JPH0591064A - 音声符号化装置 - Google Patents

音声符号化装置

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JPH0591064A
JPH0591064A JP24859891A JP24859891A JPH0591064A JP H0591064 A JPH0591064 A JP H0591064A JP 24859891 A JP24859891 A JP 24859891A JP 24859891 A JP24859891 A JP 24859891A JP H0591064 A JPH0591064 A JP H0591064A
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俊二 田中
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 音声電話信号のチャネル数が比較的少ない場
合でも、音質をできるだけ向上させることのできる音声
符号化装置を提供する。 【構成】 複数の音声電話信号を符号化するために複数
種類の伝送速度それぞれについて個別に用意された音声
符号器12、13と、時刻を測定するための時計31
と、各時刻ごとの同時に伝送できる音声電話信号の数と
の関係で設定すべき伝送速度を示した選択テーブル32
と、時計31の示す時刻を基にしてこの選択テーブル回
路32で示された伝送速度の音声符号器12または13
を選択させる音声符号器選択手段とを音声符号化装置に
具備させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は単一固定の伝送測度を有
する通信路を使用して複数の電話回線を設定する音声符
号化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数チャネル分の音声電話信号を音声符
号器で効率的に符号化して伝送するためには、従来から
次の2つの手法が採られていた。
【0003】(イ)単一チャネルの音声符号器の出力速
度を下げる。
【0004】(ロ)音声が話中すなわちアクティブとな
っているときのみ、通信路を割り当てる。
【0005】前者の手法では、例えば64Kbps(キ
ロビット/秒)の伝送速度を有する通信路で8Kbps
の速度の音声符号器を用いて8つのチャネルを確保しよ
うとするものである。後者の手法では、音声の出現確率
を約2分の1として、他のチャネルの通話中でない時間
帯に自己のチャネルの通話を行おうとするものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このうち前者の手法で
は、チャネル数を増加した分だけ伝送速度を低く設定す
る必要があり、音質がこれに伴って低下してしまう。例
えば、前記した8Kbpsの速度の場合には、16Kb
psや32Kbpsの音声符号器に対して音質が悪くな
る。しかも、電話回線に対する需要がピークとなる時間
帯に対応させて音声符号器を一度低い速度に設定する
と、需要が少ない状態でも音質が低下した状態のままに
なるといった問題があった。
【0007】次に後者の手法では、チャネル数が100
以上といったように比較的チャネル数の多い状態で、そ
れぞれのチャネルのアクティブとなる区間をうまく配分
することができる。ところが、例えば8チャネルといっ
たように少ないチャネルしか設定されないような場合に
は、どうしてもアクティブとなるチャネルが一時期に集
中してしまうことになり、この区間ではアクティブとな
るチャネルが通話路の容量をオーバしてしまう。この場
合には一部のチャネルが伝送対象から締め出されてしま
い、この結果として通話中に音声が途切れる事態が多発
することになって実用的な音声符号化装置を実現するこ
とができない。
【0008】このようなことから、例えば8チャネルと
いった少ないチャネル数で音声を符号化して伝送しよう
とすると、結局は前者の手法を採らざるをえず、音質が
常に低下してしまうのを甘受しなければならないといっ
た問題があった。
【0009】そこで本発明の目的は、音声電話信号のチ
ャネル数が比較的少ない場合でも、音質をできるだけ向
上させることのできる音声符号化装置を提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、複数の音声電話信号を符号化するために複数種類の
伝送速度それぞれについて個別に用意された音声符号器
と、時刻を測定するための時計と、各時刻ごとの同時に
伝送できる音声電話信号の数との関係で設定すべき伝送
速度を示した選択テーブル回路と、時計の示す時刻を基
にしてこの選択テーブル回路で示された伝送速度の音声
符号器を選択させる音声符号器選択手段とを音声符号化
装置に具備させる。
【0011】すなわち請求項1記載の発明では、音声符
号器をそれぞれの伝送速度について用意しておくと共
に、時刻との関係でどの伝送速度に設定するかを表わし
た選択テーブル回路を用意しておき、時計の示す時刻を
基にして最適の伝送速度の音声符号器を選択することに
して、需要に応じて音声の伝送速度を変え、需要が少な
いときには音質の向上を図れるようにして前記した目的
を達成する。
【0012】請求項2記載の発明では、複数の音声電話
信号を符号化するために複数種類の伝送速度それぞれに
