JPH059598B2 - - Google Patents
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- JPH059598B2 JPH059598B2 JP19187987A JP19187987A JPH059598B2 JP H059598 B2 JPH059598 B2 JP H059598B2 JP 19187987 A JP19187987 A JP 19187987A JP 19187987 A JP19187987 A JP 19187987A JP H059598 B2 JPH059598 B2 JP H059598B2
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- Japan
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- shaft
- reducer
- casing pipe
- stirring
- auger shaft
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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Landscapes
- Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
- Earth Drilling (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、地盤を削孔するに際し、ドリルの
先端よりセメントミルク等の硬化剤を噴出させ、
掘削された土砂と硬化剤とを混合させてソイルセ
メント壁等を構築するのに使用する掘削装置に関
するものである。
先端よりセメントミルク等の硬化剤を噴出させ、
掘削された土砂と硬化剤とを混合させてソイルセ
メント壁等を構築するのに使用する掘削装置に関
するものである。
[従来の技術]
従来、地盤を削孔するに際し、ドリルの先端よ
りセメントミルク等の硬化剤を噴出させ、掘削さ
れた土砂と硬化剤とを混合させてソイルセメント
壁等を構築する掘削装置においては、ドリルヘツ
ドの上方においてオーガー軸に撹拌翼等を取り付
け、ドリルヘツドと共にこの撹拌翼等を回転させ
て、掘削された土砂と硬化剤とを混合させるよう
になつていた。
りセメントミルク等の硬化剤を噴出させ、掘削さ
れた土砂と硬化剤とを混合させてソイルセメント
壁等を構築する掘削装置においては、ドリルヘツ
ドの上方においてオーガー軸に撹拌翼等を取り付
け、ドリルヘツドと共にこの撹拌翼等を回転させ
て、掘削された土砂と硬化剤とを混合させるよう
になつていた。
しかし、このような掘削装置においては、ドリ
ルヘツドと撹拌翼等とが同方向に回転するだけで
あるため、土砂と硬化剤との混合が充分に行え
ず、またこれらの回転によるねじれによつて掘削
方向にずれが生じる等の問題があつた。
ルヘツドと撹拌翼等とが同方向に回転するだけで
あるため、土砂と硬化剤との混合が充分に行え
ず、またこれらの回転によるねじれによつて掘削
方向にずれが生じる等の問題があつた。
このため、近年、第6図に示すように、駆動軸
を回転させる駆動装置1に減速機2を設け、駆動
装置1によつて回転される駆動軸3を内装させた
ケーシング管4を、この減速機2によつて駆動軸
3と逆方向に回転させるようにし、上記駆動軸3
の先端に設けられたドリルヘツド5の上方におい
て、このケーシング管4の下端部に第1撹拌翼6
aを取り付けると共に、この第1撹拌翼6aの近
傍において、上記駆動軸3に第2の撹拌翼6bを
取り付けた掘削装置が開発された。
を回転させる駆動装置1に減速機2を設け、駆動
装置1によつて回転される駆動軸3を内装させた
ケーシング管4を、この減速機2によつて駆動軸
3と逆方向に回転させるようにし、上記駆動軸3
の先端に設けられたドリルヘツド5の上方におい
て、このケーシング管4の下端部に第1撹拌翼6
aを取り付けると共に、この第1撹拌翼6aの近
