JPH0594719U - 簡易型流量計測装置 - Google Patents
簡易型流量計測装置Info
- Publication number
- JPH0594719U JPH0594719U JP3633692U JP3633692U JPH0594719U JP H0594719 U JPH0594719 U JP H0594719U JP 3633692 U JP3633692 U JP 3633692U JP 3633692 U JP3633692 U JP 3633692U JP H0594719 U JPH0594719 U JP H0594719U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 流量計測位置直上流部の比較的長寸の直管部
を不要にして、設置スペ−ス上の制約を無くし、かつ正
確に流量を計測するとともに、着脱作業を簡単にして、
随時流量を計測することができるようにする。 【構成】 第2圧力検出部5で検出した流体の全圧P2
と第1圧力検出部4で検出した流体の静圧P1との圧力
差を差圧検出手段6で検出し、検出した圧力差を演算手
段7に入力するとともに、演算手段7に配管1の流体通
過断面積Aを入力しておき、演算手段7により、前記圧
力差と、流体通過断面積Aに基づいて流量Qを演算し、
演算した流量Qを表示計8により表示するようにしてあ
る。
を不要にして、設置スペ−ス上の制約を無くし、かつ正
確に流量を計測するとともに、着脱作業を簡単にして、
随時流量を計測することができるようにする。 【構成】 第2圧力検出部5で検出した流体の全圧P2
と第1圧力検出部4で検出した流体の静圧P1との圧力
差を差圧検出手段6で検出し、検出した圧力差を演算手
段7に入力するとともに、演算手段7に配管1の流体通
過断面積Aを入力しておき、演算手段7により、前記圧
力差と、流体通過断面積Aに基づいて流量Qを演算し、
演算した流量Qを表示計8により表示するようにしてあ
る。
Description
【0001】
本考案は、簡易型流量計測装置に関する。
【0002】
従来より、ポンプの吐出量(排水量)を知るための流量計測装置として、たと えば電磁流量計や超音波流量計などが知られている。しかし、これらの計測装置 を用いて流量計測を行う場合は、流量計測位置の直上流部に比較的長寸の直管部 を設ける必要がある。そのために、直管部の長さ相当分だけ配管が長くなり設置 スペ−ス上の制約を受ける難点を有している。したがって、排水機場などに設置 されているポンプには、通常、この種の流量計測装置が付設されておらず、排水 量を知りたいニ−ズに対応し得ない現状である。
【0003】
解決しようとする問題点は、電磁流量計や超音波流量計などの従来の流量計測 装置では、流量計測位置の直上流部に比較的長寸の直管部を設ける必要があるの で、直管部の長さ相当分だけ配管が長くなって、設置スペ−ス上の制約を受ける 点である。
【0004】
本考案は、通路内を流れる流体の静圧を検出する第1圧力検出部と、前記流体 の全圧を検出する第2圧力検出部と、これら圧力検出部によって検出された流体 圧の差圧を検出する差圧検出手段とを有し、該差圧検出手段で検出した圧力差と 、この圧力差によって算出される流量と、前記通路の流体通過断面積に基づいて 流量を演算する演算手段と、演算された流量を表示する表示計とを具備している ことを特徴とし、流量計測位置直上流部の比較的長寸の直管部を不要にして、正 確に流量を計測するとともに、簡単に着脱して随時流量を計測することのできる 目的を達成した。
【0005】
本考案によれば、第2圧力検出部で検出した流体の全圧と第1圧力検出部で検 出した流体の静圧との圧力差、つまり流体の動圧を差圧検出手段で検出し、検出 した圧力差を演算手段に入力する。一方、演算手段に通路の流体通過断面積(通 路断面積)をあらかじめ入力しておく。したがって、演算手段では、前記圧力差 と、あらかじめ入力されている通路断面積に基づいて流量を演算し、演算した流 量を表示計により表示して確認させることができる。
【0006】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1は、本考案を適用した 配管(通路)を示す縦断面図、図2は、図1のア−ア線拡大断面図であり、これ らの図において、配管1の周壁一側には、比較的接近して1対の測圧用ねじ孔2 ,3が水平方向の軸線を有して貫通形成され、水(流体)の流れ方向上流側の測 圧用ねじ孔2には、測圧細管によって構成される第1圧力検出部4が取付けられ 、水の流れ方向下流側の測圧用ねじ孔3には、流れに直角に向けた先端開口部5 Aを有す圧力取込細管によって構成される第2圧力検出部5が取付けられている 。したがって、第1圧力検出部4によって配管1内を流れる速度V(m/s), 圧力P(Kg/m2)の水の静圧P1を検出し、第2圧力検出部5によって前記 水の全圧(静圧+動圧)P2を検出することができる。
【0007】 第1圧力検出部4によって検出された静圧P1と第2圧力検出部5によって検 出された全圧P2は、差圧検出手段6に入力され、ここで全圧P2と静圧P1と の圧力差(P2−P1)、つまり流体の動圧(速度水頭:V2/2g)が検出さ れる。差圧検出手段6によって検出された圧力差、つまり差圧信号は演算手段7 に入力される。演算手段11には、あらかじめ配管1の流体通過断面積(通路断 面積)Aが入力されている。したがって、演算手段7では、V=Q/Aの関係か ら流量Qを演算し、この値を表示計8に出力して表示することができる。