ついて個別に用意された音声符号器と、相手局と自局の
双方における音声電話信号送出の需要に基づいて同時に
伝送できる音声電話信号の数を逐次判別する判別手段
と、この判別手段の判別結果に応じた伝送速度の音声符
号器を選択させる選択回路とを音声符号化装置に具備さ
せる。
【0013】すなわち請求項2記載の発明では、音声符
号器をそれぞれの伝送速度について用意しておくと共
に、相手局と自局の双方における音声電話信号送出の需
要に基づいて同時に伝送できる音声電話信号の数を逐次
判別する判別手段を用意しておき、この判別結果に応じ
て最適の伝送速度の音声符号器を選択できるようにし
て、前記した目的を達成する。
【0014】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0015】第1の実施例
【0016】図1は本発明の第1の実施例における音声
符号化装置の構成を表わしたものである。この装置の第
1〜第8の入力端子111 〜118 には、それぞれのチ
ャネルの音声入力信号が供給されるようになっている。
各入力端子111 〜118 には、8Kbps符号器(以
下、8K符号器と略称する。)121 〜128 と、16
Kbps符号器(以下、16K符号器と略称する。)1
1 〜138 の入力側が並列に接続されている。これら
の符号器121 〜128 、131 〜138 の出力側には
マルチプレクサ回路(MUX)14の入力側が接続され
ている。マルチプレクサ回路14の出力側には音声デー
タ出力端子15が接続されている。
【0017】この音声符号化装置には音声の復号化回路
も付属している。すなわち音声データ入力端子21から
入力された符号化後の音声データはデ・マルチプレクサ
回路(DEMUX)22の入力側に入力され、その出力
側は8Kbps復号器(以下、8K復号器と略称す
る。)231 〜238 と、16Kbps復号器(以下、
16K復号器と略称する。)241 〜248 のそれぞれ
の入力側に入力されるようになっている。これらの復号
器231 〜238 、241 〜248 の出力側は、チャネ
ルごとにまとめられて第1〜第8の出力端子251〜2
8 に接続されている。
【0018】この音声符号化装置には時計31が配置さ
れている。時計31から出力される時刻情報は、選択テ
ーブル32に入力されるようになっている。選択テーブ
ル32には、それぞれの時刻に応じた各チャネルの利用
度から割り出した使用できるチャネル数と、それらのチ
ャネルを使用した場合における符号器や復号器の選択で
きる伝送速度を表わしたデータが書き込まれている。こ
のうちの使用できるチャネル数を表わしたチャネル数デ
ータは、チャネル信号端子33に出力されるようになっ
ている。このチャネル信号端子33は、図示しない交換
機に接続されている。
【0019】このような構成の音声符号化装置では、時
計31から出力される時刻情報に応じて選択テーブル3
2は4チャネル選択信号または8チャネル選択信号を出
力する。電話回線に対する需要がピークあるいはそれに
近い状態となる時間帯では、選択テーブル32から8チ
ャネル選択信号が出力されるので、マルチプレクサ回路
14は8K符号器121 〜128 によって符号化された
音声データを選択し、最大で合計8チャネル分の音声デ
ータを音声データ出力端子15から出力する。また、こ
の状態ではデ・マルチプレクサ回路22が同様に8K復
号器231 〜238 のみを選択して音声データを供給す
る。これにより、音声データ入力端子21から入力され
た最大で8チャネル分の音声データが復号化され、第1
〜第8の出力端子251 〜258 のうちの対応する端子
から出力されることになる。
【0020】一方、電話回線に対する需要が比較的少な
い時間帯では選択テーブル32から4チャネル選択信号
が出力される。この場合には、マルチプレクサ回路14
は16K符号器131 〜138 によって符号化された音
声データを選択し、最大で合計4チャネル分の音声デー
タを音声データ出力端子15から出力することになる。
この場合、これを越える数のチャネルに対しては、前記
した交換機がビジー信号を出力する。この時間帯では、
デ・マルチプレクサ回路22が同様に16K複合器13
1 〜138 を最大で4チャネル分選択してこれらにより
音声データの復号化を行う。
【0021】このように第1の実施例では、時計31と
選択テーブル32を用いてチャネル数を切り替えること
にしたので、電話回線に対する需要が多くない時間帯で
は音声の品質を高めることができ、また、需要の多い時
間帯ではできるだけ多くのチャネルで送信することがで
きる。
【0022】第2の実施例
【0023】図2は本発明の第2の実施例における音声
符号化装置の構成の概要を表わしたものである。図1に
示した第1の実施例と同一部分には同一の符号を付して
おり、これらの説明を適宜省略する。
【0024】さて、この第2の実施例の音声符号化装置
では各チャネルごとの信号入力端子411 〜418 が設
けられており、図示しない交換機からそれぞれのチャネ
ルごとの音声データの有無を表わしたシグナリング情報
が入力されるようになっている。これら8チャネル分の
シグナリング情報は、信号送出回路42に入力される。
信号送出回路42は、シグナリング情報によって4チャ
ネルまで音声データが存在していると判別される場合に
