JP3874515B2 - 流量計 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガス等の流体の流量を測定するための流量計に係り、特に広い流量範囲で正確に流量を測定することができるようにした流量計に関する。
【0002】
【従来の技術】
図10は従来の流量計の具体的な構成を表すもので、1つの流速センサ1を配管2内の流体流路の中央部に配設し、流量演算部3において、流速センサ1によって得られた流路中央部の流速に配管2の断面積を乗算して流量を算出し、この流量を表示部4に表示するようになっている。ここで、流速センサによる流量測定の精度を高く維持するためには、流速センサ1が流体の最も安定した流れの中に配置されている必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の流量計においては、配管2中で、流量によっては偏流が発生するために流速センサ1の取り付け位置の決定が困難であるという問題があった。また、流速センサ1を偏流の少ない流量範囲に限定して設置する必要があり、そのため流量の測定範囲が狭くなり、広い流量範囲で精度良くガス流量を測定できないという問題があった。
【0004】
ところで、家庭用のガスメータとして、通過するガスの流量を計測する機能の他に、マイクロコンピュータを搭載して安全機能を付加したものが実用化されており、例えば所定量以上のガス流量を検出した場合や所定のガス流量を所定時間以上検出した場合に、ガス遮断弁を駆動してガス流路を遮断させるようになっている。これらの機能により配管中の漏洩や、不自然なガスの流出などを検出して、事故を未然に防止し、安全性を保障するものであり、このような機能が正確に作動するためには、広い流量範囲でのガス流量の正確な測定が望まれる。
【0005】
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、広い流量範囲で正確なガス等の流体流量を測定することができる流量計を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の流量計は、流体が通過する一定断面積で直線状の流路を有すると共に、流路の長手方向にそって小流量用計測領域および大流量用計測領域が設けられた配管と、この配管の流路内の小流量用計測領域に設けられると共に、流路よりも断面積の小さな複数の小流路を形成する整流部材と、配管の流路内の大流量用計測領域に設けられると共に、大流量用計測領域を通過する流体の流速に応じた信号を出力する第1の流速センサと、整流部材により形成された複数の小流路のうち前記配管の流路内壁近傍の小流路内に設けられると共に、小流路を通過する流体の流速に応じた信号を出力する第2の流速センサと、この第2の流速センサの設けられた小流路に対応した位置に設けられ、この小流路を通過する流体の流速を増加させる流速増加手段と、流量に応じて、第1の流速センサの出力信号と第2の流速センサの出力信号の少なくとも一方に基づいて流量を算出する流量演算手段とを備えている。
【0007】
この流量計では、大流量用計測領域において、第1の流速センサからこの領域を通過する流体の流速に応じた信号が出力される。一方、小流量用計測領域において、第2の流速センサから整流部材により形成された小流路を通過する流体の流速に応じた信号が出力される。このとき、流速増加手段によって、第2の流速センサが設けられた小流路を通過する流体の流速が増加させられる。流量演算手段では、流量に応じて、第1の流速センサの出力信号と第2の流速センサの出力信号の少なくとも一方に基づいて流量が算出される。
【0008】
請求項2記載の流量計は、請求項1記載の流量計において、流速増加手段を、第2の流速センサが設けられた小流路における前記第2の流速センサの周辺の空間容積を減少させることにより、小流路を通過する流体の流速を増加させるよう構成したものである。
【0009】
この流量計では、流速増加手段が、第2の流速センサが設けられた小流路周辺の空間容積を減少させ、小流路を通過する流体の流速を増加させる。
【0010】
請求項3記載の流量計は、請求項1または2記載の流量計において、流速増加手段を、第2の流速センサの両脇に立設した一対の柱状部材により構成したものである。
【0011】
この流量計では、第2の流速センサの両脇に立設した一対の柱状部材の間を流体が通過することにより、流速が増加させられる。
【0012】
請求項4記載の流量計は、請求項3記載の流量計において、流速増加手段を構成する一対の柱状部材を、流路の上流に向かうに従い、互いの幅が広くなるように第2の流速センサの両脇に立設して構成したものである。
【0013】
