JP2021186808A - 遠心分離機ロータのバランシングを行うためのシステムおよび方法 - Google Patents

遠心分離機ロータのバランシングを行うためのシステムおよび方法 Download PDF

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Abstract

【課題】心分離機ロータのバランシングを行うための、改善されたシステムおよび方法を提供すること。【解決手段】 遠心分離機ロータのためのロータハブアセンブリは、頭部と、頭部から軸方向に離れる方向に延在する細長いシャフト部と、頭部およびシャフト部を通って延在する中央孔と、を含むロータハブを含む。頭部は、遠心分離機ロータのバランシングを行うために、少なくとも1つのバランスウェイトを選択的に受容するように各々が構成された複数のバランス孔を含む。遠心分離機ロータのバランシングを行うための方法もまた、提供される。【選択図】なし

Description

本発明は概して、遠心分離機ロータに関し、より特定的には、遠心分離機と共に使用するためのロータのバランシングに関する。
遠心分離機ロータは、典型的には、ラボ用遠心分離機において使用されて、遠心分離中に試料を保持する。遠心分離機ロータは構築およびサイズが著しく多様であり得るが、1つの一般的なロータ構造が固定角ロータであり、この固定角ロータは、ソリッドロータ本体を有し、ロータ本体内には、複数のセル穴キャビティが放射状に分散配置され、回転軸に対して対称に配列されている。試料がキャビティ内に位置付けられ、複数の試料を遠心分離にかけることを可能にする。
遠心分離機ロータは通例、遠心分離機の速度が毎分数百回転、または数千回転をも上回り得る高回転用途で使用されるため、慎重にバランシングを行わなければならない。この点に関し、ロータ荷重の質量が変動すると、ロータの高速時に望ましくない力のアンバランスを生じる恐れがある。この力のアンバランスは、ロータを駆動するスピンドルを歪ませ、遠心分離機への損傷を生じ得、低効率、摩耗、および雑音も生じ得る。従来のバランシング技法は、試料と、全てが同じ重量であるバランス管と、の組み合わせを使用するか、または、バランス管を使用しない、他の種々のバランシングパターンを使用する。
ロータのアンバランスを検出するために、および、ロータの適正なバランシングに追加のウェイトが必要とされる、ロータ本体における具体的な位置を特定するために、American Hofmann Corporation of Lynchburg,Virginia、または、Schenck Corporation of Deer Park,New York、により商業的に販売されるもののような診断デバイスまたはバランシングマシンが使用され得る。次に、炭素繊維で構築され得るロータ本体の、特定された位置に、穴が手動で開けられ、これらの穴に、診断デバイスにより提供された情報に従ってウェイトが圧入される。ウェイトは、例えば、診断デバイスにより検出されたアンバランスを打ち消すのに特定の質量を有する、金属製の円柱体であり得る。
ロータは、往々にして、その耐用期間にわたって多数回、リバランシングが行われる必要があり得る。例えば、ロータは年を経て摩耗するにつれ、その質量分布が変化し得、それにより、ロータのリバランシングが求められる。このことが生じると、典型的には、以前に設置したウェイトを以前に開けた穴から取り外さなければならず、ロータ本体に新たな穴を開けなければならなくなり、そのため、これらの新たな穴に、同じまたは新たなウェイトが圧入され得る。それ故に、以前に開けた穴は使用されなくなってしまう。構造上のおよび/または審美的な目的で、以前に開けた穴を塞ぐことが望ましいことが多々あるが、このことには、ロータ本体の補修が求められる。ロータ本体に新たな穴を開けて、以前に開けた穴を塞ぐためにロータ本体を補修するというサイクルは、ロータのリバランシングが行われる度に繰り返される。
したがって、従来のロータに纏わるこれらのおよび他の問題に対処する、遠心分離機ロータのバランシングを行うための、改善されたシステムおよび方法を提供することが望ましいであろう。
本発明は、現時点で既知である、遠心分離機ロータのバランシングを行うためのシステムおよび方法の、上述のおよび他の短所および欠点を克服する。この発明は、特定の実施形態に関連付けて論じられるが、理解されるであろうこととして、この発明は、これらの実施形態に限定されない。その反対に、この発明は、この発明の精神および範囲内に含まれ得るような全ての代替物、改変物、および均等物を含む。
1つの実施形態によると、遠心分離機ロータのためのロータハブアセンブリが提供され、ロータハブアセンブリは、ロータハブを有し、ロータハブは、頭部と、頭部から軸方向に離れる方向に延在する細長いシャフト部と、頭部およびシャフト部を通って延在する中央孔と、を含む。頭部は、少なくとも1つのバランスウェイトを選択的に受容するように各々が構成された複数のバランス孔を含む。
