JPH0592548A - 転写装置 - Google Patents

転写装置

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JPH0592548A
JPH0592548A JP25359091A JP25359091A JPH0592548A JP H0592548 A JPH0592548 A JP H0592548A JP 25359091 A JP25359091 A JP 25359091A JP 25359091 A JP25359091 A JP 25359091A JP H0592548 A JPH0592548 A JP H0592548A
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Shiro Okuno
至郎 奥野
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TAISEI SANGYO YUGEN
Nissha Printing Co Ltd
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SEIBU KK
TAISEI SANGYO YUGEN
Nissha Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 3次元形状を有する被転写体に対しても容易
にかつ確実に転写することができるとともに、可撓性シ
ートをあまり伸ばす必要がなく可撓性シートの劣化を効
果的に防止することができる転写装置を提供する。 【構成】 可撓性シート4を被転写体1に押し付ける量
だけ余裕をもたせて支持部材5で支持し、加熱された可
撓性シート4を流体圧力でもって転写材3を介して被転
写体1に押し付けるとき上記シート4が強制的に伸ばさ
れることを防止してシート4の劣化を効果的に防止しつ
つ、被転写体1が3次元形状を有していてもその3次元
形状に転写材3が沿うように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被転写体として例えば
立体成形品に対して転写材により転写を行うようにした
転写装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、家電製品、化粧品容器、装飾
品など種々の物品表面に絵柄、文字などを形成するため
に転写装置が多く利用されている。
【0003】上記転写装置において使用される転写材と
しては、剥離シート上に絵柄層、接着層などの転写層を
設けた層構成のものが基本的であり、必要により表面保
護層が設けられたり、また絵柄層が接着性を有するとき
は接着層を省略して構成される。
【0004】上記転写装置における転写方法としては、
ロール転写、アップダウン転写などが周知であり、広く
家電、化粧品、雑貨などの多用途に適用されている。こ
のような転写方法では、被転写体の上に転写材を載せ、
加熱されたシリコンラバーを転写材の上から被転写体に
向けてローラにより又はアップダウンする加圧部材など
により加圧して、転写材の転写模様を被転写体上に転写
させるように構成している。上記シリコンラバーは、ロ
ール転写の場合には通常厚さ10〜50mm、硬度60
〜90度のものが使用され、アップダウン転写の場合に
は通常厚さ2〜5mm、硬度60〜90度のものが使用
される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の転写装置では、熱源であるシリコンラバーの接圧部分
が線状もしくは平面状であるため、被転写体としては2
次曲面もしくは平面に限定されることになり、3次元形
状の被転写体には転写することが困難であるといった問
題があった。
【0006】従って、本発明の目的は、上記問題を解決
することにあって、3次元形状を有する被転写体に対し
ても容易にかつ確実に転写することができるとともに、
可撓性シートをあまり伸ばす必要がなく可撓性シートの
劣化を効果的に防止することができる転写装置を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、可撓性シートを被転写体に押し付ける量
だけ余裕をもたせて支持部材で支持し、加熱された上記
シートを流体圧力でもって転写材を介して上記被転写体
に押し付けるとき上記シートが強制的に伸ばされること
を防止してシートの劣化を効果的に防止しつつ、被転写
体が3次元形状を有していてもその3次元形状に転写材
が沿うように構成する。
【0008】すなわち、本発明にかかる転写装置は、被
転写体を載置する載置台と、上記載置台上に載置された
上記被転写体の転写領域に転写材を介して対向する可撓
