JPH059168U - 模型用モータ - Google Patents
模型用モータInfo
- Publication number
- JPH059168U JPH059168U JP062557U JP6255791U JPH059168U JP H059168 U JPH059168 U JP H059168U JP 062557 U JP062557 U JP 062557U JP 6255791 U JP6255791 U JP 6255791U JP H059168 U JPH059168 U JP H059168U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- model
- rotor
- cooling fan
- housing
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- Pending
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- Motor Or Generator Cooling System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 模型用モータの高速回転に伴う高温化を防止
し、モータの熱だれをなくし、電池の電気容量減少に左
右されず、モータ自身の本来の性能を発揮できるように
して模型の滞空飛行時間等を向上する。 【構成】 模型用モータA内に冷却用ファン6をロータ
4と同軸に設けるとともに、ハウジング2に通風用の長
孔9を設けて、モータAの高温化を防止し、モータAの
熱だれをなくして模型の滞空時間等を向上することがで
きる。
し、モータの熱だれをなくし、電池の電気容量減少に左
右されず、モータ自身の本来の性能を発揮できるように
して模型の滞空飛行時間等を向上する。 【構成】 模型用モータA内に冷却用ファン6をロータ
4と同軸に設けるとともに、ハウジング2に通風用の長
孔9を設けて、モータAの高温化を防止し、モータAの
熱だれをなくして模型の滞空時間等を向上することがで
きる。
Description
【0001】
この考案は、模型用モータの改良に関し、特にロータ等の軸と同軸に冷却ファ ンを取付けた模型用モータに関する。
【0002】
従来、ラジコン等に用いられる模型には電源である電池と、この電池により駆 動されるモータが搭載されている。
【0003】 ところで、上記電池の寿命には限度があるとともに、模型に搭載できる電池の 大きさにも限度がある。そして使用しているうちに電池の電気容量は暫時減少し てくるものである。一方、モータは連続高速回転をするために高温となり、モー タが回りにくくなる、いわゆる熱だれという減少が生じてくる。そしてモータの 回転を止め冷却しても、なかなか冷却せず、特にハウジング内に冷却しにくい性 質を有する磁石を用いたステータ等が内蔵されているため、モータの冷却には長 時間を要し、再度モータを回転させ模型を駆動させるには長時間を必要とする。 他方、モータは電源の電気容量がある程度落ちると、モータ自身の性能が急速 に悪化するという性質がある。上記のように搭載できる電池の電気容量の限度と いう制約の下に、電池の電気容量の減少と、モータの高温化による性能劣化とが 相まって模型の駆動部の性能劣化が顕著となり、模型の長時間駆動が短命となり 、一回の飛行等の持続時間がせいぜい5分ともたないのが現状である。従って、 長時間の飛行等を楽しむには何回も模型を手元に戻し、モータの冷却等に長時間 を費やすか、あるいはその度毎にモータを交換せざるを得なかった。そのため、 かねてから長時間の連続駆動を維持できるモータの出現が望まれていた。
【0004】
この考案は上記事情に鑑みてなされたもので、モータの高温化を防止でき熱だ れを生じることなく連続回転駆動でき、電池の電気容量の減少があっても、これ に左右されず飛行時間等を長く維持できる模型用モータを提供するものである。
【0005】
本考案は、ハウジング内にステータ、ロータ等を配設した模型用モータであっ て、前記ロータの軸には、同軸に冷却用ファンが取付けられてなる構成としたも のである。
【0006】
以下この考案の実施例に係る模型用モータについて図面を参照しながら説明す る。図1はこの実施例の模型用モータの分解図である。図中符号1は、第1ブラ ケット、2はハウジングである。符号3はハウジング2の内部周囲に配設された ステータ、4はコイルを巻着したロータ、5は前記ロータ4の中心部に装着固定 された軸である。また符号6は前記ロータの後部側(図1で右側)に取付けられ る冷却用ファン、7は第2ブラッケットである。また前記軸5は第1ブラケット 1の中心部及び第2ブラケット7の中心部に回転自在に挿設されている。また軸 5には冷却用ファン6が挿入固定されロータ4と同軸で回転するようになってい る。またハウジング2内にはコミュテータやブラシ等の必要なその他の部品が配 設されている。
【0007】 また第1ブラケット1の外面には軸受1aや端子1b等が設けられるとともに 、第1ブラケット1の中央部にはハウジング2内に通じる通風孔8が形成されて おり、前記第2ブラケット7の外面にも透孔7aが形成されている。
【0008】 また前記ハウジング2の、冷却用ファン6の外周に対応する個所には、複数の 通風用の長孔9が形成されている。
【0009】 また前記冷却用ファン6は、図2に示すように円形の台板6aの表面中心にボ ス6bが形成され、ボス6bを中心に放射状に複数の羽根板6cが立設されて形 成されている。
【0010】 前記羽根板6cは外周側に向けて漸次立ち上がり、外周部に幅広部6dが形成 され、全体として中央部に凹部6eが形成されている。
