JPH0593454A - 汎用的アルミ成型パネル装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） ［目的］ 可及的に少い部材で，建造物各部位の被覆外
装を汎用的に行えるパネル装置を提供する。 ［構成］ コーナー連結材Ａ，平面連結材Ｂ及び平板パ
ネルＣを用い，コーナー連結材Ａ，平面連結材Ｂはそれ
ぞれ先端表裏又は左右表裏に各共通２対のスナップイン
一方手段としての係止溝条３１を，また平板パネルＣは
幅方向両側端部にスナップイン他方手段としての係止突
条３５を配置したものとする。これによりスナップイン
手段３０による建造物躯体又は外壁４０の平面部位，入
隅又は出隅部位等の被覆外装が可能となるとともに，大
口径配管４１のように取付ベースのない処での自立独立
状の被覆外装が可能となるから，建造物の各部位に可及
的汎用的に用い得る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は新設又は改装用の外壁面
を形成するパネル装置に関し，特に建造物の態様に応じ
て汎用的に用い得るようにした汎用的アルミ成型パネル
装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】この種新設又は改装用の外壁面を形成す
るパネル装置として，例えば金属系，窯業系等の縦張り
用或いは横張り用サイディングが知られている。

【０００３】これに用いるパネルは，折曲加工し又は成
型することによって雄型，雌型の嵌合部を幅方向両側端
部に形成したものとされ，その張設は，例えば各雄型嵌
合部をパネルと交差方向に配置した取付ベースをなす胴
縁に対して金具固定し，これに隣接パネルを雌雄嵌合
し，順次これを繰り返すように一側方向から他側方向に
向けて嵌合連結及び固定を行っていくものとされてい
る。

【０００４】そして入隅部位，出隅部位等にあっては，
例えば縦張りの場合には内外方向に屈曲形成したそれぞ
れの専用パネルを用い，同様な嵌合連結及び固定を行う
ものとされ，また横張りの場合にはパネル端部を直交方
向に被覆する同じく入隅，出隅各専用役物を介設使用す
るものとされている。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】この種のパネル装置に
よる，例えば中低層ビルの外装には，新設，改装の場合
を問わず次の如き問題点を有する。

【０００６】即ちパネルはそれぞれ取付ベースの胴縁に
対して金具固定する必要があるから，パネルによる外装
は胴縁を配置し得る躯体乃至外壁への添設設置の場合に
限られいる。従って，例えば改装に際して多く見られる
外壁に露出配置されている大口径の配管部位は，胴縁配
置を行い難く，結局この種配管部位等を被覆外装するこ
とは著しく困難又は不可能である。

【０００７】またパネルは雌雄嵌合するため，連結に方
向性が定まり，交差方向の外装を行うことは不可能であ
る。従って，例えば躯体や外装を縦張りした場合に，屋
上パラペットをパラペツト長手方向に被覆外装すること
はできず，専用の笠木を用いる以外に方法がなく，外装
の一体感を損ったりする。窓廻り等にも同様の問題を生
じる。

【０００８】また外装には，入隅，出隅部位にそれぞれ
専用パネル，専用役物を用いるから，建造物毎に異なる
平面形状に対応するという煩雑さがあり，その不足は工
事中断の直接原因となる。

【０００９】更に一般に品質感に乏しいことも多く，住
宅用としては適当とされても市街地の中低層ビル用とし
ては使用し難い。

【００１０】本発明は以上の如き問題点に鑑みてなされ
たもので，その解決課題とする処は，可及的に少数種の
部材により，上記入隅，出隅，配管各部位，ひいてはパ
ラペット等建造物の各部位を可及的汎用的に外装し得る
ようにした，品質感に富み，施工性に優れた汎用的アル
ミ成型パネル装置を提供するにある。

