JPH0592237A - 作動機構付鋳造金型 - Google Patents

作動機構付鋳造金型

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JPH0592237A
JPH0592237A JP25233991A JP25233991A JPH0592237A JP H0592237 A JPH0592237 A JP H0592237A JP 25233991 A JP25233991 A JP 25233991A JP 25233991 A JP25233991 A JP 25233991A JP H0592237 A JPH0592237 A JP H0592237A
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casting
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working mechanism
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JP25233991A
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JP3151871B2 (ja
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Hitoaki Asai
井 仁 昭 浅
Haku Ito
藤 伯 伊
Yasushi Yamamoto
本 恭 嗣 山
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Aisin Corp
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Aisin Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 作動機構を具備した鋳造用金型に於て、作動
機構と鋳造用金型を分割型にして取り扱い易くする。 【構成】 2つに分割した金型本体部A、作動機構部B
に於て金型本体部Aにはキヤビテイ1、鋳抜きピン4が
あり、作動機構部Bはシリンダ5とシリンダイケール6
と鋳造機への取付板7がある。金型本体部Aと作動機構
部Bを連結するためにガイドキー8とフツク9を複数配
置し、鋳造時にはシリンダーの作用により鋳抜きピンを
キヤビテイに挿入し、ガイドキーにて両者を固着し、更
に金型本体部をフツクにより鋳造機の上プレートに固着
して鋳造を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は作動機構付鋳造金型に関
するものである。
【0003】
【従来の技術】従来技術として自動車部品等を鋳造する
鋳造用金型は、鋳抜きピン、移動中子等を作動させる作
動機構付鋳造金型が使用されている。
【0004】一般に汎用鋳造機には作動機構を具備して
いないために金型毎に作動機構を設けている。従来より
使用されている作動機構付鋳造金型を図8〜図10に示
す。
【0005】図に於て、21は金型本体部で、22は作
動機構部であり、23はキヤビテイで、上下型本体24
に彫り込んであり、25は鋳抜きピンである。
【0006】作動機構部22はシリンダ26、シリンダ
イケール27からなり、前記金型本体部21と作動機構
部22はシリンダイケール27とボルト28により堅固
に固着されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし前記従来の作動
機構付鋳造金型は金型本体部21と作動機構部22は上
下型本体24とシリンダイケール27とが固着してある
ために、図示なき鋳造機に取り付いた状態で、金型本体
部21と作動機構部22を分割する事は不可能であり、
金型保全等で鋳造機より取り外す場合は金型本体部21
及び作動機構部22が組付いた一体構造として取り扱う
必要がある。このために、 (1)1型毎に作動機構が必要となり、型構造が複数に
なるため、金型製作費が高くなる。
【0008】(2)金型保全等、鋳造機から取り外す場
合、一体として取り扱うため、シリンダの配管、配線等
の接続を外すのに手間が必要で、また金型重量が重くな
るため作動が重労働になる。
【0009】(3)金型保全等で金型の開き、合わせ、
及び反転作業にかかる工数が多くなる。
【0010】以上の問題点がある。
【0011】本発明は作動機構付鋳造金型に於て、金型
本体部の鋳造機からの脱着を容易にし、更に更新金型の
場合作動機構をそのまま流用の出来る作動機構付鋳造金
型を技術的課題とするものである。
【0012】
【発明の構成】
【0013】
【課題を解決するための手段】課題を解決するための技
術的手段は次のようである。
【0014】金型本体と作動機構よりなる作動機構付鋳
造金型に於て、前記金型本体部はキヤビテイを彫り込ん
だ上下型本体とガイドピンを設け、更に鋳造機に固着す
るための複数のフツクを配置し、作動機構部はシリンダ
とシリンダイケールよりなり、前記金型本体部と作動機
構部とを分割した構造とし、金型本体部と作動機構部と
を連結する場合には、複数のガイドキーを前記シリンダ
イケールと上下本体の側部に設けた隙間に挿入して固着
する作動機構付鋳造金型である。
【0015】
【作用】鋳造機の上取付プレートの左右に固着された作
動機構部と、鋳造機の下取付プレートに固着された金型
本体部に於て、上方より作動機構部を降下させ、中央に
金型本体部を配置し、フツクにて前記上プレートと金型
本体部を固着し、シリンダを作動させて鋳抜きピンをカ
ツプリングを介して移動させ、更に作動機構部と金型本
体部との隙間に複数のガイドキーを挿入して作動機構部
と金型本体部を堅固に固着後鋳造を実施するものであ
る。
【0016】鋳造完了後、作動機構部と金型本体部を切
り離す場合には、シリンダの作動によりカツプリングを
介して鋳造品より鋳抜きピンを取り外し、ガイドキーを
引き抜き、フツクを取り外し、鋳造機を引上げることに
より、作動機構部は上方へ移動し、これにより両者はス