この流量計では、一対の柱状部材が、流路の上流に向かうに従い、互いの幅が広くなるように第2の流速センサの両脇に立設されており、一対の柱状部材の間を流体が通過し易くなり、流体の流速が増加し易くなる。
【0014】
請求項5記載の流量計は、請求項3または4記載の流量計において、流速増加手段を構成する一対の柱状部材と第2の流速センサとを一体化してセンサユニットを構成すると共に、センサユニットを配管の壁面に対して着脱可能に構成したものである。
【0015】
この流量計では、一対の柱状部材と第2の流速センサとが一体化されてセンサユニットが構成されると共に、センサユニットが配管の壁面に対して着脱可能に構成されることにより、一対の柱状部材と第2の流速センサの配管への取り付けが簡略化される。
【0016】
請求項6記載の流量計は、請求項3ないし5のいずれか1に記載の流量計において、流速増加手段を構成する一対の柱状部材を、少なくとも先端部または後端部が流線形状を成すように構成したものである。
【0017】
この流量計では、先端部が流線形状に構成されることにより、流体が一対の柱状部材の間に容易に導かれる。また、後端部が流線形状に構成されることにより、一対の柱状部材の間に導かれた流体を容易に後端部から排出させることができ、柱状部材の後端部において流体が澱むことが防止される。
【0018】
請求項7記載の流量計は、請求項3ないし5のいずれか1に記載の流量計において、流速増加手段を構成する一対の柱状部材を、翼形状の断面を有する柱を立設させて構成したものである。
【0019】
この流量計では、一対の柱状部材を、翼形状の柱を立設して構成させることにより、流体が一対の柱状部材の間に容易に導かれると共に、一対の柱状部材の間に導かれた流体を容易に後端部から排出させることができる。
【0020】
請求項8記載の流量計は、請求項1ないし7のいずれか1に記載の流量計において、第1の流速センサが配管の内壁面に小流路に臨む位置に複数設けられると共に、これら複数の第1の流速センサの出力信号より大流量用計測領域における流速の平均値を算出して流量演算手段に出力する大流量用計測領域の平均流速演算手段を更に備えるように構成したものである。
【0021】
この流量計では、複数の第1の流速センサの出力信号より大流量用計測領域における流速の平均値が算出され、流量演算手段では、この平均流速値に基づいて大流量用計測領域における流量を演算する。
【0022】
請求項9記載の流量計は、請求項1ないし7のいずれか1に記載の流量計において、第2の流速センサが配管の内壁面に小流路に臨む位置に複数設けられると共に、これら複数の第2の流速センサの出力信号より小流量用計測領域における流速の平均値を算出して流量演算手段に出力する小流量用計測領域の平均流速演算手段を更に備える構成としたものである。
【0023】
この流量計では、複数の第2の流速センサの出力信号より小流量用計測領域における流速の平均値が算出され、流量演算手段では、この平均流速値に基づいて流量を演算する。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0025】
図1は本発明の一実施の形態に係る流量計の構成を表す断面図であり、図2は図1のA−A線の矢視方向の断面構造を表している。本実施の形態に係る流量計は、ガスメータとして使用されるものである。この流量計10Aは、ガス20を受け入れる入口部11とガス20を排出する出口部12とを有する配管10を備えている。配管10内の流路13の径は例えば50mmである。流路13内にはその長手方向にそって小流量用計測領域15および大流量用計測領域16が設けられている。小流量用計測領域15にはガス20の流れを整える整流部材としての整流ストレーナ14が設けられている。
【0026】
整流ストレーナ14は、図2に示したように、仕切壁により、大流量用計測領域16の流路13を、より小さな断面積を有する複数の小流路14Aに分割ており、これらの分割された小流路14Aをガス20が流れるようになっている。小流路14Aの断面形状は、図2に示したような三角形状の他、波形、六角形状等、他の形状であっても良い。小流路14Aに対応して配管10には小流量用流速センサ挿入部17a,17bが互いに対向する位置(図では上下位置)に設けられている。また、これら小流量用流速センサ挿入部17a,17bには、第2の流速センサとしての小流量用流速センサ15a,15bを含むセンサユニット150a,150bが着脱可能に取り付けられるようになっている。整流ストレーナ14において、小流量用流速センサ15a,15bの検出部の近傍には、例えば、深さ15mm前後、長手方向の長さ27mm前後の取付溝21a,21bが設けられている。なお、整流ストレーナ14の上流側および下流側には例えば#100メッシュ程度の金網19a,19bが設けられている。
