JP3015100U - 缶つぶし機 - Google Patents

缶つぶし機

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JP3015100U
JP3015100U JP1995001954U JP195495U JP3015100U JP 3015100 U JP3015100 U JP 3015100U JP 1995001954 U JP1995001954 U JP 1995001954U JP 195495 U JP195495 U JP 195495U JP 3015100 U JP3015100 U JP 3015100U
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一男 桑原
次男 桑原
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株式会社クワバラ解体
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    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B9/00Presses specially adapted for particular purposes
    • B30B9/32Presses specially adapted for particular purposes for consolidating scrap metal or for compacting used cars
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、アルミ缶等を危険なく確実に押し
つぶし、かつ、押しつぶされたアルミ缶等を排出し、ま
たは収納箱に収納し、アルミ缶等の回収が極めて容易に
なる缶つぶし機を提供する。 【構成】 本考案の缶つぶし機は、缶投入口と缶排出口
とを有する円筒と、その円筒中で上下に移動する円形の
加圧部と、その加圧部を支持する支持棒と、押しつぶさ
れたアルミ缶等を円筒から外に排出する缶排出機構とか
ら構成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は缶つぶし機および缶をつぶしてそのつぶされた缶を収納する装置に関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
図20は缶をつぶすための従来の方法を示す図である。図20(a)において 、8はジュース、ビール等のアルミ缶であり、40はハンマである。従来は、図 20(a)に示すように空になったアルミ缶8をハンマ40でたたいて押しつぶ していた。また、図20(b)は、円筒形状の加圧部2と支持棒3とを有する専 用の缶つぶし機であり、支持棒3を持ち上げて加圧部2をアルミ缶8上に落とし て、加圧部2の重みによってアルミ缶8をつぶしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、図20のような従来の缶つぶし機においては、上から加圧部2 をアルミ缶8に落として当てる場合、アルミ缶8が横に逸れて飛び出し、周囲の 人にけがをさせる等の危険性があった。また、つぶしたアルミ缶8がそのまま放 置され、その回収が困難である等の問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案ではアルミ缶を完全につぶし、かつ、つぶされたアルミ缶を容易に回収 する缶つぶし機を提供することにある。
【0005】 本考案の缶つぶし機は、缶投入口と缶排出口とを有する円筒と、その円筒中で 上下に移動する円形の加圧部と、その加圧部を支持する支持棒と、押しつぶされ たアルミ缶を円筒から外に排出する缶排出機構とから構成される。
【0006】 さらに、本考案の缶つぶし機において、その缶排出機構は、押し出し棒と、押 し出し棒頭部と、押し出し部と、バネとから構成され、押し出し棒頭部を押すこ とによって、押し出し部がアルミ缶を缶排出口から外に排出するように構成され る。
