JPH0366498A - 飲料用缶容器の圧壊装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は飲料用缶容器の圧壊装置（（ｒａｓｈｅｒ）に
関するものである。

（従来の技術及び解決すべき課題） 缶容器を圧壊する単純な方式又は複雑な方式を有する種
々の圧壊装置が公知である。飲料用容器として金属又は
同等の材料から成る軽量缶容器が普及するのに伴い、圧
壊装置も普及している。通常、缶容器の寸法は容器の大
きさ（ｓｉｚｅ）により標準化されている。即ち、小売
業者へ返却、又は再利用センタ等へ配送される容器の大
きさである、１９８ｇ（７オンス）、３４０ｇ　（１２
オンス）及び４５３ｇ（１６オンス）の各容器の寸法が
標準化されている。圧壊装置は返却される缶容器の容積
を減少させ、本来の寸法時の缶容器の体積の数分の１に
圧縮する。

米国特許第４，８２７，８４０号は缶容器圧壊装置の代
表的な従来技術を開示している。この米国特許では、缶
容器を水平な圧壊室に入れ、てこの原理で操作されるプ
ランジャ（ａｌｔ＋Ｂｃｒ）で缶容器を圧壊する。缶容
器は、圧壊された缶容器が通過できる寸法を有する開口
から排出される。

その他の特許も含め、上記米国特許においては缶容器は
貯留室から１列に供給されるが、比較的複雑な構造のた
めに、コストが高い、保守が難しい、更に梱包又は輸送
が不便である等の問題が生じる。

（課題を解決するｔ；めの手段） 本発明によれば、上記及びその他の欠点は、高機械強度
と長寿命を有する材料から成る、簡易な壁掛は式の構造
を用意することにより解決できる。

更に、本発明による設計は、購入者にて容易に組立可能
なノック・ダウン方式で輸送する部品に適する。

本発明による圧壊装置は、缶容器を順次に圧壊室に充填
し、更に圧壊された缶容器を順次に受け入れ容器に排出
するように、缶容器を１列に収容する貯留室（ｍＢａｚ
ｉｎｅ）を備えることを特徴とする。更には、先行する
缶容器を圧壊する間、他の缶容器を貯留室に保持し、プ
ランジャを次の缶容器の圧壊工程の開始位置に引き込む
と同時に、次の缶容器が圧壊室内に落下する部品構造を
特徴とする。また、寸法の異なる缶容器を取り扱うため
に、選択的に設定可能な貯留室を具備することを特徴と
する。

重要な特徴として、圧壊装置は、貯留室と圧壊機構の２
つの部分から成ることである。この特徴により、貯留室
は大きな外力を受けないので、比較的軽量の材料から作
り得る。しかし、圧壊作業の大部分を行う圧壊機構は丈
夫な材料から作られ、プランジャを操作するベル・クラ
ンク（ｂｅｌｌ　ｃｒａｎｋ）を装着する支軸を具備す
る。

その他の特徴は圧壊機構の自己調整機能であり、自己調
整機構により圧壊装置は１度に１個の缶容器を処理し、
更には、誤って直立状態で貯留部に入れられる缶容器も
水平状態で圧壊装置に入る。

上述の特徴に加え、その他の特徴及び本発明の目的につ
いても実施例を用いて詳述する。

（実施例） 第１図は、圧壊装置の概略図である。圧壊装置は、貯留
室１２と圧壊機構１４を具備し、第２図又は第３図に示
すねじ１６等の適切な手段により壁１０又は鉛直に支持
される同等な構造物に装着される。受け入れ容器１８は
、壁にねじ止めされた掛は鈎２２と針金の懸吊具２０を
用いて、圧壊装置の下方の壁土に装着される。受け入れ
容器は、ゴミ箱等に日常的に使用されるプラスチック製
の普通の袋で良い。好ましいノック・ダウン方式の輸送
梱包には、貯留室と圧壊機構の分解部品が含まれる。受
け入れ容器１８．懸吊具とねじは輸送梱包に含まれても
良いし、購入者が準備しても良い。

