JPH0596206A - 遠心加速度演算機能付遠心分離機 - Google Patents
遠心加速度演算機能付遠心分離機Info
- Publication number
- JPH0596206A JPH0596206A JP25659891A JP25659891A JPH0596206A JP H0596206 A JPH0596206 A JP H0596206A JP 25659891 A JP25659891 A JP 25659891A JP 25659891 A JP25659891 A JP 25659891A JP H0596206 A JPH0596206 A JP H0596206A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- centrifugal acceleration
- sample
- sample vessel
- centrifugal
- sample container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Centrifugal Separators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は遠心分離機の遠心加速度演算部に関
するものであり、試料容器で見た任意の位置に加わる遠
心加速度を計算や換算表を用いずに試料容器底からの距
離を入力するのみで演算処理できるようにしたものであ
る。 【構成】 制御部5は記憶素子に、使用できる回転体1
の試料容器挿入穴角度D、試料容器挿入穴の最大回転半
径Max.r、試料容器形状等のデータを記憶させ、試
料容器任意の点Hの距離を入力部7に入力すると、当該
部位の回転中の回転半径rを自動的に求め、任意の点の
遠心加速度を算出表示できるようにした。
するものであり、試料容器で見た任意の位置に加わる遠
心加速度を計算や換算表を用いずに試料容器底からの距
離を入力するのみで演算処理できるようにしたものであ
る。 【構成】 制御部5は記憶素子に、使用できる回転体1
の試料容器挿入穴角度D、試料容器挿入穴の最大回転半
径Max.r、試料容器形状等のデータを記憶させ、試
料容器任意の点Hの距離を入力部7に入力すると、当該
部位の回転中の回転半径rを自動的に求め、任意の点の
遠心加速度を算出表示できるようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は遠心分離機のように試料
に遠心加速度を与えることを目的とする装置の遠心加速
度演算機能に関するものである。
に遠心加速度を与えることを目的とする装置の遠心加速
度演算機能に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3に遠心分離に用いる回転体の代表的
な3例の断面図を示す。各回転体はその試料挿入用穴に
試料の入った容器が挿入されている。同図中に於て1は
停止中の状態、2は回転中の状態である。使用者が試料
容器の中の試料の任意の位置に加わる遠心加速度を知ろ
うとする時、Cの例の回転体を除き、回転体の試料挿入
用穴の角度や、試料容器の容積、形状等を踏まえ、計算
又は換算表を用い、使用者の定めた任意の点の回転半径
又は換算距離を入力する必要があった。
な3例の断面図を示す。各回転体はその試料挿入用穴に
試料の入った容器が挿入されている。同図中に於て1は
停止中の状態、2は回転中の状態である。使用者が試料
容器の中の試料の任意の位置に加わる遠心加速度を知ろ
うとする時、Cの例の回転体を除き、回転体の試料挿入
用穴の角度や、試料容器の容積、形状等を踏まえ、計算
又は換算表を用い、使用者の定めた任意の点の回転半径
又は換算距離を入力する必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】従来の遠心分離機の
演算装置では、試料容器内の任意の位置に加わる遠心加
速度を求める為に、前述した奴く計算もしくは換算表を
用い回転半径又は換算距離を入力してやらねばならない
という問題があった。
演算装置では、試料容器内の任意の位置に加わる遠心加
速度を求める為に、前述した奴く計算もしくは換算表を
用い回転半径又は換算距離を入力してやらねばならない
という問題があった。
【0004】本発明の目的は、試料容器内試料の任意の
位置に加わる遠心加速度を算出する際、前述した計算や
換算表等の使用を無くし、簡便に遠心加速度を求められ
るようにすることである。
位置に加わる遠心加速度を算出する際、前述した計算や
換算表等の使用を無くし、簡便に遠心加速度を求められ
るようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述目的は、制御部の記
憶素子に回転体の形状、試料挿入用穴角度等を記憶さ
せ、使用者が試料容器の中の試料の任意の位置を与える
ことにより回転中の試料の位置を計算し、任意の位置の
遠心加速度を算出できるよう、制御部の演算素子に演算
機能を付与することにより達成される。
憶素子に回転体の形状、試料挿入用穴角度等を記憶さ
せ、使用者が試料容器の中の試料の任意の位置を与える
ことにより回転中の試料の位置を計算し、任意の位置の
遠心加速度を算出できるよう、制御部の演算素子に演算
機能を付与することにより達成される。
【0006】
【作用】前述目的は遠心分離機の制御部の記憶素子に使
用可能な回転体の形式、試料挿入用穴の角度及び最大回
転半径、試料容器の形状等の情報を記憶させ、運転時該
回転体を判別又は使用者による回転体の指定により、該
回転体の情報(図2に示す処のD、Max.r等)を記
憶素子より呼び出し、使用者よって入力される試料容器
底から任意の点までの距離(図2のH)を演算素子によ
り演算し、任意の点の回転半径を求め、設定された回転
数と演算し、任意の点の遠心加速度を与えることが達成
される。又、任意の点の遠心加速度を設定した場合に於
ても、上述と同様に回転体を識別することにより、該回
転体の情報を記憶素子より呼び出し、入力された試料容
器底からの距離を演算素子により演算し任意の位置の回
転半径を求め、設定された遠心加速度と演算することに
より、当該任意の点が設定された遠心加速度を得る回転
数を与えることができる。
用可能な回転体の形式、試料挿入用穴の角度及び最大回
転半径、試料容器の形状等の情報を記憶させ、運転時該
回転体を判別又は使用者による回転体の指定により、該
回転体の情報(図2に示す処のD、Max.r等)を記
憶素子より呼び出し、使用者よって入力される試料容器
底から任意の点までの距離(図2のH)を演算素子によ
り演算し、任意の点の回転半径を求め、設定された回転
数と演算し、任意の点の遠心加速度を与えることが達成
される。又、任意の点の遠心加速度を設定した場合に於
ても、上述と同様に回転体を識別することにより、該回
転体の情報を記憶素子より呼び出し、入力された試料容
器底からの距離を演算素子により演算し任意の位置の回
転半径を求め、設定された遠心加速度と演算することに
より、当該任意の点が設定された遠心加速度を得る回転
数を与えることができる。
【0007】
【実施例】図1に本発明による遠心分離機の摸式図を示
す。回転体1は駆動軸2を介し、駆動部3により回転駆
動する。回転体1には試料容器4を納める為の複数の穴
があり、その穴に試料の入った試料容器4を挿入する。
制御部5は回転体1の回転制御を行う他に、内部記憶素
子に複数回転体の試料挿入用穴角度等のデータが記憶さ
れており、入力部7から使用者により入力される試料容
器4の任意の位置の距離を元に、当該位置の遠心加速度
を演算し、表示部6に表示する。
す。回転体1は駆動軸2を介し、駆動部3により回転駆
動する。回転体1には試料容器4を納める為の複数の穴
があり、その穴に試料の入った試料容器4を挿入する。
制御部5は回転体1の回転制御を行う他に、内部記憶素
子に複数回転体の試料挿入用穴角度等のデータが記憶さ
れており、入力部7から使用者により入力される試料容
器4の任意の位置の距離を元に、当該位置の遠心加速度
を演算し、表示部6に表示する。
【0008】
【発明の効果】本発明によれば、試料容器内の試料位置
を換算することなく入力し、任意の点の遠心加速度を簡
便に得ることができる。
を換算することなく入力し、任意の点の遠心加速度を簡
便に得ることができる。
【図1】 本発明になる遠心分離機の一実施例を示す一
部断面図。
部断面図。
【図2】 試料容器と回転体に挿入され回転中の試料及
び試料容器の一実施例を示す断面図。
び試料容器の一実施例を示す断面図。
【図3】 遠心機で多く使用される3種の回転体の停止
中及び回転中を示す断面図。
中及び回転中を示す断面図。
1は回転体、2は駆動軸、3は駆動部、4は試料容器、
5は制御部、6は表示部、7は入力部、Hは試料容器底
から任意の位置迄の距離、Dは回転体の試料容器挿入用
穴角度、Max.rは回転体の試料容器挿入穴の最大回
転半径、rは任意の点の回転半径である。
5は制御部、6は表示部、7は入力部、Hは試料容器底
から任意の位置迄の距離、Dは回転体の試料容器挿入用
穴角度、Max.rは回転体の試料容器挿入穴の最大回
転半径、rは任意の点の回転半径である。
Claims (1)
- 【請求項1】 分離する試料を入れた試料容器を挿入す
