JPH0596792A - プリンタ制御装置 - Google Patents

プリンタ制御装置

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JPH0596792A
JPH0596792A JP3263642A JP26364291A JPH0596792A JP H0596792 A JPH0596792 A JP H0596792A JP 3263642 A JP3263642 A JP 3263642A JP 26364291 A JP26364291 A JP 26364291A JP H0596792 A JPH0596792 A JP H0596792A
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弘之 栗山
Kiyoharu Yoshioka
清春 吉岡
Makoto Hinohara
誠 日野原
Osamu Yamada
修 山田
Muneji Hamano
宗二 浜野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリンタの解像度と異なる解像度を有する記
録データに対し、間引きや不規則な補間を行なうことな
く、その記録データの解像度を変換して記録することに
より、高品位な画像を記録できるプリンタ制御装置を提
供することを目的とする。 【構成】 画像データを入力し、その画像データの解像
度がプリンタの解像度と異なる場合に、その画像データ
のドット密度を変換し、この解像度が変換された画像デ
ータに従って、記録ヘッドの走査速度を決定して記録を
行うように動作する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録ヘッドを走査して
記録媒体に画像の記録を行うプリンタを制御するプリン
タ制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、高解像度のプリンタを用いて低解
像度の画像データを記録する場合、その画像データをそ
のままプリンタに出力して記録を行うと、記録された画
像のサイズが小さくなってしまうため、画像データを補
間或いは間引きして、その画像データの解像度を見かけ
上高めるように変換していた。図16は、このような従
来の画像データの解像度変換の一例を示した図で、図1
6(A)(B)は、一次元的に並んだ200dpiの画
像データ(ア)を360dpiの画像データ(イ)に変
換する状態を示している。ここでは、説明を簡略にする
ため、変換後の画像データ(イ)も一次元的に示してい
る。
【0003】この図に示すように、解像度200dpi
の画像データ(ア)を解像度360dpiの画像データ
に変換するには、図16(A)に示すように、まず元の
画像データ(ア)を9/10に間引いた後、2倍にする
とよい。即ち、1番目〜10番目までの画素のうち、1
0番目の画素を間引いて、その他の画素をそれぞれ2倍
にする。又、他の方法は、図16(B)に示すように、
5画素に1画素は変換を行わず、その他の画素を2倍に
する。即ち、1番目〜4番目、6番目〜9番目までの画
素は2倍にし、5番目と10番目の画素はそのままにす
る2通りの方法がある。このように、図16(A)の場
合は間引きと補間、図16(B)の場合は補間の操作を
行なうが、いづれも画像情報の欠落や画像歪が発生し、
忠実な画像変換が行なわれなかった。
【0004】このような画像の印刷例を示したのが図1
7で、ここでは図16(B)に示す方法で解像度を変換
した場合で示している。図17において、図17(A)
は元の画像(200dpi)を示し、図17(B)は図
16(B)の方法で変換されて記録された解像度360
dpiの記録画像を示している。図17(B)の171
〜174で示すように画像の歪が発生するばかりでな
く、175で示すように寸法ズレや、176で示すよう
に、解像度360dpiで記録しているにもかかわら
ず、ギザギザの多い(解像度200dpiと変わらな
い)画像になってしまっていた。
【0005】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、プリンタの解像度と異なる解像度を有する記録デー
タに対し、間引きや不規則な補間を行なうことなく、そ
の記録データの解像度を変換して記録することにより、
高品位な画像を記録できるプリンタ制御装置を提供する
ことを目的とする。
【0006】また、解像度の変換のために補間される画
素の配置を元の記録データの周辺画素の状態から判断し
て決定することにより、例えば画像の歪みや画像の斜め
線部分で発生するギザギザを少なくできるプリンタ制御
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のプリンタ制御装置は以下のような構成を備え
る。即ち、記録ヘッドを走査して画像データに基づいて
記録媒体に画像を記録するプリンタを制御するプリンタ
制御装置であって、前記記録ヘッドの走査速度を変更し
て記録できる記録手段と、画像データを入力し、その画
像データの解像度が前記プリンタの解像度と異なる場合
に、前記画像データのドット密度を変換する変換手段
と、前記変換手段により解像度が変換された画像データ
に従って、前記記録手段による前記記録ヘッドの走査速
度を決定して記録を行うように制御する制御手段とを有
する。
【0008】
【作用】以上の構成において、画像データを入力し、そ