【００１１】

【課題を解決するための手段】上記目的に添い，本発明
はコーナー連結材，平面連結材と平板パネルを基本的な
部材とし，必要に応じて目地形成用の平板パネル或いは
縁材を更に用いるようにし，またこれらの連結手段とし
てスナップイン手段を採用するとともに組合せの多様化
のためにスナップイン手段の共通化を確保するようにし
たものであって，即ち本発明は，Ｌ字状屈曲基部の両先
端表裏に共通２対のスナップイン一方手段を配設したコ
ーナー連結材と，左右表裏に該コーナー連結材と共通２
対のスナップイン一方手段を配設した平面連結材と，幅
方向両側端部に上記スナップイン一方手段に対する共通
１対のスナップイン他方手段を配設した平板パネルを備
えてなることを特徴とする汎用的アルミ成型パネル装置
（請求項１），請求項１の平板パネルとともに又はこれ
に代えて，幅方向端部又は面内中間位置に目地条を追加
的に配設した目地形成用の平板パネルを用いてなること
を特徴とする汎用的アルミ成型パネル装置（請求項２）
及び請求項１又は２のコーナー連結材，平面連結材及び
平板パネルとともに，平板パネルと共通単一のスナップ
イン他方手段を配設した縁材を追加的に用いてなること
を特徴とする汎用的アルミ成型パネル装置（請求項３）
に係り且つこれらをそれぞれ発明の要旨として上記課題
解決の手段とするものである。

【００１２】

【実施例】以下実施例を示す図面に従って本発明を更に
具体的に説明すれば，図中Ａはコーナー連結材，Ｂは平
面連結材，Ｃは平板パネルをそれぞれ示し，またＤは平
板パネルＣとともに又はこれに代えて用いる目地形成用
平板パネル，Ｅは必要に応じて追加的に用いる縁材を示
す。

【００１３】上記コーナー連結材Ａ，平面連結材Ｂ，平
板パネルＣの３種の部材，更にこれに目地形成用平板パ
ネルＤ及び縁材Ｅを加えた５種の部材は，いずれもアル
ミニウム合金を押出成型した長尺一体のアルミ成型材を
用いて構成せしめてある。

【００１４】コーナー連結材Ａは，中空Ｌ字状に屈曲す
ることにより各Ｌ字状の表裏露出壁１２，１３を有する
ようにしたＬ字状屈曲基部１１と，この屈曲基部１１の
先端側表裏に共通２対のスナップイン一方手段として合
計４条の係止溝条３１とを備えたものとしてあり，また
平面連結材Ｂは左右表裏に，他の部位を介することなく
直接に，上記コーナー連結材Ａと共通２対のスナップイ
ン一方手段として，同じく合計４条の係止溝条３１を備
えたものとしてある。

【００１５】本例のスナップイン一方手段としての係止
溝条３１は，底壁３２又は側壁３３を共通にするように
各開口端内側に係止溝条３１毎に一対の隆起係止部３４
を隆起突設したものとして構成せしめてある。

【００１６】これに対して平板パネルＣは，本例におい
て平面フラットとした，例えば１２５mm幅の基壁２１
と，この基壁２１の幅方向両側端部の背面側に，上記ス
ナップイン一方手段としての係止溝条３１に対する，ス
ナップイン他方手段として係止突条３５を備えたものと
してある。

【００１７】更に目地形成用平板パネルＤは，上記平板
パネルＣの基壁２１をその一側端部において係止突条３
５側に凹陥させたことによる目地条２２を追加的に配設
した以外平板パネルＣと同じに構成したものとしてあ
り，また縁材Ｅは，幅狭とした基壁２４の幅方向一側端
部に平板パネルＣと共通単一のスナップイン手段として
同じく係止突条３５を配設したものとしてある。

【００１８】本例のスナップイン他方手段としての係止
突条３５は，平板パネルＣと縁材Ｅにおいて，各基壁２
１，２４背面側に突設した各１対の短寸突条３６の先端
外側に膨出係止部３７を膨出突設したものとしてあり，
また目地形成用の平板パネルＤにあっては，上記目地条
２２の形成に短寸突条３６を兼用するようにしてあり，
これにより短寸突条３６間下端を屈曲底壁２３で連結し
たリブ状のものとしてある。

【００１９】コーナー連結材Ａ及び平面連結材Ｂの各係
止溝条３１と，平板パネルＣ，目地形成用平板パネルＤ
及び縁材Ｅの各係止突条３５は，それぞれ可及的に寸法
精度を確保したものとしてあり，係止突条３５を係止溝
条３１に弾発的に圧入することにより，隆起係止部３４
と膨出係止部３７とが高精度に係止して，係止突条３５
が係止溝条３１に嵌合係止するようにしてある。