ムースに分離し、更に鋳造機下取付プレートより金型本
体部を取り外すことにより作動機構部と金型本体部とを
分割することができ、金型の取替えが可能となる。
【0017】
【実施例】以下実施例について説明する。
【0018】図1は本実施例の金型横断面図で、図2は
金型縦断面図で、図3は金型側断面図である。
【0019】前記各図に於て、Aは金型本体部でBは作
動機構部である。金型本体部Aに於て、1はキヤビテイ
で、上下型本体2に彫り込んであり、3はつば付ダイベ
ースで、4は鋳抜きピンである。
【0020】作動機構部Bはシリンダ5とシリンダイケ
ール6と機械取付板7よりなり、金型の両側に設けられ
てある。
【0021】金型本体部Aと作動機構部Bを連結させる
ためのガイドキー8とフツク9とボルト10、及び前記
鋳抜きピン4とシリンダ5を連結カツプリング11で構
成され、これらの全体は鋳造機取付プレートC1 及びC
2にマツバ12a,12bによつて取り付けられてい
る。
【0022】図4及び図5はそれぞれガイドキー8の取
付部の詳細な説明図で、図7は金型本体部Aと作動機構
部Bとを分割した後の断面詳細図である。
【0023】前記構成に於て、その作用を説明すれば、
金型本体部Aと作動機構部Bはガイドキー8とフツク9
のみで連結されており、ガイドキー8は上方からの挿
入、フツク9はボルト10による締めつけにより取りつ
けられており、取付方法を図4及び図6に示す。
【0024】鋳抜きピンが上下型本体2に挿入される場
合はキヤビテイ1内は中空のため挿入するための力は働
かない。
【0025】次に鋳抜きピン4の位置決めは図5に示す
ようにシリンダイケール6と鋳抜きピンのα面(○印)
で行われ、シリンダ5の推進力はこの面で受けられるた
め上下型本体2には力が作用しない。
【0026】次にキヤビテイ1内に鋳込み、固化後、鋳
抜きピンを引き抜く場合、鋳抜きピンβ面(×印)と製
品とを離型するための引抜力fが働く。
【0027】この引抜力fは上下型本体2とシリンダイ
ケール6とがガイドキー8を介して互いに押す力として
作用する。
【0028】すなわち金型本体部Aと作動機構部B間に
は、上下型本体2とシリンダイケール6間にガイドキー
8を介して互いに押す力が作用するだけのため、ボルト
等で固定する必要がなく、ガイドキー8の挿入方式で確
実に固定できる。
【0029】次に金型保全等で図示しない鋳造機より金
型本体部Aを取り外す場合は、カツプリング11を外し
て鋳抜きピン4をシリンダ5から取り外した後、ガイド
キー8を上方へ引き抜き、又ボルト10をゆるめてフツ
ク9をつば付ダイベース3から取り外し、鋳造機取付け
プレートC1 を上方に引き上げると、金型本体部Aと作
動機構部Bはその間の隙間があることによりお互いに干
渉することなくスムーズに分離することができる。
【0030】次にマツバ12bを取り外すことにより金
型本体部Aのみ鋳造機取付けブレートC2 から取り外す
ことができ、この状態を図7に示す。
【0031】又、鋳造機を全く別の金型に使用する場合
は、前記ガイドキー8及びフツク9に取付けたままで、
鋳造機取付けプレートC1 側のマツバ12aを機械取付
板7より外し、又同じく鋳造機取付プレートC2 側のマ
ツバ12bを取り外せば金型本体部A、作動機構部Bが
互いに連結した状態で図示しない鋳造機から取り外すこ
とができる。
【0032】本実施例は鋳抜きピンの構成であるから、
その他の移動中子の場合でもよい。
【0033】又移動中子摺動用ガイドレールがシリンダ
イケール6に組み込まれていても充分に達成できるもの
である。
【0034】又本実施例は作動機構としてシリンダによ
る方式を使用しているが、作動機構であればよく、金型
本体と作動機構部がガイドキー形状にその連結方式であ
れば充分に目的は達成できる。
【0035】
【効果】本発明は次の効果を有する。
【0036】1.金型本体部と作動機構部とを簡単に分
離できる。
【0037】2.金型保全等で金型本体を鋳造機から取
り外す場合、軽量となり作動が容易になる。
【0038】3.上下型本体の開き、合わせ、反転作業
が容易になる。
【0039】4.作動機構側に接続されている配管、配
線等を外す必要がない。
【0040】5.更新金型を製作する場合、作動機構部
をそのまま使えるため、型製作費が安くなる。すなわち
作動機構部は鋳造機1台つき1セツトでよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の横断面図である。
【図2】本実施例の縦断面図である。
【図3】本実施例の側断面図である。
【図4】ガイドキーの取付説明図である。
【図5】ガイドキーの横断面説明図である。
【図6】フツク部の説明図で(a)は取付け前、(b)
は取付け後の説明図である。
【図7】本実施例の分割後の横断面図である。
【図8】従来例の横断面説明図である。
【図9】従来例の縦断面説明図である。
【図10】従来例の側断面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金型本体部と作動機構部よりなる作動機
    構付鋳造金型に於て、前記金型本体部にはキヤビテイを
    彫り込んだ上下型本体とガイドピンを設け、更に鋳造機
    に固着するための複数のフツクを配置し、作動機構部は
    シリンダとシリンダイケールよりなり、前記金型本体部
    と作動機構部とを分割した構造とし、金型本体部と作動
    機構部とを連結する場合には複数のガイドキーを前記シ
    リンダイケールと上下本体の側部に設けた隙間に挿入し
    て固着する作動機構付鋳造金型。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2017159824A1 (ja) * 2016-03-18 2017-09-21 本田技研工業株式会社 鋳造装置
CN108607976A (zh) * 2018-04-13 2018-10-02 芜湖久弘重工股份有限公司 一种数控龙门铣横梁重力场下分散式底注方法

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