JPH0596054A - パチンコ遊技機における機体 - Google Patents

パチンコ遊技機における機体

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JPH0596054A
JPH0596054A JP14245591A JP14245591A JPH0596054A JP H0596054 A JPH0596054 A JP H0596054A JP 14245591 A JP14245591 A JP 14245591A JP 14245591 A JP14245591 A JP 14245591A JP H0596054 A JPH0596054 A JP H0596054A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外枠と前枠とを、開閉連結支持部とは別の係
合支持手段により強固に支持する。 【構成】 前枠Bにおける枠体21の裏面各部に、合計
4個の係合支片61が突設される。前枠Aに配設した施
錠受け金具40に、前記係合支片61が係合可能な受け
部が形成される。前枠Bを外枠Aに開閉連結支持部およ
び施錠装置で組付けると、前記各係合支片61は、外枠
Aの内側面または施錠受け金具40の受け部に当接係合
する。 【効果】 パチンコ機を横向きとした状態において、前
枠Bの荷重を各係合支片61を介して外枠Aの内側面ま
たは受け部により受けることができる。これにより、開
閉連結支持部や施錠装置に過大な負荷が加わるのを防止
し得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パチンコ遊技機にお
ける機体に関し、更に詳しくは、機体の外郭をなす外枠
と、この外枠の開口前面側に対して着脱および開閉可能
に組付けられる前枠とを含む機体に関するものである。
【0002】
【従来技術】パチンコ機に代表されるこの種の遊技機で
は、縦長方形の外枠の開口前面側に多くの遊技用構成部
材を搭載した前枠が組付けられ、1台単位とされてい
る。そしてゲームホール内での実施にあたっては、通称
「島」とも呼ばれている設置枠台において外枠が起立状態
で固定保持され、この外枠に前枠側全体が組付けセット
されて、縦型弾球遊技機として遊技に供されるようにな
っている。
【0003】このため外枠自体については、通常の使用
状態あるいはその目的において、専ら前枠側全体を組付
け保持するための支持機枠とされることを考慮して、大
きな荷重等に充分耐え得る強度で構成されている。一
方、前枠自体についても、全ての遊技用構成部材が搭載
されることを考慮してその総荷重に対する耐久強度で構
成されている。そして外枠と前枠との互いの組付け保持
については、着脱および開閉を可能とする前提におい
て、両枠の一側端上下に夫々配設された開閉連結支持部
における支点軸および軸孔を連結し、この反対側に設置
された施錠装置における掛け金具および受け金具を係合
するようになっている。
【0004】そしてこの縦型遊技機では、前記外枠およ
び前枠の組付け状態のもとで機自体が縦向きに保管され
ている場合や、設置枠台に設置されている場合では、外
枠に対する前枠の閉鎖および開放の何れの状態にあって
も、外枠の前面板部の上端に前枠の下端が載置して直接
的に当接し合っている。従って、前枠側全体がその総荷
重を常には下向きに作用した状態で外枠側に受けられる
ため、開閉連結支持部の支点軸や施錠装置の掛け具に
は、前枠側の荷重影響による弊害、特に変形等は生じ難
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述のように従来の遊
技機では外枠と前枠との組付けについて、開閉連結支持
部および施錠装置に依存している。しかしこれらは、専
ら外枠に対する前枠の開閉および着脱、そして閉鎖保持
に係る手段であり、この手段とは別に、双方の枠同志の
組付け状態を安定強固に結合化保持するための技術が何
ら施されていない。このため遊技機自体が横向き状態
(体勢)で取扱われる場合には、これら手段に荷重影響に
よる弊害、支障が発生し易い。