の画像データの解像度がプリンタの解像度と異なる場合
に、その画像データのドット密度を変換し、この解像度
が変換された画像データに従って、記録ヘッドの走査速
度を決定して記録を行うように動作する。
【0009】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の好適な実
施例を詳細に説明する。
【0010】図7は、本実施例に基づく装置を用いたシ
ステムの一例を示す外観斜視図である。プリンタM9は
本装置M1にインターフェースケーブルを介して接続さ
れており、本装置M1からの信号に基づいてプリントす
るものである。この装置M1は、大きくわけて、本体ユ
ニットM1,ディスプレイユニットM2,キーボードM
3,ハンドセットユニットM4を備えている。
【0011】本体ユニットM1は、底カバーM5、本体
カバーM6、上カバーM7によって構成されており、そ
の内部にCPUボードなどの制御回路,外部インターフ
ェース。フロッピーディスクドライブ、ハードディスク
ドライブ、スピーカ等が配置されている。また、本体ユ
ニットM1の奥側には、オプションとして原稿読取り手
段(以下、スキャナという)が配置できるようになって
いる。
【0012】このシステム構成において、プリンタM9
により、ファクシミリ受信画像、ワープロ等で作成され
た文書データなどの印刷が可能である。このプリンタM
9の解像度は、ここでは360dpi×360dpiで
あるので、ワープロ文書の文字を文字サイズ10.5
ポ、48ドット×48ドットで高精細に記録することが
できる。又、ファクシミリ受信画像の解像度は200×
200dpiであるので、本実施例による高画質化のた
めの画像変換と、プリンタの記録制御により高品位な記
録が実現できる。
【0013】図2は、図7に示したプリンタM9の内部
の構成を示す分解斜視図である。
【0014】ここで9は、図4を参照して詳しく後述す
るインクジェット記録ヘッドを有したヘッドカートリッ
ジ、11はこれを搭載して図中S方向(副走査方向)に
走査するためのキャリッジである。13はヘッドカート
リッジ9をキャリッジ11に取付けるためのフック、1
5はフック13を操作するためのレバーである。19は
ヘッドカートリッジ9に対する電気接続部を支持する支
持板である。21はその電気接続部と本体制御部とを接
続するためのフレキシブルケーブルである。23はキャ
リッジ11をS方向に案内するためのガイド軸であり、
キャリッジ11の軸受25に挿通されている。27はキ
ャリッジ11が固着され、これをS方向に移動させるた
めの動力を伝達するタイミングベルトであり、装置両側
部に配置されたプーリ29A,29Bに張架されてい
る。ここで、プーリ29Bには、ギヤ等の伝達機構を介
して、キャリッジモータ31より駆動力が伝達される。
【0015】33は紙等の記録媒体(以下、記録紙とも
いう)の被記録面を規制するとともに、記録等に際して
これを搬送するためのプラテンローラであり、搬送モー
タ35によって回転駆動される。37は記録媒体を不図
示の給紙トレー側により記録位置に導くためのペーパー
パン、39は記録媒体の送給経路中に配設されて記録媒
体をプラテンローラ33に向けて押圧し、これを搬送す
るためのフイードローラである。41は記録媒体の搬送
方向上、記録位置より下流側に配置され、記録媒体を不
図示の排紙口へ向けて排紙するための排紙ローラであ
る。42は排紙ローラ41に対応して設けられる拍車で
あり、記録媒体を介してローラ41を押圧し、排紙ロー
ラ41による記録媒体の搬送力を生じさせる。43は記
録媒体のセット等に際してフィードローラ39、押さえ
板45、拍車42それぞれの付勢を解除するための解除
レバーである。
【0016】45は記録位置近傍において記録媒体の浮
上り等を抑制し、プラテンローラ33に対する密着状態
を確保するための押え板である。本側においては、記録
ヘッドとしてインク吐出を行うことにより記録を行うイ
ンクジェット記録ヘッドを採用している。従って、記録
ヘッドのインク吐出口形成面と記録媒体の被記録面との
距離は比較的微少であり、かつ記録媒体と吐出口形成面
との接触を避けるべくその間隔が厳しく管理されなけれ
ばならないので、押さえ板45の配設が有効である。
【0017】51はホームポジションにおいて記録ヘッ
ドのインク吐出口形成面と対向するゴム等の弾性材料で
形成したキャップであり、記録ヘッドに対し当接/離脱
が可能に支持されている。このキャップ51は、被記録
時等の記録ヘッドの保護や、記録ヘッドの吐出回復処理
に際して用いられる。この吐出回復処理とは、インク吐
出口内方に設けられてインク吐出のために利用されるエ
ネルギー発生素子を駆動することにより全吐出口からイ
ンクを吐出させ、これによって気泡や塵埃、更には増粘
して記録に適さなくなったインク等の吐出不良要因を除
去する処理(予備吐出)や、これとは別に吐出口よりイ
ンクを強制的に排出させることにより吐出不良要因を除
去する処理である。
【0018】53はインクの強制排出のために吸引力を
作用させるとともに、かかる強制排出による吐出回復処
理や予備吐出による吐出回復処理に際して、キャップ5
1に受容されたインクを吸引するために用いられるポン
プである。55はこのポンプ53によって吸引された廃
インクを貯留するための廃インクタンク、57はポンプ
53と廃インクタンク55とを連通するチューブであ
る。
【0019】59は記録ヘッドの吐出口形成面のワイピ
