JPH0591233U - 牽引式農業作業機 - Google Patents
牽引式農業作業機Info
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- JPH0591233U JPH0591233U JP3102192U JP3102192U JPH0591233U JP H0591233 U JPH0591233 U JP H0591233U JP 3102192 U JP3102192 U JP 3102192U JP 3102192 U JP3102192 U JP 3102192U JP H0591233 U JPH0591233 U JP H0591233U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 一人の作業者により容易に肥料充填等の作業
を行い、且つ危険性を防止する。 【構成】 肥料散布等の農作業を行う作業機器たるホッ
パー21及び散布機構22とその下部に設けられた車輪
23とを有した牽引式農業作業機たる肥料散布機におい
て、ホッパー21及び散布機構22と車輪23との間に
昇降装置24を設ける。昇降装置24は、フレーム25
に枢支され一端側に車輪23を軸支した車輪支持レバー
26と、車輪支持レバー26を揺動させてフレーム25
等を昇降させるアクチュエータたる第一の油圧シリンダ
ー27と、第一の油圧シリンダー27に同期して作動し
ホッパー21を所定姿勢に維持するアクチュエータたる
第二の油圧シリンダー28とで構成される。
を行い、且つ危険性を防止する。 【構成】 肥料散布等の農作業を行う作業機器たるホッ
パー21及び散布機構22とその下部に設けられた車輪
23とを有した牽引式農業作業機たる肥料散布機におい
て、ホッパー21及び散布機構22と車輪23との間に
昇降装置24を設ける。昇降装置24は、フレーム25
に枢支され一端側に車輪23を軸支した車輪支持レバー
26と、車輪支持レバー26を揺動させてフレーム25
等を昇降させるアクチュエータたる第一の油圧シリンダ
ー27と、第一の油圧シリンダー27に同期して作動し
ホッパー21を所定姿勢に維持するアクチュエータたる
第二の油圧シリンダー28とで構成される。
Description
【0001】
本考案は、肥料散布機等の牽引式農業作業機に関するものである。
【0002】
肥料散布機(ブロードキャスタ)には、トラクターに直結される直装式の他、 車輪を備えてトラクター等により牽引される牽引式肥料散布機がある。
【0003】 図5に示すように、従来この種の牽引式肥料散布機は、車輪1を有したフレー ム2上に、散布機構3を備えたホッパー4が設けられ、フレーム2に固定された 牽引杆5が前方に伸びてトラクターTの後部の連結部6に連結されるようになっ ている。散布機構3は、ホッパー4から落ちてきた肥料を回転するブレード7に より圃場F上に飛散させるようになっており、そのギアボックス8とトラクター Tの出力軸9との間に、二本の自在伝動軸10,11及び牽引杆5に取り付けら れた軸受12に保持された中間軸13が設けられ、回転動力を順次伝達するよう になっている。
【0004】
ところで上記従来の牽引式肥料散布機は、設定した充分な散布幅が得られるよ うに、ホッパー4及び散布機構3が比較的高い位置に保持されている。このため ホッパー4の肥料投入口14の位置は必然的に高くなり、肥料をホッパー4に充 填するためには、肥料袋を持ってステップ15に上り、肥料をホッパー4内に充 填するか、或いは一人の作業者がステップ15上に立ち、他の作業者から渡され る肥料袋をホッパー4内にあけて充填するといった作業となる。従って一人で作 業する際には重い肥料袋を高く運び上げるという多大な労力を必要とし、さらに ステップ15からの転落等の危険が伴う。また二人作業とすれば労力は軽減され るが、転落等の高所作業に伴う危険性は回避出来ず、さらに増員によりコスト高 の作業になってしまう。
【0005】 そこで本考案は、上記事情に鑑み、一人の作業者により容易に肥料充填等の作 業ができ、しかも危険性を防止できる牽引式農業作業機を提供すべく創案された ものである。
【0006】
本考案は、肥料散布等の農作業を行う作業機器とこの作業機器の下部に設けら れた車輪とを有した牽引式農業作業機において、作業機器と車輪との間に昇降装 置を設けたものである。
【0007】 上記昇降装置は、作業機器のフレームに枢支され一端側に車輪を軸支した車輪 支持レバーと、この車輪支持レバーを揺動させて作業機器を昇降させるアクチュ エータとで構成できる。
【0008】 また上記昇降装置は、作業機器のフレームに枢支され一端側に車輪を軸支した 車輪支持レバーと、この車輪支持レバーを揺動させて作業機器を昇降させる第一 のアクチュエータと、この第一のアクチュエータに同期して作動し作業機器を所 定姿勢に維持する第二のアクチュエータとで構成してもよい。
