JP3705689B2 - 流量計およびガスメータ - Google Patents

流量計およびガスメータ Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガス等の流体の流量を計測するための流量計およびガスメータに関する。
【0002】
【従来の技術】
ガスメータ等に利用される流量計には、配管中を流れる流体の流速を検出すると共に、その流速から流量を算出し、これを表示するようにしたものがある。また、流速の検出方法としては、熱式、差圧式、回転式等がある。
【0003】
図10は従来の流量計の具体的な構成を表すもので、1つの流速センサ100を配管102内の流体流路の中央部に配設し、流量演算部103において、流速センサ100によって得られた流路中央部の流速に配管102の断面積を乗算して流量を算出し、この流量を表示部104に表示するようになっている。ここで、流速センサによる流量の計測精度を高く維持するためには、流速センサ1が流体の最も安定した流れの中に配置されている必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の流量計においては、配管102中で、流量によっては偏流が発生するために流速センサ100の取り付け位置の決定が困難であるという問題があった。また、流速センサ100を偏流の少ない流量範囲に限定して設置する必要があり、そのため流量の計測範囲が狭くなり、広い流量範囲で精度良くガス流量を計測できないという問題があった。また、例えば、流路の径を流量の計測域に応じて変えると共に、複数の計測領域用のセンサを備えるような構成とすることで、広い流量範囲での計測を精度良く行うことも可能であるが、この場合には、構成が複雑化し易く、コストが高くなる可能性がある。
【0005】
ところで、家庭用のガスメータとして、通過するガスの流量を計測する機能の他に、マイクロコンピュータを搭載して安全機能を付加したものが実用化されており、例えば所定量以上のガス流量を検出した場合や所定のガス流量を所定時間以上検出した場合に、ガス遮断弁を駆動してガス流路を遮断させるようになっている。これらの機能により配管中の漏洩や、不自然なガスの流出などを検出して、事故を未然に防止し、安全性を保障するものであり、このような機能が正確に作動するためには、広い流量範囲でのガス流量の正確な計測が望まれる。
【0006】
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、広い流量範囲で流量を計測できるようにした流量計およびガスメータを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の流量計は、流体が通過する流路を形成する配管と、この配管により形成された流路中に設けられると共に、流路を通過する流体の流速に応じた信号を出力する流速センサと、この流速センサが設けられた流路位置における流体の流速を増加させるよう流路を部分的に遮蔽する遮蔽部材と、流速センサの出力信号に基づいて流量を算出する流量演算手段とを備え、流速センサが、配管の内壁面の近傍に取り付けられていると共に、遮蔽部材が、流速センサに対して上流側の流路の中央部を遮蔽するような位置に設けられているものである。
【0008】
この流量計では、流速センサによって、流路を通過する流体の流速に応じた信号が出力される。このとき、遮蔽部材によって、流速センサが設けられた流路位置における流体の流速が増加する。流量演算手段では、流速センサの出力信号に基づいて流量が算出される。
【0009】
請求項2記載の流量計は、請求項1記載の流量計において、流量演算手段を、流速センサの出力信号に基づいて瞬時流量を算出するように構成したものである。
【0010】
この流量計では、流量演算手段によって、流速センサの出力信号に基づいて瞬時流量が算出される。
【0011】
請求項3記載の流量計は、請求項1記載の流量計において、流量演算手段を、流速センサの出力信号に基づいて瞬時流量を算出すると共に、算出した瞬時流量を所定期間毎に積算して積算流量を求めるように構成したものである。
【0012】
この流量計では、流量演算手段によって、流速センサの出力信号に基づいて瞬時流量が算出されると共に、算出した瞬時流量を所定期間毎に積算して積算流量が求められる。
【0019】
