JPH0593471A - 自動車用立体駐車設備及びその組立方法、立体駐車設備における支柱と梁材との結合構造 - Google Patents

自動車用立体駐車設備及びその組立方法、立体駐車設備における支柱と梁材との結合構造

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JPH0593471A
JPH0593471A JP13071991A JP13071991A JPH0593471A JP H0593471 A JPH0593471 A JP H0593471A JP 13071991 A JP13071991 A JP 13071991A JP 13071991 A JP13071991 A JP 13071991A JP H0593471 A JPH0593471 A JP H0593471A
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parking
joint plate
plate
joint
beam member
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Noriyuki Komata
紀之 小俣
Katsumi Ishida
勝己 石田
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JIYOI PARK KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 支柱を容易に輸送でき、設置現場の組立作業
を簡素化し、組立後は堅牢で耐荷重性に優れ、また、駐
車時の自動車の進退が容易であるようにする。 【構成】 設置場所で立設配列される支柱1上端に、外
方に張り出し状のジョイント板4を突設形成する。ま
た、このジョイント板4上で、支柱1相互間に架設され
る梁材10端部の平面三角形状の連結部11相互を突き
合せ、突き合せられた連結部11相互間及び連結部1
1、ジョイント板4間を夫々ボルト、ナット13止めす
る。梁材10上面相互間に床パネルを架設し、階上部
分、階下部分夫々に駐車スペースを区画形成する。ま
た、階下部分には、昇降式の多段駐車格納装置を配設す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、道路面に接続される傾
斜した進入、進出路を有する自定式の自動車用の立体駐
車設備に係り、特に、その組立が容易で、しかも、設置
場所に立設される支柱と階上部分の梁材との結合が確実
堅牢である自動車用立体駐車設備及びその組立方法、立
体駐車設備における支柱と梁材との結合構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、自動車の増加に伴ない、その駐車
場の不足が顕在化し、路上駐車等が多くなって、交通往
来の邪魔になり、緊急時の対処を困難にしている。それ
ばかりでなく、これが交通事故を多発させる原因ともな
っており、また、駐車場の確保ができないために、自動
車の購入を断念する場合もあった。
【0003】特に、マンション、アパート等の多世帯が
居住する高層住宅その他の集団住宅等にあっては、これ
が特に顕著であり、その敷地内から外部に溢れて駐車さ
れる自動車は、近隣に住む者との種々なトラブルの原因
ともなっている。
【0004】これを解消すべく、駐車場を立体化するこ
とが提案されており、現に、施工設置されている。この
立体的な駐車場には、多層階に構成した各駐車スペース
をスロープによって連続させる自走式のもの、自動車が
乗せられるパレットをチエーン等によって内部で循環さ
せ、格納するタワー式のもの、同じくパレットを上下で
昇降させ、複数段で格納する持上げ式のもの、パレット
の上下及び水平方向の移動によって格納する移動格納式
のもの等がある。
【0005】ただ、自走式以外のものは、パレットを移
動するための可動部分を構成し、それを確実に作動させ
なければならないから、そのための専業の管理者、運転
者を必要とし、また、保守、点検を実施しなければなら
ず、メンテナンスが面倒である。したがって、この機械
式のものは、比較的狭い敷地内でも多数の自動車を格納
できる利点を活用して、密集地における商業施設等に付
設して利用されることが多い。これに対し、自走式のも
のは、狭い敷地内での設置には不適当であっても、面倒
なメンテナンスその他が不要であるから、特定範囲の多
人数が使用するような、例えばマンション等の集合住宅
における組合管理方式によって利用するものとして極め
て好適である。
