JPH05138072A - 遠心分離機用ロータ - Google Patents
遠心分離機用ロータInfo
- Publication number
- JPH05138072A JPH05138072A JP30925991A JP30925991A JPH05138072A JP H05138072 A JPH05138072 A JP H05138072A JP 30925991 A JP30925991 A JP 30925991A JP 30925991 A JP30925991 A JP 30925991A JP H05138072 A JPH05138072 A JP H05138072A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- test tube
- bucket
- tube insertion
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、遠心分離機用ロータに関するもの
であり、目的は、１つのロータで複数の試験管挿入穴角
度或いは試験管挿入穴寸法を選択することができるよう
にすることである。 【構成】 上面に環状の凹部を有するロータボディ１
と、相対する面６、７に形成された試験管挿入穴５の回
転中心線４に対する角度が異なるバケット２より構成さ
れ、ロータボディ１の凹部にバケット２の相対する面
６、７のいずれの向きでも装着できる。
であり、目的は、１つのロータで複数の試験管挿入穴角
度或いは試験管挿入穴寸法を選択することができるよう
にすることである。 【構成】 上面に環状の凹部を有するロータボディ１
と、相対する面６、７に形成された試験管挿入穴５の回
転中心線４に対する角度が異なるバケット２より構成さ
れ、ロータボディ１の凹部にバケット２の相対する面
６、７のいずれの向きでも装着できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、試料を入れた試験管を
固定された角度に保持し、高速回転により発生する遠心
力を利用して前記試料の分離を行う遠心分離機用ロータ
に関するものである。
固定された角度に保持し、高速回転により発生する遠心
力を利用して前記試料の分離を行う遠心分離機用ロータ
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の遠心分離機用ロータは、回転中心
線に対して試験管挿入穴が固定された一定角度で形成さ
れかつ、穴径、穴深さも１種で形成されており、１種の
ロータで角度或いは、異なる寸法の試験管を変えて遠心
分離することはできなかった。
線に対して試験管挿入穴が固定された一定角度で形成さ
れかつ、穴径、穴深さも１種で形成されており、１種の
ロータで角度或いは、異なる寸法の試験管を変えて遠心
分離することはできなかった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】回転中心線に関する試
験管挿入穴の角度が固定され穴径、穴深さも１種類であ
る従来の遠心機用ロータは、１種のロータで２つ以上の
試験管挿入穴角度或いは、試験管を選択することができ
ないという問題があった。このため、異なる試料の分離
に適する為には、試験管挿入穴角度或いは、穴径、穴深
さが異なる複数のロータを用意する必要があった。
験管挿入穴の角度が固定され穴径、穴深さも１種類であ
る従来の遠心機用ロータは、１種のロータで２つ以上の
試験管挿入穴角度或いは、試験管を選択することができ
ないという問題があった。このため、異なる試料の分離
に適する為には、試験管挿入穴角度或いは、穴径、穴深
さが異なる複数のロータを用意する必要があった。
【０００４】本発明の目的は、１種の固定角ロータで複
数の異なる試験管挿入穴角度或いは、試験管を選択する
ことができるようにすることである。
数の異なる試験管挿入穴角度或いは、試験管を選択する
ことができるようにすることである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的は、固定角ロー
タを、回転中心線に対する試験管挿入穴の角度或いは、
穴径、穴深さが異なるように形成された環状形状のバケ
ットと、上面に環状の凹部を有してこの凹部にバケット
を両面いずれかの方向から挿入しても保持できるロータ
ボディとから構成することにより達成される。
タを、回転中心線に対する試験管挿入穴の角度或いは、
穴径、穴深さが異なるように形成された環状形状のバケ
ットと、上面に環状の凹部を有してこの凹部にバケット
を両面いずれかの方向から挿入しても保持できるロータ
ボディとから構成することにより達成される。
【０００６】
【作用】上記のように構成されたロータは、ロータボデ
ィに挿入するバケットの向きにより、回転中心線に対す
る試験管挿入穴の角度や、穴径、穴深さを選択すること
ができ、１種のロータで異なる試験管挿入角度、異なる
試験管の遠心分離が可能となる。そして、バケットを、
複数用意することにより、多種の穴角度、穴径、穴深さ
を変えたロータを得ることができる。
ィに挿入するバケットの向きにより、回転中心線に対す
る試験管挿入穴の角度や、穴径、穴深さを選択すること
ができ、１種のロータで異なる試験管挿入角度、異なる
試験管の遠心分離が可能となる。そして、バケットを、
複数用意することにより、多種の穴角度、穴径、穴深さ
を変えたロータを得ることができる。
【０００７】
【実施例】図１、図２は、本発明になる遠心分離機用固
定角ロータの一実施例を示す構造図である。図１、図２
において、ロータボディ１は上面の凹部にバケット２を
保持し、下面のクラウン室３で遠心分離機の駆動軸と締
結され、高速回転する。
定角ロータの一実施例を示す構造図である。図１、図２
において、ロータボディ１は上面の凹部にバケット２を
保持し、下面のクラウン室３で遠心分離機の駆動軸と締
結され、高速回転する。
【０００８】バケット２は、ロータボディ１に対して着
脱自在であり、バケット２のＡ面側６およびＢ面側７の
両方向よりロータボディ１に装着可能である。バケット
２のＡ面側６およびＢ面側７には回転中心線４を中心と