【0027】
大流量用計測領域16においても、配管10には大流量用流速センサ挿入部18a,18bが互いに対向する位置(図では上下位置)に設けられている。これら大流量用流速センサ挿入部18a,18bには、第1の流速センサとしての大流量用流速センサ16a,16bがセンサ保持部161a,161bによって保持された状態で取り付けられている。
【0028】
センサユニット150a,150bは、小流量用流速センサ15a,15bが設けられた小流路14Aを通過するガス20の流速を増加させる流速増加手段としてのノズル22a,22bを含んでいる。また、センサユニット150a,150bは、ノズル22a,22bを保持するためのノズル保持部23a,23bと、小流量用流速センサ15a,15bを保持するためのセンサ保持部151a,151bとを含んでいる。すなわち、センサユニット150aにおいては、ノズル22aがノズル保持部23aによって保持されると共に、小流量用流速センサ15aがセンサ保持部151aによって保持されるようになっており、センサユニット150bにおいては、ノズル22bがノズル保持部23bによって保持されると共に、小流量用流速センサ15bがセンサ保持部151bによって保持されるようになっている。また、センサユニット150aにおいては、ノズル22a,ノズル保持部23a,小流量用流速センサ15aおよびセンサ保持部151aが全て一体化されて構成され、センサユニット150bにおいては、ノズル22b,ノズル保持部23b,小流量用流速センサ15bおよびセンサ保持部151bが全て一体化されて構成されるようになっている。このように、上記各要素を一体化してセンサユニット150a,150bを構成すると共に、このセンサユニット150a,150bを小流量用流速センサ挿入部17a,17bに対して着脱可能に構成することにより、上記各構成要素の配管10への取り付けが簡略化される。なお、センサユニット150a,150bの各構成要素を、全て一体化せず、各構成要素を分離可能に構成するようにしても良い。
【0029】
小流量用流速センサ15a,15bは、その検出部が整流ストレーナ14により形成された複数の小流路14Aのうち最も壁面に近い小流路14Aの中央部に臨むような状態となるように構成されている。ノズル22a,22bは、整流ストレーナ14に設けられた取付溝21a,21b内に位置するように構成されている。ノズル22a,22bは、図2に示したように、取付溝21a,21b内の空間容積を減少させることにより、小流量用流速センサ15a,15bが設けられた小流路14Aの周辺部分の空間容積を減少させ、小流路14Aを通過するガス20の流速を増加させるようになっている。
【0030】
図3および図4は、ノズル22a,22bの詳細な構成の一例を表す説明図である。また、図8は、ノズル22a,22bの他の構成例を表す説明図である。図3および図4に示したように、ノズル22a,22bは、小流量用流速センサ15a,15bの両脇に立設した一対の柱状部材により構成されている。ノズル22a,22bを構成する一対の柱状部材は、先端部51が、小流路14Aの上流に向かうに従い、互いの幅が広くなるように小流量用流速センサ15a,15bの両脇に立設しており、これにより、一対の柱状部材の間に流速が増加されたガス20を通過させ易くなっている。ノズル22a,22bの高さは、例えば10mm前後であり、その構成材料としては、例えば、アルミニウムやステンレス等の金属または樹脂等が適用される。ノズル22a,22bは、少なくとも先端部51または後端部52の内側(小流量用流速センサ15a,15bが設けられた側)が流線形状を成していることが望ましい。先端部51を流線形状に構成することにより、図4に示したように、ガス20がノズル22a,22bの間に容易に導かれ、ガス20の流速も増加し易くなる。また、後端部52を流線形状に構成することにより、ノズル22a,22bの間に導かれたガス20が容易に後端部52を通過するようになり、後端部52においてガス20が澱んでしまうことが防止されるようになる。
【0031】
なお、ノズル22a,22bの構成は、図3に示したような形状の一対の柱状部材を立設したものに限らず、他の形状で構成しても良い。例えば、ノズル22a,22bを、図8(A)に示したように、先端部が流線形状を成したナイフ形状のノズル22a1,22b1により構成しても良い。また、ノズル22a,2
2bを、例えば図8(B)に示したように、全体が流線形状を成した飛行機の翼形状のノズル22a2,22b2により構成しても良い。更に、ノズル22a,
22bを、例えば図8(C)に示したように、先端部から後端部に向かうにつれて面積の狭くなる涙滴形状のノズル22a3,22b3により構成しても良い。
【0032】