【0006】この自走式の立体駐車場としての最も簡易
な構造のものは、地上部分と階上部分との上下2層に構
成したものであり、設置場所において立設された支柱上
に梁を架け渡し、梁材相互間に階上床を敷設すると共
に、地上部分と階上部分とをスロープによって連続形成
したものである。
【0008】また、特開昭63−304846号公報に
あるように、上下枠相互間を支柱によって連結したほぼ
ボックス枠体状の組立ユニットを縦方向、横方向、上下
方向に連結することで構成される駐車場設備も提供され
ている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この従来の2層構造の
自走式立体駐車場にあって、支柱と梁材との結合は、支
柱上部に突設状に張り出した連結腕に梁材の端部を重ね
合せて直接に、あるいは突き合せ、接続板を介してボル
ト、ナットにて締結している。したがって、支柱上部に
は、突設された連結腕があるから、これを設置現場に搬
入するに際し邪魔になって嵩張り、輸送車等に大量に積
載できず、輸送費がコスト高となっている。そればかり
でなく、設置現場においての連結腕と梁材との締結は、
重量的に嵩張る梁材を一時的にでも支持しなければなら
ないから、面倒であり、そのための大型の建設機器の使
用は、建設費の高騰の一因ともなっている。
【0010】また、組立ユニットの連結構成によるもの
は、予め大型の組立ユニットを構成し、設置現場に搬入
するものであるから、輸送コストが嵩むばかりでなく、
その組立ユニットにおける支柱間隔にある程度の制約を
受け、夫々の駐車スペースに進退させるときの出入口に
ある支柱が邪魔になることもあった。
【0011】そこで、本発明は、叙上のような従来存し
た諸事情に鑑み創出されたもので、支柱構造をコンパク
トなものとして容易に輸送でき、設置現場における組立
作業を簡素化し、組立後は耐荷重性に優れ、堅牢である
ばかりでなく、夫々の駐車スペースに対する自動車の進
退が容易でもある自動車用立体駐車設備及びその組立方
法、立体駐車設備における支柱と梁材との結合構造を提
供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、本発明にあっての自動車用立体駐車設備は、設置
場所に所定間隔で立設配列され、外方に張り出し状のジ
ョイント板4を上端に突設形成された支柱1と、ジョイ
ント板4上で互いに突き合せられる連結部11を端部に
形成した梁材10と、突き合せられた連結部11相互間
及び連結部11、ジョイント板4間を夫々連結する連結
固定手段13と、梁材10上面相互間に架設される床パ
ネルPとを備えたことを特徴とする。
【0013】また、本発明にあっての自動車用立体駐車
設備の組立方法は、上端に張り出し状のジョイント板4
が突設形成されている支柱1を設置場所に所定間隔で立
設配列し、この支柱1相互間に架設される梁材10端部
に形成した連結部11端縁を支柱1のジョイント板4上
で突き合せながら載置し、次いで、突き合せられた連結
部11相互間及び連結部11、ジョイント板4間を連結
固定し、然る後、梁材10相互間に床パネルPを架設す
ることを特徴とする。
【0014】更に、構成された階上部下方の階下部分に
は、上下動自在に支持された駐車プレート32を、設置
面上の駐車スペースに対し昇降させることで駐車プレー
ト32、駐車スペース夫々に自動車Cを格納する昇降式
の多段駐車格納装置30を配設することができる。
【0015】そしてまた、支柱1と梁材10との結合構
造は、支柱1上端には、その外方に張り出し状にしたジ
ョイント板4を突設形成する一方、梁材10端部には、
先端が平面でほぼ直角三角形状の連結部11を形成し、
ジョイント板4上で互いに突き合せられる隣接の連結部
11端縁相互を断面ほぼL字状の接合板12を介してボ
ルト、ナット13止めし、また、連結部11底面をジョ
イント板4上面にボルト、ナット13止めしたことを特
徴とする。
【0016】
【作用】本発明に係る自動車用立体駐車設備及びその組
立方法、立体駐車設備における支柱と梁材との結合構造
にあっては、自動車Cの駐車スペース、車路等の配置形
態によって立設配列された支柱1相互間に梁材10を架
設し、この架設された梁材10間に床パネルPを張り、
床パネルP上面は、階上部分における駐車スペースを区
画形成し、また、設置場所の地上部分は、同様に階下部
分における駐車スペースを区画形成する。
【0017】支柱1相互間での梁材10の架設に際し、
支柱1上端のジョイント板4上で互いに突き合せられる
連結部11は、その先端が平面でほぼ直角三角形状であ
り、そのため、隣接する梁材10はジョイント板4の中
