JPH0596644A - 接続部をもつホース - Google Patents

接続部をもつホース

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JPH0596644A
JPH0596644A JP26506491A JP26506491A JPH0596644A JP H0596644 A JPH0596644 A JP H0596644A JP 26506491 A JP26506491 A JP 26506491A JP 26506491 A JP26506491 A JP 26506491A JP H0596644 A JPH0596644 A JP H0596644A
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inner diameter
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Kenichi Mitsui
研一 三井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ホースとパイプの挿着作業を容易に自動化で
き、かつ強度面の不具合も防止した構造とする。 【構成】パイプ1と、パイプの端部に挿着されたホース
2と、ホースとパイプの結合部分に一体的に被覆された
樹脂製被覆部3と、からなる接続部をもつホースにおい
て、ホースはパイプの内径と略同一の内径をもつ一般部
20と、一般部の先端で拡径されパイプの外径より小さ
い内径をもつ第1拡径部21と、第1拡径部の先端から
さらに徐々に拡径されパイプの外径より大きな内径をも
つ第2拡径部22と、をもつ形状に予め形成され、第2
拡径部及び第1拡径部がパイプに挿着されていることを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パイプとホースが樹脂
製被覆部で一体的に結合された構成の接続部をもつホー
スに関するものである。本発明は、自動車のラジエータ
ホースなどの分岐ホースとして利用できる。
【0002】
【従来の技術】従来、ホースの接続構造として、例えば
特開昭62−233591号公報等に開示されたものが
知られている。この接続構造は図4に示すように、3方
向に分岐する分岐パイプ100と、分岐パイプ100の
それぞれの分岐筒に挿着されたホース201、202、
203と、ホースと分岐パイプの結合部分を覆う樹脂製
被覆部300とから構成されている。
【0003】このホース接続構造を形成するには、分岐
パイプ100の分岐筒をそれぞれホース201〜203
に挿入する。その後ホースが装着された分岐パイプ(以
下、インサートという)を図5に示すように金型内に配
置し、それぞれの分岐筒端部でホース表面をシールリン
グ401,402,403で押圧してシールして固定す
る。そして射出成形により金型400型面とシールリン
グ401〜403およびインサートで形成されたキャビ
ティ500に溶融樹脂を充填し、結合部分及び分岐パイ
プ100中央部分に樹脂製被覆部300を形成する。こ
のとき樹脂製被覆部300は、0.5%以上の収縮率で
収縮して固化するので、それぞれのホースには射出圧力
とともに縮径の力が作用する。これによりそれぞれのホ
ース201〜203は、樹脂製被覆部300と分岐パイ
プ100との間で強く挟持され、高いシール圧力が得ら
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の接続部
をもつホースにあっては、一般にホースの内径とパイプ
の内径は同一とされ流路の断面積を均一としている。し
たがってパイプにホースを挿着する場合、ホースを拡径
する必要が生じる。しかしラジエータホースなどは内部
に補強糸層をもち肉厚も厚いため、拡径するのに大きな
力を要し、例えば女性の手仕事では挿着が困難な場合も
ある。
【0005】そこでパイプにホースを挿着する作業の自
動化が考えられている。しかし結合時のシール性を得る
ためにホースの内径はパイプの外径より小さくする必要
があるから、ホースとパイプとを同軸上に位置させ互い
に近接させて挿着しようとすると、ホース先端面とパイ
プ先端面とが干渉して挿着することができない。また人
間の手作業のように、挿着の進行に合わせてホースとパ
イプの相対角度を変更しながら、かつ力の方向も変更し
ながら挿着するような作業を自動化することは容易では
ない。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、ホースとパイプの挿着作業を容易に自動化
でき、かつ強度面の不具合も防止した構造とすることを
