JPH0593409U - 超音波探触子 - Google Patents

超音波探触子

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JPH0593409U
JPH0593409U JP3529592U JP3529592U JPH0593409U JP H0593409 U JPH0593409 U JP H0593409U JP 3529592 U JP3529592 U JP 3529592U JP 3529592 U JP3529592 U JP 3529592U JP H0593409 U JPH0593409 U JP H0593409U
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ultrasonic probe
puncture needle
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ultrasonic
shaped
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渉 矢口
徹 渡辺
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Aloka Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 超音波診断装置に取り付けられ、被検体に当
接して超音波を送受信する超音波探触子において、腹腔
内手術に用いるトラカールに挿入できる形状で、強度を
有するとともに、電気的な絶縁性を有する超音波探触子
を提供する。さらに、体内での穿刺も容易な構造とす
る。 【構成】 超音波探触子Aを細長で棒状の形状とし、そ
の外周部に金属パイプ部9と、さらにその外側に金属パ
イプ部9を被覆する樹脂パイプ部11を設ける。先端付
近に穿刺針ガイドを設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、超音波探触子に関するものであり、特に腹腔鏡等を用いた外科手術 に使用される超音波探触子に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から超音波探触子にはさまざまの形状のものが考案されており、手術の種 別によっても各種のものが開発されている。
【0003】 胆嚢摘出手術等の腹部外科手術は、従来では開腹手術によって行われていたが 、開腹手術は患者、術者の双方にとって負担が大きく、特に患者にとっては手術 時間が長時間化、手術後の疼痛、入院日数の長期化等の問題があり、美容的にも 手術後の傷跡が大きいことから種々の問題点を有していた。
【0004】 以上のような問題に対処するために創案されたのが、内視鏡の1種である腹腔 鏡を用いた外科手術である。これは図5に示すように患者の腹部に普通は4か所 に穴を開けて、内径0.5〜1.2cmの管(トラカール)4本を刺し、トラカ ールより腹腔鏡20や手術具21を挿入し手術を行なうものである。
【0005】 ここで、従来上記トラカールに挿入可能な、細くて体内臓器に直接触れる術中 用超音波探触子は存在しなかった。また、トラカール挿入に適した超音波探触子 とするには、超音波探触子が細長棒状の形状であることが要求されるが、従来の 細長棒状形状の超音波探触子はその外筒部分が樹脂のみで形成されているのが一 般的であった。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、外筒部分が樹脂のみで形成された超音波探触子では、上記トラカール に挿入するには径が細いことが必要であるので、強度に問題を有していた。
【0007】 ここで、外筒部分を金属製とすれば強度は保たれるが、電気的な絶縁の問題や 、金属面に腹腔鏡の照明光が当たり、反射して腹腔鏡での術部の観察がしにくい という問題が生じていた。
【0008】 そこで本考案は、トラカールに挿入できる形状であり、強度を有するとともに 、電気的な絶縁性を有する超音波探触子を提供することを目的とするものである 。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案は、超音波診断装置に取り付けられ、被検体に当接して超音波を送受信 する超音波探触子において、細長で棒状形状を呈し、外周部にパイプ状の金属製 部材と該金属製部材を被覆して周設されたパイプ状の樹脂製部材とを有すること を特徴とするものである。
【0010】 次に、第2には、上記第1の構成において、超音波振動子の先端付近に、穿刺 針を被検体にガイドするための溝状ないしは孔状の穿刺針ガイド部を設けたこと を特徴とするものである。
【0011】 さらに、第3には、上記第2の構成において、超音波探触子における穿刺針ガ イド部又は該穿刺針ガイド部の近傍に上記穿刺針ガイドの位置を視覚的にめいり ょうに識別するために着色を施したことを特徴とするものである。
【0012】
【作用】
本考案における超音波探触子においては、細長で棒状形状を呈し、外周部にパ イプ状の金属製部材を有しているので、トラカールに挿入した場合でも、強度を 保って超音波診断をすることができる。また、上記金属製部材にはパイプ状の樹 脂製部材が被覆して周設されているので、電気的絶縁を保つことができ、患者の 電気的安全が保てる。
【0013】
【実施例】
本考案の実施例を図面を利用して説明する。本考案に基づく超音波探触子Aは 、図1に示すように、全体に棒状の細長形状を呈しており、ケース部1に振動子 3が取り付けられ、ケース部1の内部には該振動子用のケーブル部5が挿通され ている。この超音波探触子Aの全長は約400mmで、内径10mmのトラカー ルに使用可能な形状である。従来でも経直腸用探触子等で棒状のものが作られて いるが、外径が合わない等の理由で、トラカールには適さなかった。
