JPH0591756A - 電力変換装置 - Google Patents

電力変換装置

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Publication number
JPH0591756A
JPH0591756A JP3250619A JP25061991A JPH0591756A JP H0591756 A JPH0591756 A JP H0591756A JP 3250619 A JP3250619 A JP 3250619A JP 25061991 A JP25061991 A JP 25061991A JP H0591756 A JPH0591756 A JP H0591756A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current
circuit
inverter
gtos
signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP3250619A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Tanaka
修 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP3250619A priority Critical patent/JPH0591756A/ja
Publication of JPH0591756A publication Critical patent/JPH0591756A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 出力短絡や直流短絡が発生した場合でも、G
TOを損傷することなく装置を停止させること。 【構成】 直流ヒューズ(2)を介し直流電圧源(1)
から所望の交流電圧を得るGTOで成るインバータ
(3)を備えた装置において、電流基準に応じて第1の
設定値を決定する第1の設定手段(11A)と、GTOの
最大オフ電流に応じて第2の設定値を決定する第2の設
定手段(13)と、前記インバータ(3)の主回路電流が
前記第1の設定値を越えたとき前記インバータの全ての
GTOをオフにする第1の保護手段(12A)と、前記イ
ンバータの主回路電流が前記第2の設定値を越えたとき
前記インバータの全てのGTOをオンにする第2の保護
手段(14)を設けたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、GTOを使用した電力
変換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3に従来のGTOを使用した電力変換
装置の構成図を示し、その動作について簡単に説明す
る。
【0003】直流電圧源1から直流ヒューズ2を介して
GTO3Aで構成したインバータ回路3に直流電力を供
給している。速度設定器7で設定された速度基準N*
速度検出器8より得られる速度検出値Nとの偏差および
速度検出値Nよりインバータ制御回路9で電流基準I*
および周波数基準F* を演算し、ゲート制御回路10に与
える。ゲート制御回路10では、電流基準I* および周波
数基準F* に見合ったゲート制御信号GPを発生し、イ
ンバータ回路3内のGTO3Aをオン/オフさせてい
る。このようにGTO3Aをオン/オフすることによ
り、任意の周波数・任意の電圧の交流を出力して、電動
機6の速度を制御している。
【0004】このような電力変換装置において、外部要
因により出力短絡が発生したり、制御の誤動作などの内
部要因により直流短絡が発生した場合、直流電流が急激
に上昇する。このとき、電流検出器5A,5Bによって
検出した直流電流あるいは交流電流が、OC設定回路11
のOC設定値を超えた場合、GTOを全てオフさせる信
号GBを発生するOC保護回路12が動作して、全てのG
TO3Aをオフする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成され
た従来の装置では、以下のような問題点がある。
【0006】GTOはゲート信号によってオフすること
のできる最大オフ電流(遮断電流)が、素子によって固
有の値になっている。直流電源側が電圧源として動作し
出力短絡や直流短絡が発生した場合、その固有の値を超
過している電流を遮断しようとすると、オフできないば
かりでなくGTOが損傷し、その復旧に時間を要し、装
置の停止時間を長くしてシステムの稼動効率を低下させ
てしまうという欠点がある。
【0007】そこで、上記のような問題点を解決するた
めに、本発明では、出力短絡や直流短絡が発生した場合
でも、GTOを損傷することなく装置を停止することが
できる電力変換装置を提供するこを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、直流ヒューズを介し直流電圧源から所望
の交流電圧を得るGTOで成るインバータを備えた装置
において、電流基準に応じて第1の設定値を決定する第
1の設定手段と、GTOの最大オフ電流に応じて第2の
設定値を決定する第2の設定手段と、前記インバータの
主回路電流が前記第1の設定値を越えたとき前記インバ
ータの全てのGTOをオフにする第1の保護手段と、前
記インバータの主回路電流が前記第2の設定値を越えた
とき前記インバータの全てのGTOをオンにする第2の
保護手段を設ける。
【0009】
【作用】上述の構成において、インバータの主回路電流
が第1の設定値を越えた場合インバータの全てのGTO
を確実にオフさせインバータを完全に停止させる。イン
バータの主回路電流がさらに大きく超過して第2の設定
値を越えた場合インバータの全てのGTOをオンさせ意
図的に直流短絡を発生させ、直流ヒューズを溶断してG
TOを保護する。これによりGTOの最大オフ電流が流
れた場合でもGTOを損傷することなく装置を停止する
ことができる。
【0010】
【実施例】図1に本発明の一実施例の構成を示す。図3
と同一回路部分には同一の記号を付して説明を省略し、
ここでは、図3と異なる回路構成部分についてのみ説明
する。
【0011】本実施例では、図1に示すように第1のO
