JPH0597107U - 静磁波フィルタ - Google Patents

静磁波フィルタ

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Publication number
JPH0597107U
JPH0597107U JP4105092U JP4105092U JPH0597107U JP H0597107 U JPH0597107 U JP H0597107U JP 4105092 U JP4105092 U JP 4105092U JP 4105092 U JP4105092 U JP 4105092U JP H0597107 U JPH0597107 U JP H0597107U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetostatic wave
wave filter
wave element
amplifier
magnetostatic
Prior art date
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Pending
Application number
JP4105092U
Other languages
English (en)
Inventor
田 剛 和 岡
村 悟 新
谷 文 夫 金
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 帯域の狭い静磁波フィルタを提供する。 【構成】 静磁波フィルタ10は、入力端子11を含
む。入力端子11は、静磁波素子12の入力端22に接
続される。静磁波素子12の出力端24は、能動素子と
してのアンプ26の入力端28に接続される。アンプ2
6の出力端30は、カップラー32を介して、出力端子
34と位相シフター36の入力端38とにそれぞれ接続
される。位相シフター36の出力端40は、静磁波素子
12の入力端22に接続される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は静磁波フィルタに関し、特にたとえばYIG薄膜などのフェリ磁性 体を含む静磁波素子を有する、静磁波フィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、静磁波素子を用いてたとえば1.5GHzにおいて3dBの帯域幅が1 2.5kHzの静磁波フィルタを作成する場合、QL が120000必要である 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、静磁波素子のみからなる静磁波フィルタでは、QL が2000 程度しかないため、そのような帯域の狭いフィルタを構成することができなかっ た。
【0004】 それゆえに、この考案の主たる目的は、帯域の狭い静磁波フィルタを提供する ことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案は、静磁波素子と、この静磁波素子に結合される能動素子とを含む、 静磁波フィルタである。
【0006】
【作用】
能動素子によって、QL が大きくなる。そのため、静磁波フィルタの帯域が狭 くなる。
【0007】
【発明の効果】
この考案によれば、帯域の狭い静磁波フィルタが得られる。
【0008】 この考案の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行 う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0009】
【実施例】
図1はこの考案の一実施例を示す回路図である。この静磁波フィルタ10は、 入力端子11を含み、この入力端子11には、静磁波素子12が接続される。
【0010】 静磁波素子12は、図2に示すように、フェリ磁性体としてのYIG薄膜14 を含む。このYIG薄膜14は、台としてのGGG基板16上に形成される。さ らに、YIG薄膜14の上には、たとえば導線からなる2つのトランスデューサ 18および20が、間隔を隔てて平行に設けられる。これらのトランスデューサ 18および20は、それらの一端が接地される。そして、たとえば、一方のトラ ンスデューサ18の他端が入力端22として用いられ、他方のトランスデューサ 20の他端が出力端24として用いられる。
【0011】 そして、静磁波素子12の入力端22が、図1に示すように、入力端子11に 接続される。
【0012】 また、この静磁波素子12のYIG薄膜14には、図2に示すように、たとえ ばその主面に直交する矢印H0 で示す方向に直流磁界が印加される。したがって 、この静磁波素子12の入力端22に信号を入力すれば、入力側のトランスデュ ーサ18から出力側のトランスデューサ20に向かってYIG薄膜14に体積前 進静磁波(MSFVW)が励起され、その静磁波が他方のトランスデューサ20 で所定の信号に変換されて出力される。
【0013】 なお、YIG薄膜14に、その主面に平行しかつトランスデューサに直交する 方向に直流磁界を印加すれば、体積後退静磁波(MSBVW)が励起される。ま た、YIG薄膜14に、その主面に平行しかつトランスデューサに平行する方向 に直流磁界を印加すれば、表面静磁波(MSSW)が励起される。
【0014】 この静磁波素子12には、図1に示すように、能動素子としてアンプ26が結 合される。この場合、静磁波素子12は、その出力端24がアンプ26の入力端 28に接続される。
【0015】 さらに、アンプ26の出力端30は、カップラー32を介して、出力端子34 と位相シフター36の入力端38とにそれぞれ接続される。このカップラー36 としては、アンプ26の出力端30と出力端子34と位相シフター36の入力端 38とがそれぞれ接続される3つの電極を、絶縁基板上でギャップ容量を介して 互いに結合したものが用いられる。
【0016】 さらに、位相シフター36の出力端40は、静磁波素子12の入力端22に接 続される。この位相シフター36は、アンプ26から出力される信号を、入力端 子11から静磁波素子12への入力信号の位相と同相になるようにシフトし、か つ、発振する直前のレベルで静磁波素子12の入力端22に帰還するためのもの である。したがって、この実施例では位相シフター36などで正帰還ループが構 成される。
【0017】 この実施例の静磁波フィルタ10では、位相シフター36などで正帰還ループ が構成され、静磁波素子12に能動素子としてのアンプ26が結合されるので、 静磁波素子のみからなる静磁波フィルタと比べて、Ql が大きくなり帯域が狭く なる。
【0018】 図3はこの考案の他の実施例を示す回路図である。この実施例では、静磁波素 子12が、特に、2つの入力端と1つの出力端とを有するアンプ26に結合され る。すなわち、アンプ26の一方の入力端28aには、入力端子11と静磁波素 子12の出力端24とが接続される。
【0019】 また、このアンプ26の他方の入力端28bは接地される。さらに、アンプ2 6の出力端30は、カップラー32を介して、出力端子34と位相シフター36 の入力端38とにそれぞれ接続される。そして、位相シフター36の出力端40 は、静磁波素子12の入力端22に接続される。したがって、この実施例では、 静磁波素子12および位相シフター36などで正帰還ループが構成される。
【0020】 この静磁波フィルタ10でも、位相シフター36などで正帰還ループが構成さ れ、静磁波素子12に能動素子としてのアンプ26が結合されるので、静磁波素 子のみからなる静磁波フィルタと比べて、Ql が大きくなり帯域が狭くなる。
【0021】 なお、上述の各実施例において、静磁波素子12に結合される能動素子として は、たとえばたとえばFETなどのトランジスタが用いられてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す回路図である。
【図2】図1に示す実施例に用いられる静磁波素子の一
例を示す斜視図である。
【図3】この考案の他の実施例を示す回路図である。
【符合の説明】
10 静磁波フィルタ 11 入力端 12 静磁波素子 26 アンプ 32 カップラー 34 出力端子 36 位相シフター

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静磁波素子、および前記静磁波素子に結
    合される能動素子を含む、静磁波フィルタ。
JP4105092U 1992-05-22 1992-05-22 静磁波フィルタ Pending JPH0597107U (ja)

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JP4105092U JPH0597107U (ja) 1992-05-22 1992-05-22 静磁波フィルタ

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JP4105092U JPH0597107U (ja) 1992-05-22 1992-05-22 静磁波フィルタ

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JPH0597107U true JPH0597107U (ja) 1993-12-27

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03151708A (ja) * 1989-11-08 1991-06-27 Yokogawa Electric Corp 静磁波素子
JPH04123501A (ja) * 1990-09-14 1992-04-23 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> マイクロ波s/nエンハンサ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03151708A (ja) * 1989-11-08 1991-06-27 Yokogawa Electric Corp 静磁波素子
JPH04123501A (ja) * 1990-09-14 1992-04-23 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> マイクロ波s/nエンハンサ

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