は、16Kbpsの選択を、また5チャネルから8チャ
ネルまで音声データが存在していると判別される場合に
は、8Kbpsの選択をそれぞれ予備的に指示する予備
選択信号43を出力するようになっている。予備選択信
号43は、予備選択信号出力端子44を介して相手側の
装置に制御信号として伝送される他、選択回路45にも
入力されるようになっている。
【0025】選択回路45には、予備選択信号入力端子
46から予備選択信号47が入力されるようになってい
る。これは、相手側の同様な装置から送られてくる信号
である。選択回路45は、これら2種類の予備選択信号
46、47の供給を受けて8Kbpsまたは16Kbp
sの選択を行うための選択信号48を出力する。選択信
号48の論理は次の通りである。
【0026】(イ)両予備選択信号46、47が16K
bpsの選択を行っている場合には、16Kbpsの選
択を指示する。
【0027】(ロ)これ以外の場合には、安全を見込ん
で8Kbpsの選択を指示する。
【0028】選択信号48はマルチプレクサ回路14と
デ・マルチプレクサ回路22の双方に供給され、これら
が同時に8Kbpsまたは16Kbpsの伝送速度に設
定されることになる。2種類の予備選択信号46、47
はそれぞれ100m秒〜1秒程度の周期で繰り返し供給
されるので、これらの信号の内容に変化があった場合に
も、迅速に対処することができる。
【0029】なお、両予備選択信号46、47のいずれ
か1つでも8Kbpsの選択を行っている場合には、上
記した(ロ)の論理で8Kbpsの伝送速度が選択され
ることになるが、通常の電話回線では音声信号の出現確
率はかなり低いので、多くの時間帯において16Kbp
sで伝送が行われることになり、音声品質の改善を図る
ことができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、音声符号化装置に時計を用意し、符号化され
た音声の伝送速度を時間帯によって切り替えるようにし
たので、簡単な回路構成で伝送速度の決定を行うことが
できるという利点がある。
【0031】また、請求項2記載の発明によれば、相手
局と自局の双方における音声電話信号送出の需要に基づ
いて同時に伝送できる音声電話信号の数を逐次判別し、
これを基にして最適な伝送速度の音声符号器を選択する
ことにしたので、その時々の音声の需要に即応して最適
な伝送速度の音声符号器を選択することができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における音声符号化装置
の回路構成の概要を示すブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施例における音声符号化装置
の回路構成の概要を示すブロック図である。
【符号の説明】
12 8K符号器 13 16K符号器 14 マルチプレクサ 31 時計 32 選択テーブル 42 信号送出回路 43、47 予備選択信号 45 選択回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の音声電話信号を符号化するために
    複数種類の伝送速度それぞれについて個別に用意された
    音声符号器と、 時刻を測定するための時計と、 各時刻ごとの同時に伝送できる音声電話信号の数との関
    係で設定すべき伝送速度を示した選択テーブル回路と、 前記時計の示す時刻を基にしてこの選択テーブル回路で
    示された伝送速度の音声符号器を選択させる音声符号器
    選択手段とを具備することを特徴とする音声符号化装
    置。
  2. 【請求項2】 複数の音声電話信号を符号化するために
    複数種類の伝送速度それぞれについて個別に用意された
    音声符号器と、 相手局と自局の双方における音声電話信号送出の需要に
    基づいて同時に伝送できる音声電話信号の数を逐次判別
    する判別手段と、 この判別手段の判別結果に応じた伝送速度の音声符号器
    を選択させる選択回路とを具備することを特徴とする音
    声符号化装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003067792A1 (fr) * 2002-02-04 2003-08-14 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Dispositif de transmission a circuit numerique

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003067792A1 (fr) * 2002-02-04 2003-08-14 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Dispositif de transmission a circuit numerique
US7546238B2 (en) 2002-02-04 2009-06-09 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Digital circuit transmission device

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