挿入する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は経糸、緯糸および垂直糸
から形成された三次元織物に関する。より詳しくは異っ
た複数の断面形状の三次元織物を形成する方法とそれに
よって作られた織物に関する。本発明はNational Aeron
autics and Space Administration(NASA) によって承認
された承認番号第NAGW−1331号によって政府の
了解のもとに行われ、本発明に関する権利は政府が保有
する。
から形成された三次元織物に関する。より詳しくは異っ
た複数の断面形状の三次元織物を形成する方法とそれに
よって作られた織物に関する。本発明はNational Aeron
autics and Space Administration(NASA) によって承認
された承認番号第NAGW−1331号によって政府の
了解のもとに行われ、本発明に関する権利は政府が保有
する。
【0002】
【従来の技術】高性能複合繊維材料は、宇宙機材および
航空機の構造部品のような用途において、増大して普遍
的に用いられるようになっている。当業者に良く知られ
ているように、繊維強化複合材は炭素繊維又はケブラー
登録商標のような強化繊維と、エポキシ樹脂、PEEK
その他の、繊維を囲むマトリックスから成る。複合材料
の多くは幾層かの繊維製織物の積層、フィラメントの巻
取り、あるいはフィラメント製テープの交叉配置によっ
て形成される。しかしながら、これら構造体の全ては層
間剥離が生じる傾向を有する。そこで、積層された複合
構造体に内在する剥離問題への解決策として、3次元的
に組紐加工、製織加工あるいは製編加工されたプレフォ
ームを開発するための多くの努力がなされている。
航空機の構造部品のような用途において、増大して普遍
的に用いられるようになっている。当業者に良く知られ
ているように、繊維強化複合材は炭素繊維又はケブラー
登録商標のような強化繊維と、エポキシ樹脂、PEEK
その他の、繊維を囲むマトリックスから成る。複合材料
の多くは幾層かの繊維製織物の積層、フィラメントの巻
取り、あるいはフィラメント製テープの交叉配置によっ
て形成される。しかしながら、これら構造体の全ては層
間剥離が生じる傾向を有する。そこで、積層された複合
構造体に内在する剥離問題への解決策として、3次元的
に組紐加工、製織加工あるいは製編加工されたプレフォ
ームを開発するための多くの努力がなされている。
【0003】例えば福多他による米国特許第3,83
4,424号は三次元織物とその織物の製造方法と装置
を開示する。福多他による織物は複数の経糸から成る層
の複数の層の間に多数のダブル供給の緯糸を挿入し、そ
れから複数の経糸から成る列の間に経糸と緯糸の方向に
垂直に複数の垂直糸を挿入することによって構成されて
いる。得られた構造体は筬を通して互いに押込まれてお
り、緯入れ糸が緯糸方向と垂直方向の両方に加えられて
いることを除いて従来からの製織方法に類似している。
福多他は、基本的に三方向の糸グループが互いに垂直で
ある三次元長方形織物を開示するが、しかし長方形の断
面形状より他の形状を有する如何なる三次元織物を開示
していない。この事が福多他の嚴しい限界である。なぜ
ならば、例えば
4,424号は三次元織物とその織物の製造方法と装置
を開示する。福多他による織物は複数の経糸から成る層
の複数の層の間に多数のダブル供給の緯糸を挿入し、そ
れから複数の経糸から成る列の間に経糸と緯糸の方向に
垂直に複数の垂直糸を挿入することによって構成されて
いる。得られた構造体は筬を通して互いに押込まれてお
り、緯入れ糸が緯糸方向と垂直方向の両方に加えられて
いることを除いて従来からの製織方法に類似している。
福多他は、基本的に三方向の糸グループが互いに垂直で
ある三次元長方形織物を開示するが、しかし長方形の断
面形状より他の形状を有する如何なる三次元織物を開示
していない。この事が福多他の嚴しい限界である。なぜ
ならば、例えば
【0004】
【数1】
【0005】のような異った断面形状を具備した三次元
長方形組織の形成能力が繊維複合材料用のプレフォーム
の形成に対して非常に重要であるからである。本出願人
は、実質的にどのような希望する断面形状を有する三次
元織物構造体を製造する、予期できなく且つ驚くべき優
れた能力を可能にするために、織物形成ゾーンの両側か
らの異った緯糸挿入を行う三次元製織方法を提供するこ
とによって福多他の前述の欠点を克服した。
長方形組織の形成能力が繊維複合材料用のプレフォーム
の形成に対して非常に重要であるからである。本出願人
は、実質的にどのような希望する断面形状を有する三次
元織物構造体を製造する、予期できなく且つ驚くべき優
れた能力を可能にするために、織物形成ゾーンの両側か
らの異った緯糸挿入を行う三次元製織方法を提供するこ
とによって福多他の前述の欠点を克服した。
【0006】福多他はさらに米国特許第4,615,2
56号において、一成分の糸の周りにキャリヤを回転さ
せ、そのキャリヤのアームの中に支承されたボビン上に
他の2つの成分の糸が保たれており、次いで複数のボビ
ン、すなわち糸の端部を後続のキャリヤに移すことによ
って三次元格子状可撓性構造を形成する方法を開示す
る。このようにして、キャリヤアームによって移された
2つの成分の糸は、立方体、中空角柱および円筒体の形
状に織物を形成する製織パターンの選択を可能にするた
めに、他の成分の糸に対して適切に位置換えされてジグ
ザグ状に配置される。
56号において、一成分の糸の周りにキャリヤを回転さ
せ、そのキャリヤのアームの中に支承されたボビン上に
他の2つの成分の糸が保たれており、次いで複数のボビ
