JPH0596668U - スリーブクランプ - Google Patents

スリーブクランプ

Info

Publication number
JPH0596668U
JPH0596668U JP3871192U JP3871192U JPH0596668U JP H0596668 U JPH0596668 U JP H0596668U JP 3871192 U JP3871192 U JP 3871192U JP 3871192 U JP3871192 U JP 3871192U JP H0596668 U JPH0596668 U JP H0596668U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sleeve
hose
holding part
clamp
holding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3871192U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2562633Y2 (ja
Inventor
憲男 大森
敬一 児玉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP1992038711U priority Critical patent/JP2562633Y2/ja
Priority to US08/004,064 priority patent/US5333914A/en
Priority to DE4300968A priority patent/DE4300968C2/de
Publication of JPH0596668U publication Critical patent/JPH0596668U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2562633Y2 publication Critical patent/JP2562633Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Supports For Pipes And Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ホース口金のスリーブを把持するのに用いら
れ、軸方向及び周方向の相対移動が防止されたスリーブ
クランプを提供する。 【構成】第1保持部1と、一端が第1保持部の他端に連
続した第2保持部2と、からなり、ホース5に加締めに
より固定されたホース口金4のスリーブ41を第1保持部
1と第2保持部2の間で把持するクランプであって、ス
リーブ41は多方加締めによりホースに固定され、第1保
持部1及び第2保持部2の少なくとも一方は、内周表面
にスリーブ41の加締め溝45の凹部46に嵌合する係合凸部
17、23をもつことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はクランプの構造に関し、詳しくはホース口金のスリーブに保持される スリーブクランプの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ホースやパイプなどの管状部品を配管する場合にクランプが用いら れ、管状部品を把持したクランプを取付け部位に固定している。 ところでクランプは管状部品を安定して把持する必要があり、クランプと管状 部品とが軸方向あるいは周方向に相対移動することは好ましくない場合が多い。 ゴムホースなどの弾性体を把持する場合は、ホースを弾性変形させる程度の力で 締結することにより、ホースの弾性反力で相対移動を防止できる。しかし金属部 品などの弾性変形が困難な管状部品を把持する場合には、相対移動を防止するた めに種々の工夫が必要となる。
【0003】 例えばクランプの把持部を真円ではなく異形とし、被保持部品の形状も部分的 に異形とすれば、軸方向の移動を防止することができる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら被保持部品を異形とすることが困難な場合がある。例えばホース 口金のスリーブは断面真円形状が要求されるが、そのスリーブにクランプを把持 させることが考えられる。しかしスリーブの形状に適合し、相対移動が確実に防 止されたクランプは知られていない。
【0005】 すなわち本考案は、ホース口金のスリーブを把持するのに用いられ、軸方向及 び周方向の相対移動が防止されたスリーブクランプを提供することを目的とする 。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する本考案のスリーブクランプは、一端に第1係止部をもつ第 1保持部と、一端が第1保持部の他端に連続し第1保持部に対向して延び他端に 第2係止部をもつ第2保持部と、からなり、第1係止部と第2係止部を互いに近 接させて固定することによりホースに加締めにより固定されたホース口金のスリ ーブを第1保持部と第2保持部の間で把持するクランプであって、 スリーブは多方加締めによりホースに固定され、第1保持部及び第2保持部の 少なくとも一方は、内周表面にスリーブの加締め部分の凹部に嵌合する係合凸部 をもつことを特徴とする。
【0007】
【作用】
ホース口金のスリーブは、加締めによりホースに締結される。本考案のスリー ブクランプは、多方加締めにより締結されたスリーブを把持して保持される。こ こで多方加締めで加締められたスリーブには、軸方向で部分的に略リング状の加 締め溝が形成され、かつ加締め溝では円周方向に凹部と、凹部で押し出された余 肉が盛り上がった凸部とが交互に形成されている。
【0008】 そこで本考案のスリーブクランプでは、第1保持部及び第2保持部の少なくと も一方の内周表面にスリーブの加締め部分の凹部に嵌合する係合凸部を有してい る。したがって第1保持部及び第2保持部の間にスリーブを配置し、第1保持部 及び第2保持部でスリーブを把持すると、係合凸部がスリーブの加締め溝にある 凹部に係合する。そして第1係止部と第2係止部とを係合させることで、スリー ブクランプはスリーブに保持される。このとき係合凸部は加締め溝内に位置する ため、加締め溝の内周面に当接することでスリーブクランプの軸方向の移動が規 制されている。また係合凸部が加締め溝内で凹部の円周方向両側に存在する凸部 に当接することで、スリーブクランプの円周方向の移動が規制されている。
【0009】
【実施例】
以下、実施例により具体的に説明する。図1及び図2に本実施例のスリーブク ランプを示す。このスリーブクランプは、略円筒状のものが二分割された形状を なし、半筒状の第1保持部1と第2保持部2が第1ヒンジ部3を介して連結され た構成である。
