JPS5928326Y2 - 差圧流量計 - Google Patents

差圧流量計

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Publication number
JPS5928326Y2
JPS5928326Y2 JP3179180U JP3179180U JPS5928326Y2 JP S5928326 Y2 JPS5928326 Y2 JP S5928326Y2 JP 3179180 U JP3179180 U JP 3179180U JP 3179180 U JP3179180 U JP 3179180U JP S5928326 Y2 JPS5928326 Y2 JP S5928326Y2
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JP
Japan
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differential pressure
pipe
inner diameter
downstream
detection end
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Expired
Application number
JP3179180U
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English (en)
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JPS56135126U (ja
Inventor
達也 市原
Original Assignee
株式会社山武
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、管路中に絞りを設け、この絞りの前後の圧力
差を検出することによって流量を計測する差圧流量計に
関し、特に微少流量範囲のスラIJ−流量計測に実施し
て好適なスラリー用の差圧流量計に関するものである。
従来、この種の差圧流量計としては各種のものがあるが
、その−例としてダイヤフラム内にシリコンオイル等の
封入液を封入した差圧取出用検出端をベンチュリのスロ
ート部前後に設けたベンチュリタイプが知られている。
しかし、このようなダイヤフラムシール流量計によって
、スラリー液の微少流量測定を行なった場合、ベンチュ
リーのスロート径が小となることで、差圧取出用検出端
口径も小口径となり、スラリーが検出端壁面に付着して
詰りをおこし正しい差圧伝達ができないという不具合を
有し、微少流量の測定が困難であった。
本考案は上述したような点に鑑みてなされたもので、絞
りの前後に形成される差圧取出用検出端の内径を被測定
流体用管の内径とほぼ等しく設定すると共に下流側の検
出端を絞りの下流端に接して開口させるというきわめて
簡単な構成により、微少流量のスラリー流体を高精度で
計測し得るようにした差圧流量計を提供するものである
以下、本考案に係る差圧流量計の一実施例を添付図面に
基づいて詳細に説明する。
図において、1は矢印方向に流れるスラリー流体2の管
路を形成する被測定流体用管で、この管1は内径がDに
設定されており、また管路中には下流側に向って縮小す
る(流入角21’)テーパ部3と、このテーパ部3に続
く絞りを構成する直管部4が形成されている。
前記直管部4の内径dと管長lは特性を損なわないよう
な値に設定されるもので、例えば管長lが+dに設定さ
れている。
5,6は前記被測定流体用管1の管壁に前記直管部4を
挾んでそれぞれ形成された差圧取出用検出端で、これら
の検出端5,6は、その内部にシリコンオイル等の封入
液7を封入したダイヤフラム8,9を有して、差圧計本
体10にそれぞれ接続されている。
また、これらの差圧取出用検出端5,6の内径D1゜D
2は等しく(D1=D2)、かつ前記被測定流体用管1
の内径D (DI、 D2= D)に等しく設定されて
おり、下流側の検出端6は直管部4の下流端に接して開
口され、上流側の検出端5は前記下流側の検出端6に接
触しない程度にできるだけ近接して設けられている。
そして、これらの検出端5,6の長さく高さ)は、スラ
リー流体2の管壁への付着を防止すると共にダイヤフラ
ムフランジ11.12の強度上必要な厚さとボルトかけ
などを考慮して可及的最小長さに設定される。
なお、被測定流体用管1内を流れるスラリー流体2の流
量測定は従来のベンチュリタイプのダイA・°フラムシ
ール流量計と同様に行なわれるもので、直管部4の前後
において圧力差が生じるとこの圧力変化に相応してダイ
ヤフラム8,9が上下に変位して封入液7に伝達し、こ
れが差圧計本体1゜によって検出され、もって流量に換
算されて表示目盛13に表示される。
本考案による差圧流量計は以上述べたように、被測定流
体用管の管壁に直管部を挾んでそれぞれ形成される差圧
取出用検出端の内径を前記被測定流体用管の内径りに等
しく設定すると共に下流側の差圧取出用検出端を前記直
管部の下流端に接して開口させて構成したものである。
この構性は公知のフローノズルを連想するが、明確に違
う点はフローノズルは動圧を検出して差圧が動揺するこ
とを防止するためスロート4の末端より下流に導管の横
穴を管壁に明けられないこと、また13φ以上の横穴に
できないことである。
横穴はスロート端上流の管壁に明ける点がこのスラリー
流体の差圧検出構造とは基本的に異る。
この構造はスロート4の末端より下流に管径りと同じ横
穴D2を明けて固体の溜りを防止した点およびフローノ
ズルとは逆に横穴径D2を管径りと等しく大きくシ、動
圧による動揺を平均化することにより、ダイヤフラム9
に伝達する差圧を安定化した点に大きな特徴を有してい
る。
したがって、圧力の動揺による測定誤差はなく、また導
圧管が大きいのでスラリーの付着で起る詰りかなく、微
少流量のスラリーを高精度で測定することができる。
また、差圧取出用検出端の内径を大きく設定しているの
で、従来のスロート部にこれと同一内径の検出端を設け
た構造に比較して、スラリーの詰り、付着が少なく、安
定した流量測定を行なうことができるなど、その効果は
非常に大である。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本考案に係る差圧流量計の一実施例を示す断
面図である。 1・・・・・・被測定流体用管、2・・・・・・スラリ
ー流体、3・・・・・・テーパ部、4・・・・・・直管
部、5,6・・・・・・差圧取出用検出端、7・・・・
・・封入液、8,9・・・・・・ダイヤフラム、10・
・・・・・差圧計本体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内径りの管路中に下流側に向って縮小する2rのテーパ
    部と、内径がdで長さが+dで前記テーパ部に続く直管
    部を有するスロート部があり、被測定流体用管の管壁に
    、前記直管部とテーパ部を挾んで上下流側にそれぞれ位
    置する圧力伝達媒体としての封入液をダイヤフラムシー
    ルした内径りの差圧取出用検出端を形成してなり、これ
    ら差圧取出用検出端のうち下流側の検出端は前記直管部
    の下流端に接して開口されていることを特徴とする差圧
    流量計。
JP3179180U 1980-03-13 1980-03-13 差圧流量計 Expired JPS5928326Y2 (ja)

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JPS56135126U JPS56135126U (ja) 1981-10-13
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4824949B2 (ja) * 2005-06-03 2011-11-30 サーパス工業株式会社 オリフィス部材、及びこれを用いた差圧流量計、流量調整装置

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JPS56135126U (ja) 1981-10-13

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