傍において、上記駆動軸3に第2の撹拌翼6bを
取り付けた掘削装置が開発された。
すなわち、この掘削装置においては、駆動装置
1によつて駆動軸3を回転させると共に減速機2
を介してケーシング管4を駆動軸3と逆方向に回
転させ、これにより第1撹拌翼6aをドリルヘツ
ド5と逆方向に、第2撹拌翼6bをドリルヘツド
5と同方向、第1撹拌翼6aとは逆方向にそれぞ
れ回転させ、土砂と硬化剤とを充分に混合させる
ようになつている。
1によつて駆動軸3を回転させると共に減速機2
を介してケーシング管4を駆動軸3と逆方向に回
転させ、これにより第1撹拌翼6aをドリルヘツ
ド5と逆方向に、第2撹拌翼6bをドリルヘツド
5と同方向、第1撹拌翼6aとは逆方向にそれぞ
れ回転させ、土砂と硬化剤とを充分に混合させる
ようになつている。
[発明が解決しようとする問題点]
しかし、このような掘削装置においては、ケー
シング管4を回転させる減速機2が上方に位置す
るため、掘削装置の重心が高くなつて掘削方向等
が安定せず、またケーシング管4全体が回転する
ため、掘削が進むにつれてその回転に伴うねじが
生じ、掘削方向にずれが生じるという問題があつ
た。加えて、ケーシング管4の回転力が、削孔内
における土砂との摩擦によつて低下するという問
題もあつた。
シング管4を回転させる減速機2が上方に位置す
るため、掘削装置の重心が高くなつて掘削方向等
が安定せず、またケーシング管4全体が回転する
ため、掘削が進むにつれてその回転に伴うねじが
生じ、掘削方向にずれが生じるという問題があつ
た。加えて、ケーシング管4の回転力が、削孔内
における土砂との摩擦によつて低下するという問
題もあつた。
さらに、掘削深度に合わせて上記駆動軸3及び
ケーシング管4を継ぎ足す場合、回転するケーシ
ング管4内に回転する駆動軸3を連結するので、
連結部の構造が複雑になると共に、ケーシング管
4内に土砂等が入らないようにして連結しなけれ
ばならず、連結作業が非常に難しく、現場等にお
いて簡単に連結することができないという問題も
あつた。
ケーシング管4を継ぎ足す場合、回転するケーシ
ング管4内に回転する駆動軸3を連結するので、
連結部の構造が複雑になると共に、ケーシング管
4内に土砂等が入らないようにして連結しなけれ
ばならず、連結作業が非常に難しく、現場等にお
いて簡単に連結することができないという問題も
あつた。
この発明は、このような従来の掘削装置におけ
る上記のような問題を解決することを目的として
なされたものである。
る上記のような問題を解決することを目的として
なされたものである。
[問題点を解決するための手段]
この発明に係る掘削装置においては、リーダー
11に沿つて昇降する駆動装置12から、この駆
動装置12によつて回転される駆動軸13を外装
するケーシング管14を垂下させ、このケーシン
グ管14の下端に減速機15を設けている。
11に沿つて昇降する駆動装置12から、この駆
動装置12によつて回転される駆動軸13を外装
するケーシング管14を垂下させ、このケーシン
グ管14の下端に減速機15を設けている。
そして、この減速機15において、上記駆動軸
13と、先端にドリルヘツド16が設けられたオ
ーガー軸17とを連結し、駆動軸13の回転に伴
つて、先端にドリルヘツド16が設けられたオー
ガー軸17が駆動軸13と同方向に回転するよう
になつている。
13と、先端にドリルヘツド16が設けられたオ
ーガー軸17とを連結し、駆動軸13の回転に伴
つて、先端にドリルヘツド16が設けられたオー
ガー軸17が駆動軸13と同方向に回転するよう
になつている。
また、この減速機15からは、上記オーガー軸
17を覆うようにして外管18が延出させてお
り、この外管18は、駆動軸13の回転に伴い、
上記減速機15によつて駆動軸13及びオーガー
軸17とは逆方向に回転するようになつている。
そして、この外管18には、ドリルヘツド16の
上方近傍に位置する第1撹拌部19が設けられて
おり、この第1撹拌部19はドリルヘツド16と
逆方向に回転するようになつている。
17を覆うようにして外管18が延出させてお