図5(A),(B)は上記整流ストレーナ14の有無による流速分布の違いを説明するためのものであり、図5(A)は本実施の形態のように整流ストレーナ14が設置された場合の流速分布30、図5(B)は整流ストレーナがない流路13における流速分布31をそれぞれ表すものである。なお、図では、説明の簡略化のため、小流量用流速センサ15a,15bの近傍に設けられるノズル22a,22bの図示を省略している。一般的に、流速分布は各流路の中心部が最も速く、壁面に近くになるにつれて遅くなる。そのため、図5(B)のように整流ストレーナ14がない場合には、壁面に取り付けられた小流量用流速センサ15a,15bと流速分布31のピーク部(すなわち、流路13の中央部)との間に隔たりがあり、小流量用流速センサ15a,15bでは流速分布31のうち流速の比較的遅い部分の流速を計測することとなる。これに対して、本実施の形態では、整流ストレーナ14により複数の小流路14Aが形成されており、各小流路14A毎に流速分布30がある。そのため流速分布30のピーク部(すなわち、小流路14Aの中央部)と配管10の壁面との距離が短く、壁面に取り付けた小流量用流速センサ15a,15bの検出部が流速分布30のピーク部に対応する位置にあるため、計測感度は高くなっている。また、本実施の形態では、上述したように、小流路14Aを通過するガス20の流速を増加させるノズル22a,22bが小流量用流速センサ15a,15bの両脇に設けられているため、計測感度がより高くなっている。
【0033】
なお、小流量用流速センサ15a,15bおよび大流量用流速センサ16a,16bは、図示しないが、発熱部とこの発熱部の上流側および下流側に配設された2つの温度センサを有し、2つの温度センサによって検出される温度の差を一定に保つために必要な発熱部に対する供給電力から流速に対応する流量を求めたり、一定電流または一定電力で発熱部を加熱し、2つの温度センサによって検出される温度の差から流量を求めることができるようになっている。
【0034】
図6は本実施の形態に係る流量計10Aの回路部分の構成を示すブロック図である。流量計10Aは、小流量用流速センサ15a,15bの各出力信号に基づいて整流ストレーナ14により形成された小流路14A内の流速の平均値を算出する平均流速演算部41と、大流量用流速センサ16a,16bの各出力信号に基づいて大流量用計測領域16における流速の平均値を算出する平均流速演算部42と、流量に応じて、平均流速演算部41の出力と平均流速演算部42の出力の一方を選択して出力する信号切換部43と、この信号切換部43の出力に基づいて流量および積算流量を表示する表示部45と、流量演算部44によって算出された流量および積算流量を外部に出力するための外部出力端子46とを備えている。信号切換部43は、流量演算部44によって算出された流量が予め設定された小流量域にあるときは平均流速演算部41の出力を流量演算部44に出力し、流量演算部44によって算出された流量が予め設定された大流量域にあるときは平均流速演算部42の出力を流量演算部44に出力するようになっている。流量演算部44は、流量が予め設定された小流量域にあるときには平均流速演算部41の出力である流速の平均値に整流ストレーナ14内の小流路14Aに対応した配管形状係数およびノズル22a,22bの形状に対応した補正係数を乗算して流量を算出するようになっている。また、流量演算部44は、流量が予め設定された大流量域にあるときには平均流速演算部42の出力である流速の平均値に整流ストレーナ14の下流の流路13に対応した配管形状係数を乗算して流量を算出するようになっている。
【0035】
なお、小流量域と大流量域とを一部重複させて、流量が増加する場合には流量が重複領域の上限値に達したときに平均流速演算部41の出力から平均流速演算部42の出力へ切り換え、流量が減少する場合には流量が重複領域の下限値に達したときに平均流速演算部42の出力から平均流速演算部41の出力へ切り換えて流量を算出するようにしても良い。平均流速演算部41,42、信号切換部43および流量演算部44は、例えばマイクロコンピュータによって構成することができる。
【0036】
次に、本実施の形態に係る流量計10Aの作用について説明する。
【0037】
入口部11から取り入れられたガス20は、まず、小流量用計測領域15において、整流ストレーナ14内の複数の小流路14Aをそれぞれを通過する。複数の小流路14Aを通過するガス20のうち、一部分は、小流量用流速センサ15a,15bの両脇に立設したノズル22a,22bに達する。ガス20は、ノズル22a,22bに達すると、ノズル22a,22bの作用により、その流速が増加させられる。流速が増加させられたガス20は、ノズル22a,22bの中央部に位置し、流路13の内壁面に設けられた小流量用流速センサ15a,15bを通過する。その際、小流量用流速センサ15a,15bは、ノズル22a,22bによって流速が増加させられたガス20の流速に応じた信号を出力する。小流量用計測領域15を通過したガス20は、大流量用計測領域16を通過して出口部12より排出される。その際、大流量用流速センサ16a,16bが大流量用計測領域16を通過するガス20の流速に応じた信号を出力する。
