JPH08126852A - 遠心分離機 - Google Patents
遠心分離機Info
- Publication number
- JPH08126852A JPH08126852A JP26560094A JP26560094A JPH08126852A JP H08126852 A JPH08126852 A JP H08126852A JP 26560094 A JP26560094 A JP 26560094A JP 26560094 A JP26560094 A JP 26560094A JP H08126852 A JPH08126852 A JP H08126852A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dummy
- centrifuge
- centrifuge tube
- rotor
- centrifugal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Centrifugal Separators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、医学等の分野で使用されている遠
心分離機に関するものであり、その目的は、ロータのア
ンバランスを防止するために用いられるダミー遠心管を
常に遠心分離機の周辺に用意しておくことで、作業効率
の向上を図ることである。 【構成】 被分離試料の注入された遠心管を収納して回
転するロータと、このロータを所定の回転数及び温度で
運転制御する遠心分離機1において、上面部に遠心管の
挿通可能な貫通穴を設けると共に平坦な側面部とから成
るダミー遠心管収納部4の側面部に板上磁石6を設け
て、遠心分離機の上面、側面または前面に配置する。
心分離機に関するものであり、その目的は、ロータのア
ンバランスを防止するために用いられるダミー遠心管を
常に遠心分離機の周辺に用意しておくことで、作業効率
の向上を図ることである。 【構成】 被分離試料の注入された遠心管を収納して回
転するロータと、このロータを所定の回転数及び温度で
運転制御する遠心分離機1において、上面部に遠心管の
挿通可能な貫通穴を設けると共に平坦な側面部とから成
るダミー遠心管収納部4の側面部に板上磁石6を設け
て、遠心分離機の上面、側面または前面に配置する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遺伝子工学分野及び病
院等で細胞培養液や血液分離等に用いられている小形遠
心分離機に関するものである。
院等で細胞培養液や血液分離等に用いられている小形遠
心分離機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明の対象品は、例えば、遺伝子工学
分野や病院等で細胞培養液や血液分離等に用いられてい
る小形遠心分離機に関する。この種の遠心分離機は、ア
ングルロータやスイングロータを用い遠心分離したい液
体試料を遠心管に注入し、ロータの遠心管挿入穴にセッ
トして回転される。この回転する際には、ロータの回転
軸に対する質量バランスを合わせることが重要であり、
バランスを合わせないで回転するとロータに異常振動が
発生して目的を達成できない。質量バランス合わせの最
も一般的なやり方は、ロータの回転軸の周りに等配され
た遠心管挿入穴に対して、質量の等しい遠心管を回転軸
を中心として対称位置にセットすることである。分離し
たい試料が偶数本の場合は、前記のような方法でセット
して問題ないが、奇数本の場合は試料が注入された遠心
管と質量が等しいダミー遠心管を作成してセットしてい
る。
分野や病院等で細胞培養液や血液分離等に用いられてい
る小形遠心分離機に関する。この種の遠心分離機は、ア
ングルロータやスイングロータを用い遠心分離したい液
体試料を遠心管に注入し、ロータの遠心管挿入穴にセッ
トして回転される。この回転する際には、ロータの回転
軸に対する質量バランスを合わせることが重要であり、
バランスを合わせないで回転するとロータに異常振動が
発生して目的を達成できない。質量バランス合わせの最
も一般的なやり方は、ロータの回転軸の周りに等配され
た遠心管挿入穴に対して、質量の等しい遠心管を回転軸
を中心として対称位置にセットすることである。分離し
たい試料が偶数本の場合は、前記のような方法でセット
して問題ないが、奇数本の場合は試料が注入された遠心
管と質量が等しいダミー遠心管を作成してセットしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような使用方法
の遠心分離機において、ロータのバランスのためのダミ
ー遠心管は、小さなものであり紛失したり仕舞い忘れた
りして、使用したいときに用をなさないことが多かっ
た。また、この種の遠心機は、ロータが遠心分離機本体
にねじなどで固定されており容易に取り外すことができ
ない構造であるため、遠心管をセットする際は、試料を
注入した遠心管を遠心分離機の側に持参し、ロータに挿
入する必要がある。ダミー遠心管を準備し忘れた場合
は、その準備をする必要があり不便であった。
の遠心分離機において、ロータのバランスのためのダミ
ー遠心管は、小さなものであり紛失したり仕舞い忘れた
りして、使用したいときに用をなさないことが多かっ
た。また、この種の遠心機は、ロータが遠心分離機本体
にねじなどで固定されており容易に取り外すことができ
ない構造であるため、遠心管をセットする際は、試料を
注入した遠心管を遠心分離機の側に持参し、ロータに挿
入する必要がある。ダミー遠心管を準備し忘れた場合
は、その準備をする必要があり不便であった。
【0004】本発明の目的は、上述した問題を解決し、
遠心分離における作業効率の向上を図ることである。
遠心分離における作業効率の向上を図ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、磁石付きダ
ミー遠心管収納体を遠心分離機の上面または側面または
前面に設け、ダミー遠心管を常に遠心分離機にの周りに
用意しておくことによって達成される。