ングを行うためのブレードであり、記録ヘッド側に突出
して、記録ヘッド移動の過程でワイピングを行うための
位置と、吐出口形成面に係合しない後退位置とに移動可
能に支持されている。61は回復モータ、63は、回復
モータ61から動力の伝達を受けてポンプ53の駆動お
よびキャップ51やブレード59の移動をそれぞれ行わ
せるためのカム装置である。
【0020】また、64はキャリッジ11のホームポジ
ション検出用フォトセンサであり、キャリッジ11の下
面に設けられた遮光板(不図示)により遮光され、信号
を発する。この信号に基づいてキャリッジモータ31の
パルスカウント値を換算し、ホームポジションにある
時、0パルスにリセットする。
【0021】図3はプリンタM9の概略構成を示すブロ
ック図で、前述の図面と共通する部分は同じ番号で示し
ている。
【0022】図3において、65はプリンタ・コントロ
ーラであり、ホストM1からの画像データにもとづいて
各部を制御し、記録を行なっている。66はヘッド駆動
回路であり、64個のノズルのそれぞれに対応する各々
の吐出ヒータへの印加電圧をコントロールする。
【0023】次に、上述したヘッドカートリッジ9の詳
細について説明する。
【0024】図4は本実施例のプリンタM9で用いられ
るヘッドカートリッジ9の斜視図を示し、ここではイン
ク供給源たるインク収容部を一体としたディスポーザブ
ルタイプのものとしてある。
【0025】このカートリッジ9の記録ヘッド部17
は、シリコン(Si)基板上に電気熱変換素子(吐出ヒ
ータ)と、これに電力を供給する金(Au)等の配線と
が成膜技術により形成されて成るヒータボード(不図
示)を備えている。記録ヘッド17は供給タンクを備
え、インク供給源をなすインク貯留部47からインク供
給を受け、ヒータボードと天板との接合により形成され
る共通液室にインクを導くサブタンクとして機能する。
このインク貯留部47にはインクを含浸させるための吸
収体が内在されており、インクタンク本体9b内に配置
されている。49はカートリッジ9の内部を大気に連通
するために蓋部材に設けられた大気連通口である。この
大気連通口49の内方には撥液材が配置されており、こ
れにより大気連通口49からのインク漏洩が防止され
る。
【0026】そして、インクはカートリッジ9の内部よ
り供給口から記録ヘッド17を構成する供給タンク内に
供給され、その内部を通った後、導出口より適宜の供給
管および天板のインク導入口を介して共通液室内へイン
クが流入する。そして、所定の記録信号に基づき、吐出
ヒータを発熱させその熱エネルギーを利用してインクを
吐出し所望の記録画像を得ることができる。
【0027】図5は、実施例の記録ヘッド17のノズル
配置例を示す図である。
【0028】図5において、番号〜(64)までの64個
のノズルがN方向(主走査方向)に1列に配置されてい
る。ここで、各ノズルの間隔aは360分の1インチ
で、即ち、解像度360dpiに相当している。そし
て、図2に示したキャリッジモータ31の回転駆動によ
り、キャリッジ11と共に記録ヘッド17が矢印S方
向、即ち副走査方向に移動することで、2次元の像形成
を可能にしている。
【0029】また、キャリッジ11の走査毎に実行され
る紙搬送モータ35による記録紙の搬送量は、このノズ
ル列の長さに対応している。即ち、64個のノズルより
吐出されて形成される像の主走査方向の長さ、64ドッ
トピツチに相当する量(64/360インチ)だけ、各
走査毎に記録紙が搬送され、次の行の記録に備えるよう
にしている。
【0030】なお、このプリンタM9は、前述のように
インクジェット記録方式の中でもバブルジェット方式の
記録ヘッド、記録装置を使用したものである。かかる方
式によれば記録の高密度化、高再生化が達成できる。
【0031】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型、
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
にオンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持さ
れているシートや液路に対応して配置されている電気熱
変換体に、記録情報に対応している核沸騰を越える急速
な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を印加す
ることによって、電気熱変換体に熱エネルギーを発生せ
しめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結
果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体(インク)
内の気泡を形成できるので有効である。この気泡の成
長、収縮により吐出用開口を介して液体(インク)を吐
出させて、少なくとも1つの滴を形成する。この駆動信
号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が
行われるので、特に応答性に優れた液体(インク)の吐
出が達成でき、より好ましい。このパルス形状の駆動信
号としては、米国特許第4463359号明細書、同第
4345262号明細書に記載されているようなものが
適している。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する
