JPH0592817U - 温度制御装置 - Google Patents

温度制御装置

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JPH0592817U
JPH0592817U JP2976192U JP2976192U JPH0592817U JP H0592817 U JPH0592817 U JP H0592817U JP 2976192 U JP2976192 U JP 2976192U JP 2976192 U JP2976192 U JP 2976192U JP H0592817 U JPH0592817 U JP H0592817U
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time
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timer
temperature
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JP2976192U
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謙次 柿山
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Control Of Temperature (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】現在がタイマ動作状態の動作時間帯にあるのか
どうかが容易に確認できる温度制御装置を提供するにあ
る。 【構成】液晶表示器4のタイマセット時間帯表示部4C
は24時間を24等分して夫々の時刻を1時間単位で表
示ができるように横1列に24個の表示セグメントを設
けている。表示セグメント中、タイマ設定された時間帯
の動作開始時刻から動作終了時刻までに対応するものは
点灯してその時間帯を点灯する。現在時刻が設定されて
いる動作開始時刻に至ると、その動作開始時刻を含む表
示セグメント、例えばAは点滅し、現在がタイマ動作の
時間帯にあることを示す。以後現在時刻の経過に伴って
対応する表示セグメントB〜Eは点滅する。動作終了時
刻に現在時刻が至ると、動作終了時刻を含む時間を示す
表示セグメントEは点滅から点灯状態に戻る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、暖房用電熱パネルや、室内空調暖房器の温度制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の温度制御装置は1日の内、負荷を動作させる時間帯を設定できるタイ マ機能が備わっているのが通常で、タイマ動作時刻を設定する場合は、各動作時 間帯の動作開始時刻と動作終了時刻とを数字入力し、設定された動作時間帯を表 示手段で表示して、使用者にタイマ動作する時間帯が分かるようしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで上記の表示手段での単なる動作時間帯の表示では、現在時点が、タイ マ動作状態の時間帯内にあるのかどうかを確認することが困難であった。 本考案は上記の問題点に鑑みて為されたもので、その目的とするところは現在 がタイマ動作状態の動作時間帯にあるのかどうかが容易に確認できる温度制御装 置を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は叙述の目的を達成するために24時間を一定時間毎に区分し、各区分 した時間を表示する表示セグメントを一列に帯状に配置した表示手段と、負荷を 動作させる時間帯を1日の内、複数回設定できるタイマ手段と、上記タイマ手段 で設定された時間帯の動作開始時刻から動作終了時刻を含む上記表示手段の表示 セグメントを点灯させ、現在時刻が設定された時間帯の動作開始時刻になると、 動作開始時刻を含む時間に対応して表示セグメントを点滅させ、現在時刻の経過 とともに点滅する表示セグメントを現在時刻に対応する表示セグメントに切り換 え、動作終了時刻が経過した時点で動作終了時刻を含む時間に対応した表示セグ メントの点滅を終了させる点灯制御手段とを備えたものである。