り、この外管18は、駆動軸13の回転に伴い、
上記減速機15によつて駆動軸13及びオーガー
軸17とは逆方向に回転するようになつている。
そして、この外管18には、ドリルヘツド16の
上方近傍に位置する第1撹拌部19が設けられて
おり、この第1撹拌部19はドリルヘツド16と
逆方向に回転するようになつている。
また、この第1撹拌部19の近傍に位置するよ
うにして、上記オーガー軸17に第2撹拌部20
を設けることも可能である。この場合、第2撹拌
部20は、ドリルヘツド16とは同方向に、第1
撹拌部19とは逆方向に回転する。
うにして、上記オーガー軸17に第2撹拌部20
を設けることも可能である。この場合、第2撹拌
部20は、ドリルヘツド16とは同方向に、第1
撹拌部19とは逆方向に回転する。
[作用]
このようにこの発明に係る掘削装置において
は、駆動装置12より垂下されたケーシング管1
4の下端に減速機15を設け、掘削装置全体の重
心を低くさせると共に、ケーシング管14自体が
回転しないようにして、ケーシング管14の回転
によるねじれをなくし、逆にこのケーシング管1
4により、掘削装置を垂直に保持させた状態で掘
削が行われるようにしている。
は、駆動装置12より垂下されたケーシング管1
4の下端に減速機15を設け、掘削装置全体の重
心を低くさせると共に、ケーシング管14自体が
回転しないようにして、ケーシング管14の回転
によるねじれをなくし、逆にこのケーシング管1
4により、掘削装置を垂直に保持させた状態で掘
削が行われるようにしている。
そして、この掘削装置においては、駆動装置1
2によつて駆動軸13を回転させて、この駆動軸
13の回転を減速機15に伝達し、この減速機1
5により、オーガー軸17を駆動軸13と同方向
に回転させる一方、オーガー軸17を覆う外管1
8を、オーガー軸17と逆方向に回転させるよう
になつている。そして、オーガー軸17の先端に
設けられたドリルヘツド16によつて地盤を掘削
すると共に、このドリルヘツド16と逆方向に回
転する第1撹拌部19との間において、掘削され
た土砂とセメントミルク等の硬化剤とを充分に混
合させることになつている。
2によつて駆動軸13を回転させて、この駆動軸
13の回転を減速機15に伝達し、この減速機1
5により、オーガー軸17を駆動軸13と同方向
に回転させる一方、オーガー軸17を覆う外管1
8を、オーガー軸17と逆方向に回転させるよう
になつている。そして、オーガー軸17の先端に
設けられたドリルヘツド16によつて地盤を掘削
すると共に、このドリルヘツド16と逆方向に回
転する第1撹拌部19との間において、掘削され
た土砂とセメントミルク等の硬化剤とを充分に混
合させることになつている。
さらに、この第1撹拌部19の近傍において、
第2撹拌部20をオーガー軸17に設けた場合に
は、この第2撹拌部20がドリルヘツド16と同
方向に、第1撹拌部19とは逆方向に回転し、こ
れにより第1撹拌部19とこの第2撹拌部20と
の間においても、掘削された土砂とセメントミル
ク等の硬化剤とが充分に混合されるようになる。
第2撹拌部20をオーガー軸17に設けた場合に
は、この第2撹拌部20がドリルヘツド16と同
方向に、第1撹拌部19とは逆方向に回転し、こ
れにより第1撹拌部19とこの第2撹拌部20と
の間においても、掘削された土砂とセメントミル
ク等の硬化剤とが充分に混合されるようになる。
[実施例]
以下、この発明の実施例を第1図〜第5図に基
づいて詳細に説明する。
づいて詳細に説明する。
第1図は、この発明の一実施例に係る掘削装置
10の側面図であり、この実施例においては、ク
ローククレーン30によつてリーダー11が地面
に対して垂直に立設されている。しかし、リーダ
ー11をトラツククレーン等によつて立設させる
ことも可能である。
10の側面図であり、この実施例においては、ク
ローククレーン30によつてリーダー11が地面
に対して垂直に立設されている。しかし、リーダ
ー11をトラツククレーン等によつて立設させる
ことも可能である。
そして、このように立設されたリーダー11の
前面に設けたガイドレール11aに、駆動装置1