ロータのバランシングを行うために、診断デバイスを使用して、ロータにおけるアンバランスを検出し、かつ、ロータハブ上の少なくとも1つのターゲット位置と、少なくとも1つの対応するターゲットウェイト量とを特定してもよく、ハブのターゲット位置にそのターゲットウェイトを追加することによってロータの適正なバランシングが補助される。次に、ターゲット位置に対応する好適なバランス孔と、ターゲットウェイト量に比較的近接した重量を有するバランスウェイトと、が選択され得る。
1つの実施形態において、少なくとも1つのバランスウェイトは、少なくとも1つのねじ山付き外面を有する少なくとも1つの止めねじを含み、複数のバランス孔は、ねじ山付きである。
ロータハブの頭部は、ロータハブに少なくとも1つのリングを取り付けるための締結具を選択的に受容するように各々が構成された複数の締結孔を含み得る。1つの実施形態において、少なくとも1つのリングは、ロータハブに取り付けられ、かつ、少なくとも1つのバランス孔に挿入された少なくとも1つのバランスウェイトを覆う。リングは、磁性リングまたは環状シールドのうちの少なくとも1つを含み得る。リングが磁性である場合、磁性リングは、複数の対応する磁石を選択的に受容するために、その上側面に複数の止まり孔を含み得る。磁石リング上における、磁石の選択された配列により、遠心分離機またはそれに関連付けられるセンサ/リーダにより検出可能であり得るホール効果を介して特定可能な磁場がもたらされ、そのため、遠心分離機は、遠心分離機内に設置されたロータハブおよび/またはロータを特定し得る。リングがシールドであるとき、シールドは、磁石によりもたらされる磁場がハブに向けて上向きに方向付けられることを防止して、むしろ磁場を遠心分離機のセンサ/リーダに向けて下向きに集中させることが可能な高磁性材料で構築され得る。
別の実施形態によると、遠心分離機ロータが提供され、遠心分離機ロータは、複数の管状キャビティを有するロータ本体を含み、各キャビティは、内部に試料容器を受容するように構成されている。遠心分離機ロータは、さらに、上記のようなロータハブアセンブリを含み、ロータハブは、遠心分離機スピンドルから当該ロータ本体にトルクを伝達するように構成されている。
複数の管状キャビティを有するロータ本体と、複数のバランス孔を有するロータハブと、を含み、バランス孔が、複数のバランスウェイトのうちの少なくとも1つを選択的に受容するように各々が構成された、遠心分離機ロータを動作させるための方法もまた、提供される。
1つの実施形態による方法は、遠心分離機ロータにおけるアンバランスを検出するステップと、検出されたアンバランスに応じて、複数のバランスウェイトのうちの少なくとも1つを複数のバランス孔のうちの少なくとも1つに選択的に係合させるステップと、を含む。
バランシング方法は、ロータのバランシングを行うために、ロータハブ上の少なくとも1つのターゲット位置と、ハブ下の少なくとも1つのターゲット位置に追加すべき、少なくとも1つの対応するターゲットウェイト量と、を特定するステップも含み得る
例示的な方法は、少なくとも1つの特定されたターゲット位置および少なくとも1つの対応するターゲットウェイト量にそれぞれ応じて、複数のバランス孔のうちの少なくとも1つと、複数のバランスウェイトのうちの少なくとも1つと、を選択するステップも含み得る。
この発明の種々の追加の特徴および利点は、添付の図面と一緒に例示的な実施形態の以下の詳細な説明を精読すると、当業者にはより明らかとなろう。
この明細書に組み込まれ、かつ、この明細書の一部を成している、添付の図面は、この発明の実施形態を例示しており、上に提示されたこの発明の概略的な説明および以下に提示される詳細な説明と共に、この発明を解説する働きをする。
本発明の1つの実施形態に従った、遠心分離機ロータのためのハブアセンブリの斜視図である。 図1のハブアセンブリの分解斜視図である。 切断線3A−3Aに沿って得られる、図1のハブアセンブリの分解断面図である。 切断線3B−3Bに沿って得られる、図1のハブアセンブリの分解断面図である。 図1のハブアセンブリを含む遠心分離機ロータの断面図である。 本発明の代替的実施形態による、遠心分離機ロータおよびハブアセンブリの、図4に類似した断面図である。
図1〜図3Bを参照して、本発明の1つの実施形態による、遠心分離機ロータ12(図4)のための例示的なハブアセンブリ10について例示する。ハブアセンブリ10は、ロータハブ14と、ロータハブ14内に取り外し可能な態様で埋設可能な少なくとも1つのバランスウェイト16と、を含む。以下により詳細に説明するように、バランスウェイト16は、ロータ12のバランシングを行うために、ロータハブ14における様々な所定の位置に選択的に位置決めされ得る。
例示されるロータハブ14は、例えばチタンといった金属材料で構築され得、頭部20と、頭部20から軸方向に延在する細長いシャフト部22と、を含む。シャフト部22は、頭部20から遠位にある、ねじ山付き外側端面24と、頭部20の近位にある、ねじ山付き外側中間面26と、を含む。図3Aおよび図3Bに最も良く示されるように、ロータハブ14の頭部20およびシャフト部22を通って中央多段孔30が延在し、中央多段孔30は、頭部20から遠位におけるシャフト部22内に位置するねじ山付き内面32を含む。