【0005】
【作用】
而して本考案の構成によれば、タイマ動作の動作時間帯に現在時刻が含まれて いる場合、対応する時間の表示セグメントが点滅するので、現在がタイマ動作状 態の動作時間帯にあるのかどうかが容易に確認できる。
【0006】
【実施例】
以下本考案を一実施例により説明する。 本実施例は、装置本体1を図4(a)〜(c)に示すように壁Wの埋め込み穴 やスイッチボックスに取り付け枠2を利用して埋め込み配設されるもので、装置 本体1の前面には、液晶表示器4と、操作のためのキースイッチK1 …と、表示 用発光ダイオードLED1 〜LED4 等が配置され、また装置本体1の前面には 各表示が視認でき、またキー操作が可能となるように透過窓や操作部を設けた表 面パネル3を被着してある。
【0007】 装置本体1内には3枚のプリント基板8〜10を収納しており、プリント基板 8は表面に室温検知部5やキースイッチK1 …、液晶表示器4、表示用発光ダイ オードLED1 〜LED4 や、制御部等の回路部品を実装し、プリント基板9に は電源系の回路部品が、またプリント基板10には出力部系の回路部品を夫々実 装している。プリント基板10は出力部を容易に交換できるように接続線(図示 せず)とコネクタ(図示せず)とでプリント基板9に接続分離自在に接続してい る。
【0008】 装置本体1の裏面には交流電源ACを接続する端子、制御対象となる発熱負荷 等の負荷を接続するための端子、さらには装置外に設ける後述する室温検知部2 2を接続するための接続端子、テレコントロール用の接続端子を速結端子にて設 けている。 装置本体1の裏面には交流電源ACを接続する端子、制御対象となる発熱負荷 等の負荷を接続するための端子、さらには装置外に設ける後述する室温検知部2 2を接続するための接続端子、テレコントロール用の接続端子を速結端子にて設 けている。
【0009】 本実施装置の全体の回路は図2に示すように構成され、図示する実施例装置は 二つの電熱パネルの発熱負荷11A,11Bの通電を直接制御するもので、装置 本体1の表面パネル3に設けたエリア切り換えキーK8 の操作により、発熱負荷 11A,11Bによる暖房エリアを、両発熱負荷11A,11Bのエリア、発熱 負荷11Aのエリア、発熱負荷11Bのエリアの順でサイクリックに切り換える ことができるようになっている。
【0010】 さて上記プリント基板9に実装される電源系の回路は電源スイッチSWのオン 時に交流電源ACに1次側が接続され、交流電源電圧を所定電圧に降圧する降圧 トランスTr及びこの降圧トランスTrで降圧された電圧を整流する整流回路D Bと、この整流された電圧を整流平滑してリレードライブ回路12A,12Bの リレー電源となる電源回路13と、この電源回路13の出力電圧を更に降圧した 後平滑して一定の直流電圧を得、後述する制御回路部14等に電源を供給する電 源回路15と、上記整流回路DBからの出力でバックアップ電源を充電するバッ クアップ電源回路16とからなる。
【0011】 ここで図3に示すように電源回路13はダイオードD1 、コンデンサC1 の整 流平滑回路で構成され、リレードライブ回路12A、12B内のリレーの励磁コ イルRyとドライブ用トランジスタQとの直列回路に出力電圧を印加し、ドライ ブ用トランジスタQのオン時に励磁コイルRyの励磁電流を流すようになってい る。
