JPH0591450U - 引出し付収納庫 - Google Patents
引出し付収納庫Info
- Publication number
- JPH0591450U JPH0591450U JP4284091U JP4284091U JPH0591450U JP H0591450 U JPH0591450 U JP H0591450U JP 4284091 U JP4284091 U JP 4284091U JP 4284091 U JP4284091 U JP 4284091U JP H0591450 U JPH0591450 U JP H0591450U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drawer
- storage
- wheels
- slide mechanism
- rails
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 収納庫を拡幅することなく引出しの左右方向
の収納スペ−スを広く採ることができるようにする。 【構成】 引出しの少なくとも上方寄り部分については
その左右方向全域を収納部に充当するようにすると共
に、車輪とレ−ルとから構成するスライド機構を収納部
における両側部の下方に配設した。
の収納スペ−スを広く採ることができるようにする。 【構成】 引出しの少なくとも上方寄り部分については
その左右方向全域を収納部に充当するようにすると共
に、車輪とレ−ルとから構成するスライド機構を収納部
における両側部の下方に配設した。
Description
【0001】
本考案は、家具およびその類似物における引出し付収納庫に関するものであっ て、特にPOSレジスタに付設する現金収納に好適な引出し付収納庫に関するも のである。
【0002】
引出しを軽快にかつ頻繁に進退する必要がある場合には、車輪とレ−ルとから なるスライド機構を収納庫の側壁と引出しの側壁との間に設けている。
【0003】
車輪とレ−ルとから構成されるスライド機構は、堅牢かつ耐久性が要求される から、横幅の占める寸法は左右一対で少なくとも30mm程度を必要とする関係上、 引出し自体の内法がスライド機構に充当する寸法分制約を受け、収納スペ−スが 狭小となる不利がある。なおスライド機構の占める横幅を縮減することが考えら れるが、機械的強度が著しく低下するばかりでなく、縮減寸法には限度がある。
【0004】 そこで本考案の目的は、簡単な構成のもとに、左右方向の収納スペ−スを広く 採ることができる引出し付収納庫を提供することにあり、また他の目的は引出し の収納幅を狭縮することなく収納庫の横幅を小型化することができる引出し付収 納庫を提供することにある。
【0005】
本考案は、上記目的を達成するため、引出しの少なくとも上方寄り部分につい てはその左右方向全域を収納部に充当するようにすると共に、車輪とレ−ルとか ら構成するスライド機構を収納部における両側部の下方に配設したものである。
【0006】
【作用】 引出しの少なくとも上方寄り部分において収納品を横方向の広範囲にわたり収 納することができ、しかも車輪付スライド機構により引出しを軽快に進退するこ とができる。
【0007】
以下、本考案の引出し付収納庫をPOSレジスタに付設する現金収納庫に適用 した図示の実施例について詳細に説明する。
【0008】 本考案の適用対象としての引出し付収納庫としては、例えば図示のように、前 面のほぼ全域を占める開口部1がある方形の筐体2と、この筐体2に嵌挿した状 態のもとに進退することができる方形の引出し3とからなり、引出し3の収納部 としては、後半部に複数に仕切られた紙幣用収納部4を形成すると共に、前半部 に複数に仕切られたトレイ5を嵌設してコイン用収納部6とし、かつ筐体2の内 面と引出し3の外面との間に前後方向のスライダ機構7,7を介設した型式を採 択する。
【0009】 上記型式に対する本考案の特殊構成としては、図示の実施例においては前記ス ライダ機構7,7について、これを引出し3における収納部4および6の両側寄 りの下方に配設するのである。
【0010】 スライダ機構7,7の具体的な構成については、図示のように筐体2の側壁8 ,8における前端寄りの内側に小径の車輪9,9を遊回自在に設けると共に、こ れに対し引出し3には、その紙幣用収納部4およびコイン用収納部6の両側端寄 り部分の下方に、断面がコ字状の型材を外側に解放する状態のもとに前後方向に 固着してその上辺をレ−ル10,10に充当すると共に、この下向き面を前記車輪9 ,9の上端に各別に対接するようにし、かつ引出し6における紙幣用収納部4の 両端寄り部分の下方即ち前記レ−ル10,10の後端に近接した位置に小径の車輪11 ,11を遊回自在に設けると共に、これに対し筐体2の側壁8,8の内側には、断 面がコ字状の型材を内側に解放する状態のもとに前後方向に固着してその上辺を レ−ル12,12に充当すると共に、この下向き面を前記車輪11,11の上端に各別に 対接するようにする。
【0011】 なお、前記コイン用収納部6の下方中央寄り部分に、引出し3自体の形状を逆 凸字状に形成して補助室13を設けると共に、前記紙幣用収納部4の下方中央寄り の部分即ち補助室13の後方には、引出し6を自動的に押し出すための作動機構( 図示せず)を付設するのが望ましい。
