JPH0594348A - フアイルの更新方法 - Google Patents
フアイルの更新方法Info
- Publication number
- JPH0594348A JPH0594348A JP3254889A JP25488991A JPH0594348A JP H0594348 A JPH0594348 A JP H0594348A JP 3254889 A JP3254889 A JP 3254889A JP 25488991 A JP25488991 A JP 25488991A JP H0594348 A JPH0594348 A JP H0594348A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】更新処理を中断し、その処理を再開したとき、
更新済の更新ファイル内のレコード部のデータを重複し
て更新する必要のないファイルの更新方法を提供する。 【構成】情報処理装置内に設けられているデータの更新
時刻を記憶する開始時刻記憶部にデータの更新を開始し
た時刻を記憶させておく、また、更新ファイルの各レコ
ードにレコード回数を記憶させる。入力されたトランザ
クションデータが処理を終了したとき、開始時刻記憶部
の時刻を0に設定したおく。トランザクションデータが
入力され、更新ファイルの更新処理を開始するとき前述
の開始時刻記憶部内に記憶されている開始時刻が0でな
いときで、上述した更新ファイル中のレコード回数と情
報処理装置中のレコードカウンタの記憶している値とを
比較しレコードカウンタの値と比較しレコードカウンタ
の値の方が大なるときそのレコード領域内のデータをト
ランザクションデータに基づき更新する。
更新済の更新ファイル内のレコード部のデータを重複し
て更新する必要のないファイルの更新方法を提供する。 【構成】情報処理装置内に設けられているデータの更新
時刻を記憶する開始時刻記憶部にデータの更新を開始し
た時刻を記憶させておく、また、更新ファイルの各レコ
ードにレコード回数を記憶させる。入力されたトランザ
クションデータが処理を終了したとき、開始時刻記憶部
の時刻を0に設定したおく。トランザクションデータが
入力され、更新ファイルの更新処理を開始するとき前述
の開始時刻記憶部内に記憶されている開始時刻が0でな
いときで、上述した更新ファイル中のレコード回数と情
報処理装置中のレコードカウンタの記憶している値とを
比較しレコードカウンタの値と比較しレコードカウンタ
の値の方が大なるときそのレコード領域内のデータをト
ランザクションデータに基づき更新する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファイルデータの更新
方法に関し、特に更新ファイルの内容をトランザクショ
ンデータにより更新する場合のファイルデータの更新方
法に関する。
方法に関し、特に更新ファイルの内容をトランザクショ
ンデータにより更新する場合のファイルデータの更新方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、トランザクションデータによりそ
の内容が更新される更新ファイルの内容の更新を行うと
きには、外部記憶装置、たとえば、磁気テープ記憶装置
等に記憶させて保存しておいた更新ファイルを更新処理
を行う情報装置の主記憶部に読み出し、更新ファイル内
の更新すべきレコードすべてについて更新処理を行い、
更新処理管理ノートに更新したファイル名などを記録
し、このノートをみて二重更新を防いでいた。このよう
にして更新された更新ファイルは再び外部記憶装置に格
納される。また、更新処理が中断してしまって場合の再
処理は、更新直前に上述した外部記憶装置に記憶されて
いた更新ファイルを再び主記憶部に読み込んで更新処理
を最初からやり直していた。この再処理の操作は操作員
の判断にまかされていた。
の内容が更新される更新ファイルの内容の更新を行うと
きには、外部記憶装置、たとえば、磁気テープ記憶装置
等に記憶させて保存しておいた更新ファイルを更新処理
を行う情報装置の主記憶部に読み出し、更新ファイル内
の更新すべきレコードすべてについて更新処理を行い、
更新処理管理ノートに更新したファイル名などを記録
し、このノートをみて二重更新を防いでいた。このよう
にして更新された更新ファイルは再び外部記憶装置に格
納される。また、更新処理が中断してしまって場合の再
処理は、更新直前に上述した外部記憶装置に記憶されて
いた更新ファイルを再び主記憶部に読み込んで更新処理
を最初からやり直していた。この再処理の操作は操作員
の判断にまかされていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の更新フ
ァイルの内容の更新処理方法では、処理前に該当するフ