【００２０】即ち，コーナー連結材Ａ及び平面連結材Ｂ
において各共通２対とした係止溝条中任意の係止溝条３
１と，平板パネルＣ，目地形成用平板パネルＤの任意の
係止突条３５或いは縁材Ｅの係止突条３５とは，上記３
部材乃至５部材間の連結手段としてのスナップイン手段
３０を構成するものとしてある。

【００２１】図６乃至図１０は，建造物の形状に応じ
て，上記コーナー連結材Ａ，平面連結材Ｂ，平板パネル
Ｃの３部材をもって汎用的に外装を行うようにした各部
位におけるアルミパネル装置の例を示したもので，図６
は平面部位，図７は入隅部位，図８は出隅部位，図９は
大口径の配管部位，図１０は小口径の配管部位を示して
いる。

【００２２】即ち，平面部位は，平面連結材Ｂを，その
底壁３２からの固定金具３８を介して建物躯体乃至既設
外壁４０に固定し，表裏一方の左右係止溝条３１に平板
パネルＣの任意の係止突条３５を嵌合係止し，これらに
よるスナップイン手段３０を介して平板パネルＣを順次
被覆張設したものである。

【００２３】また，入隅部位は，コーナー連結材Ａの表
裏側の露出壁１２を入隅側に配置対接せしめ，裏面側の
露出壁１３を露出するようにして，裏面側に位置する各
先端側の係止溝条３１と平板パネルＣの一側係止突条３
５とによるスナップイン手段３０を介して平板パネルＣ
を張設したものとしてある。

【００２４】出隅部位は逆にコーナー連結材Ａの裏面側
の露出壁１３を出隅側に配置対接し，表面側の露出壁１
２を露出するようにして表面側の係止溝条３１と同じく
平板パネルＣの一側係止突条３５とによるスナップイン
手段３０を介した張設を行うものとしてある。

【００２５】なお，これら入隅部位，出隅部位では，本
例が躯体乃至外壁４０に直付け状に張設したものとして
いるため，コーナー連結材Ａにおける底壁３２の固定
は，躯体乃至外壁４０のクラック発生による損傷を避け
る上でこれを行わず，平面連結材Ｂを固定するに止めて
ある。

【００２６】大口径の配管部位は，平面部位の端部を画
し，その方向を９０°転換する如くに配管４１近傍両側
にコーナー連結材Ａを，更に配管４１外側の先端両側に
更に方向を９０°転換する如くにコーナー連結材Ａをそ
れぞれ配置し，これらコーナー連結材Ａ間を閉塞するよ
うに平板パネルＣを配置したものとして，取付ベースの
胴縁等を用いることなく自立独立的に連結設置したもの
としてある。

【００２７】このとき配管４１近傍両側のコーナー連結
材Ａは，その裏面側の露出壁１３が外側に，また先端両
側のコーナー連結材Ａは，その表面側の露出壁１２が外
側に位置するように配置せしめてあり，配管４１近傍側
において固定を施すことにより，配管４１側部側各コー
ナー連結材Ａ間にはその表裏においてそれぞれ表裏に配
置した平板パネルＣをスナップイン手段３０を介して張
設し，ホロー状とした補強措置を施した配置態様を採
り，また先端側コーナー連結材Ａ間にはその表面側にお
いて同じくスナップイン手段を介して単一の平板パネル
Ｃを張設し，該平板パネルＣを剥すことによる配管部位
の点検を可能としてある。

【００２８】小口径の配管部位は，上記平面部位端部に
用いた平面連結材Ｂの裏面側の係止溝条３１を用い，こ
の係止溝条３１と表裏反転した平板パネルＣの係止突条
３５とでスナップイン手段３０を形成し，該平面連結材
Ｂ間配管４２背面側を平板パネルＣの裏面で被覆外装す
るようにし，該配管４２を，外観を損わない小口径のも
のであるが故に，これをそのまま露出させたものとして
ある。