ン、すなわち糸の端部を後続のキャリヤに移すことによ
って三次元格子状可撓性構造を形成する方法を開示す
る。このようにして、キャリヤアームによって移された
2つの成分の糸は、立方体、中空角柱および円筒体の形
状に織物を形成する製織パターンの選択を可能にするた
めに、他の成分の糸に対して適切に位置換えされてジグ
ザグ状に配置される。
【0007】Schultz 他による米国特許第3,993,
817号によって、他のタイプの直方形強化織物構造が
開示されている。Schultz他に開示された装置は、軸線
方向、半径方向および周辺方向での糸の組合せから成る
織物構造を可能にする。半径方向の複数の糸は複数のボ
ビンから引出され、一直線に揃えられた糸ガイドを経
て、後続の複数のディスクに通される。これら複数のデ
ィスクは共通の中心軸の周りに軸線方向で互いに僅かの
間隔をあけて配置される。周辺方向の糸はボビンから引
出され、半径方向糸の外側で2個のディスクのそれぞれ
の間のループに通される。周辺糸を幾回か回すことによ
って周辺糸は巻かれ、ループを締め付けることによっ
て、半径方向の複数の糸は内側に引かれる。所定の層内
において周辺糸の望ましい数がそれぞれのディスク対の
間で巻かれた時に、複数の軸線方向の糸が、編針でそれ
らを導くことによって隣接した半径方向糸の間に通され
る。その際にさらに複数の周辺糸の巻付けが行われると
よい。この特定の直方形構造において、複数の軸線方向
の糸は直線且つ軸線方向に延び、一方複数の半径方向の
糸は軸線方向の糸に一部は直角に一部は平行に配置され
る。複数の周辺糸は軸線方向糸に直角に且つ半径方向糸
の間および周りおよび軸線方向糸の上方および下方で交
錯する関係で巻かれる。
817号によって、他のタイプの直方形強化織物構造が
開示されている。Schultz他に開示された装置は、軸線
方向、半径方向および周辺方向での糸の組合せから成る
織物構造を可能にする。半径方向の複数の糸は複数のボ
ビンから引出され、一直線に揃えられた糸ガイドを経
て、後続の複数のディスクに通される。これら複数のデ
ィスクは共通の中心軸の周りに軸線方向で互いに僅かの
間隔をあけて配置される。周辺方向の糸はボビンから引
出され、半径方向糸の外側で2個のディスクのそれぞれ
の間のループに通される。周辺糸を幾回か回すことによ
って周辺糸は巻かれ、ループを締め付けることによっ
て、半径方向の複数の糸は内側に引かれる。所定の層内
において周辺糸の望ましい数がそれぞれのディスク対の
間で巻かれた時に、複数の軸線方向の糸が、編針でそれ
らを導くことによって隣接した半径方向糸の間に通され
る。その際にさらに複数の周辺糸の巻付けが行われると
よい。この特定の直方形構造において、複数の軸線方向
の糸は直線且つ軸線方向に延び、一方複数の半径方向の
糸は軸線方向の糸に一部は直角に一部は平行に配置され
る。複数の周辺糸は軸線方向糸に直角に且つ半径方向糸
の間および周りおよび軸線方向糸の上方および下方で交
錯する関係で巻かれる。
【0008】三次元構造を形成するための他の公知の方
法は、フランスのBrochierによって開発されて、マサー
チェッツ州Lowel のAvco Specialty Materials/Textro
n 工場に設置されたAUTOWEAVE BR900 とBR2000システム
である。この方法において、コンピュータによる加工工
程は、ラジアルロッドをフォームマンドルに挿入する工
程を含む。このフォームマンドルは最終製品の内側形状
になるように機械加工され、且つらせん形でテーパ形の
複数の通路が形成されている。軸線方向の複数の糸はシ
ャットルによって軸線方向複数の通路の中に供給され、
複数の周辺糸が周辺配置の複数の通路に巻かれて先に配
置された軸線方向糸をとめる。その際軸線方向糸と周辺
糸の交互配置がプレフォームの壁厚を形成するために用
いられる層を形成する。Kingによる米国特許第4,00
1,478号は長方形断面形状を有する三次元構造を形
成する他の方法と円筒形三次元形状を作る方法を開示す
る。
法は、フランスのBrochierによって開発されて、マサー
チェッツ州Lowel のAvco Specialty Materials/Textro
n 工場に設置されたAUTOWEAVE BR900 とBR2000システム
である。この方法において、コンピュータによる加工工
程は、ラジアルロッドをフォームマンドルに挿入する工
程を含む。このフォームマンドルは最終製品の内側形状
になるように機械加工され、且つらせん形でテーパ形の
複数の通路が形成されている。軸線方向の複数の糸はシ
ャットルによって軸線方向複数の通路の中に供給され、
複数の周辺糸が周辺配置の複数の通路に巻かれて先に配
置された軸線方向糸をとめる。その際軸線方向糸と周辺
糸の交互配置がプレフォームの壁厚を形成するために用
いられる層を形成する。Kingによる米国特許第4,00
1,478号は長方形断面形状を有する三次元構造を形
成する他の方法と円筒形三次元形状を作る方法を開示す
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は希望す
る所定の断面形状にしたがって変更可能な断面を有する
三次元織物を製織する法を提供することである。本発明
の他の目的は長方形断面形状に限定されない三次元織物
を製織する方法を提供することである。
る所定の断面形状にしたがって変更可能な断面を有する
三次元織物を製織する法を提供することである。本発明
の他の目的は長方形断面形状に限定されない三次元織物
を製織する方法を提供することである。
【0010】本発明の他の目的は改良された垂直糸挿入
を用いた三次元織物を製織する方法を提供することであ