2がスライド可能に取り付けられると共に、リー
ダー11および駆動装置12の上端に設けられた
滑車31を介し、吊り下げ部材32によつてこの
駆動装置12が吊り下げられ、この吊り下げ部材
32により、リーダー11に沿つて昇降するよう
になつている。
前面に設けたガイドレール11aに、駆動装置1
2がスライド可能に取り付けられると共に、リー
ダー11および駆動装置12の上端に設けられた
滑車31を介し、吊り下げ部材32によつてこの
駆動装置12が吊り下げられ、この吊り下げ部材
32により、リーダー11に沿つて昇降するよう
になつている。
そして、この駆動装置12には駆動軸13が接
続されると共に、この駆動軸13を外装するよう
にしてケーシング管14が、駆動装置12の底部
に設けられたケーシング管カツプリング33に取
り付けられて駆動装置12から垂下され、リーダ
ー11の下部に片持ち式に設けられた振れ止め具
34に挿通されて垂直に保持されている。
続されると共に、この駆動軸13を外装するよう
にしてケーシング管14が、駆動装置12の底部
に設けられたケーシング管カツプリング33に取
り付けられて駆動装置12から垂下され、リーダ
ー11の下部に片持ち式に設けられた振れ止め具
34に挿通されて垂直に保持されている。
そして、このように駆動装置12から垂下され
たケーシング管14の下端に、減速機15が設け
られている。
たケーシング管14の下端に、減速機15が設け
られている。
この実施例における減速機15は、第2図に示
すように、外部から土砂等が減速機15の内部に
侵入しないように外側カバー15aが設けられて
おり、この外側カバー15aより上下に突出する
ようにして、伝達軸15bがその中央に設けられ
ている。
すように、外部から土砂等が減速機15の内部に
侵入しないように外側カバー15aが設けられて
おり、この外側カバー15aより上下に突出する
ようにして、伝達軸15bがその中央に設けられ
ている。
そして、この減速機15の外側カバー15a
が、ケーシング管14の下端に取り付けられると
共に、上記伝達軸15bの上方に突出した部分に
前記駆動軸13が連結されている。一方、この伝
達軸15bの下方に突出した部分には、先端にド
リルヘツド16が設けられたオーガー軸17が連
結されており、この伝達軸15bを介して、オー
ガー軸17が駆動軸13と同方向に回転するよう
になつている。
が、ケーシング管14の下端に取り付けられると
共に、上記伝達軸15bの上方に突出した部分に
前記駆動軸13が連結されている。一方、この伝
達軸15bの下方に突出した部分には、先端にド
リルヘツド16が設けられたオーガー軸17が連
結されており、この伝達軸15bを介して、オー
ガー軸17が駆動軸13と同方向に回転するよう
になつている。
また、この減速機15の内部においては、上記
伝達軸15bに歯車15cが設けられ、この歯車
15cと噛み合うようにして、その周囲に複数の
遊星歯車15dが設けられ、さらに、この遊星歯
車15dと噛み合うようにして、その外側に内歯
車15eが設けられており、伝達軸15bの歯車
15cの回転に伴つて、この内歯車15eが、伝
達軸15bと逆方向に回転するようになつてい
る。
伝達軸15bに歯車15cが設けられ、この歯車
15cと噛み合うようにして、その周囲に複数の
遊星歯車15dが設けられ、さらに、この遊星歯
車15dと噛み合うようにして、その外側に内歯
車15eが設けられており、伝達軸15bの歯車
15cの回転に伴つて、この内歯車15eが、伝
達軸15bと逆方向に回転するようになつてい
る。
そして、この内歯車15eと連動するようにし
て外管18が減速機15に取り付けられ、この外
管18が、オーガー軸17を覆うようにして減速
機15の下方に延出されている。このようにして
減速機15に取り付けられた外管18は、上記内
歯車15eにより、オーガー軸17や駆動軸13
と逆方向に回転するようになつている。
て外管18が減速機15に取り付けられ、この外
管18が、オーガー軸17を覆うようにして減速
機15の下方に延出されている。このようにして