ミー遠心管収納体を遠心分離機の上面または側面または
前面に設け、ダミー遠心管を常に遠心分離機にの周りに
用意しておくことによって達成される。
【0006】
【作用】上記のように構成された遠心分離機において、
磁石付きダミー遠心管収納体は操作者の手の届く範囲に
設置でき、ダミー遠心管を上方から引き抜いて使用でき
るので、遠心分離の操作作業を効率向上でき、便利にす
ることができる。
磁石付きダミー遠心管収納体は操作者の手の届く範囲に
設置でき、ダミー遠心管を上方から引き抜いて使用でき
るので、遠心分離の操作作業を効率向上でき、便利にす
ることができる。
【0007】
【実施例】図1は本発明になる遠心分離機を示す外観図
である。また図2及び図3は本発明になる遠心分離機に
用いられるダミー遠心管収納体を示す外観図である。図
1において、ダミー遠心管収納体3は遠心分離機1の前
面パネル上部に取り付けられており、遠心分離機内のロ
ータ(図示せず)に遠心管を挿入する際に、容易にダミ
ー遠心管を取りだすことができるようになっている。図
2のダミー遠心管収納体3において、ダミー遠心管収納
部4はプラスチックなどによって一体に形成され、上面
から各種の寸法のダミー遠心管挿入穴5が複数穿孔され
てダミー遠心管を収納できるようになっており、側面に
は板状磁石6が取り付けられてダミー遠心管収納部4を
遠心分離機に取り付けられるようになっている。図3は
ダミー遠心管収納体の変形例であり、ダミー遠心管収納
部4を板材で製作したものである。
である。また図2及び図3は本発明になる遠心分離機に
用いられるダミー遠心管収納体を示す外観図である。図
1において、ダミー遠心管収納体3は遠心分離機1の前
面パネル上部に取り付けられており、遠心分離機内のロ
ータ(図示せず)に遠心管を挿入する際に、容易にダミ
ー遠心管を取りだすことができるようになっている。図
2のダミー遠心管収納体3において、ダミー遠心管収納
部4はプラスチックなどによって一体に形成され、上面
から各種の寸法のダミー遠心管挿入穴5が複数穿孔され
てダミー遠心管を収納できるようになっており、側面に
は板状磁石6が取り付けられてダミー遠心管収納部4を
遠心分離機に取り付けられるようになっている。図3は
ダミー遠心管収納体の変形例であり、ダミー遠心管収納
部4を板材で製作したものである。
【0008】
【発明の効果】本発明によれば、磁石付きダミー遠心管
収納体を遠心分離機の上面、側面または前面に設け、ダ
ミー遠心管を常に遠心分離機の周辺に配置したので、ダ
ミー遠心管を上方から引き抜いて使用することができ、
遠心分離の作業効率を向上させることができる。
収納体を遠心分離機の上面、側面または前面に設け、ダ
ミー遠心管を常に遠心分離機の周辺に配置したので、ダ
ミー遠心管を上方から引き抜いて使用することができ、
遠心分離の作業効率を向上させることができる。
【図1】 本発明になる遠心分離機の一実施例を示す外
観図である。
観図である。
【図2】 本発明になる遠心分離機に使用されるダミー
遠心管収納体を示す外観図である。
遠心管収納体を示す外観図である。
【図3】 本発明になるダミー遠心管収納体の他の実施
例を示す外観図である。
例を示す外観図である。
1は遠心分離機、2はドア、3はダミー遠心管収納体、
4はダミー遠心管収納部、5はダミー遠心管挿入穴、6
は板状磁石である。
4はダミー遠心管収納部、5はダミー遠心管挿入穴、6
は板状磁石である。
Claims (1)
- 【請求項1】 被分離試料の注入された遠心管を収納す
るロータと、該ロータを所定の回転数及び温度で運転制
御する遠心分離機において、前記遠心管の挿通可能な貫
通穴を設けた上面部と平坦な側面部とから成るダミー遠
心管収納部の該側面部に磁石を設けたことを特徴とする
遠心分離機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26560094A JPH08126852A (ja) | 1994-10-28 | 1994-10-28 | 遠心分離機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26560094A JPH08126852A (ja) | 1994-10-28 | 1994-10-28 | 遠心分離機 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002066772A Division JP2002273271A (ja) | 2002-03-12 | 2002-03-12 | 遠心分離機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08126852A true JPH08126852A (ja) | 1996-05-21 |
Family
ID=17419386
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26560094A Pending JPH08126852A (ja) | 1994-10-28 | 1994-10-28 | 遠心分離機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08126852A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2024029435A1 (ja) * | 2022-08-05 | 2024-02-08 | エッペンドルフ・ハイマック・テクノロジーズ株式会社 | 自動遠心機 |
-
1994
- 1994-10-28 JP JP26560094A patent/JPH08126852A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2024029435A1 (ja) * | 2022-08-05 | 2024-02-08 | エッペンドルフ・ハイマック・テクノロジーズ株式会社 | 自動遠心機 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020212 |