ロータハブ14の、シャフト部22から遠位における底側面に、環状窪み34が設けられ、窪み34に対し、円周方向に間隔を空けて配置された複数のねじ山付き締結孔36が開口している。締結孔36の各々は、対応する締結具38を螺合する態様で受容するように構成されて、ロータハブ14の底側面に磁石リング40および/または環状シールド42といったリングを取り付ける。この点に関し、例示される磁石リング40は、締結具38のうちの対応する1つを受容するように各々が構成された複数の貫通穴44を含む。磁石リング40は、複数の対応する磁石48を選択的に受容するために、その上側面に複数の止まり孔46も含み得る。磁石リング40上における、磁石48の選択された配列により、遠心分離機(またはそれに関連付けられるセンサ/リーダ)により検出可能であり得るホール効果を介して特定可能な磁場がもたらされ、そのため、遠心分離機(またはそれに関連付けられるコントローラ)は、当業者により理解されるであろうように、ハブ14および/またはロータ12を特定し得る。例えば、遠心分離機(またはそのコントローラ)は、検出された磁場を、データベースに格納された種々の磁場値と比較して、遠心分離機内の特定のロータ12またはロータ12のタイプを特定し得る。
例示される環状シールド42は、締結具38のうちの対応する1つを受容するように各々が構成された複数の貫通穴50を含み、そのため、環状シールド42は、締結具38が対応する締結孔36に螺合する態様で受容されたときに、窪み34内で磁石リング40とロータハブ14の頭部20との間に挟まれ得る。シールド42は、磁石48によりもたらされる磁場がハブ14に向けて上向きに方向付けられることを防止して、むしろ磁場を遠心分離機のセンサ/リーダに向けて下向きに集中させることが可能な高磁性材料で構築され得る。1つの実施形態において、シールド42は、ミューメタル(例えば、ASTM A753 Alloy 4)で構築され得る。
ロータハブ14の例示的な頭部20は、さらに、窪み34に対して開口している、円周方向に間隔を空けて配置された、複数のねじ山付きバランス孔52を含む。示される実施形態において、バランス孔52の各々は、ロータハブ14の中央孔30に対してほぼ平行に延在する。バランス孔52の各々は、ロータ12のバランシングを行うために、バランスウェイト16のうちの1つを選択的にかつ螺合する態様で受容するように構成されている。より特定的に、バランス孔52は、一様な構成を有し得、それにより、バランス孔52の各々が、例えば同じ深さ、断面寸法、および/またはねじ山ピッチを有するようにする。この要領で、バランス孔52の各々は、同じバランスウェイト16を螺合する態様で受容することが可能となり得る。示される実施形態において、バランス孔52の一様な構成は、締結孔36の構成とは異なっており、それにより、バランス孔52がバランスウェイト16を専ら受容するようにし得る一方、締結孔36が締結具38を専ら受容するようにし得る。
示される実施形態において、図2に最も良く示されるように、8つのバランス孔52が設けられ、4つの対になって、中央孔30について円周方向に互いに間隔を空けて配置されている。それ故に、バランス孔52は、バランスウェイト16を受容するために、ロータハブ14上に8つの所定の位置を規定する。しかしながら、任意の好適な数のバランス孔52を任意の好適な間隔で使用してよい。この点に関し、頭部20の断面寸法は、バランス孔52に利用可能な表面積に影響を及ぼし得、例えば、より多くの数のバランス孔52を収容するために追加の表面積をもたらすよう、断面寸法を増大させてよい。認識されるであろうこととして、バランス孔52の数は、バランスウェイト16を位置付けるためのオプションの数に相関することがあり得、ロータ12の安定性に影響を及ぼすロータハブ14の重心の制御の程度にも相関し得る。
例示されるバランスウェイト16は、止めねじ60を含み、止めねじ60は、ねじ山付き外面62を有し、バランスウェイト16の長さを規定する第1の端64と第2の端66との間に延在する。第1の端64には、レンチといった工具を受容するために六角ソケット68が設けられて、バランス孔52のうちの1つ内へと、または、バランス孔52のうちの1つから外へと、バランスウェイト16を進めることを補助する。バランスウェイト16は、バランスウェイト16のねじ山付き外面62により、ロータハブ14への変形、または、ロータ12のいずれかの他のコンポーネントへの変形を何ら生じることなく、バランス孔52のいずれかへの容易な挿入またはいずれかからの容易な取り外しが可能になる。例示されるバランスウェイト16およびバランス孔52はねじ山付きであり、そのため、バランスウェイト16がバランス孔52のうちの1つ以上と信頼可能な態様でかつ取り外し可能な態様で係合され得る一方、バランスウェイト16は、任意の他の好適な手段により、ハブ14と信頼可能な態様でおよび/または取り外し可能な態様で係合され得る。1つの実施形態では、種々の異なる長さおよび/または質量を有する複数のバランスウェイト16が供給され得、そのため、異なるバランシング特性を有するバランスウェイト16が、特定のバランス孔52内に選択的に位置決めされて、カスタマイズされたバランシングを達成することができる。
