JPH059294Y2 - - Google Patents

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JPH059294Y2
JPH059294Y2 JP5846985U JP5846985U JPH059294Y2 JP H059294 Y2 JPH059294 Y2 JP H059294Y2 JP 5846985 U JP5846985 U JP 5846985U JP 5846985 U JP5846985 U JP 5846985U JP H059294 Y2 JPH059294 Y2 JP H059294Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はキヤリヤテープの製造装置に関し、更
に詳細には電子部品等の品物を収納する複数の容
器およびその容器に関連した送り孔が形成された
キヤリヤテープの製造装置に関する。
(ロ) 従来技術 電子回路の自動組立機においては電子部品をキ
ヤリヤテープの容器内に収納しておき、そのキヤ
リヤテープにより組立機の所望の位置に送るよう
にしている。この場合、キヤリヤテープを一定送
りする必要があるためキヤリヤテープに送り孔を
空けてその送り孔により送りピン等を引掛けて一
定送りするようにしている。
ところで、このようなキヤリヤテープの従来の
製造装置としては、樹脂製テープを加熱した直後
における容器の成形位置で送り孔の穿孔も成形と
同時に行なつていた。
しかしながら、このような方法ではテープが加
熱されて軟かいうちに送り孔の穿孔も同時に行な
われるため、容器の成形型と穿孔用パンチとの位
置決めが正しく行なわれていても、孔がきれいに
空けられなかつたり或はテープの伸びによりテー
プに形成される容器と送り孔との位置関係が一定
しない問題があつた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案が解決しようとする問題は、容器の成形
後テープが常温以下に冷却した後容器を位置決め
して穿孔することにより容器に関する送り孔の位
置の精度を高く均一にすることである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案による技術的手段は、帯状のテープを加
熱するヒータと、該テープに複数の容器を形成す
る成形装置と、該テープに送り穴を空ける穿孔装
置とを備え、該テープに容器及び送り孔を成形す
るキヤリヤテープの製造装置において、該穿孔装
置を該成形装置から該テープの送り方向下流側に
隔てて設けて該穿孔装置には該テープに形成され
た容器内に入つて該テープを位置決めする位置決
め部材を設け、該成形装置と該穿孔装置との間に
該テープを冷却する冷却装置を設け、該冷却装置
よりも該テープの移送方向下流側の位置に該穿孔
装置に連動しかつ該容器内に入る突起を有する位
置決め送りロールを設け、該位置決め送りロール
と該位置決め部材とを、該位置決め部材が該テー
プに形成されたいずれかの容器と整合されている
とき該位置決め送りロールのいずれかの該突起が
他の容器の進行方向後壁に当接するように、位置
決めして構成されている。
(ホ) 作用 上記構成において、テープはヒータにより加熱
された後成形装置により容器が成形される。その
後容器が冷却装置を通過する間に冷却され、穿孔
装置の位置に来ると穿孔装置の位置決め部材が容
器内に入つてテープの位置決めを行なつた後テー
プに送り孔を空ける。送り孔の空けられた後のテ
ープは穿孔装置の動作に連動して間欠回転する位
置決め送りローラにより間欠送りされる。
(ヘ) 実施例 以下図面を参照して本考案の実施例について説
明する。
第1図において本実施例のキヤリヤテープの製
造装置1が概略的に示されている。同図において
Rは合成樹脂材等でつくられた帯状のテープtを
巻回したロール、2は一対の繰出しロール2a,
2bを有しテープtをロールRから繰り出す第1
の繰出し装置、3はテープtに張力を作用させる
テンシヨン装置、4は予熱ロール4aと加熱ロー
ル4bとを有していてテープtを加熱するヒー
タ、5は外周に複数の成形凹部が形成されていて
テープに容器を成形する成形ロールすなわち成形
装置、6は容器成形後のテープを繰り出す第2の
繰出し装置、7はテープに張力を与えるとともに
間欠送りと連続送りとの相違による送りモードの
相違によりテープの送りの差を吸収する段差装
置、8はテープtを連続送りする連続送り装置、
9はテープを幅方向に複数に分割するスリツタで
あつて、これらは公知の構造のものである。した
がつてそれらの構造および動作の詳細な説明は省
略する。
第2の繰出し装置6と段差装置7との間にテー
プtの進行方向上流側から冷却装置11と、穿孔
装置12と、位置決め送りローラ15とが設けら
れている。
冷却装置11は、第3図に示されるようにテー
プに成形された容器rが通り得る複数の溝112
がテープtの進行方向に沿つて伸長させて形成さ
れていて水等により冷却されている冷却レール1
10と、テープtをばね115により冷却レール
に押圧する押え板114とを有していてテープt
を冷却レール110に接触させてほぼ常温に冷却
するようになつている。
穿孔装置12は、第4図に詳細に示されるよう
に、下側の固定台120と、固定台に直立して固
定された複数(第4図では1個のみ図示)の案内
軸121により上下動可能に案内された可動台1
22と、固定台120に固定された下型123
と、可動台122に固定された取付け板124
と、下型123と取付け板124との間にそれら
に関して相対移動可能に設けられた位置決め部材
126とを備えている。
下型123の上面にはテープtに形成された容
器rがちようど入る幅の溝127が複数個テープ
の進行方向に伸長させて形成されている。下型1
23には更に溝の間にポンチ穴128が形成され
ている。
可動台122には取付け台124を通して下方
に伸びるガイドロツド130が取り付けられ、そ
の下端は下型123の穴129内に受けられてい
る。ガイドロツド130は可動台122の穴13
1内に設けられたばね132により常時下方に弾
圧されている。
取付け板124には下型123のポンチ穴12
8に整合した位置にポンチピン135が先端を下
方に突出させて取り付けられている。
