JPH0592242A - タンデイツシユ容器及び該容器に使用する衝撃パツド - Google Patents
タンデイツシユ容器及び該容器に使用する衝撃パツドInfo
- Publication number
- JPH0592242A JPH0592242A JP3332134A JP33213491A JPH0592242A JP H0592242 A JPH0592242 A JP H0592242A JP 3332134 A JP3332134 A JP 3332134A JP 33213491 A JP33213491 A JP 33213491A JP H0592242 A JPH0592242 A JP H0592242A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- impact
- guide
- tundish
- inner guide
- tundish container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D11/00—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
- B22D11/10—Supplying or treating molten metal
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D41/00—Casting melt-holding vessels, e.g. ladles, tundishes, cups or the like
- B22D41/003—Casting melt-holding vessels, e.g. ladles, tundishes, cups or the like with impact pads
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D41/00—Casting melt-holding vessels, e.g. ladles, tundishes, cups or the like
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
- Cartons (AREA)
- Vibration Dampers (AREA)
- Continuous Casting (AREA)
- Structure Of Emergency Protection For Nuclear Reactors (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 本発明の目的は、タンディッシュ容器の衝撃
領域から側壁に向かう溶融鋼の水平方向の流れを低減さ
せる優れた衝撃パッドを提供することにある。 【構成】 本発明の衝撃パッド１０は、ベース１１と、
タンディッシュ容器内に注がれる溶融鋼を受け入れる衝
撃領域と、溶融鋼の流れを衝撃領域からタンディッシュ
容器のドレンに指向させるチャンネルを形成する内側ガ
イド１６と、内側ガイドから間隔を隔ててベース上に設
けられた外側ガイド１２とを有しており、内側ガイド及
び外側ガイドがこれらの間にチャンネル１４を形成して
おり、該チャンネルが、衝撃領域２０から内側ガイドを
越えて流入する溶融鋼を受け入れて該溶融鋼の流れをド
レンに指向させるように構成されている。
領域から側壁に向かう溶融鋼の水平方向の流れを低減さ
せる優れた衝撃パッドを提供することにある。 【構成】 本発明の衝撃パッド１０は、ベース１１と、
タンディッシュ容器内に注がれる溶融鋼を受け入れる衝
撃領域と、溶融鋼の流れを衝撃領域からタンディッシュ
容器のドレンに指向させるチャンネルを形成する内側ガ
イド１６と、内側ガイドから間隔を隔ててベース上に設
けられた外側ガイド１２とを有しており、内側ガイド及
び外側ガイドがこれらの間にチャンネル１４を形成して
おり、該チャンネルが、衝撃領域２０から内側ガイドを
越えて流入する溶融鋼を受け入れて該溶融鋼の流れをド
レンに指向させるように構成されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、タンディッシュ容器に
使用する衝撃パッドであって、タンディッシュ容器内の
溶融鉄及び溶融鋼の乱流を低減させ且つ溶融鉄及び溶融
鋼の流れを指向させる衝撃パッドに関する。
使用する衝撃パッドであって、タンディッシュ容器内の
溶融鉄及び溶融鋼の乱流を低減させ且つ溶融鉄及び溶融
鋼の流れを指向させる衝撃パッドに関する。
【０００２】
【従来の技術】鉄鋼産業において使用されている形式の
タンディッシュ容器内では、一般に、該タンディッシュ
容器に入れられた溶融金属すなわち溶融鋼の純度に変化
がある。溶融鉄又は溶融鋼が攪拌されず且つ乱流が生じ
ていない状態にあるときには、溶融金属材料中の不純物
は溶融金属材料の頂部に上昇して、いわゆる「スラグ」
層を形成する。すなわち、最も純度の高い溶融鉄又は溶
融鋼は、タンディッシュ容器の底の近くに存在する。
タンディッシュ容器内では、一般に、該タンディッシュ
容器に入れられた溶融金属すなわち溶融鋼の純度に変化
がある。溶融鉄又は溶融鋼が攪拌されず且つ乱流が生じ
ていない状態にあるときには、溶融金属材料中の不純物
は溶融金属材料の頂部に上昇して、いわゆる「スラグ」
層を形成する。すなわち、最も純度の高い溶融鉄又は溶
融鋼は、タンディッシュ容器の底の近くに存在する。
【０００３】溶融鉄又は溶融鋼は、タンディッシュ容器
の頂部から該タンディッシュ容器に注がれ、その底から
排出される。タンディッシュ容器内に溶融鉄又は溶融鋼
の充分なレベルを維持し、且つ不純物が頂部に浮上でき
る充分な滞留時間を維持することにより、不純物の濃度
は、タンディッシュ容器の最低部分（溶融金属材料はこ
こから出て更に処理される）における最低濃度まで低下
される。しかしながら、タンディッシュ容器の頂部から
溶融鉄又は溶融鋼をタンディッシュ容器に注ぐことによ
り、或る量のスラグ材料がタンディッシュ容器の最低部
分へと強制的に押し下げられたり、上昇が防止されるよ
うな場合には、不純物に伴う問題が生じる。また、乱流
は、タンディッシュ容器の底近くでの不均一な又は他の
好ましくない流れパターンにより生じる。
の頂部から該タンディッシュ容器に注がれ、その底から
排出される。タンディッシュ容器内に溶融鉄又は溶融鋼
の充分なレベルを維持し、且つ不純物が頂部に浮上でき
る充分な滞留時間を維持することにより、不純物の濃度
は、タンディッシュ容器の最低部分（溶融金属材料はこ
こから出て更に処理される）における最低濃度まで低下
される。しかしながら、タンディッシュ容器の頂部から
溶融鉄又は溶融鋼をタンディッシュ容器に注ぐことによ
り、或る量のスラグ材料がタンディッシュ容器の最低部
分へと強制的に押し下げられたり、上昇が防止されるよ
うな場合には、不純物に伴う問題が生じる。また、乱流
は、タンディッシュ容器の底近くでの不均一な又は他の
好ましくない流れパターンにより生じる。
【０００４】溶融鉄又は溶融鋼をタンディッシュ容器に
注ぐときに引き起こされる乱流を低減させる目的で、種
々の方法及び装置が発明されている。米国特許第4,177,
855号には、揺動する１対の扉が示されており、該扉は
溶融金属を注ぐことにより生じる乱流からスラグ層を保
護するようになっている。平らな衝撃パッドにより、持
ち上げられたスプラッシュ（飛沫）面が形成され、該ス
プラッシュ面が、揺動するスラグ同士の間に殆どの乱流
を収容する助けをする。
注ぐときに引き起こされる乱流を低減させる目的で、種
々の方法及び装置が発明されている。米国特許第4,177,
855号には、揺動する１対の扉が示されており、該扉は
溶融金属を注ぐことにより生じる乱流からスラグ層を保
護するようになっている。平らな衝撃パッドにより、持
ち上げられたスプラッシュ（飛沫）面が形成され、該ス
プラッシュ面が、揺動するスラグ同士の間に殆どの乱流
を収容する助けをする。
【０００５】また、米国特許第4,042,229 号には、溶融
鉄又は溶融鋼がタンディッシュ容器の側壁へと流れるこ
とを防止する１対の側壁を備えた衝撃パッドが開示され
ている。衝撃パッドのずっと上方に配置された第２対の
側壁は、注ぎ領域をスラグ層から分離する助けをする。
更に、ドイツ国特許第2,643,009 号には、ハニカム形に
配置された複数のインターロック突出部を備えたスプラ