発明の米国特許第4313124号明細書に記載されて
いる条件を採用すると、さらに優れた記録を行うことが
できる。
【0032】記録ヘッドの構成としては、上述の明細書
に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体の
組合せ構成(直線状液流路または直角液流路)の他に、
熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示す
る米国特許第4558333号明細書、米国特許第44
59600号明細書を用いた構成も本発明に含まれるも
のである。加えて、複数の電気熱変換体に対して共通す
るスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示す
る特開昭59−123670号公報や熱エネルギーの圧
力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示す
る特開昭59−138461号公報に基いた構成とする
こともできる。即ち、記録ヘッドの形態がどのようなも
のであっても記録を確実に効率よく行いうるからであ
る。
【0033】また、記録装置の構成として設けられる、
記録ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助手段等を
付加することは本発明の効果の達成を一層安定にできる
ので、好ましいものである。これらを具体的に挙げれ
ば、記録ヘッドに対してのキャッピング手段、クリーニ
ング手段、加圧或は吸引手段、電気熱変換体或はこれと
は別の加熱素子或はこれらの組み合わせによる予備加熱
手段、記録とは別の吐出を行なう予備吐出モードを行な
うことも安定した記録を行なうために有効である。
【0034】また、搭載される記録ヘッドの種類ないし
個数についても、例えば単色のインクに対応して1個の
みが設けられたものの他、記録色や濃度を異にする複数
のインクに対応して複数個設けられるものであってもよ
い。
【0035】図6は、本実施例のシステムのホストM1
の概略構成を示したブロック図である。以下、図6の各
部について説明する。
【0036】71はCPUであり、本システム全体の制
御および演算を行なう役割を持っており、このCPU7
1の基本クロックの動作周波数は10MHzである。7
2はスキャナであり、原稿画像を読取って電気信号に変
換して出力する。このスキャナ72は、前述したように
本体後部の上面内部に装備されている。スキャナ72の
原稿を照射する光源はLEDであり、その読取り解像度
は200dpiである。このスキャナ72とスキャナコ
ントローラ73とを組み合わせることにより、スキャナ
72で読み取った画像データを2値或いは誤差拡散法で
処理してCPU71に入力することができる。このスキ
ャナコントローラ73は、スキャナ72全体のメカ制御
および駆動、2値/中間調(誤差拡散法)等の画像読み
取りを行なう。プリンタM9は、本実施例において別置
きであり、前述したように、熱エネルギーを用いたイン
クジェットプリンタとしているが、本発明はこれに限定
されるものではない。
【0037】このホストM1の内部では、解像度200
dpiの画像を処理しているが、次に説明するプリンタ
コントローラ74によって画像変換とプリンタの記録制
御を行なっているために、この解像度200dpiの画
像データを解像度が360dpiのプリンタを用いて印
刷することができる。即ち、このプリンタコントローラ
74では、I/Oコントローラ75より入力される画像
データをパラレル信号に変換し、プリンタインターフェ
ースを通じてプリンタM9に出力しており、この際、画
像の縦横変換等を行なっている。I/Oコントローラ7
5は、メモリ以外の標準I/Oの制御を行なう。すなわ
ち、CPU71よりアドレス、データ、制御情報を入力
し、これらをフロッピーディスク(不図示)、コントロ
ーラ(不図示)リアルタイムクロック(不図示)、ハー
ドディスクコントローラ(不図示)、電話機、ファクシ
ミリ装置、音源コントローラ(不図示)等に渡すため
に、8ビット/16ビットのバス変換、アドレスデコー
ドを行なう。また、スキャナコントローラ73やプリン
タM9、プリンタコントローラ74にデータを渡すため
のバス制御(DMA制御等)等も合わせて行なってい
る。
【0038】図1はプリンタコントローラ74における
プリンタ制御処理を示すフローチャートである。このプ
リンタコントローラ74では、I/Oコントローラ75
から送られてくる解像度が200dpiの画像データ
を、解像度が360dpiのインクジェットプリンタM
9により高画質で出力するために、様々な画像データの
変換処理等を行なっている。
【0039】この処理の概要を説明すると、記録データ
(画像データ)の解像度がプリンタM9の解像度と同じ
360dpiの時は、単にその記録データを記録ヘッド
17による記録順に合わせるために縦横変換を行うだけ
で良い。しかし、記録データの解像度がプリンタM9の
解像度と異なる、例えば200dpiの場合は、その記
録データは一旦解像度400dpiに拡張変換され、こ
の際、後に行なわれる副走査方向の解像度補正に伴う記
録画像の高濃度化を補正するために、その記録データの
濃度補正及びスムージング処理が行なわれる。次にプリ
ンタM9の主走査方向の解像度を360dpiに変換す
るための解像度補正、更には記録ヘッド17のN方向6
4ドットの配列に一致させるための画像配列を行なう記
