JPH0591713U - スプリンクラー巻出し配管 - Google Patents

スプリンクラー巻出し配管

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JPH0591713U
JPH0591713U JP3904192U JP3904192U JPH0591713U JP H0591713 U JPH0591713 U JP H0591713U JP 3904192 U JP3904192 U JP 3904192U JP 3904192 U JP3904192 U JP 3904192U JP H0591713 U JPH0591713 U JP H0591713U
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pipe
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sprinkler unwinding
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知博 太田
勇 佐々木
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Hochiki Corp
Showa Rasenkan Seisakusho Co Ltd
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Hochiki Corp
Showa Rasenkan Seisakusho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案は、特に異種金属部品間において発
生する電蝕を防止してスプリンクラー巻出し配管の長寿
命化を図ることを目的とする。 【構成】 消火配管10とスプリンクラーヘッド11と
を連結するスプリンクラー巻出し配管12の管本体13
の一端側および他端側に絶縁部材15を装着し、この絶
縁部材15を介して袋ナット16やニップル17あるい
は固定部材21や取付部材22等の異種金属部品を取付
け、電蝕の発生を防止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、特に異種金属間で発生する電蝕を防止して長寿命化を図ることが 可能なスプリンクラー巻出し配管に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、スプリンクラー巻出し配管としては、天井の裏側に配管されている 消火配管にチーズ,エルボ等の継手部を介して一端側が連結され、また天井に取 付けられるスプリンクラーヘッドに直接あるいは継手部を介して他端側が連結さ れる等、種々の構成のものが提案されている。
【0003】 例えば、実開平2−96160号公報あるいは実開平2−96161号公報な どに開示されているように、消火配管1とスプリンクラーヘッド2間を連結する スプリンクラー巻出し配管3の管本体4として、屈曲可能な蛇腹部4aを有する ステンレス製のフレキシブル管を用いる方式なども提案されている(図5(a)(b) 参照)。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記したような方式のスプリンクラー巻出し配管3は、消火配管1 とスプリンクラーヘッド2間を連結する管本体4が、一連として形成されたステ ンレス製のフレキシブル管を用いる方式のものであり、しかも蛇腹部4aを適宜 屈曲させて配設するように構成されている。 すなわち、エルボ等のような多くの管継手を用いて短管を接続して管本体4を 形成するものでないため、部品点数も少なくてすむとともに、液漏れ等もなく、 施工が容易で安全性に優れる等の利点を有している。
【0005】 しかしながら、消火配管1との連結には分岐用継手部5が用いられ、またスプ リンクラーヘッド2との連結には接続用継手部6が用いられているが、これらの 継手部5,6は、安価なために一般的には鉄製の継手部が用いられている。 一方、建築物中を完全な絶縁状態とすることは不可能であり、建築物中には漏 れ電流などによる、いわゆる迷走電流が発生している。 また、鉄とステンレス等のような異種金属間には電位差が生じ、これが電気に よる腐蝕(電蝕)現象を発生させることとなる。
【0006】 したがって、上記したように蛇腹部4aを有するステンレス製のフレキシブル 管を管本体4として用いた場合には、ステンレス特有の耐蝕性に優れるとともに 、上記したように部品点数の軽減,液漏れの防止,施工が容易でかつ安全性に優 れる等の効果を有するが、その反面、異種金属部品である鉄製の継手部5,6が 電蝕等により劣化し易くなり、スプリンクラーヘッド巻出し配管の寿命が短くな るという不具合を有している。なお、この電位差は管本体4の長さが長くなる程 大きくなるため、長尺の管本体4を用いるような場合には、より一層確実な電蝕 防止対策が要請される。
【0007】 この考案は、このような事情に鑑みてなされたものであり、特に異種金属部品 間において発生する電蝕を防止してスプリンクラー巻出しの配管の長寿命化を図 ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この考案は、上記のような目的を達成するために、天井などの裏側に配設され ている消火配管に一端側が連結され、かつ天井などの表側に取付けられるスプリ ンクラーヘッドに他端側が連結される金属製のスプリンクラー巻出し配管におい て、 この金属製スプリンクラー巻出し配管における管本体の一端側および他端側に 絶縁部材を付設して絶縁領域を形成し、かつ管本体の一端側には付設されている 絶縁部材を介して消火配管との連結用の異種金属部品を取付け、他端側には付設 されている絶縁部材を介して固定支持用の異種金属部品を取付けるとともに、そ の端面にスプリンクラーヘッドを取付けることを特徴とする。
【0009】 また、管本体は屈曲可能な蛇腹部を有するステンレス製のフレキシブル管であ ることを特徴とする。
【0010】
【作用】
この考案によれば、消火配管とスプリンクラーヘッド間を連結するスプリンク ラー巻出し配管における管本体は、その両端部分に絶縁性が付与されているので 、各端部に取付けられる異種金属部品との間において電蝕の発生を防止する。
