JPH059851Y2 - - Google Patents

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JPH059851Y2
JPH059851Y2 JP1988109998U JP10999888U JPH059851Y2 JP H059851 Y2 JPH059851 Y2 JP H059851Y2 JP 1988109998 U JP1988109998 U JP 1988109998U JP 10999888 U JP10999888 U JP 10999888U JP H059851 Y2 JPH059851 Y2 JP H059851Y2
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plate
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、机の天板下方の空間に架設される足
載せ板の取付装置に関するものである。
〔従来の技術〕
机の不使用時には、足載せ板を後退させて、椅
子を天板下方の空間に収納しうるようにした装置
は公知である。
たとえば、足載せ板の両側後端を、左右の天板
支持部材に枢支して、前部を跳ね上げて椅子の収
納空間を形成するようにした装置が、実公昭53−
31845号公報に、また、足載せ板の両側端を、左
右の天板支持部材に設けた、前後方向を向く左右
1対の案内レールに、前後移動自在に嵌合したも
のが、実開昭62−48237号公報に、それぞれ記載
されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記前者の装置では、椅子を天板下方に収納す
る際には、使用者が天板の下方にもぐり込んで、
手で足載せ板を回動させなければならず、また十
分な椅子の収納空間を形成するためには、足載せ
板の枢支点をなるべく後方に設定する必要があ
り、足載せ板の前後長が長くなる。
また後者の装置では、椅子を天板の下方に収納
する際には、足載せ板が後方に移動するので、天
板下方後部の空間を有効に利用することはできな
い。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、机における左右の天板支持部材の対
向面前下部に、前後方向を向き、かつ互に対向す
る面の前部より後端までに亘つて、側面形がへ字
形をなすとともに、前後両端が閉塞された案内溝
を有する左右1対の支持杆を設け、各支持杆の上
面に、ほぼ水平をなす足載せ板の側端をそれぞれ
載置し、前記各案内溝に、足載せ板の下面両側端
に設けた、足載せ板より若干下方へ離間して外側
方を向くピンを、前後移動自在に嵌合し、かつ後
限まで移動させた際における足載せ板の重心が、
前記ピンより後方に位置するように、前記ピンの
取付け位置を定め、さらに、支持杆の上面後端と
前記案内溝、並びに支持杆の後面と前記案内溝と
の間隔を、足載せ板の下面にピンとの間隔以下と
したことにより、上述の問題点の解決を図つたも
のである。
〔作用〕
本考案の装置によると、常時、足載せ板の左右
のピンが、ほぼ水平をなす両支持杆の案内溝に前
後移動自在に嵌合し、机の使用時には、足載せ板
の両側端が、支持杆の上面前部に水平に支持さ
れ、かつ机の不使用時には、椅子を天板下方に押
し入れるだけで、足載せ板が椅子に押されて、支
持杆の後端まで後退して、自重により自動的に回
動し、ほぼ垂直となつて、支持杆の後端に保持さ
れる。
案内溝の前端における保持ばねにより、足載せ
板のピンは弾性係止されるため、机の使用時に、
足載せ板が不意に後退することがなく、使用時の
安定感が増加する。
〔実施例〕
第1図および第2図は、本考案を適用した机を
示すもので、1は天板、2は、天板1の左端を支
持する脚板、3は、同じく右端を支持する袖箱、
4は引出し、5は、脚板2と袖箱3の下部同士を
連結する、補強を兼ねた棚板である。
脚板2と袖箱3の対向面前下部には、足載せ板
6が、本考案の装置により取り付けられている。
なお本考案装置は左右対称につき、脚板2側につ
いてのみ説明する。
第3図〜第6図に示すように、脚板2の内面前
下部には、前後方向を向き、かつ中央よりやや後
部が若干隆起するへ字形側面形の支持杆7が固着
されている。支持杆7の内側面には、前後方向を
向き、かつ前後両端を閉塞したへ字形側面形の案
内溝8が形成されている。
支持杆7の上面7aには、前後長が支持杆7の
前後長より短寸の、上記足載せ板6の両側端が載
置されている。
足載せ板6の両側端の下面中央より僅か前方に
は、足載せ板6の下面より若干下位において、外
側方を向くピン9が固着され、このピン9は、案
内溝8に前後移動自在に嵌合している。
支持杆7の上面7aの後端には、下方に向かつ
て湾曲する弧状面7bと、ほぼ垂直をなす後面7
cが連設され、支持杆7の上面7a、弧状面7b
および後面7cより案内溝8までの距離は一定と
してある。
支持杆7の上面7aの中央よりやや後方には、
案内溝8を連通する、ピン9の装通溝10が切設
されている。
案内溝8の下面前部には、中央部が上向湾曲
し、かつ前端を、案内溝8の下面前端に切設した
切欠溝11へ係止した保持ばね12が設けられて
いる。
図面は、机使用時の状態を示すもので、足載せ
板6は前限に位置し、ピン9は、保持ばね12の
前側に、後方移動不能に弾性的に係止している。
机の使用を中止して、椅子(図示省略)を天板
1の下方へ押し入れると、足載せ板6は、椅子に
より後方へ押され、ピン9は、保持ばね12を下
方に弾性屈撓させて乗り越える。