貯留室は、構造的に圧壊機構から分離しており、複数の
壁材２４．２６．２８及び３０を適切な方法で組み立て
る。組み立てられた壁材２４．２６及び３０はねじ１６
を用いて壁に装着される。壁材２８から間隔を置いて、
壁材２４．２６の端縁部には複数の溝３２．３４が設け
られており、貯留室に収容される缶容器の長さに応じて
いずれかの溝に壁材３０を入れれば良い。第２図と第３
図は、代表的な３４０ｇ（１２オンス）の大きさの缶容
器３６を収容する貯留室を示す。壁材３０を上方に滑動
させ内側の溝３２から取り外し、外側の溝３４に移動さ
せることにより、貯留室は４５３ｇ（１６オンス）の大
きさの缶容器を収容できる。同様に、数量的には少ない
が、１９８ｇ（７オンス）等の小型の缶容器も適用可能
である。しかし、これらの小型の缶容器は、貯留室が３
４０ｇ（１２オンス）缶容器用に設定されている時でも
、３４０ｇ　（１２オンス）の缶容器と一緒に圧壊でき
るであろう。

圧壊機構１４は、貯留室の開口底面の直下に間隔を置い
て、ねじ１６で壁土に装着される。圧壊機構は、はぼ半
円形の断面を有して上向きの溝形状を有する底壁３８を
具備する。底壁３８は、直立する７ランジ状の内側終端
部４０と一体化されており、内側終端部はねじ１６によ
り壁に固定される。底壁はアルミニウム、公知のプラス
チック材料等の高強度で軽量な適切な材料から作れば良
い。底壁の水平方向の長さは４５３ｇ（１６オンス）の
缶容器より僅かに長い。底壁は内側終端部４０から間隔
を置いて外側終端部４２を有し、外側終端部４２はベル
・クランク４６を取り付ける支軸４４を具備する。ベル
・クランク４６の長腕部は、握り４７を有し、短腕部は
支軸４８にてプランジャ５０と接続される。第４図は、
プランジャ５０の構造図である。１対のアーム５２は、
圧壊される缶容器の直径とほぼ同等で、溝形状を有する
底壁３８と協働し得る直径の円形頭部５４に堅固に連結
される。

支軸４４は、底面３９と一体化されており、底壁３８の
底面３９から起立し、好ましくは旋回軸を底面から缶容
器の直径以下の近傍に保持する。

この配置は缶容器の圧壊に適している。更に、支軸は圧
壊機構の一部分であり、貯留室から分離されており、必
要以上に支軸を高くして貯留室を高所に配置することも
ない。

第２図に示すように、ベル・クランクを下げると、プラ
ンジャは引込み位置に戻る。プランジャが引き込まれる
と同時に、貯留室内の最下位にある缶容器は底壁に自由
落下し、プランジャと内側終端部４０の間に位置する。

第２図は、プランジャの円形頭部とそれに対向する３４
０ｇ（１２オンス）の缶容器の底面の間には、軸方向に
間隙が存在することを示す。第２図から、本発明による
圧壊装置は＋ｓ３ｇ（１６オンス）の缶容器にも適用可
能であることが理解できるであろう。第３図に示すよう
に、ベル・クランクを上げると、プランジャは缶容器を
圧壊して短縮し、圧壊された缶容器は底壁３８の底面の
排出口５６から落下して受け入れ容器に入る。

第３図は更に、プランジャの円形頭部が、底壁の内側終
端部４０と反対側の排出口の端縁部を越えて運動するこ
とを示す。しかし、第４図に示すようにプランジャのプ
ロング（ｐｒｏｎｇ　；枝部）５８により、頭部が排出
口５６に落下して排出口の端縁部に拘束されることはな
い。第３図から、プランジャが圧壊位置にある時、貯留
室から落下する次の缶容器はプランジャのアームに支持
され、プランジャの引込み工程を妨げないことが理解で
きる。プランジャが完全に引き込まれると同時に、次の
缶容器は底壁３８の所定の位置に落下する。

同様に、続く圧壊工程では、プランジャのアームにより
、同時に複数の缶容器が底壁３８に落下することはない
。第５図は、弧状の下面［５８″を有する別設計のプラ
ンジャ５０′の構造図である。