ッシュプレートが開示されている。
鉄又は溶融鋼がタンディッシュ容器の側壁へと流れるこ
とを防止する１対の側壁を備えた衝撃パッドが開示され
ている。衝撃パッドのずっと上方に配置された第２対の
側壁は、注ぎ領域をスラグ層から分離する助けをする。
更に、ドイツ国特許第2,643,009 号には、ハニカム形に
配置された複数のインターロック突出部を備えたスプラ
ッシュプレートが開示されている。
【０００６】従来の装置の或るものは、タンディッシュ
容器の一端又は両端に設けられたドレンに向けて溶融材
料の流れを指向させる助けをする種々の側壁を用いるこ
とにより、タンディッシュ容器の側壁に向かう溶融材料
の水平方向の流れを低減させている。しかしながら、タ
ンディッシュレベルの側壁に向かう溶融材料の大部分の
流れは、依然として、従来の衝撃パッドの側壁を溢流す
る溶融材料から生じる。この溢流は、タンディッシュ容
器内に不均一で好ましくない流れパターン及び乱流を生
じさせる作用、及び淀み（溶融鋼がその主流から分岐し
て殆ど流れなくなる領域）を形成する作用をする。
容器の一端又は両端に設けられたドレンに向けて溶融材
料の流れを指向させる助けをする種々の側壁を用いるこ
とにより、タンディッシュ容器の側壁に向かう溶融材料
の水平方向の流れを低減させている。しかしながら、タ
ンディッシュレベルの側壁に向かう溶融材料の大部分の
流れは、依然として、従来の衝撃パッドの側壁を溢流す
る溶融材料から生じる。この溢流は、タンディッシュ容
器内に不均一で好ましくない流れパターン及び乱流を生
じさせる作用、及び淀み（溶融鋼がその主流から分岐し
て殆ど流れなくなる領域）を形成する作用をする。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の特徴及
び利点は、タンディッシュ容器の衝撃領域から側壁に向
かう溶融鋼の水平方向の流れを低減させる優れた衝撃パ
ッドを提供することにある。本発明の他の特徴及び利点
は、溶融鋼が、衝撃領域から、タンディッシュ容器のド
レン（１つ又は複数）に通じる主流に向かって流れるよ
うにする衝撃パッドを提供することにある。
び利点は、タンディッシュ容器の衝撃領域から側壁に向
かう溶融鋼の水平方向の流れを低減させる優れた衝撃パ
ッドを提供することにある。本発明の他の特徴及び利点
は、溶融鋼が、衝撃領域から、タンディッシュ容器のド
レン（１つ又は複数）に通じる主流に向かって流れるよ
うにする衝撃パッドを提供することにある。
【０００８】本発明の他の特徴及び利点は、衝撃領域と
ドレン（１つ又は複数）との間の流れを円滑にでき且つ
乱流を低減できるタンディッシュ容器を提供することに
ある。本発明の他の特徴及び利点は、タンディッシュ容
器の衝撃領域と側壁との間の淀みを低減できる改良形の
衝撃パッド及びタンディッシュ容器を提供することにあ
る。
ドレン（１つ又は複数）との間の流れを円滑にでき且つ
乱流を低減できるタンディッシュ容器を提供することに
ある。本発明の他の特徴及び利点は、タンディッシュ容
器の衝撃領域と側壁との間の淀みを低減できる改良形の
衝撃パッド及びタンディッシュ容器を提供することにあ
る。
【０００９】本発明の他の特徴及び利点は、乱流及び淀
みを低減させることにより、タンディッシュ容器を出る
溶融鋼の品質及び純度を優れたものにすることができる
衝撃パッド及びタンディッシュ容器を提供することにあ
る。本発明の上記及び他の特徴及び利点は、添付図面に
関連して述べる本発明の好ましい実施例についての以下
の詳細な説明により明らかになるであろう。以下の詳細
な説明は、制限的なものではなく例示的なものであり、
本発明の範囲は特許請求の範囲の記載及びこれと均等の
範囲により限定される。
みを低減させることにより、タンディッシュ容器を出る
溶融鋼の品質及び純度を優れたものにすることができる
衝撃パッド及びタンディッシュ容器を提供することにあ
る。本発明の上記及び他の特徴及び利点は、添付図面に
関連して述べる本発明の好ましい実施例についての以下
の詳細な説明により明らかになるであろう。以下の詳細
な説明は、制限的なものではなく例示的なものであり、
本発明の範囲は特許請求の範囲の記載及びこれと均等の
範囲により限定される。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明は、タンディッシ
ュ容器に使用する衝撃パッドであって、タンディッシュ
容器の側壁に最も近い衝撃パッドの両側部に、外側ガイ
ド及び内側ガイドを備えており且つこれらの両ガイドの
間にチャンネルが形成された衝撃パッドに関する。本発
明の衝撃パッドは、内側ガイド（又は複数のガイド）に
より形成された領域内で衝撃パッド上に溶融鋼を注ぐこ
とができるように、タンディッシュ容器の衝撃領域に配
置される。
ュ容器に使用する衝撃パッドであって、タンディッシュ
容器の側壁に最も近い衝撃パッドの両側部に、外側ガイ
ド及び内側ガイドを備えており且つこれらの両ガイドの
間にチャンネルが形成された衝撃パッドに関する。本発
明の衝撃パッドは、内側ガイド（又は複数のガイド）に
より形成された領域内で衝撃パッド上に溶融鋼を注ぐこ
とができるように、タンディッシュ容器の衝撃領域に配
置される。
【００１１】従来の装置と同様に、本発明のタンディッ
シュ衝撃パッドでも幾分かの溶融鋼は内側ガイド（又は
複数のガイド）の頂部上を溢流するであろう。しかしな
がら、本発明によれば、内側ガイド上を溢流した溶融鋼
は、対応する外側ガイドにより、タンディッシュ容器の
側壁に向かって流れることが防止される。内側ガイド上
を溢流する多量の溶融鋼は、内側ガイドと外側ガイドと
の間のチャンネル内に流入する。これにより、チャンネ
ルは、溶融鋼の流れを、タンディッシュ容器の一端又は
両端に配置されたドレン（１つ又は複数）に導く主流に
向かって再指向させる。本発明のこの効果により、交差
流及び他の好ましくない流れパターン及び乱流を最小に
でき、且つ流れの淀みを低減させることができる。
シュ衝撃パッドでも幾分かの溶融鋼は内側ガイド（又は
複数のガイド）の頂部上を溢流するであろう。しかしな
がら、本発明によれば、内側ガイド上を溢流した溶融鋼
は、対応する外側ガイドにより、タンディッシュ容器の
側壁に向かって流れることが防止される。内側ガイド上
を溢流する多量の溶融鋼は、内側ガイドと外側ガイドと
の間のチャンネル内に流入する。これにより、チャンネ
ルは、溶融鋼の流れを、タンディッシュ容器の一端又は
両端に配置されたドレン（１つ又は複数）に導く主流に
向かって再指向させる。本発明のこの効果により、交差
流及び他の好ましくない流れパターン及び乱流を最小に
でき、且つ流れの淀みを低減させることができる。
【００１２】
【実施例】図１〜図３に示すように、本発明のタンディ
ッシュ衝撃パッド１０はベース１１を有している。ベー
ス１１からは外側ガイド１２及び内側ガイド１６が上方
に突出しており、これらの両ガイド１２、１６の間には
チャンネル１４が形成されている。このチャンネル１４
は両端部２４、２６が開放しており、チャンネル１４を
形成するガイド１２、１６を除き、いかなる流れ障害物
も存在しないことが好ましい。流れ障害物のないチャン
ネル１４を設けることの利点は、両端部２４、２６に向
かうチャンネル１４内での溶融鋼の円滑で連続した流れ
を確保できることにある。
ッシュ衝撃パッド１０はベース１１を有している。ベー
ス１１からは外側ガイド１２及び内側ガイド１６が上方
に突出しており、これらの両ガイド１２、１６の間には
チャンネル１４が形成されている。このチャンネル１４
は両端部２４、２６が開放しており、チャンネル１４を
形成するガイド１２、１６を除き、いかなる流れ障害物
も存在しないことが好ましい。流れ障害物のないチャン
ネル１４を設けることの利点は、両端部２４、２６に向
かうチャンネル１４内での溶融鋼の円滑で連続した流れ
を確保できることにある。
【００１３】内側ガイド１６は、この衝撃パッド１０を
タンディッシュ容器内に配置したときにドレンを向く側
を除く全ての側面で衝撃領域２０を包囲できる形状を有
している。内側ガイド１６は、ドレンの方向の出口２２
を備えたチャンネルを形成しており、溶融鋼は出口２２
を通って衝撃領域２０から容易に流出することができ
る。衝撃領域２０は、溶融鋼がタンディッシュ容器に注
がれるときに溶融鋼の直ぐ下に位置する衝撃パッドの部
分（すなわち、溶融鋼と最初に接触する部分）である。
タンディッシュ容器内に配置したときにドレンを向く側
