JPH0593114U - 自動車用アンテナの取付装置 - Google Patents

自動車用アンテナの取付装置

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JPH0593114U
JPH0593114U JP3922392U JP3922392U JPH0593114U JP H0593114 U JPH0593114 U JP H0593114U JP 3922392 U JP3922392 U JP 3922392U JP 3922392 U JP3922392 U JP 3922392U JP H0593114 U JPH0593114 U JP H0593114U
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mounting device
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哲也 山本
政一 中東
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車のアンテナを予め定めた位置に正しい
姿勢で接着して取付けることができ、また、接着したア
ンテナが剥離した場合でもその落下を防ぐようにしたア
ンテナ取付装置を開発すること。 【構成】 アンテナを取付ける自動車室内の所定部所に
係止具31を予め止着させる。そして、アンテナ一端部
のコネクタ26をこの係止具31に係止させ、その後、
アンテナの他端部を引張るようにしながら自動車室内面
にアンテナを接着させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、自動車に搭載されるラジオ受信機、テレビジョン受像機の受信用 アンテナを取付けるための取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近の自動車は、ラジオ受信機、テレビジョン受像機のアンテナが室内に配設 されることが多く、特に、テレビジョン受像機を搭載した自動車では複数個のア ンテナを配設してダイバ−シティ受信方式としたものがある。
【0003】 そして、このようなアンテナは、電波受信用の主アンテナと、車体と静電容量 結合させた副アンテナ(ア−スアンテナ)との一対のアンテナとなったものがあ る。
【0004】 主副アンテナは共に導電体で構成されており、多くのものが細長い偏平状の状 態となっている。 また、このようなアンテナは、車体ピラ−、ダッシュ板上面、リヤトレイ上面 などに固着されているが、ほとんどが両面接着テ−プを使用して接着する構成と なっている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上記した如く、アンテナが細長い偏平状で、これを接着して取付ける構成とな っているため、取付け場所(例えば、直線状)に沿って貼付ることが難しく、曲 ったままで貼付けられることが往々にある。 このため、自動車の室内の見栄えが悪くなるという問題があった。
【0006】 また、アンテナが接着テ−プによって接着されているだけであるので、接着が 不充分であったり、自動車の振動や経年劣化により、これが剥離して落下するこ とがあり、ラジオ受信機、テレビジョン受像機の正常な受信が困難になることや 自動車の運転に支障が生じたりすることがあった。
【0007】 本考案は上記した実情にかんがみ、自動車の室内面に正規の状態で確実に取付 けることができるこの種のアンテナの取付装置を開発することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するため、本考案では、自動車の室内面に接着して取付け る細長い偏平状のアンテナにおいて、アンテナを取付ける室内面部所に止着させ る係止部材を設けると共に、アンテナの一端部には上記係止部材に係止自在とし た係止部を設け、室内面に止着させた係止部材にアンテナ一端部を係止させ、そ の後アンテナを接着させて取付ける構成としたことを特徴とする自動車用アンテ ナの取付装置を提案する。
【0009】
【作用】
アンテナを取付ける室内部所に係止部材を止着する。 その後、この係止部材にアンテナの一端部に設けた係止部を係止する。 そして、一方の手指で摘んでアンテナの他方端部を引張るようにし、他方の手 指でアンテナを室内面に押し合せて接着させる。 この取付け作業によって、予定場所がずれることなく簡単にアンテナを取付け ることができる。