【0007】 さらに、本考案の缶つぶし機において、その缶排出機構は、横ロッドと、縦ロ ッドと、L字形クランクとを有し、加圧部が横ロッドを上部に押すことによって 、L字形クランクの一端が押し出し棒頭部を押し、それによって押し出し部がア ルミ缶を缶排出口から外に排出するように構成される。
【0008】 さらに、本考案の缶つぶし機においては、収納箱を内部に有するハウジングの 上部に缶つぶし機が取り付けられ、アルミ缶をつぶした後に、押し出し棒頭部を 押すことによって、缶排出口からのアルミ缶を収納箱内に排出するように構成さ れる。
【0009】 さらに、本考案の缶つぶし機においては、収納箱を内部に有するハウジングの 上部に缶つぶし機を取り付け、アルミ缶をつぶした後に、加圧部が横ロッドを上 部に押すことによって、缶排出口からのアルミ缶を収納箱内に排出するように構 成される。
【0010】 さらに、本考案の缶つぶし機は、収納箱を内部に有するハウジングの上部に缶 つぶし機を取付け、さらに、横ロッドと、縦ロッドと、L字形クランクとを有し 、横ロッドを下に押すことによって、L字形クランクの一端が押し出し棒頭部を 押し、それによって押し出し部がアルミ缶を缶排出口から収納箱内に排出するよ うに構成される。
【0011】 さらに、本考案の缶つぶし機は、缶投入口と缶排出口とを有する円筒と、その 円筒中で上下に移動する円形の加圧部と、その加圧部を支持する支持棒と、押し つぶされたアルミ缶を円筒から外に排出する缶排出機構によって構成され、その 缶排出機構は、円筒底板の端部に回動支点を有する底部板兼缶排出板と、その底 部板兼缶排出板を上方に押し上げるバネと、底部板兼缶排出板を支える止め板と を有し、加圧部と底部板兼缶排出板によってアルミ缶を押しつぶし、その後、加 圧部が上方に持ち上がるとき、底部板兼缶排出板がバネの力によって持ち上げら れ、それによって底部板兼缶排出板上のアルミ缶を缶排出口から外に排出するよ うに構成される。
【0012】 さらに、本考案の缶つぶし機は、収納箱を内部に有するハウジングの上部に缶 つぶし機が取り付けられ、加圧部の押圧力によってアルミ缶がこの底部板兼缶排 出板と加圧部との間で押しつぶされた後、人の手によってまたはバネの力によっ て加圧部が上方に引き上げられると、底部板兼缶排出板がバネによって上方へ押 され、押しつぶされたアルミ缶は斜めになった底部板兼缶排出板を滑り落ちて収 納箱内に排出されるように構成される。
【0013】 さらに、本考案の缶つぶし機は、缶投入口と缶排出口とを有する円筒と、その 円筒中で上下に移動する円形の加圧部と、その加圧部を支持する支持棒と、押し つぶされたアルミ缶を円筒から外に排出する缶排出機構によって構成され、その 缶排出機構は、円筒底板の端部に回動支点を有する底部板兼缶排出板と、その底 部板兼缶排出板を上方に押し上げるてこ板と、底部板兼缶排出板を支える止め板 とを有し、加圧部と底部板兼缶排出板によってアルミ缶を押しつぶし、その後、 円筒を斜めに傾けることによって底部板兼缶排出板がてこ板の力によって持ち上 げられ、それによって底部板兼缶排出板上のアルミ缶を缶排出口から外に排出す るように構成される。
【0014】 さらに、本考案の缶つぶし機は、収納箱を内部に有するハウジングの上部に缶 つぶし機が取り付けられ、加圧部の押圧力によってアルミ缶がこの底部板兼缶排 出板と加圧部との間で押しつぶされた後、人の手によってまたはバネの力によっ て加圧部が上方に引き上げられると、底部板兼缶排出板がてこ板によって上方へ 押され、押しつぶされたアルミ缶は斜めになった底部板兼缶排出板を滑り落ちて 収納箱内に排出されるように構成される。
【0015】 さらに、本考案の缶つぶし機は、加圧部が上部に位置し、缶つぶし機を使用し ていない状態では、加圧部は、下方に落ちないように円筒の上部に設けられた磁 石によって上部に固定されるように構成される。