【0012】 また電源回路15は降圧用抵抗R1 、コンデンサC2 、ツェナーダイオードZ D1 からなり、電源回路13の出力電圧をツェナーダイオードZD1 のツェナー 電圧に降圧し、得られた直流電圧を電源としてスイッチングダイオードD2 を介 して制御回路部14に供給するにようなっている。 更にバックアップ電源回路16は整流回路DBの整流出力をダイオードD3 、 降圧用抵抗R2 を介してバックアップ電源用大容量コンデンサC3 を充電し、こ のバックアップ電源用大容量コンデンサC3 の電圧をツェナーダイオードZD1 のツェナー電圧に降圧し、その降圧した電圧をバックアップ電源としてスイッチ ングダイオードD4 を介して制御回路部14へ供給するようになっており、スイ ッチングダイオードD4 はスイッチングダイオードD2 と共にダイオードオアを 構成している。ここでバックアップ電源用大容量コンデンサC3 を充電する電源 を独立させた理由は、バックアップ電源用大容量コンデンサC3 を電源回路15 の出力で仮に充電させた場合、所定の電圧まで充電されるのにかなりの時間がか かって制御回路部14の電源電圧の立ち上がりがかなり遅れるという不都合があ るためである。
【0013】 降圧トランスTrと電源スイッチSWとの間に挿入している温度ヒューズTF は装置本体1内部が何らかの影響で所定温度以上に温度上昇したときに溶断し、 装置全体の電源を遮断するためのものである。 リセット回路17はCPU等からなる制御回路部14へ供給される電源電圧が 正常動作電圧に達したときに制御回路部14を動作開始させるためのもので、ま たリセットスイッチSW1 は制御回路部14が何らかの影響で暴走したときに、 制御回路部14をリセットして再起動させるためのもので、表面パネル3の裏側 に実装されており、表面パネル3を外して操作するようになっている。
【0014】 リレードライブ回路12A,12Bは、制御回路部14の出力ポートからの信 号を受けて対応するリレーをオン/オフさせて、各リレーのリレー接点18A, 18Bをオン/オフし、このリレー接点18A,18Bのオン/オフで発熱負荷 11A,11Bの通電を直接制御する。 制御回路部14は、室温と、設定温度を制御条件を下に、発熱負荷の通電の制 御を行なうために、制御回路部14には複数種類の発熱負荷に対応するように複 数種の制御プログラムが設けられ、機種セレクト回路19の2ビットのセレクト スイッチ(図示せず)によって制御対象となる発熱負荷に対応する制御プログラ ムを選択することができるようになっている。
【0015】 つまり設定温度と、室温とを制御条件に採用して温度制御レベルを決定し、こ の温度制御レベルに、図示するように発熱パネルからなる発熱負荷11A,11 Bを使用する場合には温度検知素子21A,21Bの検知温度がなるように制御 する制御プログラムを選択設定し、後述する室内空調暖房器のような発熱負荷の 場合には、温度検知素子を用いないため室温が温度制御レベルになるように制御 する制御プログラムを選択設定する。温度検知素子21A,21Bが使用される 場合には制御回路部14に入力可能な信号に温度検知素子21A,21Bの検知 信号を床温センサ回路30A,30Bによって変換するようになっている。
【0016】 室温は、接続端子20に接続する装置外の室温検知部22又は内蔵している上 記室温検知部5の温度検知信号を室温検知部切り換え回路23を介して制御回路 部14に取り込むようになっている。室温検知切り換え回路23の切り換えはキ ースイッチマトリクス25に接続してある切り換えキーK9 の操作で行なう。 ここで室温検知部5の検知温度は装置本体1の内部温度の影響を受けるため、 室温検知部5を使用する場合には、制御回路部14は検知温度の値を装置本体1 内部の温度に基づいて補正するようになっており、そのため装置本体1内部には 内部温度を検知するためのサーミスタのような温度検知素子からなる内部温度検 知部24を設けてある。
【0017】 内部温度検知部24は、装置本体1内で発熱量が大きい出力部を構成するリレ ードライブ回路12A,12Bの近傍、例えば出力部のプリント基板10に近接 するプリント基板9の下面に熱容量の大きいな材料27で被覆するように実装配 置している。 ここで熱容量の大きな材料27で被覆するようにして出力部の近傍に内部温度 検知部24を配置した理由は、次によるものである。