【0010】 取付けられたアンテナが剥離したとしても、一端部が係止部材によって係止保 持されるので落下することがない。
【0011】
【実施例】
次に、本考案を実施例について図面に沿って説明する。 図1は自動車の室内を示した部分図であり、11はリヤサイドピラ−、12は リヤガラス、13はドアガラス、14は後部座席である。
【0012】 この図1は、リヤサイドピラ−11に電波受信用の主アンテナ15を、リヤガ ラス12の上方に当る天井にア−ス用として副アンテナ16を各々接着して取付 けた一例を示している。
【0013】 なお、17はアンテナコ−ドで、これは受信線とア−ス線とを絶縁被覆した同 軸ケ−ブルとなっいる。18はア−スコ−ドで、アンテナコ−ド17のア−ス線 に接続した導電線を絶縁被覆したコ−ドとなっている。
【0014】 主アンテナ15は図示するように細長い偏平状の形態で、図2に示すところの 断面構造となっている。 すなわち、可撓性の合成樹脂材からなる基板19と、両面接着テ−プ20によ って基板19に接着したプリント基板21と、このプリント基板21に設けたレ ジスト22を介して接着した両面接着テ−プ23と、剥離紙24との重合構造と なっている。
【0015】 また、プリント基板21はフレキシブル樹脂材で、これにはアンテナ導電体を 形成する銅箔パタ−ン25、25が設けてある。 なお、銅箔パタ−ン25、25は主アンテナ15の先端側で折り返した一体の もので、その一方のパタ−ン25の基部をコネクタ26でアンテナコ−ド17の 受信線に接続してある。
【0016】 副アンテナ16は主アンテナ15と同様の断面構造となっており、プリント形 成された銅箔パタ−ンの基部がア−スコ−ド18のア−ス線に接続してある。
【0017】 主アンテナ15のコネクタ26は、図3(A)より分かる通り、上ケ−ス26 aと下ケ−ス26bとをねじ27、28によって固定した空中容体で、この下ケ −ス26bには係止孔29が設けてある。
【0018】 また、このコネクタ26では、図4に示した如くアンテナコ−ド17とア−ス コ−ド18とが接続される。 つまり、アンテナコ−ド17の受信線17aはプリント基板21の銅箔パタ− ン25に接続し、また、このコ−ド17のア−ス線17bは圧着スリ−ブ30に よってア−スコ−ド18のア−ス線18aに接続してある。 なお、図4は上ケ−ス26aを取り外した状態を示す。
【0019】 圧着スリ−ブ30は金属材からなる管状体で、一方からア−ス線17bを差し 入れ、他方からア−ス線18aを差し入れ、これらア−ス線17b、18aを重 ねた状態で押し潰してア−ス線接続してある。
【0020】 上記した圧着スリ−ブ30によるア−ス線接続は、圧着スリ−ブ30が下ケ− ス26bのコ字形枠部26cに内装され、また、これが平行板部26dに突き当 るから、ア−スコ−ドの半田付けを必要とせず、その上、タイラップバンドを設 けたり、結びを作ったりしてコ−ド抜け止めを行なう必要がなく極めて有利な手 段となる。
【0021】 上記した主アンテナ15は図3(B)に示した係止具31を使用して車体ピラ −内面に取付ける。 この係止具31は第1実施例として示したもので、前側板31aから折り返し 形成した後側板31bを有する弾性板材からなり、その前側板31aには、割溝 を設けた拡頭形の係止突部31cが一体に形成してある。
【0022】 上記した係止具31は図5に示した如く、室内天井カバ−32にピラ−カバ− 33を繋げるカバ−縁33aより後側板31bを差し入れてピラ−に止着する。
【0023】 その後、コネクタ26の係止孔29に係止突部31cを嵌入させるようにして 、主アンテナ15の一端部をこの係止具31に係止させる。
【0024】 このように係止させた主アンテナ15は、剥離紙24を剥がしてから、その他 端部を一方の手指で摘んで引張るようにし、また、他方の手指でアンテナ表面か ら軽く押え付けるようにして両面接着テ−プ23をピラ−内面に接着させる。
【0025】 また、ピラ−カバ−33の繋ぎ目がない自動車については、次に述べる各係止 具を使用して取り付ける。 図6(A)、(B)は係止具の第2実施例を示したものである。 この係止具34は、ほぼ半円形の平板34aと、この平板34aの表面に割溝 を設けた拡頭形の係止突部34bと、平板34aの背面に設けた両面接着板35 とから構成してある。
