JPH0593921U - 自動車の空調ダクト構造 - Google Patents

自動車の空調ダクト構造

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JPH0593921U
JPH0593921U JP3541592U JP3541592U JPH0593921U JP H0593921 U JPH0593921 U JP H0593921U JP 3541592 U JP3541592 U JP 3541592U JP 3541592 U JP3541592 U JP 3541592U JP H0593921 U JPH0593921 U JP H0593921U
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air
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vehicle
outside
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修 浜崎
和英 住田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】外気ダクトを通じた車外の空気、及び、内気ダ
クトを通じた車室からの空気を、エンジンルーム内にお
ける各種部材の配置の自由度が少とされる事態が抑制さ
れたもとで、エンジンルーム内に配された空気導入ダク
トに導入する。 【構成】エンジンルーム(3)内に、その上方側部分に
臨む空気導入口部(22a)を有して配され、空気導入
口部(22a)を通じた空気を空調装置本体部を構成す
るブロア部(14)に導く空気導入ダクト(22)に対
し、エンジンルーム(3)内に、空気導入口部(22
a)の近傍に位置する空気排出口部(23a)を有して
配された内気ダクト(23)を通じた車室(10)から
の空気、及び、自動車の前端部に設けられた空気取入口
部(30)及びエンジンフッド(5)の内面側に形成さ
れた外気ダクト(32)を通じた車外からの空気が、夫
々、導入される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車における車室に対して調整された空気を送出する空調装置本 体部に関連して設けられる自動車の空調ダクト構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車の車体には、一般に、流量や温度等が調整された空気を車室内に送出す る空調装置が配設される。斯かる空調装置にあっては、車室側に配される空調装 置本体部を構成するブロアに対して空気導入ダクトが設けられ、その空気導入ダ クトを通じて、車外からの空気がブロアに導かれる。例えば、実開平1-158214号 公報においては、車体における前方側部分を構成するエンジンルームと車室との 間に配されたカウルボックスに設けられた空気導入口部と車室側に位置して配さ れたブロアとを連結する補助カウルボックスが備えられ、その補助カウルボック スによりエンジンルーム内に配された空気導入ダクトが形成された空調装置が開 示されている。斯かる空調装置にあっては、フロントウインドウシールドとエン ジンフッドとの間に位置して設けられた空気取入口部から空気導入口部を通じて 補助カウルボックス内に車外からの空気が導入され、その補助カウルボックス内 に導入された車外からの空気がブロアに導かれる。
【0003】 また、このような自動車に備えられる空調装置において、空気導入ダクトを通 じて導かれる車外からの空気を空気浄化フィルタにより浄化して車室内に送出す る状態と、空気導入ダクトが遮断状態とされて、車室内における空気を循環させ る状態とを選択的にとることができるようになされたものも知られている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上述の如くの車体における前方側部分を構成するエンジンルーム内に、フロン トウインドウシールドとエンジンフッドとの間に位置して設けられた空気取入口 部からの空気をブロアに導く空気導入ダクトが配された自動車にあっては、フロ ントウインドウシールドのエンジンフッドに対する傾斜角によっては、走行状態 にあるとき、エンジンフッドの外面からフロントウインドウシールドの外面に沿 う空気流路が形成されてしまい、空気取入口部による車外の空気の取り入れが効 率良く行われない事態がまねかれ、それに伴って、空気導入ダクトに車外からの 空気が効率良く導入されなくなるという問題がある。それゆえ、空気取入口部を 車体の前端部に設けることにより、車外の空気が比較的大なる量をもって確実に 空気取入口部に取り入れられるようになすことも考えられる。しかしながら、こ のように車体の前端部に空気取入口部が設けられた場合には、その車体の前端部 に位置する空気取入口部と、エンジンルーム内に配された空気導入ダクトにおけ る空気導入口部とを連結する独立したダクトがエンジンルーム内に配されること が必要とされ、その独立したダクトにより、エンジンルーム内における各種部材 等の配置の自由度が少とされる虞がある。