を除く全ての側面で衝撃領域２０を包囲できる形状を有
している。内側ガイド１６は、ドレンの方向の出口２２
を備えたチャンネルを形成しており、溶融鋼は出口２２
を通って衝撃領域２０から容易に流出することができ
る。衝撃領域２０は、溶融鋼がタンディッシュ容器に注
がれるときに溶融鋼の直ぐ下に位置する衝撃パッドの部
分（すなわち、溶融鋼と最初に接触する部分）である。
【００１４】外側ガイド１２は、ドレンに向いた側を除
く全ての側面で内側ガイド１６を包囲できる形状を有し
ている。外側ガイド１２及び内側ガイド１６により形成
されたチャンネル１４の開口（端部）２４、２６は、ド
レンの方向を向いており且つ開口（出口）２２の両側に
配置されている。両ガイド１２、１６は、それらの一部
を半円形状にして、この半円形状パターンから外れた部
分のみが、タンディッシュ容器のドレンを向く開口２
２、２４、２６を形成できるようにするのが好ましい。
衝撃パッド１０は、半円形部分の中心に最大衝撃が生じ
るようにタンディッシュ容器内に配置すべきである。両
ガイド１２、１６は、これらの半円形部分を同心状に配
置できる形状を有している。
く全ての側面で内側ガイド１６を包囲できる形状を有し
ている。外側ガイド１２及び内側ガイド１６により形成
されたチャンネル１４の開口（端部）２４、２６は、ド
レンの方向を向いており且つ開口（出口）２２の両側に
配置されている。両ガイド１２、１６は、それらの一部
を半円形状にして、この半円形状パターンから外れた部
分のみが、タンディッシュ容器のドレンを向く開口２
２、２４、２６を形成できるようにするのが好ましい。
衝撃パッド１０は、半円形部分の中心に最大衝撃が生じ
るようにタンディッシュ容器内に配置すべきである。両
ガイド１２、１６は、これらの半円形部分を同心状に配
置できる形状を有している。
【００１５】衝撃領域２０（すなわち、内側ガイド１６
により形成された円弧の内側に位置する衝撃パッド１０
の部分）は、平らに形成することができるし、或いは、
乱流を低減できる任意のパターンに設計することもでき
る。図１〜図３の実施例には２つの衝撃ガイド１８が示
されており、これらの衝撃ガイド１８は、乱流を更に閉
じ込め且つタンディッシュの側壁に向かう流れを低減さ
せる助けをする。衝撃ガイド１８はベース１１から上方
に突出している。衝撃ガイド１８は直線状をなしてお
り、且つ、互いに平行であると共にタンディッシュの側
壁に対しても平行に配置されている。各衝撃ガイド１８
は、その一端が内側ガイド１６に当接している。衝撃領
域２０の形状として、例えば、米国特許出願第07/226,8
68号及び07/530,164号に記載されている正弦波及び他の
波状パターンを含む任意の形状を用いることができる。
これらの米国特許出願の全記載内容をここに参考として
導入する。
により形成された円弧の内側に位置する衝撃パッド１０
の部分）は、平らに形成することができるし、或いは、
乱流を低減できる任意のパターンに設計することもでき
る。図１〜図３の実施例には２つの衝撃ガイド１８が示
されており、これらの衝撃ガイド１８は、乱流を更に閉
じ込め且つタンディッシュの側壁に向かう流れを低減さ
せる助けをする。衝撃ガイド１８はベース１１から上方
に突出している。衝撃ガイド１８は直線状をなしてお
り、且つ、互いに平行であると共にタンディッシュの側
壁に対しても平行に配置されている。各衝撃ガイド１８
は、その一端が内側ガイド１６に当接している。衝撃領
域２０の形状として、例えば、米国特許出願第07/226,8
68号及び07/530,164号に記載されている正弦波及び他の
波状パターンを含む任意の形状を用いることができる。
これらの米国特許出願の全記載内容をここに参考として
導入する。
【００１６】図１〜図３に示す実施例において、外側ガ
イド１２、内側ガイド１６及び衝撃ガイド１８の全て
が、ベース部分１１からほぼ同じ高さで上方に突出して
いる。別の構成として、ガイドの高さを異ならせること
もでき、一実施例として、外側ガイド１２を内側ガイド
１６よりも大きな距離で上方に突出させることができ
る。これらのガイド１２、１６、１８の高さは、ガイド
が高過ぎると垂直方向に過大な乱流が生じるという問題
があるため制限される。すなわち、ガイドの高さは、ガ
イドが垂直方向の過大な乱流を引き起こすことなく水平
方向の乱流を最小にできるように選択される。最適なガ
イドの高さは、タンディッシュに入る溶融鋼の量及び速
度、タンディッシュ容器のサイズ及び形状、及び他のフ
ァクタに基づいて変えることができる。図１〜図３の実
施例においては、外側ガイド１２、内側ガイド１６及び
衝撃ガイド１８の高さは約６インチ（約１５cm）であ
る。
イド１２、内側ガイド１６及び衝撃ガイド１８の全て
が、ベース部分１１からほぼ同じ高さで上方に突出して
いる。別の構成として、ガイドの高さを異ならせること
もでき、一実施例として、外側ガイド１２を内側ガイド
１６よりも大きな距離で上方に突出させることができ
る。これらのガイド１２、１６、１８の高さは、ガイド
が高過ぎると垂直方向に過大な乱流が生じるという問題
があるため制限される。すなわち、ガイドの高さは、ガ
イドが垂直方向の過大な乱流を引き起こすことなく水平
方向の乱流を最小にできるように選択される。最適なガ
イドの高さは、タンディッシュに入る溶融鋼の量及び速
度、タンディッシュ容器のサイズ及び形状、及び他のフ
ァクタに基づいて変えることができる。図１〜図３の実
施例においては、外側ガイド１２、内側ガイド１６及び
衝撃ガイド１８の高さは約６インチ（約１５cm）であ
る。
【００１７】図７及び図８には、タンディッシュ容器内
における衝撃パッド１０の配置及び作動が示されてい
る。全体を番号３０で示すタンディッシュ容器は、床３
２と、後壁３４と、前壁３６と、２つの側壁３８、４０
とを有している。床３２は、後壁３４の近くで且つ溶融
鋼がタンディッシュに流入する箇所の下に位置する衝撃
領域４２と、前壁３６の近くで、純粋にされた溶融鋼が
タンディッシュを出る位置に設けられたドレン４４とを
有している。
における衝撃パッド１０の配置及び作動が示されてい
る。全体を番号３０で示すタンディッシュ容器は、床３
２と、後壁３４と、前壁３６と、２つの側壁３８、４０
とを有している。床３２は、後壁３４の近くで且つ溶融
鋼がタンディッシュに流入する箇所の下に位置する衝撃
領域４２と、前壁３６の近くで、純粋にされた溶融鋼が
タンディッシュを出る位置に設けられたドレン４４とを
有している。
【００１８】衝撃パッド１０は、該衝撃パッド１０の衝
撃領域２０が、タンディッシュ容器３０の衝撃領域４２
上で該衝撃領域４２とほぼ一致するように、タンディッ
シュ容器３０の床３２上に配置される。溶融鋼は、衝撃
領域２０の上方から該衝撃領域２０に注がれる。衝撃ガ
イド１８が乱流の低減を助ける間、連続的に流入する溶
融鋼により、衝撃領域２０は最終的に充満される。
撃領域２０が、タンディッシュ容器３０の衝撃領域４２
上で該衝撃領域４２とほぼ一致するように、タンディッ
シュ容器３０の床３２上に配置される。溶融鋼は、衝撃
領域２０の上方から該衝撃領域２０に注がれる。衝撃ガ
イド１８が乱流の低減を助ける間、連続的に流入する溶
融鋼により、衝撃領域２０は最終的に充満される。
【００１９】流入する大部分の溶融鋼は内側ガイド１６
内に収容され、且つドレン４４の方向を向いた出口２２
を通って流れる。しかしながら、或る量の溶融鋼は内側
ガイド１６の頂部を越えてスプラッシュするか、流動し
てチャンネル１４内に入る。チャンネル１４内に流入し
た溶融鋼は、実質的に内側ガイド１６と外側ガイド１２
との間に収容されて、チャンネル１４の開放出口２４、
２６を通って流出する。チャンネル１４の開放出口２
４、２６もドレン４４の方向を向いており且つ主出口２
２に隣接している。このため、タンディッシュ容器３０
内に流入した大部分の溶融鋼は、ドレン４４に向かう単
一方向に流れるようになる。内側ガイド１６及び外側ガ
イド１２は協働して、大部分の溶融鋼が後壁３４又は側
壁３８、４０の方向に流れることを防止し、従って、タ
ンディッシュ容器３０の全体的な乱流を低減させ、且つ
衝撃領域４２の背後で淀む溶融鋼の量及び両側壁に向か
う溶融鋼の量のいずれをも低減させる。
内に収容され、且つドレン４４の方向を向いた出口２２
を通って流れる。しかしながら、或る量の溶融鋼は内側
ガイド１６の頂部を越えてスプラッシュするか、流動し
てチャンネル１４内に入る。チャンネル１４内に流入し