請求項記載の流量計は、請求項1記載の流量計において、遮蔽部材を、錐体形状、涙滴形状または板状の部材により構成したものである。
【0020】
この流量計では、流体の流速が、錐体形状、涙滴形状または板状の部材により構成された遮蔽部材によって、流速センサに向かうに従い増加する。
【0021】
請求項記載のガスメータは、流体が通過する流路を形成する配管と、この配管により形成された流路中に設けられると共に、流路を通過する流体の流速に応じた信号を出力する流速センサと、この流速センサが設けられた流路位置における流体の流速を増加させるよう流路を部分的に遮蔽する遮蔽部材と、流速センサの出力信号に基づいて流量を算出する流量演算手段と、この流量演算手段により算出された流量を表示する表示手段とを備え、流速センサが、配管の内壁面の近傍に取り付けられていると共に、遮蔽部材が、流速センサに対して上流側の流路の中央部を遮蔽するような位置に設けられているものである。
【0022】
このガスメータでは、流速センサによって、流路を通過する流体の流速に応じた信号が出力される。このとき、遮蔽部材によって、流速センサが設けられた流路位置における流体の流速が増加する。流量演算手段では、流速センサの出力信号に基づいて流量が算出されると共に、この算出された流量が表示手段に表示される。
【0023】
請求項記載のガスメータは、請求項記載のガスメータにおいて、流量演算手段を、流速センサの出力信号に基づいて瞬時流量を算出するようにし、表示手段を、流量演算手段により求められた瞬時流量を表示するように構成したものである。
【0024】
このガスメータでは、流量演算手段によって、流速センサの出力信号に基づいて瞬時流量が算出される。また、表示手段によって、流量演算手段により求められた瞬時流量が表示される。
【0025】
請求項記載のガスメータは、請求項記載のガスメータにおいて、流量演算手段を、流速センサの出力信号に基づいて瞬時流量を算出すると共に、算出した瞬時流量を所定期間毎に積算して積算流量を求めるようにし、表示手段を、流量演算手段により求められた積算流量を表示するように構成したものである。
【0026】
このガスメータでは、流速センサの出力信号に基づいて瞬時流量が算出されると共に、算出した瞬時流量を所定期間毎に積算して積算流量が求められる。また、表示手段によって、流量演算手段により求められた積算流量が表示される。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0028】
図1は、本発明の一実施の形態に係るガスメータの要部を表す断面図である。また、図2は、図1のA−A′線の矢視方向の断面構造を表す図である。本実施の形態に係るガスメータは、例えば、断面が円形状を成し、流体(ガス)10が通過する流路を形成する配管1と、この配管1の内壁面に取り付けられた流速センサ2a,2bと、これらの流速センサ2a,2bが設けられた流路位置を通過するガス10の流速を増加させるための遮蔽部材3とを備えている。配管1の口径は、例えば56mmである。
【0029】
流速センサ2a,2bは、それぞれの取り付け位置における流路を通過するガス10の流速に応じた信号を出力するものである。これらの流速センサ2a,2bは、図示しないが、発熱部とこの発熱部の上流側および下流側に配設された2つの温度センサを有し、2つの温度センサによって検出される温度の差を一定に保つために必要な発熱部に対する供給電力から流速に対応する流量を求めたり、一定電流または一定電力で発熱部を加熱し、2つの温度センサによって検出される温度の差から流量を求めることができるようになっている。
【0030】
なお、図1および図2においては、流速センサ2a,2bが上下対称位置に設けられている場合について示したが、流速センサ2a,2bが設けられる位置は、図1および図2に示した位置に限定されず、他の位置に設けられていてもよい。また、流路中に設けられるセンサの数は、2つに限定されず、1または3以上の数であってもよい。但し、流速センサを複数設けた場合には、1の流速センサに異常が発生した場合でも他の流速センサで計測を行うことができるため、信頼性上、流速センサの数は2以上とすることが望ましい。
【0031】