央位置でほぼ直交状に交差し、支柱1の四方ヘ梁材10
を架設配置したものとする。
【0018】隣接する梁材10は、それらの相互間で互
いに連結され、また、連結部11がジョイント板4上に
連結固定されると、支柱1位置において、この支柱1と
支柱1上で外方に架設される梁材10とを、纏まった状
態でしっかりと一体状に固定化する。
【0019】階下部分に配列される昇降式の多段駐車格
納装置30は、階下部分における自動車Cの格納能力を
倍増する。
【0020】
【実施例】図において示される符号1は、設置場所の階
下部分である地面等の設置面上に立設される支柱であ
り、断面が円形状を呈する中空構造で、高さがほぼ22
00mm前後に構成されており、その下端には、設置面
上にアンカー止め等によって固定載置されるベース2を
突設してある。このベース2は、平面で八角形状、矩形
状、円形状その他の所定形状に形成されており、ベース
2上面と支柱1下端周面とには、これらを連結している
側面ほぼ台形状の補強片3が付設されている。
【0021】また、支柱1上端には、ジョイント板4が
外方周囲への張り出し状にして突設されている。このジ
ョイント板4は、これの下面と支柱1上端周面とに連結
されている側面ほぼ台形状の補強片5によって補強され
ており、特に、この補強片5は、後述する梁材10の連
結方向に対応した方向に設定されていて、その荷重に対
し十分な耐力を発揮するように考慮される。
【0022】ジョイント板4は、支柱1によって支持す
る梁材10の連結方向に張り出されており、図示のよう
に、4方向に連結する場合には、平面から見て、四隅が
カットされたことで八角形を呈するものとしてある。も
とより、このジョイント板4は、平面で梁材10がT字
状、L字状、直線状に交差架設される場合には、3方
向、直交する2方向、相対する2方向等のそれらに対応
して、平面から見てほぼT字状、L字状、一文字状に形
成されるのは勿論であり、場合によっては円形状に形成
されることもある。このジョイント板4は、4方向への
連結部分が予め形成されていることで、本発明駐車場設
備の構築に際し、階上部分を支持する支持位置として、
いずれの部位においても使用でき、また、分解、移築す
るときの特定の位置に使用することの制約を受けずに済
み、汎用性に富むものとなる。
【0023】この支柱1相互間には、支柱1上面上で相
互に連結される梁材10が架設される。梁材10は、図
示のように、垂直状の本体部分の上下左右に張り出し状
のウエブを有する断面がほぼH字状を呈する鉄骨材が用
いられる。もとより、この梁材10は、図示のように断
面でH字状を呈するものに限定されることなく、階上部
分によって支持される駐車した自動車Cその他の荷重に
十分耐え得るものであればよい。
【0024】そして、この梁材10自体の端部は、平面
から見てほぼ三角形状に形成されている連結部11とな
っており、例えば連結部11の最先端である頂点はほぼ
90度を呈する直角三角形状となっており、ジョイント
板4の中央位置で4方向からの梁材10の端部が突き合
せ状にして配置され、これら相互間の連結が無理なく行
なえるようにしてある。
【0025】すなわち、梁材10相互を連結するには、
連結部11端縁が互いに突き合せられるようにして行な
われるもので、例えば平面でほぼ直交状態で隣接された
もの同士は、相互間を直接に連結する平面でL字状を呈
する接合板12を介して、あるいは同じく直線状に向か
い合うもの同士は、相互間を直接に連結する平面で一文
字状を呈する接合板12(図示せず)を介してボルト、
ナット13止めされる。この接合板12自体は、相互に
連結される梁材10の連結部11における夫々の垂直部
分両側面に当接され、連結部11の両側面からボルト、
ナット13止めされる(図2、図3参照)。
【0026】また、梁材10自体は、支柱1ともしっか
りと連結されるものとなっており、支柱1上端のジョイ
ント板4と、このジョイント板4上面に載置される梁材
10における連結部11の下ウエブ14とをボルト、ナ
ット13止めする(図2参照)。
【0027】更に、梁材10と支柱1とは、傾斜設置さ
れる方杖材15によって連結され、この方杖材15は、
図1、図2に示すように、支柱1の上部近傍に付設され
た方杖支持プレート18に下端が固着され、梁材10端
部近傍に上端が固着されるようになっている。すなわ
ち、パイプ状の方杖材15本体下端に、方杖支持プレー
トと重ね合せ状にしてボルト、ナット13止めされる垂
直状の下部固着プレート16を連設し、同じく方杖材1
5本体上端に、梁材10における下ウエブ14底面にボ
ルト、ナット13止めされる水平状の上部固着プレート