ァイル名の更新ファイルを外部記憶装置より読み出し、
入力されたトランザクションデータに従って一部更新が
行われ、情報処理装置の主記憶部に存在している場合で
もその更新処理の途中で処理が中断された場合には主記
憶部内にある更新ファイルをクリヤし、この更新処理を
開始する直前の該当更新ファイルを外部記憶装置より再
読出しを行い主記憶部に書き込み、この主記憶部に書き
込んだ更新ファイルについて入力されたトランザクショ
ンデータによりデータの更新を最初からやり直している
ので、更新ファイルの内容を処理前の状態に戻すための
データの復帰とすでに途中まで更新されたデータについ
ても改めて再更新されるため無駄な時間を必要とするこ
とと、トランザクションデータにより更新途中で中断さ
れた更新ファイルについてその直前の更新ファイルのデ
ータを外部記憶装置から読み出し、この読み出した更新
ファイルのデータにより主記憶部の内容を書き替えない
で更新処理を再開すると、それまで更新されたファイル
内容は二重に更新されるため、例えば更新前のデータ
(数値)にトランザクションデータによる数値を加算又
は減算する場合には目的としたデータの更新とは異なっ
たデータで更新されるという欠点があった。
ァイルの内容の更新処理方法では、処理前に該当するフ
ァイル名の更新ファイルを外部記憶装置より読み出し、
入力されたトランザクションデータに従って一部更新が
行われ、情報処理装置の主記憶部に存在している場合で
もその更新処理の途中で処理が中断された場合には主記
憶部内にある更新ファイルをクリヤし、この更新処理を
開始する直前の該当更新ファイルを外部記憶装置より再
読出しを行い主記憶部に書き込み、この主記憶部に書き
込んだ更新ファイルについて入力されたトランザクショ
ンデータによりデータの更新を最初からやり直している
ので、更新ファイルの内容を処理前の状態に戻すための
データの復帰とすでに途中まで更新されたデータについ
ても改めて再更新されるため無駄な時間を必要とするこ
とと、トランザクションデータにより更新途中で中断さ
れた更新ファイルについてその直前の更新ファイルのデ
ータを外部記憶装置から読み出し、この読み出した更新
ファイルのデータにより主記憶部の内容を書き替えない
で更新処理を再開すると、それまで更新されたファイル
内容は二重に更新されるため、例えば更新前のデータ
(数値)にトランザクションデータによる数値を加算又
は減算する場合には目的としたデータの更新とは異なっ
たデータで更新されるという欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のファイルの更新
方法は、入力されるトランザクションデータに従って前
記トランザクションデータが指定する更新ファイルを外
部記憶装置から読み出し前記更新ファイル中にあって前
記トランザクションデータが指定するレコード領域のデ
ータを前記トランザクションデータに基づき情報処理装
置によって更新を行うファイルの更新方法において、前
記情報処理装置内に前記情報処理装置が出力する更新開
始時刻を記憶する開始時刻記憶部を設け、前記情報処理
装置に前記トランザクションデータが入力されたとき、
前記開始時刻記憶部に記憶されている開始時刻を前回開
始時刻として読み出し、読み出した前記開始時刻が0で
あれば前記開始時刻記憶部に現在時刻を記憶させ、前記
情報処理装置のもつレコードカウンタの値を0とし、入
力されたトランザクションデータの内の1レコード分の
トランザクションデータを前記情報処理装置内の作業領
域へ読み出し、前記読み出すべきトランザクションデー
タがないときは前記開始時刻記憶部に時刻0を書き込み
以後新たにトランザクションデータが入力されるまで更
新処理を中止し、前記読み出すべきトランザクションデ
ータがあるときは前記レコードカウンタを1だけ増加さ
せ、該当する更新ファイルを外部記憶装置より前記作業
領域にに読み出し、前記開始時刻記憶部の記憶している
時刻と前回開始時刻とが等しくかつ前記読み出した更新
ファイル内に記憶されているレコード回数領域内のレコ
ード回数が前記レコードカウンタの値より大なる状態で
あるときは前記入力されたトランザクションデータの内
の1レコード分のトランザクションデータを前記情報処
理装置内の作業領域に読み込む処理に戻り、前記開始時
刻記憶部の記憶している時刻と前回開始時刻とが異る状
態かまたは前記レコードカウンタの持つカウンタ値より
前記読み出した更新ファイル内にあるレコード回数領域
内のレコード回数値より大なる状態の少なくとも一方の
状態である場合には前記読み出してある更新ファイルを
前記読み出してあるトランザクションファイルに基づい
て更新を行い、前記更新した更新ファイル内に予め設け
られてある開始時刻領域に前回開始時刻を書き込み、前
記レコード回数領域に前記レコードカウンタの持つレコ