【0012】 以上の構成のもとに、図2のように引出し3の収納部4,6が筐体2に退没し ている状態から、前記作動機構により引出し3を前方へ進出させる過程において 、車輪9,9とレ−ル10,10との対接関係および車輪11,11とレ−ル12,12との 対接関係による軽快なスライド機能のもとに、引出し3を図3のように進出させ 、なお引出し3をその前端壁に対する手指等による押し込みにより、図2のよう に対没状態に復元させることができるのである。
【0013】 図示の実施例においては、スライド機構7,7を引出し3における最側寄りの 下方に配設しているが、これとは異なり収納部4,6の少し中央寄りの両側部分 の下方において、引出し3の底面と筐体2の底壁との間にスライド機構7,7を 設けるようにしてもよいのである。
【0014】
以上説明したように、本考案によれば、引出しの少なくとも上方寄り部分につ いてはその左右方向全域を収納部に充当するようにすると共に、車輪とレ−ルと から構成されるスライド機構を、引出しの収納部における左右両外側に設けるこ となく、両側寄りの下方に配設したから、幅広なスライド機構を採択するにも拘 らず左右方向の収納スペ−スを広く採ることができ、また引出しの収納幅を狭縮 することなく収納庫の横幅を小型化することができる効果があり、従って多種多 量のコインを収納する必要性があるレジスタに付設する現金収納庫に好適である
【提出日】平成5年4月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【0014】
以上説明したように、本考案によれば、引出しの少なくとも上方寄り部分につ いてはその左右方向全域を収納部に充当するようにすると共に、車輪とレールと から構成されるスライド機構を、引出しの収納部における左右両外側に設けるこ となく、両側寄りの下方に配設したから、幅広なスライド機構を採択するにも拘 らず左右方向の収納スペースを広く採ることができ、また引出しの収納幅を狭縮 することなく収納庫の横幅を小型化することができる効果があり、従って多種多 量のコインを収納する必要性があるレジスタに付設する現金収納庫に好適である。
【図1】本考案の引出し付収納庫の縦断正面図である。
【図2】本考案の引出し付収納庫の一部分を破断して示
す縦断側面図である。
す縦断側面図である。
【図3】引出しを前方へ進出させた状態の要部を示す縦
断側面図である。
断側面図である。
2 筐体 3 引出し 4 収納部 6 収納部 7 スライド機構 9 車輪 10 レール 11 車輪 12 レール
Claims (1)
- 【請求項1】引出しを筐体の前面から進退可能に格納す
るほか、筐体と引出しとの間に設けるガイドとして車輪
とレ−ルとからなるスライド機構を採択した型式の引出
し付収納庫であって、前記引出しの少なくとも上方寄り
部分についてはその左右方向全域を収納部に充当するよ
うにすると共に、前記スライド機構を前記収納部におけ
る両側寄りの下方に配設したことを特徴とする引出し付
収納庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4284091U JPH0591450U (ja) | 1991-05-14 | 1991-05-14 | 引出し付収納庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4284091U JPH0591450U (ja) | 1991-05-14 | 1991-05-14 | 引出し付収納庫 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0591450U true JPH0591450U (ja) | 1993-12-14 |
Family
ID=12647187
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4284091U Pending JPH0591450U (ja) | 1991-05-14 | 1991-05-14 | 引出し付収納庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0591450U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002227839A (ja) * | 2000-03-13 | 2002-08-14 | Thk Co Ltd | 転がり案内装置及びこの転がり案内装置を用いた駆動装置 |
-
1991
- 1991-05-14 JP JP4284091U patent/JPH0591450U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002227839A (ja) * | 2000-03-13 | 2002-08-14 | Thk Co Ltd | 転がり案内装置及びこの転がり案内装置を用いた駆動装置 |
JP4503866B2 (ja) * | 2000-03-13 | 2010-07-14 | Thk株式会社 | 転がり案内装置及びこの転がり案内装置を用いた駆動装置 |
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