JPH0595884U - 包装袋 - Google Patents

包装袋

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Publication number
JPH0595884U
JPH0595884U JP8912691U JP8912691U JPH0595884U JP H0595884 U JPH0595884 U JP H0595884U JP 8912691 U JP8912691 U JP 8912691U JP 8912691 U JP8912691 U JP 8912691U JP H0595884 U JPH0595884 U JP H0595884U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bag body
heat
bag
sides
opening edge
Prior art date
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Pending
Application number
JP8912691U
Other languages
English (en)
Inventor
邦夫 柳谷
Original Assignee
菱阪包装システム株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 菱阪包装システム株式会社 filed Critical 菱阪包装システム株式会社
Priority to JP8912691U priority Critical patent/JPH0595884U/ja
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Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 被収容物を収容した後でヒートシールされる
開口縁(挿入口)側が拡がった底部と同様の間口になる
ようにして、包装物の外観形状を向上できるようにす
る。 【構成】 ヒートシールできるシート又はフイルムによ
り成形されている袋体11の底部12は内側へ二つ折り
されていて、その袋体11の両面部13,14との間に
ポケット部15,16が形成されている常時は扁平状で
ある包装袋であって、袋体11の相対向した開口縁1
7,18側には、その開口縁17,18側をヒートシー
ルできる接着しろ19を残して該袋体11の一方の面部
13を内側へ二つ折りして、反対方向へ向けた内外2重
のポケット部21,22を袋体11の一方の面部13に
設けてある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は密封状態に包装できる包装袋に関する。
【0002】
【従来の技術】
生花の切り株、フラワーポット、ホップコーン、チョコレート、キャンディ、 ネクタイ、ワイシャツ、人形等の商品を包装する従来の合成樹脂シート又はフイ ルム製の包装袋は、常時では底部が内側へ向かって二つ折りされ、その袋体の両 面部との間にポケット部を形成して扁平状に置かれている。そして、添付図面の 図4に示すように商品を収容して膨らませた状態では底部2が拡がる一方、袋体 1の挿入口3側をヒートシールして封着するため、その包装物は挿入口3側に向 かって次第に傾斜した先細の形状となる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このような形状の包装物をダンボール箱等を用いて梱包すると、上方において 隣接し合った包装物の間に隙間が大きく存在し、しつかりと安定させて梱包でき ない。また、粉末食品や雑貨類を収容した包装物を店頭に陳列した場合には、整 然と並べることが難しく、見映えを悪くするといった問題もある。そこで、本考 案の目的は被収容物を収容した後でヒートシールされる開口縁(挿入口)側が拡 がった底部と同様の間口になるようにして、包装物の外観形状を向上できるよう に改良した包装袋を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の特徴とする包装袋はヒートシールできる シート又はフイルムにより成形されている袋体の底部は内側へ二つ折りされてい て、その袋体の両面部との間にポケット部が形成されている常時は扁平状である 包装袋において、袋体の相対向した開口縁側には、その開口縁側をヒートシール できる接着しろを残して該袋体の一方の面部を内側へ二つ折りして、反対方向へ 向けた内外2重のポケット部を袋体の一方の面部に設けて成るものである。
【0005】
【実施例】
以下に、本考案の実施例を添付図面の図1〜図3を参照しながら説明すると、 11はヒートシールできる素材のシート又はフイルムにより成形されている袋体 であって、この袋体11の素材としては、基材の少なくとも片面にヒートシール 性樹脂フイルム又はヒートシール性塗膜を形成したものが用いられる。
【0006】 即ち、基材にはナイロン6、二軸延伸ポリプロピレン、ポリプロピレン、ポリエ チレンテレフタレート、紙、ポリプロピレン系合成紙、アルミニウム蒸着ポリプ ロピレン、アルミニウム蒸着ポリエチレンテレフタレート、アルミニウム箔、ポ リカーボネート等が用いられ、また、ヒートシール性樹脂フイルム又はヒートシ ール性塗膜の形成に用いられるヒートシール性熱可塑性合成樹脂にはエチレン・ 酢酸ビニル共重合体、低密度ポリエチレン、プロピレン・エチレンランダム共重 合体、直鎖線状ポリエチレン、エチレン・アクリル酸共重合体、エチレン・メタ クリル酸共重合体、エチレン・アクリル酸ブチル共重合体、スチレン・マレイン 酸共重合体等の上記基材よりも融点が15℃以上低い融点を有する樹脂が用いら れる。
【0007】 そして、上記ヒートシール性熱可塑性合成樹脂を溶融押出して基材上にフイル ム状として積層するか、成いは上記熱可塑性合成樹脂をトルエン、テトラリン、 キシレン等の溶剤に溶解して基材上に塗布し、これを乾燥させて塗膜を形成する ものである。