【００２９】図１１乃至図１４は，目地形成用平板パネ
ルＤを用い，また縁材Ｅを用いて外装を行ったパネル装
置の例であり，図１１においては，上記平板パネルＣと
ともに，所定位置に目地形成用平板パネルＤを配設し，
平面連結材Ｂの係止溝条３１と該平板パネルＤのそれぞ
れの係止突条３５との間でスナップイン手段３０を介し
てこれを張設したものであり，これにより所望の位置に
目地条２２露出による凹目地を形成したものとしてあ
る。

【００３０】図１２及び図１３は，以上の縦張りの例に
代えて平板パネルＣを平面連結材Ｂにより横張りした場
合の入隅部位及び出隅部位におけるコーナー連結材Ａと
の納まりを示したもので，このように平板パネルＣを横
張りした場合には，追加的に縁材Ｅを用いて，該縁材Ｅ
をコーナー連結材Ａの両先端表裏に各スナップイン手段
３０を介して４枚連結し，表面又は裏面側各２枚の縁材
Ｅを躯体乃至外壁４０面内位置で固定する一方，各表裏
２枚の基壁２４により平板パネルＣの長手方向端部を被
覆固定したものとしてある。

【００３１】図１４は，更に屋上パラペット４３を被覆
外装したパネル装置の例を示し，このとき躯体乃至外壁
４０には平板パネルＣを縦張りしてあり，これと交差す
るようにパラペット４３長手方向の被覆を行ったもので
あり，即ち，パラペット４３上面中間位置に平面連結材
Ｂを配置固定する一方，幅方向端部に平板パネルＣの端
部を裏面側の露出壁１３によって包み込むようにコーナ
ー連結材Ａを配置し且つこのコーナー連結材Ａを平板パ
ネルＣに固定し，これら平板連結材Ｂとコーナー連結材
Ａ間に各スナップイン手段３０を介して平板パネルＣを
張設するようにし，更にコーナー連結材Ａのパラペット
４３側壁側に同じくスナップイン手段３０を介して縁材
Ｅを配置することによってコーナー連結材Ａの係止溝条
３１の目隠しと水切りを兼用するようにしたものとして
ある。

【００３２】以上の例のとおり，本発明はコーナー連結
材Ａ，平面連結材Ｂ及び平板パネルの３種の部材で基本
的な建造物の外装を汎用的に行えるものとされ，また目
地形成を行うについては平板パネルＣとともに又はこれ
に代えて目地形成用の平板パネルＤを用いることによっ
て対応でき，また，平板パネルＣを横張りした場合の入
隅，出隅部位のようにこれと直交する納まりを行う場
合，パラペットの被覆をする場合には縁材Ｅを追加的に
用いれば，極めて良好な納まりを得られることになる。

【００３３】もとより上記図示例において，例えば図９
の大口径配管の例にあっては，もとより平面連結材Ｂを
追加的に用いることによりその突出幅を拡大でき，また
こうすることにより配管以外の建造物の突出部や添設設
備等を被覆外装できるとともにコーナー連結材Ａを適宜
に用いることにより，平面Ｔ字状，Ｌ字状等多様な納ま
りを得られることになる。

【００３４】また図１４の縁材Ｅに代えて，パラペット
４３立上り高さが存在すれば，平板パネルＣを用いるこ
ともできることになり，この場合は上記３部材での対応
が可能となる。

【００３５】上記例はいずれもパネル装置を躯体乃至外
壁に直付けするように配置したが，必要に応じて胴縁材
を用い，これを取付ベースとして張設を行うことがもと
より可能である。特に改装に際しては，既設外壁が波打
ち状に老朽化しているケースがあり，一般に本発明パネ
ル装置はアルミ成型材の弾性で，外壁形状に対する馴染
みに許容範囲を有することになるが，老朽化が著しい時
等は胴縁材を用いることが好ましい。

