JPH0595334U - 厨房装置 - Google Patents
厨房装置Info
- Publication number
- JPH0595334U JPH0595334U JP3739192U JP3739192U JPH0595334U JP H0595334 U JPH0595334 U JP H0595334U JP 3739192 U JP3739192 U JP 3739192U JP 3739192 U JP3739192 U JP 3739192U JP H0595334 U JPH0595334 U JP H0595334U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hanging cabinet
- partition member
- movable partition
- range
- hanging
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 吊戸棚を利用し、レンジ台上の横に、必要に
応じて油避け用の仕切部材を出せるようにした厨房装置
を提供する。 【構成】 レンジ台1の上方に離間してレンジフード3
を備え、このレンジフード3の側方に隣接して吊戸棚4
を備える厨房装置において、吊戸棚4内に格納自在で、
且つレンジ台1の上方空間と吊戸棚4の下方空間との間
を画成自在とする可動仕切部材5を備える。この可動仕
切部材5は、吊戸棚4の下部に回動自在に枢支した不燃
ボードであり、吊戸棚4の底板41に形成した凹部44
内に格納される。 【効果】 揚げ物料理をする場合、吊戸棚4から可動仕
切部材5を出してレンジ台1上の横に位置させることに
より、鍋9から跳ねた油を可動仕切部材5で受け止め
て、レンジ台1の隣に連続する調理台2の上をきれいに
保てる。
応じて油避け用の仕切部材を出せるようにした厨房装置
を提供する。 【構成】 レンジ台1の上方に離間してレンジフード3
を備え、このレンジフード3の側方に隣接して吊戸棚4
を備える厨房装置において、吊戸棚4内に格納自在で、
且つレンジ台1の上方空間と吊戸棚4の下方空間との間
を画成自在とする可動仕切部材5を備える。この可動仕
切部材5は、吊戸棚4の下部に回動自在に枢支した不燃
ボードであり、吊戸棚4の底板41に形成した凹部44
内に格納される。 【効果】 揚げ物料理をする場合、吊戸棚4から可動仕
切部材5を出してレンジ台1上の横に位置させることに
より、鍋9から跳ねた油を可動仕切部材5で受け止め
て、レンジ台1の隣に連続する調理台2の上をきれいに
保てる。
Description
【0001】
本考案は、レンジ台上の横に油避け用の仕切部材を必要に応じて出せるように した厨房装置に関するものである。
【0002】
厨房装置において、吊戸棚の下部に出入り自在な可動棚を組み込むようにした 技術は、実開平1−84218号公報により公知となっている。
【0003】
ところで、レンジ台で揚げ物料理をする場合、鍋の周りに油が跳ねる問題があ り、例えば、レンジ台の隣に連続する調理台の上が油で汚れてしまうという問題 があった。
【0004】 そこで、本考案の目的は、吊戸棚を利用し、レンジ台上の横に、必要に応じて 油避け用の仕切部材を出せるようにした厨房装置を提供することにある。
【0005】
以上の課題を解決すべく本考案は、レンジ台の上方に離間してレンジフードを 備え、このレンジフードの側方に隣接して吊戸棚を備える厨房装置であって、前 記吊戸棚内に格納自在で、且つ前記レンジ台の上方空間と前記吊戸棚の下方空間 との間を画成自在とする可動仕切部材を備えたことを特徴とする。
【0006】 以上において、前記可動仕切部材は、吊戸棚の下部に回動自在に枢支した不燃 ボード、または、吊戸棚に上下動自在に組み込んだ物入れボックスである。なお 、物入れボックスに消火器を内蔵して、この消火器のノズルを側面から導出して もよい。
【0007】
レンジ台の上方空間とレンジフード横の吊戸棚の下方空間との間を画成する可 動仕切部材を吊戸棚内に格納したので、揚げ物料理をする場合、吊戸棚から可動 仕切部材を出してレンジ台上の横に位置させることにより、跳ねた油を可動仕切 部材で受け止められる。
【0008】
以下に、本考案に係る厨房装置の実施例を図1乃至図3に基づいて説明する。 本考案を適用した厨房装置の第1実施例を示す図1において、1はレンジ台、 2は調理台、3はレンジフード、4は吊戸棚、5は可動仕切部材、9は鍋である 。レンジ台1のレンジ11上に鍋9が置かれており、鍋9には揚げ物用の油91 が入れられている。
【0009】 このレンジ台1の隣は、一方が壁面で、他方(図示左側)が調理台2となって おり、即ち、調理台2の上面はワークトップ21となっている。また、レンジ台 1上方の天井部にレンジフード3が備えられている。このレンジフード3内には 、既知のように、図示せぬ換気扇が設けられている。
【0010】 さらに、このレンジフード3の図示左側に隣接して吊戸棚4が備えられている 。この吊戸棚4において、41は底板、42はレンジフード3側の側板、43は 開閉扉である。
【0011】 そして、この吊戸棚4の底板41に、可動仕切部材をなす不燃ボード5が回動 自在に枢支されている。即ち、吊戸棚4の底板41には、不燃ボード5を常時は 格納しておける凹部44を形成して、この凹部44の側板42側の図示右端にお いて、不燃ボード5をヒンジ金具51,51により一端縁で枢着している。この 不燃ボード5は、吊戸棚4の側板42下端からワークトップ21上に届く程の長 さを有する。
【0012】 なお、吊戸棚底板41の凹部44には、不燃ボード5を格納状態に保持できる 適宜の保持手段を設けておく。また、不燃ボード5の他端縁側には、取扱い上の 便宜を図って、適宜の取っ手部52を設けておくとよい。
【0013】 以上の通り、吊戸棚4の底板41に、可動仕切部材である不燃ボード5をヒン ジ結合して備えたので、揚げ物料理の場合には、ヒンジ金具51回りに不燃ボー ド5を回動させて、レンジ11の図示左横に不燃ボード5を立てたような状態に する。
【0014】 こうして、吊戸棚4の下方に位置する調理台2のワークトップ21上とレンジ 11とが、不燃ボード5により別個に画成された状態となるので、レンジ11上 に置いた鍋9内の油91の跳ねを不燃ボード5で受け止めて、ワークトップ21 上面をきれいに保てる。しかも、不必要時においては、その油避け用の不燃ボー ド5を吊戸棚底板41の凹部44内に格納しておけるので、外観が損なわれるこ ともない。
【0015】 次に、図2に示した第2実施例について説明する。この第2実施例においては 、吊戸棚4内に下方から、可動仕切部材をなす物入れボックス6が上下動自在に 組み込まれている。
【0016】 即ち、吊戸棚4には、物入れボックス6を常時は格納しておける凹部45を側 板42に沿って形成して、下方に開口させておく。この凹部45内において、適 宜の吊上げ手段等により物入れボックス6を上下スライド自在に組み込んでいる 。
【0017】 この物入れボックス6は、少なくとも図示右側面61を不燃ボードにより形成 した横幅が比較的狭いもので、図示例では、上中下3段の引出し部62,63, 64を組み込んでなる。この引出し部62,63,64には、調味料、香辛料、 小物等が収納自在である。
【0018】 なお、吊戸棚4の上下方向の凹部45においても、物入れボックス6を格納状 態に保持できる適宜の保持手段を設けておく。また、物入れボックス6の底面に は、取扱い上の便宜を図って、適宜の取っ手部を設けておくとよい。
【0019】 以上の通り、吊戸棚4の側板42に沿った凹部45内に、可動仕切部材である 物入れボックス6を上下スライド自在に組み込んだので、揚げ物料理の場合には 、物入れボックス6を下方へ引き出して、レンジ11の図示左横に物入れボック ス6を降りた状態にする。
【0020】 従って、この物入れボックス6によっても、その引出し部62,63,64内 への調味料、香辛料、小物の収納とそれらの使用等、本来の物入れ機能に加えて 、レンジ11上に置いた鍋9内の油91の跳ねを不燃ボードによる側面61で受 け止められる。また、不必要時には、その油避け用を兼ねた物入れボックス6を 吊戸棚4の側板42に沿った凹部45内に格納しておける。
【0021】 次に、図3に示した第3実施例について説明する。この第3実施例においては 、吊戸棚4内に下方から上下動自在に組み込まれた可動仕切部材をなす物入れボ ックス7に、消火器8を組み込んでいる。
【0022】 即ち、前記第2実施例と略同様にして、吊戸棚4の側板42に沿って形成した 凹部45内に、物入れボックス7を上下スライド自在に組み込んでいる。この物 入れボックス7は、少なくとも図示右側面71も不燃ボードにより形成されてお り、図示例では、中段と下段の引出し部72,73を組み込んでなる。
【0023】 そして、この物入れボックス7の上段には、適宜の構造および手法により消火 器8を組み込むとともに、この消火器8のホース81先端のノズル82を側板4 2から導出させている。このノズル82を納めておくため、側板71には凹部7 4を設けている。
【0024】 この物入れボックス7によっても、レンジ11の図示左横に降ろした状態にし て、その引出し部72,73内への物入れ機能、ワークトップ21上とレンジ1 1との仕切機能が得られ、吊戸棚4内への不使用時の格納も行える。しかも、物 入れボックス7の上段に消火器8を組み込んで、そのホース81先端のノズル8 2を側板71から導出させてあるため、鍋9内への油91への着火に際しても、 直ちに消火が行える。
【0025】 なお、以上の実施例においては、油避け用の可動仕切部材を手動式としたが、 本考案はこれに限定されるものではなく、電動式や油圧式としてもよい。また、 可動仕切部材のデザインや材質等も任意であり、その他、具体的な細部構造等に ついても適宜に変更可能であることは勿論である。
【0026】
以上のように、本考案に係る厨房装置によれば、レンジ台の上方空間とレンジ フード横の吊戸棚の下方空間との間を画成する可動仕切部材を吊戸棚内に格納し たため、揚げ物料理をする場合、吊戸棚から可動仕切部材を出してレンジ台上の 横に位置させることにより、跳ねた油を可動仕切部材で受け止めることができ、 従って、レンジ台の隣に連続する調理台の上をきれいに保つことができ、また、 不必要時には、可動仕切部材を吊戸棚内に格納できるので、外観を損なうことも ない。
【図1】本考案を適用した厨房装置の第1実施例を示す
要部斜視図である。