【0009】 上記第一のアクチュエータは、フレームと車輪支持レバーの他端との間に設け られた第一の油圧シリンダーであってよい。
【0010】 上記第二のアクチュエータは、作業機器の下部とこのフレームに連結された牽 引杆との間に設けられた第二の油圧シリンダーであってよい。
【0011】 上記第二の油圧シリンダーは、第一の油圧シリンダーの作動油圧を導く油圧ホ ースを有することが望ましい。
【0012】 上記牽引杆は、フレームに回動自在に連結されたものであってよい。
【0013】
上記構成によって、昇降装置は、必要に応じて作業機器の位置を上下させる。
【0014】 また昇降装置が車輪支持レバーとアクチュエータとを有した構成においては、 アクチュエータが車輪支持レバーを揺動させることで作業機器の位置が上下する 。さらに第二のアクチュエータを有した構成においては、第一のアクチュエータ の作動により昇降する作業機器の姿勢が、第二のアクチュエータにより水平等に 保持される。
【0015】 第一のアクチュエータが油圧シリンダーで成る構成においては、その伸縮によ り車輪支持レバーが揺動して作業機器が昇降する。
【0016】 第二のアクチュエータが第二の油圧シリンダーで成る構成においては、その伸 縮により作業機器の姿勢が保持される。また第二の油圧シリンダーが油圧ホース を有する構成においては、第一の油圧シリンダーの伸縮に同期して第二の油圧シ リンダーが伸縮する。
【0017】 牽引杆がフレームに回動自在に連結した構成においては、牽引杆がフレームに 連結された状態でその昇降に追従する。
【0018】
以下、本考案の実施例を添付図面に従って説明する。
【0019】 図1乃至図3は、本考案に係わる牽引式農業作業機の一実施例を示したもので あり、牽引式肥料散布機に適用した場合において示している。この牽引式肥料散 布機は、従来同様に、肥料散布作業を行うためのホッパー21及び散布機構22 と、その下部に設けられた車輪23とを有していると共に、ホッパー21及び散 布機構22と車輪23との間に、本考案の特長となる昇降装置24が設けられて 構成されている。本実施例の昇降装置24は、ホッパー21及び散布機構22を 適宜保持するフレーム25に枢支された車輪支持レバー26と、この車輪支持レ バー26を揺動させる第一のアクチュエータたる第一の油圧シリンダー27と、 第一の油圧シリンダー27に同期して作動する第二のアクチュエータたる第二の 油圧シリンダー28とにより主として構成されている。
【0020】 ホッパー21は、肥料の投入口29となる上部開口が平面視で長方形を呈し、 下窄まりに形成されて排出口30が散布機構22に臨んで開口されている。散布 機構22は、従来同様の二本の自在伝動軸31,32及び中間軸33が連結され たギアボックス34と、その上方に突出した二本の出力軸35にそれぞれ取り付 けられ外周部36が若干軸心側に曲げられた円板37と、その外周部36の上面 に立設されたブレード38とで成り、出力軸35の回転により、ホッパ21から 落下してきた肥料を圃場F上に飛散させるようになっている。そしてこれらホッ パ21及び散布機構22は、支持枠39及び二個のブラケット40,41を介し てそれぞれフレーム25上に支持されている。
【0021】 フレーム25は、図2に示したように、機幅方向Bに伸びた一本の横材42と 、横材42の上面の両端及び中央寄りの位置に取り付けられ互いに略等間隔で走 行方向A後方に伸びた四本の縦材43,44,45,46と、外側の二本の縦材 43,46の後方端部にそれぞれ起立された立設材47とで構成されている。そ して支持枠39は立設材47に、またブラケット40,41は縦材43…46の 上面に、それぞれ適宜取り付けられている。さらに縦材43…46の後方端部下 方には、機幅方向Bに伸びた回動軸48及び連結筒49が同軸上に設けられ、縦 材43…46に取り付けられた軸受部材72を介して回転自在に支持されている 。回動軸48は、内側縦材44,45と外側縦材43,46との間にそれぞれ掛 け渡されており、連結筒49は内側縦材44,45間に掛け渡されてこれら二本 の回動軸48を連結している。
【0022】 車輪23は、回動軸48にアーム50を介して保持されている。このアーム5 0は、一端が回動軸48の外側延出端に取り付けられ、他端側が斜め後方及び斜 め下方へ伸びており、その端部において車輪23を回動自在に支持する車軸51 が固定されている。そして連結筒49には、側方から見てアーム50の延長方向 と直角となる斜め上方に伸びた作動ブラケット52が取り付けられており、この 作動ブラケット52が回動軸48の軸心回りに回転されたときに、アーム50が 回動軸48回りに揺動するようになっている。従ってこれらアーム50、回動軸 48、連結筒49及び作動ブラケット52により、昇降装置24の車輪支持レバ ー26が構成されていることになる。
