JPH059521A - 高炉ガスエネルギー回収設備の運転方法 - Google Patents

高炉ガスエネルギー回収設備の運転方法

Info

Publication number
JPH059521A
JPH059521A JP15906791A JP15906791A JPH059521A JP H059521 A JPH059521 A JP H059521A JP 15906791 A JP15906791 A JP 15906791A JP 15906791 A JP15906791 A JP 15906791A JP H059521 A JPH059521 A JP H059521A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blast furnace
furnace gas
gas
top pressure
dust collector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP15906791A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2573437B2 (ja
Inventor
Chikao Ono
力生 小野
Masao Fujita
昌男 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
Priority to JP15906791A priority Critical patent/JP2573437B2/ja
Publication of JPH059521A publication Critical patent/JPH059521A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2573437B2 publication Critical patent/JP2573437B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Blast Furnaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 湿式集塵装置内の湿分飽和高炉ガスを炉頂圧
タービンに供給される高炉ガスに巻込むのを防止して、
炉頂圧タービンの乾式運転継続を達成する。 【構成】 湿式集塵装置32と乾式集塵装置34とを並設
し、ガス配管12から湿式集塵装置32の入側直近で分岐配
管36を取り出し、この分岐配管36を乾式集塵装置34を介
して炉頂圧タービン35に接続する。乾式集塵装置34を通
過した高炉ガスの温度を、タービン直前の分岐配管36に
設けた温度センサ17で測定し、この測定温度値がタービ
ン下流側の配管19内で結露することのない管理温度値
( 120℃)以上になるようにセプタム弁33の開度を制御
する。湿式集塵装置32内の湿分飽和高炉ガスを分岐配管
36に巻込むことなく、下流側のセプタム弁33の方に導く
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高炉ガスの保有する圧力
エネルギーの回収を湿式集塵装置と乾式集塵装置とを並
設して回収する高炉ガスエネルギー回収設備の運転方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】製鉄所の高炉ガスはガス量も多くかつ高
圧なので、この圧力および熱エネルギーを効率よく回収
するために、図8に示すようにダストキャッチャ(以下
DCと略す)31の下流側にベンチュリスクラッバ(以下
VSと略す)32などの湿式集塵装置と、高圧バグフィル
タ、高圧用電気集塵機などの乾式集塵装置(以下BDC
と略す)34とを併設しておき、通常はBDC34を運転し
高炉ガス全量をBDC34を通過させ、炉頂圧タービン
(以下TRTと略す)35に高温ガスを供給しエネルギー
回収効率の向上を図っている。30は高炉(BF)を示
す。
【0003】この際バタフライ弁2、ゴグル弁4を開と
してここを経由して、BDCで集塵された高炉ガスの一
部をセプタム弁(以下SVと略す)33のリークガスある
いは遮断弁9を経由する炉頂装入装置用均圧ガスとして
供給している(特開昭60−174811号公報参照) 。なお、
高炉ガスの異常高温時、またはBDC34、TRT35を休
止せざるをえないときには主にバタフライ弁1の開操作
やその他の弁の開閉や高炉ガスへの散水などによって高
炉操業を維持している。
【0004】しかしながら、前述の湿式集塵装置と乾式
集塵装置とを並設した高炉ガスエネルギー回収方法には
つぎのような問題がある。湿式集塵装置ラインと乾式
集塵装置ラインとの切換のためにバタフライ弁1が必要
である。SV33のリークガス、炉頂装入装置用均圧ガ
スとしては、BDC34を通過した高温ガスが供給される
ため配管上の散水個所10での散水による冷却が必要で、
かつガス量変化に伴う散水量制御が必要である。
【0005】TRT35トリップ時は、BDC34を通過
した高温ガスの全量がバタフライ弁2、ゴグル弁4を経
由してSV33に供給されるので、散水個所10では高温ガ
ス全量を冷却できるだけの散水ノズルなどの設備が必要
である。高炉ガスが異常高温になる時、DC31内のガ
ス冷却の散水や弁の開閉がうまく動作しない時は、BD
C34内の濾布を焼損するおそれがある。
【0006】前記のような問題を解決し、バタフライ弁
1を必要とせず、高炉ガスの異常高温、TRTトリップ
などの異常事態に対応できるよう本出願人は、DCから
VSまでの配管内にダストが堆積することを防止する除
塵方法として特願平2-93867号を提案した。すなわち本
出願人の提案した方法は図6に示すようにBDC34運転
時には、バタフライ弁2、ゴグル弁4を閉じ、SV33の
リークガスおよび炉頂装入装置用均圧ガスとしては、B
DC34は経由せずVS32を通過した高炉ガスが供給され
る。従ってVS32に常時散水しておけば供給される高炉
ガスはVS32で冷却されるので、図8に示す散水個所10
での散水設備は不要となる。
【0007】TRT35のトリップ時は、同時にその直前
にある遮断弁8が閉じるので、高炉ガスはBDC34に流
れずVS32を通過しSV33に流れる。従って前述のケー
スと同様にVS32で冷却されるので、特別なガス冷却設