C設定回路11Aと第2のOC設定回路13および第1のO
C保護回路12Aと第2のOC保護回路14を有している。
第1のOC設定回路11Aは、電流基準I* を入力として
一定電流ΔIを加算した設定信号I1 を出力する。図2
は電流基準I* が絶対値で与えられる場合の例を示した
ものである。第1のOC保護回路12Aはインバータ3の
主回路の電流検出信号IdあるいはIaが上記設定信号
1 を越えた時、全てのGTOをオフさせる信号GBを
出力する。第2のOC設定回路13は図2に示すようにG
TOの最大オフ電流に応じて決定される一定電流値I2
が設定される。第2のOC保護回路14は電流検出信号I
dあるいはIaが上記一定電流値I2 を越えた時、全て
のGTOをオンさせる信号GONを出力する。ゲート制
御回路10Aは従来の機能に加えて信号GONにより全て
のGTOに対しオンゲート信号を出力する機能を設けて
いる。
【0012】速度設定器7の出力である速度基準N*
速度検出器8より得られる速度検出値Nとの偏差および
速度検出値Nよりインバータ制御回路9で電流基準I*
および周波数基準F* を演算し、ゲート制御回路10A
で、電流基準I* および周波数基準F* に見合ったゲー
ト制御信号GPを発生し、インバータ回路3のGTO3
Aをオン/オフさせ、電動機6の速度を制御することは
従来と同様である。
【0013】以上のように構成された電力変換装置にお
いて、出力短絡や直流短絡が発生した場合、直流電流あ
るいは交流電流が急激に上昇する。この電流検出信号I
dあるいはIaが第1のOC設定回路11Aの設定値I1
を超えた場合、第1のOC保護回路12Aが動作してイン
バータ回路3内の全てのGTO3Aをオフさせる信号G
Bをゲート制御回路10へ出力する。このときGTO3A
に流れている電流は、最大オフ電流に比べて十分小さい
のでGTO3Aを損傷することなく装置を停止すること
ができる。
【0014】また、電流検出出力IdあるいはIaが第
2のOC設定値I2を超えた場合には、第2のOC保護
回路14が動作して全てのGTOにオンさせる信号GON
をゲート制御回路10Aへ出力し、直流短絡を意図的に起
こし直流ヒューズ2を溶断させて装置を停止させる。直
流ヒューズ2の全しゃ断I2 tはGTOの非繰り返し許
容サージ電流のI2 tより小さく選定されるのでGTO
を損傷することなく電力変換装置を停止することができ
る。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、直
流電圧源と直流ヒューズと直流電圧源から任意の周波数
・任意の電圧に変換するインバータ回路とからなる電力
変換装置において、出力短絡や直流短絡が発生した場合
でも、直流ヒューズの溶断によりGTOを損傷すること
なく電力変換装置を停止でき、直流ヒューズの交換は短
時間に行うことができるためシステムの稼動効率を向上
することのできる電力変換装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電力変換装置による一実施例の構成
図。
【図2】上記実施例の作用を説明するための特性図。
【図3】従来の電力変換装置の構成図。
【符号の説明】
1…直流電圧源 2…直流ヒューズ 3…インバータ回路 3A…GTO 5…電流検出器 6…電動機 7…速度設定器 8…速度検出器 9…インバータ制御回路 10A…ゲート制御回路 11A…第1のOC設定回路 12A…第1のOC保護回路 13…第2のOC設定回路 14…第2のOC保護回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流ヒューズを介し直流電圧源から所望
    の交流電圧を得るGTOで成るインバータを備えた装置
    において、電流基準に応じて第1の設定値を決定する第
    1の設定手段と、GTOの最大オフ電流に応じて第2の
    設定値を決定する第2の設定手段と、前記インバータの
    主回路電流が前記第1の設定値を越えたとき前記インバ
    ータの全てのGTOをオフにする第1の保護手段と、前
    記インバータの主回路電流が前記第2の設定値を越えた
    とき前記インバータの全てのGTOをオンにする第2の
    保護手段を設けたことを特徴とする電力変換装置。
JP3250619A 1991-09-30 1991-09-30 電力変換装置 Pending JPH0591756A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3250619A JPH0591756A (ja) 1991-09-30 1991-09-30 電力変換装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP3250619A JPH0591756A (ja) 1991-09-30 1991-09-30 電力変換装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0591756A true JPH0591756A (ja) 1993-04-09

Family

ID=17210552

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3250619A Pending JPH0591756A (ja) 1991-09-30 1991-09-30 電力変換装置

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JP (1) JPH0591756A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010098790A (ja) * 2008-10-14 2010-04-30 Denso Corp 同期電動機の駆動装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010098790A (ja) * 2008-10-14 2010-04-30 Denso Corp 同期電動機の駆動装置

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