性シートと、上記シートを所定量だけ弛ませた状態で支
持するシート支持部材と、上記支持部材に支持されかつ
上記シートを加熱する加熱部材と、上記シートと上記支
持部材との間に流体を供給して上記シートを膨らませて
加圧状態とする流体供給部材と、上記載置台上の上記被
転写体に対して上記シートを支持した上記支持部材を相
対的に移動させる駆動部材とを備えるように構成する。
【0009】また、本発明は、被転写体を載置する載置
台と、上記載置台上に載置された上記被転写体の転写領
域に転写材を介して対向する可撓性シートと、上記シー
トを所定量だけ移動可能に支持するシート支持部材と、
上記シートを上記支持部材に対してシート緊張位置とシ
ート弛み位置との間で移動させる移動部材と、上記支持
部材に支持されかつ上記シートを加熱する加熱部材と、
上記シート弛み位置に位置した上記シートと上記支持部
材との間に流体を供給して上記シートを膨らませて加圧
状態とする流体供給部材と、上記載置台上の上記被転写
体に対して上記シートを支持した上記支持部材を相対的
に移動させる駆動部材とを備えるように構成する。
【0010】また、本発明は、被転写体を載置する載置
台と、上記載置台上に載置された上記被転写体の転写領
域に転写材を介して対向する可撓性シートと、上記シー
トを固定支持するシート支持部材と、上記支持部材に移
動可能に支持されかつ上記シートに対向して配置されて
流体出入孔を有するとともに上記シートを加熱する板状
加熱部材と、上記加熱部材を上記支持部材に対して上記
シートに接触して該シートを緊張状態にさせるシート接
触位置と上記シートより離れて上記シートを弛ませる退
避位置との間で移動させる加熱部材移動装置と、上記加
熱部材が上記シート接触位置に位置したとき上記シート
と上記加熱部材との間の流体を上記加熱部材の出入孔よ
り排出して上記シートを上記加熱部材に接触させる一
方、上記加熱部材が上記退避位置に位置したとき上記加
熱部材の上記出入孔より流体を噴き出させて上記シート
を膨らませて加圧状態とする流体供給排出装置と、上記
載置台上の上記被転写体に対して上記シートを支持した
上記支持部材を相対的に移動させる駆動部材とを備える
ように構成する。
【0011】上記構成においては、上記支持部材は開口
部を有する箱体状部材より構成され、上記開口部に上記
シートが支持されるとともに、上記加熱部材は上記支持
部材の箱体底面に固定されるように構成することもでき
る。
【0012】また、上記構成においては、上記流体供給
部材は、上記シートが上記転写材に接触する前に、流体
を上記支持部材と上記シートとの間に供給して上記シー
トの加圧を行うように構成することもできる。
【0013】また、上記構成においては、上記流体供給
排出装置は、上記シートが上記転写材に接触する前に、
流体を上記支持部材と上記シートとの間に供給して上記
シートの加圧を行うように構成することもできる。
【0014】また、上記構成においては、上記駆動部材
は、上記載置台上の上記被転写体に対して上記支持部材
を移動させるように構成することもできる。
【0015】また、上記構成においては、上記駆動部材
は、上記支持部材に対して上記載置台を移動させるよう
に構成することもできる。
【0016】また、上記構成においては、上記載置台
は、複数の吸引穴を有するとともに、上記転写材が上記
被転写体に接触して転写が行なわれるとき、上記吸引穴
より吸引を行う吸引部材を備えるように構成することも
できる。
【0017】また、上記構成においては、上記載置台は
上記被転写体の周囲を囲みかつ該被転写体より高いとと
もに上記支持部材に上記シート及び上記転写材を介して
接触可能な壁を備えるようにように構成することもでき
る。
【0018】
【発明の作用・効果】本発明にかかる転写装置の構成に
よれば、可撓性シートを被転写体に押し付ける量だけ余
裕をもたせて上記支持部材で支持するように構成してい
る。すなわち、具体的な構成としては、例えば、予め支
持部材に対してシートを該シートが被転写体の表面に沿
うときに必要な量だけ弛ませて支持させたり、又は、被
転写体にシートを押し付けるときに支持部材に対してシ
ートを移動させて該シートを弛ませたり、又は、シート
を移動させる代わりに加熱部材を移動させてシートを弛
ませたりする。この結果、加熱された可撓性シートを流
体圧力でもって転写材を介して被転写体に押し付けて
も、上記余分な量の分だけシートはほとんど伸びること
なく転写材を介して被転写体の表面に充分に沿うことが
できて、強制的にシートが大きく伸ばされることが効果
的に防止され、シートの劣化を効果的に防止できる。す
なわち、シートを緊張状態で支持部材に支持しただけの
場合では、シートを流体圧力で被転写体に転写材を介し
て押し付けるとき、シートを大きく伸ばしてその伸びた
