JPH059793U - 空缶圧潰機 - Google Patents

空缶圧潰機

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JPH059793U
JPH059793U JP6594891U JP6594891U JPH059793U JP H059793 U JPH059793 U JP H059793U JP 6594891 U JP6594891 U JP 6594891U JP 6594891 U JP6594891 U JP 6594891U JP H059793 U JPH059793 U JP H059793U
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JP
Japan
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plate
empty
movable arm
crushing
crushed
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Application number
JP6594891U
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English (en)
Inventor
陽夫 森
章 笹井
Original Assignee
富士ロビン株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 送入シュートから1個づつ送り込まれた空缶
を押し潰し、次いで圧潰空間から自動的に排出する際、
僅かな踏圧でも確実に空缶を圧潰することができる空缶
圧潰機を提供する。 【構成】 圧潰機本体の台座部100に起立させた固定
部200に、可動アーム310を揺動自在に設け、可動
アーム310の後端に補助足踏み板600を取外し可能
に取り付ける。補助足踏み板600によって可動アーム
310のアーム長が延長され、足踏み面610に加わる
踏圧が僅かなものであっても、大きな力で押し板340
が押し板260に向けて押し付けられる。送入シュー4
10から送り込まれた空缶は、踏圧で揺動アーム310
を揺動させて受け板260に押し板340を押し付ける
ことにより、受け板260と押し板340との間で押し
潰される。圧潰された空缶は、受け板260から押し板
340が離間するとき、下端側の間隙から、下方に配置
しているバスケット500に排出される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、空缶の圧潰に必要な力を取り扱う人の体型や力に応じて調節した空 缶圧潰機に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動販売機の普及に伴って、清涼飲料水,ビール等の飲み物や携帯用食品を収 容した缶詰の販売量が著しく増加している。使用後の缶詰をそのまま放置してお くと環境公害の原因となるので、たとえば公園,海浜等ではごみ箱に溜った空缶 を回収する方式が採用されている。しかし、ごみ箱が空缶等ですぐに一杯になる と、周囲にそのまま放置され易い。そのため、空缶の回収を頻繁に行うことが必 要となる。
【0003】 空缶は、容積のほとんどが空気で占められている。したがって、空缶をそのま まの形状で回収し空缶処理工場に搬送することは、空気を運んでいるようなもの であり、しかも一回当りに回収できる空缶の個数も制限される。そこで、空缶を 押し潰して嵩を小さくする各種の圧潰機が開発されている。これら圧潰機を空缶 が溜り易い箇所においておけば、圧潰された空缶をごみ箱に投入することができ るため、ごみ箱の収容能力も大きくなる。
【0004】 このような空缶圧潰機として、たとえば図1に示した構造をもつ缶クラッシャ ーが実公昭62−45833号公報で紹介されている。この缶クラッシャーは、 ケース本体10に、プレス部20及び空缶溜め部30を設けている。また、プレ ス部20にあたるケース本体10の内面には、受け板11が張られている。
【0005】 プレス部20は、支点21を中心として揺動可能にケース本体10に取り付け られた足踏みレバー22を備えている。足踏みレバー22の下面一部に形成され たガイド面23に接触する補助レバー24は、一端が軸部25で支持され、他端 がリンクバー26に連結されている。リンクバー26は、トグルバー27及び支 持板28と共にリンク機構を形成する。支持板28は、下端が支点21でケース 本体に連結され、受け板11に対向する面に押し板29が張られている。
【0006】 缶溜め部30は、圧潰される空缶41,42を載置させる底板31を備えてい る。底板31は、軸部32を介して揺動自在にケース本体10に取り付けられて おり、下面側に押上げ板33が設けられている。底板31の先方側端部近傍に固 定仕切り板34が設けられており、押上げ板33上で空缶41,42を所定位置 に確保する。トグルバー27は、リンクバー26との連結部でへの字型に折れ曲 がり、トグルバー35の一端に連結されている。トグルバー35の他端は、軸部 36でケース本体10に取付けられている。また、押上げ板33を介して底板3 1を押しあげるように、トグルバー27,35で構成させるトグル部に上向きの 力を付勢するため、足踏みレバー22と支持板28との間に復帰スプリング37 が張設されている。