【0038】
平均流速演算部41は、整流ストレーナ14内の小流路14Aにおける小流量用流速センサ15a,15bの各出力信号に基づいて小流路14A内における流速の平均値を算出し、平均流速演算部42は、大流量用計測領域16における大流量用流速センサ16a,16bの各出力信号に基づいて大流量用計測領域16における流速の平均値を算出する。信号切換部43は、流量演算部44によって算出された流量が予め設定された小流量域にあるときには平均流速演算部41の出力を流量演算部44に出力し、流量演算部44によって算出された流量が予め設定された大流量域にあるときには平均流速演算部42の出力を流量演算部44に出力する。流量演算部44は、流量が予め設定された小流量域にあるときは平均流速演算部41の出力である流速の平均値に基づいて流量および積算流量を算出し、流量が予め設定された大流量域にあるときには平均流速演算部42の出力である流速の平均値に基づいて流量および積算流量を算出する。流量演算部44によって算出された積算流量は表示部45によって表示される。なお、小流量域と大流量域を一部重複させて、重複領域では流量演算部44、平均流速演算部41の出力である流速の平均値に基づいて算出される流量と平均流速演算部42の出力である流速の平均値に基づいて算出される流量との平均値を求め、この平均値を計測された流量としても良い。
【0039】
図7は、小流量用流速センサ15a,15bにおいて、測定条件を変化させて観測したセンサ出力値の一例を示す説明図である。図では、測定条件を4通り変化させた場合について得られた測定結果を示している。測定条件B〜Dは、小流量用流速センサ15a,15bの近傍に上記したノズル22a,22bを設けるようにして流速を測定した場合であり、測定条件Aは、ノズル22a,22bを設けずに流速を測定した場合(ノズル22a,22bの高さが0である場に相当)について示している。
【0040】
また、測定条件B〜Dにおいては、小流量用流速センサ15a,15bの検出部に対して深さが約11.5mmの取付溝21a,21bに、それぞれ小流量用流速センサ15a,15bの検出部に対する高さが約10mm,7mmのノズル22a,22bを取り付けた場合について示している。すなわち、測定条件B〜Dにおいては、小流量用流速センサ15aの近傍に、高さ約10mmのノズル22aを取り付け、一方の小流量用流速センサ15bの近傍には、高さ約7mmのノズル22bを取り付けている。測定条件Dにおいては、小流量用流速センサ15a,15bの双方のセンサ出力値を同時観測している。測定条件Cにおいては、ノズル22bが取り付けられた小流量用流速センサ15bを閉止蓋で閉止することにより、高さ約10mmのノズル22aが取り付けられた小流量用流速センサ15aからのセンサ出力値を観測している。測定条件Bにおいては、ノズル22aが取り付けられた小流量用流速センサ15aを閉止蓋で閉止することにより、高さ約7mmのノズル22bが取り付けられた小流量用流速センサ15bからのセンサ出力値を観測している。なお、測定条件A〜Dのいずれの場合においても、測定に用いたガス20は空気であり、配管10内の流路13の径は約56mmである。また、図7に示したセンサ出力値は、微小流量(5リットル/hに相当する流量)のガス20を導入した場合に、小流量用流速センサ15a,15bから出力されたネット(NET)パルスの値を示している。
【0041】
図7に示した測定結果から、ノズル22a,22bを設けなかった場合には(測定条件A)、小流量用流速センサ15a,15bにおいて微小流量のガス20の検知ができなかった(センサ出力値が0であった)のに対し、ノズル22a,22bを設けた場合には(測定条件B〜D)、少なくとも7パルスを越えるセンサ出力があり、微小流量のガス20であっても流速の検知が可能となっていることが分かる。このことから、ノズル22a,22bを設けることにより、小流量用流速センサ15a,15bにおける事実上の測定感度が上がっていることが分かる。
【0042】