分によりシートを被転写体の表面に沿わせるようにして
いたので、シートが劣化しやすかったのである。
【0019】また、被転写体の表面が3次元形状であっ
ても、シートを転写材を介して被転写体に押し付けると
き、支持部材とシートとの間の空間に流体を供給して該
流体の圧力によりシート及び転写材を被転写体の3次元
形状に沿わせることができ、3次元形状を有する被転写
体にも転写材の図柄層を容易にかつ確実に転写させるこ
とができる。従って、例えばコーナ部にアールが形成さ
れている被転写体に対してもそのアール部分に沿ってシ
ートと転写材とが接触するため、アール部にも転写材の
図柄層が奇麗にかつ確実に転写される。また、被転写体
に凹部などがあっても凹部内の気体を上記吸引部材で吸
引するようにすれば、転写材を上記凹部内の壁面に密着
させることができて、凹部にも奇麗な転写が行える。
【0020】また、被転写体の3次元形状に転写材で転
写を行う方法としては、インモールド転写法があるが、
このインモールド転写法では、成形型内に転写材を予め
挿入するため、転写材の配置が制限されたり成形型が複
雑となるといった欠点があるが、上記本発明の転写装置
によればこのような欠点はない。
【0021】
【実施例】以下に、本発明にかかる実施例を図1〜9に
基づいて詳細に説明する。
【0022】本実施例にかかる転写装置は、図1に示す
ように、被転写体1を載置台2の上に載置し、支持部材
5で支持されかつ加熱された可撓性シート4を上記被転
写体1に転写材3を介して対向させ、駆動部材(図示せ
ず)の駆動により上記支持部材5を上記載置台2に対し
て下降させて、上記シート4を転写材3を介して被転写
体1に加圧状態で押し付けて、転写を行うように構成し
ている。
【0023】上記載置台2は、被転写体1を載置する平
面2cに多数の吸引穴2a,…,2aが形成されており、こ
れらの吸引穴2a,…,2aは吸引部材12に連結され、被
転写体1と転写材3との間にある流体例えば気体を主と
して吸引して転写材3を被転写体1に密着させるもので
ある。
【0024】上記転写材3は、剥離性を有するベースフ
ィルムからなる剥離シート3b上に、該剥離シート3b
を剥がすときに図柄層側に残って図柄層3aの保護層と
して機能する剥離層と、絵柄などの模様を有する図柄層
3aと、接着層とを順に積層して構成されてロール状と
なったものである。上記図柄層3aは多層でもよいとと
もに金属蒸着層を含んでいてもよい。また、図柄層3a
は必要に応じて表面保護層を含んでいてもよい。すなわ
ち、上記「図柄層」とは、被転写体表面を保護する無色
透明等の表面保護層や、転写によらず筆で絵柄を描くよ
うな場合の下地としての下地調整層を含むものである。
【0025】上記載置台2と上記支持部材5との対向す
る領域の両側には夫々送り出しローラ8と巻取ローラ9
とが配置されている。上記ロール状転写材3は送り出し
ローラ8から巻取ローラ9に向けて順に送り出され、被
転写体1に所望の図柄層3aが転写されると、所定ピッ
チだけ送り出しローラ8から剥離シート3bに形成され
た新たな図柄層3aが送り出される一方、図柄層3aが転
写されて除去された剥離シート3bが上記巻取ローラ9
に巻き取られる。なお、上記転写材3はロール状のもの
に限定されず、短柵状のシートより構成し、転写が一回
行なわれる度に取り替えるものでもよい。
【0026】上記シート4は、例えば、厚さ1〜3mm程
度のシリコンラバーなど被転写体1の3次元形状に沿っ
て弾性的に変形でき、耐熱性のあるものであればよい。
【0027】上記支持部材5は、箱型容器本体5aの上
記被転写体1に対向する面にシート4を支持するととも
に、容器本体底面にはシート4を加熱するためのヒータ
16,16を配置する。上記シート4と容器本体5aと
の間には流体供給排出室41を形成し、該供給排出室4
1には、流体例えば水若しくは油などの液体又は蒸気若
しくは圧縮空気などの気体を該供給排出室に供給するた
めの流体供給部材47と上記供給排出室41に供給され
た流体を排出するための排出管10とを備えて、流体供
給排出装置を構成する。上記シート4が後記する弛み位
置に位置しているとき上記支持部材5の供給排出室41
内に流体供給部材47より流体が供給されると、上記シ
ート4を加圧状態に支持する。
【0028】また、上記支持部材5は、シート支持具2
2とシート移動部材21とにより上記シート4を移動可
能に支持している。上記シート移動部材21は、支持部
材5の側面に設けられており、両端板部21c,21c
間にロッド21bを配置し、該ロッド21bに軸方向に
移動するシリンダ21aを支持して構成する。このシリ
ンダ21aの側面には、図6に示すように、上記シート
支持具22を設けている。このシート支持具22は、シ
リンダ21aに固定された支柱18にピン20により係