【0016】 さらに、本考案の缶つぶし機は、加圧部が上部に位置し、缶つぶし機を使用し ていない状態では、加圧部は、下方に落ちないように円筒の上部に設けられたバ ネによって上部に固定されるように構成される。
【0017】
【作用】
本考案においては、缶投入口と缶排出口とを有する円筒中で、上下に移動する 円形の加圧部によってアルミ缶を押しつぶし、つぶれされたアルミ缶を円筒から 外に排出し、またその排出されたアルミ缶を収納箱に収納する。
【0018】
【実施例】
(実施例1) 図1は本考案の第1の実施例の缶つぶし機を斜め上から見た斜視図である。図 2は図1を側面から見た簡略端面図である。図1において、図20と同一の番号 は同一の部品を表わし、その説明を省略する。図1および図2において、1はア ルミ缶を中に入れ押しつぶすための円筒、1aは円筒1の円筒底板、1bは円筒 1の円筒上板、4は支持棒3に取り付けられ、加圧部2を上に持ち上げるための 柄、5は缶投入口である。6は缶排出機構、7は缶排出口である。8aは押しつ ぶされたアルミ缶であり、9は缶排出機構6のバネ、10は缶排出機構6の押し 出し棒である。60は、円筒上板1bの下面に取り付けられた磁石である。この 磁石は、缶つぶし機を使用していないとき、加圧部2を円筒上板1bの下面に固 定しておく働きをする。
【0019】 図1において、アルミ缶8は缶投入口5から投入され、円筒1の下部に落ち、 その後、加圧部2と円筒底板1aとの間で押しつぶされ、その体積が元の約1/ 20になり、円筒1の下部に残る。したがって、そのままでは、つぶされたアル ミ缶8aを外に排出することはできないので、缶排出機構6を用いて裏側からつ ぶされたアルミ缶8aを突き出すことによって、つぶされたアルミ缶8aを外に 排出することができる。
【0020】 (実施例2) 図3は本考案の第2の実施例であるつぶされたアルミ缶8aを自動的に外に排 出する機構を有する缶つぶし機の簡略端面図を示す図である。図4は図3の斜視 図を示す図である。図2および図3において、10は缶排出機構6の押し出し棒 、11は横ロッド、12は縦ロッド、13はL字形クランク、14はクランク支 持部、15はバネ、16は押し出し棒10の押し出し部、17は押し出し棒10 の頭部、18はバネ、19は、円筒上板1bの下面に取り付けられたバネである 。このバネ19は、缶つぶし機を使用していないとき、加圧部2を円筒上板1b の下面に固定しておく働きをする。20はバネである。
【0021】 以下につぶされたアルミ缶8aを自動的に外に排出する機構について説明する 。加圧部2はアルミ缶8をつぶした後、バネ19によって上部に引き上げられ、 または人の手によって上方に引き上げられる。その結果、加圧部2が横ロッド1 1の一端(図で左側)に瞬時的に衝突するために横ロッド11の一端(図の右側 )が上方に持ち上げられ、その反対側(図の左側)が縦ロッド12を下に押す。 縦ロッド12はL字形クランク13の一端を下に押し、それに伴ってL字形クラ ンク13の他端は円筒1とほぼ直角に動き、押し出し棒10の頭部17を図の右 側に押し、つぶされたアルミ缶8aを円筒1の缶排出口7から外に押し出す。
【0022】 加圧部2は横ロッド11に瞬時衝突した後は図3に示す下方の位置に戻るため に、バネ20、18の力で横ロッド11、縦ロッド12、L字形クランク13は 元の位置に戻る。その結果、押し出し棒10もバネ9の力によって図中で左側に 動き、押し出し部16が円筒1の内面よりも外側に引っ込み、次のアルミ缶8が 投入され圧縮されるのを待つ。
【0023】 (実施例3) 図5は本考案の第3の実施例の缶つぶし機の斜視図を示す図である。図5にお いて、26はつぶされたアルミ缶8aを収納する収納箱26である。25は缶つ ぶし機を取り付け、また収納箱26を収容するハウジングである。図5において は、缶つぶし機はハウジング25のほぼ中央に取り付けられる。27は収納箱2 6の取っ手であり、押しつぶされ満杯になったアルミ缶8aを収納した収納箱2 6をハウジング25から引き出すために用いられる。