【0018】 つまり、出力部のリレー接点18A,18Bに流れる負荷電流の大小に応じた 温度変化を感度良く検知でき、しかも出力部のオン/オフに対して応答性を若干 鈍らせ、検知温度を平均化するためである。 さて制御回路部14で行なう室温検知部5の検知温度の補正は次式に基づく。 RT=RT1 −X〔(RT2 −Y)−(RT1 −X)〕×α ここでRTは装置が室温として確定する温度であり、RT1 は室温検知部5の 検知温度、Xは無負荷時の室温検知部5の検知温度における実室温からの温度上 昇分(装置が機能する上での固有温度上昇分))、RT2 は内部温度検知部24 の検知温度、Yは無負荷時の内部温度検知部24の検知温度における実内部温度 からの温度上昇分(装置が機能する上での固有温度上昇分)、αは補正係数を夫 々示す。またRT2 −Yは負荷電流による内部温度検知部24の検知温度におけ る温度上昇分、RT1 −Xは負荷電流による室温検知部5の検知温度における温 度上昇分を夫々意味する。
【0019】 そして制御回路部24は、室温検知部5の検知温度を、内部温度検知部24の 検知温度に基づいて上記式により室温検知部5の検知温度を補正して装置本体1 内の温度の影響を排除した形の精度良い室温を制御条件の一つとして用いるので ある。勿論装置外の室温検知部22を用いる場合には、内部温度による補正は行 なわない。
【0020】 室温或いは床面の暖房温度を設定するための手段は、キースイッチマトリクス 26に接続してある温度設定ダウンキーK5 、温度設定アップキーK6 からなり 、これらキーK5 、K6 を操作することにより、図1に示す液晶表示器4の温度 設定目盛表示部4Aの目盛の点灯を上下させることにより、制御回路部14に設 定温度データを与えることができる。制御回路部14はこの設定温度データと、 室温とで温度制御レベルを決定し、この温度制御レベルに基づいて、発熱負荷1 1A,11Bの温度検知素子21A,21Bの検知温度をフィードバックさせな がら、リレードライブ回路12A,12Bを通じてリレーのリレー接点18A, 18Bをオン/オフして、発熱負荷11A,11Bの温度が温度制御レベルで安 定するよう発熱負荷11A,11Bの通電を制御するのである。
【0021】 尚温度制御範囲はパワー調節セレクト回路28により選択できる。つまりこの パワー調節セレクト回路28に対応して設けたパワー調節セレクトスイッチK10 、K11の2ビットの信号によりパワーダウン、標準、パワーアップの3つのパワ ーモードを設定して温度制御範囲を選択するようになっており、パワー調節セレ クトスイッチK10、K11は表面パネル3の裏側に位置する装置本体1の前面に操 作部を露設しており、リセットスイッチSW1 と同様に表面パネル3を外して操 作する。
【0022】 液晶表示器4は、上記の温度設定目盛表示部4A以外に、図1に示すように室 温を表示する室温表示部4B、後述するタイマ機能のタイマセット時間帯表示部 4C、タイマ動作表示部4D、時刻表示部4E、時刻表示部4Eの表示が現在時 刻かタイマ時刻かを表示する時刻名表示部4Fを設けている。 室温表示部4Bは制御回路部14に取り込まれた室温検知部5の検知温度に上 記補正が行なわれて確定した室温或いは装置外の室温検知部22の検知温度を表 示し、時刻表示部4Eの表示は時計用クロック発振回路29から出力される時計 用クロックを計数して計時を行なう制御回路部14の時計機能やタイマ機能によ り制御されて、現在時刻やタイマ時刻を表示する。
【0023】 現在時刻の設定やタイマ時刻の設定はセット/確認キーK4 、時間キーK2 、 分キーK3 の操作で設定ができ、またキャンセルキーK1 でキャンセルも行なえ るようになっている。 タイマ機能は、暖房器を所望の時間に入/切するためのもので、入/切の時刻 、つまり動作時間帯の動作開始時刻と、動作終了時刻をセット/確認キーK4 、 時間キーK2 、分キーK3 を所定の手順で操作することにより設定でき、実施例 では設定できる時間帯が3つまでとなっている。