また、高さ約10mmのノズル22aが取り付けられた小流量用流速センサ15aのセンサ出力値(測定条件C)、高さ約7mmのノズル22bが取り付けられた小流量用流速センサ15bのセンサ出力値(測定条件B)に比べて、約2倍の値となっている。これは、小流量用流速センサ15aと小流量用流速センサ15bとを別々に観測した場合においても(測定条件B,)、小流量用流速センサ15a,15bを同時に観測した場合においても同様である(測定条件D)。このことから、ノズル22a,22bの高さ(大きさ)を大きくして、小流量用流速センサ15a,15bが設けられた小流路14Aの周辺部分の空間容積を減少させた場合の方が、小流量用流速センサ15a,15bにおける事実上の測定感度を更に向上できるようになることが分かる。
【0043】
以上説明したように、本実施の形態における流量計によれば、小流量用流速センサ15a,15bを配管10の内壁面に取り付けると共に、小流量用流速センサ15a,15bをそれぞれ整流ストレーナ14により分割された小流路14Aに臨ませ、小流量用流速センサ15a,15bの検出部が小流路14A内の中心部に位置するようにしたので、ガス20の流れの乱れの影響を受けず、正確で感度の高い計測を行うことができる。また、本実施の形態では、小流量用流速センサ15a,15bおよび大流量用流速センサ16a,16bを配管10に直接取り付けることができるので、平均流速演算部41,42および流量演算部44が含まれる計測装置本体との間の結線を容易にすることができる。また、小流量用流速センサ15a,15bおよび大流量用流速センサ16a,16bの異常時には流路13全体を分解せずに、保守を行うことができる。
【0044】
また、本実施の形態における流量計によれば、小流量用流速センサ15a,15bの近傍にノズル22a,22bを設けて小流路14Aを通過するガス20の流速を増加させ、この流速が増加させられたガス20の流速を小流量用流速センサ15a,15bにおいて測定するようにしたので、整流ストレーナ14のみを用いて流速を測定した場合よりも、更に正確で感度の高い計測を行うことができる。また、ノズル22a,22bの先端部51および後端部52を流線形状に構成するようにしたので、ガス20がノズル22a,22bの間に容易に導かれ、ガス20の流速を増加させ易くできると共に、ノズル22a,22bの間に導かれたガス20を容易に後端部52から排出させることができ、後端部52においてガス20が澱んでしまうことを防止できる。
【0045】
更に、本実施の形態における流量計によれば、小流量用流速センサ15a,15bおよびノズル22a,22bを含んで一体構成されたセンサユニット150a,150bを小流量用流速センサ挿入部17a,17bに対して着脱可能に構成するようにしたので、小流量用流速センサ15a,15bおよびノズル22a,22bの配管10への取り付けを簡略化することができる。
【0046】
以上実施の形態を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、種々変形可能である。例えば、上記実施の形態においては、小流量用流速センサ15a,15bを配管10の内壁面に取り付け、小流量用流速センサ15a,15bをそれぞれ整流ストレーナ14により分割された小流路14Aに臨ませるようにしたが、この小流量用流速センサ15a,15bを取り付ける位置は、配管10の内壁面に限らず、整流ストレーナ14の内部であっても良い。
【0047】
図9は、図1に示した流量計において小流量用流速センサ15a,15bを設置する位置を変化させた場合におけるセンサ出力特性を示した図である。この特性図では、小流量用流速センサ15a,15bを設置する位置を、整流ストレーナ14の内部方向(ガス20の進行方向に垂直な方向)に変化させた場合における流量とセンサ出力値との関係を示している。但し、この特性図は、小流量用流速センサ15a,15bの近傍にノズル22a,22bを設けなかった場合について得られた結果であり、測定用のガス20には空気を用いている。また、配管10内の流路13の径は約56mmである。この図において、符号91,92,93,94は、それぞれ小流量用流速センサ15a,15bを配管10の内壁面から整流ストレーナ14の内部方向に8mm,16mm,17mm,24mmだけ離した位置に配置した場合におけるセンサ出力特性を示している。
【0048】
図9の特性図から分かるように、整流ストレーナ14の内部であれば、小流量用流速センサ15a,15bを設置する位置を変化させたとしても、その出力値は、ほぼ同一である。このことから、必ずしも小流量用流速センサ15a,15bを取り付ける位置を配管10の内壁面にしなくとも、小流量用流速センサ15a,15bをそれぞれ整流ストレーナ14により分割された任意の小流路14Aに臨ませ、その検出部を任意の小流路14A内の中心部に位置するようにすることで、ガス20の流れの乱れの影響を受けず、正確で感度の高い計測を行うことができるようになることが分かる。但し、上記したように、小流量用流速センサ15a,15bを配管10の内壁面に取り付けた方が、例えば、計測装置本体との間の結線の容易性やセンサ異常時における保守の容易性では優れているため、この観点から、小流量用流速センサ15a,15bを配管10の内壁面に取り付けた方が望ましい。