【0026】 この係止具34は、ピラ−内面の上方部に両面接着板35を接着させて止着す る。 その後、コネクタ26の係止孔29に係止突部34bを嵌入させるようにして 、主アンテナ15の一端部をこの係止具34に係止させ、第1実施例同様に取付 ける。
【0027】 図7(A)、(B)は係止具の第3実施例を示し、この実施例の係止具36は 、第2実施例の両面接着板35に換えて、平板36aの背面に後方向きとした止 め針37を設けたもので、その他は第2実施例と変わりはない。
【0028】 この係止具36はピラ−内面の上方部に止め針37を差し込んで止着する。 そして、第1実施例同様にその係止突部36bにコネクタ26を係止させるよ うにして主アンテナ15を取付ける。
【0029】 図8(A)、(B)は係止具の第4実施例を示し、この実施例の係止具38は 、第3実施例の止め針37に換えて、平板38aの背面に下方向きとした止め針 39を取付けた構成としてある。つまり、止め針39は、その凸曲部39aを平 板38aの隆起部38d直下の孔部38cに嵌入するようにして取付けてある。 なお、係止突部38bは上記実施例のものと変わりがない。 この係止具38は第2実施例と同様に使用する。
【0030】 図9は係止具の第5実施例を示す。 この係止具40は止め針41を有する画鋲形としたもので、その拡頭部に割溝 を設けて係止突部40aとしてある。 この係止具40についても第2実施例と同様に使用する。
【0031】 副アンテナ16の取付けについては特に説明しなかったが、この副アンテナ1 6のコネクタ42(図1)に係止孔を設ければ、上記した係止具を使って主アン テナ15と同様に取付けることができる。
【0032】 また、本考案はア−ス用の副アンテナ16を備えない自動車用アンテナの取付 けについても同様に実施し得る。 さらに、係止具に備えた係止突部とアンテナのコネクタに設けた係止孔は、他 の同様の機能を有する係止手段に置き換えてもよい。
【0033】
【考案の効果】
上記した通り、本考案に係る取付装置は、自動車の室内面に係止部材を予め止 着させ、アンテナの一端部をこの係止部材に係止させた後、アンテナ他端部を引 張るようにして室内面に接着させる構成としたので、アンテナの取付けが簡単と なり、その上、所定位置に正しい姿勢で取付けることができる。 また、アンテナが剥離した場合でも係止部材によって保持されるため落下する ことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】アンナテが取付けられた自動車室内の部分図で
ある。
【図2】アンテナの断面図である。
【図3】図3(A)は主アンテナのコネクタ部分を示し
た斜視図、図3(B)は第1実施例として示した係止具
の斜視図である。
【図4】主アンテナのコネクタ内部を示した部分図であ
る。
【図5】主アンテナの取付状態を示す部分図である。
【図6】図6(A)は第2実施例として示した係止具の
斜視図、図6(B)は同係止具の側面図である。
【図7】図7(A)は第3実施例として示した係止具の
斜視図、図7(B)は同係止具の側面図である。
【図8】図8(A)は第4実施例として示した係止具の
斜視図、図8(B)は同係止具の側面図である。
【図9】第5実施例として示した係止具の側面図であ
る。
【符号の説明】
15 主アンテナ 16 副アンテナ 21 プリント基板 23 両面接着テ−プ 25 銅箔パタ−ン 26 コネクタ 29 係止孔 31、34、36、38、40 係止具 31c、34b、36b、38b、40a 係止突部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の室内面に接着して取付ける細長
    い偏平状のアンテナにおいて、アンテナを取付ける室内
    面部所に止着させる係止部材を設けると共に、アンテナ
    の一端部には上記係止部材に係止自在とした係止部を設
    け、室内面に止着させた係止部材にアンテナ一端部を係
    止させ、その後アンテナを接着させて取付ける構成とし
    たことを特徴とする自動車用アンテナの取付装置。
JP1992039223U 1992-05-18 1992-05-18 自動車用アンテナの取付装置 Expired - Fee Related JP2569528Y2 (ja)

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