【0023】 昇降装置24の第一の油圧シリンダー27は、油圧の供給により伸縮動作する 復動油圧シリンダーで成り、その筒部53の基端が車輪支持レバー26の他端と なる作動ブラケット52に回動自在に取り付けられている。そしてそのピストン ロッド54は、走行方向A前方に伸びて先端が板ブラケット55を介して横材4 2の前端面に連結されている。従って第一の油圧シリンダー27が伸長すると、 車輪支持レバー26は図1中時計回りに回転揺動して車輪23側(圃場F)から の反力を受けてフレーム25を持ち上げることになる。そして第一の油圧シリン ダー27が短縮すると、図4に示すように車輪支持レバー26が回動軸48回り に反時計方向へ回転揺動(アーム50は車軸51を中心にして反時計方向に回転 )することで、フレーム25を下降させることになる。
【0024】 第二の油圧シリンダー28は、油圧の供給により伸長する単動油圧シリンダー で成り、その筒部56の基端は支持枠39の前部にブラケット57を介して回動 自在に連結されている。またそのピストンロッド58は走行方向A前方に伸び、 中間軸33を適宜支持すべく牽引杆59に立設されている支持板60の上端に、 ブラケット61を介して回動自在に連結されている。また牽引杆59は、後端部 が横材27の板ブラケット55に回動自在に支持され、前端部62はトラクター Tの連結部63と連結ピン64によって連結されるようになっており、図1の散 布姿勢にあっては、やや後方上がりに保持されている。また車輪23がフレーム 25の真下よりも後方に位置しているので、ホッパー21及び散布機構22を含 む機体の自重は、牽引杆59とフレーム25との連結点65の位置で中折れする ような方向に掛かっており、第二の油圧シリンダー28及び第一の油圧シリンダ ー27がこれを支えるように配置される形になっている。
【0025】 また第一の油圧シリンダー27の筒部53には、ピストン(図示せず)により 仕切られた基端側オイル室及び先端側オイル室にそれぞれオイルを供給するため のオイルポート66,67が設けられており、基端側オイルポート66にはトラ クターTの油圧供給源(図示せず)に連結した油圧ホース68が取り付けられい る。そして先端側のオイルポート67に連結された油圧ホース69は、第二の油 圧シリンダー28の筒部56に接続されている。従って第一の油圧シリンダー2 7の基端側オイル室に油圧が供給されてピストンが先端側に移動すると、先端側 オイル室のオイルが第二の油圧シリンダー28のオイル室に流入し、油圧供給が 停止されると、機体自重により第二の油圧シリンダー28に短縮方向の力が掛か ってそのオイルが第一の油圧シリンダー27の先端側オイル室に戻ることになる 。すなわちこれら第一及び第二の油圧シリンダー27,28は、この油圧ホース 69の接続により同期して伸縮するように構成されているものである。
【0026】 また第二の油圧シリンダー28は、第一の油圧シリンダー27による機体昇降 の際に、ホッパー21(肥料投入口29)が常に水平になるように、所定の長さ (ストローク)に形成されている。なお第二の油圧シリンダー28の筒部56の 先端側には、エアブリーザ70が設けられている。
【0027】 このほか図3に示したように、横材42の前端部には上下方向に伸縮するスタ ンド71が設けられており、走行停止時或いはトラクターTから切り離されて駐 機状態にある時に、機体を所定姿勢に維持できるようになっている。
【0028】 次に本実施例の作用を説明する。
【0029】 圃場F上に肥料を散布するに際しては、トラクターTの連結部63に牽引杆5 9を連結させた後、第一の油圧シリンダー27に油圧を供給して第二の油圧シリ ンダー28と共に伸長させた状態にし、ホッパー21及び散布機構22を所定の 高さにセットする(図1及び図3参照)。そしてトラクターTの牽引により走行 させながら、自在伝動軸31,32及び中間軸33によりギアボックス34に回 転力を伝達して散布機構22を駆動させ、ホッパー21から落下してくる肥料を 円板37の回転により後方に飛散させる。
【0030】 そして所定量の散布が行われてホッパー21内の肥料が空になった時など、ホ ッパー21に肥料を充填させるに際しては、トラクターTの油圧切換弁(図示せ ず)を油圧戻り方向に操作する。この操作によって、フレーム25などの機体自 重により第二の油圧シリンダー28が短縮されて、そのオイル室のオイルが油圧 ホース69を通って第二の油圧シリンダー27のピストン側オイル室に流入し、 ピストンロッド54を後退させる。そして基部側オイル室のオイルが、ピストン により押されて油圧ホース68を通ってトラクターTの油圧タンク(図示せず) に戻る。これで第一及び第二の油圧シリンダー27,28はともに短縮し、機体 は圃場F面と略平行状態を維持しながら車輪支持レバー26の反時計回りの揺動 により下降する(図4参照)。すなわちホッパー21の肥料投入口29の位置が 充分低くなり、作業者は圃場Fに立ったままで、肥料をホッパー21内に充填さ せる。