【0008】 このように、第2圧力検出部5で検出した流体の全圧P2と第1圧力検出部4 で検出した流体の静圧P1との圧力差、つまり流体の動圧(P2−P1)を差圧 検出手段6で検出し、検出した圧力差を演算手段7に入力するとともに、この入 力値と演算手段7にあらかじめ入力されている配管1の流体通過断面積Aに基づ いて流量Qを演算し、これを表示計8により表示して確認させることができるの で、従来のように、流量計測位置直上流部に比較的長寸の直管部を設けることな く、簡単な構造で流量を測定することができる。しかも、直管部の長さ相当分だ け配管の長さを短縮できるので、設置スペ−ス上の制約を受けることはない。さ らに、測圧用ねじ孔2,3に対して第1圧力検出部4と第2圧力検出部5を取付 ける簡単な作業によって流量計測を行うことができ、第1圧力検出部4と第2圧 力検出部5を測圧用ねじ孔2,3から抜取る簡単な作業によって流量計測装置を 取外すことができるので、流量計測装置の着脱作業性がよく、随時行う流量計測 時の使用性を向上させることができる。
【0009】 前記実施例では、配管1の周壁一側に貫通形成した測圧用ねじ孔2,3に対し て、第1圧力検出部4と第2圧力検出部5を取付けるようにした構成で説明して いるが、図3に示すように、配管1の周壁一側に貫通形成したねじ孔9に対して 、測圧用ねじ孔2によってなる第1圧力検出部4と、測圧用ねじ孔3および先端 開口部5Aを有す圧力取込細管によってなる第2圧力検出部5を一体に形成した ユニット10を取付けるように構成してもよい。
【0010】
以上説明したように、本考案によれば、従来、流量計測位置直上流部に配設し ていた比較的長寸の直管部が不要になるので、設置スペ−ス上の制約を受けるこ とはない。しかも、簡単な構造で流量を測定することができるとともに、装置の 着脱作業が簡単であるため、随時行う流量計測時の使用性を向上させることがで きる。
【図1】本考案を適用した配管を示す縦断面図である。
【図2】図1のア−ア線拡大断面図である。
【図3】本考案の変形例を示す拡大断面図である。
1 配管(通路) 4 第1圧力検出部 5 第2圧力検出部 6 差圧検出手段 7 演算手段 8 表示計 A 配管の流体通過断面積 P1 静圧 P2 全圧(静圧+動圧) Q 流量
Claims (1)
- 【請求項1】 通路内を流れる流体の静圧を検出する第
1圧力検出部と、前記流体の全圧を検出する第2圧力検
出部と、これら圧力検出部によって検出された流体圧の
差圧を検出する差圧検出手段とを有し、該差圧検出手段
で検出した圧力差と、この圧力差によって算出される流
量と、前記通路の流体通過断面積に基づいて流量を演算
する演算手段と、演算された流量を表示する表示計とを
具備していることを特徴とする簡易型流量計測装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3633692U JPH0594719U (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 簡易型流量計測装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3633692U JPH0594719U (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 簡易型流量計測装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0594719U true JPH0594719U (ja) | 1993-12-24 |
Family
ID=12466992
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3633692U Pending JPH0594719U (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 簡易型流量計測装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0594719U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007155350A (ja) * | 2005-11-30 | 2007-06-21 | Nippon Applied Flow Kk | 流量計測装置 |
-
1992
- 1992-05-29 JP JP3633692U patent/JPH0594719U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007155350A (ja) * | 2005-11-30 | 2007-06-21 | Nippon Applied Flow Kk | 流量計測装置 |
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