【0024】 図6は図5の缶つぶし機の簡略端面図を示す図である。図6においては、アル ミ缶8aの排出機構は図2に示す構造と同じである。缶排出機構6の押し出し棒 10が図2よりも長く構成され、ハウジング25の外から押し出し棒10の頭部 17を押すことによって押し出し部16がアルミ缶8aを缶排出口7から収納箱 26の内部に落とし込む構造になっている。押し出し棒10はアルミ缶8aが排 出された後、バネ9の力によって元に戻るように構成される。
【0025】 (実施例4) 図7は本考案の第4の実施例の缶つぶし機の簡略端面図を示す図である。図7 は、図6と同様の構造であるが、缶つぶし機がハウジング25の上面端部に取り 付けられている点が図6と異なる。本考案の第4の実施例の缶つぶし機において は、缶つぶし機と押し出し棒10がハウジング25の端にあるために、押しつぶ し動作と缶排出動作が使用者の近くで簡単にできることに特徴がある。動作は図 6の第4の実施例と同様であるので説明を省略する。
【0026】 (実施例5) 図8は本考案の第5の実施例の缶つぶし機の簡略端面図を示す図である。図8 において、缶つぶし機の部分は図3の構造と同じである。図8の缶つぶし機の特 徴は、つぶされたアルミ缶8aを収納箱26の中に落として入れる点である。こ のような、構造にすることによって、押しつぶされたアルミ缶8aを確実に回収 できる。
【0027】 (実施例6) 図9は本考案の第6の実施例の缶つぶし機の簡略端面図を示す図である。図9 においては、缶つぶし機は、図6と同様に取り付けられるが、つぶされたアルミ 缶8aの排出機構が図6と異なり、足踏み式に構成される。図9において、31 は横ロッド、32は縦ロッド、33はL字形クランク、34はバネである。図9 において、図3と同一の番号は同一の部品を表わし、その説明を省略する。
【0028】 以下に本考案の第6の実施例の缶つぶし機において、アルミ缶8aを自動的に 外に排出する機構について説明する。横ロッド31の一端(図で左側)は、たと えば、人の足によって押され、その結果、横ロッド31の他端(図で右側)は縦 ロッド32を上方に持ち上げる。縦ロッド32はL字形クランク33の一端を上 に押し、それに伴ってL字形クランク33の他端は円筒1とほぼ直角に動き、押 し出し棒10の頭部17を図の右側に押し、つぶされたアルミ缶8aを円筒1の 缶排出口7から矢印のように外に押し出す。押し出し棒10はアルミ缶8aが排 出された後、バネ9の力によって元に戻るように構成される
【0029】 (実施例7) 図10は本考案の第7の実施例であるつぶされたアルミ缶8aを自動的に外に 排出する機構を有する缶つぶし機の簡略端面図を示す図である。図11は図10 における缶排出機構の部分の拡大図を示す図である。図12は、図11の缶つぶ し機によって押しつぶされた缶を排出する機構を示す図である。
【0030】 図10〜図12において、41は底部板兼缶排出板である。アルミ缶8はこの 底部板兼缶排出板41と加圧部2との間に置かれ、加圧部2の押圧力によってつ ぶされるので、底部板兼缶排出板41にはかなりの力がかかる。したがって、底 部板兼缶排出板41は鉄板等の強度の大きい材料で構成される。42は底部板兼 缶排出板41の一端と円筒底板1aの一端との間に取り付けられ、底部板兼缶排 出板41を傾けるための回動支点である。43はバネ、44は底部板兼缶排出板 41の止め板である。
【0031】 底部板兼缶排出板41に加圧部2の押圧力がかかるとき、その力は回動支点4 2と止め板44にかかるのでこれらの回動支点42および止め板44も加圧部2 の力で破壊しないように強度の強い材料で構成される。底部板兼缶排出板41の 形状は円形であっても矩形等であってもよい。また、止め板44は種々の形状お よび位置を取り得る。バネ43は、底部板兼缶排出板41が押圧されたときは止 め板44と同じ面にまで収縮し、加圧部2が上方に上がったときに底部板兼缶排 出板41上を斜めに持ち上げ、アルミ缶8aが底部板兼缶排出板41上を滑り落 ちるように選ばれる。
【0032】 以下にアルミ缶8を押しつぶし、それを自動的に外に排出する機構について説 明する。図11に示すように、底部板兼缶排出板41上のアルミ缶8aは加圧部 2の押圧力によってつぶされる。このとき、底部板兼缶排出板41は回動支点4 2と止め板44でその押圧力を受ける。