止部材19の中央部を回動自在に支持し、シリンダ21
aに螺合されたボルト17に係止部材19の上端部19
bを固定するとともに、係止部材19の下端部にシート
4を押えるために尖った係止突起19aを形成して構成
する。このシート支持具22によれば、上記ボルト17
を緩めて該ボルト17を図6において右方向に移動させ
ると係止部材19の上端部19bがボルト17とともに
右方向に移動しようとしてピン20回りに係止部材19
が時計方向に回転し、係止部材19の下端部の係止突起
19aとシリンダ21aの側面との間にシート4を挟み
込んでシート4を支持する。一方、シート4の支持を解
除する場合には、ボルト17をシリンダ21aにネジ込
んで係止部材19をピン20回りに反時計方向に回転さ
せ係止突起19aをシリンダ21aの側面から離して両
者の間に挟み込んでいたシート4を解放する。シート支
持具22によりシート4が支持されかつシリンダ21a
が図1に示されるように上側の端板部21cに接触する
上端位置に位置するときには、シート4が支持部材5の
開口部端面に密着して大略緊張状態に保持される緊張位
置Iに位置する一方、シート支持具22によりシート4
が支持されかつシリンダ21aが図2に示されるように
下側の端板部21cに接触する下端位置に位置したとき
にはシート4が支持部材5より下方に弛んだ状態の弛み
位置IIに位置する。なお、シート4が上記緊張位置I
及び上記弛み位置IIに位置するとき、シート4が支持
部材5の側面又は開口部端面と密着しているため、シー
ト4により支持部材5の容器本体5aの内部に形成され
た供給排出室41は密閉されている。
【0029】また、上記支持部材5は上記載置台2の上
記被転写体1に対して図示しない駆動部材により上下動
可能となっている。
【0030】上記構成によれば、図1に示すように、上
記載置台2の上面に被転写体1を載置し、上記転写材3
の転写すべき図柄層3aを上記接着層を介して上記被転
写体1に対向させる。このとき、シート支持具22,2
2により支持されたシート4はシリンダ21a,21a
が上端位置に位置しているため支持部材5の開口部端面
に密着して大略緊張状態に保持された上記緊張位置Iに
位置する。この大略緊張状態のシート4をヒータ16,
16により加熱する。そして、所定状態までシート4が
ヒータ16,16で加熱されると、ヒータ16による加
熱を停止したのちシリンダ21a,21aが下端位置ま
で下降してシート4が図2に示されるように支持部材5
の開口部から下方に弛んだ状態の上記弛み位置IIに位
置する。そして、図3に示すように、上記支持部材5を
下降させてシート4及び転写材3を介して載置台2に圧
接してシート4の一部を転写材3に接触させるととも
に、転写材3の一部を被転写体1に接触させる。次い
で、図4に示すように、流体供給部材47より流体を供
給排出室41内に供給してシート4を加圧して該シート
4とともに転写材3を被転写体1の上面に押し付けて、
シート4をほとんど伸ばすことなくシート4の弛んだ分
を利用してシート4と転写材3とを被転写体1の上面の
3次元形状に沿わせるようにするとともに、シート4か
ら伝わる熱及び流体の圧力により転写材3の図柄層3a
を被転写体1の3次元形状の表面に転写させる。この転
写時、吸引部材12により載置台2の吸引穴2a,…,2a
より被転写体1と転写材3との間の流体例えば気体を吸
引して、転写材3の図柄層3aが上記接着層を介して被
転写体1の表面に密着しうるようにする。次いで、図5
に示すように図示しない駆動部材により上記支持部材5
を上昇させる。このとき、送り出しローラ8と巻取ロー
ラ9とを駆動して図柄層3aが被転写体1に転写された
剥離シート3bを被転写体1の表面から剥がして巻取ロ
ーラ9に巻取るとともに、次の転写すべき図柄層3aを
載置台2の上方に位置させる。この状態では、被転写体
1の表面に剥離シート3bから剥がされた剥離層と図柄
層3aの転写模様13とが接着層を介して転写されて付
着している。この剥離層は図柄層3aの保護層として機
能する。また、支持部材5の上昇動作を終了したのち上
記シート支持具22,22をシリンダ21a,21aの
駆動により上端位置まで移動させてシート4の弛みを取
ってシート4を緊張位置に位置させて上記支持部材5に
対して大略緊張させた状態で支持されるようにして、ヒ
ータ16,16によりシート4が加熱可能な状態にす
る。
【0031】上記実施例によれば、シート4を支持部材
5に対して緊張位置Iと弛み位置IIとに移動可能と
し、シート4を被転写体1に押し付けるとき、シート4
を弛み位置IIに位置させてシート4に被転写体1に押
し付ける量だけ余裕をもたせて上記支持部材5で支持す
るように構成している。従って、加熱された可撓性シー
ト4を流体圧力でもって転写材3を介して被転写体1に