る。本発明の他の目的は、織物に構成されている炭素繊
維の近傍における電気モータとの電気短絡を防ぐために
電気モータに代えてニューマチックアクチュエータで炭
素繊維から三次元織物を製織する方法を提供することに
ある。
を用いた三次元織物を製織する方法を提供することであ
る。本発明の他の目的は、織物に構成されている炭素繊
維の近傍における電気モータとの電気短絡を防ぐために
電気モータに代えてニューマチックアクチュエータで炭
素繊維から三次元織物を製織する方法を提供することに
ある。
【0011】本発明のさらに他の目的は、所定且つ変更
可能な複雑な断面形状を有する三次元織物を形成するよ
うに三次元製織中に製織ゾーンの何れか一方側あるいは
両側から緯糸を挿入することによって異った長さの緯糸
を挿入する方法を提供することである。
可能な複雑な断面形状を有する三次元織物を形成するよ
うに三次元製織中に製織ゾーンの何れか一方側あるいは
両側から緯糸を挿入することによって異った長さの緯糸
を挿入する方法を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明により、出願人は
変更可能な所定の断面形を有する長方形織物の生産のた
めの三次元製織方法を提供する。所望の断面形状を有す
る三次元織物は、複数の経糸から成る層の複数層を、そ
の複数層が変更可能な所定の断面形状を規定するよう
に、張力下で水平方向及び垂直方向に揃えて提供する工
程、それぞれの前方端部でループによって連結されてい
る複数の緯糸を前記経糸層間の空間に選択的に挿入し、
その際複数の緯糸が、形成されている織物の形状にした
がって、前記経糸による断面形状の少くとも片側から所
定且つ不均一な水平方向の距離で挿入されている工程、
前記緯糸の前方端部で接合用すなわち耳用糸を前記ルー
プに通す工程、形成されている織物の織前に筬打ちさせ
る工程、前記複数の経糸と複数の緯糸に実質的に垂直な
方向で前記複数の経糸から成る垂直列の間の空間に複数
の垂直糸を挿入し、その際複数の垂直糸が、形成されて
いる織物の形状にしたがって、綜絖によって垂直に移動
可能な糸群の中に分離されるようにするために、複数の
綜絖に選択的に通されており、前記複数の垂直糸を前記
織物の中に挿入するために前記糸群が垂直方向に選択的
に動かされている工程から成る作動サイクルを繰返えす
ことによって形成される。
変更可能な所定の断面形を有する長方形織物の生産のた
めの三次元製織方法を提供する。所望の断面形状を有す
る三次元織物は、複数の経糸から成る層の複数層を、そ
の複数層が変更可能な所定の断面形状を規定するよう
に、張力下で水平方向及び垂直方向に揃えて提供する工
程、それぞれの前方端部でループによって連結されてい
る複数の緯糸を前記経糸層間の空間に選択的に挿入し、
その際複数の緯糸が、形成されている織物の形状にした
がって、前記経糸による断面形状の少くとも片側から所
定且つ不均一な水平方向の距離で挿入されている工程、
前記緯糸の前方端部で接合用すなわち耳用糸を前記ルー
プに通す工程、形成されている織物の織前に筬打ちさせ
る工程、前記複数の経糸と複数の緯糸に実質的に垂直な
方向で前記複数の経糸から成る垂直列の間の空間に複数
の垂直糸を挿入し、その際複数の垂直糸が、形成されて
いる織物の形状にしたがって、綜絖によって垂直に移動
可能な糸群の中に分離されるようにするために、複数の
綜絖に選択的に通されており、前記複数の垂直糸を前記
織物の中に挿入するために前記糸群が垂直方向に選択的
に動かされている工程から成る作動サイクルを繰返えす
ことによって形成される。
【0013】本発明の三次元織物はそれらの間に複数の
杼口を規定する複数の層に複数の経糸を配置することに
よって形成される。それぞれがダブルすなわち2本の緯
糸を運ぶ複数本の針が経糸杼口の片方から経糸杼口の中
に均一な間隔で同時に挿入される。複数の緯糸は捕捉糸
によって経糸杼口の挿入側と反対側に保持される。すな
わち捕捉糸は2本の緯糸によって形成されたループを通
り、このようにして織物の耳が形成される。それぞれ2
本の緯糸を挿入した後に緯糸用針は経糸杼口の挿入側で
ある元の位置に戻る。次に筬が筬打ちのために前方へ急
激に移動され、織前において緯糸を押込んで経糸と所定
の構造を作る。次に層状の垂直糸が織物の織前に挿入さ
れ、次いで筬はその元の位置、すなわち織前から離れた
位置に戻り、以後この製織サイクルが繰返えされる。残
念乍ら、このタイプの三次元織物の製織方法では、一体
に結合されていて且つ変更可能な断面形状を有する三次
元織物を形成することは不可能である。
杼口を規定する複数の層に複数の経糸を配置することに
よって形成される。それぞれがダブルすなわち2本の緯
糸を運ぶ複数本の針が経糸杼口の片方から経糸杼口の中
に均一な間隔で同時に挿入される。複数の緯糸は捕捉糸
によって経糸杼口の挿入側と反対側に保持される。すな
わち捕捉糸は2本の緯糸によって形成されたループを通
り、このようにして織物の耳が形成される。それぞれ2
本の緯糸を挿入した後に緯糸用針は経糸杼口の挿入側で
ある元の位置に戻る。次に筬が筬打ちのために前方へ急
激に移動され、織前において緯糸を押込んで経糸と所定
の構造を作る。次に層状の垂直糸が織物の織前に挿入さ
れ、次いで筬はその元の位置、すなわち織前から離れた
位置に戻り、以後この製織サイクルが繰返えされる。残
念乍ら、このタイプの三次元織物の製織方法では、一体
に結合されていて且つ変更可能な断面形状を有する三次
元織物を形成することは不可能である。
【0014】本発明の出願人は、経糸杼口の片方又は両
方から複数の異った長さの緯糸を挿入する本発明の方法
によって、変更可能な所定の断面形状を有する三次元織