【0049】
また、上記実施の形態においては、小流量用流速センサ15a,15bのそれぞれに、ノズル22a,22bを設けるようにしたが、このノズル22a,22bを、整流ストレーナ14を完全に貫通するような単体のノズルで構成しても良い。このようにすることで、ノズル22a,22bの場合のように、ノズル22a,22bを別々に整流ストレーナ14に取り付ける必要がないので、その取り付けを容易にすることが可能となる。
【0050】
更に、上記実施の形態においては、2つの小流量用流速センサ15a,15bおよび2つの大流量用流速センサ16a,16bを設けるようにしたが、これらの数は任意である。但し、各流速センサを複数設けた場合には、1の流速センサに異常が発生した場合でも他の流速センサで計測を行うことができるため、信頼性上、各流速センサの数は2以上とすることが望ましい。
【0051】
また、大流量用計測領域16を上流側に、小流量用計測領域15を下流側に形成しても良い。更に、流路13の断面形状は円形に限らず、半円、楕円、四角等の形状であっても良い。また、小流量用流速センサ15a,15bおよび大流量用流速センサ16a,16bとしては、発熱部と2つの温度センサを有する流速センサに限らず、例えば、1つの発熱部を有し、この発熱部の温度(抵抗)を一定に保つために必要な発熱部に対する供給電力から流速を求めたり、一定電流または一定電力で発熱部を加熱し、発熱部の温度(抵抗)から流速を求めるものでも良い。更に、流速センサとして、超音波を利用した超音波センサを用いても良い。また、本発明は、ガス以外の気体、および気体のみならず液体の流量を計測する流量計にも適用することが可能である。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1ないし9のいずれか1に記載の流量計によれば、配管の流路の長手方向にそって第1の流速センサが設けられる大流量用計測領域と、第2の流速センサが設けられる小流量用計測領域とを設け、更に、小流量用計測領域には、複数の小流路を形成する整流部材を設けると共に、第2の流速センサの設けられた小流路に対応した位置に、この小流路を通過する流体の流速を増加させる流速増加手段を設けるようにしたので、広い流量範囲で正確にガス等の流体流量を測定することができるという効果を奏する。
【0053】
また、特に、請求項4に記載の流量計によれば、流速増加手段を構成する一対の柱状部材を、流路の上流に向かうに従い、互いの幅が広くなるように第2の流速センサの両脇に立設して構成するようにしたので、一対の柱状部材の間を流体が通過し易くなり、流体の流速を増加させ易くなるという効果を奏する。
【0054】
また、特に、請求項5に記載の流量計によれば、流速増加手段を構成する一対の柱状部材と第2の流速センサとを一体化してセンサユニットを構成すると共に、センサユニットを配管の壁面に対して着脱可能に構成するようにしたので、一対の柱状部材と第2の流速センサを配管に取り付けることが簡略化されるという効果を奏する。
【0055】
特に、請求項6に記載の流量計によれば、流速増加手段を第2の流速センサの両脇に立設した一対の柱状部材により構成し、この一対の柱状部材の少なくとも先端部または後端部を流線形状を成すように構成するようにしたので、先端部を流線形状にした場合には、流体が一対の柱状部材の間に容易に導かれ、流体の流速を増加させ易くできると共に、後端部を流線形状にした場合には、一対の柱状部材の間に導かれた流体を容易に後端部から排出させることができ、後端部において流体が澱んでしまうことを防止できるという効果を奏する。
【0056】
特に、請求項8または9に記載の流量計によれば、第1の流速センサまたは第2の流速センサを複数個設置して、それぞれの流速センサの出力の平均値を測定結果としているため、測定精度が向上すると共に第1の流速センサまたは第2の流速センサの1つに異常が発生したときには、異常が発生していない他の第1の流速センサまたは第2の流速センサにより流量の測定を行うことができるため、信頼性が向上するという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る流量計の概略構成を表す縦断面図である。
【図2】図1に示した流量計におけるA−A線の矢視方向の断面図である。
【図3】図1に示した流量計におけるノズルの詳細な構成の一例を表す斜視図である。
【図4】図1に示した流量計におけるノズルの詳細な構成の一例を表す説明図である。