【0006】すなわち遊技機は、前述の設置枠台に縦向
きに実施される場合以外において、機全体の定置安定性
等を考慮して、通常の場合、例えば製造工場内での移送
時やストック時、あるいは車両積載運搬時やゲームホー
ル内への搬入時等では、横向き(横倒し)状態とされるこ
とが多い。そしてこの横向き状態にあって、人手作業に
より取扱われる場合には、外枠の上側に位置される側枠
杆部材の中央部分が直接把持されて各部所へ移動され
る。
【0007】このように遊技機が横向きで取扱われる場
合においては、外枠自体および前枠自体が強固な枠組体
であったとしても、双方の枠同志の組付け強化を図るた
めの技術手段がないために、開閉連結支持部が前枠側全
体の総荷重を下向きの剪断力として集中的に受けたまま
の状態とされることにより、支点軸が根元から折曲変形
されたり、ガタ付きを生ずることがある。現実として、
遊技機が横向き状態で所定部所に移送されて縦向きにさ
れる際、その多くの場合に機(外枠)の下隅角部が床面上
に落されるように当てられることもあり、その際の衝撃
や振動等が開閉連結支持点に大きく集中的に作用した場
合、支点軸が折れてしまうようなことすらある。
【0008】また最近の遊技機においては、外枠および
前枠の双方が合成樹脂成形されて、開閉連結支持部およ
び施錠装置により組付け施錠保持されるタイプのものが
観られる。しかしこのタイプにあっても、双方の枠同志
の組付け状態を結合化保持するための技術や工夫が施さ
れていないため、遊技機の横向き状態等において前枠側
全体の総荷重影響や衝撃等を受けた場合に、支点軸が緩
んだり軸受ボス部が破損することがあった。
【0009】この結果、夫々の遊技機において外枠と前
枠との組付け状態を観た場合、互いの開閉連結支持部に
不測なガタ付き等が生じたり、またこれに起因して前枠
が安定かつ円滑に開閉することができなくなる一方、前
枠を適正な姿勢に施錠保持することができなくなる等の
大きな問題があった。
【0010】
【発明の目的】本発明は、前述した課題を好適に解決す
るべく提案されたものであって、遊技機が横向き状態で
取扱われると共に、定置されることを考慮して、外枠と
前枠との組付け状態を開閉連結支持部だけに依存せず、
前枠裏側の係合部と外枠内側の受け部を含む係合支持手
段により、一段と強固にしてその安定保持を図り、外枠
に対する前枠を長く円滑に開閉可能に連結支持すると共
に、適正な姿勢に保持できるようにしたパチンコ遊技機
における機体を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を克服し、所期
の目的を達成するため本発明は、外郭をなす外枠の開口
前面側に対して、遊技用構成部材が搭載された前枠が、
起立状態で開閉可能に組付けられて施錠保持されるパチ
ンコ遊技機にあって、前記外枠および前枠の共通一側縁
の上下部に、両枠連結用の開閉連結支持手段を配設する
一方、この反対側他側縁において、前枠の側部裏側に掛
け具を有する施錠装置主体部を装着すると共に、外枠の
側部内側に施錠受け具を配設し、前枠の他側部裏側に両
枠係合用の係合支持手段における係合部を突設する一
方、外枠の前記施錠受け具に係合支持手段における受け
部を形成し、この係合部と受け部とを互いに前後方向に
は挿脱自在にして、正面に対する左右には係合または当
接の関係状態で嵌挿し合うように設定したことを特徴と
する。
【0012】
【作用】外枠に対して前枠が開閉連結支持部により着脱
および開閉可能に連結されると共に、施錠装置により閉
鎖保持された前提において、係合支持手段における前枠
裏側の係合部と外枠内側の施錠受け具の受け部とが、互
いに左右何れの向きにも係合または当接の状態で嵌挿さ
れる。このため遊技機全体が、開閉連結支持部を下側ま
たは上側にした何れの横向き状態とされた場合にあって
も、係合支持手段の係合部および受け部の互いの係合当
接状態において、外枠が前枠側全体の総荷重の大部分を
常に受け持つことになる。これにより、開閉連結支持部
における支点軸に作用する剪断的外力が著しく軽減さ
れ、同支点軸の変形や緩み等が解消される。
【0013】
