JPH0591600A - 音声出力装置 - Google Patents

音声出力装置

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Publication number
JPH0591600A
JPH0591600A JP3276554A JP27655491A JPH0591600A JP H0591600 A JPH0591600 A JP H0591600A JP 3276554 A JP3276554 A JP 3276554A JP 27655491 A JP27655491 A JP 27655491A JP H0591600 A JPH0591600 A JP H0591600A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speaker
signal
surround
circuit
voice
Prior art date
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Pending
Application number
JP3276554A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshimichi Maejima
吉道 前島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP3276554A priority Critical patent/JPH0591600A/ja
Publication of JPH0591600A publication Critical patent/JPH0591600A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 TVモニタの放映内容および試聴者との位置
関係において適切な音声パターンを提供する音声出力装
置を提供する。 【構成】 音声出力装置は,左側音声信号LINおよび右
側音声信号RINに基づいてサラウンド信号を生成する信
号減算回路2およびサラウンド回路4,左側音声信号L
IN,右側音声信号RINおよびサラウンド回路4からのサ
ラウンド音声を選択的に切り換えるスイッチ回路14,
16,18,20,および,前方第1のスピーカ22,
前方第2のスピーカ24,後方第1のスピーカ26,後
方第2のスピーカ28を有している。スイッチ回路1
4,16,18,20を切りえると,前方のスピーカ2
2,24に出力されている音声と後方のスピーカ26,
28に出力されている音声が逆転し,このスイッチ回路
の切換により,TVモニタ30の放映内容に応じて音声
出力パターンが得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は前方に1対の左,右用ス
テレオ用スピーカと,後方にも左,右のサラウンド用ス
ピーカとを有する音声出力装置に関するものであり,特
に,これら前方のステレオ用スピーカとサラウンド用ス
ピーカとにステレオ信号およびサラウンド信号をリバー
シブルに出力するリバーシブルサラウンド装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図4に従来のサラウンド方式の信号経路
図を示し,図5にそのスピーカ配置を示す。試聴者40
の前方のステレオ用スピーカ22,24はTVモニタ3
0を中心にしてその左右に配設されている。また試聴者
40の後方にはサラウンド用スピーカ26,28が配設
されている。前方第1のスピーカ22には,左側音声信
号LINがアンプ6を介して印加されている。前方第2の
スピーカ24には右側音声信号RINがアンプ8を介して
印加されている。また左側音声信号LINと右側音声信号
INとは信号減算回路2において(左側音声信号LIN
右側音声信号RIN)が算出され,この減算結果信号がサ
ラウンド回路4で後方用のサラウンド信号として発生さ
れる。サラウンド回路4としては,たとえば,Dolb
yサラウンド方式を適用した場合,遅延回路,7kHZ
ローパスフィルタ,Dolbyノイズ除去回路から構成
される。サラウンド回路4からの左側サラウンド信号は
後方第1のスピーカ26にアンプ10を介して印加さ
れ,右側サラウンド信号はアンプ12を介して後方第2
のスピーカ28に印加される。
【0003】以上の構成により,試聴者40はTVモニ
タ30を見ながら,前方第1のスピーカ22および前方
第2のスピーカ24からステレオ音声を,後方第1のス
ピーカ26および後方第2のスピーカ28からはサラウ
ンド音声を聞くことができ,たとえば,TVモニタ30
でラグビー試合の放送,相撲放送の観戦など,前方スピ
ーカ22,24,後方のスピーカ26,28からの音声
とともまさにその場にいるような臨場感をもって楽しむ
ことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】TV放送の内容によっ
ては,図4および図5に示した固定の音声出力では不自
然な場合がある。たとえば,通常の放送などの場合は図
4および図5に示した音声信号配置方法でもよいが,相
