JPH059446U - 指に付ける食事用具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 指から食物への汚れと、食物から指への汚れ
を防止する。 【構成】 柔軟な円錐状部材（１）の有する開口部
（２）の一部に摘み部（４）を設け、その円錐状部材を
折り畳んだ状態で接着部（３）を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、手の指に食事用具を付けて食事をする、指に付ける食事用具に関 するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、鳥の骨付き唐揚げであるフライドチキンを食するにおいて、アルミ箔や ナプキンを一部に巻き付けたり、直接指で摘んだりして食べていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これは次のような欠点があった。 （イ） アルミ箔や、ナプキンを巻き付けるのがめんどうであった。 （ロ） 指で摘むと、フライドチキンの油や塩が指についた。 本案は、これらの欠点を解消するためになされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

開口部（２）を有する円錐状部材（１）に、接着部（３）を設ける。 そして、開口部（２）の一部に摘み部（４）を設ける。 本案は、以上のような構成よりなる指に付ける食事用具である。

【０００５】

【作用】

摘み部（４）をつまみ、他方の手の装着する指を、開口部（２）より円錐状部 材（１）内に挿入し、接着部（３）を突き破るように、摘み部（４）を指の付け 根方向に引く。

【０００６】

【実施例】

以下、本案の実施例について説明する。 （イ） 開口部（２）を有する柔軟性の円錐状部材（１）を折り畳んだ状態にし て、破線状の接着部（３）を設ける。 （ロ） 開口部（２）の一部に摘み部（４）を設ける。 本案は以上のような構造で、これを使用するときは、摘み部（４）をつまんで 他方の手の装着する指を開口部（２）より、柔軟性の円錐状部材（１）内に挿入 し、破線状の接着部（３）を適度に突き破るように、摘み部（４）を指の付け根 方向に引く。 このことにより破線状の接着部（３）のあたりが、図５で示すように指にフィ ットして容易にずり落ちしなくなる。 図６は、少し大きめの親指用（５）と、人差し指または中指用（６）を一組で 一体に形成したもので、ミシン目（７）で分割して使用する。 また図７で示すように、円錐状部材（１）の代りに、円筒状部材（８）を用い ることもでき、指先の空気抜きのために空気孔（９）を設けてもよい。

【０００７】

【考案の効果】

食物を摘む動作が従来通り片手で容易に行へ、直接指を触れないため清潔であ り、指が汚れている場合でも衛生的である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図である。

【図２】本考案の平面図である。

【図３】本考案の側面図である。

【図４】本考案の変化例を示す平面図である。

【図５】本考案の使用状態を示す図面である。

【図６】本考案の実施例を示す平面図である。

【図７】本考案の他の変化例を示す平面図である。

【符号の説明】

１ 円錐状部材 ２ 開口部 ３ 接着部 ４ 摘み部 ５ 親指用 ６ 人差し指または中指用 ７ ミシン目 ８ 円筒状部材 ９ 空気孔 １０ 連結部 Ａ 指

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 開口部（２）を有する円錐状部材（１）
   に、接着部（３）を設けてなる指に付ける食事用具。
2. 【請求項２】 開口部（２）の一部に摘み部（４）を設
   けてなる請求項１記載の指に付ける食事用具。