JPH0595408U - 替刃ケース - Google Patents

替刃ケース

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JPH0595408U
JPH0595408U JP3366392U JP3366392U JPH0595408U JP H0595408 U JPH0595408 U JP H0595408U JP 3366392 U JP3366392 U JP 3366392U JP 3366392 U JP3366392 U JP 3366392U JP H0595408 U JPH0595408 U JP H0595408U
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JP
Japan
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blade
tray
leather
spare blade
case
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JP3366392U
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錠一 青木
澄 井戸
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Feather Safety Razor Co Ltd
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Feather Safety Razor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】替刃ケースの左右いずれの方向からもレザーに
対し替刃を装着し易くする。 【構成】本体ケース1を隔壁2により区画してレザー3
8のホルダ39に取着可能な替刃34が収容されるトレ
イ3を形成した替刃ケースにおいて、前記トレイ3の左
右両側壁3b,3cの上端面を替刃収容状態でホルダ3
9に取着される替刃34の係合部36aよりも低位置に
形成する。この構成により、左右いずれの方向からでも
レザーへ替刃の装着が容易にできる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はレザーの替刃が収容される替刃ケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図5に示すように、従来の替刃ケースAは、上面が開口された箱体をなす本体 ケース30を隔壁31により区画形成してなる複数個のトレイ32から構成され ている。各トレイ32の左側壁32aの上端面は、同トレイ32の隔壁31の上 端面よりも若干低位置となるように形成され、一方、右側壁32bの上端面は、 隔壁31の上端面と面一となるように形成されている。そして、隔壁31と本体 ケース30、本体ケース30の前面壁30aと後面壁30bに仕切られることに より凹所33が形成されている。
【0003】 一方、この本体ケース30内に収容される替刃34は図示しない上下一対の刃 体に、この刃体を固定する上部刃台35及び下部刃台36とから構成されている 。刃台36の背面には爪状の係合部36aが突設され、上下一対の刃体間には髭 かす排除板37が図示しない板ばねにより押圧されたときのみ前方(図右方)へ 移動し、押圧が解除されたときは元に位置するよう収容されている。又、レザー 38はくの字状のホルダ39と、ホルダ39の前端に取着されたヘッド部40と から構成されている。ヘッド部40の上下には前記替刃34の係合部36aに対 し係合可能な取付溝40aが形成されている。ホルダ39前端における両側面に はガイド溝39a(片側のみ図示)が形成され、このガイド溝39aには有弾性 の合成樹脂からなるスライド部材42が摺動可能に嵌入されている。このスライ ド部材42は、レザー38に対する替刃34の装着時において、ホルダ39の前 端へ移動させることにより、髭かす排除板37を下方へ押圧して髭かすを排除で きるようになっている。そして、前記各トレイ32内に収容された替刃34をレ ザー38に対して装着するには、替刃34の係合部36aをヘッド部40の上下 取付溝40aに対し前記トレイ32の凹所33を介し、レザー38の前端側から 挿入することにより、レザー38の左右両側面(図中左側のみ図示する)へ取替 え可能となっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、使用者が右利きの場合にはヘッド部40をトレイ32の左側から凹 所33を介して替刃34を装着すればよいのであるが、逆に左利きの場合にはレ ザー38を反転させヘッド部40の右側面に対して替刃34を装着しなければな らない。すなわち、トレイ32の右側壁32bから装着しなければならない。し かしながら、従来のトレイ32の右側壁32bの上端面は、隔壁31の上端面と 面一に形成されているので装着できない。