【0005】 さらに、空気導入ダクトを通じて導かれた車外からの空気を空気浄化フィルタ により浄化して車室内に送出する状態と、車室内における空気を循環させる状態 とを選択的にとることができる空調装置が備えられた自動車にあっては、空調装 置が車室内の空気を循環させる状態におかれたときにおいても、その車室内にお いて循環する空気の浄化が行われることが望ましいが、車室内における空気を循 環させる状態にあるとき、その空気の浄化が図られるようにされた空調装置はみ あたらない。
【0006】 斯かる点に鑑み、本考案は、自動車の前方側部分を構成するエンジンルーム等 の空間形成部内に配された空気導入ダクトを通じて空調装置本体部を構成するブ ロアに空気を導くにようになすにあたり、空間形成部内における各種部材等の配 置の自由度が少とされる事態が抑制されたもとで、車外からの空気を効率良く空 気導入ダクトに導入することができるようにされた自動車の空調ダクト構造を提 供することを第1の目的とし、さらに、空調装置により車室内における空気が循 環する状態がとられるもとにおいても、その車室内を循環する空気の清浄化を図 ることができるようにされた自動車の空調ダクト構造を提供することを第2の目 的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述の第1の目的を達成すべく、本考案に係る自動車の空調ダクト構造の第1 の形態は、自動車の前方側部分を構成するエンジンルーム等の空間形成部内に、 その空間形成部の上方側部分に臨む空気導入口部を有して配され、空気導入口部 を通じた空気を自動車の車室に対する空調装置本体部を構成するブロア部に導く 空気導入ダクトと、空間形成部内に、空気導入口部の近傍に位置する空気排出口 部を有して配され、車室からの空気を空気排出口部に導く内気ダクトと、自動車 の前端部に設けられた空気取入口部と、空気取入口部からの空気を空気導入口部 に導く外気ダクトとが備えられ、外気ダクトが、空間形成部を開閉する蓋体の内 面側に形成されたものとされて、構成される。
【0008】 さらに、上述の第2の目的を達成すべく、本考案に係る自動車の空調ダクト構 造の第2の形態は、第1の形態における空気導入ダクトに空気浄化フィルタ部が 設けられたものに相当するものとして構成される。
【0009】
【作用】
上述の如くの本考案に係る自動車の空調ダクト構造の第1の形態においては、 エンジンルーム等の空間形成部内に配された空気導入ダクトにおける空気導入口 部には、自動車における前端部に設けられた空気取入口部を通じた車外からの空 気が、空間形成部を開閉する蓋体の内面側に形成された外気ダクトを通じて導か れ、また、車室からの空気が、空気導入ダクトにおける空気導入口部に近接した 位置をとる内気ダクトにおける空気排出口部を通じて導かれる。従って、空気導 入ダクトに対する車外からの空気の導入、及び、車室からの空気の導入が、空間 形成部内における各種部材等の配置の自由度が少とされる事態が抑制されたもと で、効率良く行なわれる。
【0010】 また、空気導入ダクトに外気ダクトを通じて車外からの空気が導入される状態 と、空気導入ダクトに内気ダクトを通じて車室からの空気が導入される状態との 切換えが容易できることになる。
【0011】 さらに、上述の本考案に係る自動車の空調ダクト構造の第2の形態においては 、外気ダクトから空気導入ダクトの空気導入口部に導かれた車外からの空気、及 び、内気ダクトから空気導入ダクトの空気導入口部に導かれた車室からの空気が 、夫々、空気導入口部に設けられた空気浄化フィルタ部を通じて空気導入ダクト 内に導入される。従って、空気導入ダクトに外気ダクトを通じて車外からの空気 が導入される場合のみならず、空気導入ダクトに内気ダクトを通じて車室からの 空気が導入される場合にも、空気導入ダクトを通じてブロアに導かれる空気の浄 化が行われる。
【0012】
【実施例】
図2は、本考案に係る自動車の空調ダクト構造の一例をそれが適用された自動 車の一部と共に示す。