【0007】 圧潰される空缶40は、上方から底板31上に投入される。そして、足踏みレ バー22を押し下げると、リンクバー26を介してトグルバー27,35で構成 されるトグル部が引き下げられる。そのため、底板31と固定し切り板34との 間にある送入口38が開かれ、底板31上の空き缶42がプレス部20に落下す る。また、足踏みレバー22の下方への移動は、リンクバー26,トグルバー2 7等で構成されるリンク機構によって、受け板11に向けて押し板29を押し付 ける作用として働く。そのため、プレス部20に送り込まれた空缶43は、受け 板11と押し板29との間で押し潰される。押し潰された空缶44は、吐出板1 2を開いてケース本体10から取り出される。そこで、足踏みレバー22を繰返 し押し下げることにより、底板31上に投入された空缶が順次押し潰されて、吐 出部から取り出される。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
この圧潰機を使用して空缶を圧潰するとき、送入口38からプレス部20に送 り込まれる空缶の個数が一定しない。特に、底板31上にある空缶41,42が サイズの異なるものであると、プレス部20に送り込まれる空缶の個数が大きく ばらつく。そのため、足踏みレバー22を押し下げて空缶を圧潰するときに必要 な力が大きく変動し、場合によってはプレス部20に送入された空缶43が圧潰 されずにケース本体10の内壁等に引っ掛かったりすることもある。
【0009】 また、送入口38から入ったところにある仮保持空間38aで、送り込まれた 空缶43が直立し、直立状態のままで受け板11と押し板29との間に落下する こともある。このような場合、空缶43の上部と下部とに加わる力が異なるため 、また空缶43が十分に容積を減少させた状態に空缶43を圧潰することができ なくなる。
【0010】 更に、図1の構造をもつ圧潰機では、圧潰された空缶をプレス部20の下部に 残したままで、次の圧潰作業に移ることができない。そのため、吐出板12を開 いて吐出口13を解放する作業が圧潰のたびに必要とされ、圧潰作業自体が面倒 なものとなる。
【0011】 そこで、本考案者等は、圧潰した空缶が自動的に排出されるように、圧潰され た空缶が受け板と押し板との間を下方に落下して、バスケット等の容器に収容さ れる形式の空缶圧潰機を開発し、別途特許出願した。この形式の圧潰機において は、可動アームの揺動に応じて空き缶を1個づつ受け板と押し板との間に送り込 み、押し潰している。このとき、空缶の圧潰に必要な力は、可動アームの足踏み 部に加えられる踏圧によって得ている。 しかし、非力な婦女子や老人等が圧潰機を操作するとき、必要な圧潰力が得ら れないこともある。そのため、特定年令層の人が集まる公園や病院等においては 、圧潰機が使用されず、空缶が原形のままで放置される虞れがある。
【0012】 本考案は、このような問題を解消すべく案出されたものであり、補助足踏み板 の使用により、僅かな力でも空缶の圧潰を行うことができる空缶圧潰機を提供す ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本考案の空缶圧潰機は、その目的を達成するため、台座部から起立させた左右 一対の固定板に差し渡された受け板に押し付けられる押し板を取り付けた可動ア ームを前記固定板に設けた軸部に揺動可能に取り付け、空缶を挟んで前記受け板 に前記押し板を押し付けることによって前記空缶を圧潰し、前記受け板から前記 押し板が離間するとき圧潰された前記空缶が前記受け板及び前記押し板の下端側 にある隙間から排出される圧潰機において、前記可動アームの後端部に設けた足 踏み部に補助足踏み板を取外し可能に設けたことを特徴とする。
【0014】
【実施例】
以下、図面を参照しながら、実施例によって本考案を具体的に説明する。 本実施例の空缶圧潰機は、図2に示すように、台座部100から固定部200 及びパイプ材等でできたハンドル部150を起立させている。固定部200には 、可動部300が取り付けられている。また、ハンドル部150によって補強さ れた空缶送入部400が、ハンドル部150に沿って設けられている。
【0015】 台座部100は、図3に示すように、左右一対のベースパイプ110,120 を連結パイプ130,135で連結している。ベースパイプ110,120は、 前後両端部が互いに離間する方向に曲った屈曲部111,112及び121,1 22となっている。このようにベースパイプ110,120の前後両端部に左右 両側に広がった屈曲部111,112及び121,122を設けることにより、 高さのある圧潰機本体であっても安定して地面,床面等に設置することができる 。また、屈曲部111,112,121,122のほぼ中央部に、高さを微調整 することができるゴム製の脚部141〜144が設けられている。