た溶融鋼は、実質的に内側ガイド１６と外側ガイド１２
との間に収容されて、チャンネル１４の開放出口２４、
２６を通って流出する。チャンネル１４の開放出口２
４、２６もドレン４４の方向を向いており且つ主出口２
２に隣接している。このため、タンディッシュ容器３０
内に流入した大部分の溶融鋼は、ドレン４４に向かう単
一方向に流れるようになる。内側ガイド１６及び外側ガ
イド１２は協働して、大部分の溶融鋼が後壁３４又は側
壁３８、４０の方向に流れることを防止し、従って、タ
ンディッシュ容器３０の全体的な乱流を低減させ、且つ
衝撃領域４２の背後で淀む溶融鋼の量及び両側壁に向か
う溶融鋼の量のいずれをも低減させる。
【００２０】図４〜図６には、全体を番号５０で示す本
発明の衝撃パッドの第２実施例が示されている。この衝
撃パッド５０は、中央又は中央近くに衝撃領域があり且
つ両端部にドレンがある比較的大型のタンディッシュ容
器に使用するように設計されたものである。ベース５１
からは、１対の外側ガイド５２と、１対の内側ガイド５
６とが上方に突出しており、これらの両ガイド５２、５
６の間には１対のチャンネル５４が形成されている。各
チャンネル５４は、図示のように、両端部６４、６６が
開放しており、各チャンネル５４を形成するガイド５
２、５６を除き、いかなる流れ障害物も存在しない。流
れ障害物のないチャンネル５４を設ける目的は、両端部
６４、６６に向かうチャンネル５４内に円滑で連続した
溶融鋼の流れを確保することにある。
発明の衝撃パッドの第２実施例が示されている。この衝
撃パッド５０は、中央又は中央近くに衝撃領域があり且
つ両端部にドレンがある比較的大型のタンディッシュ容
器に使用するように設計されたものである。ベース５１
からは、１対の外側ガイド５２と、１対の内側ガイド５
６とが上方に突出しており、これらの両ガイド５２、５
６の間には１対のチャンネル５４が形成されている。各
チャンネル５４は、図示のように、両端部６４、６６が
開放しており、各チャンネル５４を形成するガイド５
２、５６を除き、いかなる流れ障害物も存在しない。流
れ障害物のないチャンネル５４を設ける目的は、両端部
６４、６６に向かうチャンネル５４内に円滑で連続した
溶融鋼の流れを確保することにある。
【００２１】ガイド５２、５６の形状は、衝撃パッド５
０をタンディッシュ容器内に配置した場合に、衝撃領域
６０をタンディッシュ容器の側壁から分離し、且つ開口
をドレンの方向のみに向けることができるようになって
いる。内側ガイド５６は、各ドレンの方向の出口６２、
６３（これらの出口６２、６３を通って、溶融鋼が衝撃
領域６０から容易に流出できる）を備えたチャンネルを
形成できるように分離されている。両ガイド５２、５６
は、半円形状の形状を有するのが好ましい。好ましく
は、両内側ガイド５６が第１円の一部を形成し、両外側
ガイド５２がより大きな第２円の一部を形成し、これら
の第１円及び第２円を同心状に配置する。
０をタンディッシュ容器内に配置した場合に、衝撃領域
６０をタンディッシュ容器の側壁から分離し、且つ開口
をドレンの方向のみに向けることができるようになって
いる。内側ガイド５６は、各ドレンの方向の出口６２、
６３（これらの出口６２、６３を通って、溶融鋼が衝撃
領域６０から容易に流出できる）を備えたチャンネルを
形成できるように分離されている。両ガイド５２、５６
は、半円形状の形状を有するのが好ましい。好ましく
は、両内側ガイド５６が第１円の一部を形成し、両外側
ガイド５２がより大きな第２円の一部を形成し、これら
の第１円及び第２円を同心状に配置する。
【００２２】衝撃領域６０（すなわち、内側ガイド５６
により形成された円弧の内側に位置する衝撃パッド５０
の部分）は、平らに形成するか、或いは乱流を低減でき
る任意のパターンに設計することもできる。図４〜図６
に示す実施例においては、衝撃領域６０におけるベース
５１は、米国特許出願第07/726,868号及び07/530,164号
に記載されている正弦波パターン５８の特徴を有してい
る。他の波形パターン及び他のパターンを用いることも
できる。
により形成された円弧の内側に位置する衝撃パッド５０
の部分）は、平らに形成するか、或いは乱流を低減でき
る任意のパターンに設計することもできる。図４〜図６
に示す実施例においては、衝撃領域６０におけるベース
５１は、米国特許出願第07/726,868号及び07/530,164号
に記載されている正弦波パターン５８の特徴を有してい
る。他の波形パターン及び他のパターンを用いることも
できる。
【００２３】図４〜図６の実施例においては、外側ガイ
ド５２、内側ガイド５６及び正弦波パターン５８は異な
る高さを有している。外側ガイド５２は、内側ガイド５
６よりも高くベース５１から上方に突出している。ま
た、内側ガイド５６は、正弦波パターン５８の正弦波よ
りも高く上方に突出している。外側ガイド５２、内側ガ
イド５６及び正弦波パターン５８は、特定の適用に基づ
いて、同じ高さでも異なる高さにしてもよい。一般的に
いえば、ガイドの高さは、垂直方向の過大な乱流を引き
起こすことなくして垂直方向の乱流を最小にできるよう
に選択すべきである。ガイドの最適な高さは、タンディ
ッシュ容器内に流入する溶融鋼の量及び速度、タンディ
ッシュのサイズ及び形状、及び他のファクタに基づいて
変えることができる。図４〜図６の実施例においては、
外側ガイド５２の高さは約４インチ（約１０cm）、内側
ガイド５６の高さは約２インチ（約５cm）、正弦波パタ
ーン５８を形成する正弦波の高さは約１インチ（約2.5c
m) である。
ド５２、内側ガイド５６及び正弦波パターン５８は異な
る高さを有している。外側ガイド５２は、内側ガイド５
６よりも高くベース５１から上方に突出している。ま
た、内側ガイド５６は、正弦波パターン５８の正弦波よ
りも高く上方に突出している。外側ガイド５２、内側ガ
イド５６及び正弦波パターン５８は、特定の適用に基づ
いて、同じ高さでも異なる高さにしてもよい。一般的に
いえば、ガイドの高さは、垂直方向の過大な乱流を引き
起こすことなくして垂直方向の乱流を最小にできるよう
に選択すべきである。ガイドの最適な高さは、タンディ
ッシュ容器内に流入する溶融鋼の量及び速度、タンディ
ッシュのサイズ及び形状、及び他のファクタに基づいて
変えることができる。図４〜図６の実施例においては、
外側ガイド５２の高さは約４インチ（約１０cm）、内側
ガイド５６の高さは約２インチ（約５cm）、正弦波パタ
ーン５８を形成する正弦波の高さは約１インチ（約2.5c
m) である。
【００２４】図９及び図１０は、タンディッシュ容器内
での衝撃パッド５０の配置及び作動を示すものである。
全体を番号７０で示すタンディッシュ容器は、床７２、
２つの端壁７４、７６、及び２つの側壁７８、８０を有
している。床７２は、ほぼ中央に配置された衝撃領域８
２と、それぞれ端壁７４、７６の近くに配置された２つ
のドレン８４、８６を備えている。
での衝撃パッド５０の配置及び作動を示すものである。
全体を番号７０で示すタンディッシュ容器は、床７２、
２つの端壁７４、７６、及び２つの側壁７８、８０を有
している。床７２は、ほぼ中央に配置された衝撃領域８
２と、それぞれ端壁７４、７６の近くに配置された２つ
のドレン８４、８６を備えている。
【００２５】衝撃パッド５０は、該衝撃パッド５０の衝
撃領域６０が、タンディッシュ容器７０の衝撃領域８２
上で該衝撃領域８２とほぼ一致するように、タンディッ
シュ容器７０の床７２上に配置される。溶融鋼は、衝撃
領域６０の上方から該衝撃領域６０に注がれ、連続的に
流入する溶融鋼により、衝撃領域６０は最終的に充満さ
れる。大部分の溶融鋼は内側ガイド５６内に収容され、
且つドレン８４、８６の方向を向いたそれぞれの出口６
２、６３を通って流れる。正弦波パターン５８は、衝撃
領域６０における乱流を低減させ、且つ垂直方向のスプ
ラッシュをも低減させる。にもかかわらず、或る量の溶
融鋼は内側ガイド５６を越えてスプラッシュするか、流
動してチャンネル５４内に入る。
撃領域６０が、タンディッシュ容器７０の衝撃領域８２
上で該衝撃領域８２とほぼ一致するように、タンディッ
シュ容器７０の床７２上に配置される。溶融鋼は、衝撃
領域６０の上方から該衝撃領域６０に注がれ、連続的に
流入する溶融鋼により、衝撃領域６０は最終的に充満さ
れる。大部分の溶融鋼は内側ガイド５６内に収容され、
且つドレン８４、８６の方向を向いたそれぞれの出口６