プランジャ５０′は、プランジャが排出口５６の端縁部
に拘束されることを防止するプロング５８と同等の機能
を有する。

第７図は本発明の１つの重要な特徴を示し、ベル・クラ
ンクが時計回りに最大限に下げられて第２図に相当する
位置にある時、即ちプランジャが引込み位置にある時に
対応するベル・クランクの位置を示す。第７図では、プ
ランジャが支軸４８を中心に時計回りに回転されて、底
壁３８の溝形状がｍ出している。破線で示す缶容器の位
置３６ａ、３６ｂから理解されるように、１個の缶容器
を底壁３８から手で出し入れできる。従って、貯留室の
開口底面と圧壊機構はプランジャが図のように十分に回
転できる間隔を有する。例えば、作業者は、圧壊作業中
に何らかの理由で圧壊したくない缶容器を発見すると、
位置３６ａの缶容器を外側の位置３６ｂまで引き出して
除去できる。逆に、外側の位置３６ｂから位置３６ａに
缶容器を押し込めるので、作業者は、例えば３４０ｇ（
１２オンス）の缶容器に調整されている貯留室が空の間
に、貯留室を調整しないで１個か２個の４５３ｇ（ｘｓ
オンス）の缶容器を圧壊することもできる。これは、本
発明の多様な効果の１例である。

第８図は、更に発明の特徴を示し、実線で示す圧壊位置
にあるプランジャ上に、誤って直立状態で貯留室に入れ
られた缶容器３６ｃが落下している状態である。この場
合、ベル・クランクを下げてプランジャを引き下げる時
、缶容器は回転して正常な水平状態になるので問題はな
い。これらの効果は、第４図と第８図に示す最適なプラ
ンジャの設計から生じる。即ち、プランジャの円形頭部
５４の頂部はアーム５１より高い位置にあり、プランジ
ャの円形頭部が突起ｓ５５を形成する。直立状態の缶容
器３６ｃは、第８図で示すように突起部５５の右側に落
下する。従って、プランジャが引き込まれる時、缶容器
は突起部に引っ掛けられて回転状態３６ｄとなり、重力
落下して正常な水平状態になる。プランジャが第３図と
第８図に示す位置にある時、突起部５５は缶容器３６ｃ
が突起部の右側に自然に滑り落ちるように配置されてい
ることが理解されよう。突起部５５とアーム５１は、上
向きのポケットを形成する。第８図に示すように、突起
部の後面から貯留部の壁材３０の外面までの水平距離は
１個の缶容器の直径より長く、缶容器の高さより僅かに
短く、直立状態で落下する缶容器は突起部５５の右側に
入る。更に、突起部５５は、プランジャが圧壊位置にあ
る時、底壁の内側終端部４０から実質的に１個の缶容器
直径以下の距離を置いて離れている。

ベル・クランクとプランジャの間のてこ機構は、プラン
ジャを底壁から持ち上げないようにする。

従って、圧壊操作は単純で円滑となる。第２図と第３図
を比較することにより、ベル・クランクの後端の支軸４
８は、第２図の位置から上昇しながら内側に向かい、頂
点を越えて下降しながら内側に第３図の位置に向かい、
支軸４４を中心に円弧状を移動することがよく理解され
よう。この時、支軸４８は、支軸４４とプランジャの円
形頭部の中心を結ぶ直線より僅かに上方に位置し、最小
ベル・クランク操作力で最大の圧壊力を行使できる。

プランジャが第２図の位置まで引き込まれる時、プラン
ジャの運動は比較的速やかであり、次の缶容器は次の圧
壊工程で圧壊される位置に速やかに落下する。底壁、ベ
ル・クランク及びプランジャの支軸は分離可能であり、
構造部品の輸送梱包等に有利である。

本発明の説明を、好ましい実施例に基づいて行ったが、
本発明の精神と範囲から外れる二となく、多様な変更、
省略及び付加が行い得ることは当業第１図は、操作時の
圧壊装置の構造を示す斜視図、 第２図は、引込み位置にあるプランジャを示す、部分断
面の拡大立面図、 第３図は、圧壊位置にあるプランジャを示す、部分断面
の拡大立面図、 第４図は、プランジャの一部を省略してプランジャの内
部を示す斜視図、 第５図は、別設針のプランジャを示す斜視図、第６図は
、圧壊装置の、プランジャと協働する底壁を示す斜視図
である。