17を連設したものである。
【0028】方杖支持プレート18は、支柱1上端にお
ける梁材10の架設方向に対応した周囲に、また、方杖
材15による傾斜連結角度に対応した状態で配置されて
おり、支柱1の上下方向にプレート面が沿うようにして
支柱1周面に固着されている。そして、図示のように、
これの上下位置において、支柱1周囲を囲むほぼドーナ
ツ状の補強プレート19と共に支柱1に固着されること
で、梁材10の荷重その他を十分に支持できるように考
慮されている。
【0029】この方杖支持プレート18は、図示を省略
したが、支柱1周囲を囲む円筒部材外面に固着された
り、支柱1周面に直接に固着されたりするものであって
もよく、支柱1に対する固着構造は特に限定されるもの
ではない。
【0030】また、支柱1上でほぼ直交状に連結された
梁材10相互間には、火打梁材20が斜めに連結される
ものとなっており、図示にあっての火打梁材20は、断
面でほぼL字状を呈するものとしてある。
【0031】更には、支柱1相互間隔でほぼ平行状に架
設された梁材10相互間には、必要に応じ、この梁材1
0に比しやや低く形成されている補助梁材25が架設さ
れるようになっている。この補助梁材25と梁材10と
の結合部位は、図5に示すように、梁材10における上
下のウエブ間で張り出し状に突設されている突片部21
に補助梁材25端縁を突き合せ、補助梁材25本体と突
片部21とにその両側面で接合板22を掛け渡し、ボル
ト、ナット13止めしたものである。
【0032】次に、本発明に係る自動車用立体駐車設備
の組立方法を説明すると、整地された設置場所におい
て、駐車格納する自動車Cの台数、その配置形態等によ
る駐車スペース、車路の配置形態その他のレイアウトに
したがい、所定間隔毎にベース2を介して支柱1を立設
配列する。
【0033】次いで、階上部分での駐車スペースを構成
すべく、支柱1上端のジョイント板4上で、互いに突き
合せながら相互に連結することで梁材10が架設され
る。このとき、梁材10は、その先端のほぼ三角形状の
連結部11によってジョイント板4の中央位置でほぼ直
交した状態で突き合せられ、隣接する梁材10相互は、
接合板12によって結合され、また、ジョイント板4上
に載置される下ウエブ14によってジョイント板4に固
定される。
【0034】梁材10相互を組立連結する一方では、支
柱1上部と梁材10端部とを傾斜した方杖材15によっ
て、また、直交する梁材10相互間は火打梁材20によ
って夫々連結し、更に、平行する梁材10相互間には適
当箇所で補助梁材25を架設する。
【0035】このようにして骨格構造が組み立てられた
後は、図2、図4に示すように、梁材10及び補助梁材
25上に床パネルPを架設し、敷設する。床パネルP
は、公知のもので、プレート構造、格子構造、パンチン
グ構造その他のものが適宜に使用される。そして、床パ
ネルP上面には、階上部分における駐車スペースを区画
形成し、また、設置場所の地上部分には、同様に階下部
分における駐車スペースを区画形成する。
【0036】一方、図示を省略したが、階上部分ヘは地
面上から傾斜したスロープが連続させて配置されていて
自動車Cの進入、進出を可能にし、また、階段が設置さ
れていて運転者、同乗者の出入りを可能にし、階下部
分、階上部分の周囲には、フェンスF(図6参照)等を
設置し、安全性を考慮する。
【0037】また、図6には、本発明の別の実施例が示
されている。すなわち、構成設置された階上部分の下方
である階下部分に、上下に区画された夫々の駐車スペー
スを有し、上方の駐車スペースを昇降させることで夫々
に自動車Cを格納する昇降式の多段駐車格納装置30を
配設したもので、この場合、支柱1高さは、多段駐車格
納装置30を配設収容するに十分なものとし、階上部分
は、例えば4,500mm程度の高さに形成される。
【0038】この実施例における多段駐車格納装置30
は、左右両側に立設した案内支柱31に沿って上下動自
在に支持されている駐車プレート32を、モータ33の
駆動力によって昇降可能にしたものである。この多段駐
車格納装置30は、もとより、図示例のようなエレベー
タ方式によらずに、リンク機構によって駐車スペース前
方部位と上方部位との間で昇降させる方式のもの、その
他のものとすることは可能である。
【0039】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されており、
これがため、設置場所に立設される支柱1は、これ自体
の周囲に大きく出張る部分がなく、構造をコンパクトな
ものとしているから、容易に輸送でき、この支柱1ばか
りでなく、梁材10、方杖材15、火打梁材20、補助