押し付けても、上記余分な量の分だけシート4はほとん
ど伸びることなく転写材3を介して被転写体1の表面に
充分に沿うことができて、強制的にシート4が大きく伸
ばされることが効果的に防止され、シート4の劣化を効
果的に防止できる。すなわち、シートを緊張状態で支持
部材に支持しただけの場合では、シートを流体圧力で被
転写体に転写材を介して押し付けるとき、シートを大き
く伸ばしてその伸びた分によりシートを被転写体の表面
に沿わせるようにしていたので、シートが劣化しやすか
ったのである。また、上記実施例においては、シート4
を加圧状態にするとき以外においてはシート4を緊張位
置Iに位置させることができるため、支持部材5の下方
空間を小さくすることができる。また、シート4を加熱
するときにはシート4を弛み位置IIから緊張位置Iに
位置させることによりヒータ16に接近させることがで
きるため、シート4の加熱を効率良く行うことができ
る。
【0032】また、被転写体の表面が3次元形状であっ
ても、シート4を転写材3を介して被転写体1に押し付
けるとき、支持部材5の供給排出室41内に流体を供給
して該流体の圧力によりシート4及び転写材3を被転写
体1の3次元形状に沿わせることができ、3次元形状を
有する被転写体1にも転写材3の図柄層3aを容易にか
つ確実に転写させることができる。従って、例えばコー
ナ部にアールが形成されている被転写体1に対してもそ
のアール部分に沿ってシート4と転写材3とが接触する
ため、アール部にも転写材3の図柄層3aが奇麗にかつ
確実に転写される。また、被転写体1に凹部などがあっ
ても凹部内の気体を上記吸引部材で吸引することによ
り、転写材3を上記凹部内の壁面に密着させることがで
きて、凹部にも奇麗な転写が行える。
【0033】また、被転写体の3次元形状に転写材で転
写を行う方法としては、インモールド転写法があるが、
このインモールド転写法では、成形型内に転写材を予め
挿入するため、転写材の配置が制限されたり成形型が複
雑となるといった欠点があるが、上記本実施例の転写装
置によればこのような欠点はない。
【0034】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、その他種々の態様で実施できる。
【0035】例えば、加熱部材としては、上記ヒータ1
6の代わりに、図7に示すように、上記支持部材5の容
器本体5aの上記シート支持側の開口部に板状加熱部材
6を固定するようにしてもよい。上記加熱部材6は、そ
の表面を粗く仕上げて凹凸面とするとともに多数の微細
孔6a,…,6aを流体出入孔として形成する。凹凸面形
成の代わりに、各微細孔6aを連通させるように溝6
c,…,6cを形成してもよい。微細孔6a,6a間には熱
源6bを埋設して該熱源6bにより加熱部材全体を加熱す
るようにしている。熱源6bとしては、電気ヒータ又は
スチーム又は熱媒油が適用できる。このような構成にお
いては、シート4を加熱するときには、シート4を緊張
位置Iに位置させたのち加熱部材6の微細孔6a,…,
6a及び溝6c,…,6cよりシート4と加熱部材6との
間の流体を排出路7aを介して流体排出部材7より排出
して、シート4を加熱部材6に吸着して接触させ、熱伝
導によりシート4を加熱できるようにする。一方、シー
ト4を加圧状態にするときには、シート4を弛み位置I
Iに位置させたのち流体供給部材11より供給路11a
を介して加熱部材6の微細孔6a,…,6aを通して加熱部
材6とシート4との間に流体を供給して、上記シート4
を膨らませて加圧状態とする。この変形例においては、
シート4を加熱するとき流体を流体排出部材7より排出
してシート4の大略全面を加熱部材6に吸着させて接触
させ、この状態で加熱部材6の熱源6b,…,6bにより直
接的に熱伝導を利用して加熱するようにしたので、熱源
の輻射熱を利用してシート4を加熱する場合と比較して
効率良く加熱することができる。また、加熱部材6の表
面を凹凸面として粗くしたり溝6cを多数形成するよう
にしたので、シート4の加熱部材6の表面に対する吸着
力を向上させることができ、シート4が弛みにくくな
る。また、図7の変形例においては、載置台2に被転写
体1を囲む壁2bを形成するようにして、転写時にシー
ト4と転写材3とを介して支持部材5と載置台2とを圧
接させて載置台2の被転写体載置部分を密閉状態にして
シート4をその加圧作用により被転写体1の表面に押圧
させることができる上に、吸引部材12により載置台2
の吸引穴2a,…,2aより被転写体1と転写材3との間の
流体を吸引して転写材3と被転写体1との間に余分な気
体が入り込まないようにしたので、被転写体1の表面が
3次元形状であってもシート4及び転写材3を被転写体
1の3次元形状に沿わせることができ、3次元形状を有