【0033】 図12に示すように、加圧部2がアルミ缶8をつぶした後、人の手によってま たはバネの力によって上方に引き上げられると、底部板兼缶排出板41はバネ4 3によって上方へ押される。このために、底部板兼缶排出板41は斜めになり、 押しつぶされたアルミ缶8aは斜めになった底部板兼缶排出板41上を滑り落ち て缶つぶし器の円筒1の缶排出口7から外に排出される。
【0034】 (実施例8) 図13は本考案の第8の実施例の缶つぶし機の簡略端面図を示す図である。図 13においては、缶つぶし機がハウジング25の端に取り付けられている例を示 す。しかしながら、缶つぶし機をハウジング25の中央に取り付けらることもも ちろん可能である。図13においては、アルミ缶8を押しつぶす機構は図11に 示した構成と同一である。しかしながら、本実施例においては、円筒1はハウジ ング25中に埋め込まれるように取り付けてある。もちろん、円筒1は、円筒底 板1aを、図18に示すように、ハウジング25上に載せるようにして、取り付 けることも可能である。
【0035】 図14は、本考案の第8の実施例の缶つぶし機によって押しつぶされた缶をハ ウジング25中の収納箱26に排出する機構を示す図である。すなわち、図14 に示すように、加圧部2がアルミ缶8をつぶした後、人の手によってまたはバネ の力によって上方に引き上げられると、底部板兼缶排出板41はバネ43によっ て上方へ押される。このために、底部板兼缶排出板41は斜めになり、押しつぶ されたアルミ缶8aは斜めになった底部板兼缶排出板41上を滑り落ちて缶つぶ し器の円筒1の缶排出口7から外に排出され、ハウジング25中の収納箱26に 落ちる。押しつぶされたアルミ缶8aが収納箱26に溜まった後に、取っ手27 によって収納箱26を引き出し、押しつぶされたアルミ缶8aを回収する。
【0036】 (実施例9) 図15は本考案の第9の実施例であるつぶされたアルミ缶8aを自動的に外に 排出する機構を有する缶つぶし機の簡略端面図を示す図である。図16は図15 における缶排出機構の部分の拡大図を示す図である。図17は、図16の缶つぶ し機によって押しつぶされた缶を排出する機構を示す図である。
【0037】 図15〜図17において、51は底部板兼缶排出板である。アルミ缶はこの底 部板兼缶排出板51と加圧部2との間に置かれ、加圧部2の押圧力によってつぶ されるので、底部板兼缶排出板51にはかなりの力がかかる。したがって、底部 板兼缶排出板51は鉄板等の強度の大きい材料で構成される。52は底部板兼缶 排出板51の回動支点である。53はてこ板である。このてこ板53は、円筒1 に固定して取り付けられ、円筒1が斜めになるとそれに従って同じ角度だけ斜め になる。54は底部板兼缶排出板51を止める止め板である。55は、止め板5 4がてこ板53を貫通するように明けられた貫通孔である。この貫通孔は必ずし も必要なものではない。たとえば、止め板54をてこ板の両サイドに設ければこ の貫通孔55は不要となることは明らかである。
【0038】 底部板兼缶排出板51に加圧部2の押圧力がかかるとき、その力は回動支点5 2と止め板54にかかるのでこれらの回動支点52および止め板54も加圧部2 の力で破壊しないように強度の強い材料で構成される。底部板兼缶排出板51の 形状は円形であっても矩形等であってもよい。また、止め板54は種々の形状お よび位置を取り得る。56は、円筒1の一端と円筒底板1aの一端との間に取り 付けられ、円筒1を斜めに傾けるための回動支点である。てこ板53の長さは、 円筒1が斜めに傾けられたとき、底部板兼缶排出板51上を斜めに持ち上げ、ア ルミ缶8aが十分に底部板兼缶排出板51上から滑り落ちるように選ばれる。
【0039】 以下にアルミ缶8aを押しつぶし、それを自動的に外に排出する機構について 説明する。図16に示すように、底部板兼缶排出板51上のアルミ缶8aは加圧 部2の押圧力によってつぶされる。このとき、底部板兼缶排出板51は回動支点 52と止め板54でその押圧力を受ける。