【0024】 ここでの設定手順を次に具体的に説明する。まず1回目の時間帯の設定に際し て、セット/確認キーK4 を押すと、時刻名表示部4Fの表示文字がタイマ時刻 となるとともにタイマ動作表示部4Dで”1”と”入”の文字が図5(a)に示 すように点灯する。この状態で時刻表示部4Eの表示が所望の時刻になるように 時間キーK2 、分キーK3 を操作する。図5(b)は”入”時刻を5時20分と した場合の液晶表示器4の表示状態を示す。この状態でセット/確認キーK4 を 押すと、時刻表示部4Eで表示されている時刻が”入”時刻、つまり動作開始時 刻としてセットされて制御回路部14の内部メモリに書き込まれ、液晶表示器4 の表示は図5(c)に示すようになる。この状態で、時間キーK2 、分キーK3 を操作して、”切”時刻、つまり動作終了時刻を入力する。図5(d)は”切” 時刻を9時40分とした場合を示す。この状態でセット/確認キーK4 を押すと 、時刻表示部4Eで表示されている時刻が”切”時刻、つまり動作終了時刻とし てセットされて制御回路部14の内部メモリに書き込まれ、液晶表示器4の表示 は図5(e)に示すようになる。
【0025】 以後”入”時刻の入力、”入”時刻のセット、”切”時刻の入力、”切”時刻 のセットを繰り返せば、残り2つの時間帯も設定することができる。勿論2つ目 の時間帯の設定が不要なときには、1つ目の時間帯の設定が終了した時点で、セ ット/確認キーK4 を2回押すか、或いはキャンセルキーK1 を1回押せば、3 つ目の時間帯の設定へ移行させることができる。3つ目の時間帯の設定が不要な 場合も同様な操作を行なえば良い。
【0026】 さて3つ目の時間帯の設定が終了するか或いはキャンセルが行なわれると、図 1に示すように時刻表示部Eの表示が現在時刻となる状態に戻る。このとき時刻 名表示部4Fでは現在時刻の文字を表示する。また設定された各時間帯がタイマ セット時間帯表示部4Cにより表示される。 タイマセット時間帯表示部4Cは24時間を24等分して1時間単位で表示が できるように横1列に24個の表示セグメントを設けるとともに、表示セグメン トの上には時刻を示す数字を付しており、上記のように設定された時間帯の動作 開始時刻から動作終了時刻までに対応する表示セグメントが制御回路部14の制 御の下で点灯され、設定されている各時間帯を帯状に表示するようになっている 。
【0027】 設定されているタイマ時刻の確認はセット/確認キーK4 の操作で行なえば良 く、またキャンセルキーK1 の操作を行なえば設定内容をキャンセルすることが できる。 タイマ機能によるタイマ運転と、手動による運転の切り換えは運転キーK7 の 操作で行なえ、制御回路部14は運転キーK7 の操作で手動運転、タイマ運転、 運転停止の状態を制御回路部14は順次切り換え設定する。但しタイマ時刻がセ ットされていない時には、運転停止と手動運転とが交互に設定される。手動運転 状態は制御回路部14の制御の下でLEDマトリクス回路35に設けた発光ダイ オードLED1 で、またタイマ運転状態はLEDマトリクス回路35に設けた発 光ダイオードLED2 で表示される。
【0028】 LEDマトリクス回路35には上記発光ダイオードLED1 、LED2 以外に エリア表示用の発光ダイオードLED3 、LED4 を接続してあり、エリア切り 換えキーK8 の操作により暖房エリアを切り換える場合、制御回路部14の制御 の下で暖房エリアの切り換えに応じて使用される発熱負荷11A,11Bに対応 した発光ダイオードLED3 ,LED4 を点灯するようになっている。
【0029】 上記の手動運転とタイマ運転以外に本実施例装置では電話回線を利用したテレ コントロールができるようになっており、そのため装置外の電話機31と制御回 路部14との間で信号授受を行なうためのテレコンスイッチ部32と、インター フェースユニット33と、テレコン入出力回路34とを備えている。 このテレコントロールを利用する方法は次の通りである。つまり運転停止状態 のときに電話機31から所定の信号をテレコンスイッチ部32に与えると、テレ コンスイッチ部32は運転制御信号として、所定時間のパルス信号をインターフ ェースユニット33と、テレコン入出力回路34とを介して制御回路部14に与 え、運転状態に設定することができる。またこのとき制御回路部14から運転状 態に入ったことを示す信号が、テレコン入出力回路34、インターフェースユニ ット33を介してテレコンスイッチ部32に与えられ、テレコンスイッチ部32 は電話機31に対して所定の運転状態に入ったことの報知を行なう。