ード回数値を書き込み、前記更新された更新ファイルを
前記外部記憶装置に書き戻し前記1レコード分のトラン
ザクションデータを前記情報処理装置内の作業領域に読
み出す処理に戻る動作を前記トランザクションデータな
くなるまで繰返す処理より構成されている。
方法は、入力されるトランザクションデータに従って前
記トランザクションデータが指定する更新ファイルを外
部記憶装置から読み出し前記更新ファイル中にあって前
記トランザクションデータが指定するレコード領域のデ
ータを前記トランザクションデータに基づき情報処理装
置によって更新を行うファイルの更新方法において、前
記情報処理装置内に前記情報処理装置が出力する更新開
始時刻を記憶する開始時刻記憶部を設け、前記情報処理
装置に前記トランザクションデータが入力されたとき、
前記開始時刻記憶部に記憶されている開始時刻を前回開
始時刻として読み出し、読み出した前記開始時刻が0で
あれば前記開始時刻記憶部に現在時刻を記憶させ、前記
情報処理装置のもつレコードカウンタの値を0とし、入
力されたトランザクションデータの内の1レコード分の
トランザクションデータを前記情報処理装置内の作業領
域へ読み出し、前記読み出すべきトランザクションデー
タがないときは前記開始時刻記憶部に時刻0を書き込み
以後新たにトランザクションデータが入力されるまで更
新処理を中止し、前記読み出すべきトランザクションデ
ータがあるときは前記レコードカウンタを1だけ増加さ
せ、該当する更新ファイルを外部記憶装置より前記作業
領域にに読み出し、前記開始時刻記憶部の記憶している
時刻と前回開始時刻とが等しくかつ前記読み出した更新
ファイル内に記憶されているレコード回数領域内のレコ
ード回数が前記レコードカウンタの値より大なる状態で
あるときは前記入力されたトランザクションデータの内
の1レコード分のトランザクションデータを前記情報処
理装置内の作業領域に読み込む処理に戻り、前記開始時
刻記憶部の記憶している時刻と前回開始時刻とが異る状
態かまたは前記レコードカウンタの持つカウンタ値より
前記読み出した更新ファイル内にあるレコード回数領域
内のレコード回数値より大なる状態の少なくとも一方の
状態である場合には前記読み出してある更新ファイルを
前記読み出してあるトランザクションファイルに基づい
て更新を行い、前記更新した更新ファイル内に予め設け
られてある開始時刻領域に前回開始時刻を書き込み、前
記レコード回数領域に前記レコードカウンタの持つレコ
ード回数値を書き込み、前記更新された更新ファイルを
前記外部記憶装置に書き戻し前記1レコード分のトラン
ザクションデータを前記情報処理装置内の作業領域に読
み出す処理に戻る動作を前記トランザクションデータな
くなるまで繰返す処理より構成されている。
【0005】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0006】図1は、本発明のファイルデータの更新方
法の一実施例を示す流れ図であり、図2は更新の対象と
なる更新ファイルのレコード部の構成を示す説明図であ
り、図3は更新のため入力されるトランザクションデー
タの一例を示す説明図であり、図4(A)は更新前の更
新ファイルの内容を示す説明図であり、図4(B)は図
3に示したトランザクションデータによって更新された
後の更新ファイルの内容を示す説明図である。更新ファ
イルに対して更新処理を行う装置内に予め更新開始時刻
を記憶する更新記憶部を設けておく。更新ファイルのデ
ータを記憶するレコード領域20は、それぞれのレコー
ド領域20を識別するためのキー、たとえば社員番号な
どが記憶されるキー領域21と、トランザクションデー
タにより内容が更新されるデータ領域22と、更新を行
う処理装置によって加えられる更新開始時刻を記憶する
開始時刻領域23と、カウンタ値を記憶するレコード回
数領域24によって構成されている。
法の一実施例を示す流れ図であり、図2は更新の対象と
なる更新ファイルのレコード部の構成を示す説明図であ
り、図3は更新のため入力されるトランザクションデー
タの一例を示す説明図であり、図4(A)は更新前の更
新ファイルの内容を示す説明図であり、図4(B)は図
3に示したトランザクションデータによって更新された
後の更新ファイルの内容を示す説明図である。更新ファ
イルに対して更新処理を行う装置内に予め更新開始時刻
を記憶する更新記憶部を設けておく。更新ファイルのデ
ータを記憶するレコード領域20は、それぞれのレコー
ド領域20を識別するためのキー、たとえば社員番号な
どが記憶されるキー領域21と、トランザクションデー
タにより内容が更新されるデータ領域22と、更新を行
う処理装置によって加えられる更新開始時刻を記憶する
開始時刻領域23と、カウンタ値を記憶するレコード回
数領域24によって構成されている。
