JPH09122037A - ペーパーナプキン - Google Patents

ペーパーナプキン

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JPH09122037A
JPH09122037A JP28190695A JP28190695A JPH09122037A JP H09122037 A JPH09122037 A JP H09122037A JP 28190695 A JP28190695 A JP 28190695A JP 28190695 A JP28190695 A JP 28190695A JP H09122037 A JPH09122037 A JP H09122037A
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JP
Japan
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paper
paper napkin
slit
napkin
hands
Prior art date
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Pending
Application number
JP28190695A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeko Tsunetomo
シゲ子 常友
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TSUNETOMO YUUZOU
Original Assignee
TSUNETOMO YUUZOU
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Filing date
Publication date
Application filed by TSUNETOMO YUUZOU filed Critical TSUNETOMO YUUZOU
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Publication of JPH09122037A publication Critical patent/JPH09122037A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 手にフィットして使いやすく、低コストで使
い捨てとして用いることのできるペーパーナプキンを提
供する。 【解決手段】タオル紙をシート状に形成し、その上記シ
ート状の二分された一方に、左右一本づづスリットAを
設ける。使用に際しては、二つ折りにしたタオル紙の一
方のスリットAに親指を挿入し、他方に人指し指と中指
とを挿入し、指とスリットAとを係合させる。手を開閉
すると、重ね合わせたタオル紙も手の動きに合わせて一
体に動かすことができるため、例えば、布巾に代えてな
べの取っ手などを掴んだ場合、手にタオル紙を添わせて
フィットさせ、掴み易くできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、紙などのペーパ
ー体をシート状に形成し、ものを掴む際や拭き取る際に
用いられる例えば、タオル紙やナプキン紙などのペーパ
ーナプキンに関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】薄い紙などのペーパー体を
シート状に形成し、ものを掴む際や拭き取る際に用いら
れるペーパーナプキンとして例えば、タオル紙やナプキ
ン紙などの所謂、使い捨てのナプキン類がある。
【0003】このような紙製のペーパーナプキンは、一
般に、パルプ、古紙などを原料とし、クレープ(シワ)
をつけて柔軟性と吸水性を高め、布巾、タオル、ナプキ
ンの代用として使用できるようにしてある。
【0004】しかしながら、上記のようなペーパーナプ
キンでは、紙であることから、やはり、布に比べて柔軟
性に欠け(布巾などでは、再使用のため糊が取れて柔軟
になる)例えば、布巾に代えてなべの取っ手などを掴ん
だ場合、手との馴染みが悪くて手に添い難く、浮き上が
った部分ができて取っ手との密着度が低くなり、布巾に
比べて滑りやすく持ち難い、という問題がある。特に、
熱いものを掴むため、ペーパーナプキンを折り畳んで重
ねて用いると、重ねたナプキン同士の滑りもあり、持ち
難いという問題がある。
【0005】このような浮き上がりによる問題は、例え
ば、ペーパーナプキンでものを包んで食べようとする場
合や拭き取りを行おうとする場合などの際にも問題とな
る。
【0006】すなわち、ペーパーナプキンでものを包ん
で食べようとする場合には、ペーパーナプキンを指先で
摘むようにして掴むため、ものを包んだきわの部分が浮
き上がり、その浮き上がりが包んだものを覆って食べる
際の邪魔をする。そのため、場合によってはペーパーナ
プキンを一緒に食べてしまうという問題がある。
【0007】また、拭き取りの場合では、例えば棒状の
箸などを拭き取ろうとペーパーナプキンを箸などに巻き
付けてスライドさせた場合でも、密着度が低いため、浮
き上がった部分により上手く拭き取れないという問題が
ある。
【0008】そこで、この発明の課題は、手にフィット
して使いやすく、しかも、それを低コストで実現し、使
い捨てとして用いることのできるペーパーナプキンを提
供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1に係る発明では、紙などのペーパー体をシ