遮蔽部材3は、例えば、鉄、アルミニウム等の金属やセラミック等の剛体物または樹脂等によって構成されるものであり、その形状は、円錐状となっている。この円錐状の遮蔽部材3は、流路中において、上流側に円錐の頂点が位置し、下流側に底面が位置するように配置されている。また、遮蔽部材3は、流路中において、流速センサ2a,2bが設けられた位置よりも上流側に配置されていると共に、流速センサ2a,2bの上流側の流路を部分的に中央部を遮蔽するような位置に設けられている。このように遮蔽部材3が配置されていることにより、流路中を流れるガス10が、流速センサ2a,2bが取り付けられた配管1の壁面側に容易に導かれると共に、流速センサ2a,2bに向かうに従い、流路が次第に狭められ、その流速が増加するようになっている。これにより、流速センサ2a,2bは、遮蔽部材3によって流速が増加したガス10の流速を検出するようになるので、特に、微小流量域におけるガス10の検出感度が向上するようになる。
【0032】
なお、遮蔽部材3は、円錐状に限らず、他の錐体形状、例えば、三角錐等の多角錐状に構成されていてもよい。
【0033】
図3は、本実施の形態に係るガスメータの回路部分の構成を示すブロック図である。
【0034】
図3に示したように、本実施の形態に係るガスメータは、流量を計測するための流量計20と、この流量計20により計測された流量を表示するための表示部23とを備えている。流量計20は、前述の流速センサ2a,2bと、これらの流速センサ2a,2bの各々の出力信号に基づいて、流速センサ2a,2bが設けられた流路位置における流速の平均値を演算する平均流速演算部21と、この平均流速演算部21で求められた流速の平均値に基づいて、流量を算出する流量演算部22とを備えている。平均流速演算部21および流量演算部22は、例えばマイクロコンピュータによって構成されるものである。また、平均流速演算部21および流量演算部22が、本発明における流量演算手段に対応する。
【0035】
流量演算部22は、平均流速演算部21で求められた流速の平均値に基づいて、瞬時流量を算出した後に、算出した瞬時流量を所定期間毎(例えば、1時間毎)に積算して積算流量を求めるようになっている。ここで求められた積算流量は、表示部23において表示される。なお、流量演算部22において算出した瞬時流量を、そのまま表示部23において表示するようにしてもよい。また、ここで、瞬時流量とは、流速センサ2a,2bの出力信号に基づいて算出される瞬間的な流量値のことを意味する。
【0036】
次に、本実施の形態に係るガスメータの動作について説明する。
【0037】
配管1によって形成された流路中において、ガス10は、まず、流路の中央部に設けられた円錐状の遮蔽部材3に到達する。遮蔽部材3に到達したガス10は、遮蔽部材3の作用によって、配管1の壁面側に導かれる。このとき、ガス10は、配管1の壁面に取り付けられた流速センサ2a,2bに向かうに従い、その流速が増加するように配管1の壁面側に導かれる。
【0038】
流速センサ2a,2bは、それぞれの取り付け位置において、遮蔽部材3によって増加したガス10の流速に応じた信号を出力する。平均流速演算部21は、流速センサ2a,2bの各々の出力信号に基づいて、流速センサ2a,2bが設けられた流路位置における流速の平均値を演算する。流量演算部22は、この平均流速演算部21で求められた流速の平均値に基づいて、瞬時流量を算出する。このとき、流量演算部22は、流速センサ2a,2bの出力信号に基づいて求められた流速に、配管1の形状に対応した配管形状係数を乗算して瞬時流量を算出する。また、流量演算部22は、瞬時流量を算出した後に、算出した瞬時流量を所定期間毎に積算して積算流量を求める。表示部23は、流量演算部22によって求められた積算流量の値を表示する。
【0039】
以上説明したように、本実施の形態に係るガスメータによれば、流速センサ2a,2bの上流側に遮蔽部材3を設けることにより、流速センサ2a,2bが設けられた流路位置におけるガス10の流速が増加し、この増加したガス10の流速を流速センサ2a,2bで検出すると共に、流速センサ2a,2bの出力信号に基づいてガス10の流量を算出するようにしたので、特に、微小流量域におけるガス10の計測精度が向上し、微小流量域から大流量までの広い流量範囲で流量を計測することができる。
【0040】
また、本実施の形態に係るガスメータによれば、遮蔽部材3によって、ガス10の流速を増加させることにより、配管1の壁面付近において流速の検出を行うことを可能としたので、従来のように、センサを流路の中心位置に配置する必要がない。これにより、流速センサ2a,2bの取り付けを、取り付け作業の容易な配管1の壁面において行うことができる。また、単純な形状の遮蔽部材3を流路中に設けるだけでガス10の流速を増加させることができるようにしたので、製造コストを低く抑えることができる。