【0007】このようなレコード領域20をもつ更新フ
ァイルのデータ領域を更新するためには、たとえば、外
部から図3に示されているトランザクションデータ26
が更新ファイルについて更新処理を行う装置に入力され
る。トランザクションデータは、図2で説明したレコー
ド領域別に構成されている。さなわち、個々のトランザ
クションデータは先述した更新ファイル内のキー領域2
1に記憶された値に対応した値を有するキー部28と更
新すべきデータを有するデータ部27で構成されてい
る。
ァイルのデータ領域を更新するためには、たとえば、外
部から図3に示されているトランザクションデータ26
が更新ファイルについて更新処理を行う装置に入力され
る。トランザクションデータは、図2で説明したレコー
ド領域別に構成されている。さなわち、個々のトランザ
クションデータは先述した更新ファイル内のキー領域2
1に記憶された値に対応した値を有するキー部28と更
新すべきデータを有するデータ部27で構成されてい
る。
【0008】図3に示したトランザクションデータ26
のデータ部27の内容は数値であり符号が「+」の場合
はすでに対象とする更新データのキー領域21の記憶内
容とトランザクションのキー部26の内容とが一致する
レコード領域20のもつデータ領域22の内容にデータ
部27の数値を加算する更新の場合を示し、同様に、デ
ータ部27の数値直前の符号が「−」の場合は減算を行
ってデータ部22の内容が更新される。
のデータ部27の内容は数値であり符号が「+」の場合
はすでに対象とする更新データのキー領域21の記憶内
容とトランザクションのキー部26の内容とが一致する
レコード領域20のもつデータ領域22の内容にデータ
部27の数値を加算する更新の場合を示し、同様に、デ
ータ部27の数値直前の符号が「−」の場合は減算を行
ってデータ部22の内容が更新される。
【0009】図1の流れ図に示されている本発明のファ
イルデータの更新方法においては、トランザクションデ
ータ26が更新処理を行う装置(以後処理装置と称す
る)に入力されると装置内に設けられ更新処理の開始時
刻を記憶している開始時刻記憶部から処理装置が前回開
始時刻を読み出し、一時記憶する(ステップ1)。な
お、この前回開始時刻は、年月日および時と分の単位ま
での時刻を後述するステップで処理装置が先述した開始
時刻領域に記憶させておけばよい。
イルデータの更新方法においては、トランザクションデ
ータ26が更新処理を行う装置(以後処理装置と称す
る)に入力されると装置内に設けられ更新処理の開始時
刻を記憶している開始時刻記憶部から処理装置が前回開
始時刻を読み出し、一時記憶する(ステップ1)。な
お、この前回開始時刻は、年月日および時と分の単位ま
での時刻を後述するステップで処理装置が先述した開始
時刻領域に記憶させておけばよい。
【0010】続いて、処理装置は読み出した前回開始時
刻が0であるか否かを調べ(ステップ2)、0であれば
先述した開始時刻記憶部に現在時刻を書き込む(ステッ
プ3)。
刻が0であるか否かを調べ(ステップ2)、0であれば
先述した開始時刻記憶部に現在時刻を書き込む(ステッ
プ3)。
【0011】続いて、処理装置はレコードカウンタ値を
0に設定する(ステップ4)。さらに、処理装置は更新
ファイル1レコード分に相当するトランザクションデー
タを作業領域に読み出す(ステップ5)。次に、処理装
置は読み出しすべきトランザクションデータがあるか否
かを調べる(ステップ6)。トランザクションデータが
すべて読み出されており、読み出すべきトランザクショ
ンデータがないときには、先述した処理装置内の開始時
刻記憶部の開始時刻を0に書き直して処理を終了する
(ステップ7)。処理装置は、ステップ6でトランザク
ションデータが有りと判断すると、先述したレコードカ
ウンタ値を1だけ増加させる(ステップ8)。続いて、
処理装置は該当する更新ファイルを作業領域に読み出し
開始時刻記憶部の記憶している時刻と処理装置がステッ
プ1で読み出し記憶している時刻とが一致しており、か
つ、作業領域に読み出した更新ファイル中の該当レコー
ド内のレコード回数値がレコードカウンタ値と等しいか
レコードカウンタ値より大であるかを調べ、これらの条
件を満たしているときはステップ5へ戻り、満たしてい
ないときは、作業領域に読み出してある更新ファイル中
の該当レコード中のデータ内容をステップ5で読み出し
てあるトランザクションデータに基づいて更新する(ス
テップ11)。
0に設定する(ステップ4)。さらに、処理装置は更新
ファイル1レコード分に相当するトランザクションデー
タを作業領域に読み出す(ステップ5)。次に、処理装
置は読み出しすべきトランザクションデータがあるか否
かを調べる(ステップ6)。トランザクションデータが