する被転写体1にも転写材3の図柄層3aをより容易に
かつより確実に転写させることができる。
【0036】また、本発明の他の変形例としては、シー
ト4を支持部材5に対して移動可能に設けるのではな
く、予め支持部材5に対して上記シート4を該シート4
が被転写体1の表面に沿うときに必要な量だけ弛ませて
固定し、この状態でヒータ16でシート4を加熱したの
ち、該シート4を被転写体1に押し付けるようにしても
よい。
【0037】また、シート4を支持部材5に対して移動
させる代わりに、上記板状加熱部材6を支持部材5に対
して移動させてシート4を緊張させたり又は弛ませたり
してもよい。すなわち、図8,9に示すように、シート
4は支持部材5に固定される一方、加熱部材6は支持部
材5に対して加熱部材移動部材23により移動可能に支
持されている。シート4を固定するため上記支持部材5
の側面には上記シート支持具22を設けている。このシ
ート支持具22は、図6のシート支持具22と同様なも
のであり、支持部材5の側面に固定された支柱18にピ
ン20により係止部材19の中央部を回動自在に支持
し、支持部材5の側面に螺合されたボルト17に係止部
材19の上端部19bを固定するとともに、係止部材1
9の下端部にシート4を押えるために尖った係止突起1
9aを形成して構成する。このシート支持具22によれ
ば、上記ボルト17を緩めて該ボルト17を図6におい
て右方向に移動させると係止部材19の上端部19bが
ボルト17とともに右方向に移動しようとしてピン20
回りに係止部材19が時計方向に回転し、係止部材19
の下端部の係止突起19aと支持部材5の側面との間に
シート4を挟み込んでシート4を支持する。一方、シー
ト4の支持を解除する場合には、ボルト17をシリンダ
21aにネジ込んで係止部材19をピン20回りに反時
計方向に回転させ係止突起19aを支持部材5の側面か
ら離して両者の間に挟み込んでいたシート4を解放す
る。図8,9に示すように、シート支持具22により上
記シート4を該シート4が被転写体1の表面に沿うとき
に必要な量だけ弛ませて支持部材5に固定する。一方、
加熱部材6はその両端部6c,6cがL字状に屈曲し、
かつ、各端部6cが支持部材5の容器本体5aの内面に
設けられた上記加熱部材移動部材23により移動可能に
支持されている。上記加熱部材移動部材23は、両端板
部23c,23c間にロッド23bを配置し、該ロッド
23bに軸方向に移動する上記加熱部材6の各端部6c
を支持して構成する。上記加熱部材6の各端部6cが図
8に示されるように上側の端板部23cに接触する上端
位置に位置するときには、加熱部材6とシート4とが離
れており、加熱部材6とシート4との間により流体を供
給することによりシート4を加圧状態に保持することが
できる。一方、上記加熱部材6の各端部6cが下側の端
板部23cに接触する下端位置に位置したときには、図
9に示すように、加熱部材6が支持部材5の開口部より
も載置台2側に突出してシート4に接触してシート4を
大略緊張状態に保持するとともに加熱部材6により直接
伝導熱によりシート4を加熱できるようにする。なお、
加熱部材6がシート4から離れた位置(図8参照)及び
シート4に接触する位置(図9参照)に位置するとき、
シート4が支持部材5の側面と密着しているため、シー
ト4により加熱部材6の微細孔6a,…,6aは密封され
ている。この変形例においては、シート4を加熱すると
きには加熱部材6をシート4に接触させることができ
て、シート4の加熱を効率良く行うことができる。ま
た、シート4に弛みをもたせるためにシート4を移動さ
せる必要がないため、加圧時にシート4が弛むための空
間を必要とせず、支持部材5の下方空間を先の実施例よ
りも小さくすることができる。さらに、図7と同様な加
熱部材6を有するため図7の変形例と同様な作用効果を
奏することができる。
【0038】また、本発明の他の変形例としては、上記
支持部材5に対して載置台2を上下動させることにより
転写作業を行い、先の実施例同様な作用・効果をもたら
せるようにすることもできる。
【0039】また、流体を供給するタイミングは、シー
ト4が転写材3に接触する前に流体を供給して、加圧状
態のシート4を転写材3に接触させるとともに、該転写
材3を介して被転写体1に押し付けるようにしてもよ
い。
【0040】また、加熱部材6とシート4との間から流
体を排出するタイミングは、シート4が転写材3から離
れたのち、排出するようにしてもよい。
【0041】また、供給する流体が加熱してあれば、加
熱効率がよくなる。また、供給する流体が最初に圧縮し
てあれば、供給時間が短くてすむ。
【0042】また、被転写体1の転写されるべき領域に
対してのみ転写材3を介して上記シート4が押し付けら
れるようにしてもよい。