【実施例】次に本発明に係るパチンコ遊技機における機
体について、好適な実施例を挙げて添付図面を参照して
以下詳細に説明する。
【0014】本実施例のパチンコ遊技機は、その全体が
図1および図2に略示されるように、機体の外郭をなす
長方形の外枠Aと、全ての遊技用構成部材を搭載した前
枠Bとが正面左側上下の開閉連結支持手段C,Cにより
連結支持されて、正面右側内部の施錠装置37により閉
鎖セットされる。そして両枠A,Bの組付け状態におい
て、双方の接合対向面域の各部に配設された後述の係合
支持手段D,Dにより保持される。
【0015】そこで本実施例のパチンコ遊技機における
機体をなす外枠および前枠、そして両枠の組付け保持に
係る前記各手段毎について説明する。
【0016】(外枠Aについて)この外枠Aでは、図1に
示すように、木材から成形された上杆2および左右の側
杆3,3を連結して門形の木枠体1が形成され、この木
枠体1とは別に合成樹脂成形された下枠部材4が、両側
杆3,3の下端間に連結されて、全体が縦長の方形枠と
して強固に構成されている。下枠部材4については、図
3および図4に示すように、上杆2と水平に対向される
下杆(底板ともいう)5と、この下杆5前縁に起立された
前支持杆6とが、側断面L形の連接状態で一体成形され
る一方、この両杆5,6の両端に亘り、左右の側杆3,3
に対する一対の連結板7,7が垂立状態で一体成形され
ている。そして前支持杆6の水平上端面の適宜部位に、
前枠B下端面に対する受け座8が形成される一方、同杆
6の上端面および両連結板7,7間に亘り、前枠Bの下
部裏面に対する当接杆部9が形成されている。また下杆
5の両側部には、角度設定用固定機構M,Mが配設され
ている。
【0017】なおゲームホール内の設置枠台Fに対して
遊技機が所要傾斜角度による適正姿勢で設置されること
を前提として、下杆5の底面は後側に向けて適宜勾配面
とされている。また下杆5、前支持杆6、左右の連結板
7,7および当接杆部9は、夫々の各部位において補強
用のリブで連結強化されている。一方、前支持杆6の前
面上縁に同杆の長手方向に沿って、突条10が水平に形
成されている。この突条10は、遊技機の実施状態にお
いて図6に示すように、前記設置枠台Fの下受け板71
上に球受け箱20が載置された場合、同箱外周の縁部2
0aと線接触で当接して、箱20による支持杆6前面の
汚れ、つまり縁部20aとの摺り跡を回避し得る効果が
ある。
【0018】前記角度設定用固定機構M,Mは、外枠A
を所定の傾き角度に固定するためのもので、図5、図6
および図12に示されるように、下杆5の前後方向に形
成された長孔11と、この長孔11の両側に沿った平行
位置に形成されて鋸状の歯13,13を有する略ラック
状の一組の係止歯帯12,12と、この両列の係止歯帯
12,12に対して鋸状の歯15を介して変位自在に噛
合固定される位置決め用の固定盤14と、この固定盤1
4中央部の孔16から長孔11内に挿入されて設置枠台
Fの下受け板71中に垂直状にねじ込まれる止めねじ1
7とを有する。そしてこれに付加される傾き角度表示手
段として、固定盤14の一側面中央に位置基準用の指針
18が形成されると共に、一方の係止歯帯12側の上面
に目盛19が形成されている。
【0019】なお双方の固定機構M,Mにおいて、両列
の係止歯帯12および固定盤14の各歯13,15のピ
ッチは、互いに同一とされ、これに合わせて目盛19は
中央の「0」点を基準にして前後方向に各点が等ピッチで
形成され、各点に数字「1〜5」が付されるとする。
【0020】(前枠Bについて)前記前枠Bは、その全体
が合成樹脂成形されたもので、図8および図9に示すよ
うに、基本的には外枠Aの前面開口域、すなわち木枠体
1の前周面および下枠部材4の前支持杆6の上面に亘る
開口面域に適合する外形サイズとされている。そして内
周に縦長方形の窓口22が開口された枠体21と、この
窓口22の裏側に位置されて遊技盤セット用の略方形の
収容嵌合口24が開口されると共に、遊技盤と同一垂直
面で整合される発射盤部25等が形成された収容保持枠
23とが、前後2段連設枠状態で一体成形されている。