【0011】 上記各構成部品で組み立てられた模型用モータAは、冷却用ファン6がステー タ3の後部側及びロータ4軸と同軸で、その後部側に取付けられているので、冷 却用ファン6が冷却しにくい磁石やハウジング2を直接に強制冷却するとともに 、第1ブラケット1の通風孔8、第2ブラケット7の透孔7a及び長孔9が形成 されているため、冷却ファン6による通風性が極めてよく、モータAの冷却が効 率よくなされる。特に冷却用ファン6の外周に対応するハウジング2の個所に複 数の長孔9が形成されており、しかも羽根板6cの外周部に幅広部6dが形成さ れているので、多量の空気を通すことができ冷却効率が極めてよくなる。そのた めモータが高温とならず、いわゆるモータの熱だれが生じない。従って、電池の 電気容量が減少してきても、モータAは本来有するその性能一杯で駆動する。そ の結果、模型の飛行滞空等の時間が数段向上し、途中で模型を手元に戻し冷却等 のために長時間を費やしたり、何回もモータを交換する必要がなくなる。
【0012】 またこの実施例の冷却用ファン6は、羽根板6cが台板6aの表面に形成され ているので台板6aが補強板となり耐久性に富む。また冷却用ファン6の中央部 に羽根板6cによる凹部6eが形成されているため、ロータ4等に羽根板6cの 幅広部6dを近付けて取付けることができ、冷却効果が向上する。
【0013】 なお、冷却用ファン6の取付位置は、ステータ3やロータ4の前部でもよく、 ハウジング2の外部で前部又は後部でもよく、また第1ブラケット1の前部、あ るいは第2ブラケット7の後部でもよい。なおこの実施例における前部、後部は 便宜上のものである。また長孔9の形成位置、形状、数等はこの実施例のものに 限られるものではない。また通風孔8、透孔7aの形成の有無は問わない。また 羽根板6cの形状はこの実施例に限られるものではない。またこの考案では模型 用モータとしたが、家庭用電気製品、身の回品などに使用されるモータにも適用 できるものであり、また直流、交流を問うものではない。
【0014】 またN、S磁石固定子間に配設されたロータの各磁極片に巻着されたコイルの 巻終どうし又は巻始どうしを結線し、各コイルの巻始又は巻終を各整流子片に接 続し、隣接する磁極片の磁極端に互いに異なる磁極が形成されるようにし、二つ の磁極片に同時に磁気回路が形成されるとともに隣接する二つの磁極片の磁極端 に互いに異なる磁極が形成されるようにすることにより、該磁極が固定子の磁石 の磁極と吸引あるいは反発し合うようにし、二つの力を同時に作用させ、強力な ロータの回転力が得られ、しかも半分のコイルの巻数で従来型のモータと同じ回 転力が得られる。その結果、巻着するコイル量も従来の半分ですみ、モータの計 量化が図られる。そこでこのような構成のモータに本考案を適用することにより 計量化と前記モータ冷却効果とが相乗あいまって、更に飛行時間等を長く維持で きる模型用モータを製造することができる。
【0015】
以上説明したように、この考案に係る模型用モータはロータの軸と同軸に冷却 用ファンを取付けた構成としたので、モータの高温化を防止でき、熱だれを生じ ることなく連続回転駆動でき、電池の電気容量の減少があっても、これに左右さ れることなくモータ自身の本来の性能一杯を発揮でき、飛行時間等を長く維持で き、途中でモータを交換する必要がないなどの効果を奏する。
【図1】この実施例の模型用モータの分解図である。
【図2】冷却用ファンを示す斜視図である。
A 模型用モータ 2 ハウジング 4 ロータ 5 軸 6 冷却用ファン
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 ハウジング内にステータ、ロータ等を配
設した模型用モータであって、前記ロータの軸には、同
軸に冷却用ファンが取付けられてなることを特徴とする
模型用モータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP062557U JPH059168U (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 模型用モータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP062557U JPH059168U (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 模型用モータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH059168U true JPH059168U (ja) | 1993-02-05 |
Family
ID=13203695
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP062557U Pending JPH059168U (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 模型用モータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH059168U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040042045A (ko) * | 2002-11-12 | 2004-05-20 | 엘지전자 주식회사 | 전동기용 냉각 팬 |
JP2015095997A (ja) * | 2013-11-13 | 2015-05-18 | 日本電産株式会社 | モータ |
-
1991
- 1991-07-12 JP JP062557U patent/JPH059168U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040042045A (ko) * | 2002-11-12 | 2004-05-20 | 엘지전자 주식회사 | 전동기용 냉각 팬 |
JP2015095997A (ja) * | 2013-11-13 | 2015-05-18 | 日本電産株式会社 | モータ |
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