撲観戦のように前方の土俵の上の取組を観戦していると
き後方第1のスピーカ26および後方第2のスピーカ2
8からサラウンド音声が聞こえるのはむしろ異様とな
る。したがって,本発明は,試聴者40にとってTVモ
ニタ30で放送される内容に応じて実際の雰囲気に則し
た臨場感を提供可能なリバーシブルサラウンド装置を提
供することを目的とする。
【0005】上記目的を達成するため,本発明は,前後
にそれぞれ1対のスピーカを有し,これらスピーカに通
常のステレオ信号およびサラウンド信号を出力するリバ
ーシブルサラウンド装置であって,上記スピーカの前段
にスイッチ回路を設けて通常のステレオ信号とサラウン
ド信号とを任意のスピーカに出力するように構成したリ
バーシブルサラウンド装置を提供する。
【0006】
【作用】スイッチ回路をTV放送内容に応じて適宜選択
して,試聴者の前方のスピーカから出力される音声信号
と後方のスピーカから出力される音声を任意に設定す
る。通常は上記選択は,前方のスピーカから出力される
音声と後方のスピーカから出力される音声とはリバーシ
ブル(可逆的)に行う。
【0007】
【実施例】図1に本発明の第1実施例のリバーシブルサ
ラウンド装置内の部分回路構成を示し,図2に図1のリ
バーシブルサラウンド装置によって出力される音声を出
力するスピーカの配置を示す。図2に示したスピーカの
配置は基本的に図5に示したスピーカの配置と同じで
る。しかしながら,これらのスピーカから出力される音
声出力パターンは使用モードに応じて異なる。その音声
出力の選択をスイッチ回路14,16,18,20で行
う。
【0008】図1に示した回路は,左側音声信号LIN
増幅してスイッチ回路14に出力するアンプ6,右側音
声信号RINを増幅してスイッチ回路16に出力するアン
プ8,左側音声信号LINから右側音声信号RINを減じて
(LIN−RIN)信号を生成する信号減算回路2,この信
号減算回路2からの信号に基づいてサラウンド信号を発
生するサラウンド回路4,このサラウンド回路4からの
サラウンド信号を増幅するアンプ10およびアンプ12
を有している。サラウンド回路4は,たとえば,Dol
byサラウンド方式のサラウンド信号を発生させるもの
であり,上述したように,遅延回路,7kHZ ローパス
フィルタ回路,および,Dolbyノイズ除去回路から
なる。アンプ6,8,10,12と,前方第1のスピー
カ22,前方第2のスピーカ24,後方第1のスピーカ
26,後方第2のスピーカ28との間に,スイッチ回路
14,16,18,20が設けられている。スイッチ回
路14,16,18,20は,スイッチング制御信号S
Wによって一括して切り換えられる。これらのスイッチ
回路の切替えは,電気的に行っても機械的に行ってもよ
い。
【0009】これらスイッチ回路14,16,18,2
0が図示実線で示した位置に切換られているときは,ア
ンプ6,8,10,12からの音声出力は,図4に示し
た信号接続関係となる。したがって,この時の前方第1
のスピーカ22,前方第2のスピーカ24,後方第1の
スピーカ26および後方第2のスピーカ28から出力さ
れる音声は,図5に示した音声出力状態と同じく,それ
ぞれ前方左側音声LF,前方右側音声RF,サラウンド
左側音声SL,サラウンド右側音声SRとなる。この場
合,前方第1のスピーカ22,前方第2のスピーカ24
からは主にアナウンス音が聞こえ,後方第1のスピーカ
26および後方第2のスピーカ28からは主に歓声など
の音が聞こえる。
【0010】試聴者40はTVモニタ30における映像
状態に応じて,スイッチ回路14,16,18,20を
図示破線の状態に切り換えらる。特に,相撲などのスポ
ーツの放映の場合,図示破線の位置に切り換えることが
好適である。あるいはまた,TVモニタ30内にマイク
ロコンピュータなどの放送内容判別回路を設け,放送内
容に応じて,あるいは,音声出力状態を監視してその状
態に応じて自動的に切り換えてもよい。
【0011】このスイッチ回路の切換により,アンプ6
からの左側音声信号LINは後方第1のスピーカ26に出
力され,アンプ8からの右側音声信号RINは後方第2の
スピーカ28に出力される。またアンプ10からのサラ
ウンド信号は前方第1のスピーカ22に出力され,アン
プ12からのサラウンド信号は前方第2のスピーカ24
に出力される。その結果,音声出力状態は,図2に括弧
内に示したように,前方の第1のスピーカ22および第
2のスピーカ24と後方の第1のスピーカ26および第
2のスピーカ28とは逆転している。すなわち,リバー
シブル状態となる。この状態の音声出力パターンは,ア
ナンウス音などは主に後方第1のスピーカ26および後
方第2のスピーカ28から聞こえ,前方第1のスピーカ
22および前方第2のスピーカ24からTVモニタ30
に放映される相撲などのスポーツ放送とともに歓声,効
果音などが聞こえる。したがって,あたかも相撲の会場
に居るかのごとき臨場感を得ることができる。
【0012】図3に上述したリバーシブルな関係で音声
出力を代える他の回路構成例を示す。図3に示した回路
構成は,スイッチ回路15,17,19,21がアンプ