【００３６】本発明の実施に当っては，以上の説明によ
り当業者に明らかとなるように，例えば平板パネル等の
幅寸法，長さ寸法を適宜に変更設定すること，平板パネ
ルにリブ状等の凹凸模様を付すること，平面連結材の左
右スナップイン一方手段間に平板パネルと面一の基壁部
を介設すること，目地条を平板パネルの中間部位に配置
し又はこれを複数配置すること，スナップイン一方，他
方手段の配置を部材間で逆にすること，縁材の基壁を突
出させず又は突出幅を減少すること，更に，平板パネル
に寸法が異なり或いはカラーの異なる等複数のものを使
用したり，目地条に着色目地材を，同様なスナップイン
手段により追加的に嵌着するようにしたりする如くに部
分的に他部材を追加使用することを含めて，前記発明の
要旨に反しない限り，コーナー連結材，平面連結材，平
板パネル，目地形成用平板パネル，縁材，スナップイン
一方手段，スナップイン他方手段の各具体的形状，構
造，寸法，数量，付加，等は適宜に変更することがで
き，以上に図示し，説明したものに限定するには及ばな
い。

【００３７】

【発明の効果】以上のとおり本発明は，請求項１でＬ字
状屈曲基部の両先端表裏に共通２対のスナップイン一方
手段を配設したコーナー連結材と，左右表裏に該コーナ
ー連結材と共通２対のスナップイン一方手段を配設した
平面連結材と，幅方向両側端部に上記スナップイン一方
手段に対する共通１対のスナップイン他方手段を配設し
た平板パネルを備えてなることを特徴とするから，コ−
ナ−連結材，平面連結材，平板パネルの各表裏の使用を
任意に行うことができ，これにより，出隅，入隅部位は
もとより，大口径配管，パラペット等取付ベ−スの胴縁
を設置し得ない部位，交差方向の納まりを必要とする部
位等についても，自立独立状，交差状の被覆外装を行う
ことが可能となるから，結局可及的少数の，例えば上記
３部材のみによって，多様な状況にある建造物の各部位
を可及的汎用的に被覆外装することを可能とする。

【００３８】また，請求項２の目地形成用平板パネルを
用いることにより，目地を形成して外観を向上すること
が可能となり，また，請求項３の縁材を使用することに
より，交差方向の納まりを外観良く向上するとともに平
板パネルの縦張り，横張りの双方を同時的に可能とす
る。

【００３９】本発明はいずれもアルミ成型材を用いるか
ら，従来のパネル装置に対して品質感に富んだものとす
ることができ，中低層ビルを含めて各種建造物に対して
用いることを可能とし，また被覆張設作業はスナップイ
ン手段を介する連結と必要な固定を施せば足り，簡易且
つ確実に行うことができ，更にスナップイン手段を介す
ることにより各連結強度を充分に確保することができ
る。

【図面の簡単な説明】

図１ コ−ナ−連結材の縦断面図 図２ 平面連結材の縦断面図 図３ 平板パネルの縦断面図 図４ 目地形成用平板パネルの縦断面図 図５ 縁材の縦断面図 図６ 平面部位の縦断面図 図７ 入隅部位の縦断面図 図８ 出隅部位の縦断面図 図９ 大口径配管部位の縦断面図 図１０ 小口径配管部位の縦断面図 図１１ 平面部位の縦断面図 図１２ 入隅部位の縦断面図 図１３ 出隅部位の縦断面図 図１４ 屋上パラペットの縦断面図

【符号の説明】

Ａ コ−ナ−連結材 Ｂ 平面連結材 Ｃ 平板パネル

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 Ｌ字状屈曲基部の両先端表裏に共通２対
   のスナップイン一方手段を配設したコーナー連結材と，
   左右表裏に該コーナー連結材と共通２対のスナップイン
   一方手段を配設した平面連結材と，幅方向両側端部に上
   記スナップイン一方手段に対する共通１対のスナップイ
   ン他方手段を配設した平板パネルを備えてなることを特
   徴とする汎用的アルミ成型パネル装置。
2. 【請求項２】 請求項１の平板パネルとともに又はこれ
   に代えて，幅方向端部又は面内中間位置に目地条を追加
   的に配設した目地形成用の平板パネルを用いてなること
   を特徴とする汎用的アルミ成型パネル装置。
3. 【請求項３】 請求項１又は２のコーナー連結材，平面
   連結材及び平板パネルとともに，平板パネルと共通単一
   のスナップイン他方手段を配設した縁材を追加的に用い
   てなることを特徴とする汎用的アルミ成型パネル装置。