備は不要で、また他の弁を操作せずに瞬時にBDC34か
らVS32への切換ができる。高炉ガスが異常高温になる
時は、炉頂、アップテイクなど炉頂圧タービン上流側の
高炉ガス温度センサの信号によって遮断弁8を閉じて、
高炉ガス全量をBDC34からVS32に切換えることがで
きるのでBDC34の濾布の焼損を防ぐことができる。
【0008】前述の方法によると、バタフライ弁1を全
く必要とせず、バタフライ弁1は撤去することができ
る。BDC34の運転時には、前述のとおりSV33のリー
クガスおよび炉頂装入装置用均圧ガスはDC31、VS32
を通過する。しかしSV33のリークガス量は全発生ガス
量の2〜3%と少なく、配管(例:3700mmφ) 内のガス
流速は例えば 0.2m/s程度と極めて低速となり、配管
12内にダストが堆積するという問題がある。ところでB
DC34の逆洗ファン11は、常時使用でなく、あるサイク
ルで使用されているため、その空き時間に吐出高炉ガス
のエネルギーをダスト移送に利用できる。
【0009】そこで図7に示すようにDC31〜VS32間
の配管12に適当な間隔にオン・オフ弁16付パージ用ノズ
ル15を配設し、DC側から下流側に順次ノズルを開閉し
ながら、逆洗ファン11からの吐出高炉ガスを、配管12内
上流側から下流側に吹きつけダストをVS32側に移送し
て、ダストの堆積を防止するものを提案した。しかるに
前述のオン・オフ弁16付パージ用ノズル15を配設し、D
C31側から下流側に順次ノズル15を開閉しながら配管12
内のダストをVS32側に移送してダストの堆積をパージ
する方法はガスパージのための設備費が高く、設備のメ
ンテナンスにも手間が掛りコスト高になるという欠点が
あった。
【0010】そこで本出願人は、DC31とVS32とを接
続する配管12内をパージ用ノズル15等のパージ用設備を
削除することができる高炉ガスエネルギー回収設備を提
案した。すなわち、図5に示すように、ダストキャッチ
ャ(DC)31と湿式集塵装置(VS)32を接続するガス
配管12からVS32の入側直近箇所で分岐配管36を取り出
し、この分岐配管36を乾式集塵装置(BDC)34を介し
て炉頂圧タービン(TRT)35に接続する。そして、B
DC34を通過した高炉ガスは炉頂圧タービン(TRT)
35に供給され、またVS32を通過した高炉ガスは主とし
て均圧用ガスとなり遮断弁9の開閉操作により高炉炉頂
装入装置(図示せず)に供給するようになっている。
【0011】BDC34を運転し、TRT35を運転する定
常操作時には、バタフライ弁2、ゴグル弁4を閉じ、バ
タフライ弁3、ゴグル弁5、6、遮断弁8、NK弁7を
開とし、TRT35はBDC34を通過した高炉ガスによっ
て運転され、SV33は閉とされるがSV33のリークガス
と炉頂装入装置用均圧ガスはVS32を通過した高炉ガス
によって供給される。
【0012】このときDC31とVS32とを接続する配管
12には高炉30から発生する高炉ガスの全量が通過し、B
DC34およびVS32に分配されるので、配管12内のガス
流速は常に高速に維持され、ダストの堆積が防止され
る。またVS32は、常時高炉ガス全発生量に対応する散
水が行われているのでTRT35がトリップして遮断弁8
が閉じても、BDCを通過していた高炉ガスを瞬時にV
S32側に支障なく切換えることができる。
【0013】高炉ガスが高炉30のスリップなどでBDC
34の濾布の耐熱温度(約 200℃) よりはるかに高い高温
の1000℃にも達する。このような高温になる時は高炉ガ
ス温度を検知したら、直ちに遮断弁8を閉じて、BDC
34からVS32に切換えることによって、BDC34の濾布
を守ることができるので、DC31内のミストスプレイ能
力も 300℃までの設備で高炉30のスリップ対応が可能で
ある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】前述のように定常操業
時にはTRT35はBDC34を通過した高炉ガスによって
運転され、SV33のリークガスと炉頂装入装置用均圧ガ
スは、VS32を通過した高炉ガスに供給される。そして
高炉スリップ時には、高炉ガスは1000℃にも達する場合
があるので、高炉にスリップが生じても対応できるよう
にVS32には常時200〜300 t/時間の散水を行ってい
るため、VS32内には湿分の飽和した高炉ガスが存在し
ている。
【0015】一方、高炉30より発生した高炉ガスが配管
12および分岐配管36からBDC34へ向かうときの流速
は、約20m/秒の高速であるためVS32内に存在する湿
分飽和高炉ガスを巻込んで湿分の増加した高炉ガスがB
DCに供給されることになる。そのためBDC34からT
RT35へ供給される高炉ガスの温度が乾式のTRT35と
して運転できる管理温度、すなわちTRT35の下流側の
配管内で結露して酸腐食する危険のある温度、例えば 1
25℃より低くなる。
【0016】管理温度を 125℃とするTRT35の入側直
近の分岐配管36内を通る高炉ガスの温度を図3で定性的
に示すが、同図3における実線のように、一般に高炉30
に原料を装入した時に高炉ガスの温度は降下するが、装
入原料の温度上昇に伴ってその後徐々に上昇する。再び
高炉30に原料を装入すると高炉ガスの温度が降下し、そ
の後徐々に上昇するというサイクルを繰り返しながら推
移する。
【0017】このような高炉ガスの温度サイクルにおい
てTRT35に導かれる高炉ガスにVS32の湿分飽和高炉
ガスを巻込むと、湿分の増加により、次第にサイクル全
体の温度水準が低下し、特に高炉30への原料装入のタイ
ミングで管理温度 125℃より低くなってしまう。このた
め、遂にはTRT35を乾式運転からエネルギー回収効率
の劣る湿式運転とせざるを得ないというデメリットがあ
った。
【0018】本発明は、前記従来技術の問題点を改良
し、炉頂圧タービン(TRT)の乾式運転を常時安定し
て継続することができる高炉ガスエネルギー回収設備の
運転方法を提供することを目的とするものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明は、高炉ガスを集塵するダストキャッチャの下
流側に湿式集塵装置と乾式集塵装置とを並設すると共
に、その下流側にそれぞれセプタム弁と炉頂圧タービン
とを並設した高炉ガスエネルギー回収設備の運転方法に
おいて、前記ダストキャッチャと湿式集塵装置とを接続