【0014】 本考案において特徴的なことは、図1(ロ)に示すように、探触子Aの外周部 を構成するケース部1を、内側に位置する金属パイプ部9と、外側に位置する樹 脂パイプ部11の二重構造とした点である。金属パイプ部9は、他のいかなる導 電性部分とも接続されていない。いわゆるフローティングの状態である。
【0015】 本実施例においては、探触子の外周部に金属パイプ部9を有しているので、超 音波探触子の強度を高めることができるとともに、金属パイプ部9の外側を樹脂 パイプ部11で覆っているので、電気的絶縁を保つことができ、漏れ電流による 生体への影響を防ぐことができる。
【0016】 さらに、上記ケース部1の外周面は黒色で光沢のない面であり、腹腔鏡の照明 光で腹腔内を照らした場合に、超音波探触子の外周面で光が反射して腹腔鏡での 術部の観察がしにくいということを防止することができる。
【0017】 また、上記超音波探触子Aの先端部には、図2に示すように、穿刺針ガイドが 設けられ、腹腔鏡を用いた手術もしくは検査時において、前記穿刺針ガイドに沿 って穿刺針を挿入し、超音波画像で穿刺針を確認しながら手術及び検査を行うこ とができる。
【0018】 穿刺針ガイドの形状及び取付け位置は図2に示すように種々あり、図2(イ) のように溝状の穿刺針ガイド13aを超音波探触子の先端に設ける場合や、(ロ )のように孔状の穿刺針ガイド13bを超音波探触子の先端に設ける場合がある 。また、(ハ)のように溝状の穿刺針ガイド13cを側部に設ける場合や、(ニ )のように超音波探触子の振動子部分に孔状の穿刺針ガイド13dを設ける方法 もある。さらには、(ホ)に示すように振動子の手前部分に孔状の穿刺針ガイド 13eを設ける方法もある。
【0019】 また、図3に示すように、上記穿刺針ガイド付近を赤、黄、白等のめいりょう な色で着色するか印を付ける等して穿刺針ガイドマークを付することにより、腹 腔鏡下で穿刺針ガイドの位置を容易に、めいりょうに確認することができ、穿刺 針を穿刺針ガイドに挿通しやすくすることもできる。具体的には、図2(イ)の 超音波探触子に穿刺針ガイドマークを付す場合は、図3(イ)のように穿刺針ガ イドマーク15aを付し、図2(ロ)の超音波探触子に穿刺針ガイドマークを付 す場合には、図3(ロ)のように穿刺針ガイドマーク15bを穿刺針ガイドの挿 通端に付し、さらに、図2(ハ)の超音波探触子に穿刺針ガイドマークを付す場 合には、図3(ハ)に示すように穿刺針ガイド13cの振動子部分を除いたケー ス部分に穿刺針ガイドマークを付す。
【0020】 さらに、図4に示すように、超音波探触子のケーブル部5の近くの端部に穿刺 針ガイド15aと同じ側の面に突起部17等の識別部材を設けておけば、超音波 探触子が棒状形状を呈していても、穿刺針ガイド15aの位置する方向を体外か らも容易に判断でき穿刺針ガイドの位置をより容易に確認できる。上記識別部材 は突起部には限られず、着色してもよい。また、穿刺針ガイドを設けない場合で も、振動子を取り付けた側に突起部等の識別部材を設けておけば、体外からでも 振動子の向きを容易に判断でき、超音波診断を容易に行うことができる。
【0021】
【考案の効果】
本考案は以上のように構成され、細長の棒状形状を呈しているので、トラカ ールへの挿入が容易であり、外周部が金属製部材と樹脂部材の二重構造となって いるので、細長棒状形状を呈していても、強度を保つことができ、かつ、電気的 絶縁を保つことができる。
【0022】 さらに、長い探触子と、長い穿刺針とを用い、指先から離れた体内での困難な 穿刺でも、めいりょうに着色した穿刺針ガイドを設けたことにより容易に実施が 可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る超音波探触子を示す図であり、
(イ)はその正面図であり、(ロ)は(イ)におけるX
−X断面図である。
【図2】本考案に係る超音波探触子の穿刺針ガイドとそ
の取付け位置を示した図であり、(イ)は超音波探触子
の先端に溝状の穿刺針ガイドを設けた図であり、(ロ)
は超音波探触子の先端に孔状の穿刺針ガイドを設けた図
であり、(ハ)は超音波探触子の側部に溝状の穿刺針ガ
イドを設けた図であり、(ニ)は超音波探触子の振動子
部分に孔状の穿刺針ガイドを設けた図であり、(ホ)は
超音波探触子の振動子の手前部分に孔状の穿刺針ガイド
を設けた図である。
【図3】本考案に係る超音波探触子の穿刺針ガイドマー
クを示した図であり、(イ)は図2(イ)の穿刺針ガイ
ドに穿刺針ガイドマークを付した図であり、(ロ)は図
2(ロ)の穿刺針ガイドの挿通端に穿刺針ガイドマーク
を付した図であり、(ハ)は図2(ハ)の穿刺針ガイド
の振動子部分を除いたケース部分に穿刺針ガイドマーク
を付した図である。
【図4】識別部材を設けた超音波探触子を示す図であ
る。
【図5】腹腔鏡を用いた手術を示す図である。
【符号の説明】
1 ケース部 3 振動子 5 ケーブル部 9 金属パイプ部 11 樹脂パイプ部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波診断装置に取り付けられ、被検体
    に当接して超音波を送受信する超音波探触子において、 細長で棒状形状を呈し、外周部にパイプ状の金属製部材
    と該金属製部材を被覆して周設されたパイプ状の樹脂製
    部材とを有することを特徴とする超音波探触子。
  2. 【請求項2】 超音波探触子の先端付近に、穿刺針を被
    検体にガイドするための溝状ないしは孔状の穿刺針ガイ
    ド部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の超音波
    探触子。
  3. 【請求項3】 超音波探触子における穿刺針ガイド部又
    は該穿刺針ガイド部の近傍に上記穿刺針ガイド部の位置
    を識別するために着色を施したことを特徴とする請求項
    2に記載の超音波探触子。
JP1992035295U 1992-05-27 1992-05-27 超音波探触子 Expired - Lifetime JP2564367Y2 (ja)

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