【0016】 ベースパイプ110,120のほぼ中央部には、ハンドル部150を構成する ハンドルパイプ160の基端部161,162が固着されている。ハンドルパイ プ160は、基端部161,162から適宜の傾斜角をもって立ち上がり、上部 で一方のベースパイプ110側から他方のベースパイプ120側に至るループ状 のグリップ部163となっている。
【0017】 固定部200は、左右のベースパイプ110,120にそれぞれ下端が固定さ れた側板210,220を備えている。側板210,220は、圧潰機本体を覆 うカバーとして働く。また、側板210,220のそれぞれ内側で、固定板23 0,240がベースパイプ110,120に固定されている。
【0018】 固定板230の前方縁には、可動部300の可動アーム310を軸支する軸部 231が設けられている。軸部231は、内側には実質的に凸部がなく、固定板 230から側方に突出している。他方の固定板240にも、同様な軸部241が 設けられている。
【0019】 軸部231,241から固定板230,240の上方に傾斜した前方縁にかけ て固着された補強プレート250により、左右の固定板230及び240が連結 されている。補強プレート250の上部は、屈曲されて空缶受け面251となっ ており、その先端に係合フック252が形成されている。また、圧潰された空缶 を収容するバスケット500が挿入されるように、補強プレート250の下方に 空間部が設けられている。
【0020】 補強プレート250には、受け板260が張り合わされている。受け板260 の上端部は、若干屈曲した逃げ防止部261となっている。また、受け板260 の左右両側を若干湾曲して、空缶規制部262が形成されている。或いは、受け 板260として強固なものを使用するとき、補強プレート250を省略すること もできる。この場合、受け板260自体に空缶受け面251を形成する。
【0021】 可動部300の可動アーム310は、前方側下部を軸部231,241で固定 板230,240に軸支することにより、固定板230,240に対して揺動自 在に取り付けられている。可動アーム310は、水平方向に後方に向かって長く なった左右一対のサイドプレート311,312に固着された天板320で構成 される。天板320の前方部分は屈曲されて、補強プレート250の係合フック 252に係止されるストッパー321が形成されている。他方、天板の後方部分 も屈曲されて、可動アーム310が押し下げられたとき地面に接触して、それ以 上に可動アーム310が下降することを防止する着地ストッパー322となって いる。
【0022】 また、左右のサイドプレート311,312は、前縁近傍で補強プレート33 0で連結されている。補強プレート330は、それ自体の剛体強度を増すため、 上部が屈曲されている。そして、受け板260に対向する位置関係で、押し板3 40が、補強プレート330に張り合わされている。押し板340は、受け板2 60の作用面に形成されている窪みに嵌り込むサイズとなっている。また、受け 板260に押し板340を押しつけたとき、受け板260の逃げ防止部261に 合わさるように、押し板340の上端にテーパ部341が形成されている。なお 、補強プレート330及び押し板340は、一体ものとすることもできる。
【0023】 押し板340の延長線上に、ストッパープレート350が位置する。このスト ッパープレート350も、押し板340と同様に左右のサイドプレート311, 312に差し渡されている。また、補強のために、ストッパープレート350の 上端部351が屈曲されている。
【0024】 ストッパープレート350から空缶一個分より若干大きな距離だけ離間した位 置に、空缶受けプレート360が左右のサイドプレート311,312に差し渡 されている。この空缶受けプレート360は、空缶送入部400から送られてき た空缶を一時収容する仮保持スペース370を、補強プレート250の空缶受け 面251と共同してストッパープレート350との間に形成する。
【0025】 空缶受けプレート360は、仮保持スペース370の側壁となる直立部361 から、空缶送入部400にある最下端の空缶を押し上げる後方傾斜部362を経 て、最下端の空缶が空缶送入部400から落下することを防ぐ支持部363とな っている。支持部363は、軸部231,241を中心とする円弧状に形成する ことが好ましい。直立部361は、補強プレート250の係合フック252に可 動アーム310側のストッパー321が引っ掛かった図2の状態で、受け板26 0の逃げ防止部261の直上に位置するように設定されている。
【0026】 可動アーム310の後端には、足踏み部380が設けられている。足踏み部3 80は、たとえば滑り防止材をコーティングした足踏み面381を備えている。 足踏み面381に踏圧を加えるとき、可動アーム310は、軸部231,241 を中心として図2で反時計方向に旋回する。