示される実施形態において、バランスウェイト16は、磁石リング40および/または環状シールド42で覆われ得るか、または磁石リング40および/または環状シールド42により対応するバランス孔52内に掩蔽され得、それにより、バランスウェイト16がハブアセンブリ10の外部から視認可能とならないように、または、容易にアクセス可能とならないように、され得る。
次に図4を参照すると、ロータハブアセンブリ10は、遠心分離機ロータ12において使用され得る。ロータ12は、ロータハブ14により規定される回転軸に対して対称であるロータ本体70を含み、回転軸を中心として、ロータ本体70内に位置決めされた試料容器(図示せず)内に収められた試料が、遠心回転され得る。
例示されるロータ本体70は、ハブ14の少なくともシャフト部22を受容するためのほぼ円柱状の孔72を含み、孔72は、ハブ14と同軸であるように構成され、それにより、孔72もまた回転軸を規定し得るようにする。示されるように、孔72の周辺には複数の凹部74が設けられており、その目的を以下に説明する。ロータ本体70は、孔72の両端に隣接する上側キャビティ76および下側キャビティ78も含む。
上側キャビティ76からロータ本体70内に、複数の管状セル穴キャビティ80が延在する。キャビティ80の各々は、回転軸を中心とした試料容器の遠心回転のために、容器のうちの1つを内部に少なくとも受容するようにサイズおよび形状が好適に決定されている。認識されるであろうこととして、任意の好適な数のセル穴キャビティ80が使用されてよい。ここで使用される「管状」という用語は任意の好適な断面形状を指し、断面形状には、例えば、角を丸めた形状(例えば、楕円形、円形、もしくは円錐形)、四辺形状、正多角形状、または変則的多角形状、または任意の他の好適な形状が含まれるが、これに限定されない。したがって、この用語は、図に例示される例示的なキャビティ80の、ほぼ円形の断面プロファイルに限定されるように意図されない。1つの実施形態において、ロータ本体70は、炭素繊維材料で構築されている。例えば、ロータ本体70は、樹脂コーティングされた炭素繊維積層材料の層から圧縮成形され得る。
示される実施形態において、孔72内において、ロータ本体70とロータインサート82とが共成形される。インサート82は、少なくとも、ハブ14のシャフト部22のねじ山付き外側中間面26を受容するために、かつ、外側中間面26に螺合する態様で係合するために、ねじ山付き孔84を含んで、ハブ14上にロータ本体70を確実に載置する。インサート82は、ロータ本体70の凹部74のうちの対応する1つ内に各々が受容される複数のウェブ86も含む。使用時にロータ12を旋回させると、ハブ14がインサート82にトルクを印加し、インサート82が、例えばウェブ86と凹部74との間の係合を介して、ロータ本体70にトルクを印加する。
ロータ本体70をロータハブ14上に載置した状態で、ハブ14には、ハブ保定器90が取り外し可能な態様で締結されて、ロータ本体70、ハブ14、およびインサート82を互いに対して定位置に保持することをさらに容易にする。この点に関し、ハブ保定器90は、少なくとも、ハブ14のシャフト部22のねじ山付き外側端面24を受容するために、かつ、外側端面24に螺合する態様で係合するために、ねじ山付き孔92を含む。
ロータ12は、例えば、ロータ本体70の回転中にその中での試料容器の保定を補助するために、ロータ本体70の上方でロータハブ14に取り外し可能な態様で結合される蓋100も含む。例示される蓋100は、ほぼディスク形状であり、その目的については以下に説明する中央孔102と、周辺溝104と、を含み、周辺溝104は、蓋100がロータ本体70に取り外し可能な態様で結合されるときに蓋100とロータ本体70との間に流体密封封止をもたらすためにОリング106を受容するためのものである。1つの実施形態において、蓋100は、炭素繊維材料で構築されている。例えば、蓋100は、樹脂コーティングされた炭素繊維積層材料の層から圧縮成形され得る。