するガス配管から前記湿式集塵装置の入側直近で分岐配
管を取り出し、この分岐配管を前記乾式集塵装置を介し
て炉頂圧タービンに接続し、前記乾式集塵装置を通過し
た高炉ガスの温度を前記炉頂圧タービンの入側直前にお
ける分岐配管に設けた温度センサで測定し、この測定温
度値が前記炉頂圧タービンの下流側配管内で結露するこ
とのない管理温度値以上になるように前記セプタム弁の
開度を制御することによって、前記ダストキャッチャか
ら配管を介して分岐配管に導かれる高炉ガスに、前記湿
式集塵装置内の湿分を飽和した高炉ガスを巻込むことな
く下流側のセプタム弁に導き、前記炉頂圧タービンの乾
式運転を継続することを特徴とする高炉ガスエネルギー
回収設備の運転方法である。
【0020】
【実施例】以下、本発明の構成および作用を実施例に係
る図1および図2に基づいて説明する。なお図中、先に
本出願人が出願した前述の図5に示すものと異なるのは
炉頂圧タービン(TRT)35の直前における分岐配管36
に設けた温度センサ17だけであり、その他は同じである
ので同一符号を付して説明する。
【0021】図1に示すように、ダストキャッチャ(D
C)31と湿式集塵装置(VS)32を接続するガス配管12
からVS32の入側直近箇所で分岐配管36を取り出し、こ
の分岐配管36を乾式集塵装置(BDC)34を介して炉頂
圧タービン(TRT)35に接続する。そして、BDC34
を通過した高炉ガスは炉頂圧タービン(TRT)35に供
給され、またVS32を経由した高炉ガスは主として均圧
用ガスとなり遮断弁9の開閉操作により高炉炉頂装入装
置(図示せず)に供給するようになっているのは図5に
示すものと同じである。本発明では、前述のようにTR
T35の直前における分岐配管36に温度センサ17を設けて
あり、分岐配管36からTRT35に供給される高炉ガスの
温度を測定するようになっている。
【0022】BDC34およびTRT35を運転する定常操
作時には、バタフライ弁2、ゴグル弁4を閉じ、バタフ
ライ弁3、ゴグル弁5、6、遮断弁8、NK弁7を開と
し、TRT35はBDC34を通過した高炉ガスによって運
転される。炉頂装入装置用均圧ガスはVS32を通過した
高炉ガスによって供給されるが、本発明では、SV33は
閉とするのではなくその開度が制御される。
【0023】すなわち、BDC34を通過した高炉ガスの
温度をTRT35の入側直前における分岐配管36に設けた
温度センサ17で測定し、この測定温度値がTRTの下流
側配管19内で結露することのない管理温度(例えば 120
℃)以上になるようにSV33の開度を大きくしたり、小
さくしたりして制御するものである。このようなSV33
の開度制御によってDC31から配管12を介して分岐配管
36に導かれる流速20m/秒程度の高炉ガスに、図2に示
すようにVS32のスロート部に配設した散水ノズル18か
らの散水によって湿分の飽和した高炉ガスを巻込むこと
なくVS32から下流側のSV33に導くのである。
【0024】一般にセプタム弁(SV)33は全部で5個
設けてあり、通常の炉頂圧制御用に2個、緊急用に1
個、予備2個となっている。そこで本発明では5個の中
で最も径の小さなSV33の開度調整により、分岐配管36
内にVS32内の湿分飽和高炉ガスが逆流して巻込まれる
のを避けつつBDC34を通過してTRT35に導かれる高
炉ガスの湿分増加による温度低下を防止するのである。
例えば、図3に示すように高炉ガスの温度変化サイクル
において高炉への原料装入による温度降下時に管理温度
125℃になったら最も径の小さいSV33を開とし、点線
で示すようにTRT35へ導かれる高炉ガスの温度を 125
℃以上に保持する。
【0025】4000m3級の高炉において、最も径の小さい
SV33の開度を調整してTRT35の入側高炉ガスの温度
降下量=(分岐管入側ガス温度T1 )−(TRT入側ガ
ス温度T2 )とVS32のスロート部における高炉ガスの
通過速度との関係を調査したところ図4に示す結果が得
られた。すなわち図4に示すようにSV32の開度を大き
くしてVS32のスロート部における高炉ガスの速度を5
m/秒以上にすればTRT35に導かれる高炉ガスにVS
32内の湿分飽和高炉ガスの巻込みが防止され、温度降下
量は分岐配管36やBDC34等による温度降下量≒2℃の
みであり、湿分による温度降下を解消できる。しかるに
VS32のスロート部の高炉ガス速度が5m未満であると
速度が遅くなるほどVS32内の湿分飽和ガスの巻込み量
が増えてTRT35へ導かれる高炉ガスの温度降下量が大
きくなる。従ってこの高炉ではVSスロート部の高炉ガ
ス速度を5m/秒以上とすればTRT入側の高炉ガス温
度は安定して 125℃以上に保持されることになる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、セ
プタム弁の開度制御により湿式集塵装置内の湿分飽和高
炉ガスの影響が解消され、炉頂圧タービン入側の高炉ガ
ス温度を管理温度以上に保持することができ、炉頂圧タ
ービンの乾式運転を安定して継続することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る高炉ガスエネルギー回収設備のフ
ローシートである。
【図2】本発明に係るベンチュリスクラッバ近傍の高炉
ガスの流れを示す説明図である。
【図3】TRT入側ガス温度の経時変化を示す線図であ
る。
【図4】高炉ガスの温度降下量とVSスロート部の高炉
ガス速度との関係を示す線図である。
【図5】本出願人が先に出願した高炉ガスエネルギー設
備のフローシートである。
【図6】本出願人が先に出願した他の高炉ガスエネルギ
ー設備のフローシートである。
【図7】図6のDC〜VS管の配管部を示す部分拡大図
である。
【図8】従来の高炉ガスエネルギー回収設備のフローシ
ートである。
【符号の説明】
1、2、3 バタフライ弁 4、5、6 ゴグル弁 7 NK弁 8、9 遮断弁 10 散水個所 11 逆洗ファン 12 DC〜VS間配管 13 逆洗用弁 14 パージ用弁 15 パージ用ノズル 16 オン・オフ弁 17 温度センサ 18 散水ノズル 19 下流側配管 30 高炉(BF) 31 ダストキャッチャ(DC) 32 ベンチュリスクラッバ(VS) 33 セプタム弁(SV) 34 乾式集塵装置(BDC) 35 炉頂圧タービン(TRT) 36 分岐配管