すべて読み出されており、読み出すべきトランザクショ
ンデータがないときには、先述した処理装置内の開始時
刻記憶部の開始時刻を0に書き直して処理を終了する
(ステップ7)。処理装置は、ステップ6でトランザク
ションデータが有りと判断すると、先述したレコードカ
ウンタ値を1だけ増加させる(ステップ8)。続いて、
処理装置は該当する更新ファイルを作業領域に読み出し
開始時刻記憶部の記憶している時刻と処理装置がステッ
プ1で読み出し記憶している時刻とが一致しており、か
つ、作業領域に読み出した更新ファイル中の該当レコー
ド内のレコード回数値がレコードカウンタ値と等しいか
レコードカウンタ値より大であるかを調べ、これらの条
件を満たしているときはステップ5へ戻り、満たしてい
ないときは、作業領域に読み出してある更新ファイル中
の該当レコード中のデータ内容をステップ5で読み出し
てあるトランザクションデータに基づいて更新する(ス
テップ11)。
【0012】次に、処理装置は、ステップ11で更新を
行ったデータ領域と同じレコード領域の中の開始時刻領
域に前回開始時刻を書き込む(ステップ12)。さら
に、処理装置はステップ12で書き込んだ更新ファイル
のレコード中のレコード回数領域にレコードカウンタの
もつレコードカウンタ値を書き込む(ステップ13)。
続いて、処理装置はこのように更新された更新ファイル
を外部記憶装置へ格納する(ステップ14)と共にステ
ップ5へ戻る。処理装置は読み出すべきトランザクショ
ンデータがすべて読み出されるまでステップ5,6およ
びステップ8から14までを繰り返す。
行ったデータ領域と同じレコード領域の中の開始時刻領
域に前回開始時刻を書き込む(ステップ12)。さら
に、処理装置はステップ12で書き込んだ更新ファイル
のレコード中のレコード回数領域にレコードカウンタの
もつレコードカウンタ値を書き込む(ステップ13)。
続いて、処理装置はこのように更新された更新ファイル
を外部記憶装置へ格納する(ステップ14)と共にステ
ップ5へ戻る。処理装置は読み出すべきトランザクショ
ンデータがすべて読み出されるまでステップ5,6およ
びステップ8から14までを繰り返す。
【0013】以上の説明から明らかなように、更新ファ
イルに対して外部から入力されたトランザクションデー
タに基づいて更新処理を行っている途中で処理装置の動
作が不良となり、更新処理を中断し、その後、更新処理
を再開すると、前述した中断を生じる直前までに更新処
理のために使用されたトランザクションデータを除いた
トランザクションデータに基づく更新ファイルの更新処
理が行われることになる。
イルに対して外部から入力されたトランザクションデー
タに基づいて更新処理を行っている途中で処理装置の動
作が不良となり、更新処理を中断し、その後、更新処理
を再開すると、前述した中断を生じる直前までに更新処
理のために使用されたトランザクションデータを除いた
トランザクションデータに基づく更新ファイルの更新処
理が行われることになる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、トランザ
クションデータの処理件数をカウントし、更新ファイル
に更新開始時刻とカウントしたレコード回数を記憶さ
せ、かつ処理が中断したとき以外は更新処理を行う装置
内に設けた開始記憶時刻記憶部に記憶させる時刻を0と
させることにより更新処理開始時刻に更新処理済と未処
理部を再処理が発生した場合、判別することを可能に
し、既に更新されたレコードについては読み出しだけで
書き戻しが発生しないので、更新ファイルに対する入出
力回数を削減できるという効果がある。また、操作員の
ミス等により、更新ファイルの復帰作業を忘れたり、同
じ処理を複数回行っても二重更新する恐れがないという
効果がある。
クションデータの処理件数をカウントし、更新ファイル
に更新開始時刻とカウントしたレコード回数を記憶さ
せ、かつ処理が中断したとき以外は更新処理を行う装置
内に設けた開始記憶時刻記憶部に記憶させる時刻を0と
させることにより更新処理開始時刻に更新処理済と未処
理部を再処理が発生した場合、判別することを可能に
し、既に更新されたレコードについては読み出しだけで
書き戻しが発生しないので、更新ファイルに対する入出
力回数を削減できるという効果がある。また、操作員の
ミス等により、更新ファイルの復帰作業を忘れたり、同
じ処理を複数回行っても二重更新する恐れがないという
効果がある。
【図1】本発明のファイルの更新方法の一実施例を示す
流れ図である。
流れ図である。
【図2】本実施例の更新ファイルのレコード部の構成を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図3】トランザクションデータの一例を示す説明図で
ある。
ある。
【図4】本発明を適用する更新前と更新後のファイルの
