JPH0595447A - フアクシミリ装置 - Google Patents
フアクシミリ装置Info
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- JPH0595447A JPH0595447A JP3253589A JP25358991A JPH0595447A JP H0595447 A JPH0595447 A JP H0595447A JP 3253589 A JP3253589 A JP 3253589A JP 25358991 A JP25358991 A JP 25358991A JP H0595447 A JPH0595447 A JP H0595447A
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- JP
- Japan
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- rigidity
- original
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- paper
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Abstract
(57)【要約】
【目的】送信原稿が弱い剛性の紙であっても、紙ジャム
や重送を防ぎ、顧客が安心して送信できるようにする。 【構成】送信原稿の紙の剛性を判断する手段と、判断結
果に基づいて、送信原稿の読み取り速度を変更する手段
とを備え、具体的には、上記剛性判断手段は、送信原稿
が送信原稿搬送路を通過するときの紙のたわみの変位量
により、紙の剛性を判断し、上記読み取り速度変更手段
は、剛性の弱い紙の原稿である場合に、送信原稿の読み
取り速度を遅くする。 【効果】送信原稿の剛性を自動的に判断し、剛性の弱い
紙の原稿に対しては、自動的に低速で読み取るので、紙
ジャムや重送を防ぎ、顧客が安心して送信できる。
や重送を防ぎ、顧客が安心して送信できるようにする。 【構成】送信原稿の紙の剛性を判断する手段と、判断結
果に基づいて、送信原稿の読み取り速度を変更する手段
とを備え、具体的には、上記剛性判断手段は、送信原稿
が送信原稿搬送路を通過するときの紙のたわみの変位量
により、紙の剛性を判断し、上記読み取り速度変更手段
は、剛性の弱い紙の原稿である場合に、送信原稿の読み
取り速度を遅くする。 【効果】送信原稿の剛性を自動的に判断し、剛性の弱い
紙の原稿に対しては、自動的に低速で読み取るので、紙
ジャムや重送を防ぎ、顧客が安心して送信できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、送信原稿の剛性を自動
的に判断し、基準外の剛性を持つ紙に対しては、自動的
に読み取り速度を遅くして、紙ジャムや重送を未然に防
ぐファクシミリ装置に関する。
的に判断し、基準外の剛性を持つ紙に対しては、自動的
に読み取り速度を遅くして、紙ジャムや重送を未然に防
ぐファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置において、送信
原稿の読み取り時に、送信原稿が剛性の弱い紙の場合
は、紙ジャムや重送をおこす恐れがあるので、そのよう
な原稿に対しては、キャリアシートという透明なシート
に原稿をはさんで送信する方法や、送信原稿を押さえて
いるバネの強さを手動で調整する方法がとられていた。
原稿の読み取り時に、送信原稿が剛性の弱い紙の場合
は、紙ジャムや重送をおこす恐れがあるので、そのよう
な原稿に対しては、キャリアシートという透明なシート
に原稿をはさんで送信する方法や、送信原稿を押さえて
いるバネの強さを手動で調整する方法がとられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、キャ
リアシートに原稿をはさんで送信したり、バネの強さを
調整したりするのは、ユーザの判断によって行われてお
り、判断の基準は、ユーザの試行錯誤の結果に基づいて
いる。
リアシートに原稿をはさんで送信したり、バネの強さを
調整したりするのは、ユーザの判断によって行われてお