ート状に形成したペーパーナプキンにおいて、上記シー
ト状のペーパーナプキンの二分された一方に、前記シー
トを二分する二分線に対して垂直なスリットが所定間隔
を置いて左右に設けられている構成を採用したのであ
る。
【0010】このとき、請求項2に係る発明では、上記
左右のスリットがそれぞれ並行な2本のスリットからな
る構成を採用したのである。
【0011】また、請求項3に係る発明では、上記スリ
ットを貫通孔とした構成を採用したのである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明することにする。
【0013】図1に第1実施形態として請求項1に係る
ペーパーナプキン1を示す。
【0014】このペーパーナプキン1は、例えばタオル
紙からなるペーパー体をシート状に形成したもので、台
所で使われる所謂キッチンタオルといわれるものであ
る。
【0015】上記シート状に形成されたペーパーナプキ
ン1は、二分された一方にスリットAが設けられてい
る。
【0016】前記スリットAは、左右一本づづ設けられ
た2本のスリットAからなり、各スリットはペーパーナ
プキン1を二分する二分線2に対して垂直に形成され、
所定間隔を置いて設けられている。
【0017】すなわち、図1の本形態では、スリットA
は上下方向に2等分したペーパーナプキン1の下方部分
に設けられ、その下方部分に設けられた各スリットAは
前記二分線2から下方向に向けて形成されている。ま
た、このように形成された各スリットAは、図示はして
いないが横方向の二分線を中心として左右方向に所定の
距離、本形態では、一方のスリットAに親指を挿入した
際、他方のスリットAに人差し指と中指とが挿入できる
間隔を置いて設けられている。
【0018】この実施形態は以上のように構成され、こ
のペーパーナプキン1では、例えば台所などで盛りつけ
や油ぎりなどに使う際には、細いスリットAを設けただ
けなので、通常のペーパーナプキン1と同じように使う
ことができる。
【0019】一方、熱いものを掴むときや汚れものを拭
き取るときには、図2に示すように、上記二分線2で二
つ折りにし、二つ折りにしたペーパーナプキン1の一方
のスリットAに親指を挿入し、他方に人指し指と中指と
を挿入して指とスリットAとを係合させる。
【0020】すると、手を開閉すると、重ね合わせたペ
ーパーナプキン1も手の動きに合わせて手と一体に動
く。このとき、ペーパーナプキン1はスリットAによっ
て指からの落下も防がれる。
【0021】このため、例えば図2に示すように、布巾
に代えてなべの取っ手などを掴んだ場合、ペーパーナプ
キン1が手に添い、フィットして重ねたナプキン同士の
滑りに関係なく掴み易い。
【0022】また、ものを包んで食べようとする場合に
は、図3に示すように折り曲げ部分を指の腹で押さえる
ことになるので、その部分の浮き上がりを防ぐことがで
きる。
【0023】そのため、ペーパーナプキン1が浮き上が
って包んだものを覆うことがなく、食べる際の邪魔をす
ることがないため、ペーパーナプキン1を一緒に食べる
こともなく食べやすい。また、しっかりと持てるため、
食べている際にペーパーナプキン1がずれるのを防ぎ、
指が包んだものに触れるのを防ぐことができる。そのた
め、手を汚す恐れもない。
【0024】さらに、棒状のものを拭き取る際にも、折
り曲げ部分を指で押さえて拭き取ることができるので、
拭きむらを生じないようにできる。
【0025】このように、スリットAを設けることによ
り、ペーパーナプキン1にあまり手を加えずに、ローコ
ストで手にフィットして使いやすいペーパーナプキン1
を提供できる。
【0026】図4(a),(b)に第2実施形態として
請求項2に係るペーパーナプキン1’を示す。
【0027】このペーパーナプキン1’は、第1実施形
態のスリットAを左右2本ずつA,Bとしたもので、耐
熱性を向上させるとともに、手の小さな子供の使用も可
能としたものである。
【0028】すなわち、この形態では、第2のスリット
Bを第1実施形態のスリットAの内側にそれぞれ設ける
ことにより、このペーパーナプキン1’を例えば大人が
使用する場合には、図5(a)に示すように、スリット
AとスリットBとの間に指先を挿通し、指先をペーパー
ナプキン1’の上に出すようにすると、図6に示すよう
に、熱いものを掴む際に指先が2重のペーパーナプキン
1’によって保護されるため、耐熱性を向上させること
ができる。
【0029】一方、手の小さな子供が使用する場合、図
5(b)に示すように、内側の第2のスリットBに指を
挿入するようにすれば使用できるというものである。
【0030】このように、スリットA,Bを左右2本ず
つとすることにより、耐熱性を向上させるとともに、手
の小さな子供の使用も可能とすることができる。
【0031】他の構成及び作用効果については第1実施
形態と同じであるので、その説明は省略することとす
る。
【0032】図7に第3実施形態として上記スリットA
を貫通孔Cとしたものを示す。
【0033】この形態の場合、貫通孔Cは図7に示すよ
うに、指の先端が挿入できる大きさに形成されており、
この孔Cに指先を挿入することにより、第1実施形態と
同様にペーパーナプキン1を使用することができるよう
になっている。そのため、指の挿入がやりやすく使いや
すいという効果がある。
【0034】その際、両貫通孔Cのうち、人指し指と中
指とを挿入する側の貫通孔Cを二本の指を挿入できるよ
うに少し大きめにしておけばより使いやすくできる。