２、６３を通って流れる。正弦波パターン５８は、衝撃
領域６０における乱流を低減させ、且つ垂直方向のスプ
ラッシュをも低減させる。にもかかわらず、或る量の溶
融鋼は内側ガイド５６を越えてスプラッシュするか、流
動してチャンネル５４内に入る。
【００２６】チャンネル５４内に流入した溶融鋼は、実
質的に内側ガイド５６と外側ガイド５２との間に収容さ
れて、チャンネル５４の開放端部６４、６６を通って流
出する。チャンネル５４の開放端部６４は、一方の主出
口６２から出る流れ（この流れはドレン８４に向かって
流れる）の方向を向いている。チャンネル５４の開放端
部６６は、他方の主出口６３から出る流れ（この流れは
ドレン８６に向かって流れる）の方向を向いている。こ
のため、タンディッシュ容器７０内に流入した大部分の
溶融鋼は、ドレン８４、８６に向かって流れる。内側ガ
イド５６及び外側ガイド５２は協働して、大部分の溶融
鋼が側壁７８、８０の方向に流れることを防止し、従っ
て、タンディッシュ容器７０内の全体的な乱流を低減さ
せ、且つ衝撃領域８２の近傍の側壁７８、８０の近くで
淀む溶融鋼の量をも低減させる。
質的に内側ガイド５６と外側ガイド５２との間に収容さ
れて、チャンネル５４の開放端部６４、６６を通って流
出する。チャンネル５４の開放端部６４は、一方の主出
口６２から出る流れ（この流れはドレン８４に向かって
流れる）の方向を向いている。チャンネル５４の開放端
部６６は、他方の主出口６３から出る流れ（この流れは
ドレン８６に向かって流れる）の方向を向いている。こ
のため、タンディッシュ容器７０内に流入した大部分の
溶融鋼は、ドレン８４、８６に向かって流れる。内側ガ
イド５６及び外側ガイド５２は協働して、大部分の溶融
鋼が側壁７８、８０の方向に流れることを防止し、従っ
て、タンディッシュ容器７０内の全体的な乱流を低減さ
せ、且つ衝撃領域８２の近傍の側壁７８、８０の近くで
淀む溶融鋼の量をも低減させる。
【００２７】本発明の衝撃パッドは、3,000 0F（1,649
℃) までの温度の溶融鉄又は溶融鋼の連続曝露に耐え得
る高温耐火性組成物で形成されている。好ましくは、衝
撃パッドは、約６０〜８５重量％のAl2O3 、３８〜１３
重量％のSiO2、0.9 〜0.5 重量％のCaO 及び１〜0.5 重
量％のFe2O3 を含有する耐火材料で構成する。他の適当
な耐火材料として、MgO 、SiC 、Cr2O3 及びZrO2があ
る。衝撃パッドの組成物はここに掲示した材料に限定さ
れることはなく、溶融鉄又は溶融鋼への長時間の曝露に
耐え得るものである限り、任意の耐火材料を使用するこ
とができる。
℃) までの温度の溶融鉄又は溶融鋼の連続曝露に耐え得
る高温耐火性組成物で形成されている。好ましくは、衝
撃パッドは、約６０〜８５重量％のAl2O3 、３８〜１３
重量％のSiO2、0.9 〜0.5 重量％のCaO 及び１〜0.5 重
量％のFe2O3 を含有する耐火材料で構成する。他の適当
な耐火材料として、MgO 、SiC 、Cr2O3 及びZrO2があ
る。衝撃パッドの組成物はここに掲示した材料に限定さ
れることはなく、溶融鉄又は溶融鋼への長時間の曝露に
耐え得るものである限り、任意の耐火材料を使用するこ
とができる。
【００２８】本発明の上記実施例は現時点で好ましいと
考えられているものであり、本発明の精神及び範囲から
逸脱することなく、上記説明の実施例以外に種々の変更
を施すことができる。例えば、衝撃パッドは、タンディ
ッシュ容器の一体構造の一部を形成するものでもよい。
本発明の範囲は特許請求の範囲に記載された通りであ
り、特許請求の範囲の記載と均等な意味及び範囲をもつ
あらゆる変更は、特許請求の範囲に含まれるものであ
る。
考えられているものであり、本発明の精神及び範囲から
逸脱することなく、上記説明の実施例以外に種々の変更
を施すことができる。例えば、衝撃パッドは、タンディ
ッシュ容器の一体構造の一部を形成するものでもよい。
本発明の範囲は特許請求の範囲に記載された通りであ
り、特許請求の範囲の記載と均等な意味及び範囲をもつ
あらゆる変更は、特許請求の範囲に含まれるものであ
る。
【図１】一端のみにドレンを備えたタンディッシュ容器
に使用するように設計された本発明のタンディッシュ衝
撃パッドを示す平面図である。
に使用するように設計された本発明のタンディッシュ衝
撃パッドを示す平面図である。
【図２】図１の２−２線に沿うタンディッシュ衝撃パッ
ドの断面図である。
ドの断面図である。
【図３】図１の３−３線に沿うタンディッシュ衝撃パッ
ドの断面図である。
ドの断面図である。
【図４】両端にドレンを備えたタンディッシュ容器に使
用するように設計された本発明のタンディッシュ衝撃パ
ッドの第２実施例を示す平面図である。
用するように設計された本発明のタンディッシュ衝撃パ
ッドの第２実施例を示す平面図である。
【図５】図４の５−５線に沿うタンディッシュ衝撃パッ
ドの断面図である。
ドの断面図である。
【図６】図４の６−６線に沿うタンディッシュ衝撃パッ
ドの断面図である。
ドの断面図である。
【図７】図１〜図３に示した形式の衝撃パッドを備えた
タンディッシュ容器の断面を示す側面図である。
タンディッシュ容器の断面を示す側面図である。
【図８】図７のタンディッシュ容器を示す平面図であ
る。
る。
【図９】図４〜図６に示した形式の衝撃パッドを備えた
タンディッシュ容器の断面を示す側面図である。
タンディッシュ容器の断面を示す側面図である。
【図１０】図９のタンディッシュ容器を示す平面図であ
る。
る。
１０ タンディッシュ衝撃パッド １１ ベース １２ タンディッシュ衝撃パッドの外側ガイド １４ チャンネル １６ タンディッシュ衝撃パッドの内側ガイド １８ タンディッシュ衝撃パッドの衝撃ガイド ２０ タンディッシュ衝撃パッドの衝撃領域 ２２ タンディッシュ衝撃パッドの出口（開口、主出
口） ２４ チャンネルの端部（開口） ２６ チャンネルの端部（開口） ３０ タンディッシュ容器 ３２ タンディッシュ容器の床 ３４ タンディッシュ容器の後壁 ３６ タンディッシュ容器の前壁 ３８ タンディッシュ容器の側壁 ４０ タンディッシュ容器の側壁 ４２ タンディッシュ容器の衝撃領域 ４４ タンディッシュ容器のドレン ５０ タンディッシュ衝撃パッド ５１ ベース ５２ タンディッシュ衝撃パッドの外側ガイド ５４ チャンネル ５６ タンディッシュ衝撃パッドの内側ガイド ５８ 正弦波パターン ６０ タンディッシュ衝撃パッドの衝撃領域 ６２ 出口（主出口） ６３ 出口（主出口） ６４ チャンネルの端部（開放端部） ６６ チャンネルの端部（開放端部） ７０ タンディッシュ容器 ７２ タンディッシュ容器の床 ７４ タンディッシュ容器の端壁 ７６ タンディッシュ容器の端壁 ７８ タンディッシュ容器の側壁 ８０ タンディッシュ容器の側壁 ８２ タンディッシュ容器の衝撃領域 ８４ タンディッシュ容器のドレン ８６ タンディッシュ容器のドレン
口） ２４ チャンネルの端部（開口） ２６ チャンネルの端部（開口） ３０ タンディッシュ容器 ３２ タンディッシュ容器の床 ３４ タンディッシュ容器の後壁 ３６ タンディッシュ容器の前壁 ３８ タンディッシュ容器の側壁 ４０ タンディッシュ容器の側壁 ４２ タンディッシュ容器の衝撃領域 ４４ タンディッシュ容器のドレン ５０ タンディッシュ衝撃パッド ５１ ベース ５２ タンディッシュ衝撃パッドの外側ガイド ５４ チャンネル ５６ タンディッシュ衝撃パッドの内側ガイド ５８ 正弦波パターン ６０ タンディッシュ衝撃パッドの衝撃領域 ６２ 出口（主出口） ６３ 出口（主出口） ６４ チャンネルの端部（開放端部） ６６ チャンネルの端部（開放端部） ７０ タンディッシュ容器 ７２ タンディッシュ容器の床 ７４ タンディッシュ容器の端壁 ７６ タンディッシュ容器の端壁 ７８ タンディッシュ容器の側壁 ８０ タンディッシュ容器の側壁 ８２ タンディッシュ容器の衝撃領域 ８４ タンディッシュ容器のドレン ８６ タンディッシュ容器のドレン
Claims (20)
- 【請求項１】 タンディッシュ容器に使用する衝撃パッ
ドにおいて、 ベースと、 タンディッシュ容器内に注がれる溶融鉄又は溶融鋼を受
け入れる前記ベース上の衝撃領域と、 溶融鉄又は溶融鋼の流れを衝撃領域からタンディッシュ
容器のドレンに指向させるチャンネルを形成する、前記
ベース上に設けられた内側ガイドとを有しており、該内
側ガイドの少なくとも一部が、衝撃領域に隣接して配置