物を形成するに際しての先行技術の限界を克服した。こ
のような特徴ある緯糸挿入を、織物の目標とする所定の
断面形状を規定するために複数の経糸を水平方向および
垂直方向に複数の層状に配置することと組合せることに
よって、複雑な断面形状を有する三次元織物の形成に対
してユニークな順応性を提供する。さらに織物に垂直糸
を挿入するために綜絖を用いることが、織物の断面形状
の垂直部分を長く又は短く延ばすいずれの場合において
も垂直糸の確実な挿入をもたらす。
方から複数の異った長さの緯糸を挿入する本発明の方法
によって、変更可能な所定の断面形状を有する三次元織
物を形成するに際しての先行技術の限界を克服した。こ
のような特徴ある緯糸挿入を、織物の目標とする所定の
断面形状を規定するために複数の経糸を水平方向および
垂直方向に複数の層状に配置することと組合せることに
よって、複雑な断面形状を有する三次元織物の形成に対
してユニークな順応性を提供する。さらに織物に垂直糸
を挿入するために綜絖を用いることが、織物の断面形状
の垂直部分を長く又は短く延ばすいずれの場合において
も垂直糸の確実な挿入をもたらす。
【0015】出願人は、織物の取上げ工程以外の他の工
程の機械的作動を、従来から用いられる電気モータの使
用によって炭素繊維製織中に生ずる問題点を最小にする
ためにニューマチックすなわち空気利用によって作動す
ることがもっとも適していることに見出した。本発明の
工程中の織物取上げ作動が製織工程が行われる区域より
安全な程度に離れて配置された電動ステップモータとウ
ォームギヤーによって与えられるともっとも好ましい。
程の機械的作動を、従来から用いられる電気モータの使
用によって炭素繊維製織中に生ずる問題点を最小にする
ためにニューマチックすなわち空気利用によって作動す
ることがもっとも適していることに見出した。本発明の
工程中の織物取上げ作動が製織工程が行われる区域より
安全な程度に離れて配置された電動ステップモータとウ
ォームギヤーによって与えられるともっとも好ましい。
【0016】
【実施例】本発明による三次元織物の製織方法の一例を
示す添付図面を参照して本発明を以下詳述する。本発明
による三次元製織工程のタイミングプログラムを示す図
1で明らかなように、製織工程のサイクルは幾つかの異
った作動に分割される。それぞれの異った作動の番号は
下記の内容の作動を示す。
示す添付図面を参照して本発明を以下詳述する。本発明
による三次元製織工程のタイミングプログラムを示す図
1で明らかなように、製織工程のサイクルは幾つかの異
った作動に分割される。それぞれの異った作動の番号は
下記の内容の作動を示す。
【0017】1.緯糸ロックと耳糸ロック 2.緯糸挿入用針 3.耳用針 4.耳保持ロッド 5.筬打ち 6.緯糸テンション掛けI 7.緯糸テンション掛けII 8.ループ形成ロッド 9.耳糸用べら針 10.耳糸テンション掛け 11.綜絖1,2 12.綜絖3,4 13.取上げ 出願人は、製織工程が適切なプログラミングを具備した
パーソナルコンピュータによってコントロールされるの
がより好ましいと思うが、当業者によって明らかである
ように、他のコントロール機構を利用することもでき
る。
パーソナルコンピュータによってコントロールされるの
がより好ましいと思うが、当業者によって明らかである
ように、他のコントロール機構を利用することもでき
る。
【0018】製織サイクルの最初の位置が図2〜図4に
示される。製織されることになる三次元織物は図4にも
っとも良く示されており、図4に示すように複数の経糸
Xから成る5層によってT断面形状が明瞭に形成されて
いる。複数の経糸Xはクリール(図示せず)から張力下
で引出されて、綜絖11a,11bおよび12a,12
bの目孔の間を通り、次に筬5を通されて水平方向およ
び垂直方向に揃えられた複数層の経糸層が形成されると
よい(図2、図3参照)。複数の経糸Xによって規定さ
れる、製織される三次元織物の断面は水平の底部分と垂
直の立上り部分の2つの部分に分けることができる。複
数の経糸Xの位置は図2〜図4に明瞭に示されている。
示される。製織されることになる三次元織物は図4にも
っとも良く示されており、図4に示すように複数の経糸
Xから成る5層によってT断面形状が明瞭に形成されて
いる。複数の経糸Xはクリール(図示せず)から張力下
で引出されて、綜絖11a,11bおよび12a,12
bの目孔の間を通り、次に筬5を通されて水平方向およ
び垂直方向に揃えられた複数層の経糸層が形成されると
よい(図2、図3参照)。複数の経糸Xによって規定さ
れる、製織される三次元織物の断面は水平の底部分と垂
直の立上り部分の2つの部分に分けることができる。複
数の経糸Xの位置は図2〜図4に明瞭に示されている。
【0019】挿入される経糸はY1 およびY2 の2つの
グループに分けることができY1 グループの緯糸は底部
分用として片側から挿入され、Y2 グループの緯糸はT
形状の立上り部分用として他の片側から挿入される(図
4参照)。2本の耳用糸Sa,Sbは2種類の緯糸グル
ープY1 ,Y2 によって挿入された異った長さを有する
緯糸部分によって形成された前端ループを保持するため
に必要となる。4個の綜絖11a,11b,12a,1
2bが垂直糸Za〜Zdの2セットをコントロールする
ために用いられると好ましい。垂直糸Zの片方のセット
Za,ZbはT形状の底部分用として挿入され、他方の
セットZc,Zdは立上り部分用として挿入される(図
4参照)。複数の垂直糸Zは経糸Xと同じクリール(図
示せず)から張力下で適切に引出され、綜絖11a,1
1b,12a,12bおよび筬5に通されると良い。
グループに分けることができY1 グループの緯糸は底部