【0027】 また、踏圧から解放された可動アーム310が図2の状態に復帰するように、 可動アーム310の先端部とベースパイプ110,120との間に復帰スプリン グ390が張設されている。
【0028】 空缶送入部400は、ハンドルパイプ160に沿った送入シュート410を備 えている。送入シュート410は、図4に示すように、空缶を横向きにして移送 することができる空間を、サイドプレート411,トッププレート412及びボ トムプレート413で形成している。図4の場合には、送入シュート410を落 下する空缶が外からみえるように、プレート411〜413の間に隙間をもたせ ている。また、ボトムプレート413をトッププレート412よりも後方に延長 させ、上方に開口した空缶投入口414を設けている。
【0029】 送入シュート410を構成するプレート411〜413は、補強枠420で取 り囲まれている。補強枠420は、送入シュート410の長手方向に沿って適宜 の個数設けられ、溶接等の手段でハンドルパイプ160に固着されている。補強 枠420により、何らかの衝撃がプレート411〜413に加わった場合にも変 形が防止され、空缶を円滑に移送することができる。
【0030】 サイドプレート411の下端は、図2に示すように、空缶受けプレート360 の支持部363が描く軌跡と実質的に平行となるように、傾斜した切断面となっ ている。これにより、サイドプレート411と支持部363との間に、一定した 間隙が保たれる。
【0031】 可動アーム310の後方側には、補助足踏み板600が取外し可能に取り付け られている。補助足踏み板600は、足踏み部380と同様に足踏み面610を もったものが使用され、ボルト601等の固着具で可動アーム310に固定され る。補助足踏み板600を取り付けるとき、支点である軸部231,241から の可動ーアーム310のアーム長が延長される。
【0032】 そこで、非力な人が集合する公園や病院等では、補助足踏み板600を可動ア ーム310に取り付け、回転モーメントを大きくして受け板260に押しつけら れる押し板340に加わる力を大きくする。そのため、僅かな踏圧で補助足踏み 板600を押し下げても、圧潰に必要な力が得られ、受け板260と押し板34 0との間で空缶が押し潰される。したがって、非力な婦女子や老人等でも、空缶 の圧潰を容易に行うことができる。
【0033】 また、足踏み部380或いは補助足踏み板600に踏圧を加えて可動アーム3 10を押し下げたとき、可動アーム310の下面と地面との間に他方の足或いは 他人の足が挟まれる虞れがある。そして、大勢の子供が集まり易い公園,海浜, 病院等に空缶圧潰機が配置されることから、足が挟まれる危険を予め防止する必 要がある。そこで、本実施例においては、下降した足踏み部380或いは補助足 踏み板600があたる位置で、安全プレート620を左右のベースパイプ110 ,120に差し渡した。そして、安全プレート620の上面に「足をのせないで ください」等の表示や危険を知らせる着色等を施すことにより、危険防止作を講 じた。
【0034】 更に、運搬や不使用時に可動アーム310の揺動を防止するため、ロックバー 650を差し通す孔を、側板210,220,固定板230,240及び可動ア ーム310のサイドプレート311,312に設けている。ロックバー650を 一方の側板210から他方の側板220まで挿通するとき、固定部200に対す る可動部300の位置関係が固定される。
【0035】 以上に説明した空缶圧潰機は、可動アーム310を揺動させることによって空 缶701,702・・・を1個づつ圧潰する。すなわち、補助足踏み板600に 踏圧を加えていないとき、可動アーム310は、復帰スプリング390で引っ張 られ、補強プレート250の係合フック252に可動アーム310側のストッパ ー321が引っ掛かっている。このとき、空缶受けプレート360の支持部36 3は、図5に示すように、サイドプレート411下端の傾斜切断面で構成される 送入シュート410の下端開口部415を塞ぐように位置している。そのため、 空缶投入口414から送入シュート410に送り込まれた空缶701,702・ ・・は、支持部363を底面として送入シュート410に沿って積み上げられて いる。
【0036】 補助足踏み板600に踏圧を加えると、可動アーム310は、軸部231,2 41を中心として図2で反時計方向に旋回する。この旋回によって、空缶受けプ レート360の支持部363が送入シュート410の下端開口部415から離れ 、下端開口部415が解放される。そして、下端開口部415の下方に、図6に 示すように、空缶受け面251,直立部361及びストッパープレート350で 仕切られた仮保持スペース370が形成される。送入シュート410にある最下 段の空缶701は、解放されている下端開口部415から仮保持スペース370 に落下する。