6,8,10,12の前段に配設された点が異なるだけ
であり,回路全体としての切換高価は図1に示したもの
と同じである。したがって,この回路構成によっても図
1に示した回路と同様の音声出力切換が可能となる。
【0013】以上,音声出力を単にリバーシブルに切り
換える例について述べたが,本発明は,スイッチ回路を
適宜設け,その配線を適宜行うことにより,任意にモー
ドで音声出力を変化させることができる。
【0014】本発明の実施に際しては,スピーカの数な
どには限定されない。またサラウンド信号の発生方法は
任意に行うことができる。
【0015】
【発明の効果】以上に述べたように,本発明によれば,
簡単な回路構成で,TVモニタとその試聴者との位置関
係およびTVモニタから放映される内容に応じて適切な
音声環境を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリバーシブルサラウンド装置の第1実
施例の回路構成を示す図である。
【図2】本発明のリバーシブルサラウンド装置における
TVモニタ,スピーカおよび試聴者の配置関係を示す図
である。
【図3】本発明のリバーシブルサラウンド装置の第2実
施例の回路構成を示す図である。
【図4】従来のサラウンド装置の回路構成を示す図であ
る。
【図5】従来のリバーシブルサラウンド装置におけるT
Vモニタ,スピーカおよび試聴者の配置関係を示す図で
ある。
【符号の説明】
2・信号減算回路, 4・・サラウンド回路, 6,8,10,12・・アンプ, 14,16,18,20・・スイッチ回路, 22・・前方第1のスピーカ, 24・・前方第2のスピーカ, 26・・後方第1のスピーカ, 28・・後方第2のスピーカ, 30・・TVモニタ, 40・・試聴者, LIN・・左側音声信号, RIN・・右側音声信号。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試聴者の前後にそれぞれ1対のスピーカ
    を有し,これらスピーカに通常のステレオ信号およびサ
    ラウンド信号を出力する音声出力装置装置であって,上
    記スピーカの前段にスイッチ回路を設けて通常のステレ
    オ信号とサラウンド信号とを任意のスピーカに出力する
    ように構成した音声出力装置。
JP3276554A 1991-09-27 1991-09-27 音声出力装置 Pending JPH0591600A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3276554A JPH0591600A (ja) 1991-09-27 1991-09-27 音声出力装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP3276554A JPH0591600A (ja) 1991-09-27 1991-09-27 音声出力装置

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Publication Number Publication Date
JPH0591600A true JPH0591600A (ja) 1993-04-09

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ID=17571110

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JP3276554A Pending JPH0591600A (ja) 1991-09-27 1991-09-27 音声出力装置

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JP (1) JPH0591600A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4832930A (en) * 1988-05-02 1989-05-23 Tekatch William M Decomposition of ammonium thiocyanate
JP2008067087A (ja) * 2006-09-07 2008-03-21 Pioneer Electronic Corp 音響再生システム及び音響再生方法
US7764805B2 (en) 2003-06-02 2010-07-27 Fujitsu Ten Limited Apparatus for generating surround signal from two-channel stereo signal

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7764805B2 (en) 2003-06-02 2010-07-27 Fujitsu Ten Limited Apparatus for generating surround signal from two-channel stereo signal
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