されており且つ該衝撃領域を部分的に包囲しており、 内側ガイドから間隔を隔ててベース上に設けられた外側
ガイドを更に有しており、 内側ガイド及び外側ガイドが、これらの間にチャンネル
を形成しており、該チャンネルは、衝撃領域から内側ガ
イドを越えて流入する溶融鉄又は溶融鋼を受け入れて該
溶融鉄又は溶融鋼の流れをドレンに指向させることを特
徴とする請求項１に記載の衝撃パッド。 - 【請求項２】 前記内側ガイドが、溶融鉄又は溶融鋼の
流れを衝撃領域からタンディッシュ容器のドレンに指向
させる単一方向のみに開口しているチャンネルを形成し
ており、且つ溶融鉄又は溶融鋼がタンディッシュ容器の
側壁又は後壁の方向に流れることを防止できるように他
の全ての方向を包囲していることを特徴とする請求項１
に記載の衝撃パッド。 - 【請求項３】 前記外側ガイドが、ドレンに向かう方向
を除く全ての方向において内側ガイドを包囲しており、
前記内側ガイド及び外側ガイドにより形成されたチャン
ネルが、内側ガイドにより形成された前記開口の近くで
ドレンの方向に開放した開口を備えていることを特徴と
する請求項２に記載の衝撃パッド。 - 【請求項４】 前記衝撃領域を部分的に包囲している内
側ガイドの部分が半円形であることを特徴とする請求項
１に記載の衝撃パッド。 - 【請求項５】 前記内側ガイドを部分的に包囲している
外側ガイドの部分が半円形であることを特徴とする請求
項３に記載の衝撃パッド。 - 【請求項６】 前記ベース上に設けられた２つの内側ガ
イドを有しており、これらの内側ガイドの間にはチャン
ネルが形成されており、該チャンネルが、溶融鉄又は溶
融鋼の流れを衝撃領域からタンディッシュ容器の２つ以
上のドレンの方向に指向させる２方向の開口を備えてお
り、前記内側ガイドは、溶融鉄又は溶融鋼がタンディッ
シュ容器の側壁の方向に流れることを防止できるように
他の全ての方向を包囲していることを特徴とする請求項
１に記載の衝撃パッド。 - 【請求項７】 前記それぞれの内側ガイドから間隔を隔
ててベース上に設けられた２つの外側ガイドを有してお
り、これらのそれぞれの内側ガイドと外側ガイドとの間
にはチャンネルが形成されており、該チャンネルが、衝
撃領域からそれぞれの内側ガイドを越えて流入する溶融
鉄又は溶融鋼を受け入れて、該溶融鉄又は溶融鋼の流れ
をドレンに指向させ、前記外側ガイドが、タンディッシ
ュ容器の側壁に向かって溶融鉄又は溶融鋼が流れること
を防止することを特徴とする請求項６に記載の衝撃パッ
ド。 - 【請求項８】 前記内側ガイド及び外側ガイドが半円形
の形状を有しており、両内側ガイドが第１円の一部を形
成しており、両外側ガイドが、前記第１円と同心状の第
２円の一部を形成していることを特徴とする請求項７に
記載の衝撃パッド。 - 【請求項９】 前記衝撃領域においてベースに設けられ
た、直線状で互いに平行な２つの衝撃ガイドを更に有し
ており、各衝撃ガイドの一端が前記内側ガイドに当接し
ていることを特徴とする請求項１に記載の衝撃パッド。 - 【請求項１０】 前記衝撃ガイドにおいてベースに設け
られた正弦波パターンを更に有していることを特徴とす
る請求項１に記載の衝撃パッド。 - 【請求項１１】 床、後壁、前壁、２つの側壁、後壁の
近くの床上に位置する衝撃領域、及び前壁の近くで床に
設けられたドレンを有しているタンディッシュ容器にお
いて、衝撃領域を覆うように前記床上に配置される衝撃
パッドを有しており、該衝撃パッドが、 タンディッシュ容器の前記衝撃領域とほぼ一致する衝撃
領域と、 ドレンへの方向を除く全ての方向において衝撃領域を包
囲する内側ガイドとを有しており、該内側ガイドが、ド
レンの方向に開放している衝撃領域からのチャンネルを
形成しており、 ドレンへの方向を除く全ての方向において内側ガイドを
包囲する外側ガイドと、 ドレンへの方向に開放している内側ガイドと外側ガイド
との間のチャンネルとを更に有していることを特徴とす
るタンディッシュ容器。 - 【請求項１２】 前記内側ガイド及び外側ガイドは、少
なくとも一部が半円形状であることを特徴とする請求項
１１に記載のタンディッシュ容器。 - 【請求項１３】 前記内側ガイド及び外側ガイドがほぼ
同じ高さを有していることを特徴とする請求項１１に記
載のタンディッシュ容器。 - 【請求項１４】 前記衝撃パッドの衝撃領域において１
つ以上の衝撃ガイドを更に有していることを特徴とする
請求項１１に記載のタンディッシュ容器。 - 【請求項１５】 前記衝撃パッドがタンディッシュ容器
の一体構造の一部を形成していることを特徴とする請求
項１に記載のタンディッシュ容器。 - 【請求項１６】 床、後壁、前壁、２つの側壁、後壁と
前壁との間のほぼ中央で床上に位置する衝撃領域、後壁
の近くで床に設けられた第１ドレン、及び前壁の近くで
床に設けられた第２ドレンを有しているタンディッシュ
容器において、衝撃領域を覆うように前記床上に配置さ
れる衝撃パッドを有しており、該衝撃パッドが、 タンディッシュ容器の前記衝撃領域とほぼ一致する衝撃
領域と、 衝撃領域と側壁との間の１対の内側ガイドとを有してお
り、該内側ガイドが、第１ドレンの方向及び第２ドレン
の方向の両方向の開口を備えたチャンネルを形成してお
り、 １対の外側ガイドを有しており、該外側ガイドの各々が
それぞれ内側ガイドと側壁との間に配置されており、 １対のチャンネルを更に有しており、該チャンネルの各
々が、内側ガイド及び外側ガイドにより形成されており
且つ対をなす内側ガイドにより形成されたチャンネルの
両開口の近くで開放していることを特徴とするタンディ
ッシュ容器。 - 【請求項１７】 前記内側ガイド及び外側ガイドが半円
形状であることを特徴とする請求項１６に記載のタンデ
ィッシュ容器。 - 【請求項１８】 前記外側ガイドが内側ガイドよりも高
いことを特徴とする請求項１６に記載のタンディッシュ
容器。 - 【請求項１９】 前記衝撃パッドの衝撃領域に設けられ
た正弦波パターンを更に有していることを特徴とする請
求項１６に記載のタンディッシュ容器。 - 【請求項２０】 前記衝撃パッドがタンディッシュ容器
の一体構造の一部を形成していることを特徴とする請求
項１６に記載のタンディッシュ容器。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US07/768024 | 1991-09-30 | ||
| US07/768,024 US5133535A (en) | 1990-05-29 | 1991-09-30 | Impact pad with horizontal flow guides |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0592242A true JPH0592242A (ja) | 1993-04-16 |
| JP3002587B2 JP3002587B2 (ja) | 2000-01-24 |
Family
ID=25081299
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3332134A Expired - Fee Related JP3002587B2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-12-16 | タンディッシュ容器及び該容器に使用する衝撃パッド |
Country Status (9)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5133535A (ja) |
| EP (1) | EP0535792B1 (ja) |
| JP (1) | JP3002587B2 (ja) |
| KR (1) | KR100242607B1 (ja) |
| AT (1) | ATE120111T1 (ja) |
| AU (1) | AU2122392A (ja) |
| CA (1) | CA2076570C (ja) |
| DE (1) | DE69201773T2 (ja) |
| ES (1) | ES2072709T3 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100779687B1 (ko) * | 2001-12-27 | 2007-11-26 | 주식회사 포스코 | 연속주조설비에 사용되는 완충 패드가 부착된 턴디쉬 |