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 高炉ガスを集塵するダストキャッチャの
    下流側に湿式集塵装置と乾式集塵装置とを並設すると共
    に、その下流側にそれぞれセプタム弁と炉頂圧タービン
    とを並設した高炉ガスエネルギー回収設備の運転方法に
    おいて、前記ダストキャッチャと湿式集塵装置とを接続
    するガス配管から前記湿式集塵装置の入側直近で分岐配
    管を取り出し、この分岐配管を前記乾式集塵装置を介し
    て炉頂圧タービンに接続し、前記乾式集塵装置を通過し
    た高炉ガスの温度を前記炉頂圧タービンの入側直前にお
    ける分岐配管に設けた温度センサで測定し、この測定温
    度値が前記炉頂圧タービンの下流側配管内で結露するこ
    とのない管理温度値以上になるように前記セプタム弁の
    開度を制御することによって、前記ダストキャッチャか
    ら配管を介して分岐配管に導かれる高炉ガスに、前記湿
    式集塵装置内の湿分を飽和した高炉ガスを巻込むことな
    く下流側のセプタム弁に導き、前記炉頂圧タービンの乾
    式運転を継続することを特徴とする高炉ガスエネルギー
    回収設備の運転方法。
JP15906791A 1991-06-28 1991-06-28 高炉ガスエネルギー回収設備の運転方法 Expired - Fee Related JP2573437B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15906791A JP2573437B2 (ja) 1991-06-28 1991-06-28 高炉ガスエネルギー回収設備の運転方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15906791A JP2573437B2 (ja) 1991-06-28 1991-06-28 高炉ガスエネルギー回収設備の運転方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH059521A true JPH059521A (ja) 1993-01-19
JP2573437B2 JP2573437B2 (ja) 1997-01-22