示されるように、蓋100は、ロータ本体70に、蓋ねじ110を介して取り外し可能な態様で結合され得る。例示される蓋ねじは、上側フランジ112と、ねじ山付き下側外面114と、多段孔116と、を含む。示されるように、ねじ山付き下側外面114は、ハブ14のねじ山付き内面32によって受容されており、かつ、内面32に螺合する態様で係合して、それにより、上側フランジ112がスペーサ118を蓋100に押し付けるようにする。蓋100は、ハブ14との蓋ねじ110の係合および蓋100とのスペーサ118の係合を介してロータ本体70に取り外し可能な態様で結合されると、高速回転中といったときに、キャビティ80内に保持された試料容器へのアクセスを阻止する。蓋ねじ110の孔116を通してタイダウンねじまたはピン120が挿入され得、ノブ122に螺合する態様で結合され得る。タイダウンピン120は、遠心分離機スピンドル(図示せず)の協働孔と係合するために構成され得、この係合は、したがって、遠心分離機スピンドルにロータ12を取り付けることを補助する。示されるように、タイダウンピン120は、つる巻ばね124により、遠心分離機スピンドルから離れる方向に付勢され得る。つる巻ばね124のしきい力は、打ち負かされて、タイダウンピン120を遠心分離機スピンドルの孔と係合するように促すことがあり得、次に、遠心分離機スピンドルが作動されて、ロータ12を高速遠心回転するよう駆動し得る。当業者が認識するであろうように、上記のロータ装着コンポーネントのうちの1つ以上は、任意の好適な金属材料または非金属材料で作製されてよい。
ロータ12のバランシングを行うために、診断デバイスを使用して、ロータ12におけるアンバランスを検出し、かつ、ハブ14上の少なくとも1つのターゲット位置と、少なくとも1つの対応するターゲットウェイト量とを特定してもよく、ハブ14上のターゲット位置にそのターゲットウェイトを追加することによってロータ12の適正なバランシングが補助される。使用される特定の診断デバイスに依存して、ユーザは、ターゲット位置がロータ本体70におけるよりもむしろハブ14におけることが所望される旨を示す半径値(例えば、回転軸からの距離)を入力し得る。次に、ターゲット位置に対応する好適なバランス孔52と、ターゲットウェイト量に比較的近接した重量を有するバランスウェイト16と、が選択され得る。
診断デバイスにより検出されたアンバランスを打ち消すために、選択された少なくとも1つのバランスウェイト16は次に、診断デバイスにより提供された情報に従って、少なくとも1つのバランス孔52に螺合する態様で係合され得る。例えば、示されるように、単一のバランスウェイト16がバランス孔52のうちの1つと螺合する態様で係合され得る一方、残りのバランス孔52は空いたままにされ得る。代替的に、ロータ12の所望のバランシングを達成するのに適切であり得るように、任意の数のバランス孔52に任意の数のバランスウェイト16を実装してよい。いずれにせよ、バランスウェイト16は、上記のようなそれぞれのバランス孔52内に掩蔽され得、バランシングが行われたロータ12は、遠心分離のために高速度で安全に回転され得る。
その後、ロータ12のリバランシングは、ロータ12における新たなアンバランスを検出することに加え、例えば、1つ以上のバランスウェイト16をそれぞれのバランス孔52から単に螺合する態様で係合解除すること、取り外したバランスウェイト16を異なるバランス孔52に再配置すること、1つ以上の異なるバランスウェイト16を1つ以上の異なるバランス孔52に螺合する態様で係合させること、ならびに/または、取り外したバランスウェイト16を、異なる長さおよび/もしくは質量を有する1つ以上のバランスウェイト16で置換すること、により行われ得る。それ故に、バランスウェイト16およびバランス孔52は、ロータ本体70に穴を繰り返し開ける必要性、または、開けられたこのような穴がリバランシング中に使用されなくなったときに、孔を塞ぐ必要性、を解消することができる。
例示されるハブアセンブリ10およびロータ12に関して、バランスウェイト16および対応するバランス孔52について説明してきたが、バランスウェイト16およびバランス孔52は、任意の好適なハブアセンブリおよび/またはロータに組み込まれてよい。例えば、バランスウェイト16およびバランス孔52は、磁石リング40(磁石48を含む)および/または環状シールド42を特徴としていないハブアセンブリに組み込まれてよい。このようなケースにおいては、専用のカバーを使用してバランスウェイト16を掩蔽してよく、または、バランスウェイト16は露出されていてよい。加えて、または代替的に、バランスウェイト16およびバランス孔52は、種々の設計の他の炭素繊維ロータに、および/または、異なる材料で構築されたロータに、組み込まれてよい。
例としてであって限定ではないが、ここに記載されるロータバランシング方法によるバランシングに好適な他の例示的なロータは、共通出願人である、Fiberlite Centrifuge,LLC of Santa Clara,CAから商業的に利用可能な、モデルF10−4x1000 LEX、F21−8x50y、F12−6x500 LEX、F20−12x50 LEX、F14−14x50cy、F14−6x250y、およびF17−6x250 LEXのロータである。
図5は、共通出願人のモデルF10−4x1000の遠心分離機ロータといった、本発明の代替的実施形態による、遠心分離機ロータ12aおよびハブアセンブリ10aを例示する。