【0021】なお枠体21の前面および後面の各部分
に、各種の遊技用構成部材に係る夫々の設置部や開口部
等が形成されると共に、正面右寄り側の下端面に外枠A
の下枠部材4の受け座8と水平に当接し得る支持座26
が形成されている。また収容保持枠23の裏面や収容嵌
合口24の内周隅部、そして発射盤部25の前面に、各
遊技用構成部材に係る夫々の設置部が形成される一方、
各部に開口部(通路を含む)が形成されている。
【0022】ちなみに、この前枠Bに搭載される遊技用
構成部材について付記すると、図1および図2に略示さ
れるように、枠体21側には窓枠27やガラス扉28お
よび上下の球受け皿29,30や打球発射装置31等が
装着される。また収容保持枠23側には各種入賞装置3
3や集合カバー34を有する遊技盤32と、裏機構セッ
ト盤35および電気制御回路基盤36等がセットされて
いる。また施錠装置37については、前面から合鍵等に
より解錠し得る錠機構体38が枠体21の右内側に設置
され、この錠機構体38における上下の掛け金具39,
39に対する施錠受け金具40,40が、外枠Aの右側
杆部内側の上下に固定配置されている。
【0023】(開閉連結支持手段C,Cについて)開閉連
結支持手段C,Cは、外枠Aと前枠Bの正面左側の上端
部と下端部とに夫々配設されて、互いの連結支点中心が
遊技機の左側端前面を通る同一縦中心線上に整合されて
いる。すなわち先ず上の手段Cでは、図10および図1
1に示されるように、外枠Fの左上隅角部、つまり木枠
体1の上杆2と左側杆3との連結隅角部の外側に連結固
定された略L形の補強用連結金具(一般に蝶番受金具と
も言う)41と、前枠Bの枠体21の左上隅角部の前面
に膨出形成された軸受ボス部45とが主体とされる。そ
して連結金具41の垂直片部から前方へ延出された支持
座片42上に垂立固定された支軸43と、軸受ボス部4
5内に形成された支持孔46と、支軸43外周に密に嵌
挿されて支持孔46内に密に嵌着される合成樹脂成形の
軸受スリーブ47とにより、金具41およびボス部45
同志が互いに着脱および回動(開閉)が可能に連結支持さ
れる。
【0024】なお連結金具41の前縁に押え片44が形
成されていることに対し、枠体21上面に係止座48が
凹設されている。またボス部45は、枠体21の上面に
整一されており、その支持孔46がスリーブ47を密嵌
し得る段差孔部と上面まで縦貫された孔部を有する。
【0025】これに対して下の手段Cでは、図10およ
び図12に示されるように、外枠Aにおける下枠部材4
の前支持杆6の左側上端部の前面に膨出形成された支持
ボス部51と、前枠Bの枠体21の左下隅角部の前面に
膨出形成された軸受ボス部56とが主体とされている。
そして支持ボス部51の軸支孔52内に下半分を密に嵌
挿して垂立固定された支軸54と、軸受ボス部56内に
形成された支持孔57と、支軸54の上半分外周に密に
嵌挿されて支持孔57内に密に嵌着される合成樹脂成形
の軸受スリーブ58とにより、双方のボス部51,56
同志が互いに着脱および回動(開閉)が可能に連結支持さ
れる。
【0026】なお支持ボス部51では、その上面が前支
持杆6の上端面と同一水平に整合され、軸支孔52が上
面に座孔53を有する有底孔とされている。また支軸5
4は、その中央部に形成されたフランジ55が座孔53
に嵌合してその上面を支持ボス51の上面に整一したも
とで、嵌挿垂立されている。前記軸受ボス部56は、そ
の下面が枠体21の下端面と同一水平に整合され、支持
孔57が有底孔とされている。そして軸受スリーブ58
は、支軸54の上軸部に被嵌し得る円筒キャップ形とさ
れ、その下端外周に支軸54のフランジ55の上面に夫
々当接し得るスペーサ用の位置決め座59が形成されて
いる。ちなみにこの位置決め座59の厚みは、外枠Aの
受け座8および前枠Bの支持座26の上下重合厚み分と
同等にされ、これにより外枠Aの下枠部材4に対して前
枠Bが水平に載置支持されるようになっている。
【0027】そして上下双方の手段C,Cにおいて、外
枠Aに対する前枠Bの組付け簡易化を図る前提におい
て、上の支軸43が下の支軸54の上半分より適宜長く
