JPH0591794A - 電動機の定速制御方式 - Google Patents

電動機の定速制御方式

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JPH0591794A
JPH0591794A JP3273429A JP27342991A JPH0591794A JP H0591794 A JPH0591794 A JP H0591794A JP 3273429 A JP3273429 A JP 3273429A JP 27342991 A JP27342991 A JP 27342991A JP H0591794 A JPH0591794 A JP H0591794A
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JP
Japan
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constant speed
switching frequency
speed control
semiconductor element
power semiconductor
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JP3273429A
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English (en)
Inventor
Toshihiko Sekizawa
俊彦 関澤
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/72Electric energy management in electromobility

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  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Control Of Ac Motors In General (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 長時間に渡たる定速運転を可能とする電動機
の定速制御方式を提供することにある。 【構成】 電力用半導体素子を用いた電動機の可変速制
御方式において、電力用半導体素子を冷却する冷媒の冷
却能力及び主回路構成要素の温度特性が許容する範囲内
のスイッチング周波数に設定する手段を設け、定速運転
時には、必要に応じて通常のカ行または回生運転時のス
イッチング周波数より低い周波数の非同期チョッピング
パルスにより、電動機を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電力用半導体素子を用
いて電動機の可変速制御を行う制御装置に係り、特に、
電動機を長時間継続して運転するに好適な電動機の定速
制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の装置では、特開昭60ー1740
70号公報に記載のように、低速では非同期式、高速で
は同期式に切替えてPWM制御を行っている。高速で定
速運転を行う場合、その定速速度における周期式PWM
パルスのスイッチング周波数が、半導体素子を冷却する
令媒の冷却能力やスナバ抵抗器など主回路を構成する回
路要素の温度特性上、定速運転を継続するのに耐えうる
スイッチング周波数を上回ることがある。そのため、従
来の装置では、ある一定時間定速運転が継続した場合、
定速運転を解除する機能を設けていた。また、定速運転
時には、出力周波数に対する出力電圧の比を低下させ、
定速運転制御時の電動機効率を向上させ、及び、磁気音
を低下させることを目的とした技術が特開平1ー117
606に記載されている。尚、これとは逆に、定速運転
時には出力周波数に対する出力電圧の比を上昇させ、1
パルス同期式制御の範囲を広げることにより、定速運転
時のスイッチング周波数を低く設定する方式が実用化さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術のうち、
定速運転が一定時間継続したとき、定速運転を解除する
方式では、例えば、急勾配区間が長距離に渡って継続す
るような山丘路線を走行する場合、長時間の定速運転を
必要とするが、それにも拘らず、これを解除してしまう
ので、このような用途には適用不可という問題点があっ
た。また、定速運転時に出力周波数に対する出力電圧の
比を上昇させる方式は、上記問題点を解決する方式では
あるものの、電動機の効率低下と磁気音増大を招くもの