【0041】
[変形例]
次に、本実施の形態の変形例について説明する。上記実施の形態においては、錐体形状の遮蔽部材3を流路中に配置するようにしたが、以下の変形例は、遮蔽部材3を、図1のガスメータとは異なった形状にしたものである。
【0042】
図4ないし図9は、本実施の形態の変形例について説明するための図である。
【0043】
図4は、図1に示したガスメータの一変形例を表す断面図である。この図に示した変形例は、遮蔽部材3を、錐体に類する涙滴形状の遮蔽部材3aによって構成したものである。この涙滴形状の遮蔽部材3aは、後端部が流線形状となっている以外は、図1に示した錐体形状の遮蔽部材3とほぼ同様の形状となっている。このように遮蔽部材3aの後端部が流線形状となっていることにより、流路中を流れるガス10を、配管1の壁面に取り付けられた流速センサ2a,2bに向かうに従い、その流速が増加するように導くと共に、この流速センサ2a,2bに導かれたガス10を、容易に遮蔽部材3aの下流側に排出させることができる。これにより、例えば、遮蔽部材3aの後端部においてガス10が澱むような事態を低減させることが可能となる。
【0044】
図5は、図1に示したガスメータの他の変形例を表す断面図である。また、図6は、図5に示したガスメータにおけるB−B′線の矢視方向の断面図である。これらの図に示した変形例は、遮蔽部材3を、板状の遮蔽部材13によって構成したものである。遮蔽部材13は、その板面がガス10の流れ方向に対向するようにして、流速センサ2a,2bの上流側の流路中に配置されている。この板状の遮蔽部材13は、図6に示したように、四角形状のものであるが、この遮蔽部材13は、例えば、三角形やその他の多角形状もしくは円形状の板で構成されていてもよい。
【0045】
図7は、図1に示したガスメータの更に他の変形例を表す断面図である。また、図8は、図7に示したガスメータにおけるC−C′線の矢視方向の断面図である。これらの図に示した変形例は、単一の流速センサ2cを、流路の中央部に設けるようにしたものである。また、遮蔽部材3を、中央部に開口33aの空いた板状の遮蔽部材33によって構成するようにし、流速センサ2cに対して上流側において、流路の中央部を除く領域を遮蔽するようにしたものである。このガスメータでは、ガス10が中央部の遮蔽部材33の開口33aを通過することにより、その流速が増加する。開口33aを通過したガス10の流速は、遮蔽部材の下流側において、流速センサ2cによって検出される。流量演算部22は、流速センサ2cの出力信号に基づいて、流量を算出する。なお、遮蔽部材33の下流側において、遮蔽部材33の開口33aに対応する位置に、2以上の流速センサを配置するようにしてもよい。この場合には、図1に示したガスメータと同様に、2以上の流速センサの各々の出力信号に基づいて、流速の平均値を演算し、この流速の平均値から流量を算出する。
【0046】
なお、遮蔽部材33を、図9に示したように、流路の長手方向に対して山形の流線型状を成した遮蔽部材43によって構成してもよい。この遮蔽部材43によっても、ガス10が遮蔽部材43の中央部の開口43aを通過することにより、その流速が増加する。
【0047】
図4ないし図9に示したガスメータのその他の構成、動作および効果は、図1に示したガスメータと同様である。
【0048】
以上実施の形態を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、種々変形可能である。例えば、上記実施の形態において、流路の断面形状は円形に限らず、半円、楕円、四角等の他の形状であってもよい。更に、流速センサとしては、発熱部と2つの温度センサを有するものに限らず、例えば、1つの発熱部を有し、この発熱部の温度(抵抗)を一定に保つために必要な発熱部に対する供給電力から流速を求めたり、一定電流または一定電力で発熱部を加熱し、発熱部の温度(抵抗)から流速を求めるものでもよい。また、流速センサとして、超音波を利用した超音波センサを用いても良い。
【0049】
また、本発明の流量計は、ガスメータに利用されるものに限定されず、ガス以外の気体および液体の流量を計測するものにも適用することが可能である。
【0050】