減速機15に取り付けられた外管18は、上記内
歯車15eにより、オーガー軸17や駆動軸13
と逆方向に回転するようになつている。
そして、この外管18に第1撹拌部19を、上
記オーガー軸17のドリルヘツド16の上方近傍
に位置するように設けると共に、この第1撹拌部
19の近傍において、オーガー軸17に第2撹拌
部20を設けている。
記オーガー軸17のドリルヘツド16の上方近傍
に位置するように設けると共に、この第1撹拌部
19の近傍において、オーガー軸17に第2撹拌
部20を設けている。
この実施例では、第3図に示すように、第1撹
拌部19として、上端部が外管18の上部に取り
付けられ、この上端部より下方に弓形状に延出さ
れてドリルヘツド16の上部近傍に至る撹拌アー
ム19aと、この撹拌アーム19aの中間部にお
いて、外管18から外方に突出された撹拌翼19
bとを、それぞれ外管18に複数設けている。一
方、第2撹拌部20としては、第1撹拌部19の
上記撹拌アーム19aの両端間において、下端部
がオーガー軸17に取り付けられ、上方に弓形状
に延出されて上記撹拌アーム19aの上端部近傍
に至る撹拌アーム20aを、オーガー軸17に複
数設けている。
拌部19として、上端部が外管18の上部に取り
付けられ、この上端部より下方に弓形状に延出さ
れてドリルヘツド16の上部近傍に至る撹拌アー
ム19aと、この撹拌アーム19aの中間部にお
いて、外管18から外方に突出された撹拌翼19
bとを、それぞれ外管18に複数設けている。一
方、第2撹拌部20としては、第1撹拌部19の
上記撹拌アーム19aの両端間において、下端部
がオーガー軸17に取り付けられ、上方に弓形状
に延出されて上記撹拌アーム19aの上端部近傍
に至る撹拌アーム20aを、オーガー軸17に複
数設けている。
このような掘削装置10において、駆動装置1
2を駆動させて駆動軸13を回転させると、この
駆動軸13の回転がケーシング管14の下端に設
けられた減速機15に伝達され、この減速機15
により、オーガー軸17が駆動軸13と同方向に
回転する一方、オーガー軸17の外側に設けられ
た外管18が、オーガー軸17と逆方向に回転す
るようになる。
2を駆動させて駆動軸13を回転させると、この
駆動軸13の回転がケーシング管14の下端に設
けられた減速機15に伝達され、この減速機15
により、オーガー軸17が駆動軸13と同方向に
回転する一方、オーガー軸17の外側に設けられ
た外管18が、オーガー軸17と逆方向に回転す
るようになる。
そして、上記オーガー軸17の回転に伴い、そ
の先端に設けられたドリルヘツド16によつて地
盤が削孔されると共に、このドリルヘツド16や
このオーガー軸17に設けた第2撹拌部20と、
オーガー軸17と逆方向に回転する外管18に設
けた第1撹拌部19との間で、掘削された土砂と
セメントミルク等の硬化剤とが充分に混合される
ようになる。
の先端に設けられたドリルヘツド16によつて地
盤が削孔されると共に、このドリルヘツド16や
このオーガー軸17に設けた第2撹拌部20と、
オーガー軸17と逆方向に回転する外管18に設
けた第1撹拌部19との間で、掘削された土砂と
セメントミルク等の硬化剤とが充分に混合される
ようになる。
なお、硬い地盤を削孔するような場合には、第
4図及び第5図に示す変更例のように、ドリルヘ
ツド16として、掘削用ヘツドを使用することが
好ましい。
4図及び第5図に示す変更例のように、ドリルヘ
ツド16として、掘削用ヘツドを使用することが
好ましい。
また、外管18に設ける第1撹拌部19や、オ
ーガー軸17に設ける第2撹拌部20も上記実施
例のものに限られず、例えば、第4図に示すよう
に、第1撹拌部19として、前記実施例の撹拌ア
ーム19aから内側に撹拌翼19bを突出させた
ものを用いる一方、第2撹拌部20として、オー
ガー軸17から外方に突出した撹拌翼20bを用
いたり、また第5図に示すように、第1撹拌部1
9及び第2撹拌部20として、外管18及びオー
ガー軸17からそれぞれ外方に、撹拌翼19b及
び撹拌翼20bを突出させたものを用いるように