【0013】 図2に示される自動車においては、その車体1の前方側部分を構成するエンジ ンルーム3が、エンジンフッド5により閉状態とされており、エンジンフッド5 とフロントウインドウシールド6との間には、車幅方向に伸びるカウルパネル8 が配設されている。カウルパネル8の一端部からは、エンジンルーム3と車室1 0とを区画して車室前方端部を形成するダッシュパネル11が下方に伸びている 。ダッシュパネル11には、それを貫通してエンジンルーム3から車室10に突 出して配設された、空調装置本体を形成する空調ユニット12が取り付けられて いる。空調ユニット12は、ヒータコアが収納されるとともに複数の空気吹出口 13aが設けられた部分を車室10側に突出させたヒータ部13と、エンジンル ーム3内に位置をとってヒータ部13に接続されたブロア部14とを含んで構成 されており、ヒータ部13におけるブロア部14が接続された部分の近傍にはエ バポレータ15が収納されている。
【0014】 エンジンルーム3には、それがエンジンフッド5により開状態がとられてあら わされた図1に示される如く、車体1の前端側部分を形成し、一対のヘッドライ ト17及びフロントバンパー18が取り付けられたラジエータグリル20,ラジ エータグリル20に対向する位置をとるラジエータ21,エンジンルーム3と空 調ユニット12とを連通させる空気導入ダクト22、及び、エンジンルーム3と 車室10とを連通させる内気ダクト23が配設されるとともに、図示が省略され たエンジン及び各種部材等が配設されている。ラジエータ21は、その上方側部 分が車幅方向に伸びるシュラウドパネル25に連結されて支持されており、シュ ラウドパネル25とラジエータグリル20との間には、車幅方向に伸びる導風板 部材26が配されている。導風板部材26は、車外からラジエータグリル20を 通じてエンジンルーム3内に入り込む空気をエンジンルーム3における上方前端 側部分に導くものとされている。これらラジエータグリル20及び導風板部材2 6は、エンジンフッド5がエンジンルーム3を閉状態となすとき、エンジンフッ ド5と共に、車体1における前端部に、車幅方向における長さが比較的大とされ て、車外の空気を比較的大なる量をもって確実に取り入れることが可能とされた 空気取入口部30を形成するものとされている。
【0015】 空気導入ダクト22は、図2に示される如く、空調ユニット12のブロア部1 4に接続された下流側端部と、エンジンルーム3の上方側部分に臨む上流側端部 とを有し、その上流側端部により空気導入口部22aが形成されたものとされて いる。空気導入ダクト22における空気導入口部22aには、空気導入ダクト2 2内に導入される空気を浄化する空気浄化フィルタ28が着脱可能に配されてい る。斯かる空気浄化フィルタ28は、空気導入ダクト22における、エンジンル ーム3の上方側部分に臨む空気導入口部22aに配されていることにより、交換 等が必要とされたとき、その作業が容易に行われるものとされている。
【0016】 また、内気ダクト23は、ダッシュパネル11における空調ユニット12のヒ ータ部13が配された部分より下方側に設けられた開口部11aに接続された上 流側端部と、空気導入ダクト22の空気導入口部22aの近傍に位置をとって、 エンジンルーム3の上方側部分に臨む下流側端部とを有し、その下流側端部によ り空気排出口部23aが形成されたものとされており、空気排出口部23aは、 空気導入ダクト22の空気導入口部22aより空気取入口部30側に位置せしめ られている。内気ダクト23における空気排出口部23aを形成する下流側端部 には、アクチュエータ29により開閉動せしめられて、空気排出口部23aを選 択的に閉状態及び開状態となす空気流路切換バルブ33が配されている。空気導 入ダクト22における空気導入口部22aと内気ダクト23における空気排出口 部23aとは、夫々における径が略同等とされ、車幅方向における長さが空気取 入口部30に比して小とされている。
【0017】 エンジンフッド5には、その内面部5aとの間に空間を形成するダクト形成部 材31が取り付けられている。ダクト形成部材31は、図2に示される如くに、 エンジンフッド5がエンジンルーム3を閉状態となすものとされたとき、エンジ ンフッド5の内面側に、空気取入口部30と空気導入ダクト22における空気導 入口部22aとにより挟まれる位置をとり、全体に偏平断面を有した外気ダクト 32を形成するものとされている。外気ダクト32には、空気取入口部30に臨 む開口部32aと、空気導入ダクト22の空気導入口部22a及び内気ダクト2 3の空気排出口部23aの両者に臨む開口部32bが設けられている。外気ダク ト32は、開口部32a側の部分が、車幅方向における長さが空気取入口部30 と略同等とされた比較的大なるものとされるとともに、開口部32b側の部分が 、車幅方向における長さが空気導入ダクト22の空気導入口部22a及び内気ダ クト23の空気排出口部23aの夫々と略同等とされた比較的小なるものとされ 、空気取入口部30を通じた車外からの空気が効率良く導入される形状を有して いる。
【0018】 斯かるダクト形成部材31によりエンジンフッド5の内面側に形成される外気 ダクト32は、エンジンルーム3内における各種部材等との当接を回避すべくそ の周囲に要求される空間が上方側部分においては不要とされることにより、エン ジンルーム3内における各種部材等の配置の自由度を少とさせる事態が抑制され たものとされている。
【0019】 一方、空気流路切換バルブ33は、空調ユニット12が、ブロア部14を通じ てヒータ部13から車室10内に送出される空気の温度を迅速に上昇させる制御 を行うことが要求されない状態にあるときには、アクチュエータ29により、図 2において一線鎖線により示される如くの、内気ダクト23の空気排出口部23 aを閉状態となす第1の位置におかれ、また、空調ユニット12が、ブロア部1 4を通じてヒータ部13から車室10内に送出される空気の温度を迅速に上昇さ せる制御を行うことが要求される状態にあるときには、アクチュエータ29によ り、図2において実線により示される如くの、内気ダクト23の空気排出口部2 3aを開状態となす第2の位置におかれるものとされている。斯かる空気流路切 換バルブ33が、エンジンルーム3がエンジンフッド5により閉状態とされてい るもとで、第1の位置におかれると、空気導入ダクト22が、空気導入口部22 aに配された空気浄化フィルタ28を通じて外気ダクト32に対して連通状態と されるとともに、内気ダクト23に対して遮断状態とされ、また、第2の位置に おかれると、空気導入ダクト22が、外気ダクト32に対して遮断状態とされる とともに、空気導入口部22aに配された空気浄化フィルタ28を通じて内気ダ クト23に対して連通状態とされる。
【0020】 このようにされることにより、エンジンルーム3がエンジンフッド5により閉 状態にされ、かつ、空調ユニット12が作動状態におかれているもとで、空気流 路切換バルブ33が第1の位置をとるときには、車外の空気が、車体1の前端部 に設けられた空気取入口部30,外気ダクト32及び空気浄化フィルタ28を通 じて空気導入ダクト22内に効率良く導入される。そして、空気浄化フィルタ2 8を通じることにより浄化されて空気導入ダクト22内に導入された車外からの 空気は、空調ユニット12におけるブロア部14に導かれて、ブロア部14によ りヒータ部13内に送り込まれ、ヒータ部13内におけるエバポレータ15もし くはヒータコアにより温度調整されて、ヒータ部13に設けられた各空気吹出口 13aから車室10内に送出される。
【0021】 一方、空気流路切換バルブ33が第2の位置をとるときには、ダッシュパネル 11に設けられた開口部11aを通じて内気ダクト23内に導入された車室10 からの空気が、内気ダクト23の空気排出口部23aから、空気浄化フィルタ2 8を通じて空気導入ダクト22内に導入される。斯かる際、内気ダクト23にお ける空気排出口部23aが、空気導入ダクト22における空気導入口部22aの 近傍に位置するものとされていることにより、車室10からの空気が、内気ダク ト23から空気導入ダクト22内に効率良く導入される。そして、空気浄化フィ ルタ28を通じることにより浄化されて空気導入ダクト22内に導入された車室 10からの空気も、空気導入ダクト22内に車外からの空気が導入されたときと 同様にして、空調ユニット12におけるブロア部14からヒータ部13内に送り 込まれて温度調整され、各空気吹出口13aを通じて、車室10内に戻される。
【0022】 このように、空気浄化フィルタ28が空気導入ダクト22における空気導入口 部22aに配されていることにより、空気流路切換バルブ33によって、空気導 入ダクト22が、外気ダクト32を通じた車外からの空気を空調ユニット12に おけるブロア部14に導く状態、及び、内気ダクト23を通じた車室10からの 空気を空調ユニット12におけるブロア部14に導く状態のいずれに切り換えら れた場合にも、空調ユニット12におけるブロア部14には浄化された空気が導 かれ、その結果、空調ユニット12におけるヒータ部13からは、車外からの空 気及び車室10からの空気にかかわりなく浄化された空気が車室10内に送出さ れて、車室10内における空気の清浄化が図られることになる。さらに、内気ダ クト23における空気排出口部23aが、空気導入ダクト22における空気導入 口部22aの近傍に位置するものとされていることにより、空気導入ダクト22 を、それに車外からの空気が導入される状態及び車室10からの空気が導入され る状態のいずれにも、容易に切り変えることが可能となる。
【0023】
【考案の効果】