であった。本発明の目的は、上記の問題を抱えた実用化
方式に代わり、長時間に渡たる定速運転を可能とする電
動機の定速制御方式を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に、電力用半導体素子を用いた電動機の可変速制御方式
において、電力用半導体素子を冷却する冷媒の冷却能力
及び主回路構成要素の温度特性が許容する範囲内のスイ
ッチング周波数に設定する手段を設け、定速運転時に
は、必要に応じて通常のカ行または回生運転時のスイッ
チング周波数より低い周波数の非同期チョッピングパル
スにより、電動機を制御する。
【0005】
【作用】制御装置内の電力用半導体素子オン・オフ制御
は、外部から定速運転指令を受けた場合、その冷媒の冷
却能力及び主回路構成要素の温度特性が許容する範囲内
のスイッチング周波数の非同期式PWM制御により制御
する。それによって、電力用半導体素子及び主回路構成
要素の温度上昇を許容範囲内に持続して、電動機の定速
運転を継続することができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、電気車用VVV
Fインバータ制御装置を例に説明する。図2は、電気車
用VVVFインバータ制御装置のゲート制御部のうち、
本発明に係わる構成を記載したものである。図中、本実
施例は、主回路部とゲート論理部を示す。主回路部は、
電力用半導体素子1、ゲートドライブ8からなり、ゲー
ト論理部は、変調率演算部2、非同期・同期切替部3、
スイッチング周波数設定部4、パルスモード切替部5、
同期パルスデータ記憶部6、ゲートパルス発生部7から
なる。主回路部において、ゲートドライブ8がゲート論
理部内のゲートパルス発生部7からゲートパルス発生信
号21を受け、電力用半導体素子1をオン・オフ制御す
るゲートパルス22を出力し、電力用半導体素子1が電
動機の可変速制御を行う。また、ゲート論理部は、実際
のインバータ周波数fINV11及び主幹制御器等からの
カ行指令12、回生指令13または定速指令14を受け
て、ゲートドライブ8へゲートパルス発生信号21を送
る。
【0007】ここで、図1は、スイッチング周波数−イ
ンバータ周波数特性及びパルスモード切替特性を示す。
力行指令または回生指令時は、実線のように、パルスモ
ードを切替え、実線aのようなスイッチング周波数特性
を示す。45P、27P、15P、9P、5P、3P、
1Pは一周期のパルス数、ASYは非同期モードを表
す。また、定速指令時は、一点鎖線のように、非同期モ
ードASYを拡大し、一点鎖線bのようにスイッチング
周波数を設定する。このスイッチング周波数は、電力用
半導体素子1を冷却する冷媒の冷却能力及び主回路構成
要素を考慮して、定速運転を継続しても電力用半導体素
子1及び主回路構成要素の温度上昇を招かないように設
定する。なお、cは力行または回生時の非同期・同期切
替点、dは定速指令時の非同期・同期切替点を示す。
【0008】以下、ゲート論理部の具体的な動作を説明
する。非同期・同期切替部3は、実際のインバータ周波
数fINV11及びカ行指令12、回生指令13または定
速指令14を受けて、非同期モードまたは同期モードを
選択する。いま、カ行または回生指令がオンの場合、非
同期・同期切替部3は、図1の実線aのASYの範囲を
非同期モードとして選択し、スイッチング周波数設定部
4に信号15を送る。スイッチング周波数設定部4は、
この信号15を受けると、図1実線aのASYのように
スイッチング周波数を設定する。一方、変調率演算部2
は、実際のインバータ周波数11及びカ行12、回生1
3または定速14の指令を受けて、変調率を演算する。
スイッチング周波数設定部4は、変調率演算部2におい
て演算した変調率19を受けて、非同期パルス16をゲ
ートパルス発生部7へ送る。続いて、実際のインバータ
周波数fINV11が上昇し、通常の力行または回生時の
非同期・同期切替点cの周波数になると、非同期・同期
切替部3は、同期モードに切替え、パルスモード切替部
5に信号17を送る。パルスモード切替部5は、この信
号17を受けると、実際のインバータ周波数11及びカ
行12、回生13または定速12の指令からパルスモー
ドを選択し、パルスモード信号18を同期パルスデータ
記憶部6に送る。同期パルスデータ記憶部6は、パルス
モード信号18及び変調率演算部2において演算した変
調率19より同期パルス20をゲートパルス発生部7へ
送る。このときのスイッチング周波数は、パルスモード
(45P)に対応して実線a(45P)のように高くな
り、以下、パルスモード(27P)〜(1P)に対応し
て図示のような実線aのスイッチング周波数となる。
【0009】次に、定速指令がオンの場合、非同期・同