することも可能である。要は、オーガー軸17に
設けられたドリルヘツド16や第2撹拌部20
と、オーガー軸17と逆方向に回転する外管18
に設けられた第1撹拌部19との間で、掘削され
た土砂とセメントミルク等の硬化剤とが充分に混
合されるようになつていればよいのである。
ーガー軸17に設ける第2撹拌部20も上記実施
例のものに限られず、例えば、第4図に示すよう
に、第1撹拌部19として、前記実施例の撹拌ア
ーム19aから内側に撹拌翼19bを突出させた
ものを用いる一方、第2撹拌部20として、オー
ガー軸17から外方に突出した撹拌翼20bを用
いたり、また第5図に示すように、第1撹拌部1
9及び第2撹拌部20として、外管18及びオー
ガー軸17からそれぞれ外方に、撹拌翼19b及
び撹拌翼20bを突出させたものを用いるように
することも可能である。要は、オーガー軸17に
設けられたドリルヘツド16や第2撹拌部20
と、オーガー軸17と逆方向に回転する外管18
に設けられた第1撹拌部19との間で、掘削され
た土砂とセメントミルク等の硬化剤とが充分に混
合されるようになつていればよいのである。
また、オーガー軸17と外管18とを逆方向に
回転させる減速機15も、上記実施例のようなも
のに限られず、オーガー軸17と外管18とを逆
方向に回転させる機構を持つものであればよい。
回転させる減速機15も、上記実施例のようなも
のに限られず、オーガー軸17と外管18とを逆
方向に回転させる機構を持つものであればよい。
[発明の効果]
以上詳述したように、この発明に係る掘削装置
においては、駆動装置より垂下されたケーシング
管の下端に減速機を設け、掘削装置全体の重心を
低くして安定させると共に、ケーシング管自体が
回転しないようにして、ケーシング管の回転によ
るねじれをなくし、逆にこのケーシング管によつ
て掘削装置を垂直に保持させるようにしたため、
従来のように回転ねじれ等によつて掘削方向にず
れが生じるということがなく、真つすぐな削孔が
行えるようになる。
においては、駆動装置より垂下されたケーシング
管の下端に減速機を設け、掘削装置全体の重心を
低くして安定させると共に、ケーシング管自体が
回転しないようにして、ケーシング管の回転によ
るねじれをなくし、逆にこのケーシング管によつ
て掘削装置を垂直に保持させるようにしたため、
従来のように回転ねじれ等によつて掘削方向にず
れが生じるということがなく、真つすぐな削孔が
行えるようになる。
また、この発明においては、オーガー軸と逆方
向に回転する外管が、ケーシング管の下端に設け
られた減速機から延出されており、回転する管の
長さが、従来のケーシング管自体が回転するもの
に比べ著しく短くなつているため、減速機から外
管に設けられた撹拌部への回転力の伝達効率が向
上すると共に、削孔内における土砂と外管との摩
擦によつて、撹拌部の回転が低下するということ
も少なく、掘削された土砂とセメントミルク等の
硬化剤との混合が充分に行われるようになる。
向に回転する外管が、ケーシング管の下端に設け
られた減速機から延出されており、回転する管の
長さが、従来のケーシング管自体が回転するもの
に比べ著しく短くなつているため、減速機から外
管に設けられた撹拌部への回転力の伝達効率が向
上すると共に、削孔内における土砂と外管との摩
擦によつて、撹拌部の回転が低下するということ
も少なく、掘削された土砂とセメントミルク等の
硬化剤との混合が充分に行われるようになる。
さらに、この発明のものにおいては、ケーシン
グ管が回転しないため、掘削深度に合わせて駆動
軸等を連結させる場合においても、回転するケー
シング管内に、回転する駆動軸を連結するという
従来のものに比べ、これらの連結が極めて容易に
行え、現場等でも簡単に施工できるようになる。
グ管が回転しないため、掘削深度に合わせて駆動
軸等を連結させる場合においても、回転するケー
シング管内に、回転する駆動軸を連結するという
従来のものに比べ、これらの連結が極めて容易に
行え、現場等でも簡単に施工できるようになる。
第1図はこの発明の一実施例に係る掘削装置の