以上の説明から明らかな如く、本考案に係る自動車の空調ダクト構造によれば 、自動車における前端部に設けられて車外の空気を効率良く取り入れるものとさ れた空気取入口部からの車外の空気が、エンジンフッド等の空間形成部を開閉す る蓋体における内面側に形成されて、空間形成部内における各種部材等との当接 を回避すべくその周囲に要求される空間が上方側部分においては不要とされた外 気ダクトを通じて、空気導入ダクトにおける空気導入口部に導かれ、また、車室 の空気が、空気導入ダクトにおける空気導入口部の近傍に位置して車室内の空気 を空気導入ダクトにおける空気導入口部の周囲に効果的に排出する空気排出口部 を有した内気ダクトを通じて、空気導入ダクトにおける空気導入口部に導かれる ので、空気導入ダクトに対する車外からの空気の導入、及び、車室からの空気の 導入を、空間形成部内における各種部材等の配置の自由度が少とされる事態が抑 制されたもとで、効率良く行うことができ、さらに、空気導入ダクトに外気ダク トを通じて車外からの空気が導入される状態と、空気導入ダクトに内気ダクトを 通じて車室からの空気が導入される状態との切換えを容易に行なえることになる 。
【0024】 さらに、空気浄化フィルタ部が、空気導入ダクトにおける空間形成部の上方側 部分に臨む空気導入口部に設けられたものとされることにより、外気ダクトから 空気導入ダクトの空気導入口部に導かれた車外からの空気、及び、内気ダクトか ら空気導入ダクトの空気導入口部に導かれた車室からの空気が、夫々、空気浄化 フィルタ部を通じて空気導入ダクト内に導入されるので、空気導入ダクトに外気 ダクトを通じて車外からの空気が導入される場合のみならず、空気導入ダクトに 内気ダクトを通じて車室からの空気が導入される場合にも、空気導入ダクトを通 じてブロアに導かれる空気の浄化が行われて、車室内における空気の清浄化を図 ることができ、さらに、空気浄化フィルタに対する交換等の作業を容易となすこ とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る自動車の空調ダクト構造の一例を
それが適用された自動車の一部と共に示す概略構成図で
ある。
【図2】図1に示される例の一要部を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
3 エンジンルーム 5 エンジンフッド 5a 内面部 10 車室 12 空調ユニット 13 ヒータ部 14 ブロア部 22 空気導入ダクト 22a 空気導入口部 23 内気ダクト 23a 空気排出口部 26 導風板部材 28 空気浄化フィルタ 30 空気取入口部 31 ダクト形成部材 32 外気ダクト 33 空気流路切換バルブ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車の前方側部分を構成する空間形成部
    内に、該空間形成部の上方側部分に臨む空気導入口部を
    有して配され、該空気導入口部を通じた空気を上記自動
    車の車室に対する空調装置本体部を構成するブロア部に
    導く空気導入ダクトと、 上記空間形成部内に、上記空気導入口部の近傍に位置す
    る空気排出口部を有して配され、上記車室からの空気を
    上記空気排出口部に導く内気ダクトと、 上記自動車の前端部に設けられた空気取入口部と、 上記空間形成部を開閉する蓋体の内面側に形成され、上
    記空気取入口部からの空気を上記空気導入口部に導く外
    気ダクトと、 を備えて構成された自動車の空調ダクト構造。
  2. 【請求項2】空気導入ダクトに空気浄化フィルタ部が設
    けられたことを特徴とする請求項1記載の自動車の空調
    ダクト構造。
  3. 【請求項3】空気浄化フィルタ部が、上記空気導入ダク
    トにおける上記空気導入口部に位置せしめられたことを
    特徴とする請求項2記載の自動車の空調ダクト構造。
JP3541592U 1992-05-28 1992-05-28 自動車の空調ダクト構造 Pending JPH0593921U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017094351A1 (ja) * 2015-12-02 2017-06-08 株式会社デンソー 気流制御システム

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WO2017094351A1 (ja) * 2015-12-02 2017-06-08 株式会社デンソー 気流制御システム
JPWO2017094351A1 (ja) * 2015-12-02 2018-03-29 株式会社デンソー 気流制御システム

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