録データ縦横変換を行なう。また、プリンタM9におけ
る副走査方向の解像度を400dpiに変換するため
に、S方向へ記録ヘッド17を走査させるキャリッジモ
ータ31の回転速度を制御する。これらの処理を示した
のが図1のフローチャートである。
【0040】まずステップS1で、I/Oコントローラ
75からは記録データと共に、その記録データの解像度
データが送られて来ると、その解像度を判別する。即
ち、ここでは、その記録データが解像度が200dpi
のファクシミリ受信画像データか、解像度が360dp
iのワープロによる文書データかを判断する。解像度が
200dpiのファクシミリ受信画像データであればス
テップS3に進み、この画像データを360dpiのプ
リンタに出力するために、S方向(副走査方向)の解像
度を400dpiに、N方向(主走査方向)の解像度を
360dpiにするための解像度拡張変換を行う。この
時更に、後続の副走査方向の解像度補正に伴う記録画像
の高濃度化を補正するため濃度補正を行う。次にステッ
プS4に進み、解像度変換された記録データの縦横変換
を行い、ステップS5でS方向(副走査方向)の解像度
補正を行なう。
【0041】一方、解像度が360dpiのワープロ文
書データの場合は解像度変換の必要がないのでステップ
S2に進み、ステップS4と同様にして、360dpi
×360dpiの画像データの縦横変換だけが行なわれ
る。
【0042】次にステップS6に進み、ステップS2或
いはステップS3〜S5で変換された記録データは、そ
れぞれに適応した記録コマンドを発生させ、この記録コ
マンドと共にプリンタM9に転送される(ステップS
7)。
【0043】次に、この図1のフローチャートにおける
ステップS3〜ステップS5で示された画像データの変
換処理方法の詳細を以下に説明する。
【0044】副走査(S方向)の解像度が200dp
i、主走査(N方向)の解像度が200dpiの入力画
像データは、360×360dpiのプリンタM9に出
力するために、まずS方向の解像度を400dpiに、
N方向の解像度を360dpiに変換する。この解像度
変換処理において、S方向の解像度を400dpiにし
て、ステップS5で行われる副走査方向(S方向)解像
度補正において、キャリッジモータ31の回転スピード
を360dpi記録時の360/400(9/10)の
スピードに変速して記録することにより、副走査方向の
画像解像度を400dpiにして記録している(これは
詳しく後述する)。これにより、副走査方向のドット間
引きなどによる情報の欠落や、画像ヨレなどが発生しな
いという長所が有るが、副走査方向のドット密度が主走
査方向のドット密度の(400/360)倍になるた
め、出力画像の濃度が濃くなるという短所がある。この
ため、前述したように、ステップS3の処理において、
濃度補正を行っている。次に、この濃度補正について説
明する。
【0045】図8は、解像度360dpiと400dp
iとで記録された記録ドットの関係を示す図である。
【0046】図8の(a)は、解像度360dpiで1
ドットおきにドットが並んでいる場合を示し、図8の
(b)は、解像度400dpiで1ドットおきにドット
が並んでいる場合を示している。ここでは、いずれの場
合も1ドット当たりの記録面積が同じであるため、
(b)の場合の方がドット間隔が小さくなり、所定の記
録面積におけるドットの占める比率が大きくなる。ま
た、インクジェットプリンタにより記録されるドットは
インク滴を吐出して記録されたものであるため、各ドッ
ト形状が円となている。これは図8の(c)に示すよう
に、実際の記録期待面積Sの約1.5倍となり、解像度
が360dpiの通常記録においても若干の記録面積比
率の増大がある。
【0047】この結果、記録された画像全体が濃くなっ
てしまい、特に解像度400dpiで記録される副走査
方向の画像記録時には大きな問題となる。そこで、この
ような記録画像の濃度が高くなるのを補正するために、
ステップS3においてS方向の解像度を400dpi
に、N方向の解像度を360dpiに変換する過程で、
同時にドット操作による濃度補正を行なっている。
【0048】図9は、記録データの主走査方向(N方
向)の解像度を360dpiに、副走査方向(S方向)
の解像度を400dpiに変換するときの変換方法を説
明するための図である。ここでは、解像度200dpi
から解像度360dpiに変換する時に同時に行なうド
ット操作による濃度補正については示していない。
【0049】図9の(a)は、解像度が200dpiの
画像データを示し、1ライン目から10ライン目までの
縦方向(N方向)に配置された1ドットずつで表わして
いる。各ドットに付された番号“1”は1ライン目のド
ット、“2”は2ライン目のドットというように順次各
ラインのドットを表し、“10”は10ライン目のドッ
トを示している。このN方向のドット列を解像度360
dpiの画像データに変換した状態を、図9の(b)示
している。
【0050】図9の(b)では、1ライン目のドット
“1”は“1a”,“1b”,“1c”,“1d”の4
ドットに、同様にドット“2”は“2a”〜“2d”の
4ドットに、ドット“3”〜“4”、“6”〜“9”も
同様に、1つのドットが4個のドットに変換されてい
る。そして、ドット“5”と“10”のそれぞれが“5
a”,“5b”と“10a”,“10b”の各2ドット
に変換され、結果的に図9に示されたように、解像度が
200dpiの画像データのドット“1”〜“10”の