り、判断の基準は、ユーザの試行錯誤の結果に基づいて
いる。
【0004】本発明の目的は、自動的に紙の剛性を検知
し、読み取り速度を変えることにより、原稿の紙ジャム
や重送を防止するファクシミリ装置を提供することにあ
る。
し、読み取り速度を変えることにより、原稿の紙ジャム
や重送を防止するファクシミリ装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のファクシミリ装置は、送信原稿の紙の剛性
を判断する手段と、判断結果に基づいて、送信原稿の読
み取り速度を変更する手段とを備えている。
に、本発明のファクシミリ装置は、送信原稿の紙の剛性
を判断する手段と、判断結果に基づいて、送信原稿の読
み取り速度を変更する手段とを備えている。
【0006】上記剛性判断手段は、送信原稿搬送路に設
けられ、送信原稿が通過するときの紙のたわみの変位量
を計測する変位計と、計測された変位量と基準値とを比
較し、比較結果に基づいて、送信原稿の剛性を判断する
コンパレータとを備えた構成とすることができる。
けられ、送信原稿が通過するときの紙のたわみの変位量
を計測する変位計と、計測された変位量と基準値とを比
較し、比較結果に基づいて、送信原稿の剛性を判断する
コンパレータとを備えた構成とすることができる。
【0007】そして、上記コンパレータは、計測された
変位量が基準値以下の場合に、剛性の強い紙の原稿であ
ると判断し、計測された変位量が基準値より大きい場合
に、剛性の弱い紙の原稿であると判断する。そこで、上
記読み取り速度変更手段は、剛性の弱い紙の原稿である
場合に、送信原稿の読み取り速度を遅くすることができ
る。
変位量が基準値以下の場合に、剛性の強い紙の原稿であ
ると判断し、計測された変位量が基準値より大きい場合
に、剛性の弱い紙の原稿であると判断する。そこで、上
記読み取り速度変更手段は、剛性の弱い紙の原稿である
場合に、送信原稿の読み取り速度を遅くすることができ
る。
【0008】また、上記コンパレータは、計測された変
位量と基準値との差の値に応じて、剛性の弱さの段階を
判断する。そこで、上記読み取り速度変更手段は、剛性
の弱さの段階が弱いほど送信原稿の読み取り速度を遅く
することができる。
位量と基準値との差の値に応じて、剛性の弱さの段階を
判断する。そこで、上記読み取り速度変更手段は、剛性
の弱さの段階が弱いほど送信原稿の読み取り速度を遅く
することができる。
【0009】なお、上記読み取り速度変更手段は、送信
原稿上の情報を読み取るイメージセンサを動作させるク
ロックの周期を変更し、かつ、送信原稿を搬送するロー
ラを動作させるモータの回転数を変更することにより、
送信原稿の読み取り速度を変更するようにする。
原稿上の情報を読み取るイメージセンサを動作させるク
ロックの周期を変更し、かつ、送信原稿を搬送するロー
ラを動作させるモータの回転数を変更することにより、
送信原稿の読み取り速度を変更するようにする。
【0010】
【作用】上記剛性判断手段においては、まず、上記変位
計が、送信原稿が通過するときの紙のたわみの変位量を
計測する。そして、上記コンパレータが、計測された変
位量と基準値とを比較し、比較結果に基づいて、送信原
稿の剛性を判断する。
計が、送信原稿が通過するときの紙のたわみの変位量を
計測する。そして、上記コンパレータが、計測された変
位量と基準値とを比較し、比較結果に基づいて、送信原
稿の剛性を判断する。
【0011】比較する基準値を、例えば、上質紙の変位
量とすると、セキレイ紙や便箋は、上質紙より剛性の弱
い紙であるので、変位量が基準値より大きくなる。
量とすると、セキレイ紙や便箋は、上質紙より剛性の弱
い紙であるので、変位量が基準値より大きくなる。
【0012】そこで、上記コンパレータは、計測された
変位量が基準値以下の場合に、剛性の強い紙の原稿であ
ると判断し、計測された変位量が基準値より大きい場合
に、剛性の弱い紙の原稿であると判断する。
変位量が基準値以下の場合に、剛性の強い紙の原稿であ
ると判断し、計測された変位量が基準値より大きい場合
に、剛性の弱い紙の原稿であると判断する。
【0013】上記読み取り速度変更手段は、剛性の弱い
紙の原稿である場合に、送信原稿上の情報を読み取るイ