した円周上に対称となるように試験管挿入穴５が形成さ
れており、試験管挿入穴５は互いに干渉しないように等
間隔に位置している。Ａ面側６の試験管挿入穴５は回転
中心線４に対する角度θであるのが、Ｂ面側７はφとな
っており、試験管挿入穴５の角度が異なる。ここで、図
１に示すようにバケット２をＢ面側７を下にロータボデ
ィ１に装着した場合は、試験管挿入穴５は角度θで使用
でき、図２に示すようにＡ面側６を下にした場合は角度
φで使用できる。すなわち、バケット２をロータボディ
１に装着する向きにより、試験管挿入穴５の角度をθと
φのいずれかを選択することができる。前記穴角度の場
合と同様に試験挿入穴５の穴径、穴深さも設定できる。
脱自在であり、バケット２のＡ面側６およびＢ面側７の
両方向よりロータボディ１に装着可能である。バケット
２のＡ面側６およびＢ面側７には回転中心線４を中心と
した円周上に対称となるように試験管挿入穴５が形成さ
れており、試験管挿入穴５は互いに干渉しないように等
間隔に位置している。Ａ面側６の試験管挿入穴５は回転
中心線４に対する角度θであるのが、Ｂ面側７はφとな
っており、試験管挿入穴５の角度が異なる。ここで、図
１に示すようにバケット２をＢ面側７を下にロータボデ
ィ１に装着した場合は、試験管挿入穴５は角度θで使用
でき、図２に示すようにＡ面側６を下にした場合は角度
φで使用できる。すなわち、バケット２をロータボディ
１に装着する向きにより、試験管挿入穴５の角度をθと
φのいずれかを選択することができる。前記穴角度の場
合と同様に試験挿入穴５の穴径、穴深さも設定できる。
【０００９】また、本実施例では、バッケット２の上
面、下面に試験管挿入穴５を設けているが、内側面に該
試験管挿入穴５を設けることも可能である。
面、下面に試験管挿入穴５を設けているが、内側面に該
試験管挿入穴５を設けることも可能である。
【００１０】
【発明の効果】本発明によれば、回転軸に対する試験管
挿入穴の角度穴径、穴深さを１種のロータで選択可能に
したので、分離に適した試験管穴角度、或いは試験管を
選択して、最適な分離をすることができる。
挿入穴の角度穴径、穴深さを１種のロータで選択可能に
したので、分離に適した試験管穴角度、或いは試験管を
選択して、最適な分離をすることができる。
【図１】 本発明による遠心分離機用ロータの一実施例
を示す構造図である。
を示す構造図である。
【図２】 本発明による遠心分離機用ロータの一実施例
を示す構造図である。
を示す構造図である。
１ ロータボディ ２ バケット ３ クラウン室 ４ 回転中心線 ５ 試験管挿入穴 ６ バケットＡ面側 ７ バケットＢ面側
Claims (1)
- 【請求項１】 試料を入れた試験管を固定された角度に
保持し、高速回転により発生する遠心力を利用して試料
を分離する遠心分離機用ロータにおいて、上部に環状の
凹部を形成し、前記凹部に着脱自在に挿入できる環状形
状のバケットを備え、前記バケットの上面、内側面、下
面に回転軸線を中心とした円周上に対称となるように試
験管挿入穴が形成され、該試験管挿入穴が回転軸線に対
称位置の穴を１組として穴角度、穴径、穴深さを複数組
設けたことを特徴とする遠心分離機用ロータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30925991A JPH05138072A (ja) | 1991-11-25 | 1991-11-25 | 遠心分離機用ロータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30925991A JPH05138072A (ja) | 1991-11-25 | 1991-11-25 | 遠心分離機用ロータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05138072A true JPH05138072A (ja) | 1993-06-01 |
Family
ID=17990845
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30925991A Withdrawn JPH05138072A (ja) | 1991-11-25 | 1991-11-25 | 遠心分離機用ロータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05138072A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6986731B2 (en) * | 2002-01-09 | 2006-01-17 | Jouan | Rotor with irregularly positioned seats |
| JP2013158690A (ja) * | 2012-02-03 | 2013-08-19 | Mitsubishi Rayon Cleansui Co Ltd | 円筒状ケーシング収納用の治具 |
| KR101387433B1 (ko) * | 2011-12-09 | 2014-04-21 | 김용욱 | 스윙 로터 및 앵글 로터 겸용 원심분리장치 및 버킷 |
-
1991
- 1991-11-25 JP JP30925991A patent/JPH05138072A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6986731B2 (en) * | 2002-01-09 | 2006-01-17 | Jouan | Rotor with irregularly positioned seats |
| KR101387433B1 (ko) * | 2011-12-09 | 2014-04-21 | 김용욱 | 스윙 로터 및 앵글 로터 겸용 원심분리장치 및 버킷 |
| JP2013158690A (ja) * | 2012-02-03 | 2013-08-19 | Mitsubishi Rayon Cleansui Co Ltd | 円筒状ケーシング収納用の治具 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990204 |