10ドットが、N方向(主走査方向)に1.8倍の18
ドット(360dpi)に拡大され、S方向に2倍の2
ドット(400dpi)に解像度変換されたことにな
る。従って、N方向の変換後の解像度RN は、 25.4/200×10=25.4/RN ×18 ∴RN =360(dpi) また、S方向の変換後の解像度RS は、 25.4/200×1=25.4/RS ×2 ∴RS =400(dpi) となり、この変換がS方向及びN方向とも画像データの
存在する範囲で行なわれ、最終的にはA4サイズの20
0×200dpiの画像データが、400×360dp
iの画像データに変換される。
【0051】次に、この解像度変換と同時に行なわれる
濃度補正について説明する。
【0052】図9の(a)のドット“1”〜“4”及び
“6”〜“9”の様に、1つのドットが4個のドットに
変換される場合を1−4変換パターン、また、ドット
“5”,“10”の様に、1つのドットが2個のドット
に変換される場合を、1−2変換パターンと呼ぶ。
【0053】図10は前述した解像度変換及び濃度補正
を行う(ステップS3の処理)処理部のブロック図で、
この処理部は本実施例ではプリンタコントローラ74に
設けられているが、例えばプリンタM9内のプリンタコ
ントローラ65に設けられていても良いことはもちろん
である。
【0054】67は、例えば、ダイナミックRAMで構
成されたラインバッファで、CPU71から入力される
画像データ91を3ライン分を記憶することができる。
68は3×3のマトリクス抽出部で、ラインバッファ6
7より入力されるビット画像92のうち、注目画素x
i,j の周囲8画素からなる計9画素で構成される3×3
画素を抽出している。69は画像処理部で、3×3のマ
トリクス抽出部68で抽出された画像93を処理し、記
録画素95を作成している。70はバッファで、画像処
理部69で処理された記録画素95をプリンタに出力す
るために、一時的に記録データを蓄え、64ライン分の
画像データ(記録データ)を記憶することができる。
【0055】いま、A4サイズの画像データ91がライ
ンバッファ67に送られると、ラインバッファ67に記
憶された画像データは3×3のマトリクス抽出部68に
より9画素ずつ切り出され、画像処理部69に出力され
る。この画像処理部69では、9画素のデータを解像度
変換、濃度補正処理し、3×3のマトリクスの中心画素
(xi,j )を、図9を参照して前述したように、4ドッ
ト或いは2ドット(5の倍数番目の画素)の記録画素に
変換する。この操作を順次行なうことにより、A4サイ
ズの画像データが全て変換処理される。
【0056】図11は、画像処理部69における画像変
換処理を示すフローチャートで、このフローチャートに
従って入力された3×3マトリクスの画像データを処理
し、記録画像を生成している。
【0057】まず、3×3の画素マトリクスの画素配
列、即ち、図12の〜で示す8つのパターンに従っ
て、図12の111〜118で示すような記録画素に変
換する。図12(B)は1−4変換パターンを示し、図
12(C)は1−2変換パターンを示している。
【0058】図12(A)に示すように、3×3のマト
リクスとして抽出された9画素xi- 1,j-1 ・xi,j-1
i+1,j-1 ・xi-1,j ・xi,j ・xi+1,j ・xi-1,j+1
・x i,j+1 ・xi+1,j+1 は、その画素配置に応じて〜
のパターンに分類される。これら〜のパターンに
応じて、注目画素xi,j を、1−4変換パターンではx
ij1 〜xij4 までの4画素(図12(B))に、1−2
変換パターンではxij 1 、xij2 の2画素(図12
(C))に変換している。ここで、図12(A)の〜
のパターンである3×3の画素マトリクスにおいて、
“□”は変換前の白画素を、“■”は変換前の黒画素を
示し、又、“×”が記入された“□”は変換前の白ある
いは黒画素を示している。
【0059】また、図12(B)(C)における“□”
は、変換後の白画素を示し、“■”は変換後の黒画素を
示している。例えば、図12(B)の1−4変換パター
ンにおいて、3×3マトリクスのパターンが右上りの斜
め方向に黒画素が配列しているパターンの場合、注目
画素xijは、図12(B)の変換パターン111で示す
ように、xij2 ,xij3 ,xij4 の3ドットで記録画素
を構成する。従って、xi+1,j-1 とxi-1,j+1 の2つの
画素との接続が切れないばかりではなく、斜め線の角が
取れてスムーズな線になる。以下同様に、〜のパタ
ーンにおいても、隣接する黒画素側でなく、白画素側の
記録画素を抜くという操作を行なっているため、画素間
の接続を保持したままで、スムーズな線で記録・再生で
きる。更に、〜以外のパターンの場合は、注目画素
i,jを単純に2×2倍するだけなので、一面黒の場合
でもドット抜けによる画像劣化が発生しない。
【0060】このような濃度補正処理は、以上説明した
様に斜め線の処理をパターン化して行なっているため、
ギザギザの少ない文字や図形に変換するスムージング効
果も備えている。これにより、解像度が200dpiの
変換前画像データを、単に解像度が360dpiのドッ
ト密度に適合させた画像データに変換しただけではな
く、解像度360dpiの高解像度の画像データに変換
することにより、よりきめの細かい高品位な画像が記録
されることになる。
【0061】このようにして解像度変換され、解像度が