【0011】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図面に基づき詳細に説明する。 図1はこの考案に係るスプリンクラー巻出し配管を用いた構造の一例を示す説 明図である。 同図に示すように、天井Aの裏面側には消火配管10が配設されており、また この天井Aの表側にはスプリンクラーヘッド11,…が適宜配置されて固着され る。消火配管10と各スプリンクラーヘッド11,…とは、各スプリンクラー巻 出し配管12,…によって接続されている。 なお、消火配管10およびスプリンクラーヘッド11の配設箇所は、図示した 天井Aに限定されることはなく、例えば壁面などとしてもよい。
【0012】 そして、このスプリンクラー巻出し配管12における管本体13は金属製のフ レキシブル管によって形成されており、消火配管10と連結される一端側には異 種金属部品である鉄製の分岐用継手部14が取付けられ、この分岐用継手部14 を介して消火配管10に接続される。 ただし、消火配管10との連結は上記した分岐用継手部14によらず、図示し ないがエルボ等を用いて連結してもよい。
【0013】 また、天井Aの裏面側には野縁20a…および野縁受け20b…等より構成さ れる支持部材20…が敷設され、管本体13はその他端側が、この野縁受け20 b間に懸け渡された固定部材21および固定部材21に設けられた取付部材22 の固定金具22aおよびネジ22b等により固定的に支持される。 さらに、管本体13の他端側の端部にはスプリンクラーヘッド11が接続され る。
【0014】 管本体13として用いられる金属製のフレキシブル管としては、特に図2に示 したように、屈曲可能な蛇腹部13a,…を形成したステンレス鋼管よりなるフ レキシブル管を用いれば、耐蝕性に優れるとともにエルボ等のような管継手が不 要となり、部品点数の軽減の点で好適である。
【0015】 さらに、図2,3に示すように管本体13の一端側にはリング状の絶縁部材1 5a,15bが装着されており、絶縁部材15aを介して袋ナット16が取付け られ、この袋ナット16と螺合するニップル17はパッキンを兼用する絶縁部材 15bを介して取付けられている。管本体13の他端側は図2,4に示すように ソケット19として形成されており、このソケット19の外周に絶縁部材15c が巻回取付けられている。絶縁部材15cとしては、熱収縮性チューブ、絶縁テ ープ等を用いる。
【0016】 なお、管本体13の一端側および他端側である端部やスプリンクラーヘッド1 1および消火配管10との取付け構成などは種々設計変更が可能であり、かつこ の考案の要旨とは直接関係しないので、その詳細な説明は省略をする。
【0017】 このように、この実施例によれば、消火配管10とスプリンクラーヘッド11 間を連結する管本体13は、その両端側に絶縁部材15(15a,15b,15 c)が付設され絶縁領域が形成されているので、その一端側の端部に取付けられ かつ消火配管10と接続される分岐用継手部14、およびスプリンクラーヘッド 11と接続された他端側を固定支持する固定部材21,取付部材22とが、互い に異種金属であっても電位差を生ずることがなく、建築物中の迷走電流にかかわ らず電蝕の発生を防止することができる。
【0018】 また、管本体13はステンレス製であるため耐蝕性に優れるとともに、蛇腹部 13aが設けられているのでこの蛇腹部13aを適宜屈曲させて配管することが でき、液漏れや施工を容易かつ安全に行うことができる。 なお、この実施例では管本体13の両端側に絶縁性を付与する構成としたが、 例えば分岐用継手部14や固定部材21あるいは取付部材22等に絶縁性を付与 した構成としてもよい。
【0019】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案によれば、消火配管とスプリンクラーヘッド間 を連結する管本体はその両端側の部分に絶縁性が付与されているので、両端側に 取付けられる各異種金属部品との間に生ずる電蝕を防止することができる。
【0020】 したがって、スプリンクラー巻出し配管の長寿命化を図ることができるととも に、管本体をステンレス製の蛇腹部を有するフレキシブル管とした場合には、さ らに施工の容易化および安全化を図ることができる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係るスプリンクラー巻出し配管を用
いた構造の一例を示す説明図。
【図2】この考案に用いる配管の一例を示す部分破砕断
面図。
【図3】この考案に係るスプリンクラー巻出し配管の一
端側を示す部分拡大図。
【図4】この考案に係るスプリンクラー巻出し配管の他
端側を示す部分拡大図。
【図5】従来のスプリンクラー巻出し配管構造の一例を
示す説明図。
【符号の説明】
10 消火配管 11 スプリンクラーヘッド 12 スプリンクラー巻出し配管 13 管本体 13a 蛇腹部 14 分岐用継手部 15 絶縁部材 20 支持部材 21 固定部材 22 取付部材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井などの裏側に配設されている消火配
    管に一端側が連結され、かつ天井などの表側に取付けら
    れるスプリンクラーヘッドに他端側が連結される金属製
    のスプリンクラー巻出し配管において、 この金属製スプリンクラー巻出し配管における管本体の
    一端側および他端側に絶縁部材を付設して絶縁領域を形
    成し、かつ管本体の一端側には付設されている絶縁部材
    を介して消火配管との連結用の異種金属部品を取付け、
    他端側には付設されている絶縁部材を介して固定支持用
    の異種金属部品を取付けるとともに、その端面にスプリ
    ンクラーヘッドを取付けることを特徴とするスプリンク
    ラー巻出し配管。
  2. 【請求項2】 管本体は屈曲可能な蛇腹部を有するステ
    ンレス製のフレキシブル管であることを特徴とする請求
    項1記載のスプリンクラー巻出し配管。
JP1992039041U 1992-05-15 1992-05-15 スプリンクラー巻出し配管 Expired - Lifetime JP2550505Y2 (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59132984U (ja) * 1983-02-25 1984-09-06 日立金属株式会社 絶縁継手
JPS6129756U (ja) * 1984-07-27 1986-02-22 ニツタン株式会社 スプリンクラ−巻出し配管装置
JPH0296161U (ja) * 1989-01-20 1990-07-31

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