また、流路中に設ける遮蔽部材3の形状は、板状の遮蔽部材13(図5)や錐体に類する形状の遮蔽部材3a(図4)の他、例えば、円柱状や角柱状の形状であってもよい。
【0051】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1ないしのいずれか1に記載の流量計または請求項ないしのいずれか1に記載のガスメータによれば、遮蔽部材によって、流路を部分的に遮蔽することにより、流速センサが設けられた流路位置における流体の流速を増加するようにし、この増加した流体の流速に応じた信号を流速センサが出力するようにしたので、特に、微小流量域における流体の計測精度が向上し、微小流量域から大流量までの広い流量範囲で流量を計測することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るガスメータの構成を表す断面図である。
【図2】図1のA−A′線の矢視方向の断面図である。
【図3】図1に示したガスメータの回路構成を表すブロック図である。
【図4】図1に示したガスメータの一変形例を表す断面図である。
【図5】図1に示したガスメータの他の変形例を表す断面図である。
【図6】図5に示したガスメータにおけるB−B′線の矢視方向の断面図である。
【図7】図1に示したガスメータの更に他の変形例を表す断面図である。
【図8】図7に示したガスメータにおけるC−C′線の矢視方向の断面図である。
【図9】図7に示したガスメータの変形例を表す断面図である。
【図10】従来の流量計の構成を説明するための構成図である。
【符号の説明】
1 配管
2a,2b,2c 流速センサ
3,3a,13,33,43 遮蔽部材
33a,43a 開口
10 ガス
20 流量計
21 平均流速演算部
22 流量演算部
23 表示部

Claims (7)

  1. 流体が通過する流路を形成する配管と、
    この配管により形成された流路中に設けられると共に、前記流路を通過する流体の流速に応じた信号を出力する流速センサと、
    この流速センサが設けられた流路位置における流体の流速を増加させるよう前記流路を部分的に遮蔽する遮蔽部材と、
    前記流速センサの出力信号に基づいて流量を算出する流量演算手段と
    を備え
    前記流速センサが、前記配管の内壁面の近傍に取り付けられていると共に、
    前記遮蔽部材が、前記流速センサに対して上流側の流路の中央部を遮蔽するような位置に設けられていることを特徴とする流量計。
  2. 前記流量演算手段は、前記流速センサの出力信号に基づいて瞬時流量を算出することを特徴とする請求項1記載の流量計。
  3. 前記流量演算手段は、前記流速センサの出力信号に基づいて瞬時流量を算出すると共に、算出した瞬時流量を所定期間毎に積算して積算流量を求めることを特徴とする請求項1記載の流量計。
  4. 前記遮蔽部材は、錐体形状、涙滴形状または板状の部材により構成されていることを特徴とする請求項1記載の流量計。
  5. 流体が通過する流路を形成する配管と、
    この配管により形成された流路中に設けられると共に、前記流路を通過する流体の流速に応じた信号を出力する流速センサと、
    この流速センサが設けられた流路位置における流体の流速を増加させるよう前記流路を部分的に遮蔽する遮蔽部材と、
    前記流速センサの出力信号に基づいて流量を算出する流量演算手段と、
    この流量演算手段により算出された流量を表示する表示手段と
    を備え
    前記流速センサが、前記配管の内壁面の近傍に取り付けられていると共に、
    前記遮蔽部材が、前記流速センサに対して上流側の流路の中央部を遮蔽するような位置に設けられていることを特徴とするガスメータ。
  6. 前記流量演算手段は、前記流速センサの出力信号に基づいて瞬時流量を算出し、
    前記表示手段は、前記流量演算手段により算出された瞬時流量を表示するようにしたことを特徴とする請求項記載のガスメータ。
  7. 前記流量演算手段は、前記流速センサの出力信号に基づいて瞬時流量を算出すると共に、算出した瞬時流量を所定期間毎に積算して積算流量を求め、
    前記表示手段は、前記流量演算手段により求められた積算流量を表示するようにしたことを特徴とする請求項記載のガスメータ。
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