400dpi×360dpiになった画像データは、イ
ンクジェットプリンタM9のシリアル記録出力に合わせ
てN方向64ドットずつにブロック分けして転送するた
め、縦横変換が行われる。
【0062】図13(A)(B)は、このような縦横変
換を説明するための図である。
【0063】400×360dpiの解像度に変換され
た記録データは、図13(A)に示す様に、1,2,
3,…n−1,nというように、S方向に順にドットが
配置され、64ライン分ラインバッファ70に蓄えられ
ている。この記録データをN方向の64ドットを1ブロ
ックとして、図13(B)に示す様に第1ブロックから
第nブロックまでブロック単位で、プリンタM9に転送
する。このとき、各ブロックを構成する64ドットの記
録データは、各8ドットずつ分割され、それぞれ1バイ
トの記録データとして順に8バイトずつ、計64ドット
(記録ヘッド17のノズル分)の記録データとして転送
されている。
【0064】又、解像度が360×360dpiのワー
プロ文書画像の場合も、同様に合いて縦横変換処理が行
なわれ、プリンタM9に転送される。こうして、縦横変
換され64ドットのブロック単位で転送された画像デー
タは、プリンタM9により記録される。
【0065】次に図14を参照して、副走査方向(S方
向)に解像度400dpiで記録する方法を説明する。
【0066】図14は、プリンタM9の記録ヘッド17
のノズルからインク滴を吐出させるための吐出パルス
と、キャリッジモータ31を駆動するための駆動パルス
との関係を示す図である。
【0067】キャリッジ11のS方向の走査に同期し
て、記録ヘッド17から吐出されるインク滴の吐出パル
スを(a)に示す。この吐出パルスの1パルスに対し、
インク滴が1滴吐出され、記録紙面上に1ドットの画像
が形成される。この吐出パルスの周波数は3KHzで、
1秒間に3000ドットを記録することができる。図1
4の(b)は、解像度360dpiで記録する時の、キ
ャリッジモータ31の駆動パルスを示しており、各1パ
ルス毎にキャリッジ11(記録ヘッド17)が0.71
mm移動される。これら各パルスの間に、吐出パルスが1
0パルス出力されているため、記録長0.71mmの間に
10ドットの画像(画素)を記録できることになる。こ
のときのキャリッジモータ31の駆動スピードは300
ppsである。
【0068】又、図14の(c)は、同じくキャリッジ
11をS方向に走査させて、解像度400dpiの画像
データを記録する時のキャリッジモータ31の駆動パル
スを示している。ここでは、解像度400dpiに対応
させるため、0.71mmだけキャリッジ11が移動する
間に11ドットを記録しなければならない。ここで、記
録ヘッド17よりインクを吐出させる吐出パルスの周期
は3KHzで一定であるため、キャリッジモータ31の
駆動パルスを273ppsに変更して記録ヘッド17の
走査速度を低下させ、所定の記録長に対する記録ドット
の密度を上げるようにしている。
【0069】以上説明したような濃度補正処理を行なっ
て記録を行った記録例を図15に示す。
【0070】図15(A)は、濃度補正を行う前の画像
データに基づいて記録された、解像度が200dpiの
記録画像を示し、図15(B)は、濃度補正を行った後
の、解像度が400×360dpiの記録画像を示して
いる。尚、図15(B)では、インクジェットプリンタ
による記録例であるため、記録された各ドットの形状が
円形になっている。
【0071】尚、本実施例において、プリンタM9をイ
ンクジェットプリンタとして説明したが本発明はこれに
限定されるものでなく、シリアルプリンタであればその
記録方式を特に限定するものではない。又、プリンタM
9は、インターフェースケーブルを介して接続された別
置き型のものとしたが、もちろん一体型であっても良
い。
【0072】又、この実施例では、処理の対象とした画
像データを、200dpiのファクシミリの受信画像及
び解像度360dpiの文書画像として説明したが、こ
れら画像データの種類及び解像度は本実施例に限定され
るものでない。
【0073】又、図12に示す濃度補正のための変換パ
ターンは、本実施例に限定されるものでなく、使用する
プリンタの特性や変換する解像度等により最適なパター
ンを作成或いは選択すれば良い。
【0074】尚、本発明は複数の機器から構成されるシ
ステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用し
ても良い。また、本発明はシステム或は装置に、本発明
を実施するプログラムを供給することによって達成され
る場合にも適用できることは言うまでもない。
【0075】以上説明したように本実施例によれば、高
解像度のプリンタを用いて低解像度の画像データを記録
する際に、その画像データの解像度変換し、その際、周
辺画素の状況により変換画素の配置を決定することによ
り、画像歪の無い高品位の画像を記録できる。
【0076】又、記録する記録ヘッドの走査速度を変更
して解像度を変更することにより、元の画像データを間
引きを行なうことなく変換でき、また均一な補間操作を
行うことができるため、画像の歪の無い、スムージング
された高解像度の画像記録が可能である。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、プ
リンタの解像度と異なる解像度を有する画像データに対
して間引きや不規則な補間を行なうことなく、その記録