【0043】また、転写材3としては、上記構成のもの
に限らず、種々の構成のものでもよい。
【0044】例えば、上記実施例では、剥離シート3b
を剥がすとき、該剥離シート3bのうちの剥離層は図柄
層側に残り保護層として機能するようにしていたが、ベ
ースフィルムと離型層とより剥離シートを構成するよう
にして、剥離シートを図柄層3aより剥がすことにより
離型層も図柄層3aから剥がされるようにしてもよい。
このような離型層としては、樹脂コーティングや又はフ
ィルムをラミネートしたものなどが好ましい。
【0045】また、転写材3としては、接着層を特に設
けることなく、ベースフィルムからなる剥離シートと、
該剥離シートを剥がすときに図柄層側に残る剥離層と、
接着性を有しかつ図柄を含んだ図柄層とより構成しても
よい。この場合には、図柄層が接着層として機能するこ
とができ、接着層が無い分だけ転写材の構成が簡単なも
のとなる。
【0046】また、転写材3を、ベースフィルムからな
る剥離シートと、該剥離シートを剥がすときに図柄層側
に残る剥離層と、接着性を持たずかつ図柄を含んだ図柄
層とより構成して、転写前に接着剤を転写材の図柄層に
塗布し又は接着テープを転写材の図柄層に配置したの
ち、被転写体に図柄層を転写するようにしてもよい。こ
の場合には、接着剤として粘着性のある接着剤や水性の
接着剤を使用することもでき、低温で転写が可能となり
被転写体の熱変形を防止することができる。上記接着テ
ープを使用した場合には、転写工程において加熱作業が
不要となるといった利点がある。
【0047】また、転写材3を、ベースフィルムからな
る剥離シートと、該剥離シートを剥がすときに図柄層側
に残る剥離層と、接着性を持たずかつ図柄を含んだ図柄
層とより構成して、接着剤が塗布された被転写体又は接
着テープが配置された被転写体に、この転写材の図柄層
を転写するようにしてもよい。この場合にも、上記接着
剤として粘着性のある接着剤や水性の接着剤を使用する
こともでき、低温で転写が可能となり被転写体の熱変形
を防止することができる。上記接着テープを使用した場
合には、転写工程において加熱作業が不要となるといっ
た利点がある。
【0048】また、転写材の転写以外に、本発明の転写
装置は、ベースフィルムを剥離しない貼付材の貼付にも
使用できる。
【0049】なお、上記実施例においては、流体供給部
材11と流体排出部材7とを別々に加熱部材6の微細孔
6aに接続するようにしたが、1つの微細孔6aに両方
の部材11,7を接続して共用できるようにしてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 転写工程における本発明の一実施例にかかる
転写装置を示す断面図である。
【図2】 転写工程における上記転写装置を示す断面図
である。
【図3】 転写工程における上記転写装置を示す断面図
である。
【図4】 転写工程における上記転写装置を示す断面図
である。
【図5】 転写工程における上記転写装置を示す断面図
である。
【図6】 上記転写装置のシート支持具を示す正面図で
ある。
【図7】 上記転写装置の変形例を示す断面図である。
【図8】 転写工程における上記転写装置の変形例を示
す断面図である。
【図9】 転写工程における図8に示す上記転写装置の
変形例を示す断面図である。
【符号の説明】
1…被転写体、2…載置台、2a…吸引穴、2b…壁、2
c…上面、3…転写材、3a…図柄層、3b…剥離シー
ト、4…可撓性シート、5…支持部材、5a…本体、6
…加熱部材、6a…微細孔、6b…熱源、6c…溝、7…
流体排出部材、8…送り出しローラ、9…巻取ローラ、
10…排出管、11,47…流体供給部材、12…吸引
部材、13…転写模様、16…ヒータ、17…ボルト、
18…支柱、19…係止部材、20…ピン、21…シー
ト移動部材、22…シート支持具、23…加熱部材移動
部材、41…供給排出室。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被転写体(1)を載置する載置台(2)
    と、 上記載置台上に載置された上記被転写体(1)の転写領
    域に転写材(3)を介して対向する可撓性シート(4)
    と、 上記シート(4)を所定量だけ弛ませた状態で支持する
    シート支持部材(5)と、 上記支持部材(5)に支持されかつ上記シート(4)を
    加熱する加熱部材(6,16)と、 上記シート(4)と上記支持部材(5)との間に流体を
    供給して上記シート(4)を膨らませて加圧状態とする
    流体供給部材(11,47)と、 上記載置台上の上記被転写体(1)に対して上記シート
    (4)を支持した上記支持部材(5)を相対的に移動さ
    せる駆動部材とを備えるようにしたことを特徴とする転
