JPH0595584U

JPH0595584U - ベルト状フィルム

Info

Publication number: JPH0595584U
Application number: JP4480792U
Authority: JP
Inventors: 普烈粕谷
Original assignee: 普烈粕谷
Priority date: 1992-06-04
Filing date: 1992-06-04
Publication date: 1993-12-27

Abstract

(57)【要約】【目的】スロットマシーンのドラム周壁など取り付け
るベルト状フィルムで、変化に富んだものとする。【構成】同一形状の写真１を一方向に並列配置して所
定長さの写真群２を形成する。写真群２の表面に、写真
の四周縁部に対応する額縁部３を設けた透明フィルムを
被着する。写真群２の裏面に台紙６を接着してベルト状
フィルム８を構成する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、スロットマシン用のドラムの周壁等に取り付けるベルト状フィルムに関する。

【０００２】

【従来の技術】

スロットマシーンは複数の回転するドラムに示された図柄を合わせて楽しむゲームであり、従来、このドラムの周壁に取り付けるベルト状フィルムは、長尺フィルムに直接図柄を印刷していた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

前記従来の方法では、同一図柄のベルト状フィルムを大量に生産する際には有効であるが、様々な種類の図柄を有する変化に富んだベルト状フィルムを生産する場合には面倒となる問題点があった。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

然るにこの考案は、印刷物片を一方向に並列配置した印刷物群にフィルムを被着したので前記問題点を解決した。

【０００５】即ちこの考案は、同一形状の印刷物片を一方向に並列配置して所定長さの印刷物群を形成し、前記印刷物群の表面に、前記印刷物片の周縁部に対応する額縁部を設けた透明フィルムを被着したベルト状フィルムである。また、同一形状の印刷物を一方向に並列配置して印刷物群を形成し、前記印刷物群の表面に、前記前記印刷物に対応する開口部を設けたフィルムを被着したベルト状フィルムである。

【０００６】前記において、印刷物群の裏面に台紙を貼着することもできる。また、前記における印刷物片は、図柄を印刷したカード状の印刷物あるいは写真等を指す。この印刷物片の形状は方形、円形等形状はいずれでも可能である。

【０００７】

【作用】

印刷物群は透明フィルムあるいはフィルムにより連結することができる。また、額縁部は印刷物片の周縁部及び夫々の印刷物片の間を覆うことができる。

【０００８】

【実施例】

図面に基づきこの考案の実施例を説明する。

【０００９】同一形状大きさで、かつ異なる種類の印画を施した写真１、１を印画面を上に向けて、夫々の写真１の一縁を重ねて並列して配置して写真群２を形成する。前記写真群２の表面に、前記写真の四周縁部に対応した位置に額縁部３が印刷された透明フィルム４を被着する（図２）。前記透明フィルム４は一端に糊代片５を連設してある。また、前記写真群２の裏面に前記透明フィルム４とほぼ同一形状の台紙６を接着し、ベルト状フィルム８を形成する（図１）。前記において、糊代片５と糊代片７とでベルト状フィルム８の糊代８ａを構成する。前記におけるベルト状フィルム８の長さは装着する部分に応じた長さ、例えばスロットマシーン用のドラムの周壁の円周の長さに応じた長さ、に形成されている。

【００１０】次に、前記実施例に基づくこの考案のベルト状フィルム８の使用は、ベルト状フィルム８の裏面をスロットマシーン用のドラム９の周壁に接着し、糊代８ａを対向縁部８ｂに接着する（図３）。夫々の写真１、１がスロットマシーンのこまを構成する。

【００１１】前記実施例において、写真１の形状は方形としたが、スロットマシーンのこま表示部（図示していない）に表示できる大きさであれば、円形等の形状とすることもできる。また、前記実施例において、写真１の一縁を重ねて並列して配置したが写真の中心部が同一間隔で並ぶように所定間隔を開けて並列配置することもできる（図示していない）。この場合の間隔はスロットマシーンに応じて決められる。また、写真の形状や間隔を代えた場合にも透明フィルムには夫々の写真の周縁部の形状に応じた額縁部を形成する。

【００１２】また、前記実施例において、額縁部３は透明フィルム４に印刷したが、額縁３と同一形状に形成した着色フィルムを透明フィルム４の表面あるいは裏面に貼着することもできる。また、前記実施例において、糊代１２ａを設けたが、糊代１２ａは設けないこともできる。

【００１３】また、前記実施例において、写真を用いたが、写真に代え、所定図柄が印刷されたカード状の印刷物とすることもできる。また、写真や印刷物等を組み合わせて使用することもできる。また、前記実施例において、台紙６を写真群２の裏面に接着したが、台紙６は用いないこともできる。

【００１４】更に、前記実施例において、透明フィルムに代え、前記額縁部３と同一形状のフィルム１０、即ち写真１に対応した開口部１１を設けたフィルム１１を使用すし、ベルト状フィルム１２を構成することもできる（図４）。ベルト状フィルム１２の他の構成はベルト状フィルム８の構成と同一である。また、図４中１０ａはフィルム１０の糊代片、１２ａは糊代片１０ａと糊代片７とを接着した糊代、１２ｂはベルト状フィルム１２の糊代１２の対向他縁を夫々表す。

【００１５】

【考案の効果】

額縁部は印刷物片の周縁部及び夫々の印刷物片の間を覆うことができるので、様々な形状、図柄の印刷物片を組み合わせて使用した、変化に富んだベルト状フィルムを構成することができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】（ａ）はこの考案の実施例の平面図であり、
（ｂ）は（ａ）のＡ−Ａ線における一部拡大端面図であ
る。

【図２】同じく組み立てを示す斜視図である。

【図３】同じく使用状態を示す斜視図である。

【図４】（ａ）はこの考案の他の実施例の平面図であ
り、（ｂ）は（ａ）のＢ−Ｂ線における一部拡大端面図
である。

【符号の説明】

１写真２写真群３額縁部４透明フィルム６台紙８ベルト状フィルム１０フィルム１１開口部１２ベルト状フィルム

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】所定形状の印刷物片を一方向に並列配置
して所定長さの印刷物群を形成し、前記印刷物群の表面
に、前記印刷物片の周縁部に対応する額縁部を設けた透
明フィルムを被着したベルト状フィルム。
【請求項２】所定形状の印刷物を一方向に並列配置し
て印刷物群を形成し、前記印刷物群の表面に、前記前記
印刷物に対応する開口部を設けたフィルムを被着したベ
ルト状フィルム。