【0010】 第1保持部1には、外周表面に容器状のポット部10が形成されている。また軸 方向の一端には、第2ヒンジ部11を介して蓋12が揺動自在に連結され、ポット 部10を開閉可能に構成されている。ポット部10からは2個一対の突起13が突出し 、蓋12の係止孔14と係合することで蓋12は閉状態で固定される。 さらに第1保持部1の第1ヒンジ部3と反対側の端部には、第1係止部として の第1係止爪15が突出して設けられている。そして第1保持部1の内周表面には 、それぞれ周方向に平行に延びる2本の突条部16が設けられ、突条部16には長手 方向に間隔を隔てて列設されさらに突出する4個の係合凸部17が設けられている 。
【0011】 第1保持部1と第1ヒンジ部3で連結された第2保持部2は、第1ヒンジ部3 と反対側の端部に第2係止部としての係合孔20と、第2係止爪21とをもつ。そし て第1ヒンジ部3を介して第1保持部1と第2保持部2とが互いに近接されると 、第1係止爪15が第2係止爪21と係合することで第1保持部1と第2保持部2が 略筒状態となって固定される。また、第2保持部2の内周表面には、それぞれ周 方向に平行に延びる2本の突条部22が設けられ、突条部22には長手方向に間隔を 隔てて列設されさらに突出する4個の係合凸部23が設けられている。突条部22は 、第1保持部1及び第2保持部2が閉じられた時に突条部16とそれぞれ対向し、 全体で略リング状となるように構成されている。
【0012】 さて、上記のように構成された本実施例のスリーブクランプの使用例を以下に 説明する。先ず口金4が固定されたホース5を用意し、図3に示すように口金4 のスリーブ41を第2保持部2に配置する。 ここで口金4は、他部品と係合して流路を構成する筒状の係合部40と、係合部 40と反対側に延びるスリーブ41と、係合部40から径方向に突出し外周が六角形状 の鍔状のフランジ部42と、係合部40とフランジ部42の間に形成された小径の首部 43と、フランジ部42に形成されたリング状の溝部44とからなる。そしてスリーブ 41内にホース5が挿入され、外周側からスリーブ41を八方加締めすることで、口 金4とホース5とが締結されている。したがってスリーブ41の外周表面には、加 締めにより形成された2本の加締め溝45がそれぞれ1周して形成され、加締め溝 45には8個の凹部46と8個の凸部47が交互に形成されている。
【0013】 一方、ホース5にはハーネス50が螺旋状に巻回され、さらに熱収縮性チューブ 51がハーネス50を覆って保持している。そしてハーネス50の先端は基板52に半田 付けされ、第2ハーネス53に導通されている。 次に第1ヒンジ部3を中心にして第1保持部1が回動され、第1係止爪15と第 2係止爪21の係合により第2保持部2と固定されてスリーブ41を把持する。この とき係合凸部17及び係合凸部23は、それぞれスリーブ41の加締め溝45及び凹部46 に対応する位置及び大きさに形成されている。そして図4に示す基板52をポット 部10内に配置した後、図示しないポッティング剤を充填して基板52を固定し、蓋 12を回動させてポット部10を閉じる。
【0014】 得られた構造体を一部断面として図5及び図6に示す。この構造体では、係合 凸部17及び係合凸部23がそれぞれスリーブ41の加締め溝45の凹部46に係合してい る。したがってスリーブクランプの口金4に対する軸方向の相対移動は、係合凸 部17,23と加締め溝45内側周面との係合により規制されている。また周方向の相 対移動は、係合凸部17,23と加締め溝45の凸部47の係合により規制されている。 したがってハーネス50及び第2ハーネス53の口金4に対する相対移動も阻止され 、破断などの不具合がない。
【0015】 なお、上記実施例では係合凸部17,23を複数個設け、加締め溝45の凹部46全て に係合させたが、本考案はこれに限るものではなく1個の係合凸部であっても十 分に同様の作用効果を奏する。
【0016】
【考案の効果】
すなわち本考案のスリーブクランプによれば、多方加締めによりホースに締結 されたスリーブに装着することで、軸方向及び円周方向の相対移動を確実に防止 することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例のスリーブクランプの正面図
である。
【図2】本考案の一実施例のスリーブクランプの平面図
である。
【図3】図1のスリーブクランプをスリーブに装着する
途中の状態の平面図である。
【図4】図1のスリーブクランプにハーネスを固定する
方法を示す説明図である。
【図5】図1のスリーブクランプをハーネス付きホース
に装着した状態の一部断面で示す正面図である。
【図6】図1のスリーブクランプをハーネス付きホース
に装着した状態の断面図である。
【符号の説明】
1:第1保持部 2:第2保持部 3:第1ヒン
ジ部 4:口金 5:ホース 15:第1係止爪(第1係止部) 21:第2係止爪(第2係止部) 17,23:係合凸部 41:スリーブ 45:加締め溝 46:凹部
47:凸部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端に第1係止部をもつ第1保持部と、一
    端が該第1保持部の他端に連続し該第1保持部に対向し
    て延び他端に第2係止部をもつ第2保持部と、からな
    り、該第1係止部と該第2係止部を互いに近接させて固
    定することによりホースに加締めにより固定されたホー
    ス口金のスリーブを該第1保持部と該第2保持部の間で
    把持するクランプであって、 前記スリーブは多方加締めにより前記ホースに固定さ
    れ、前記第1保持部及び前記第2保持部の少なくとも一
    方は、内周表面に該スリーブの加締め部分の凹部に嵌合
    する係合凸部をもつことを特徴とするスリーブクラン
    プ。
JP1992038711U 1992-01-17 1992-06-08 スリーブクランプ Expired - Lifetime JP2562633Y2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992038711U JP2562633Y2 (ja) 1992-06-08 1992-06-08 スリーブクランプ
US08/004,064 US5333914A (en) 1992-01-17 1993-01-13 Hose device
DE4300968A DE4300968C2 (de) 1992-01-17 1993-01-15 Schlauchvorrichtung