【0008】 袋体11の底部12は内側へ二つ折りされていて、袋体11の両面部13,1 4との間にポケット部15,16が形成されている。一方、相対向した開口縁1 7,18側には、その開口縁17,18側をヒートシールできる接着しろ19を 残して該袋体1の何れか一方の面部13或いは14の(図示の場合は面部13) を内側へ二つ折りして、反対方向へ向けた内外2重のポケット部21,22を袋 体の一方の面部13に設けて包装袋を構成する。
【0009】 以上の構成によれば、袋体11の開口縁17,18側を拡げて被包装物を収容 し、被包装物の種類によっては袋体11内に窒素、ヘリウム、炭酸ガス等の不活 性ガスを入れ、接着しろ19の部分をヒートシール19aすると、図3に示すよ うに底部12と開口縁17,18側が同様な間口に拡がった包装物を構成できる ものである。即ち、底部12側のポケット部上5,16と開口縁17,18側の 反対方向へ向けたポケット部21,22は袋体11内の圧力によって拡開され、 底部12とヒートシール19a側を拡げる。図中、11a、11b、11cは袋 体11を成形した時のヒートシール部である。
【0010】 なお、袋体11の素材の具体例について示すと、肉厚が15μmであるナイロ ン60基材の片面に肉厚が50μmであるエチレン・酢酸ビニル共重合体のヒー トシール性樹脂フイルムを積層接着したもの、肉厚が20μmである二軸延伸ポ リプロピレンの基材の片面に肉厚が20μmあるプロピレン・エチレンランダム 共重合体のヒートシール性樹脂フイルムを積層接着したもの、またはポリエチレ ンテレフタレート(肉厚が12μm)にポリイソシアネート系アンカーコート剤 (肉厚が0.2μm)によりアルミニウム蒸着膜(500Å)を設けた基材の片 面に肉厚が30μmであるエチレン・酢酸ビニル共重合体のヒートシール性樹脂 フイルムを積層接着したもの等であって、袋の素材であるフイルムの肉厚は15 〜150μmのものが一般である。そして、袋体11は両面部13,14の一方 側を透明に、他方側を不透明にしてもよく、また、袋体11上にグラビア印刷を 施し、化粧効果を出したものでもよい。
【0011】
【考案の効果】
本考案は上記の如くであって、被包装物を収容して包装物を構成した際には、 ヒートシールされる開口縁側も底部と同様に間口を拡げることができるため、包 装物をしっかりと安定させることができて梱包が容易であり、また、その包装物 は外観上の体裁が一段と向上して店頭の陳列にも目映えが良い。そして、ヒート シールできる接着しろを設けた開口縁側が該開口縁側のポケット部より突出して いるので、被収容物の挿入が容易であると共に、袋内に不活性ガスを注入できる ようにした給気シール自動包装機〔例えば富士インパルス社の脱気シール機〃キ ュートシーラーV−300(商品名)〃〕による包装作業を行なう上に好都合で あり、その実用的価値は多大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す正断面図である。
【図2】図1に示した包装袋の使用状態の斜視図であ
る。
【図3】被収容物を取り除いて示す図2の正断面図であ
る。
【図4】従来の包装袋を示すもので、図3と同様な状態
の正断面図である。
【符号の説明】
11は袋体 11a、11b、11cはヒートシール部 12は底部 13,14は面部 15,16はポケット部 17,18は開口縁 19はヒートシール部である。 21,22はポケット部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年3月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 11は袋体、11a,11b,11cはヒートシール
部、12は底部、13,14は面部、15,16はポケ
ット部、17,18は開口縁、19は接着しろ、21,
22はポケット部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒートシールできるシート又はフイルム
    により成形されている袋体の底部は内側へ二つ折りされ
    ていて、その袋体の両面部との間にポケット部が形成さ
    れている常時は扁平状である包装袋において、袋体の相
    対向した開口縁側には、その開口縁側をヒートシールで
    きる接着しろを残して該袋体の一方の面部を内側へ二つ
    折りして、反対方向へ向けた内外2重のポケット部を袋
    体の一方の面部に設けて成ることを特徴とする包装袋。
JP8912691U 1991-08-06 1991-08-06 包装袋 Pending JPH0595884U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8912691U JPH0595884U (ja) 1991-08-06 1991-08-06 包装袋

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8912691U JPH0595884U (ja) 1991-08-06 1991-08-06 包装袋

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0595884U true JPH0595884U (ja) 1993-12-27

Family

ID=13962196

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JP8912691U Pending JPH0595884U (ja) 1991-08-06 1991-08-06 包装袋

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JP (1) JPH0595884U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4944339U (ja) * 1972-07-20 1974-04-18
JPS58175209A (ja) * 1982-04-06 1983-10-14 日立電線株式会社 耐火ケ−ブル

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4944339U (ja) * 1972-07-20 1974-04-18
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