【0035】なお、このとき、貫通孔Cを設けたことに
より、通常の使用に支障が出る場合は、ミシン目により
貫通孔Cを形成しておき、そのミシン目を使用の際に抜
いて貫通孔Cを形成するようにすれば、盛りつけや油ぎ
りの際などの通常の使用に際しても支障ないものとする
ことができる。
【0036】他の作用効果については、第1実施形態と
同じなので、その説明は省略することにする。
【0037】図8に第4実施形態として、ペーパーナプ
キン1,1’におけるスリットA,Bの設け方について
の他の形態を示す。
【0038】すなわち、上記の形態では、ペーパーナプ
キン1,1’を幅方向に二等分してスリットAまたは
A、Bを設けたものを示したが、これに限定されるもの
ではなく、例えば図8(a)に示すように、シートを二
分する二分線2を他方に対して大きくしたり、同図
(b)に示すように、二分線2を対角線とし、その対角
線でシートを二分するようにしてもよいというものであ
る。
【0039】なお、上記実施形態では、ペーパーナプキ
ンに紙を用いたものを示したが、これに限定されるもの
ではなく、材質においては、薄くて柔軟性のあるペーパ
ー状のものであれば、ポリエチレン、ナイロン、ビニー
ルなども含むものとする。
【0040】また、上記実施形態では、シート状に形成
されたものについて述べたが、これは、例えばロール状
に形成されたペーパーナプキンであってもシート状に分
離できるものも含む。
【0041】因みに、上記ペーパーナプキンの、形状を
小さなものとすれば、串ものを食べる際に、小さな串の
端を持つときに邪魔にならず、しっかりと串を持てるよ
うにすることができる。また、このような家庭や家庭の
台所での使用以外にも、このペーパーナプキンは、例え
ばハンバーガー、フライドチキンやドーナツなどのファ
ーストフード店でペーパーナプキンとして用いれば、そ
れらのファーストフードを食べやすく、しかも、食べて
いる際に手を汚れ難くできるので最適である。
【0042】
【発明の効果】この請求項1に係る発明は、以上のよう
に構成し、ペーパーナプキンにスリットを設け、そのス
リットに指先を挿入してものを掴めるようにしたので、
ものを掴む際に手にフィットして使いやすく、手の汚れ
を防ぐことができ、効率良く作業が行え、低コストで使
い捨てとして用いることのできるペーパーナプキンを提
供することができる。
【0043】また、請求項2に係る発明は、上記スリッ
トを各々2本のスリットからなるものとしたことによ
り、上記効果に加え、高い温度まで、使用することがで
き、しかも、子供も大人も自由に使えるペーパーナプキ
ンを提供できる。
【0044】請求項3に係る発明では、スリットを貫通
孔としたことにより、上記効果に加え、指の挿入をやり
やすくして使いやすくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の平面図
【図2】第1実施形態の使用方法を説明する作用説明図
【図3】第1実施形態の使用方法を説明する作用説明図
【図4】(a)第2実施形態の平面図 (b)第2実施形態の断面図
【図5】(a),(b)第2実施形態の使用方法を説明
する作用説明図
【図6】第2実施形態の使用方法を説明する作用説明図
【図7】第3実施形態の平面図
【図8】(a),(b)第4実施形態の平面図
【符号の説明】
1,1’ペーパーナプキン 2 二分線 A スリット B 第2のスリット C 貫通孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙などのペーパー体をシート状に形成し
    たペーパーナプキンにおいて、 上記シート状のペーパーナプキンの二分された一方に、
    前記シートを二分する二分線に対して垂直なスリットが
    所定間隔を置いて左右に設けられていることを特徴とす
    るペーパーナプキン。
  2. 【請求項2】 上記左右のスリットがそれぞれ並行な2
    本のスリットからなることを特徴とする請求項1に記載
    のペーパーナプキン。
  3. 【請求項3】 上記スリットを貫通孔としたことを特徴
    とする請求項1に記載のペーパーナプキン。
JP28190695A 1995-10-30 1995-10-30 ペーパーナプキン Pending JPH09122037A (ja)

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JP28190695A JPH09122037A (ja) 1995-10-30 1995-10-30 ペーパーナプキン

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10101803C1 (de) * 2001-01-17 2002-03-14 Gudrun Elischer Faltbare Serviette
DE102007033572B4 (de) 2007-07-19 2018-07-19 Mank Gmbh Serviette
JP2021166689A (ja) * 2020-04-09 2021-10-21 株式会社Dice 食品取り分け器具用衛生カバー

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0668573B2 (ja) * 1985-06-10 1994-08-31 キヤノン株式会社 可変焦点距離レンズ

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