【0040】 図17に示すように、アルミ缶8をつぶした後、人の手によって円筒1を斜め に傾けると、底部板兼缶排出板51はてこ板53によって上方へ押される。この ために、底部板兼缶排出板51は斜めになり、押しつぶされたアルミ缶8aは斜 めになった底部板兼缶排出板51上を滑り落ちて缶つぶし器の円筒1の缶排出口 7から外に排出される。
【0041】 (実施例10) 図18は本考案の第10の実施例の缶つぶし機の簡略端面図を示す図である。 図18においては、缶つぶし機がハウジング25の端に取り付けられている例を 示す。しかしながら、缶つぶし機をハウジング25の中央に取り付けらることも もちろん可能である。図18においては、アルミ缶8aを押しつぶす機構は図1 5に示した構成と同一である。ただ、円筒1がハウジング25中に埋め込まれる ように取り付けてある点が図15と異なる。
【0042】 図19は、本考案の第10の実施例の缶つぶし機によって押しつぶされた缶を ハウジング25中の収納箱26に排出する機構を示す図である。すなわち、図1 9に示すように、アルミ缶8をつぶした後、人の手によって円筒1を斜めに傾け ると、底部板兼缶排出板51はてこ板53によって上方へ押される。このために 、底部板兼缶排出板51は斜めになり、押しつぶされたアルミ缶8aは斜めにな った底部板兼缶排出板51上を滑り落ちて缶つぶし器の円筒1の缶排出口7から 外に排出され、ハウジング25中の収納箱26に落ちる。収納箱26に溜まった 押しつぶされたアルミ缶8aは、後で回収される。
【0043】 なお、上述の説明においては、アルミ缶をつぶす装置について説明したが、本 考案の缶つぶし機は鉄等の缶にも適用できることはもちろんである。
【0044】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、アルミ缶を危険なく確実に押しつぶす ことができ、かつ、押しつぶしたアルミ缶を容易に排出しまたは収納箱に収納す ることができ、その回収が極めて容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例の缶つぶし機を斜め上か
ら見た斜視図である。
【図2】図1を側面から見た簡略端面図である。
【図3】本考案の第2の実施例の缶つぶし機の簡略端面
図である。
【図4】図3を斜め上から見た斜視図である。
【図5】本考案の第3の実施例の缶つぶし機の斜視図で
ある。
【図6】図5の簡略端面図である。
【図7】本考案の第4の実施例の缶つぶし機の簡略端面
図である。
【図8】本考案の第5の実施例の缶つぶし機の簡略端面
図である。
【図9】本考案の第6の実施例の缶つぶし機の簡略端面
図である。
【図10】本考案の第7の実施例の缶つぶし機の簡略端
面図である。
【図11】本考案の第7の実施例の缶つぶし機によって
缶が押しつぶされる様子を示す図である。
【図12】本考案の第7の実施例の缶つぶし機によって
押しつぶされた缶を排出する様子を示す図である。
【図13】本考案の第8の実施例の缶つぶし機によって
缶が押しつぶされる様子を示す図である。
【図14】本考案の第8の実施例の缶つぶし機によって
押しつぶされた缶を排出する様子を示す図である。
【図15】本考案の第9の実施例の缶つぶし機の簡略端
面図である。
【図16】本考案の第9の実施例の缶つぶし機によって
缶が押しつぶされる様子を示す図である。
【図17】本考案の第9の実施例の缶つぶし機によって
押しつぶされた缶を排出する様子を示す図である。
【図18】本考案の第10の実施例の缶つぶし機によっ
て缶が押しつぶされる様子を示す図である。
【図19】本考案の第10の実施例の缶つぶし機によっ
て押しつぶされた缶を排出する様子を示す図である。
【図20】缶をつぶす従来の方法を示す図である。
【符号の説明】