【0030】 次に運転状態のときに電話機31から所定の信号をテレコンスイッチ部32に 与えると、テレコンスイッチ部32は運転制御信号として、所定時間のパルス信 号をインターフェースユニット33と、テレコン入出力回路34とを介して制御 回路部14に与え、運転停止状態に設定することができる。このとき制御回路部 14から運転状態に入ったことを示す信号が、テレコン入出力回路34、インタ ーフェースユニット33を介してテレコンスイッチ部32に与えられ、テレコン スイッチ部32は電話機31に対して所定の運転停止状態に入ったことの報知を 行なう。
【0031】 タイマ運転中において、テレコントロール操作により運転停止状態の設定が行 なえ、この運転停止状態で再びテレコントロール操作により運転状態に設定した 時にはタイマ運転から手動運転の動作モードに切り換わる。 尚図1中、36は制御回路部14の基準クロックを作成するメインクロック発 振回路であり、37はブザー駆動回路で、制御回路部14の制御の下でキースイ ッチマトリクス26のキースイッチK1 〜K9 の操作時にブザー音を発鳴させる ようになっている。
【0032】 而して本実施例装置において、制御回路部14が、設定温度と室温とを制御条 件として、発熱負荷11A,11Bの通電を制御する際、制御回路部14は内部 温度検知部24の検知温度に基づいて上述した式により室温検知部5の検知温度 を補正して、この補正した室温を制御条件として使用することにより、発熱負荷 11A,11Bの温度制御レベルを精度良く制御することできるのである。
【0033】 ここで運転状態がタイマ運転に設定されている場合、現在時刻が設定されてい る時間帯の動作開始時刻にきて初めて発熱負荷11A,11Bへの通電制御が開 始されるわけであるが、この時のタイマセット時間帯表示部4Cの表示は制御回 路部14によって次のように制御される。 つまり例えば1つ目の時間帯が5時20分から9時40分で設定されている場 合、現在時刻が時間帯に含まれない状態では、図1において、A〜Eの表示セグ メントは他の時間帯の表示セグメントとともに点灯状態に制御されている。そし て現在時刻が5時20分になると、制御回路部14は発熱負荷11A,11Bに 対する通電制御を開始するとともに、Aの表示セグメントを点滅するように制御 する。この点滅制御は現在時刻が6時になるまで継続し、6時になると次のBの 表示セグメントを点滅制御し、Aの表示セグメントを点灯状態に戻す。この点滅 制御は現在時刻が7時になるまで継続し、7時になると次のCの表示セグメント を点滅制御し、Bの表示セグメントを点灯状態に戻す。この点滅制御は現在時刻 が8時になるまで継続し、8時になると次のDの表示セグメントを点滅制御し、 Cの表示セグメントを点灯状態に戻す。更にこの点滅制御は現在時刻が9時にな るまで継続し、9時になると次のEの表示セグメントを点滅制御し、Dの表示セ グメントを点灯状態に戻す。そして時間帯の動作終了時刻である9時40分に現 在時刻が至ると、制御回路部14はEの表示セグメントの点滅制御を止めて点灯 状態に戻す。
【0034】 このようにして各時間帯についても上述の表示制御が行なわれ、使用者にはこ の点滅される表示セグメントにより、現在がタイマ動作の時間帯にあるのかどう かが確認できるのである。 尚運転中において、内部温度検知部24の検知温度が予め設定してある温度に 達した場合には、制御回路部14は過負荷や負荷接続の不完全による出力部の異 常発熱と判断し、リレードライブ回路12A,12Bを通じて各リレーのリレー 接点18A,18Bをオフさせ、発熱負荷11A,11Bへの通電をオフする。 このオフ状態は制御回路部14がリセットされるまで保持され、安全性を高めて いる。
【0035】 尚制御回路部14が暴走した時の対策として本実施例装置では暴走監視処理回 路38を設けており、この暴走監視処理回路38は、制御回路部14から出力さ れる交番波形を受け、この交番波形が動作中にもかかわらず、制御回路部14か ら入らなくなったとき制御回路部14が暴走したとして判断し、各リレードライ ブ回路12A,12Bを通じて各リレーのリレー接点18A,18Bを強制的に オフさせ、発熱負荷11A,11Bへの通電をオフするものである。