されている。また各々のスリーブ47,58は、予め当
該の軸受ボス部45,56内に交換可能に嵌着されてい
る例とする。
【0028】(係合支持手段D,D1について)前記係合支
持手段D,D1は、外枠Aおよび前枠Bの組付けセット保
持状態において、前述の開閉連結支持手段C,Cに対す
る前枠全体の総荷重の軽減化を図るためのもので、外枠
Aの左右内側を受け部とした場合の前提において、前枠
Bでは全体的には図9に略示されるように、枠体21の
裏面各部に計4個の係合支片61,61が形成配置され
て後方に突出されている。
【0029】すなわち正面左上の手段Dでは、図11に
例示されるように、枠体21の裏面上部に突設された係
合支片61が木枠体1の左側杆3の内側面3aに係合可
能とされ、また左下の手段Dでは、図12等に例示され
るように、枠体21の裏面下部に突設された係合支片6
1が下枠部材4の左連結板7の内側面7aに係合可能と
される。これに対して正面右上の手段D1では、図13
に例示されるように、枠体21の裏面上部に突設された
係合支片61が、木枠体1の右側杆3内側における前記
上の施錠受け金具40に一体形成された受け部62に嵌
挿して係合可能とされ、また正面右下の手段D1につい
ても同様とされ、図14のように、枠体21の裏面下部
に突設された係合支片61が、前記下の施錠受け金具4
0に一体形成された受け部62に嵌挿して係合可能とさ
れる。
【0030】なお遊技機全体の縦向き姿勢にあっては、
左側上下の各手段D,Dでは、夫々係合支片61,61の
左側端が当該の内側面3a,7aに当接した状態にあ
る。一方右側上下の各手段D1,D1では、前枠Bの開閉
半径による円弧軌跡に対して左右水平方向に極微少な変
位差が生ずるものの、夫々の係合支片61,61の右側
端が当該の受け部62,62に当接、または接触した状
態にある。但し右側の各係合支片61,61の右側端が
開閉半径の円弧軌跡線に沿って形成されている場合に
は、当該の受け部62,62に係合される。
【0031】(実施例の作用)前述した本実施例のパチン
コ遊技機において、先ず機体をなす双方の枠A,Bの組
付け態様例について説明する。すなわち床面上等に縦向
き姿勢で静止保持された外枠Aに対して、前枠Bを開放
した向きで少し高い位置に保持する。そして上の開閉連
結支持手段Cでは、支軸43に対して上方から軸受ボス
部45の軸受スリーブ47を仮り嵌めして位置決めし、
このもとで下の開閉連結支持手段Cでは支軸54に対し
て上方から軸受ボス部56の軸受スリーブ58を合わせ
る。この状態で前枠Bを下げることにより、上下の各手
段C,Cにおける支軸43,54に各スリーブ47,58
が密に嵌挿されて、外枠Aに対して前枠Bが適宜芯出し
された状態で連結支持される。なおこの組付けは、上の
支軸43が下の支軸54より適宜長いことにより容易に
行ない得る。
【0032】次に前枠Bを上下の支軸43,54を開閉
(回動)中心として外枠Aに向けて閉じ込み、前枠Bの反
支点部側の下端面が外枠Aの下枠部材4の水平上端面に
位置した以後において前枠Bを適宜強く押込む。これに
より、施錠装置37における上下の掛け金具39,39
が自己の変形を伴ない、外枠Aの当該施錠受け金具4
0,40に係合して外枠Aに前枠Bが閉鎖状態で施錠保
持される。
【0033】これにより両枠A,Bの組付け状態にあっ
て、下の手段Cにおける軸受スリーブ58の位置決め座
59下面が、支持ボス部51の水平上端面(図示では支
軸54のフランジ55上面)に当接し、また前枠Bの支
持座26が下枠部材4の受け座8に当接する一方、前枠
Bの下端内側が当接杆部9に位置決めされる。従って前
枠B全体が、下枠部材4の前支持杆6に対して適宜浮上
状態で適正な水平姿勢に安定支持される。更には上の手
段Cの連結金具41の押え片44が、前枠B上端面の係
止座48上面に圧接して、前枠Bの上方への変動を阻止
している。
【0034】一方両枠A,Bの組付け状態において、各
部の係合支持手段D,D1において、左側上下の各係合支
片61,61が外枠A左側の各内側面3a,7aに係合さ
れ、右側上下の各係合支片61,61が、外枠A右側の