【0031】 充填が終わったなら、トラクターTの油圧切換弁の操作により第一の油圧シリ ンダー27にオイルを供給する。この供給によりピストンロッド54が先端側に 伸びて、車輪支持レバー26を回動軸48回りに時計方向に回転させることで機 体を立ち上がらせると共に、第一の油圧シリンダー27の先端側オイル室のオイ ルが第二の油圧シリンダー28のオイル室に流入してそのピストンロッド58を 次第に伸長させ、機体を水平な状態に維持しつつ作業姿勢に移行させる。
【0032】 このように、車輪23とホッパー21及び散布機構22との間に昇降装置24 を設けたので、ホッパー21の肥料投入口29の位置を散布姿勢における所定高 さから下げることができ、ホッパー21への肥料充填を極めて容易に行うことが できて、転落等の人身に係わる危険を回避することができる。また傾斜地等で散 布作業をする場合には、機体を下降させることにより重心を下げることができる ので、肥料散布機が転倒するのを未然に防ぐことができる。また散布機構22の 地上高をより高い位置に設定することができ、散布幅の増加が図れる。
【0033】 また車輪23を車輪支持レバー26により軸支して、第一の油圧シリンダー2 7にて揺動させることで機体を昇降させるようにしたので、機体重量は第一の油 圧シリンダー27の伸縮方向に直接かかることがなく、走行中に自重により機体 が下降するなどの事態を未然に防ぐことができ、昇降及び散布姿勢の維持を安全 に行い得る。そして水平方向に長いストロークをとって上下方向の昇降に変換で きるので、比較的小規模な油圧シリンダーにより所望の昇降力が得られる。
【0034】 そして第二の油圧シリンダー28によりホッパー21を水平に維持させるよう にしたので、昇降の過程で充填した肥料がホッパー21からこぼれたり、ホッパ ー21が傾いて作業者に接触したりするおそれがなく、充填作業をより容易で安 全なものにできる。また第二の油圧シリンダー28をホッパー21に近い比較的 高い位置に設けたので、ホッパー21を水平維持させるための調整を容易に行い 得る。そして油圧ホース69を適宜接続させて、第一の油圧シリンダー27に同 期して動作させるようにしたので、昇降の過程においても水平姿勢を確実に維持 できる。
【0035】 さらに牽引杆59をフレーム25に回動自在に連結させたので、機体の昇降に 適切に追従させることができ、昇降に際してトラクターTから切り離す必要がな く、作業能率の向上に寄与できる。
【0036】 なお本実施例では、アクチュエータとして油圧シリンダーを採用したが、当然 これに限るものではなく、例えば電動シリンダーを用いても構わない。このほか 車輪支持レバーの構成及びフレームの構造なども、図示例に限定されるものでは ない。
【0037】 また本考案は肥料散布機に限るものではなく、例えばマニュアスプレッダ、ラ イムソーワ、ワゴン等にも適用されるものであり、荷箱の昇降が可能になること で荷積み、荷降しが容易になる。特にライムソーワにおいては、肥料の充填が容 易になるほか、不整地での圃場面と散布口との間隔が調整でき、より適確な散布 作業が行い得る。
【0038】
以上要するに本考案によれば、次のような優れた効果を発揮する。
【0039】 (1) 請求項1記載の構成によれば、作業機器の位置を任意に上下させることが でき、一人の作業者により容易に肥料充填等の作業ができると共に、高所での作 業がなくなって危険防止が達成される。
【0040】 (2) 請求項2記載の構成によれば、さらに、安全確実に姿勢転換及び作業姿勢 維持ができる。
【0041】 (3) 請求項3記載の構成によれば、さらに、昇降の際の作業機器の姿勢保持が できる。
【0042】 (4) 請求項4記載の構成によれば、確実に車輪支持レバーを揺動させることが できる。
【0043】 (5) 請求項5記載の構成によれば、確実に作業機器の姿勢を調節できる。
【0044】 (6) 請求項6記載の構成によれば、第二の油圧シリンダーを確実に第一の油圧 シリンダーに同期させることができる。
【0045】 (7) 請求項7記載の構成によれば、牽引杆を作業機器の昇降に適切に追従させ ることができ、昇降に際してトラクター等から切り離す必要がなく、作業能率の 向上に寄与できる。
【図1】本考案に係わる牽引式農業作業機の一実施例で
ある牽引式肥料散布機の要部を示した部分破断側面図で
ある。
ある牽引式肥料散布機の要部を示した部分破断側面図で
ある。
【図2】図1の部分破断平面図である。
【図3】図1の全体を示した側面図である。