1 円筒 1a 円筒底板 1b 円筒上板 2 加圧部 3 支持棒 4 柄 5 缶投入口 6 缶排出機構 7 缶排出口 8 アルミ缶 8a 押しつぶされたアルミ缶 9 バネ 10 押し出し棒 11 横ロッド 12 縦ロッド 13 L字形クランク 14 クランク支持部 15 バネ 16 押し出し部 17 押し出し棒頭部 18 バネ 19 バネ 20 バネ 25 ハウジング 26 収納箱 27 取っ手 31 横ロッド 32 縦ロッド 33 L字形クランク 34 バネ 41 底部板兼缶排出板 42 回動支点 43 バネ 44 止め板 51 底部板兼缶排出板 52 回動支点 53 てこ板 54 止め板 55 貫通孔 56 回動支点 60 磁石

Claims (12)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 缶投入口(5)と缶排出口(7)とを有
    する円筒(1)と、その円筒中で上下に移動する円形の
    加圧部(2)と、前記加圧部を支持する支持棒(3)
    と、押しつぶされたアルミ缶を円筒から外に排出する缶
    排出機構(6)とから構成されることを特徴とする缶つ
    ぶし機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の缶つぶし機において、 前記缶排出機構(6)は、押し出し棒(10)と、押し
    出し棒頭部(17)と、押し出し部(16)と、バネ
    (9)とから構成され、押し出し棒頭部を押すことによ
    って、押し出し部がアルミ缶を缶排出口から外に排出す
    ることを特徴とする缶つぶし機。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の缶つぶし機において、 さらに、横ロッド(11)と、縦ロッド(12)と、L
    字形クランク(13)とを有し、加圧部(2)が横ロッ
    ド(11)を上部に押すことによって、L字形クランク
    (13)の一端が押し出し棒頭部(17)を押し、それ
    によって押し出し部(16)がアルミ缶を缶排出口
    (7)から外に排出することを特徴とする缶つぶし機。
  4. 【請求項4】 収納箱(26)を内部に有するハウジン
    グ(25)の上部に請求項2記載の缶つぶし機が取り付
    けられ、 アルミ缶(8)をつぶした後に、押し出し棒頭部を押す
    ことによって、缶排出口(7)からのアルミ缶を収納箱
    (26)内に排出することを特徴とする缶つぶし機。
  5. 【請求項5】 収納箱(26)を内部に有するハウジン
    グ(25)の上部に請求項3記載の缶つぶし機を取り付
    け、 アルミ缶(8)をつぶした後に、加圧部(2)が横ロッ
    ド(11)を上部に押すことによって、缶排出口からの
    アルミ缶を収納箱(26)内に排出することを特徴とす
    る缶つぶし機。
  6. 【請求項6】 収納箱(26)を内部に有するハウジン
    グ(25)の上部に請求項2の缶つぶし機を取付け、さ
    らに、横ロッド(31)と、縦ロッド(32)と、L字
    形クランク(33)とを有し、 横ロッド(31)を下に押すことによって、L字形クラ
    ンク(33)の一端が押し出し棒頭部(17)を押し、
    それによって押し出し部(16)がアルミ缶を缶排出口
    (7)から収納箱(26)内に排出することを特徴とす
    る缶つぶし機。
  7. 【請求項7】 缶投入口(5)と缶排出口(7)とを有
    する円筒(1)と、その円筒中で上下に移動する円形の
    加圧部(2)と、前記加圧部を支持する支持棒(3)
    と、押しつぶされたアルミ缶を円筒から外に排出する缶
    排出機構によって構成され、 その缶排出機構は、円筒底板(1a)の端部に回動支点
    (42)を有する底部板兼缶排出板(41)と、その底
    部板兼缶排出板(41)を上方に押し上げるバネ(4
    3)と、底部板兼缶排出板(41)を支える止め板(4
    4)とを有し、 加圧部(2)と底部板兼缶排出板(41)によってアル
    ミ缶(8)を押しつぶし、その後、加圧部(2)が上方
    に持ち上がるとき、底部板兼缶排出板(41)がバネ