期切替部3は、図1の実線bのASYの範囲を非同期モ
ードとして選択し、スイッチング周波数設定部4に信号
15を送る。スイッチング周波数設定部4は、この信号
15を受けると、図1実線bのASYのようにスイッチ
ング周波数を設定する。一方、変調率演算部2は、実際
のインバータ周波数11及びカ行12、回生13または
定速14の指令を受けて、変調率を演算する。スイッチ
ング周波数設定部4は、変調率演算部2において演算し
た変調率19を受けて、非同期パルス16をゲートパル
ス発生部7へ送る。続いて、実際のインバータ周波数f
INV11が上昇し、定速運転時の非同期・同期切替点d
の周波数になると、非同期・同期切替部3は、同期モー
ドに切替え、パルスモード切替部5に信号17を送る。
パルスモード切替部5は、この信号17を受けると、実
際のインバータ周波数11及びカ行12、回生13また
は定速12の指令からパルスモードを選択し、パルスモ
ード信号18を同期パルスデータ記憶部6に送る。同期
パルスデータ記憶部6は、パルスモード信号18及び変
調率演算部2において演算した変調率19より同期パル
ス20をゲートパルス発生部7へ送る。このときのスイ
ッチング周波数は、パルスモード(3P)に対応して実
線b(3P)のように低く、ついでパルスモード(1
P)に対応して図示のような実線bのスイッチング周波
数となる。本実施例では、インバータ周波数fINVのd
点を同期モードに切替えるポイントとしたが、スイッチ
ング周波数が3パルス以下であれば、冷媒の冷却能力及
び主回路構成要素の過度の温度上昇を招くことなく、熱
バランスするとして設定した。熱バランスが高い場合
は、スイッチング周波数が3パルスより高い、例えば、
5パルスないしは9パルスに対応するインバータ周波数
INVの点に設定してよいことは云うまでもない。
【0010】このように、本実施例は、長時間定速運転
を継続するとき、定速指令14のオンにより、非同期・
同期切替部3が非同期モードを選択し、この非同期モー
ドを拡大するとともに、スイッチング周波数設定部4に
おいて熱バランスするスイッチング周波数を設定する。
また、カ行または回生指令がオンのとき、スイッチング
周波数が高くなるが、カ行または回生運転は短時間の運
転モードであり、このため、熱バランスを破壊するまで
には至らない。このため、冷媒の冷却能力及び主回路構
成要素の過度の温度上昇を招くことがない。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、定速運転モードでは、
電力用半導体素子の冷媒の冷却能力及び主回路構成要素
の温度特性が許容する値以下のスイッチング周波数に設
定でき、また、非同期モードを拡大するので、電力用半
導体素子及び主回路構成要素の温度上昇を招くことな
く、定速運転を継続できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のスイッチング周波数−イン
バータ周波数特性及びパルスモード切替特性図
【図2】本発明の一実施例の構成図
【符号の説明】
1 電力用半導体素子 2 変調率演算部 3 非同期・同期切替部 4 スイッチング周波数設定部 5 パルスモード切替部 6 同期パルスデータ記憶部 7 ゲートパルス発生部 8 ゲートドライブ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力用半導体素子を用いた電動機の可変
    速制御方式において、定速運転時の電力用半導体素子の
    スイッチング周波数を、通常のカ行及び回生運転時のス
    イッチング周波数より低く設定することを特徴とする電
    動機の定速制御方式。
  2. 【請求項2】 電力用半導体素子を用いた電動機の可変
    速制御方式において、定速運転時の電力用半導体素子の
    スイッチング周波数を、電力用半導体を冷却する冷媒の
    冷却機能力又は主回路構成要素の温度特性が許容する範
    囲内のスイッチング周波数に設定することを特徴とする
    電動機の定速制御方式。
  3. 【請求項3】 電力用半導体素子を用いた電動機の可変
    速制御方式において、定速運転時には、電力用半導体素
    子を冷却する冷媒の冷却能力又は主回路構成要素の温度
    特性が許容する範囲内の周波数の非同期チョッピングパ
    ルスにより電動機を駆動することを特徴とする電動機の
    定速制御方式。
JP3273429A 1991-09-25 1991-09-25 電動機の定速制御方式 Pending JPH0591794A (ja)

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