【0037】 補助足踏み板600を踏圧から解放すると、可動アーム310は、復帰スプリ ング390によって、当初の位置に復帰する。そして、ストッパープレート35 0と空缶受けプレート360の直立部361との間にある空缶701は、補強プ レート250の空缶受け面251上を転がりながら運ばれる。そして、空缶70 1は、空缶受け面251がなくなっているところで、図7に示すように、受け板 260と押し板340との間に落下する。このとき、送入シュート410にある 後続する空缶702は、支持部363で押し上げられ、送入シュート410内に 戻される。
【0038】 可動アーム310を再度押し下げると、図8に示すように、受け板260に押 し付けられる押し板340の圧力で空缶701が押し潰される。このとき、受け 板260の上部から逃げ防止部261が圧潰空間375に突出しているので、空 缶701が上方に抜け出すことがない。また、逃げ防止部261及び左右の空缶 規制部262で受け板260の作用面側に設けられている窪みに押し板340が 嵌り込むように移動するため、圧潰空間375にある空缶701は、横向きにな ったままで圧潰される。空缶701の圧潰と同時に、後続する空缶702が送入 シュート410の下端開口部415から仮保持スペース370に落下する。
【0039】 再度補助足踏み板600の踏圧を解除して可動アーム310を時計方向に回転 させると、受け板260から押し板340が離間する。圧潰された空缶701は 、図9に示すように、受け板260及び押し板340の下端側にある隙間378 を通過して、バスケット500に落下する。そして、次の圧潰されていない空缶 702が仮保持スペース370から圧潰空間375に送り込まれる。
【0040】 このようにして、送入シュート410から空缶701,702・・・を一つづ つ圧潰空間375に送り込み、圧潰した後でバスケット500に排出させる。こ のとき、可動アーム310のアーム長が補助足踏み板600で延長されているの で、受け板260に押し板360を押し付けて空缶701,702・・・を押し 潰すことに必要な力を小さくすることができる。
【0041】
【考案の効果】
以上に説明したように、本考案においては、圧潰機本体の固定部材に揺動可能 に取り付けた可動アームの後端に補助足踏み板を取外し可能に取り付けることに よって、使用者に応じて圧潰力を調整している。そのため、非力な人が操作する 場合でも、空缶が容易に圧潰される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の缶クラッシャーを示す。
【図2】 本考案実施例の空缶圧潰機の側面図
【図3】 同空缶圧潰機の平面図
【図4】 同空缶圧潰機の空缶送入部を示した斜視図
【図5】 圧潰作業の初期状態を示す説明図
【図6】 送入シュートから最下段の空缶が仮保持スペ
ースに落下した状態を示す説明図
【図7】 最初の空缶が仮保持スペースから圧潰空間に
送り込まれた状態を示す説明図
【図8】 最初の空缶が圧潰されている状態を示す説明
【図9】 圧潰された最初の空缶が圧潰空間からバスケ
ットに排出されている状態を示す説明図
【符号の説明】
100 台座部 200 固定部 23
0,240 固定板 251 空缶受け面 260 受け板 300
可動部 310 可動アーム 340 押し板 360
空缶受けプレート 370 仮保持スペース 375 圧潰空間 378 圧潰された空缶が通過する隙間 400
空缶送入部 410 送入シュート 500 バスケット 600
補助足踏み板 610 足踏み面 701,702・・・ 空缶

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 台座部から起立させた左右一対の固定板
    に差し渡された受け板に押し付けられる押し板を取り付
    けた可動アームを前記固定板に設けた軸部に揺動可能に
    取り付け、空缶を挟んで前記受け板に前記押し板を押し
    付けることによって前記空缶を圧潰し、前記受け板から
    前記押し板が離間するとき圧潰された前記空缶が前記受
    け板及び前記押し板の下端側にある隙間から排出される
    圧潰機において、前記可動アームの後端部に設けた足踏
    み部に補助足踏み板を取外し可能に設けたことを特徴と
    する空缶圧潰機。
JP6594891U 1991-07-25 1991-07-25 空缶圧潰機 Pending JPH059793U (ja)

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JP6594891U JPH059793U (ja) 1991-07-25 1991-07-25 空缶圧潰機

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52114822U (ja) * 1975-09-10 1977-08-31

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JPS52114822U (ja) * 1975-09-10 1977-08-31

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