【図5】図1に示した流量計における整流ストレーナの作用を説明するための図であり、同図(A)は流量計内に整流ストレーナを取り付けた場合の流路内の流速分布、同図(B)は流量計内に整流ストレーナを取り付けていない場合の流路内の流速分布をそれぞれ表す図である。
【図6】図1に示した流量計の回路構成を表すブロック図である。
【図7】図1に示した流量計の小流量用流速センサにおいて、測定条件を変化させて観測したセンサ出力値の一例を示す説明図である。
【図8】図1に示した流量計におけるノズルの他の構成例を示す説明図である。
【図9】図1に示した流量計において小流量用流速センサを設置する位置を変化させた場合のセンサ出力特性を示す説明図である。
【図10】従来の流量計の構成を表す断面図である。
【符号の説明】
10A 流量計
10 配管
11 入口部
12 出口部
13 流路
14 整流ストレーナ(整流部材)
14A 小流路
15 小流量用計測領域
15a,15b 小流量用流速センサ(第2の流速センサ)
16 大流量用計測領域
16a,16b 大流量用流速センサ(第1の流速センサ)
17a,17b 小流量用流速センサ挿入部
18a,18b 大流量用流速センサ挿入部
19a,19b 金網
20 ガス
21a,21b 取付溝
22a,22b ノズル(流速増加手段)
23a,23b ノズル保持部
150a,150b センサユニット
151a,151b センサ保持部

Claims (9)

  1. 流体が通過する一定断面積で直線状の流路を有すると共に、前記流路の長手方向にそって小流量用計測領域および大流量用計測領域が設けられた配管と、
    この配管の流路内の小流量用計測領域に設けられると共に、前記流路よりも断面積の小さな複数の小流路を形成する整流部材と、
    前記配管の流路内の大流量用計測領域に設けられると共に、この大流量用計測領域を通過する流体の流速に応じた信号を出力する第1の流速センサと、
    前記整流部材により形成された複数の小流路のうち前記配管の流路内壁近傍の小流路内に設けられると共に、この小流路を通過する流体の流速に応じた信号を出力する第2の流速センサと、
    この第2の流速センサの設けられた小流路に対応した位置に設けられ、この小流路を通過する流体の流速を増加させる流速増加手段と、
    流量に応じて、前記第1の流速センサの出力信号と前記第2の流速センサの出力信号の少なくとも一方に基づいて流量を算出する流量演算手段と
    を備えたことを特徴とする流量計。
  2. 前記流速増加手段は、前記第2の流速センサが設けられた小流路における前記第2の流速センサの周辺の空間容積を減少させることにより、前記小流路を通過する流体の流速を増加させることを特徴とする請求項1記載の流量計。
  3. 前記流速増加手段は、前記第2の流速センサの両脇に立設した一対の柱状部材により構成されていることを特徴とする請求項1または2記載の流量計。
  4. 前記流速増加手段を構成する一対の柱状部材は、前記流路の上流に向かうに従い、互いの幅が広くなるように前記第2の流速センサの両脇に立設して構成されていることを特徴とする請求項3記載の流量計。
  5. 前記流速増加手段を構成する一対の柱状部材と、前記第2の流速センサとが一体化されてセンサユニットが構成されていると共に、前記センサユニットが前記配管の壁面に対して着脱可能となっていることを特徴とする請求項3または4記載の流量計。
  6. 前記流速増加手段を構成する一対の柱状部材は、少なくとも先端部または後端部が流線形状を成していることを特徴とする請求項3ないし5のいずれか1に記載の流量計。
  7. 前記流速増加手段を構成する一対の柱状部材は、翼形状の断面を有する柱が立設して構成されていることを特徴とする請求項3ないし5のいずれか1に記載の流量計。
  8. 前記第1の流速センサは前記配管の内壁面に複数設けられると共に、これら複数の第1の流速センサの出力信号より大流量用計測領域における流速の平均値を算出して前記流量演算手段に出力する大流量用計測領域の平均流速演算手段を更に備えたことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1に記載の流量計。
  9. 前記第2の流速センサは前記配管の内壁面に小流路に臨む位置に複数設けられると共に、これら複数の第2の流速センサの出力信号より小流量用計測領域における流速の平均値を算出して前記流量演算手段に出力する小流量用計測領域の平均流速演算手段を更に備えたことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1に記載の流量計。
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