【0036】 また停電時の対策として、本実施例装置では、電源電圧モニタ回路39を設け ており、この電源電圧モニタ回路39は整流回路DBの出力電圧を入力して監視 し、この出力電圧が無くなった時に停電検知信号を制御回路部14に与えるよう になっている。制御回路部14はこの停電検知信号が入力した時には、バックア ップ電源回路16の電源で制御回路部14内のメモリ等をバックアップできる時 間を延ばすように、リレードライブ回路12A,12Bを通じて各リレーのリレ ー接点18A,18Bをオフさせるとともに、液晶表示器4や、LEDマトリク ス35の各発光ダイオードLED1 〜LED4 を消灯させて、電力消費を低減さ せる。
【0037】
【考案の効果】
本考案は、24時間を一定時間毎に区分し、各区分した時間を表示する表示セ グメントを一列に帯状に配置した表示手段と、負荷を動作させる時間帯を1日の 内、複数回設定できるタイマ手段と、上記タイマ手段で設定された時間帯の動作 開始時刻から動作終了時刻を含む上記表示手段の表示セグメントを点灯させ、現 在時刻が設定された時間帯の動作開始時刻になると、動作開始時刻を含む時間に 対応して表示セグメントを点滅させ、現在時刻の経過とともに点滅する表示セグ メントを現在時刻に対応する表示セグメントに切り換え、動作終了時刻が経過し た時点で動作終了時刻を含む時間に対応した表示セグメントの点滅を終了させる 点灯制御手段とを備えたので、タイマ動作の動作時間帯が表示手段の表示セグメ ントの点灯で容易に確認でき、またタイマ動作の動作時間帯に現在時刻が含まれ ている場合、表示手段の対応する時間の表示セグメントが点滅するので、現在が タイマ動作状態の動作時間帯にあるのかどうかが容易に確認できるという効果が ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の液晶表示器の表示動作の説
明図である。
【図2】同上の一実施例の回路構成図である。
【図3】同上の電源系の具体回路図である。
【図4】(a)は同上の化粧プレートを外した状態の正
面図である。(b)は同上の壁に取り付けた状態の断面
図である。(c)は同上の化粧プレートを外した状態の
側面図である。
【図5】同上のタイマ動作の時間帯設定の説明図であ
る。
【符号の説明】
4 液晶表示器 4C タイマセット時間帯表示部 A〜E 表示セグメント

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】24時間を一定時間毎に区分し、各区分し
    た時間を表示する表示セグメントを一列に帯状に配置し
    た表示手段と、負荷を動作させる時間帯を1日の内、複
    数回設定できるタイマ手段と、上記タイマ手段で設定さ
    れた時間帯の動作開始時刻から動作終了時刻を含む上記
    表示手段の表示セグメントを点灯させ、現在時刻が設定
    された時間帯の動作開始時刻になると、動作開始時刻を
    含む時間に対応して表示セグメントを点滅させ、現在時
    刻の経過とともに点滅する表示セグメントを現在時刻に
    対応する表示セグメントに切り換え、動作終了時刻が経
    過した時点で動作終了時刻を含む時間に対応した表示セ
    グメントの点滅を終了させる点灯制御手段とを備えたこ
    とを特徴とする温度制御装置。
JP2976192U 1992-05-07 1992-05-07 温度制御装置 Pending JPH0592817U (ja)

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JP2976192U JPH0592817U (ja) 1992-05-07 1992-05-07 温度制御装置

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