各施錠受け金具40,40内に嵌挿して係合、または当
接されている。これにより、外枠Aに対する前枠B全体
の左右方向へのガタ付きが良好に制止される。このため
パチンコ遊技機について、例えば製造工場内での保管時
(ストック時)や車両運送時、更にはゲームホール内や各
部所への搬入移送時等において、機自体が横向き(横倒
し)状態で段積みされたり取扱われる場合、外枠Aが前
枠B側全体を好適に支持する。
【0035】すなわち横向き状態では、外枠Aに対して
前枠B側全体が下がろうとし、これに伴ない総荷重が常
に下向きに作用することになる。このような状態にあっ
て、開閉連結支持手段C,Cが下側または上側とされた
横向き状態では、下側左右に変位されることになる当該
側の係合支持手段D,D1の係合支片61,61が、外枠
Aの下側に変位された内側面3a,7aまたは受け部6
2,62に対して夫々係合されることになる。このため
何れの横向き時にあっても、前枠B全体の総荷重が、外
枠Aの左側杆3および下枠部材4の左連結板7、または
右側の施錠受け金具40,40に直接的に作用すること
になる。また機自体が横向きから縦向きに起こされる
際、外枠Aの下枠部材4の左下または右下の隅角部が一
旦床面上に当てられることがあっても、夫々の係合支持
手段D,D1が係合状態を呈していることにより、前枠B
側の総荷重が外枠Aの各部に作用することになる。
【0036】従って前述した各部の係合支持手段D,D1
による係合支持作用の結果において、外枠Aが前枠総荷
重の大部分を直接受け持つことになり、これに対して開
閉連結支持手段C,Cでは、前枠総荷重が大幅に軽減さ
れた小外力を受ける程度とされ、剪断方向への大外力作
用が未然に回避される。これにより前記手段C,Cにお
ける支軸43,54の変形や緩み、また各ボス部45,5
1,56の変形や亀裂破損、更には施錠装置37の掛け
金具39,39の変形等が解消される。
【0037】特に本実施例において、正面右側上下の係
合支持手段D1,D1では、前枠B側の各係合支片61,6
1を外枠A側の施錠受け金具40,40の受け部62,6
2に嵌挿係合するようにしていることにより、各係合支
片61がその左右端面を当該受け部62の両内側面に当
接することが可能とされる。このため正面左側上下の係
合支持手段D,Dを省略することが可能となり、この前
提において、機自体が横向きとされた場合には、前述の
各手段D1,D1における係合支片61と受け部62との
各側面の当接により係合状態が保持され、前枠B側全体
の総荷重を外枠Aの右側杆3で受けることができる。
【0038】そして前述のように、組付け保持される外
枠Aおよび前枠Bを機体とするパチンコ遊技機は、その
実施においてゲームホール内の設置枠台Fに縦向に設置
されて縦型弾球遊技機として遊技に供される。この実施
状態において、外枠Aに対して前枠B全体が適正かつ安
定に連結支持されたもとで、ガタ付き等を生ずることな
く円滑に開閉し得ると共に、適正な水平姿勢に維持され
たまま閉鎖セット保持される。
【0039】ここで遊技機の設置について付記する。す
なわち当該設置枠台Fの各面側(一般に「列」ともいう)毎
において、各台の遊技機では、所要の傾き角度で固定さ
れた外枠Aに前枠B側全体を組付けて遊技盤32を後方
へ適宜傾けた状態が正常で適正姿勢とされている。そし
て遊技機全体の傾きについては、垂直状態を基準に観て
下端前縁に対して上端側を後方へどれだけ変位させるか
に基いて設定している。ちなみに前記変位量について、
「何分何厘」とも称されている。
【0040】このような背景にあって、本実施例のパチ
ンコ遊技機では、設置枠台Fに対して外枠Aを次のよう
に傾き固定することができる。すなわち図6に部分的に
例示するように、設置枠台Fに載置した外枠Aの位置合
せとして、下端縁の整合位置(下枠部材4の下端前縁と
する)P1を下受け板71の基準線位置Pに整合する一
方、図示しないが上端の整合線位置(上杆2の上前端縁
とする)を上板72の基準線位置に対して後方へ適宜変
位させて、角度測定器(図示しない)により枠全体の傾き
角度を設定する。このもとで外枠Aの上杆2を、上板7
