JPH0594934A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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Publication number
JPH0594934A
JPH0594934A JP3254979A JP25497991A JPH0594934A JP H0594934 A JPH0594934 A JP H0594934A JP 3254979 A JP3254979 A JP 3254979A JP 25497991 A JP25497991 A JP 25497991A JP H0594934 A JPH0594934 A JP H0594934A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pattern
mask
semiconductor substrate
light transmittance
semiconductor device
Prior art date
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Pending
Application number
JP3254979A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshikazu Sakihana
由和 咲花
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Publication of JPH0594934A publication Critical patent/JPH0594934A/ja
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 回路パターンの粗密にかかわらず、露光現像
後の線幅を等しくする半導体装置の製造方法を提供す
る。 【構成】 半導体基板上にフォトレジスト膜を形成した
後、(1)式により与えられるパターン密度比kが5未
満の値を有する回路パターンのマスクが装着されたガラ
ス基板の少なくとも一部分に透過光強度を調節する光透
過率調整材を形成した状態で、露光を行う工程を有す
る。 k=S/P ・・・・(1) 〔但し、P:形成パターン寸法,S:隣合うパターンま
での距離〕

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は半導体装置の製造方法
に関し、特に回路パターンの形成時における露光方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】 図4は従来例を説明する図である。半
導体基板10への回路パターンの形成は、半導体基板1
0上にフォトレジスト膜11を形成する。そして、その
半導体基板10上方にガラス基板12を設け、そのガラ
ス基板12の半導体基板10側の面にマスク13を配設
する。このような状態で、紫外線を一定時間照射し、露
光することにより所望の回路パターンを半導体基板10
に焼き付ける。
【0003】なお、使用する露光装置は、密着露光装
置、投影露光装置等で、マスクを用いるものである。ま
た、このとき使用するマスクは、ガラス材(透過率99
%程度)およびマスク材(Cr,Cr/CrO,Fe
O,乳剤等)とにより形成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 ところが、従来の方
法では、縮小投影露光の場合は1チップまたは数チッ
プ、さらにまた、ウェハ全面を一括露光する場合、マス
ク線幅が同じでも現像後の線幅が異なるという問題が生
じていた。これは、露光する回路パターンの粗密に起因
する。すなわち、密パターンと粗パターンが同一基板上
にある場合、図4に示すように、光の干渉によりマスク
通過後の光強度が密パターンと粗パターンでは異なり、
密パターンでは光強度プロファイルが粗パターンに比べ
大きくなることと、現像速度のパターン依存性があるた
めである。また、図5に示すように、現像後線幅はパタ
ーン密度により異なる。以下、密パターンとは、(1)
式により与えられるパターン密度比kが5未満、また、
粗パターンとはパターン密度比kが5以上のものを指す
ものとする。
【0005】本発明はこのような問題点を解決すべくな
されたもので、露光する回路パターンの粗密にかかわら
ず、現像後線幅が同一となるように、マスク通過後の露
光強度を調整することを特徴とする半導体装置の製造方
法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本発明の半導体装置の
製造方法は、半導体基板上にフォトレジスト膜を形成し
た後、上述した(1)式により与えられるパターン密度
比kが5未満の値を有する回路パターンのマスクが装着
されたガラス基板の少なくとも一部分に透過光強度を調
節する光透過率調整材を形成した状態で、露光を行う工
程を有することを特徴とする。
【0007】
【作用】 焼き付ける回路パターンの粗密が異なる場
合、光透過率調整剤を回路パターンが密となる部分に装
着した状態で半導体基板に焼き付けると、その部分では
光透過率が下がり、現像後の線幅は同一となる。
【0008】
【実施例】 本発明方法の実施例を、以下、図面を参照
しつつ説明する。図1は本発明実施例を説明する図であ
る。まず、半導体基板S上にフォトレジスト膜4を形成
する。そして、その半導体基板S上方に、マスク2をガ
ラス基板1の半導体基板S側の面に装着し、かつ、その
ガラス基板1のマスク配設面とは反対側の面に光透過率
調整材3を設けた状態で、紫外線を一定時間照射し、露
光することにより、回路パターンを焼き付ける。この場
合、回路パターンが密であるパターン面に、光強度を1
0%下げる光透過率調整剤3を部分的に装着する。一
方、回路パターンが粗であるパターン面には光透過率調
整剤3は装着しない。なお、この光透過率調整剤3は、
光の干渉を利用する場合、SiN/SiO2 /SiNの
3層構造を有するものの他、スピンオングラス等をCV
Dやコーティングにより形成する。
【0009】また、本発明実施例では、上述したように
密パターンに対し透過率を10%下げる光透過率調整剤
3を装着したが、この下げ幅については、線幅、露光波
長、使用するレジストおよび光量により決められる。本
実施例の場合、たとえば、粗パターンと密パターンのそ
れぞれについて、露光時間と現像後の線幅との関係を示
す図3から明らかなように、粗パターンでは密パターン
に比べ、同一の現像後線幅を得るためには、約10%の
オーバー露光量を必要とする。したがって、蜜パターン
部でのマスク2を通過後の露光強度が約90%となるよ
うに、光透過率調整剤3の組成および形成時における厚
みが決められる。
【0010】以上説明した本発明実施例は、光透過率調
整材3をガラス基板1のマスク配設面とは反対側の面に
設けた場合であるが、この他、図2(a)に示すよう
に、光透過率調整材3をマスク2の半導体基板側の面上
を含むガラス基板1の面に形成してもよいし、また、図
2(b)に示すように、ガラス基板1の半導体基板側に
光透過率調整材3を設けた後、その光透過率調整材3上
にマスク2を設ける方法でもよい。これら図2(a)、
(b)に示す方法においても、上述した図1に示した場
合と同様の効果を得ることができる。
【0011】
【発明の効果】 以上説明したように、本発明によれ
ば、回路パターンの粗密に応じてマスク通過後の透過光
強度を調節する光透過率調整材を形成した状態で、露光
を行うよう構成したから、粗密の異なる回路パターンを
有する数チップあるいはウェハ全面を一括露光しても、
マスク線幅が等しいパターンに対し、等しい現像後線幅
が得られる。したがって、種々の回路パターンを有する
半導体基板を制御性、再現性よく作製することができ
る。その結果、信頼性の高い半導体装置を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明実施例を説明する図
【図2】 本発明の他の実施例を説明する図
【図3】 本発明実施例を説明する図
【図4】 従来例を説明する図
【図5】 パターン密度と現像後線幅との関係を示す図
【符号の説明】
S・・・・半導体基板 1・・・・ガラス基板 2・・・・マスク材 3・・・・光透過率調整材 4・・・・フォトレジスト膜

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上にフォトレジスト膜を形成
    した後、下記(1)式により与えられるパターン密度比
    kが5未満の値を有する回路パターンのマスクが装着さ
    れたガラス基板の少なくとも一部分に透過光強度を調節
    する光透過率調整材を形成した状態で、露光を行う工程
    を有する半導体装置の製造方法。 k=S/P ・・・・(1) 〔但し、P:形成パターン寸法,S:隣合うパターンま
    での距離〕
JP3254979A 1991-10-02 1991-10-02 半導体装置の製造方法 Pending JPH0594934A (ja)

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JP3254979A JPH0594934A (ja) 1991-10-02 1991-10-02 半導体装置の製造方法

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