る回転体と、前記回転体を駆動する駆動装置を有する遠
心分離機に於て、前記回転体の試料容器挿入用穴が回転
軸に対し傾きを持つ又は平行であっても前記試料容器を
垂直に立てた時の試料容器下端からの距離を入力するこ
とにより、当該試料位置の回転中に加わる遠心加速度を
自動的に演算する演算機能を有したことを特徴とする遠
心加速度演算機能付遠心分離機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25659891A JPH0596206A (ja) | 1991-10-03 | 1991-10-03 | 遠心加速度演算機能付遠心分離機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25659891A JPH0596206A (ja) | 1991-10-03 | 1991-10-03 | 遠心加速度演算機能付遠心分離機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0596206A true JPH0596206A (ja) | 1993-04-20 |
Family
ID=17294858
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25659891A Pending JPH0596206A (ja) | 1991-10-03 | 1991-10-03 | 遠心加速度演算機能付遠心分離機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0596206A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114210471A (zh) * | 2021-12-07 | 2022-03-22 | 九江精密测试技术研究所 | 一种末端安装自校正高精度离心机 |
-
1991
- 1991-10-03 JP JP25659891A patent/JPH0596206A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114210471A (zh) * | 2021-12-07 | 2022-03-22 | 九江精密测试技术研究所 | 一种末端安装自校正高精度离心机 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2006198614A (ja) | 携帯用遠心分離機 | |
US4341343A (en) | Magnetically driven centrifuge system | |
JP6331378B2 (ja) | 遠心機 | |
JPH0596206A (ja) | 遠心加速度演算機能付遠心分離機 | |
JP6435778B2 (ja) | 遠心機用スイングロータ及び遠心機 | |
US8262551B2 (en) | Centrifuge having displacement sensor | |
JP5035632B2 (ja) | 遠心分離機 | |
JPS62262120A (ja) | 操作ガイダンス学習装置 | |
JP2541246Y2 (ja) | 遠心分離機 | |
JP2019089061A (ja) | 遠心分離機およびスイングバケットロータ | |
JPH08141437A (ja) | 遠心分離装置 | |
JP2008100124A (ja) | 遠心分離機 | |
JPH08126852A (ja) | 遠心分離機 | |
JP2007222765A (ja) | 遠心分離用ロ−タおよび遠心機 | |
JP2607761Y2 (ja) | 遠心分離機 | |
JPH06226143A (ja) | 角度が固定された遠心分離機ロータに用いるチューブ | |
JP2008212903A (ja) | 遠心分離機 | |
JP4172885B2 (ja) | 遠心分離機 | |
JPH0213096Y2 (ja) | ||
JPH0679199A (ja) | 遠心機における残り時間の表示方法 | |
JP2001104829A (ja) | 遠心分離機 | |
JP2007326040A (ja) | 遠心機 | |
JP3024303B2 (ja) | 遠心機の運転時間管理法 | |
JP2000301029A (ja) | 遠心分離機の表示方法 | |
JPH01184050A (ja) | 遠心分離機の真空度表示装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19981020 |