可動台122には取付け板124を貫通して伸
びる保持ピン136が上下動可能に取り付けら
れ、その保持ピンの下端に位置決め部材126が
固定されている。保持ピン136の上部のフラン
ジ137は穴138内に収容されていてそこに設
けられたばね139により下方に弾圧されてい
る。
位置決め部材126の下面には溝127と合わ
せた位置に位置決め凸部141が形成されてい
る。この位置決め凸部の形状および大きさはテー
プtに形成される容器rの形状、大きさに合わせ
て、位置決め凸部141が容器r内に挿入された
ときそれらがぴつたり合うか或は容器がわずかに
ふくらむように決められている。位置決め部材1
26にはまたポンチピン135が入る穴142お
よびガイドロツド130が入る穴143が貫通し
て形成されている。
ガイドロツド130には位置決め部材126に
当接してその下降を制限するリング状のストツパ
144が形成されている。
上記構成においてテープtが下型123上に乗
つた状態で所定の位置に送られて来ると可動台1
22が降下するため位置決め部材126も降下
し、まず位置決め部材126の位置決め凸部14
1が容器r内に入つてテープtの位置決めを行な
う。その後可動台122が取付け板124および
ポンチピン135と共に更に降下し、ポンチピン
とポンチ穴128とでテープに送り孔を空ける。
位置決め送りローラ15は、外周に複数の突起
151が円周方向に等間に隔てて形成されてい
る。この突起間の円周方向のピツチはテープの容
器間のピツチとほぼ同じになつている。突起15
1の円周方向の長さは容器rの進行方向の長さよ
りも小さくなつていて間隙gが形成されるように
なつている。
この位置決め送りローラ15は穿孔装置12の
動作に連動されていてテープtへの幅一列の送り
孔の成形が完了するごとに容器間の間隔1ピツチ
分だけ間欠回転してテープを間欠送りするととも
に段差装置で常時引張られているので突起151
が容器rの後側壁w(進行方向にみて)に当つて
テープの進行方向の位置決めを行なう。
上記構成においてテープtはヒータ4で加熱さ
れた後成形装置5により容器rが成形される。そ
の後容器の成形されたテープtは冷却装置11に
送られてそこで常温以下に冷却される。冷却され
たテープは穿孔装置12の位置に間欠送りされて
位置決めされるが、前述の位置決め送りローラ1
5の作用によりテープの進行方向の位置決めを行
なう。その後テープが間欠停止した間に穿孔装置
12が動作してテープtに送り孔が空けられる。
送り孔が空けられたテープtは段差装置7を過ぎ
た後は連続送り装置8により連続的に送られ、ス
リツタ9により複数に分割され、キヤリヤテープ
の製造が完了する。分割されたキヤリヤテープは
ロールR′として巻き取られる。なおsはテープ
両側部を切り取つたスクラツプである。
(ト) 効果 本考案のキヤリヤテープの製造装置によれば、
容器の成形と送り穴の穿孔とを別の位置しかもテ
ープを冷却した後に行なうので送り孔が空け易く
しかもきれいにできる。また位置決め送りローラ
によりテープの送り規制をするとともに位置決め
部材を容器内に入れてテープを位置決めした後に
穿孔するので容器に対する送り孔の位置決めを高
い精度で行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるキヤリヤテープの製造装
置の概略構成図、第2図は第1図の一部分の拡大
図、第3図は冷却レールの一部分の斜視図、第4
図は穿孔装置の一部分の拡大断面図、第5図は下
型の斜視図である。 1……キヤリヤテープの製造装置、4……ヒー
タ、5……成形装置、11……冷却装置、12…
…穿孔装置、126……位置決め部材、15……
位置決め送りロール、151……突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 帯状のテープを加熱するヒータと、該テープに
    複数の容器を形成する成形装置と、該テープに送
    り穴を空ける穿孔装置とを備え、該テープに容器
    及び送り孔を成形するキヤリヤテープの製造装置
    において、該穿孔装置を該成形装置から該テープ
    の送り方向下流側に隔てて設けて該穿孔装置には
    該テープに形成された容器内に入つて該テープを
    位置決めする位置決め部材を設け、該成形装置と
    該穿孔装置との間に該テープを冷却する冷却装置
    を設け、該冷却装置よりも該テープの移送方向下
    流側の位置に該穿孔装置に連動しかつ該容器内に
    入る突起を有する位置決め送りロールを設け、該
    位置決め送りロールと該位置決め部材とを、該位
    置決め部材が該テープに形成されたいずれかの容
    器と整合されているとき該位置決め送りロールの
    いずれかの該突起が他の容器の進行方向後壁に当
    接するように、位置決めしたことを特徴とするキ
    ヤリヤテープの製造装置。
JP5846985U 1985-04-19 1985-04-19 Expired - Lifetime JPH059294Y2 (ja)

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JP5846985U JPH059294Y2 (ja) 1985-04-19 1985-04-19

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JPS61175109U JPS61175109U (ja) 1986-10-31
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JP2795679B2 (ja) * 1989-06-05 1998-09-10 大日本印刷株式会社 電子部品搬送体の底材およびその製造方法
JP2002332008A (ja) * 2001-05-09 2002-11-22 Sumitomo Bakelite Co Ltd キャリアテープの製造装置及び送り穴加工方法
JP5337178B2 (ja) * 2011-02-07 2013-11-06 株式会社奥田 キャリヤテープ製造装置およびキャリヤテープ製造法

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