梁材25と共に輸送車等における積載効率を大きく向上
させる。
【0040】また、設置現場では、立設固定された支柱
1上端のジョイント板4上で、端部に形成した平面三角
形状の連結部11を突き合せ状にした梁材10相互及び
ジョイント板4との間でボルト、ナット13止め等によ
って連結すればよいものである。そのため、梁材10
は、その両端において、立設された支柱1上に仮に載置
でき、大型の建設機器によらずとも作業を遂行でき、設
置現場における組立作業を簡素化し、作業能率を大きく
向上させる。
【0041】組立後にあって、支柱1相互間に架設され
る梁材10は、互いに突き合せられ、相互に連結される
連結部11がジョイント板4にも連結され、しかも、夫
々の連結部位が支柱1上に纏まり、互いにしっかり結合
されるから、階上部分の荷重、更には駐車格納される自
動車Cの荷重その他を十分に支持できる堅牢性を備えて
おり、地震その他の外力による歪み等が生じることもな
い。
【0042】設置場所においての支柱1は、その立設間
隔を、梁材10の長さの設定とも相俟ち任意に設定でき
るから、夫々の駐車スペースに対する自動車Cの進退を
容易にさせる間隔を有するものとでき、設置場所での駐
車態様、状況に柔軟に対応可能である。
【0043】また、階下部分に、上下動自在に支持され
た駐車プレート32を、設置面上の駐車スペースに対し
昇降させることで駐車プレート32、駐車スペース夫々
に自動車Cを格納する昇降式の多段駐車格納装置30を
配設することで、階下部分における自動車Cの格納能力
を倍増でき、設置面積を極めて有効に活用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】要部分解斜視図である。
【図2】支柱部分の一部省略正面図である。
【図3】支柱と梁材との結合部分を示す平面図である。
【図4】全体配置における一部切欠の要部平面図であ
る。
【図5】図4におけるA−A矢視線に沿う梁材と補助梁
材との結合部分を示す断面図である。
【図6】他の実施例における側面図である。
【符号の説明】
F フェンス C 自動車 P 床パネル 1 支柱 2 ベース 3 補強片 4 ジョイント板 5 補強片 10 梁材 11 連結部 12 接合板 13 ボルト、ナット 14 下ウエブ 15 方杖材 16 下部固着プレート 17 上部固着プレート 18 方杖支持プレート 19 補強プレート 20 火打梁材 21 突片部 22 接合板 25 補助梁材 30 多段駐車格納装置 31 案内支柱 32 駐車プレート 33 モータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設置場所に所定間隔で立設配列され、外
    方に張り出し状のジョイント板を上端に突設形成された
    支柱と、ジョイント板上で互いに突き合せられる連結部
    を端部に形成した梁材と、突き合せられた連結部相互間
    及び連結部、ジョイント板間を夫々連結する連結固定手
    段と、梁材上面相互間に架設される床パネルとを備えた
    ことを特徴とする自動車用立体駐車設備。
  2. 【請求項2】 構成された階上部下方の階下部分には、
    上下動自在に支持された駐車プレートを、設置面上の駐
    車スペースに対し昇降させることで駐車プレート、駐車
    スペース夫々に自動車を格納する昇降式の多段駐車格納
    装置を配設してある請求項1記載の自動車用立体駐車設
    備。
  3. 【請求項3】 上端に張り出し状のジョイント板が突設
    形成されている支柱を設置場所に所定間隔で立設配列
    し、この支柱相互間に架設される梁材端部に形成した連
    結部端縁を支柱のジョイント板上で突き合せながら載置
    し、次いで、突き合せられた連結部相互間及び連結部、
    ジョイント板間を連結固定し、然る後、梁材相互間に床
    パネルを架設することを特徴とする自動車用立体駐車設
    備の組立方法。
  4. 【請求項4】 支柱上端には、その外方に張り出し状に
    したジョイント板を突設形成する一方、梁材端部には、
    先端が平面でほぼ直角三角形状の連結部を形成し、ジョ
    イント板上で互いに突き合せられる隣接の連結部端縁相
    互を断面ほぼL字状の接合板を介してボルト、ナット止
    めし、また、連結部底面をジョイント板上面にボルト、
    ナット止めしたことを特徴とする立体駐車設備における
    支柱と梁材との結合構造。
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