メージセンサを動作させるクロックの周期を大きくし、
かつ、送信原稿を搬送するローラを動作させるモータの
回転数を小さくすることにより、送信原稿の読み取り速
度を遅くする。
紙の原稿である場合に、送信原稿上の情報を読み取るイ
メージセンサを動作させるクロックの周期を大きくし、
かつ、送信原稿を搬送するローラを動作させるモータの
回転数を小さくすることにより、送信原稿の読み取り速
度を遅くする。
【0014】これにより、送信原稿が弱い剛性の紙の場
合に、自動的に読み取り速度を遅くして、読み取りを開
始するので、紙ジャムや重送を未然に防ぐことができ
る。
合に、自動的に読み取り速度を遅くして、読み取りを開
始するので、紙ジャムや重送を未然に防ぐことができ
る。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
して説明する。
【0016】図1は本実施例のファクシミリ装置の概略
構成を示す図である。
構成を示す図である。
【0017】本実施例のファクシミリ装置は、装置全体
の動作を総括的に制御する制御部(具体的には、8ビッ
トまたは16ビットのマイクロプロセッサで構成されて
いる。)1と、CCDリニアイメージセンサや密着イメ
ージセンサなどのイメージセンサを含む光学系によって
送信原稿上の情報を読み取り、読み取り信号に変換する
読み取り部2と、受信したファクシミリ画像情報を受信
記録紙上に記録する記録部3と、読み取り部2からの読
み取り信号を2値化して符号化し、また、受信したファ
クシミリ画像情報を複合化して、記録部3に送出する画
像処理部4と、各種操作キーや液晶表示部(LCD)や
発光ダイオード(LED)を具備している操作部5と、
受信したファクシミリ画像情報復調し、また、送信する
ファクシミリ画像信号を変調する復変調部6と、網制御
を行う網制御部7と、送信原稿搬送機構,受信記録紙送
り機構,カッタ機構などの各種機構を駆動する駆動部8
と、送信原稿の剛性を自動的に判断し、剛性判断結果を
示す信号を制御部1に送出する剛性検知部9とを備えて
いる。
の動作を総括的に制御する制御部(具体的には、8ビッ
トまたは16ビットのマイクロプロセッサで構成されて
いる。)1と、CCDリニアイメージセンサや密着イメ
ージセンサなどのイメージセンサを含む光学系によって
送信原稿上の情報を読み取り、読み取り信号に変換する
読み取り部2と、受信したファクシミリ画像情報を受信
記録紙上に記録する記録部3と、読み取り部2からの読
み取り信号を2値化して符号化し、また、受信したファ
クシミリ画像情報を複合化して、記録部3に送出する画
像処理部4と、各種操作キーや液晶表示部(LCD)や
発光ダイオード(LED)を具備している操作部5と、
受信したファクシミリ画像情報復調し、また、送信する
ファクシミリ画像信号を変調する復変調部6と、網制御
を行う網制御部7と、送信原稿搬送機構,受信記録紙送
り機構,カッタ機構などの各種機構を駆動する駆動部8
と、送信原稿の剛性を自動的に判断し、剛性判断結果を
示す信号を制御部1に送出する剛性検知部9とを備えて
いる。
【0018】本実施例のファクシミリ装置の特徴的な部
分は、剛性検知部9を備えている点である。
分は、剛性検知部9を備えている点である。
【0019】図2は剛性検知部9の構成を示す図であ
る。
る。
【0020】剛性検知部9は、変位計12と、レジスタ
13と、コンパレータ14とを備えている。
13と、コンパレータ14とを備えている。
【0021】変位計12は、図3に示すように、送信原
稿10が原稿セット位置にセットされる途中の原稿搬送
路に設けられている。送信原稿10がローラ11によっ
て搬送され、変位計12の上を通過すると、送信原稿1
0にたわみを生じる。変位計12は、その際に、所定時
間内のたわみ変位量を検知する。
稿10が原稿セット位置にセットされる途中の原稿搬送
路に設けられている。送信原稿10がローラ11によっ
て搬送され、変位計12の上を通過すると、送信原稿1
0にたわみを生じる。変位計12は、その際に、所定時
間内のたわみ変位量を検知する。
【0022】剛性検知部9においては、送信原稿10が
上質紙のような一般的な紙の場合の変位量を基準値とし