第７図は、個々の缶容器は貯留室を経由せずに出し入れ
可能であることを示す部分断面図、第８図は、プランジ
ャを引き込むことにより、直立状態の缶容器が正しく水
平状態に回転されることを示す部分断面図である。

１０：！！　　　　　　　　１２：貯留室１４：圧壊機
構　　　　１６：ねじ １８：受け入れ容器 ２０：懸吊具　　　　　２２：掛は鈎 ２４．２６．２８．３０：壁材 ３２．３４：溝、 ３６．３６　ａ、３６　ｂ、３６　ｃ、３６　ｄ　：缶
容器３８：底壁　　　　　　４０：内側終端部４２：外
側終端部　　　４４：支軸（枢着手段）４８：支軸　　
　　　　４６：ベル令クランク５０．５０＃　ニブラン
ジャ ５４：円形頭部（圧壊端部）　５５：突起部５６：排出
口　　　　　５８ニブロング（外４名） ＧＦｉｇ、　１

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、缶容器の長手方向を水平にして鉛直方向に積み上げ
   られる缶容器を１列に保持し、缶容器を下部の出口から
   連続的に下方に排出する壁掛け式の貯留室、及び、下方
   に配置されて貯留室から落下する缶容器を受け取る壁掛
   け式の圧壊機構を含む缶容器の圧壊装置にして、 圧壊機構と貯留室は構造的に分離している装置であり、
   圧壊機構は、水平な底壁、プランジャ、及びベル・クラ
   ンクを含み、 底壁は、単一部材であり、上向きの溝形状を有する底壁
   の長手方向に横たわる缶容器を受ける水平な底面、直立
   する内側終端部、及び外側終端部を含み、内側終端部は
   、底壁と一体で、底壁の底面から起立し、壁面に装着可
   能であり、外側終端部は、内側終端部から両方の終端部
   の間の底面上に横たわる缶容器１個分以上離れ、底壁と
   一体の枢着手段を有し、該枢着手段は底壁の底面から起
   立し、横方向の旋回軸を底壁の底面から僅かに離して保
   持し、 プランジャは内側の圧壊端部、及び外側端部を含み、該
   圧壊端部が、底壁の内側終端部から外側に少なくとも缶
   容器１個分離れる引込み位置と缶容器の軸方向長さを短
   縮するために前記圧壊端部が底壁の内側終端部に近接す
   る圧壊位置の間を、溝形状の長手方向に沿って移動し、 ベル・クランクは、前記枢着手段に旋回可能に装着され
   、プランジャの外側端部に旋回可能に接続される短腕部
   、及び前記枢着手段において短腕部に連結され、手で操
   作される長腕部を含み、該ベル・クランクは、プランジ
   ャの引込み位置では、長腕部は前記旋回軸から下方に伸
   び、短腕部は前記旋回軸から外側に伸び、また該ベル・
   クランクは、前記旋回軸を中心に手動で揺動可能であり
   プランジャを圧壊位置まで移動させ、圧壊位置において
   長腕部は上昇し、短腕部は上昇しながら内側に回転し、
   旋回軸の中心点上を通過すると下降しながら更に内側に
   回転することを特徴とする圧壊装置。 ２、請求項１に記載の缶容器の圧壊装置にして、貯留室
   の底面は圧壊機構から上方に十分離れ、ベル・クランク
   がプランジャの引込み位置にある時、プランジャをベル
   ・クランクの短腕部との接続点を中心に手で回転させ、
   貯留室を経由せずに缶容器を溝形状から手で出し入れで
   きるように溝形状を露出させ得ることを特徴とする圧壊
   装置。 ３、請求項１に記載の缶容器の圧壊装置にして、貯留室
   は、水平長さの異なる缶容器を収容できるように、選択
   的に位置変更可能な直立する壁材を有することを特徴と
   する圧壊装置。 ４、請求項１に記載の缶容器の圧壊装置にして、プラン
   ジャの内側端部分は、プランジャが圧壊位置にある時に
   直立状態の缶容器を受け入れる上向きのポケット形状を
   有し、該内側端部分はポケット形状の内側の端部を成す
   上向きの突起部を含み、プランジャが引き込まれる時、
   突起部が直立状態の缶容器を引っ掛けて水平状態に回転
   させることを特徴とする圧壊装置。