図5の遠心分離機ロータ12aは、4つの、円周方向に間隔を空けて配置されているセル穴キャビティ80aを含み、セル穴キャビティ80aは、例として少なくとも750mlであって最大1000mlの試料を保持することが可能な試料容器といった大容量の試料容器を、取り外し可能な態様で内部に受容するように各々が構成されている。図5のロータ12aと共に使用するのに好適な、例示的な大容量の試料容器は、各々が共通出願人によって所有され、かつ、その全体が引用によってここに組み込まれる、米国特許第8,215,508号および第9,987,634号に余すところなく記載されている。
図4の遠心分離機ロータ12およびハブアセンブリ10の実施形態と同様に、図5の、遠心分離機ロータ12aのためのハブアセンブリ10aは、ロータハブ14aと、図4のバランスウェイト16と同様の、ロータハブ14a内に取り外し可能な態様で埋設可能な少なくとも1つのバランスウェイト16aと、を含む。
例示されるロータハブ14aは、図4のロータハブ14と同様に、例えばチタンといった金属材料で構築され得、頭部20aと、頭部20aから軸方向に延在する細長いシャフト部22aと、を含む。シャフト部22aは、頭部20aから遠位にある、ねじ山付き外側端面24aと、頭部20aの近位にある、ねじ山付き外側中間面26aと、を含む。ロータハブ14aの頭部20aおよびシャフト部22aを通って中央多段孔30aが延在し、中央多段孔30aは、頭部20aから遠位におけるシャフト部22a内に位置するねじ山付き内面32aを含む。
ロータハブ14aの、シャフト部22aから遠位における底側面に、環状窪み34aが設けられ、窪み34aに対し、図3Aの締結孔36と同様に、円周方向に間隔を空けて配置された複数のねじ山付き締結孔(図示せず)が開口している。締結孔(図示せず)の各々は、図3Aおよび図3Bの締結具38と同様の、対応する締結具(図示せず)を螺合する態様で受容するように構成されて、ロータハブ14aの底側面に磁石リング40aおよび/または環状シールド42aを取り付ける。例示される磁石リング40aは、締結具(図示せず)のうちの対応する1つを受容するように各々が構成された、図3Aの貫通穴44と同様の、複数の貫通穴(図示せず)を含む。磁石リング40aは、図3Aおよび図3Bの磁石48fと同様の、複数の対応する磁石(図示せず)を選択的に受容するために、その上側面に、図3Bの止まり孔46と同様の、複数の止まり孔(図示せず)も含み得る。磁石リング40a上における、磁石の選択された配列により、遠心分離機(またはそれに関連付けられるセンサ/リーダ)により検出可能であり得るホール効果を介して特定可能な磁場がもたらされ、そのため、遠心分離機(またはそれに関連付けられるコントローラ)は、当業者により理解されるであろうように、ハブ14aおよび/またはロータ12aを特定し得る。例えば、遠心分離機(またはそのコントローラ)は、検出された磁場を、データベースに格納された種々の磁場値と比較して、遠心分離機内の特定のロータ12aまたはロータ12aのタイプを特定し得る。
図3A、図3B、および図4の環状シールド42と同様に、環状シールド42aは、締結具(図示せず)のうちの対応する1つを受容するように各々が構成された、図3Aの貫通穴50と同様の、複数の貫通穴(図示せず)を含み、そのため、環状シールド42aは、締結具(図示せず)が対応する締結孔(図示せず)に螺合する態様で受容されたときに、窪み34a内で磁石リング40aとロータハブ14aの頭部20aとの間に挟まれ得る。図3A、図3Bおよびのシールド42に関連付けて上で説明したように、シールド42aは、磁石(図示せず)によりもたらされる磁場がハブ14aに向けて上向きに方向付けられることを防止して、むしろ磁場を遠心分離機のセンサ/リーダに向けて下向きに集中させることが可能な高磁性材料で構築され得る。1つの実施形態において、シールド42aは、ミューメタル(例えば、ASTM A753 Alloy 4)で構築され得る。
ロータハブ14aの頭部20aはさらに、窪み34aに対して開口している、円周方向に間隔を空けて配置された、複数のねじ山付きバランス孔52aを含む。示される実施形態において、バランス孔52aの各々は、ロータハブ14aの中央孔30aに対してほぼ平行に延在する。バランス孔52aの各々は、図4の遠心分離機ロータ12に関連付けて上で詳細に説明したバランシング方法と同様の要領でロータ12aのバランシングを行うために、バランスウェイト16aのうちの1つを選択的にかつ螺合する態様で受容するように構成される。
図4の遠心分離機ロータ12と同様に、バランスウェイト16aは、磁石リング40aおよび/または環状シールド42aで覆われるか、またはバランスウェイト16aは、磁石リング40aおよび/または環状シールド42aにより、対応するバランス孔52a内に掩蔽され得、それにより、バランスウェイト16aがハブアセンブリ10aの外部から視認可能とならないように、または、容易にアクセス可能とならないように、され得る。