    (43)の力によって持ち上げられ、それによって底部
    板兼缶排出板(41)上のアルミ缶(8a)を缶排出口
    から外に排出することを特徴とする缶つぶし機。
  8. 【請求項8】 収納箱(26)を内部に有するハウジン
    グ(25)の上部に請求項7記載の缶つぶし機が取り付
    けられ、 加圧部2の押圧力によってアルミ缶がこの底部板兼缶排
    出板(41)と加圧部(2)との間で押しつぶされた
    後、人の手によってまたはバネの力によって加圧部
    (2)が上方に引き上げられると、底部板兼缶排出板
    (41)がバネ(43)によって上方へ押され、押しつ
    ぶされたアルミ缶(8a)は斜めになった底部板兼缶排
    出板(41)を滑り落ちて収納箱(26)内に排出され
    ることを特徴とする缶つぶし機。
  9. 【請求項9】 缶投入口(5)と缶排出口(7)とを有
    する円筒(1)と、その円筒中で上下に移動する円形の
    加圧部(2)と、前記加圧部を支持する支持棒(3)
    と、押しつぶされたアルミ缶を円筒から外に排出する缶
    排出機構によって構成され、 その缶排出機構は、円筒底板(1a)の端部に回動支点
    (52)を有する底部板兼缶排出板(51)と、その底
    部板兼缶排出板(51)を上方に押し上げるてこ板(5
    3)と、底部板兼缶排出板(51)を支える止め板(5
    4)とを有し、 加圧部(2)と底部板兼缶排出板(51)によってアル
    ミ缶(8)を押しつぶし、その後、円筒(1)を斜めに
    傾けることによって底部板兼缶排出板(51)がてこ板
    (53)の力によって持ち上げられ、それによって底部
    板兼缶排出板(51)上の押しつぶされたアルミ缶(8
    a)を缶排出口から外に排出することを特徴とする缶つ
    ぶし機。
  10. 【請求項10】 収納箱(26)を内部に有するハウジ
    ング(25)の上部に請求項9記載の缶つぶし機が取り
    付けられ、 加圧部2の押圧力によってアルミ缶(8)がこの底部板
    兼缶排出板(51)と加圧部(2)との間で押しつぶさ
    れた後、人の手によってまたはバネの力によって加圧部
    (2)が上方に引き上げられると、底部板兼缶排出板
    (41)がてこ板(53)によって上方へ押され、押し
    つぶされたアルミ缶(8a)は斜めになった底部板兼缶
    排出板(51)を滑り落ちて収納箱(26)内に排出さ
    れることを特徴とする缶つぶし機。
  11. 【請求項11】請求項1から10記載の缶つぶし機にお
    いて、 前記加圧部(2)が上部に位置し、缶つぶし機を使用し
    ていない状態では、加圧部(2)は、下方に落ちないよ
    うに円筒(1)の上部に設けられた磁石(60)によっ
    て上部に固定されていることを特徴とする缶つぶし機。
  12. 【請求項12】請求項1から10記載の缶つぶし機にお
    いて、 前記加圧部(2)が上部に位置し、缶つぶし機を使用し
    ていない状態では、加圧部(2)は、下方に落ちないよ
    うに円筒(1)の上部に設けられたバネ(19)によっ
    て上部に固定されていることを特徴とする缶つぶし機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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AT520551B1 (de) * 2018-04-18 2019-05-15 Bergmann Ulrike Dosenpresse
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KR20230046103A (ko) * 2021-09-29 2023-04-05 신예진 캔 압착기

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