2に釘止め固定する。
【0041】次に、外枠Aの下整合位置P1と下受け板
71の基準線位置Pとを、誤差の修正をして整一保持し
たもとで、下枠部材4を双方の角度設定用固定機構M,
Mにより下受け板71上に固定する。すなわち図5およ
び図6に示すように、夫々の固定盤14について、指針
18を目盛19の例えば「0」点位置に基準合せして、両
列の係止歯帯12,12に対し互いの歯13,15を介し
て位置決め噛合させる。そして止めねじ17を固定盤1
4の孔16から長孔11に挿入して下受け板71に深く
ねじ込み、固定盤14を上から強く締付けて下杆5を直
接押圧固定する。これにより外枠Aが傾き固定され、こ
れに前枠B側が組付けられることにより、遊技機全体が
所要の傾き角度で設置される。
【0042】そして前述のように設置された遊技機を別
の角度に変更調整する場合には、先ず止めねじ17を少
し緩めて係止歯帯12と固定盤14との噛合を一旦解除
させ、外枠Aの下枠部材4を前後何れかの方向へ変動さ
せる。これにより図7(a),(b)に例示されるように、
設置枠台Fの下受け板71にねじ込み固定されたままの
止めねじ17に対して、下枠部材4が長孔11を介して
相対的に移動される。この移動調整については、固定盤
14の指針18に対する目盛19の変位を見ながら行な
い、「0」点基準から数値「1〜5」の何れかの点に変更整
合させる。これにより、外枠Aの傾き角度が決定され
る。
【0043】前記外枠Aの角度設定後には、止めねじ1
7を再び強くねじ込むことにより、固定盤14が両列の
係止歯帯12に対して相対的変位部分で再び噛合固定さ
れる。これにより固定盤14に対する下枠部材4の微動
が阻止されて、外枠Aが強固に傾き固定される。この結
果遊技機全体、そして外枠Aに組付けられた前枠B側の
遊技盤32の角度が変更される。なおこの角度変更作業
については、前枠B側全体を一旦組外した状態、または
開放保持した状態、あるいは当該設置枠台Fの反対側列
における遊技機の前枠側全体を開放保持した状態の何れ
の態様でも行なうことが可能である。
【0044】なお本発明が対象とするパチンコ遊技機に
おける機体の組付け係合保持に係る技術については、前
述した実施例以外の他例も好適に推奨される。すなわち
外枠Aおよび前枠Bの反開閉支点側の結合保持を前提と
した例において、外枠Aが合成樹脂成形のものである場
合では、各施錠受け金具40,40に相当する片を一体
成形し、この受け片に受け部を一体成形すればよい。こ
れに合わせて図15に例示するように、下枠部材4の右
連結板7に受け部63を一体成形してもよい。また前枠
Bが木材成形のものである場合をも含めて、各係合支片
61,61を図16および図17に夫々例示するよう
に、金属成形した係合金具64,64としてもよい。勿
論これ以外の案として、外枠Aの内側に固定されている
補強連結金具または部分に受け部を形成して、これに前
枠B裏側の係合支片を係合する例も提案できる。
【0045】
【発明の効果】前記した実施例から理解できるように、
本発明のパチンコ遊技機における機体では、外郭をなす
外枠と遊技用構成部材が搭載された前枠とが、開閉連結
支持手段で組付けられると共に、施錠装置で閉鎖保持さ
れた前提において、外枠および前枠の反開閉支点側の側
部内側に配設した係合支持手段における係合部と受け部
とが、互いに適正な係合関係または当接関係の状態を呈
することができる。
【0046】これにより、外枠に対して前枠を適正かつ
強固に組付け保持して安定強化を図り、縦向き左右への
ガタ付き等を好適に回避することができる。殊に遊技機
が、保管や運搬あるいは移送や搬入等に際して横向き状
態で取扱われる場合では、前枠側全体の総荷重が下向外
力として作用することに対し、各部の係合支持手段の係
合部および受け部同志が係合または当接の関係状態を維
持することにより外枠側に作用する。このため外枠は、
その各部分において総荷重の大部分を受け持つことにな
り、この結果として両枠の開閉連結支持手段側への外力
作用、言換えると支点部に対する剪断方向への集中荷重
を大幅に軽減することができる。
【0047】従って両枠の開閉連結支持部分の弊害、つ