図5に示されるように、ロータ12aは、ロータハブ14aにより規定される回転軸に対して対称であるロータ本体70aを含み、回転軸を中心として、ロータ本体70a内に位置決めされた試料容器(図示せず)内に収められた試料が、遠心回転され得る。
図5のロータ本体70aは、ハブ14aの少なくともシャフト部22aを受容するためのほぼ円柱状の孔72aを含み、孔72aは、ハブ14aと同軸であるように構成され、それにより、孔72aもまた回転軸を規定し得るようにする。
上側キャビティ76aからロータ本体70a内に、管状セル穴キャビティ80aが延在する。キャビティ80aの各々は、回転軸を中心とした試料容器の遠心回転のために、容器のうちの1つを内部に少なくとも受容するようにサイズおよび形状が好適に決定されている。図4のロータ12と同じく、認識されるであろうこととして、任意の好適な数のセル穴キャビティ80aが使用されてよい。1つの実施形態において、図4のロータ12と同様に、ロータ本体70aは、炭素繊維材料で構築されている。例えば、ロータ本体70aは、樹脂コーティングされた炭素繊維積層材料の層から圧縮成形され得る。
示される実施形態において、孔72a内において、ロータ本体70aとロータインサート82aとが共成形される。インサート82aは、少なくとも、ハブ14aのシャフト部22aのねじ山付き外側中間面26aを受容するために、かつ、外側中間面26aに螺合する態様で係合するために、ねじ山付き孔84aを含んで、ハブ14a上にロータ本体70aを確実に載置する。
ロータ本体70aをロータハブ14a上に載置した状態で、ハブ14aには、ハブ保定器90aが取り外し可能な態様で締結されて、ロータ本体70a、ハブ14a、およびインサート82aを互いに対して定位置に保持することをさらに容易にする。ハブ保定器90aは、少なくとも、ハブ14aのシャフト部22aのねじ山付き外側端面24aを受容するために、かつ、外側端面24aに螺合する態様で係合するために、ねじ山付き孔92aを含む。
ロータ12aは、例えば、ロータ本体70aの回転中にその中での試料容器の保定を補助するために、ロータ本体70aの上方でロータハブ14aに取り外し可能な態様で結合される蓋100aも含む。蓋100aは、ほぼディスク形状であり、中央孔102aと、周辺溝104aと、を含み、周辺溝104aは、蓋100aがロータ本体70aに取り外し可能な態様で結合されるときに蓋100aとロータ本体70aとの間に流体密封封止をもたらすためにОリング106aを受容するためのものである。1つの実施形態において、蓋100aは、炭素繊維材料で構築されている。例えば、蓋100aは、樹脂コーティングされた炭素繊維積層材料の層から圧縮成形され得る。
図4の蓋100と同様に、蓋100aは、ロータ本体70aに、蓋ねじ110aを介して取り外し可能な態様で結合され得る。例示される蓋ねじは、上側フランジ112aと、ねじ山付き下側外面114aと、多段孔116aと、を含む。示されるように、ねじ山付き下側外面114aは、ハブ14aのねじ山付き内面32aによって受容されており、かつ、内面32aに螺合する態様で係合して、それにより、上側フランジ112aがスペーサ118aを蓋100aに押し付けるようにする。蓋100aは、ハブ14aとの蓋ねじ110aの係合および蓋100aとのスペーサ118aの係合を介してロータ本体70aに取り外し可能な態様で結合されると、高速回転中といったときに、キャビティ80a内に保持された試料容器へのアクセスを阻止する。蓋ねじ110aの孔116aを通してタイダウンねじまたはピン120aが挿入され得、ノブ122aに螺合する態様で結合され得る。タイダウンピン120aは、遠心分離機スピンドル(図示せず)の協働孔と係合するために構成され得、この係合は、したがって、遠心分離機スピンドルにロータ12aを取り付けることを補助する。示されるように、タイダウンピン120aは、つる巻ばね124aにより、遠心分離機スピンドルから離れる方向に付勢され得る。つる巻ばね124aのしきい力は、打ち負かされて、タイダウンピン120aを遠心分離機スピンドルの孔と係合するように促すことがあり得、次に、遠心分離機スピンドルが作動されて、ロータ12aを高速遠心回転するよう駆動し得る。図4の遠心分離機ロータ12およびハブアセンブリ10と同様に、当業者が認識するであろうこととして、上記のロータ装着コンポーネントのうちの1つ以上は、任意の好適な金属材料または非金属材料で作製されてよい。
種々の実施形態の説明により、この発明の原理に従った種々の態様を例示し、これらの実施形態をかなり詳細に説明してきたが、これらは、この発明の範囲をこのような詳細へと制限すること、または、何らかの限定を加えること、を意図しない。ここに示されかつ説明される種々の特徴は、単独で、またはいずれかの組み合わせで使用され得る。追加の利点および改変が、当業者には容易に明らかとなろう。したがって、その最も広い態様におけるこの発明は、示されかつ説明された具体的な詳細、代表的な装置および方法、ならびに、例示的な例に限定されない。したがって、一般的な発明の概念の範囲から逸脱することなく、そのような詳細から逸脱することができる。