| JP2009136923A (ja) * | 2001-05-22 | 2009-06-25 | Vesuvius Crucible Co | 連続鋳造用タンディッシュ衝撃パッド |
| JP2016533907A (ja) * | 2013-10-22 | 2016-11-04 | リフラクトリー・インテレクチュアル・プロパティー・ゲー・エム・ベー・ハー・ウント・コ・カーゲー | 耐火性セラミック衝撃パッド |
| CN106735144A (zh) * | 2016-12-06 | 2017-05-31 | 武汉威林科技股份有限公司 | 一种便于拆装清理的中间包 |
Families Citing this family (18)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5169591A (en) * | 1992-02-07 | 1992-12-08 | Bethlehem Steel Corporation | Impact pad for a continuous caster tundish |
| US5358551A (en) * | 1993-11-16 | 1994-10-25 | Ccpi, Inc. | Turbulence inhibiting tundish and impact pad and method of using |
| WO1996022853A1 (en) * | 1995-01-26 | 1996-08-01 | Foseco International Limited | Tundish |
| US5597528A (en) * | 1995-08-31 | 1997-01-28 | A.P. Green Industries, Inc. | Impact pad |
| US5662823A (en) * | 1996-01-04 | 1997-09-02 | A. P. Green Industries, Inc. | Impact pad |
| GB9607556D0 (en) * | 1996-04-11 | 1996-06-12 | Foseco Int | Tundish impact pad |
| KR100511796B1 (ko) * | 1996-04-11 | 2005-12-08 | 호세코 인터내셔널 리미티드 | 턴디쉬충격패드 |
| US6226746B1 (en) | 1998-03-20 | 2001-05-01 | Sun Microsystems, Inc. | Stack-based system and method to combine security requirements of methods |
| GB9816458D0 (en) * | 1998-07-29 | 1998-09-23 | Foseco Int | Tundish impact pad |
| US6554167B1 (en) | 2001-06-29 | 2003-04-29 | North American Refractories Co. | Impact pad |
| US6929775B2 (en) * | 2002-09-04 | 2005-08-16 | Magneco/Metrel, Inc. | Tundish impact pad |
| KR20040055392A (ko) * | 2002-12-21 | 2004-06-26 | 주식회사 포스코 | 턴디쉬용 패드 |
| DE102004011883B4 (de) * | 2004-03-11 | 2005-12-08 | Thyssenkrupp Stahl Ag | Prallplatte für ein Gießgefäß zum Vergießen von metallischen Schmelzen, Gießgefäß und Vorrichtung zum Vergießen von Metallschmelzen |
| DE102004025374A1 (de) * | 2004-05-24 | 2006-02-09 | Technische Universität Berlin | Verfahren und Vorrichtung zum Herstellen eines dreidimensionalen Artikels |
| ZA200507296B (en) * | 2004-09-10 | 2006-09-27 | Magneco Metrel Inc | Converter repair method |
| US7468157B2 (en) * | 2005-12-14 | 2008-12-23 | North American Refractories Co. | Impact pad for metallurgical vessels |
| US20090050285A1 (en) * | 2007-08-20 | 2009-02-26 | North American Refractories Company | Impact pad |
| KR102548918B1 (ko) * | 2022-10-05 | 2023-06-29 | 대한민국 | 다기능 방패 |
Family Cites Families (21)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US1727565A (en) * | 1928-03-09 | 1929-09-10 | Wilcox Rich Corp | Chill plate for use in molding tappet heads |
| US2301880A (en) * | 1942-07-25 | 1942-11-10 | Jr William Johnston | Reinforced cinder pot |
| US2406380A (en) * | 1942-11-19 | 1946-08-27 | Jr William Johnston | Cinder pot |
| LU32808A1 (ja) * | 1953-04-29 | |||
| FR2132517A1 (en) * | 1971-04-06 | 1972-11-24 | Daussan Henri | Mould interior protection - by using metal powders on substrate screen |
| CH548807A (de) * | 1971-06-04 | 1974-05-15 | Voest Ag | Verfahren zur abscheidung von nichtmetallischen einschluessen aus schmelzfluessigem metall und einrichtung hiezu. |
| DE2312137B2 (de) * | 1973-03-12 | 1975-02-27 | Kloeckner-Werke, Ag, 4100 Duisburg | Verfahren zum Abgießen von mit Silizium und/oder Aluminium beruhigten Stählen im Strang |
| FR2278428A1 (fr) * | 1974-07-19 | 1976-02-13 | Doittau Sa Produits Metallurg | Perfectionnement aux amortisseurs pour la coulee en chute de l'acier |
| FR2284388A1 (fr) * | 1974-09-16 | 1976-04-09 | Guegan Yves | Coussin amortisseur en fibres moulees pour la coulee en chute des lingots |
| AR206969A1 (es) * | 1975-06-17 | 1976-08-31 | Foseco Trading Ag | Artesa de colada con vertederos |
| GB1529334A (en) * | 1975-06-17 | 1978-10-18 | Foseco Trading Ag | Tundish with weirs |
| US4209162A (en) * | 1975-10-28 | 1980-06-24 | Agence Nationale De Valorisation De La Recherche (Anvar) | Anti-splash device |