要部斜視図である。
【図2】第2実施例に係る厨房装置を示す要部斜視図で
ある。
ある。
【図3】同じく第3実施例に係る厨房装置を示す要部斜
視図である。
視図である。
1 レンジ台 2 調理台 3 レンジフード 4 吊戸棚 44,45 格納用凹部 5,6,7 可動仕切部材 8 消火器 9 鍋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 田中 丈博 東京都杉並区高井戸東2丁目4番5号 ミ サワホーム株式会社内 (72)考案者 三崎 修 東京都杉並区高井戸東2丁目4番5号 ミ サワホーム株式会社内 (72)考案者 金子 勲 東京都杉並区高井戸東2丁目4番5号 ミ サワホーム株式会社内 (72)考案者 大津 恵子 東京都杉並区高井戸東2丁目4番5号 ミ サワホーム株式会社内 (72)考案者 宮内 結子 東京都杉並区高井戸東2丁目4番5号 ミ サワホーム株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 レンジ台の上方に離間してレンジフード
を備え、このレンジフードの側方に隣接して吊戸棚を備
える厨房装置であって、前記吊戸棚内に格納自在で、且
つ前記レンジ台の上方空間と前記吊戸棚の下方空間との
間を画成自在とする可動仕切部材を備えたことを特徴と
する厨房装置。 - 【請求項2】 前記可動仕切部材は、前記吊戸棚の下部
に回動自在に枢支した不燃ボードであることを特徴とす
る請求項1記載の厨房装置。 - 【請求項3】 前記可動仕切部材は、前記吊戸棚に上下
動自在に組み込んだ物入れボックスであることを特徴と
する請求項1記載の厨房装置。 - 【請求項4】 前記物入れボックスには消火器が内蔵さ
れていて、この消火器のノズルが側面から導出されてい
ることを特徴とする請求項3記載の厨房装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3739192U JPH0595334U (ja) | 1992-06-03 | 1992-06-03 | 厨房装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3739192U JPH0595334U (ja) | 1992-06-03 | 1992-06-03 | 厨房装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0595334U true JPH0595334U (ja) | 1993-12-27 |
Family
ID=12496234
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3739192U Pending JPH0595334U (ja) | 1992-06-03 | 1992-06-03 | 厨房装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0595334U (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08145429A (ja) * | 1994-11-24 | 1996-06-07 | Matsushita Electric Works Ltd | 厨房の排煙設備 |
JPH08299068A (ja) * | 1995-04-28 | 1996-11-19 | Matsushita Electric Works Ltd | 吊戸棚 |
JPH11309030A (ja) * | 1998-02-27 | 1999-11-09 | Sekisui Chem Co Ltd | 厨房装置 |
JP2001070064A (ja) * | 1999-09-01 | 2001-03-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 昇降式収納装置 |
JP2003299529A (ja) * | 2002-04-08 | 2003-10-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 厨房装置 |
-
1992
- 1992-06-03 JP JP3739192U patent/JPH0595334U/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08145429A (ja) * | 1994-11-24 | 1996-06-07 | Matsushita Electric Works Ltd | 厨房の排煙設備 |
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JP4513144B2 (ja) * | 1999-09-01 | 2010-07-28 | パナソニック株式会社 | 昇降式収納装置 |
JP2003299529A (ja) * | 2002-04-08 | 2003-10-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 厨房装置 |
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