データの解像度を変換して記録することにより、高品位
な画像を記録できる効果がある。
【0078】また、解像度の変換のために補間される画
素の配置を元の記録データの周辺画素の状態から判断し
て決定することにより、例えば画像の歪みや画像の斜め
線部分で発生するギザギザを少なくできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のプリンタコントローラにおける画像
データの変換処理を示すフローチャートである。
【図2】本実施例のプリンタの内部構成を示す分解斜視
図である。
【図3】実施例のプリンタの概略構成を示すブロック図
である。
【図4】実施例のプリンタにおける記録ヘッドのインク
カートリッジの外観斜視図である。
【図5】実施例のプリンタにおける記録ヘッドのノズル
配置例を示す図である。
【図6】本実施例のホストの概略構成を示したブロック
図である。
【図7】本実施例に基づく装置を用いたシステムの一例
を示す外観斜視図である。
【図8】解像度360dpiと400dpiとで記録さ
れた記録ドットの関係及びドット形状を説明する図であ
る。
【図9】記録データの解像度を変換するときの変換方法
を説明するための図である。
【図10】図1のステップS3で示された解像度変換及
び濃度補正を行う処理部の構成を示すブロック図であ
る。
【図11】図10の補正部における濃度変換処理を示す
フローチャートである。
【図12】図10の補正部において記録ドットの配置を
決定するパターン例を示す図である。
【図13】本実施例のプリンタの記録ヘッドのノズル列
に合わせて記録データを並べ換える縦横変換処理を説明
するための図である。
【図14】プリンタの記録ヘッドのノズルからインク滴
を吐出させるための吐出パルスと、キャリッジモータを
駆動するための駆動パルスとの関係を示す図である。
【図15】本実施例のシステムのプリンタ装置による記
録例を示す図である。
【図16】従来の解像度変換を方法を説明するための図
である。
【図17】従来の技術を用いて記録された記録画像を説
明するための図である。
【符号の説明】
M1 ホスト M9 プリンタ 9 インクカートリッジ 11 キャリッジ 17 記録ヘッド 31 キャリッジモータ 65,74 プリンタコントローラ 67 3ラインバッファ 68 3×3マトリクス抽出部 69 画像処理部 70 64ラインバッファ
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 8804−2C B41J 3/12 G (72)発明者 山田 修 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 浜野 宗二 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録ヘッドを走査して画像データに基づ
    いて記録媒体に画像を記録するプリンタを制御するプリ
    ンタ制御装置であって、 前記記録ヘッドの走査速度を変更して記録できる記録手
    段と、 画像データを入力し、その画像データの解像度が前記プ
    リンタの解像度と異なる場合に、前記画像データのドッ
    ト密度を変換する変換手段と、 前記変換手段により解像度が変換された画像データに従
    って、前記記録手段による前記記録ヘッドの走査速度を
    決定して記録を行うように制御する制御手段と、 を有することを特徴とするプリンタ制御装置。
  2. 【請求項2】 前記変換手段は、入力した画像データの
    解像度を前記プリンタの解像度に近く、かつ画像データ
    の間引きを不要にして容易に変換できる解像度の範囲で
    変換するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の
    プリンタ制御装置。
  3. 【請求項3】 前記変換手段は更に、入力した前記画像
    データの注目画素近傍の画素配置に基づいて解像度変換
    後の画像データの画素配置を決定するようにしたことを
    特徴とする請求項1に記載のプリンタ制御装置。
  4. 【請求項4】 前記記録ヘッドはインクを吐出すること
    を特徴とする請求項1に記載のプリンタ制御装置。
  5. 【請求項5】 前記記録ヘッドは、インクを吐出する複
    数の吐出口と、対応する吐出口毎に設けられ、インクに
    熱による状態変化を生起させ該状態変化に基づいてイン
    クを前記吐出口から吐出させて飛翔的液滴を形成する熱
    エネルギー発生手段とを有したことを特徴とする請求項
    1乃至4のいずれか1項に記載のプリンタ制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002240256A (ja) * 2001-02-22 2002-08-28 Canon Inc インクジェット記録方法及びその装置
US6909522B1 (en) 1997-10-03 2005-06-21 Fourie, Inc. Printing apparatus
WO2006075673A1 (ja) * 2005-01-11 2006-07-20 Fujifilm Corporation フレームデータ作成方法および装置並びにフレームデータ作成プログラム、描画方法および装置

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