目的とする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記課題を解決する本
発明の接続部をもつホースは、パイプと、パイプの端部
に挿着されたホースと、ホースとパイプの結合部分に一
体的に被覆された樹脂製被覆部と、からなる接続部をも
つホースにおいて、ホースはパイプの内径と略同一の内
径をもつ一般部と、一般部の先端で拡径されパイプの外
径より小さい内径をもつ第1拡径部と、第1拡径部の先
端からさらに徐々に拡径されパイプの外径より大きな内
径をもつ第2拡径部と、をもつ形状に予め形成され、第
2拡径部及び第1拡径部がパイプに挿着されていること
を特徴とする。
【0008】パイプは接続部でホースを内部から保持し
て補強する機能をもち、例えば複数方向に分岐した分岐
パイプを用いることができる。このパイプは先端がホー
ス内に挿入され、後述の樹脂製被覆部とともにホースを
挟持する。本発明の最大の特徴は、ホースの形状にあ
る。すなわち、ホースはパイプの内径と略同一の内径を
もつ一般部と、一般部の先端で拡径されパイプの外径よ
り小さい内径をもつ第1拡径部と、第1拡径部の先端か
らさらに徐々に拡径されパイプの外径より大きな内径を
もつ第2拡径部と、をもつ形状に予め形成されている。
したがってホースとパイプとを同軸上に位置させ、互い
に近接する方向へ移動させることにより、ホースをパイ
プに容易に挿着することができ自動化が可能である。ま
た第1拡径部はさらに拡径された状態で挿着されている
のでシール性が確保され、かつ挿着時の拡径量は従来に
比べて小さいので、強度面の不具合も防止されている。
【0009】ホースを上記した形状にするには、金型内
で成形してもよいし、3段径をもつマンドレルを用い均
一径で押出成形後に拡径することもできる。そしてホー
スまたはパイプの一方を固定し、他方を軸方向に近接駆
動することにより容易に挿着することができる。樹脂製
被覆部は、ホースとパイプの結合部分に一体的に被覆さ
れ、パイプとの間でホースを挟持している。この樹脂製
被覆部は、ホースが挿着されたパイプを成形型内に配置
し、シールリングなどでシールして結合部分の周囲に射
出成形などで成形して形成することができる。
【0010】
【発明の作用及び効果】本発明の接続部をもつホースを
製造する場合、先ずパイプにホースが挿着される。この
とき先ず第2拡径部がパイプに挿着される。第2拡径部
の内径はパイプの外径より大きいため、ホースとパイプ
とを同軸上に位置させ、互いに近接する方向へ移動させ
ると、パイプはホース端面と干渉することなく第2拡径
部内に挿入される。そして第2拡径部は第1拡径部に向
かって徐々に縮径しているので、パイプは第2拡径部と
第1拡径部との境界部の漏斗状内周面に案内されて第1
拡径部に挿入される。第1拡径部の内径はパイプの外径
より小さいため、パイプは第1拡径部を拡径しながら挿
入される。これによりパイプは第1拡径部の縮径しよう
とする反力により第1拡径部と密接され、シール性が発
現する。
【0011】したがって本発明の接続部をもつホースに
よれば、ホースとパイプとを同軸上に位置させ、互いに
近接する方向へ軸方向に移動させるだけでホースとパイ
プの干渉なく挿着できるので、ホースとパイプの挿着の
自動化が容易である。また、ゴムホースの先端が開いて
いても、その表面が樹脂で一体被覆されるので外観が悪
化することはない。
【0012】
【実施例】以下、実施例により具体的に説明する。図1
に本実施例の接続部をもつホースの断面図を示す。本実
施例はラジエータホースとして用いられる分岐ホースに
関するものである。この分岐ホースは、3方向に分岐す
る樹脂製の分岐パイプ1と、分岐パイプ1のそれぞれの
分岐筒10に挿着された3本のホース2と、分岐パイプ
1とホース2との結合部分及び分岐パイプ1の中央部1
1を被覆して一体的に固定する樹脂製被覆部3とから構
成されている。
【0013】分岐パイプ1は、厚肉の中央部11と、中
央部11から3方向に分岐する分岐筒10から構成さ
れ、中央部11には一部に係止凹部12が形成されてい
る。またそれぞれの分岐筒10の外周表面には、周方向
に1周して延びる突条13が複数個形成され、ホース2
の抜け止めとして機能している。それぞれのホース2
は、図2に示すように内径が一定の一般部20と、一般
部20の先端に連続する第1拡径部21と、第1拡径部
21の先端から漏斗状に拡径する第2拡径部22とから
構成されている。このホース2は、押出成形後に3段径
をもつマンドレルを挿入し加硫成形したものである。
【0014】図2に示す分岐筒Aに挿着されるホースB
の場合で、具体的な寸法を説明すると、分岐筒Aの外径
は19.6mm、内径は16mmである。そして一般部
20の内径は16mm、第1拡径部21の内径は17.