Claims (20)

  1. 遠心分離機ロータのためのロータハブアセンブリであって、
    頭部と、前記頭部から軸方向に離れる方向に延在する細長いシャフト部と、前記頭部および前記シャフト部を通って延在する中央孔と、を含むロータハブを含み、前記頭部は、少なくとも1つのバランスウェイトを選択的に受容するように各々が構成された複数のバランス孔を含む、ロータハブアセンブリ。
  2. 前記複数のバランス孔のうちの少なくとも1つにより受容される少なくとも1つのバランスウェイトをさらに含む、請求項1に記載のロータハブアセンブリ。
  3. 前記少なくとも1つのバランスウェイトが、少なくとも1つのねじ山付き外面を有する少なくとも1つの止めねじを含む、請求項2に記載のロータハブアセンブリ。
  4. 前記少なくとも1つのバランスウェイトが、前記遠心分離機ロータによる遠心分離中に、前記遠心分離機ロータのバランシングを行うように選択される、請求項2または3に記載のロータハブアセンブリ。
  5. 前記頭部が、前記ロータハブに少なくとも1つのリングを取り付けるための締結具を選択的に受容するように各々が構成された複数の締結孔を含む、請求項1〜4のいずれかに記載のロータハブアセンブリ。
  6. 前記バランス孔の各々が、第1の構成のものであり、前記締結孔の各々が、前記第1の構成とは異なる第2の構成のものである、請求項5に記載のロータハブアセンブリ。
  7. 前記ロータハブに取り付けられ、かつ前記少なくとも1つのバランスウェイトを覆う少なくとも1つのリングをさらに含む、請求項1〜6のいずれかに記載のロータハブアセンブリ。
  8. 前記少なくとも1つのリングが、磁石リングまたは環状シールドのうちの少なくとも1つを含む、請求項7に記載のロータハブアセンブリ。
  9. 前記複数のバランス孔が、一様な構成のものである、請求項1〜8のいずれかに記載のロータハブアセンブリ。
  10. 前記複数のバランス孔が、前記ロータハブの前記頭部上に、円周方向に互いに間隔を空けて配置されている、請求項1〜9のいずれかに記載のロータハブアセンブリ。
  11. 前記複数のバランス孔の各々は、ねじ山付きである、請求項1〜10のいずれかに記載のロータハブアセンブリ。
  12. 前記複数のバランス孔が、8つのバランス孔を含む、請求項1〜11のいずれかに記載のロータハブアセンブリ。
  13. 前記ロータハブが、金属材料で構築されている、請求項1〜12のいずれかに記載のロータハブアセンブリ。
  14. 遠心分離機ロータであって、
    各々が試料容器を内部に受容するように構成された複数の管状キャビティを有するロータ本体と、
    請求項1〜13のいずれかに記載のロータハブアセンブリと、を含み、前記ロータハブが、遠心分離機スピンドルから前記ロータ本体にトルクを伝達するように構成されている、遠心分離機ロータ。
  15. 複数の管状キャビティを有するロータ本体と、複数のバランス孔を有するロータハブと、を含み、前記複数のバランス孔が、複数のバランスウェイトのうちの少なくとも1つを選択的に受容するように各々が構成されている遠心分離機ロータを動作させるための方法であって、
    前記遠心分離機ロータにおけるアンバランスを検出することと、
    前記検出されたアンバランスに応じて、前記複数のバランスウェイトのうちの少なくとも1つを前記複数のバランス孔のうちの少なくとも1つに選択的に係合させることと、を含む、方法。
  16. 前記ロータのバランシングを行うために、前記ロータハブ上の少なくとも1つのターゲット位置と、前記ロータハブ上の前記少なくとも1つのターゲット位置に追加される少なくとも1つの対応するターゲットウェイト量と、を特定することをさらに含む、請求項15に記載の方法。
  17. 前記少なくとも1つの特定されたターゲット位置および前記少なくとも1つの対応するターゲットウェイト量にそれぞれ応じて、前記複数のバランス孔のうちの少なくとも1つと、前記複数のバランスウェイトのうちの少なくとも1つと、を選択することをさらに含む、請求項16に記載の方法。
  18. 前記複数のバランスウェイトのうちの少なくとも1つを前記複数のバランス孔のうちの少なくとも1つに選択的に係合させることが、前記少なくとも1つのバランスウェイトを前記少なくとも1つのバランス孔に螺合する態様で係合させることを含む、請求項15〜17のいずれかに記載の方法。
  19. 前記少なくとも1つのバランスウェイトが前記少なくとも1つのバランス孔に選択的に係合された状態で、遠心分離のために前記遠心分離機ロータを回転させることをさらに含む、請求項15〜18のいずれかに記載の方法。
  20. 遠心分離の後に、前記少なくとも1つのバランスウェイトを前記少なくとも1つのバランス孔から選択的に係合解除することをさらに含む、請求項19に記載の方法。
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