【図4】図3の他の姿勢を示した側面図である。
【図5】従来の牽引式農業作業機たる牽引式肥料散布機
を示した側面図である。
を示した側面図である。
21 ホッパー(作業機器) 22 散布機構(作業機器) 23 車輪 24 昇降装置 25 フレーム 26 車輪支持レバー 27 第一の油圧シリンダー(第一のアクチュエータ) 28 第二の油圧シリンダー(第二のアクチュエータ) 59 牽引杆 69 油圧ホース
Claims (7)
- 【請求項1】 肥料散布等の農作業を行う作業機器と該
作業機器の下部に設けられた車輪とを有した牽引式農業
作業機において、上記作業機器と上記車輪との間に昇降
装置を設けたことを特徴とする牽引式農業作業機。 - 【請求項2】 上記昇降装置が、上記作業機器のフレー
ムに枢支され一端側に上記車輪を軸支した車輪支持レバ
ーと、該車輪支持レバーを揺動させて上記作業機器を昇
降させるアクチュエータとを有した請求項1記載の牽引
式農業作業機。 - 【請求項3】 上記昇降装置が、上記作業機器のフレー
ムに枢支され一端側に上記車輪を軸支した車輪支持レバ
ーと、該車輪支持レバーを揺動させて上記作業機器を昇
降させる第一のアクチュエータと、該第一のアクチュエ
ータに同期して作動し上記作業機器を所定姿勢に維持す
る第二のアクチュエータとを有した請求項1記載の牽引
式農業作業機。 - 【請求項4】 上記第一のアクチュエータが、上記フレ
ームと上記車輪支持レバーの他端との間に設けられた第
一の油圧シリンダーで成る請求項2又は3記載の牽引式
農業作業機。 - 【請求項5】 上記第二のアクチュエータが、上記作業
機器の下部と該フレームに連結された牽引杆との間に設
けられた第二の油圧シリンダーで成る請求項3又は4記
載の牽引式農業作業機。 - 【請求項6】 上記第二の油圧シリンダーが、上記第一
の油圧シリンダーの作動油圧を導く油圧ホースを有した
請求項5記載の牽引式農業作業機。 - 【請求項7】 上記牽引杆が、上記フレームに回動自在
に連結された請求項5又は6記載の牽引式農業作業機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992031021U JP2574377Y2 (ja) | 1992-05-12 | 1992-05-12 | 牽引式農業作業機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP1992031021U JP2574377Y2 (ja) | 1992-05-12 | 1992-05-12 | 牽引式農業作業機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0591233U true JPH0591233U (ja) | 1993-12-14 |
JP2574377Y2 JP2574377Y2 (ja) | 1998-06-11 |
Family
ID=12319869
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992031021U Expired - Fee Related JP2574377Y2 (ja) | 1992-05-12 | 1992-05-12 | 牽引式農業作業機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2574377Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101440272B1 (ko) * | 2007-06-22 | 2014-09-17 | 가부시키가이샤 아이에이치아이 스타 | 견인식 농작업기 |
Citations (3)
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JPS6036004U (ja) * | 1983-08-17 | 1985-03-12 | 株式会社クボタ | 農用運搬車の作業装置連結部の構造 |
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JPS6392511U (ja) * | 1986-12-05 | 1988-06-15 |
-
1992
- 1992-05-12 JP JP1992031021U patent/JP2574377Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2574377Y2 (ja) | 1998-06-11 |
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Legal Events
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