側面図、第2図は同実施例で使用する減速機の部
分断面図、第3図は同実施例における減速機より
下の部分の縦断面図、第4図及び第5図は減速機
より下の部分の変更例を示す側面図、第6図は従
来の掘削装置の一例を示す側面図である。 符号の説明、11……リーダー、12……駆動
装置、13……駆動軸、14……ケーシング管、
15……減速機、16……ドリルヘツド、17…
…オーガー軸、18……外管、19……第1撹拌
部、20……第2撹拌部。
側面図、第2図は同実施例で使用する減速機の部
分断面図、第3図は同実施例における減速機より
下の部分の縦断面図、第4図及び第5図は減速機
より下の部分の変更例を示す側面図、第6図は従
来の掘削装置の一例を示す側面図である。 符号の説明、11……リーダー、12……駆動
装置、13……駆動軸、14……ケーシング管、
15……減速機、16……ドリルヘツド、17…
…オーガー軸、18……外管、19……第1撹拌
部、20……第2撹拌部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 リーダー11に沿つて昇降する駆動装置12
から、この駆動装置12によつて回転される駆動
軸13を外装するケーシング管14を垂下させ、
このケーシング管14の下端に減速機15を設
け、この減速機15によつて、上記駆動軸13
と、先端にドリルヘツド16が設けられたオーガ
ー軸17とを連結すると共に、この減速機15に
よつて上記オーガー軸17と逆方向に回転するよ
うになつた外管18を、オーガー軸17を覆うよ
うにして減速機15から延出させ、この外管18
に、上記ドリルヘツド16の上方近傍に位置する
第1撹拌部19を設けたことを特徴とする掘削装
置。 2 前記第1撹拌部19の近傍において、オーガ
ー軸17に第2撹拌部20を設けたことを特徴と
する特許請求の範囲第1項記載の掘削装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19187987A JPS6436892A (en) | 1987-07-30 | 1987-07-30 | Excavator |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19187987A JPS6436892A (en) | 1987-07-30 | 1987-07-30 | Excavator |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6436892A JPS6436892A (en) | 1989-02-07 |
JPH059598B2 true JPH059598B2 (ja) | 1993-02-05 |
Family
ID=16281986
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19187987A Granted JPS6436892A (en) | 1987-07-30 | 1987-07-30 | Excavator |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6436892A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03183893A (ja) * | 1989-12-12 | 1991-08-09 | Mutou Komuten:Kk | ソイルセメント杭施工用の掘削機 |
JP6307459B2 (ja) * | 2015-02-25 | 2018-04-04 | エポコラム機工株式会社 | 地盤改良装置 |
-
1987
- 1987-07-30 JP JP19187987A patent/JPS6436892A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6436892A (en) | 1989-02-07 |
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