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992038711U JP2562633Y2 (ja) 1992-06-08 1992-06-08 スリーブクランプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0596668U true JPH0596668U (ja) 1993-12-27
JP2562633Y2 JP2562633Y2 (ja) 1998-02-16

Family

ID=12532911

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992038711U Expired - Lifetime JP2562633Y2 (ja) 1992-01-17 1992-06-08 スリーブクランプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2562633Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017106476A (ja) * 2015-12-07 2017-06-15 株式会社オンダ製作所 ホルダー

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS646479U (ja) * 1987-06-30 1989-01-13
JPH0196723U (ja) * 1987-12-19 1989-06-27

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS646479U (ja) * 1987-06-30 1989-01-13
JPH0196723U (ja) * 1987-12-19 1989-06-27

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017106476A (ja) * 2015-12-07 2017-06-15 株式会社オンダ製作所 ホルダー

Also Published As

Publication number Publication date
JP2562633Y2 (ja) 1998-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6089513A (en) Assembly for protecting and fastening pipes to a supporting structure, particularly of a vehicle
JPH1068481A (ja) チューブ継手部材
KR930006022B1 (ko) 작은 직경의 금속파이프와 가요성 호스를 연결하기 위한 컨넥터
EP1033519A1 (en) Hose clamp with positioning function
KR19990006873A (ko) 커플링 바디에 튜브를 쇄정하기 위한 콜릿
JPH0596668U (ja) スリーブクランプ
JP4296882B2 (ja) ホースクランプ
JP2004270930A (ja) 保護キャップ
JPS6213957Y2 (ja)
JP3543215B2 (ja) 管継手
JPH0714521U (ja) 間接活線工法用ジャンパースリーブカバー
JP7444615B2 (ja) 接続用クランプ装置
JPH0317113Y2 (ja)
JP2562507Y2 (ja) 可撓管の牽引具
JP3025738U (ja) ポリエチレン管継手
JPH11144839A (ja) プラグキャップ着脱用ホルダ
JPH0630587U (ja) パイプクランプ
JPH0232605Y2 (ja)
JPH0741177U (ja) 配管クランプ
JPH0673827U (ja) 間接活線工法用ジャンパースリーブガイド
JPH0317114Y2 (ja)
JPS6124789Y2 (ja)
JPH0512550Y2 (ja)
JPH0412302Y2 (ja)
JPH0510497Y2 (ja)