【0005】 さらに、図示しないが上記レザー38に限らず、例えばT字状のレザーにおい ても使用者が左利きの場合には、各トレイ32の左側壁32にから装着しなけれ ばならないのでこれまた装着しにくいという問題があった。そのため、使用者は 替刃を指でケースから取出し、ヘッド部に装着するという非常に危険な作業を強 いられていた。
【0006】 本考案の目的は上記問題点を解決するためになされたものであって、第一及び 第二の考案は替刃ケースの左右いずれの方向からもレザーに対し替刃を容易に、 かつ安全に装着することができる替刃ケースを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するため、第一の考案は本体ケースを隔壁により区画してレ ザーのホルダに取着可能な替刃が収容されるトレイを形成した替刃ケースにおい て、前記トレイの左右両側壁の上端面を替刃収容状態でホルダに取着される替刃 の係合部よりも低位置に形成したことを要旨とするものである。
【0008】 又、第二の考案は、本体ケースを隔壁により区画してレザーのホルダに取着可 能な替刃が収容されるトレイを形成した替刃ケースにおいて、前記トレイの左右 両側壁の上端面を替刃収容状態でホルダに取着される替刃の係合部よりも低位置 に形成するとともに、隔壁の上端には少なくとも前記両側壁のうちいずれか一方 へ傾斜する勾配部を形成したことを要旨とするものである。
【0009】
【作用】
従って、第一の考案によれば、トレイの左右両側壁の上端面がレザーのホルダ に取着される替刃の係合部よりも低位置に形成することにより、左右いずれの方 向からでもレザーへ替刃の装着が容易にできる。
【0010】 又、第二の考案によれば、トレイの左右両側壁の上端面がレザーのホルダに取 着される替刃の係合部よりも低位置に形成するとともに、隔壁の上端に勾配部を 形成することにより、装着時においてレザーが隔壁に対し邪魔にならず、左右い ずれの方向からでもレザーへ替刃の装着が容易にできる。
【0011】
【実施例】
以下、本考案を主に理容用の安全剃刀として使用されるカートリッジ式レザー の替刃ケースに具体化した一実施例を図1〜図4に従って説明する。但し、前記 従来技術にて説明したレザー38と替刃34は同一構成であるため名称及び符号 は同一とし、その説明を省略する。
【0012】 図1に示すように、替刃ケースKは上面が開口された箱体をなす本体ケース1 と、同本体ケース1内に一体形成されるとともに、幅方向に延びる複数の隔壁2 とから構成されている。そして、この隔壁2にて本体ケース1内が区画形成され ることにより、複数個の替刃34を収容するためのトレイ3が構成されている。
【0013】 図2〜図4に示すように、本体ケース1の前面壁1aの内側面上部及び隔壁2 の内側面上部には、側面三角形状をなす一対の係止突起4が突設されている。さ らに、各トレイ3の内底面3aの後端両側縁及び前端両側部には位置決め片5及 び姿勢規制片6がそれぞれ突設されている。従って、図4に示すように、トレイ 3に替刃34を収容すると、この替刃34はその前端部が前記係止突起4の直下 に位置するとともに、後端部が隔壁2の内側面、もしくは本体ケース1の後面壁 1bの内側面に当接してトレイ3内に係止される。又、替刃34はその左右両側 部が前記位置決め片5に当接することによって左右方向への移動が規制されると ともに、上部刃台35の両側部が姿勢規制片6に当接することによって、同替刃 34の下面がほぼ水平状態となるように姿勢が規制される。なお、図4に示すよ うに、隔壁2及び本体ケースの前面壁1aの上部中央には、前記髭かす排除板3 7の突出部をトレイ3外へ逃がすための凹所7が形成されている。
【0014】 図1,図3及び図4に示すように、隔壁2上部と前面壁1a上部及び後面壁1 b上部の左右両側は、下方である前記右側壁3b及び左側壁3cの上端面へ傾斜 する勾配部としてのテーパ部8が切欠形成されている。各テーパ部8の下端部は 、各トレイ3の右側壁3b及び左側壁3cの上端面と面一となるように形成され ている。すなわち、各トレイ3の右側壁3b及び左側壁3cの上端面は、前記替 刃34の係合部36aよりも低位置に位置している。なお、前記位置決め片5の 上端面はテーパ部8と面一となるようにテーパ状に形成されている。
【0015】 次に、このように構成された替刃ケースKのトレイ3内に収容された替刃34 をレザー38のヘッド部40への装着の仕方について説明する。 まず、レザー38のヘッド部40の左側面に替刃34を装着するには、ホルダ 39を把持し、ヘッド部40がトレイ3の左側壁3cの上端面を介してその取付 溝40aを係合部36aに対し挿入させる。この挿入時において、ホルダ39及 びヘッド部40は、隔壁2及び左側壁3cに移動規制されることなく、係合部3 6aにヘッド部40の取付溝40aが係合される。又、挿入時において、レザー 38のスライド部材42左前部のコーナー部は、隔壁2もしくは前面壁1aのテ ーパ部8の上端面に当接される。そして、取付溝40aが係合部36aに対して 係合を完了するとともに、前記スライド部材42はテーパ部8を介して隔壁2の 上端面へ移動する。このため、ヘッド部40は上方へ移動し、それに追従するよ うに替刃34も上方へ移動するため、係合突起4に対する係合が解除されるとと もに、替刃34がレザー38へ装着完了される。逆に、レザー38のヘッド部4 0の右側面に替刃34を装着するには、レザー38を把持してヘッド部40がト レイ3の右側壁3b上を介してその取付溝40aを係合部36aに対し挿入させ て係合する。以下、上記のようにレザー38に替刃34を装着する。