まり支軸の折曲変形やガタ付き、更には合成樹脂製の場
合のボス部の亀裂破損や変形等が解消されて長く安定し
た適正状態を維持できる。これにより外枠に対して前枠
側が円滑に開閉可能に連結支持されると共に、適正な姿
勢に保持される。
【0048】しかも本発明では、現行のパチンコ遊技機
において、外枠に組付けられた前枠が元来施錠装置で保
持されることに着目し、前枠側の係合部に対する受け部
を施錠装置に対する外枠側の施錠受け金具または部分を
利用してこれに一体成形したものであるから、この受け
部に相当する特別な部品や金具等の成形および取着を不
要にし得ると共に、部品点数を省略することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ遊技機の概要を分解状態で示す斜視図
である。
【図2】パチンコ遊技機の実施態様を示す正面図であ
る。
【図3】機体の下部を部分的に示す正面図である。
【図4】外枠の下部を一部省略して示す平面図である。
【図5】外枠における角度設定用固定機構を示す平面図
である。
【図6】外枠の傾き固定状態を示す側断面図である。
【図7】同上機構による外枠の傾き角度の変更例を例示
する説明図である。
【図8】前枠全体を示す正面図である。
【図9】前枠全体を示す背面図である。
【図10】外枠および前枠の上下の開閉連結支持手段の
連結状態を部分的に破断して示す正面図である。
【図11】左上の開閉連結支持手段および係合支持手段
を分解状態で示す斜視図である。
【図12】左下の開閉連結支持手段および係合支持手段
を分解状態で示す斜視図である。
【図13】右上の係合支持手段を示す斜視図である。
【図14】右下の係合支持手段を示す斜視図である。
【図15】右下の別例係合支持手段を示す斜視図であ
る。
【図16】前枠側の別例係合支片を示す斜視図である。
【図17】前枠側の別例係合支片を示す斜視図である。
【符号の説明】
39 掛け具 40 施錠受け具 61 係合部 62 受け部 A 外枠 B 前枠 C 連結支持手段 D,D1 係合支持手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年10月9日
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図15】
【図2】
【図3】
【図8】
【図16】
【図4】
【図5】
【図10】
【図6】
【図7】
【図17】
【図9】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外郭をなす外枠(A)の開口前面側に対し
    て、遊技用構成部材が搭載された前枠(B)が、起立状態
    で開閉可能に組付けられて施錠保持されるパチンコ遊技
    機にあって、 前記外枠(A)および前枠(B)の共通一側縁の上下部に、両
    枠連結用の開閉連結支持手段(C)を配設する一方、この
    反対側他側縁において、前枠(A)の側部裏側に掛け具(3
    9)を有する施錠装置主体部を装着すると共に、外枠の側
    部内側に施錠受け具(40)を配設し、 前枠の他側部裏側に両枠係合用の係合支持手段(D,D1)に
    おける係合部(61)を突設する一方、外枠の前記施錠受け
    具に係合支持手段における受け部(62)を形成し、この係
    合部と受け部とを互いに前後方向には挿脱自在にして、
    正面に対する左右には係合または当接の関係状態で嵌挿
    し合うように設定したことを特徴とするパチンコ遊技機
    における機体。
JP14245591A 1991-05-17 1991-05-17 パチンコ遊技機における機体 Expired - Lifetime JPH07114849B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009160065A (ja) * 2007-12-28 2009-07-23 Sansei R&D:Kk 遊技機

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