分用として片側から挿入され、Y2 グループの緯糸はT
形状の立上り部分用として他の片側から挿入される(図
4参照)。2本の耳用糸Sa,Sbは2種類の緯糸グル
ープY1 ,Y2 によって挿入された異った長さを有する
緯糸部分によって形成された前端ループを保持するため
に必要となる。4個の綜絖11a,11b,12a,1
2bが垂直糸Za〜Zdの2セットをコントロールする
ために用いられると好ましい。垂直糸Zの片方のセット
Za,ZbはT形状の底部分用として挿入され、他方の
セットZc,Zdは立上り部分用として挿入される(図
4参照)。複数の垂直糸Zは経糸Xと同じクリール(図
示せず)から張力下で適切に引出され、綜絖11a,1
1b,12a,12bおよび筬5に通されると良い。
【0020】図1のコンピュータタイミングプログラム
に基づいて製織工程の全サイクルを以下順を追って説明
する。コンピュータコントロールプログラムがスタート
すると、コンピュータ(図示せず)は、緯糸ロック装置
1および耳糸ロック装置(図示せず)を作動する双方向
作動空気シリンダ(図示せず)をコントロールするソレ
ノイド(図示せず)を作動する信号を送る。これらロッ
ク装置が作動されると、緯糸Y1 ,Y2 および耳用糸S
a,Sbは固定され、その結果これら緯糸Y1 ,Y2 お
よび耳用糸Sa,Sbは製織工程中で適切に張力が加え
られている。
に基づいて製織工程の全サイクルを以下順を追って説明
する。コンピュータコントロールプログラムがスタート
すると、コンピュータ(図示せず)は、緯糸ロック装置
1および耳糸ロック装置(図示せず)を作動する双方向
作動空気シリンダ(図示せず)をコントロールするソレ
ノイド(図示せず)を作動する信号を送る。これらロッ
ク装置が作動されると、緯糸Y1 ,Y2 および耳用糸S
a,Sbは固定され、その結果これら緯糸Y1 ,Y2 お
よび耳用糸Sa,Sbは製織工程中で適切に張力が加え
られている。
【0021】次に緯糸挿入用針2の向合った2セットは
経糸層の間に緯糸Y1 およびY2 を挿入する。緯糸Y1
グループを支承する片方のセットの針は複数の経糸で形
成される底部分を通過し、緯糸Y2グループを支承する
他方のセットの針は立上り部分を通過する(図4および
図6)。緯糸挿入に続いて、2本の耳用針3が図2の破
線で示される位置に持上げられ、耳保持ロッド4は図5
で示す位置へ向けて内側に動かされる。(耳保持ロッド
4は、筬5が織物の織前に移動した後に耳用針3と耳用
糸Sa,Sbの間の空間を増大し、後述のべら針9の挿
入に対する適切な空間を確保するのに役立つ。)これら
の作動が完了すると、前方端部緯糸ループを形成するた
めに、複数の経糸層によって形成されたT形状のそれぞ
れの側方の元の位置へ緯糸用針2は引込められる。
経糸層の間に緯糸Y1 およびY2 を挿入する。緯糸Y1
グループを支承する片方のセットの針は複数の経糸で形
成される底部分を通過し、緯糸Y2グループを支承する
他方のセットの針は立上り部分を通過する(図4および
図6)。緯糸挿入に続いて、2本の耳用針3が図2の破
線で示される位置に持上げられ、耳保持ロッド4は図5
で示す位置へ向けて内側に動かされる。(耳保持ロッド
4は、筬5が織物の織前に移動した後に耳用針3と耳用
糸Sa,Sbの間の空間を増大し、後述のべら針9の挿
入に対する適切な空間を確保するのに役立つ。)これら
の作動が完了すると、前方端部緯糸ループを形成するた
めに、複数の経糸層によって形成されたT形状のそれぞ
れの側方の元の位置へ緯糸用針2は引込められる。
【0022】筬5は挿入された緯糸と共に、織物の織前
に向って前進し、緯糸テンション掛け装置6,7が作動
を開示し、緯糸Y1 ,Y2 にはそれぞれ張力が加えられ
て前端緯糸ループが固く締められる。緯糸Y1,Y2 に
それぞれ組合された緯糸テンション掛け装置6,7のタ
イミングおよび張力が加えられる時間は織幅、糸タイプ
および二方向空気シリンダ(図示せず)の空気圧のよう
な他の要因によって左右される。前記二方向空気シリン
ダは織物の取上げ作動を除いて製織工程の全ての作動を
ニューマチック的に、すなわち空気力を用いて作動させ
るために用いられると好ましく、織物の取上げ作動は適
切な電動ステップモータとウォームギヤによって作動さ
れると好ましい。同様なテンション掛け装置(図示せ
ず)が耳用糸Sa,Sbに張力を加えるために用いられ
る。緯糸Yおよび耳用糸Sに比較的小さい張力を付与し
て保つために、スプリングが用いられると好ましい。
に向って前進し、緯糸テンション掛け装置6,7が作動
を開示し、緯糸Y1 ,Y2 にはそれぞれ張力が加えられ
て前端緯糸ループが固く締められる。緯糸Y1,Y2 に
それぞれ組合された緯糸テンション掛け装置6,7のタ
イミングおよび張力が加えられる時間は織幅、糸タイプ
および二方向空気シリンダ(図示せず)の空気圧のよう
な他の要因によって左右される。前記二方向空気シリン
ダは織物の取上げ作動を除いて製織工程の全ての作動を
ニューマチック的に、すなわち空気力を用いて作動させ
るために用いられると好ましく、織物の取上げ作動は適
切な電動ステップモータとウォームギヤによって作動さ
れると好ましい。同様なテンション掛け装置(図示せ
ず)が耳用糸Sa,Sbに張力を加えるために用いられ
る。緯糸Yおよび耳用糸Sに比較的小さい張力を付与し
て保つために、スプリングが用いられると好ましい。
【0023】筬5が直線的に織物の織前に押付けられる
と、構成する複数の経糸に緯糸は押込まれて締った構造
体になる(図7,8参照)。耳用ループはロッド4によ
って形成され、べら針9が耳用針3および耳用糸Sa,
Sbの間に確実に挿入されるようにする(図8,9参
照)。2本のロッド8がべら針9上にある耳用ループに
達する迄動かされ、この2本のロッド8は前のサイクル
の間に針の上に形成されたループを保つことができると
共にべら針の作動の間にべら針9のべらを開くのを助け
るのに役立つ(図7〜9参照)。
と、構成する複数の経糸に緯糸は押込まれて締った構造
体になる(図7,8参照)。耳用ループはロッド4によ
って形成され、べら針9が耳用針3および耳用糸Sa,
Sbの間に確実に挿入されるようにする(図8,9参
照)。2本のロッド8がべら針9上にある耳用ループに
達する迄動かされ、この2本のロッド8は前のサイクル
の間に針の上に形成されたループを保つことができると
共にべら針の作動の間にべら針9のべらを開くのを助け
るのに役立つ(図7〜9参照)。
【0024】べら針9が挿入された後にロッド4は引込
まれ、耳用糸はべら針9のフックとべらの間に落ちる。
それから耳糸挿入針3は下げられ、耳糸テンション掛け
装置が作動され、耳を固く締めるように耳用糸に張力を
与える。ロッド8はべら針9から離れるように動き、べ
ら針9が引込まれると前の製織サイクルで形成されたル
ープがべらを閉じ、べら針から滑り落ち、次の新しいル
ープを形成することができるようにする。それから綜絖
11a,11bおよび12a,12bが、織物の中に垂
直糸Zを配置するために交叉される。その後ダフル緯糸
の新しい緯打ちで始まる新しいサイクルが始まる。最後
に取上げ装置(好ましくは電動ステップモータとウォー
ムギヤ)は形成された織物の反復されたサイクルによっ
て生じた長さに等しい距離だけ織物を動かし、筬はその
元の位置に戻される。その際緯糸ロック装置1と耳用糸
ロック装置は解放される。それから余分の緯糸と耳用糸
が引込められて、対応するテンション掛け装置に貯留さ
れると好ましく、それからロック装置が糸を所定位置に
固定し、その結果前述の製織サイクルが繰返えされて本
発明の方法による三次元織物が連続的に製造されること
になる。
まれ、耳用糸はべら針9のフックとべらの間に落ちる。
それから耳糸挿入針3は下げられ、耳糸テンション掛け
装置が作動され、耳を固く締めるように耳用糸に張力を
与える。ロッド8はべら針9から離れるように動き、べ
ら針9が引込まれると前の製織サイクルで形成されたル
ープがべらを閉じ、べら針から滑り落ち、次の新しいル
ープを形成することができるようにする。それから綜絖
11a,11bおよび12a,12bが、織物の中に垂
直糸Zを配置するために交叉される。その後ダフル緯糸
の新しい緯打ちで始まる新しいサイクルが始まる。最後
に取上げ装置(好ましくは電動ステップモータとウォー
ムギヤ)は形成された織物の反復されたサイクルによっ
て生じた長さに等しい距離だけ織物を動かし、筬はその
元の位置に戻される。その際緯糸ロック装置1と耳用糸
ロック装置は解放される。それから余分の緯糸と耳用糸
が引込められて、対応するテンション掛け装置に貯留さ
れると好ましく、それからロック装置が糸を所定位置に
固定し、その結果前述の製織サイクルが繰返えされて本
発明の方法による三次元織物が連続的に製造されること
になる。
【0025】他の断面形状を有する織物を製織するため
の原理は基本的に同じであり、たゞ目的とする織物形成
に必要とする変更を加えさえすればよく、その変更は三
次元織物製織に関する当業者の能力の範囲であり、且つ
本出願の特許請求の範囲内であることは明らかである。
又前述の製織方法は、複数の緯糸挿入針2を同時に作動
するために複数の経糸層によって規定される形状の両側
のそれぞれに対してたゞ1個のニューマチックアクチュ
エータを利用しているけれども、他の技術を利用するこ
とも可能であり、又異なる長さの緯糸の挿入を片側から
のみ行うことおよび最初に片側から次いで他側というた
ように製織工程中で交互に緯糸挿入を行うことも本出願
の特許請求の範囲内であることは明らかである。さらに
又、プレフォーム等用としてある種の複雑な断面形状を
有する織物を製織するために、均一又は異った長さの緯
糸挿入用として、複数の経糸層によって形成された断面
のそれぞれの側から2個以上のブロックの緯糸用針2が
独立してニューマチックで作動されていてもよい。非限
定の一例としてあげれば、I形状の断面の織物は、片側
にあるニューマチックアクチュエータによって作動され
る1個のブロックの針を用いて両側から同時に緯糸を挿
入してI形状の立上り部分に緯糸を挿入し、他側にある
2個の独立したニューマチックアクチュエータによって
作動される2個の独立したブロックの針を用いて緯糸を
挿入してI形状の断面の頂部と底部の緯糸方向の部分に
緯糸を挿入して形成することができる。かくして、緯糸
挿入は両側で同時に、あるいは片側づつ交互に行うこと
ができ、又ニューマチックアクチュエータの数はそれぞ
れの側で1個以上用いることができ、それぞれのアクチ
ュエータが複数の針から成るブロックを作動することが
できる。
の原理は基本的に同じであり、たゞ目的とする織物形成
に必要とする変更を加えさえすればよく、その変更は三
次元織物製織に関する当業者の能力の範囲であり、且つ
本出願の特許請求の範囲内であることは明らかである。
又前述の製織方法は、複数の緯糸挿入針2を同時に作動
するために複数の経糸層によって規定される形状の両側
のそれぞれに対してたゞ1個のニューマチックアクチュ
エータを利用しているけれども、他の技術を利用するこ
とも可能であり、又異なる長さの緯糸の挿入を片側から
のみ行うことおよび最初に片側から次いで他側というた
ように製織工程中で交互に緯糸挿入を行うことも本出願
の特許請求の範囲内であることは明らかである。さらに
又、プレフォーム等用としてある種の複雑な断面形状を
有する織物を製織するために、均一又は異った長さの緯
糸挿入用として、複数の経糸層によって形成された断面
のそれぞれの側から2個以上のブロックの緯糸用針2が
独立してニューマチックで作動されていてもよい。非限
定の一例としてあげれば、I形状の断面の織物は、片側
にあるニューマチックアクチュエータによって作動され
る1個のブロックの針を用いて両側から同時に緯糸を挿
入してI形状の立上り部分に緯糸を挿入し、他側にある
2個の独立したニューマチックアクチュエータによって
作動される2個の独立したブロックの針を用いて緯糸を
挿入してI形状の断面の頂部と底部の緯糸方向の部分に
緯糸を挿入して形成することができる。かくして、緯糸
挿入は両側で同時に、あるいは片側づつ交互に行うこと
ができ、又ニューマチックアクチュエータの数はそれぞ
れの側で1個以上用いることができ、それぞれのアクチ
ュエータが複数の針から成るブロックを作動することが
できる。
【0026】本発明の方法における前述の変形例は、筬
を通って水平方向および垂直方向に一直線に延びて揃え
られた複数の経糸によって規定された複雑な断面形状の
織物を得るために異った長さの緯糸の挿入を三次元織物
の片側又は両側からの挿入を可能にするものである。本
出願人は炭素繊維のような材料から織物を製造するため
に織物取上げ工程を除いた全ての織物製造時の作動にニ
ューマチックアクチュエータの使用がより好ましいとし
たが、他の装置も又、本出願人の発明の新規な製織に精
通した当業者によって利用できることを主張する。又こ
ゝに説明した糸ロック、テンション掛け装置及び耳用保
持ロッドおよびループ形成ロッドも設計上の選択事項で
あり、本発明の方法を実施する際に必要に応じて修正変
更することができる。
を通って水平方向および垂直方向に一直線に延びて揃え
られた複数の経糸によって規定された複雑な断面形状の
織物を得るために異った長さの緯糸の挿入を三次元織物
の片側又は両側からの挿入を可能にするものである。本
出願人は炭素繊維のような材料から織物を製造するため
に織物取上げ工程を除いた全ての織物製造時の作動にニ
ューマチックアクチュエータの使用がより好ましいとし
たが、他の装置も又、本出願人の発明の新規な製織に精
通した当業者によって利用できることを主張する。又こ
ゝに説明した糸ロック、テンション掛け装置及び耳用保
持ロッドおよびループ形成ロッドも設計上の選択事項で
あり、本発明の方法を実施する際に必要に応じて修正変
更することができる。
【0027】最後に、本発明による変更可能な、すなわ
ち多様な断面形状を有する三次元織物を製織するために
は各種の材料を用いることができることは明らかであ
る。これらの材料としては、非限定の意味で、綿、麻、
羊毛、ナイロン、ポリエステル、ポリプロピレン等の有
機繊維、ガラス繊維、カーボン繊維、金属繊維、アスベ
スト繊維等の無機繊維が含まれる。これらの繊維材料は
フィラメント又は紡績糸の何れであってもよい。
ち多様な断面形状を有する三次元織物を製織するために
は各種の材料を用いることができることは明らかであ
る。これらの材料としては、非限定の意味で、綿、麻、
羊毛、ナイロン、ポリエステル、ポリプロピレン等の有
機繊維、ガラス繊維、カーボン繊維、金属繊維、アスベ
スト繊維等の無機繊維が含まれる。これらの繊維材料は
フィラメント又は紡績糸の何れであってもよい。
【0028】本発明の各種の詳細な構成部分は本発明の
特許請求の範囲内で変更することができ、さらに前述の
詳細な説明は本発明を説明するための一例であって、特
許請求の範囲によって規定される本発明を限定するもの
ではないことは明らかである。
特許請求の範囲内で変更することができ、さらに前述の
詳細な説明は本発明を説明するための一例であって、特
許請求の範囲によって規定される本発明を限定するもの
ではないことは明らかである。
【図1】本発明による三次元織物を製織する方法の各製
織工程のコンピュータによるタイミングプログラム。
織工程のコンピュータによるタイミングプログラム。
【図2】本発明の製織方法での第1工程の略示側面図。
【図3】図2に対応する略示平面図。
【図4】図3に対応する略示正面図。
【図5】本発明の製織方法で緯糸挿入が製織ゾーンの両
側から同時に行われる状態を示す略示平面図。
側から同時に行われる状態を示す略示平面図。
【図6】緯糸挿入針が製織ゾーンのそれぞれの側部のオ
リジナル位置に引戻され、それによって前方端部ループ
が形成されている状態を示す略示平面図。
リジナル位置に引戻され、それによって前方端部ループ
が形成されている状態を示す略示平面図。
【図7】筬が三次元織物の織前に向けて前進し筬打ちが
行われる状態を示す略示平面図。
行われる状態を示す略示平面図。
【図8】綜絖が往復運動をし、織物が引取られ、筬が元
の位置に戻って製織サイクルが完了する前の状態にある
図7に対応する略示側面図。
の位置に戻って製織サイクルが完了する前の状態にある
図7に対応する略示側面図。
【図9】本発明の製織工程における緯糸によって形成さ
れたそれぞれの前方端部ループの中に耳糸が挿入されて
いる状態を示す斜視図。
れたそれぞれの前方端部ループの中に耳糸が挿入されて
いる状態を示す斜視図。
X…経糸 Y1 ,Y2 …緯糸 Z,Za,Zb,Zc,Zd…垂直糸 S,Sa,Sb…耳用糸 1…緯糸ロック装置 2…緯糸挿入用針 3…耳用針 4…耳保持ロッド 5…筬 6,7…緯糸テンション掛け装置 8…ループ形成ロッド 9…べら針 10…耳糸テンション掛け装置 11,12…綜絖
Claims (23)
- 【請求項1】 下記の工程(a)から(e)を有し、該
(e)工程の複数の垂直糸の挿入工程後に前記(a)〜
(e)の工程が繰返えされる、変更可能な所定の断面形
状を有する三次元織物の製織方法、 a.複数の経糸から成る層の複数層を、該複数層が変更
可能な所定の断面形状を規定するように、張力下で水平
方向及び垂直方向に揃えて提供する工程、 b.それぞれの前方端部でループによって連結されてい
る複数の緯糸を前記経糸層間の空間に選択的に挿入し、
その際複数の緯糸が、形成されている織物の形状にした
がって、前記経糸による断面形状の少くとも片側から所
定且つ異なる水平方向の距離で挿入されている工程、 c.前記緯糸の前方端部で耳用糸を前記ループに通す工
程、 d.形成されている織物の織前に筬打ちさせる工程、 e.前記複数の経糸と複数の緯糸に実質的に垂直な方向
で前記複数の経糸から成る垂直列の間の空間に複数の垂
直糸を挿入し、その際複数の垂直糸が、形成されている
織物の形状にしたがって、綜絖によって垂直に移動可能
な糸群の中に分離されるようにするために、複数の綜絖
に選択的に通されており、前記複数の垂直糸を前記織物
の中に挿入するために前記糸群が垂直方向に選択的に動
かされている工程。 - 【請求項2】 I形状の断面を有する織物が製織される
請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 T形状の断面を有する織物が製織される
請求項1記載の方法。 - 【請求項4】 前記複数の経糸がクリールから供給され
る請求項1記載の方法。 - 【請求項5】 前記複数の緯糸が前記複数の経糸によっ
て形成された断面形状の両側から同時に挿入される請求
項1記載の方法。 - 【請求項6】 前記複数の緯糸が前記複数の経糸によっ
て形成された断面形状の互いに反対側から交互に挿入さ
れる請求項1記載の方法。 - 【請求項7】 前記複数の経糸によって形成された断面
形状の片側から挿入される複数の緯糸が、前記断面形状
の他側から挿入される複数の緯糸とは異なる水平方向の
距離で挿入される請求項5又は6記載の方法。 - 【請求項8】 前記複数の経糸によって形成された断面
形状のそれぞれの側から挿糸される複数の緯糸が不均一
な水平方向の距離で挿入される請求項5又は6記載の方
法。 - 【請求項9】 前記耳用糸が少くとも1本の前記複数の
緯糸の前方端部ループに通される請求項1記載の方法。 - 【請求項10】 前記垂直糸がクリールから張力下で供
給される請求項1記載の方法。 - 【請求項11】 前記複数の垂直糸が挿入された後に、
所定の距離だけ前記織物を取上げる工程を含む請求項1
記載の方法。 - 【請求項12】 電動ステップモータとウォームギヤー
が前記織物を引取るために用いられる請求項1記載の方
法。 - 【請求項13】 前記複数の緯糸を挿入し、前記前方端
部の複数の緯糸ループに前記耳用糸を通し、前記筬を作
動し、前記複数の垂直糸を挿入するためにニューマチッ
クアクチュエータ手段が用いられる請求項1記載の方
法。 - 【請求項14】 請求項1の方法によって作られた三次
元織物。 - 【請求項15】 下記の工程(a)から(f)を有し、
前記(f)工程の織物取上げ工程(f)の工程の後に前
記(a)〜(f)の工程が繰返えされる、変更可能な所
定の断面形状を有する三次元織物の製織方法。 a.複数の経糸から成る層の複数層を、該複数層が変更
可能な所定の断面形状を規定するように、張力下で水平
方向及び垂直方向に揃えて提供する工程、 b.それぞれの前方端部でループによって連結されてい
る複数の緯糸を前記経糸層間の空間に選択的に挿入し、
その際複数の緯糸が、形成されている織物の形状にした
がって、ニューマチックアクチュエータ手段によって前
記経糸による断面形状の少くとも片側から所定且つ異な
る水平方向の距離で挿入されている工程、 c.前記緯糸の前方端部でニューマチックで作動される
べら針によって耳用糸を前記ループに通す工程、 d.形成されている織物の織前にニューマチックアクチ
ュエータ手段によって筬打ちさせる工程、 e.前記複数の経糸と複数の緯糸に実質的に垂直な方向
で前記複数の経糸から成る垂直列の間の空間に複数の垂
直糸を挿入し、その際複数の垂直糸が、形成されている
織物の形状にしたがって、綜絖によって垂直に移動可能
な糸群の中に分離されるようにするために、ニューマチ
ックで作動される複数の綜絖に選択的に通されており、
前記複数の垂直糸を前記織物の中に挿入するために前記
糸群が垂直方向に選択的に動かされている工程。 f、前記織物を所定の距離だけ取上げる工程。 - 【請求項16】 前記複数の経糸がクリールから供給さ
れる請求項15記載の方法。 - 【請求項17】 前記複数の緯糸が前記複数の経糸によ
って形成された断面形状の両側から同時に挿入される請
求項15記載の方法。 - 【請求項18】 前記複数の緯糸が前記複数の経糸によ
って形成された断面形状の互いに反対側から交互に挿入
される請求項15記載の方法。 - 【請求項19】 前記複数の経糸によって形成された断
面形状の片側から挿入される複数の緯糸が、前記断面形
状の他側から挿入される複数の緯糸とは異なる水平方向
の距離で挿入される請求項17又は18記載の方法。 - 【請求項20】 前記複数の経糸によって形成された断
面形状のそれぞれの側から挿糸される複数の緯糸が不均
一な水平方向の距離で挿入される請求項17又は18記
載の方法。 - 【請求項21】 前記垂直糸がクリールから張力下で供
給される請求項15の記載の方法。 - 【請求項22】 電動ステップモータとウォームギヤー
が前記織物を引取るために用いられる請求項15記載の
方法。 - 【請求項23】 請求項15の方法によって作られた三
次元織物。
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