【0016】 このように本実施例の替刃ケースにおいては、トレイ3の右側壁3bと左側壁 3cの上端面は替刃34の係止部36aの上端面よりも低位置に形成されている ため、左右いずれの方向からも替刃34の係合部36aに対しヘッド部40の取 付溝40aを容易に係合することができ、ヘッド部40の左右両側面に替刃34 を容易に装着することができる。
【0017】 又、隔壁2にはテーパ部8が形成されているので、従来と異なり、ヘッド部4 0の取付溝40aを替刃34の係合部36aに挿入中、スライド部材42が替刃 34の装着完了前に隔壁2に接触し、ヘッド部40に替刃34を未装着状態のま まトレイ3から取出すことはなくなり、髭かす排除板42が隔壁2のテーパ部8 に接触してもスムーズに取付溝40aを係合部36aに挿入することができ、装 着が容易かつ安全に装着することができる。
【0018】 なお、本考案は上記実施例に限定されることはなく、本考案の趣旨から逸脱し ない範囲で以下のようにしてもよい。 (1)上記実施例では理容用のレザーを使用したが、これ以外に、T字状のレ ザーを使用できるのは勿論のことである。
【0019】 (2)上記実施例では隔壁2の凹所7を除く上端面の一部にテーパ部8を設け たが、これ以外に隔壁2の凹所7を除く上端面の全てをテーパ状に形成してもよ い。
【0020】 (3)上記実施例では隔壁2の上端両側部に右側壁3b及び左側壁3cへ傾斜 するテーパ部8を設けたが、両壁3b,3cの内何れか一方のみにテーパ部8を 設けてもよい。
【0021】 (4)上記実施例では髭かす排除板付の替刃を使用したが、同機構のない替刃 であってもよい。
【0022】
【考案の効果】
以上詳述したように本考案によれば、第一及び第二の考案は替刃ケースの左右 いずれの方向からもレザーに対し替刃を容易に装着かつ安全に装着することがで きる優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例における替刃ケース全体を示す斜視図
である。
【図2】同じく、替刃ケースの平面図である。
【図3】同じく、図2におけるA−A断面図である。
【図4】同じく、替刃ケースの長手方向における一部切
欠断面図である。
【図5】従来技術における替刃ケース全体を示す斜視図
である。
【符号の説明】
1…本体ケース、2…隔壁、3…トレイ、3b…右側
壁、3c…左側壁、34…替刃、8…勾配部としてのテ
ーパ部、38…レザー、39…ホルダ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケース(1)を隔壁(2)により区
    画してレザー(38)のホルダ(39)に取着可能な替
    刃(34)が収容されるトレイ(3)を形成した替刃ケ
    ースにおいて、 前記トレイ(3)の左右両側壁(3b,3c)の上端面
    を替刃収容状態でホルダ(39)に取着される替刃(3
    4)の係合部(36a)よりも低位置に形成したことを
    特徴とする替刃の替刃ケース。
  2. 【請求項2】 本体ケース(1)を隔壁(2)により区
    画してレザー(38)のホルダ(39)に取着可能な替
    刃(34)が収容されるトレイ(3)を形成した替刃ケ
    ースにおいて、 前記トレイ(3)の左右両側壁(3b,3c)の上端面
    を替刃収容状態でホルダ(39)に取着される替刃(3
    4)の係合部(36a)よりも低位置に形成するととも
    に、隔壁(2)の上端には少なくとも前記両側壁(3
    b,3c)のうちいずれか一方へ傾斜する勾配部(8)
    を形成したことを特徴とする替刃ケース。
JP1992033663U 1992-05-21 1992-05-21 替刃ケース Expired - Lifetime JP2545515Y2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007525311A (ja) * 2004-03-11 2007-09-06 ザ ジレット カンパニー 剃刀ブレードカートリッジ用のディスペンサー

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JP2545515Y2 (ja) 1997-08-25

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