    写装置。
  2. 【請求項2】 被転写体(1)を載置する載置台(2)
    と、 上記載置台上に載置された上記被転写体(1)の転写領
    域に転写材(3)を介して対向する可撓性シート(4)
    と、 上記シート(4)を所定量だけ移動可能に支持するシー
    ト支持部材(5)と、 上記シート(4)を上記支持部材(5)に対してシート
    緊張位置とシート弛み位置との間で移動させる移動部材
    (21)と、 上記支持部材(5)に支持されかつ上記シート(4)を
    加熱する加熱部材(6,16)と、 上記シート弛み位置に位置した上記シート(4)と上記
    支持部材(5)との間に流体を供給して上記シート
    (4)を膨らませて加圧状態とする流体供給部材(1
    1,47)と、 上記載置台上の上記被転写体(1)に対して上記シート
    (4)を支持した上記支持部材(5)を相対的に移動さ
    せる駆動部材とを備えるようにしたことを特徴とする転
    写装置。
  3. 【請求項3】 被転写体(1)を載置する載置台(2)
    と、 上記載置台上に載置された上記被転写体(1)の転写領
    域に転写材(3)を介して対向する可撓性シート(4)
    と、 上記シート(4)を固定支持するシート支持部材(5)
    と、 上記支持部材(5)に移動可能に支持されかつ上記シー
    ト(4)に対向して配置されて流体出入孔(6a)を有
    するとともに上記シート(4)を加熱する板状加熱部材
    (6)と、 上記加熱部材(6)を上記支持部材(5)に対して上記
    シート(4)に接触して該シート(4)を緊張状態にさ
    せるシート接触位置と上記シート(4)より離れて上記
    シート(4)を弛ませる退避位置との間で移動させる加
    熱部材移動装置(23)と、 上記加熱部材(6)が上記シート接触位置に位置したと
    き上記シート(4)と上記加熱部材(6)との間の流体
    を上記加熱部材(6)の出入孔(6a)より排出して上
    記シート(4)を上記加熱部材(6)に接触させる一
    方、上記加熱部材(6)が上記退避位置に位置したとき
    上記加熱部材(6)の上記出入孔(6a)より流体を噴
    き出させて上記シート(4)を膨らませて加圧状態とす
    る流体供給排出装置(7,11)と、 上記載置台上の上記被転写体(1)に対して上記シート
    (4)を支持した上記支持部材(5)を相対的に移動さ
    せる駆動部材とを備えるようにしたことを特徴とする転
    写装置。
  4. 【請求項4】 上記支持部材(5)は開口部を有する箱
    体状部材より構成され、上記開口部に上記シート(4)
    が支持されるとともに、上記加熱部材(16)は上記支
    持部材(5)の箱体底面に固定されるようにした請求項
    1又は2に記載の転写装置。
  5. 【請求項5】 上記流体供給部材(11,47)は、上
    記シート(4)が上記転写材(3)に接触する前に、流
    体を上記支持部材(5)と上記シート(4)との間に供
    給して上記シート(4)の加圧を行うようにした請求項
    1,2,4のいずれかに記載の転写装置。
  6. 【請求項6】 上記流体供給排出装置(7,11)は、
    上記シート(4)が上記転写材(3)に接触する前に、
    流体を上記支持部材(5)と上記シート(4)との間に
    供給して上記シート(4)の加圧を行うようにした請求
    項3に記載の転写装置。
  7. 【請求項7】 上記駆動部材は、上記載置台上の上記被
    転写体(1)に対して上記支持部材(5)を移動させる
    ようにした請求項1〜6のいずれかに記載の転写装置。
  8. 【請求項8】 上記駆動部材は、上記支持部材(5)に
    対して上記載置台(2)を移動させるようにした請求項
    1〜6のいずれかに記載の転写装置。
  9. 【請求項9】 上記載置台(2)は、複数の吸引穴(2
    a)を有するとともに、上記転写材(3)が上記被転写
    体(1)に接触して転写が行なわれるとき、上記吸引穴
    (2a)より吸引を行う吸引部材(12)を備えるよう
    にした請求項1〜8のいずれかに記載の転写装置。
  10. 【請求項10】 上記載置台(2)は上記被転写体
    (1)の周囲を囲みかつ該被転写体(1)より高いとと
    もに上記支持部材(5)に上記シート(4)及び上記転
    写材(3)を介して接触可能な壁(2b)を備えるよう
    にした請求項1〜9のいずれかに記載の転写装置。
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