JPH059483Y2 - - Google Patents

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JPH059483Y2
JPH059483Y2 JP1986128910U JP12891086U JPH059483Y2 JP H059483 Y2 JPH059483 Y2 JP H059483Y2 JP 1986128910 U JP1986128910 U JP 1986128910U JP 12891086 U JP12891086 U JP 12891086U JP H059483 Y2 JPH059483 Y2 JP H059483Y2
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JP
Japan
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fuel
injector
air
intake valve
hesitation
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JP1986128910U
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JPS6336657U (ja
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  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は内燃機関のヘジテーシヨン防止装置に
係り、特に吸気バルブに付着したカーボンに起因
するヘジテーシヨンを解消する装置に関する。
[従来の技術] 第3図に示すようにインジエクタ31によつて
吸気ポート32内に燃料33を噴射する内燃機関
においては、長時間運転を行なうと主に吸気バル
ブ34の傘部35上にカーボン36が付着するこ
とが知られている。
このため、急加速を行なおうとしてアクセルペ
ダルを踏み込むと、インジエクタ31から噴射さ
れた燃料33が吸気バルブ34の傘部35上のカ
ーボン36に捕捉され、燃焼室37に供給される
混合気が希薄(リーン・ミクスチヤ)になる。そ
の結果、瞬間的に出力トルクが低下し、ヘジテー
シヨンを引き起こしてしまう。
[考案が解決しようとする問題点] 上述したように、従来は吸気バルブの傘部上に
付着したカーボンに起因してヘジテーシヨンを引
き起こすことがあるという問題を生じていた。
尚、関連する技術として、「燃料噴射式内燃機関
の吸気装置」(特開昭55−54662号公報)が提案さ
れている。
そこで、本考案の目的は上記従来技術の問題点
を解消し、急加速時に吸気バルブの傘部上のカー
ボンによつて起こるヘジテーシヨンを防止するこ
とができる内燃機関のヘジテーシヨン防止装置を
提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本考案の内燃機関のヘジテーシヨン防止装置は
上記目的を達成するために、吸気ポート内に吸気
バルブの傘部付根近傍に臨んで設けられ、燃料噴
射用インジエクタから上記傘部に向けて噴射され
る燃料の噴霧方向を吸気バルブの軸部側に寄せる
べく燃料噴霧に圧気を噴射するエアノズルと、ア
クセルペダルの踏込速度を算出し、その踏込速度
が所定値を越えたことを検知して上記インジエク
タの開放に同期させて上記ノズルから圧気を噴射
させる制御部とから構成したものである。
[作用] このような構成とすることによつて燃料噴射用
インジエクタから噴射された燃料はエアノズルか
ら噴出された圧気によりその噴霧方向が吸気バル
ブの軸部側に寄せられる。従つて、吸気バルブ傘
部上にヒカーボンが付着していても、燃料はこの
カーボンに捕捉されることなく燃焼室へ導入され
る。すなわち、急加速時のヘジテーシヨンが防止
される。
なお、エアノズルは燃料噴射用インジエクタよ
り下流側の吸気ポート内で且つインジエクタと反
対側に位置されて吸気バルブの傘部付根部近傍に
臨んで設けられることが望ましい。
[実施例] 以下、本考案の実施例を添付図面に従つて説明
する。
第1図は本考案の一実施例に係る内燃機関のヘ
ジテーシヨン防止装置の構成図である。吸気ポー
ト1内に臨んで燃料噴射用インジエクタ2が設け
られると共に吸気ポート1と燃焼室3との間に吸
気バルブ4が設けられている。また、吸気ポート
1内のインジエクタ2より下流側で且つインジエ
クタ2の反対側に位置すると共に吸気バルブ4の
傘部5の付根部近傍を臨んでエアノズル6が設け
られている。このエアノズル6には電磁弁7を介
してエアポンプ8が接続されており、さらにエア
ポンプ8にスロツトルバルブ(図示せず)の上流
側から誘引した吸気が導入されている。
また、インジエクタ2及び電磁弁7にエンジン
の制御を司る制御部9が接続されると共にこの制
御部9にアクセルペダル(図示せず)の踏込量S
を検出するアクセルペダル踏込量検出センサ10
が接続されている。
次に、本実施例の作用を述べる。
まず、アクセルペダルが踏込まれるとその踏込
量Sが検出センサ10によつて検出される。この
踏込量Sを入力した制御部9はインジエクタ2を
駆動してここから燃料11を吸気ポート1内に噴
射させると共に第2図のフローチヤートに示すよ
うな処理を行なう。
すなわち、入力された踏込量Sの時間変化から
踏込速度Vを算出し(処理21)、この踏込速度V
と予め設定されている所定値V0とを比較し急加
速時であるかどうかを判定する(処理22)。比較
の結果、踏込速度Vが所定値V0以下であれば急
加速時ではないものと判定されてそのまま待機
し、踏込速度Vが所定値V0より大きい場合には
急加速時であると判定され、インジエクタ2の開
放タイミングに同調されて電磁弁7が開放される
(処理23)。このとき、エアポンプ8にはスロツト
ルバルブの上流側から吸気が誘引されているの
で、電磁弁7が開放されるとエアポンプ8により
圧縮された吸気がエアノズル6から吸気ポート1
内に噴射される。さらに、この吸気の噴射によつ
て空燃比が変動しないように電磁弁7の開放と同
時にインジエクタ2の駆動パルス幅が拡げられ燃
料供給量が増加する(処理24)。これにより、イ
ンジエクタ2から傘部5に向けて噴射された燃料
11はその流れが曲げられ、吸気バルブ4の軸部
4a側に寄せられることになる。
従つて、吸気バルブ4の傘部5上に燃焼により
生じたカーボン12が付着していても、燃料11
はこのカーボン12に直接接触せずに燃焼室3に
導入される。すなわち、燃料11がカーボン12
に捕捉されることにより発生するヘジテーシヨン
が防止される。
[考案の効果] 以上説明したように本考案によれば、次の如き
優れた効果を発揮する。
インジエクタから傘部に向けて噴射される燃料
に急加速時にインジエクタの開放に同期させて圧
気を噴射して燃料の噴霧方向を吸気バルブの軸部
側に寄せるため、燃料が傘部に付着したカーボン
に捕捉されることがなくなり、ヘジテーシヨンを
未然に防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る内燃機関のヘ
ジテーシヨン防止装置の構成図、第2図は実施例
の作用を示すフローチヤート、第3図は従来技術
の問題点を示す説明図である。 図中、1は吸気ポート、2は燃料噴射用インジ
エクタ、3は燃焼室、4は吸気バルブ、5は傘
部、6はエアノズル、7は電磁弁、8はエアポン
プ、9は制御部、10はアクセルペダル踏込量検
出センサである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 吸気ポート内に吸気バルブの傘部付根近傍に臨
    んで設けられ、燃料噴射用インジエクタから上記
    傘部に向けて噴射される燃料の噴霧方向を吸気バ
    ルブの軸部側に寄せるべく燃料噴霧に圧気を噴射
    するエアノズルと、アクセルペダルの踏込速度を
    算出し、その踏込速度が所定値を越えたことを検
    知して上記インジエクタの開放に同期させて上記
    ノズルから圧気を噴射させる制御部とを備えたこ
    とを特徴とする内燃機関のヘジテーシヨン防止装
    置。
JP1986128910U 1986-08-26 1986-08-26 Expired - Lifetime JPH059483Y2 (ja)

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JP1986128910U JPH059483Y2 (ja) 1986-08-26 1986-08-26

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JPS6336657U JPS6336657U (ja) 1988-03-09
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