て、レジスタ13に記憶しておき、コンパレータ14
が、変位計12が検知したたわみ変位量とレジスタ13
に記憶してある変位量の基準値とを比較することによ
り、剛性結果を判断し、剛性判断結果を示す信号を制御
部1に送出する。
上質紙のような一般的な紙の場合の変位量を基準値とし
て、レジスタ13に記憶しておき、コンパレータ14
が、変位計12が検知したたわみ変位量とレジスタ13
に記憶してある変位量の基準値とを比較することによ
り、剛性結果を判断し、剛性判断結果を示す信号を制御
部1に送出する。
【0023】具体的には、セキレイ紙や便箋などの極端
に剛性の弱い紙の場合には、変位量が基準値より大きく
なるので、コンパレータ14は、変位計12が検知した
たわみ変位量が、レジスタ13に記憶してある変位量の
基準値よりも大きい場合は、剛性の弱い紙であると判断
し、その旨を示す信号を制御部1に送出する。また、剛
性の強い紙の場合には、変位量が基準値以下となるの
で、コンパレータ14は、変位計12が検知したたわみ
変位量が、レジスタ13に記憶してある変位量の基準値
以下の場合は、剛性の強い紙であると判断し、その旨を
示す信号を制御部1に送出する。
に剛性の弱い紙の場合には、変位量が基準値より大きく
なるので、コンパレータ14は、変位計12が検知した
たわみ変位量が、レジスタ13に記憶してある変位量の
基準値よりも大きい場合は、剛性の弱い紙であると判断
し、その旨を示す信号を制御部1に送出する。また、剛
性の強い紙の場合には、変位量が基準値以下となるの
で、コンパレータ14は、変位計12が検知したたわみ
変位量が、レジスタ13に記憶してある変位量の基準値
以下の場合は、剛性の強い紙であると判断し、その旨を
示す信号を制御部1に送出する。
【0024】制御部1は、剛性検知部9から送出された
剛性判断結果を示す信号が剛性の弱い紙であることを示
している場合は、通常より遅い読み取り速度で送信原稿
10を読み取るよう制御し、剛性の強い紙であることを
示している場合は、通常の読み取り速度で送信原稿10
を読み取るように制御する。
剛性判断結果を示す信号が剛性の弱い紙であることを示
している場合は、通常より遅い読み取り速度で送信原稿
10を読み取るよう制御し、剛性の強い紙であることを
示している場合は、通常の読み取り速度で送信原稿10
を読み取るように制御する。
【0025】送信原稿10上の情報の読み取りは、読み
取り部2が画像処理部4から与えられるクロックに従っ
てCCDリニアイメージセンサを駆動し、かつ、駆動部
8が制御部1から与えられる回転数で送信原稿搬送機構
を駆動することにより行われる。そこで、制御部1は、
画像処理部4が読み取り部2に与えるクロックの周期お
よび駆動部8に与える回転数を変更するよう制御すれ
ば、送信原稿10の読み取り速度を制御することができ
る。
取り部2が画像処理部4から与えられるクロックに従っ
てCCDリニアイメージセンサを駆動し、かつ、駆動部
8が制御部1から与えられる回転数で送信原稿搬送機構
を駆動することにより行われる。そこで、制御部1は、
画像処理部4が読み取り部2に与えるクロックの周期お
よび駆動部8に与える回転数を変更するよう制御すれ
ば、送信原稿10の読み取り速度を制御することができ
る。
【0026】例えば、通常の読み取り速度がA4サイズ
の送信原稿10を1秒で読み取る読み取り速度であると
すると、剛性の弱い紙の場合は、制御部1は、クロック
の周期を2倍にして、A4サイズの送信原稿10を2秒
で読み取る読み取り速度で読み取るようにするととも
に、送信原稿搬送機構の回転数を1/2にするようにす
る。
の送信原稿10を1秒で読み取る読み取り速度であると
すると、剛性の弱い紙の場合は、制御部1は、クロック
の周期を2倍にして、A4サイズの送信原稿10を2秒
で読み取る読み取り速度で読み取るようにするととも
に、送信原稿搬送機構の回転数を1/2にするようにす
る。
【0027】これにより、送信原稿10が弱い剛性の紙
の場合に、自動的に読み取り速度を遅くして、読み取り
を開始するので、紙ジャムや重送を未然に防ぐことがで
きる。
の場合に、自動的に読み取り速度を遅くして、読み取り
を開始するので、紙ジャムや重送を未然に防ぐことがで
きる。
【0028】なお、本実施例では、2種類の読み取り速
度を設けた場合を説明したが、3種類以上の読み取り速
度を設けてもよい。
度を設けた場合を説明したが、3種類以上の読み取り速
度を設けてもよい。
【0029】この場合は、コンパレータ14が、変位計
12が検知したたわみ変位量が、レジスタ13に記憶し
てある変位量の基準値よりどの程度大きいかによって、
剛性の弱さの段階を示す信号を制御部1に送出するよう
にし、制御部1は、剛性の弱さの段階に基づいて、クロ
ックの周期を2倍または4倍にして、A4サイズの送信
原稿10を2秒または4秒で読み取る読み取り速度で読
み取るようにするとともに、送信原稿搬送機構の回転数
を1/2または1/4にするようにする。
12が検知したたわみ変位量が、レジスタ13に記憶し
てある変位量の基準値よりどの程度大きいかによって、
剛性の弱さの段階を示す信号を制御部1に送出するよう
にし、制御部1は、剛性の弱さの段階に基づいて、クロ
ックの周期を2倍または4倍にして、A4サイズの送信
原稿10を2秒または4秒で読み取る読み取り速度で読
み取るようにするとともに、送信原稿搬送機構の回転数
を1/2または1/4にするようにする。
【0030】さらに、ファクシミリ装置によっては、最
初から、通常の読み取り速度および高速読み取り速度の
2種類を有しており、ユーザが手動で切り替えることが
できるような装置がある。このような場合には、制御部
1は、現在どちらの読み取り速度に設定されているかを
判断してから、読み取り速度を制御するようにする。
初から、通常の読み取り速度および高速読み取り速度の
2種類を有しており、ユーザが手動で切り替えることが
できるような装置がある。このような場合には、制御部
1は、現在どちらの読み取り速度に設定されているかを
判断してから、読み取り速度を制御するようにする。
【0031】例えば、通常の読み取り速度がA4サイズ
の送信原稿10を2秒で読み取る読み取り速度であり、
高速読み取り速度がA4サイズの送信原稿10を1秒で
読み取る読み取り速度であるとすると、通常の読み取り
速度に設定されているならば、剛性の弱い紙であって
も、読み取り速度を遅くしないが、高速読み取り速度に
設定されているならば、読み取り速度を遅くするように
する。
の送信原稿10を2秒で読み取る読み取り速度であり、
高速読み取り速度がA4サイズの送信原稿10を1秒で
読み取る読み取り速度であるとすると、通常の読み取り
速度に設定されているならば、剛性の弱い紙であって
も、読み取り速度を遅くしないが、高速読み取り速度に
設定されているならば、読み取り速度を遅くするように
する。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
原稿の剛性を自動的に判断し、剛性の弱い原稿に対して
は、自動的に低速で読み取るので、紙ジャムや重送を未
然に防ぐことができ、顧客の手間をわずらわさずに安心
して送信することができるようになるという効果があ
る。
原稿の剛性を自動的に判断し、剛性の弱い原稿に対して
は、自動的に低速で読み取るので、紙ジャムや重送を未
然に防ぐことができ、顧客の手間をわずらわさずに安心
して送信することができるようになるという効果があ
る。
【図1】本発明の一実施例のファクシミリ装置の概略構
成図。
成図。
【図2】剛性検知部の概略構成図。
【図3】変位計の配置を示す説明図。
1…制御部、2…読み取り部、3…記録部、4…画像処
理部、5…操作部、6…復変調部、7…網制御部、8…
駆動部、9…剛性検知部、10…送信原稿、11…ロー
ラ、12…変位計、13…レジスタ、14…コンパレー
タ。
理部、5…操作部、6…復変調部、7…網制御部、8…
駆動部、9…剛性検知部、10…送信原稿、11…ロー
ラ、12…変位計、13…レジスタ、14…コンパレー
タ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 武井 徹 茨城県日立市久慈町4026番地 株式会社日 立製作所日立研究所内
Claims (6)
- 【請求項1】送信原稿の紙の剛性を判断する手段と、判
断結果に基づいて、送信原稿の読み取り速度を変更する
手段とを備えたことを特徴とするファクシミリ装置。 - 【請求項2】請求項1記載のファクシミリ装置におい
て、 上記剛性判断手段は、送信原稿搬送路に設けられ、送信
原稿が通過するときの紙のたわみの変位量を計測する変
位計と、計測された変位量と基準値とを比較し、比較結
果に基づいて、送信原稿の剛性を判断するコンパレータ
とを備えたことを特徴とするファクシミリ装置。 - 【請求項3】請求項2記載のファクシミリ装置におい
て、 上記コンパレータは、計測された変位量が基準値以下の
場合に、剛性の強い紙の原稿であると判断し、計測され
た変位量が基準値より大きい場合に、剛性の弱い紙の原
稿であると判断し、 上記読み取り速度変更手段は、剛性の弱い紙の原稿であ
る場合に、送信原稿の読み取り速度を遅くすることを特
徴とするファクシミリ装置。 - 【請求項4】請求項2記載のファクシミリ装置におい
て、 上記コンパレータは、計測された変位量と基準値との差
の値に応じて、剛性の弱さの段階を判断し、 上記読み取り速度変更手段は、剛性の弱さの段階が弱い
ほど送信原稿の読み取り速度を遅くすることを特徴とす
るファクシミリ装置。 - 【請求項5】請求項1,2,3または4記載のファクシ
ミリ装置において、 上記読み取り速度変更手段は、送信原稿上の情報を読み
取るイメージセンサを動作させるクロックの周期を変更
し、かつ、送信原稿を搬送するローラを動作させるモー
タの回転数を変更することを特徴とするファクシミリ装
置。 - 【請求項6】請求項1,2,3,4または5記載のファ
クシミリ装置において、 外部から設定可能な読み取り速度を2種類以上設けてお
り、 現在設定されている読み取り速度を判断する手段を備
え、 上記読み取り速度変更手段は、現在設定されている読み
取り速度に基づいて、送信原稿の読み取り速度を変更す
ることを特徴とするファクシミリ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3253589A JPH0595447A (ja) | 1991-10-01 | 1991-10-01 | フアクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3253589A JPH0595447A (ja) | 1991-10-01 | 1991-10-01 | フアクシミリ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0595447A true JPH0595447A (ja) | 1993-04-16 |
Family
ID=17253475
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3253589A Pending JPH0595447A (ja) | 1991-10-01 | 1991-10-01 | フアクシミリ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0595447A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7380451B2 (en) | 2005-08-15 | 2008-06-03 | Canon Kabushiki Kaisha | Sheet information output apparatus, sheet processing apparatus and image forming apparatus |
-
1991
- 1991-10-01 JP JP3253589A patent/JPH0595447A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7380451B2 (en) | 2005-08-15 | 2008-06-03 | Canon Kabushiki Kaisha | Sheet information output apparatus, sheet processing apparatus and image forming apparatus |
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