5mm、第2拡径部22の先端の内径は20mmであ
る。すなわち第1拡径部21の内径は分岐筒Aの外径よ
り小さく、第2拡径部22の内径は分岐筒Aの外径より
大きい。
【0015】したがって分岐筒AにホースBを挿着する
場合、係止凹部12に図示しない保持治具を係合させて
分岐パイプ1を固定する。そして分岐筒AとホースBと
を同軸位置に対峙させ、ホースBを第2拡径部22側か
ら軸方向に分岐筒Aに近接する方向へ駆動する。すると
第2拡径部22の内径は分岐筒Aの外径より大きいの
で、分岐筒Aは容易に第2拡径部22に挿入される。そ
して分岐筒Aは第2拡径部22の漏斗状内周面に案内さ
れて第1拡径部21に挿入され、第1拡径部21を拡径
しながらホースBが中央部12に当接するまで挿入され
る。他のホース2と分岐筒10も同様にして挿着され
る。
【0016】このように第2拡径部22の存在により、
分岐筒10とホース2の端面どうしが干渉することがな
いので、分岐パイプ1とホース2の挿着を容易に自動化
することができる。また第1拡径部21は予め拡径され
た状態で形成されているため、挿着時に拡径する量が従
来に比べて小さい。したがって第1拡径部21の変形量
が小さいため肉厚の低下や補強糸層の変形が小さくな
り、強度面の不具合が防止されている。
【0017】ホース2が挿着された分岐パイプ1は図5
に示すのと同様に成形型内に配置され、ガラス繊維強化
ポリアミド樹脂を成形材料として射出成形により樹脂製
被覆部3が形成される。そしてホース2は樹脂製被覆部
3の射出圧力及び成形後の収縮力により押圧され、分岐
パイプ1と強固に締結される。これにより第2拡径部2
2も縮径されて分岐筒10に密接される。
【0018】なお、本実施例で用いたホース2では、第
2拡径部22は漏斗状に拡径していたが、図3に示すよ
うに漏斗状に徐々に拡径した後軸と平行に延びる第2拡
径部22’としても同様の作用効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の接続部をもつホースの断面
図である。
【図2】本発明の一実施例で用いられたホースとパイプ
の挿着時の説明図である。
【図3】実施例で用いられたホースの他の態様を示す断
面図である。
【図4】従来の接続部をもつホースの断面図である。
【図5】従来の接続部をもつホースの製造方法の説明図
である。
【符号の説明】
1:分岐パイプ(パイプ) 2:ホース 3:
樹脂製被覆部 10:分岐筒 11:中央部 1
2:係止凹部 20:一般部 21:第1拡径部 2
2:第2拡径部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29L 31:24 4F

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パイプと、該パイプの端部に挿着された
    ホースと、該ホースと該パイプの結合部分に一体的に被
    覆された樹脂製被覆部と、からなる接続部をもつホース
    において、 前記ホースは前記パイプの内径と略同一の内径をもつ一
    般部と、該一般部の先端で拡径され該パイプの外径より
    小さい内径をもつ第1拡径部と、該第1拡径部の先端か
    らさらに徐々に拡径され該パイプの外径より大きな内径
    をもつ第2拡径部と、をもつ形状に予め形成され、該第
    2拡径部及び該第1拡径部が該パイプに挿着されている
    ことを特徴とする接続部をもつホース。
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DE69221918T DE69221918T2 (de) 1991-03-25 1992-03-25 Schlauchkupplungsanordnung
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