| DE2643009A1 (de) * | 1976-09-24 | 1978-03-30 | Odermath Gmbh Heinrich | Einlegekoerper zum schutz der aufprallflaeche eines giesstrahls in einem metallurgischen gefaess |
| CA1102090A (en) * | 1977-03-28 | 1981-06-02 | Jean L. Duchateau | Method of pouring molten metal |
| GB2164281A (en) * | 1984-09-18 | 1986-03-19 | Dresser Ind | Tundish with gas injection tile |
| IT1183045B (it) * | 1985-12-06 | 1987-10-05 | Centro Speriment Metallurg | Proccedimento perfezionato per la regolazione delle condizzioni di colata continua |
| JPS632539A (ja) * | 1986-06-23 | 1988-01-07 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | 溶湯流出口を備えた溶湯容器 |
| US4711429A (en) * | 1986-08-29 | 1987-12-08 | Usx Corporation | Tundish for mixing alloying elements with molten metal |
| JPS63174764A (ja) * | 1987-01-12 | 1988-07-19 | Kawasaki Steel Corp | 連続鋳造における鋳込み開始時の溶鋼酸化防止方法 |
| US4715586A (en) * | 1987-02-18 | 1987-12-29 | Bethlehem Steel Corporation | Continuous caster tundish having wall dams |
| JPH088534A (ja) * | 1994-06-23 | 1996-01-12 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 多層プリント配線板の製造方法 |
-
1991
- 1991-09-30 US US07/768,024 patent/US5133535A/en not_active Expired - Fee Related
- 1991-12-16 JP JP3332134A patent/JP3002587B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-08-10 DE DE69201773T patent/DE69201773T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1992-08-10 ES ES92307289T patent/ES2072709T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1992-08-10 AT AT92307289T patent/ATE120111T1/de not_active IP Right Cessation
- 1992-08-10 EP EP92307289A patent/EP0535792B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-08-21 AU AU21223/92A patent/AU2122392A/en not_active Abandoned
- 1992-08-21 CA CA002076570A patent/CA2076570C/en not_active Expired - Fee Related
- 1992-09-15 KR KR1019920016699A patent/KR100242607B1/ko not_active IP Right Cessation
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009136923A (ja) * | 2001-05-22 | 2009-06-25 | Vesuvius Crucible Co | 連続鋳造用タンディッシュ衝撃パッド |
| JP4638545B2 (ja) * | 2001-05-22 | 2011-02-23 | ベスビウス クルーシブル カンパニー | 連続鋳造用タンディッシュ衝撃パッド |
| KR100779687B1 (ko) * | 2001-12-27 | 2007-11-26 | 주식회사 포스코 | 연속주조설비에 사용되는 완충 패드가 부착된 턴디쉬 |
| JP2016533907A (ja) * | 2013-10-22 | 2016-11-04 | リフラクトリー・インテレクチュアル・プロパティー・ゲー・エム・ベー・ハー・ウント・コ・カーゲー | 耐火性セラミック衝撃パッド |
| CN106735144A (zh) * | 2016-12-06 | 2017-05-31 | 武汉威林科技股份有限公司 | 一种便于拆装清理的中间包 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR930005702A (ko) | 1993-04-20 |
| EP0535792A1 (en) | 1993-04-07 |
| EP0535792B1 (en) | 1995-03-22 |
| AU2122392A (en) | 1993-04-01 |
| JP3002587B2 (ja) | 2000-01-24 |
| ES2072709T3 (es) | 1995-07-16 |
| DE69201773D1 (de) | 1995-04-27 |
| DE69201773T2 (de) | 1995-11-09 |
| US5133535A (en) | 1992-07-28 |
| CA2076570A1 (en) | 1993-03-31 |
| KR100242607B1 (ko) | 2000-03-02 |
| ATE120111T1 (de) | 1995-04-15 |
| CA2076570C (en) | 1998-08-18 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3002587B2 (ja) | タンディッシュ容器及び該容器に使用する衝撃パッド | |
| EP0729393B1 (en) | Turbulence inhibiting tundish and impact pad | |
| US5188796A (en) | Tundish impact pad | |
| US5131635A (en) | Impact pad with rising flow surface | |
| US5072916A (en) | Tundish impact pad | |
| US5169591A (en) | Impact pad for a continuous caster tundish | |
| JP4071827B2 (ja) | タンディッシュ | |
| US6533992B1 (en) | Tundish | |
| US5160480A (en) | Tundish turbulence suppressor pad | |
| JP3073077B2 (ja) | タンディッシュ容器 | |
| AU703372B3 (en) | Turbulence inhibiting tundish and impact pad | |
| KR100511796B1 (ko) | 턴디쉬충격패드 | |
| CA2067322A1 (en) | Tundish with improved flow control |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |