JPH059197Y2 - - Google Patents

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JPH059197Y2
JPH059197Y2 JP18365785U JP18365785U JPH059197Y2 JP H059197 Y2 JPH059197 Y2 JP H059197Y2 JP 18365785 U JP18365785 U JP 18365785U JP 18365785 U JP18365785 U JP 18365785U JP H059197 Y2 JPH059197 Y2 JP H059197Y2
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label
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、剥離可能なラベルを備えた伝票に関
する。
〔従来の技術〕
生産管理、部品管理等において、或る時点で製
品、部品等の物品に伝票を添付し、その後その部
品を伝票とは別経路に送つて包装、加工等を施
し、再度最初の伝票と照合することがある。この
場合には、伝票と物品とを照合するため、両者に
適当なしるしを付ける必要がある。従来、このよ
うな物品と伝票とに、照合用のしるしを付ける方
法としては、同一の記号、番号等を記入した適当
なラベルを貼付けることが知られている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、このように物品や伝票とは別部品のラ
ベルを用意しておき、これを物品、伝票の両者に
貼付けるのは、面倒であり、作業性が悪いという
問題がある。この問題を解決する方法として、伝
票に予めラベルを剥離可能に貼付けておき、必要
な時に伝票からこのラベルを剥がし、物品に貼付
けることが考えられる。
ところが、伝票は表面に印刷を施したり、筆記
しうるように構成する必要があるため、全面に剥
離処理を施すことは出来ず、従つてラベルを貼る
部分のみに局部的に剥離処理を施さねばならな
い。しかしながら、現在のところ、伝票表面に局
部的に良好な剥離処理を施すことは難しく、離型
剤をインキとして印刷技法で施し、剥離処理した
としても剥離性が悪く、ラベルが伝票に強く接着
してしまい、剥がしにくいという問題点があつ
た。。
本考案はかかる問題点に鑑みて為されたもの
で、伝票表面に直接剥離処理を施す必要なく、ラ
ベルを容易に剥がすことの出来るラベル付伝票を
提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕 本考案は、上記問題点を解決するため、技術的
に確立されているダブルタツク紙を用い、これを
二層ラベルとして伝票本体に貼付け、しかもこの
二層ラベルの上層ラベルのみを容易に剥がすこと
ができるよう、二層ラベルの端部近傍に、二層ラ
ベルの下層ラベル又は上層ラベルのいずれか一方
に形成されたスリツトで構成されるハーフスリツ
トを設けたものである。
〔作用〕
本考案は上記したように、伝票本体表面にダブ
ルタツク紙からなる二層ラベルを貼付けたもので
あるので、その上層ラベルは下層ラベルに対して
剥離可能であり、伝票本体に何等剥離処理をする
ことなく、上層ラベルのみを任意の時に剥がすこ
とができる。また、この二層ラベルには端部近傍
にハーフスリツトを設けているので、このハーフ
スリツト近傍を折り曲げることにより、この部分
の上層ラベル端部がつまみ易くなり、この部分を
つまんで上層ラベルのみを容易に剥がすことが可
能である。
〔実施例〕
以下、図面の実施例を用いて本考案を更に詳細
に説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図であ
る。全体を参照符号1で示す本考案の二層ラベル
付伝票は、必要な情報を印刷した伝票本体2とそ
れに貼付された二層ラベル3とからなる。この二
層ラベル3はダブルタツク紙として知られている
二重構造のものが使用され、第2図,第3図に拡
大して示すように、伝票本体2に粘着剤層4を介
して貼付された下層ラベル5、その上に粘着剤層
6を介して貼付された上層ラベル7とからなる。
下層ラベル5上面には必要な剥離処理が施されて
おり、上層ラベル7がその裏面の接着剤層6と共
に剥がされ得るようになつている。更に、二層ラ
ベル3の端部近傍には、上層ラベル7に形成した
スリツト8からなるハーフスリツトが形成されて
いる。
上層ラベル7上及び、伝票本体2の適当な位置
9には、上層ラベル7と伝票本体2とを照合しう
るよう、同一のバーコード、数字等の標識が記入
されている。この標識の記入は、手書きしてもよ
いし、適当なプリンターを利用してもよい。
次に、上記構造の二層ラベル付伝票1を製造す
る方法の1例を説明する。第4図に示すように、
剥離紙10上に粘着剤層4,下層ラベル紙5A,
粘着剤層6,上層ラベル7Aを設けてなる帯状の
ダブルタツク紙を用意し、その最上の上層ラベル
紙7Aにスリツト8を形成する。次に上層ラベル
紙7A及び下層ラベル紙5Aに破線で示す矩形状
のスリツト11を形成し、次いでそのスリツト1
1の外側部分を除去する。これにより第5図、第
6図に示すように、剥離紙10上に島状に二層ラ
ベル3が残される。次に、この多数の二層ラベル
3を有する剥離紙10を第7図に示すように、ラ
ベラー13にかけ、二層ラベル3を剥がして、公
知の方法にて製造された帯状に連続した伝票本体
2Aの所定位置に貼付ける。かくして、第8図に
示す連続した伝票が形成される。この連続伝票に
対して、必要事項を印字、或いは記入した後、ミ
シン目部分14から切り離すことにより、第1図
に示す二層ラベル付伝票1が形成される。
上記構造の二層ラベル付伝票1の使用に当たつ
ては、伝票本体2から二層ラベル3の上層ラベル
7のみを剥がし、上層ラベル7をその伝票に関連
する物品(図示せず)に貼付ける。この操作によ
り、伝票1と物品とに同じ標識が設けられること
となるので、伝票と物品とが分かれて異なる経路
を通つても、両者を照合することができる。ここ
で、上層ラベル7を剥がす際には、第3図におい
て、上層ラベル7のスリツト8の右の部分をつま
んで折り曲げると、スリツト8のところが開き、
スリツト8の左側の上層ラベル端部がつまみ易く
なる。そこで、この部分をつまんで剥がすことに
より、容易に上層ラベル7をその裏面の粘着剤層
6と共にその下の下層ラベル5から剥がすことが
できる。もし、このスリツト8を設けていない場
合には、上層ラベルと下層ラベルとが同じ寸法で
あるので、上層ラベル7の端をつまむことが難し
く、誤つて下層ラベルを5剥がす場合が生じ、そ
の場合には伝票本体を破つてしまう等のトラブル
が生じるが、本考案ではこのようなことがない。
なお、上記実施例では、二層ラベル3に形成す
るハーフスリツトとして、上層ラベル7にスリツ
ト8を形成したが、この代わりに第9図、第10
図に示すように、下層ラベル5にスリツト15を
形成しても良い。この場合には、スリツト15近
傍の伝票本体2をつかんで折り曲げると、下層ラ
ベル5の端部が折れ曲がり、上層ラベル7端部が
下層ラベル5から離れるので、この部分をつまん
で容易に剥がすことができる。なお、伝票本体2
の折り曲げを容易にするため、伝票本体2にはミ
シン目16或いは筋押し等を設けておくことが好
ましい。
本考案になる二層ラベル付伝票を構成する伝票
本体2の形状は、特に限定されず、用途に応じ
種々なものとすることができる。即ち、1枚の帳
票から構成してもよいし、複数枚の帳票綴りで構
成してもよい。更に、部品を収納しうるよう、袋
状とすることも可能である。また、本考案の二層
ラベル付伝票の用途としては、伝票とそれに関連
する物品とが途中で別れ、その後再び照合させる
必要のある任意の用途に使用でき、例えば、撮影
済フイルムの現像時に使用するDP袋等として使
用するに好適である。
〔考案の効果〕
以上に説明したように、本考案の二層ラベル付
伝票は、ダブルタツク紙からなる二層ラベルを伝
票本体に貼付したものであるので、伝票本体に剥
離処理をする必要がなく、また、長期間経過した
後においても、その上層ラベルを剥がすことが可
能であり、更に二層ラベルに形成したハーフスリ
ツトにより、上層ラベルのみを容易に剥がすこと
が可能である、この結果、伝票本体及び二層ラベ
ルの上層ラベル上に同一のバーコード等の標識を
記入しておくことにより、単に上層ラベルを剥が
してそれを物品に貼付することにより、伝票と物
品とを照合することが可能となり、伝票と物品と
の照合作業を容易にすることができるという効果
を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例になる二層ラベル付
伝票の斜視図、第2図は上記伝票に用いた二層ラ
ベル3の断面図、第3図はこの二層ラベル3の上
層ラベル7を剥がす時の状態を示す斜視図、第4
図は上記伝票の製造に使用するダブルタツク紙の
斜視図、第5図はそのダブルタツク紙に加工を施
した途中の状態を示す斜視図、第6図は第5図の
−矢視断面図、第7図は二層ラベル3を連続
した伝票本体に貼付する状態を示す概略側面図、
第8図は連続伝票本体に二層ラベル3を貼付けた
後の状態を示す斜視図、第9図は他の実施例を示
す第2図と同様な断面図、第10図はその実施例
において上層ラベルを剥がす時の状態を示す斜視
図である。 1……二層ラベル付伝票、2……伝票本体、3
……二層ラベル、4,6……粘着剤層、5……下
層ラベル、7……上層ラベル、8……スリツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 伝票本体と、その表面に貼り付けられた二層ラ
    ベルとを有し、該二層ラベルは、上面に剥離処理
    を施した下層ラベルと、その上面に粘着剤層を介
    して剥離可能に貼付けられた上層ラベルからな
    り、更に、該二層ラベルはその端部近傍に、前記
    下層ラベル又は上層ラベルのいずれか一方に形成
    されたスリツトで構成されるハーフスリツトを設
    けていることを特徴とする二層ラベル付伝票。
JP18365785U 1985-11-30 1985-11-30 Expired - Lifetime JPH059197Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18365785U JPH059197Y2 (ja) 1985-11-30 1985-11-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18365785U JPH059197Y2 (ja) 1985-11-30 1985-11-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6294061U JPS6294061U (ja) 1987-06-16
JPH059197Y2 true JPH059197Y2 (ja) 1993-03-08

Family

ID=31130594

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18365785U Expired - Lifetime JPH059197Y2 (ja) 1985-11-30 1985-11-30

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JP3042784B2 (ja) * 1988-09-22 2000-05-22 義和 木村 情報積層体及びその製造方法
JP2002128036A (ja) * 2000-10-25 2002-05-09 Asahi Printing & Packaging Co Ltd 多層ラベル
JP4509816B2 (ja) * 2005-02-04 2010-07-21 大日本印刷株式会社 封緘機能付き帳票及びその使用方法

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JPS6294061U (ja) 1987-06-16

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