足載せ板6のピン9が、案内溝8の後端まで来
ると、足載せ板6の重心が、ピン9より上方かつ
後方にあり、かつ支持杆7の上面7a後部が、後
下方へ向かつて湾曲しているため、足載せ板6
は、自重により、弧状面7bに添つて、ピン9ま
わりに前向回動し、前部を上方として後面7cに
重合し、垂直に保持される。
従つて、天板1後部下方の棚板5上に、物品を
載置して収納することができる。
上述の実施例においては、支持杆7をへ字形と
したが、これを直線状として、水平あるいは若干
前下方に傾斜させ、かつ、それに対応して、後退
させた時の足載せ板6の重心より前方に、ピン9
があるように、足載せ板6におけるピン9の取付
位置を定めれば、上述同様の効果が得られる。
保持ばね12の形状は、上述に限るものではな
く、たとえば側面形後向U字形で、後端縁の間隔
を前部より狭くしたものとし、その開口する後端
部を後方へ向けて、案内溝8の前端に設けてもよ
い。
〔考案が解決しようとする課題〕
(a) 机の使用時には、単に椅子を天板下方に押し
入れるという簡単な操作で、足載せ板を後退さ
せることができる。
(b) 後退した足載せ板は、支持杆の後端におい
て、自動的に垂直に保持されるので、その後方
の棚板上に物品を載置して、天板下方後部の空
間を有効に活用することができる。
(c) 案内溝の前端に、足載せ板のピンを係止する
保持ばねを設けてあるから、机使用時に足載せ
板が、不意に後退することはなく、使用時の安
定感が増加する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案を適用した机の正面図、第2
図は、第1図のA−A線断面図、第3図は、第1
図のB−B線拡大断面図、第4図は、第3図のC
−C線断面図、第5図は、第3図のD−D線断面
図、第6図は、第3図のE−E線断面図である。 1……天板、2……脚板、3……袖箱、4……
引出し、5……棚板、6……足載せ板、7……支
持杆、7a……上面、7b……弧状面、7c……
後面、8……案内溝、9……ピン、10……挿通
溝、11……切欠溝、12……保持ばね。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 机における左右の天板支持部材の対向面前下
    部に、前後方向を向き、かつ互に対向する面の
    前部より後端までに亘つて、側面形がへ字形を
    なすとともに、前後両端が閉塞された案内溝を
    有する左右1対の支持杆を設け、各支持杆の上
    面に、ほぼ水平をなす足載せ板の側端をそれぞ
    れ載置し、前記各案内溝に、足載せ板の下面両
    側端に設けた、足載せ板より若干下方へ離間し
    て外側方を向くピンを、前後移動自在に嵌合
    し、かつ後限まで移動させた際における足載せ
    板の重心が、前記ピンより後方に位置するよう
    に、前記ピンの取付け位置を定め、さらに、支
    持杆の上面後端と前記案内溝、並びに支持杆の
    後面と前記案内溝との間隔を、足載せ板の下面
    とピンとの間隔以下としてなる机における足載
    せ板取付装置。 (2) 案内溝の前端に、前限まで移動した足載せ板
    におけるピンを、離脱可能に係止する保持ばね
    を設けてなる請求項1に記載の机における足載
    せ板取付装置。
JP1988109998U 1988-08-24 1988-08-24 Expired - Lifetime JPH059851Y2 (ja)

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JP1988109998U JPH059851Y2 (ja) 1988-08-24 1988-08-24

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Publication Number Publication Date
JPH0231518U JPH0231518U (ja) 1990-02-28
JPH059851Y2 true JPH059851Y2 (ja) 1993-03-11

Family

ID=31346756

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JP1988109998U Expired - Lifetime JPH059851Y2 (ja) 1988-08-24 1988-08-24

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6248237B2 (ja) * 1977-08-31 1987-10-13 Ricoh Kk

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0130093Y2 (ja) * 1985-09-13 1989-09-13
JPS6371732U (ja) * 1986-10-27 1988-05-13

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6248237B2 (ja) * 1977-08-31 1987-10-13 Ricoh Kk

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JPH0231518U (ja) 1990-02-28

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