内容を示す説明図である。
内容を示す説明図である。
20 レコード領域 21 キー領域 22 データ領域 23 開始時刻領域
Claims (1)
- 【請求項1】 入力されるトランザクションデータに従
って前記トランザクションデータが指定する更新ファイ
ルを外部記憶装置から読み出し前記更新ファイル中にあ
って前記トランザクションデータが指定するレコード領
域のデータを前記トランザクションデータに基づき情報
処理装置によって更新を行うファイルの更新方法におい
て、前記情報処理装置内に前記情報処理装置が出力する
更新開始時刻を記憶する開始時刻記憶部を設け、前記情
報処理装置に前記トランザクションデータが入力された
とき、前記開始時刻記憶部に記憶されている開始時刻を
前回開始時刻として読み出し、読み出した前記開始時刻
が0であれば前記開始時刻記憶部に現在時刻を記憶さ
せ、前記情報処理装置のもつレコードカウンタの値を0
とし、入力されたトランザクションデータの内の1レコ
ード分のトランザクションデータを前記情報処理装置内
の作業領域へ読み出し、前記読み出すべきトランザクシ
ョンデータがないときは前記開始時刻記憶部に時刻0を
書き込み以後新たにトランザクションデータが入力され
るまで更新処理を中止し、前記読み出すべきトランザク
ションデータがあるときは前記レコードカウンタ値を1
だけ増加させ、該当する更新ファイルを外部記憶装置よ
り前記作業領域に読み出し、前記開始時刻記憶部の記憶
している時刻と前回開始時刻とが等しくかつ前記読み出
した更新ファイル内に記憶されているレコード回数領域
内のレコード回数が前記レコードカウンタの値より大な
る状態であるときは前記入力されたトランザクションデ
ータの内の1レコード分のトランザクションデータを前
記情報処理装置内の作業領域に読み込む処理に戻り、前
記開始時刻記憶部の記憶している時刻と前回開始時刻と
が異る状態かまたは前記レコードカウンタの持つカウン
タ値より前記読み出した更新ファイル内にあるレコード
回数領域内のレコード回数値より大なる状態の少なくと
も一方の状態である場合には前記読み出してある更新フ
ァイルを前記読み出してあるトランザクションファイル
に基づいて更新を行い、前記更新した更新ファイル内に
予め設けられてある開始時刻領域に前回開始時刻を書き
込み、前記レコード回数領域に前記レコードカウンタの
持つレコード回数値を書き込み、前記更新された更新フ
ァイルを前記外部記憶装置に書き戻し前記1レコード分
のトランザクションデータを前記情報処理装置内の作業
領域に読み出す処理に戻る動作を前記トランザクション
データがなくなるまで繰返すことを特徴とするファイル
の更新方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3254889A JPH0594348A (ja) | 1991-10-02 | 1991-10-02 | フアイルの更新方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3254889A JPH0594348A (ja) | 1991-10-02 | 1991-10-02 | フアイルの更新方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0594348A true JPH0594348A (ja) | 1993-04-16 |
Family
ID=17271250
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3254889A Pending JPH0594348A (ja) | 1991-10-02 | 1991-10-02 | フアイルの更新方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0594348A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08153029A (ja) * | 1994-11-28 | 1996-06-11 | Chubu Nippon Denki Software Kk | 更新後レコードの管理方式 |
-
1991
- 1991-10-02 JP JP3254889A patent/JPH0594348A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08153029A (ja) * | 1994-11-28 | 1996-06-11 | Chubu Nippon Denki Software Kk | 更新後レコードの管理方式 |
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