Family

ID=15685495

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15906791A Expired - Fee Related JP2573437B2 (ja) 1991-06-28 1991-06-28 高炉ガスエネルギー回収設備の運転方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2573437B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007508924A (ja) * 2003-10-20 2007-04-12 サム テクノロジーズ 空気圧タービンを有する回転噴霧器の排気導管

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007508924A (ja) * 2003-10-20 2007-04-12 サム テクノロジーズ 空気圧タービンを有する回転噴霧器の排気導管
JP4695090B2 (ja) * 2003-10-20 2011-06-08 サム テクノロジーズ 空気圧タービンを有する回転噴霧器の排気導管

Also Published As

Publication number Publication date
JP2573437B2 (ja) 1997-01-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN201850285U (zh) 一种转炉干法除尘装置
GB2049820A (en) Utilising blast furnace gas
JPH059521A (ja) 高炉ガスエネルギー回収設備の運転方法
US4069660A (en) Chemical reaction furnace system
JPH0645811B2 (ja) 高炉排ガスのエネルギ回収設備
JPH0691125A (ja) 高炉用集塵装置の異常高温ガス発生時の運転方法
JP2790704B2 (ja) 高炉炉頂ガスエネルギー回収方法およびその回収設備の配管内除塵方法
JPS5847124A (ja) 発生ガス温度の制御方法
JPS5974208A (ja) 高炉々頂圧エネルギ−回収装置の安全装置
JP2695276B2 (ja) 高炉炉頂ガスエネルギ回収設備
CN220579209U (zh) 一种转炉煤气金属滤袋除尘系统
JPS63109109A (ja) 高炉ガス清浄設備
JPH0437613Y2 (ja)
JPH024414A (ja) 排ガス処理装置に於けるルーバー型集塵器のブローダウンガス流量制御方法及びその装置
JPS5941407A (ja) 高炉排ガスの乾式除塵装置
JPS60128206A (ja) 高炉ガスエネルギ−回収装置
JP3560555B2 (ja) 高炉炉頂ガスエネルギー回収方法及びその回収装置
JPS5948290B2 (ja) 乾式除塵機を使用した高炉炉頂圧動力回収方法
SU997757A1 (ru) Установка дл очистки доменного газа
JPS586912A (ja) 高炉の排ガスエネルギ−の回収方法および回収装置
JPS5921988A (ja) 高炉乾式集塵装置における温度制御方法
JPS5974206A (ja) 高炉々頂圧エネルギ−回収装置の安全装置
JPS62158806A (ja) 乾式集塵機を備えた高炉の炉頂温度制御装置
JPH0285310A (ja) 高炉ガスの除塵方法
JPS5948289B2 (ja) 乾式除塵機を使用した高炉炉頂圧動力回収方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees